JP2005260974A - 無線通信システムにおいて所望のフレーム誤り率を維持するようにアップリンク電力を制御する方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて所望のフレーム誤り率を維持するようにアップリンク電力を制御する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいて所望のフレーム誤り率を維持するようにアップリンク電力を制御する方法および装置を提供すること。
【解決手段】移動局のパイロット信号の電力レベルを特定のフレーム誤り率に対応する所望の目標に維持するための移動局へのフィードバック用電力制御信号を基地局(303)が導出する、各送信フレームにCRCを組み込んだ移動端末(301)からの連続的チャネルがない場合、基地局が移動端末から受信したパイロット信号自体を、フレーム形式で構成し、各パイロット・フレームが事前に知られている送信パイロット信号ビット・パターンと比較され、それが誤って受信されているかどうかが判定し、エラー信号が導出される。それは、その送信パイロット信号の電力レベルを増大または低下させるために移動端末にフィードバックされる逓増信号または逓減信号である。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信に関し、より詳細には、無線通信システムにおけるアップリンク電力の制御に関する。
図1に例示する、音声通信のみをサポートする従来のCDMA無線通信システムでは、移動端末101は、伝播チャネル102を介して基地局受信機103にディジタル形式で符号化音声信号およびパイロット信号を送信する。アナログ音声信号は、移動端末101によって基本チャネル(FCH)104上で、各フレームに巡回冗長コード(CRC)を組み込んだ固定フレーム形式で符号化され、送信される。パイロット信号は、固定ビット・パターンからなり、パイロット・チャネル(PICH)105上で送信される。FCHおよびPICHは、符号分割多重化(CDM)され、異なるウォルシュ符号の使用により直交に保たれる。基地局受信機103では、FCHの検出にパイロット信号が用いられる。また、移動端末101では、パイロットE/Nレベルと呼ばれるパイロット信号の電力レベルとFCHの電力レベルの間で固定的関係が維持される。受信機では、受信CDM信号からFCHおよびパイロット信号が逆多重化された後で、逆多重化パイロット信号にチャネル推定器106が作用し、FCH検出器/復号器110がそれを用いて、当分野で公知の方式でFCHチャネル上を移動端末によって送信されたフレーム形式符号化音声信号を表すフレーム形式ビット・ストリームを導出する。受信フレーム中のCRCを用いて、CRC検査器107は、受信フレームとその受信フレーム中のCRCを比較し、そのフレームが誤って受け取られているか否か判定する。次いで、モバイル目標E/Nセットアップ装置108は、その比較に応答して逓増または逓減信号を導出し、それが基地局102によってダウンリンク・チャネル109上で移動端末101に送信される。フレームがそのCRC検査に合格した場合、基地局103は、パイロット信号E/Nレベルおよびそれに付随する送信FCHの電力レベルを低下させるために、移動端末101に逓減信号を送信する。これは、その移動端末による、他の移動端末との混信を引き起こしかねないほど高い電力レベルでの連続送信を緩和する。受信フレームがそのCRC検査に失敗した場合、基地局は、そのパイロット信号E/Nレベルおよび、この場合もやはり、送信FCHの電力レベルを増大させるために移動端末に逓増信号を送信する。これは、移動端末による、基地局が正確に検出するには低すぎる電力レベルでの連続送信を緩和する。
図2に、FCHフレーム誤り率(FER)と移動端末101のパイロットE/Nレベルの関係を示す。特定のFERを達成するためには、移動端末のE/Nレベルは、その特定のFERと一致するレベルとする必要がある。全体としての所望のFER、Xを達成するために、
Figure 2005260974
と等しい逓増サイズ、step_upが使用され、式中、step_downはXΔdBに等しい。例えば、典型的なFER、10−2では、step_upは99×step_downに設定される。Δは、通常、0.3から1の間の値である。したがって、10−2のFERを達成するためには、0.003dBから0.01dBの間の典型的な逓減サイズが使用され、対応する逓増サイズは約0.3から1.0dBである。
CDMA2000システムでは、共に移動端末から基地局への送信のために符号分割多重化されるFCHチャネルおよびPICHチャネルに加えて、移動端末は、制御データを送信するのに使用される専用制御チャネル(DCCH)、パケット・データを送信するのに使用される補足チャネル(SCH)、ダウンリンク受信パイロット強度を指示するのに使用されるチャネル品質指示チャネル(CQICH)、およびダウンリンク上の受信データ・パケットが正常に復号化されているかどうか基地局に指示するのに使用される応答チャネル(ACKCH)も符号分割多重化する。最後の2つのチャネルは、ダウンリンク高速データ伝送をサポートするのに使用され、移動端末がダウンリンク上でデータを受信していないとき、ACKCHはミュートにされる。移動端末によってSCHまたはDCCH上でパケット・データが送信されているとき、FCHは電力を維持するために送信されない。というのは、これをNULL状態に維持すると、移動端末の電力リソースを浪費するからである。したがって、FCHは、移動端末のパイロットE/Nレベルを制御するフィードバック信号をそこから導出するために常に利用可能であるとは限らない。SCHおよびDCCHは、CRCを使用するが、それらの上でデータが送信されているときにだけアクティブであり、したがって、移動端末のパイロットE/Nレベルを制御するフィードバック信号を導出するために常に利用可能であるとは限らない不連続チャネルである。ACKCHは、符号化されず、したがってCRCを使用しない。CQICHは、符号化されるが、CRCを使用しない。したがって、不連続FCH、ならびに不連続DCCHおよびSCHを用いると、FCH上で所望の全体的フレーム誤り率を達成するために、受信フレームとそれに関連付けられたCRCとの比較に応答して移動端末のパイロットE/Nレベルの上げ下げを連続的に調整するための機構を利用することができない。移動端末によって送信されるすべてのチャネル・レベルはパイロットE/Nレベルを基準とするため、基地局において基準に基づくFCHでの所望のフレーム誤り率が達成され、その他のチャネルがその対応する適当なレベルに維持されるようにパイロットE/Nレベルをセットアップし、維持する機構が求められている。
移動局のパイロットE/Nレベルを特定のフレーム誤り率に対応する所望の目標に維持するための移動局へのフィードバック用電力制御信号を基地局がそこから導出し得る、各送信フレーム中にCRCを組み込んだ移動端末からの連続的チャネルがない場合、基地局が移動端末から受信したパイロット信号自体を用いて、フィードバック電力制御信号として働くエラー信号が導出される。本発明の実施形態では、連続して受信されるディジタル・パイロット・ビット・ストリームに対して、固定サイズのフレーム構造が課される。次いで、各パイロット・フレームが事前に知られている送信パイロット信号ビット・パターンと比較され、それが誤って受信されたかどうかが判定される。受信パイロット・フレームとそのパイロット・フレームの期待される既知のビット・パターンとの比較に応答して、エラー信号が導出され、それは、記述する実施形態では、それぞれ、その送信パイロットE/Nレベルを増大または低下させるために移動端末にフィードバックされる逓増または逓減信号である。次いで、移動端末は、特定の所望のFCHフレーム誤り率と等価であると判定されているパイロット・フレームでのフレーム誤り率によって決まる逓増ステップ・サイズまたは逓減ステップ・サイズだけ、それぞれ、そのパイロットE/Nレベルを増大または低下させる。既知のパイロット信号パターンとの比較に使用されるパイロット・フレームの長さは、移動端末と基地局の間の特定の設置シナリオ(すなわち、チャネル条件、移動端末と基地局の間の距離など)を問わず、その特定のFCHフレーム誤り率およびそれに対応する目標パイロットE/Nレベルについて、その同じ目標E/Nレベルでのパイロット・フレームのフレーム誤り率が一定の値に留まる長さである。したがって、パイロット・フレームのフレーム誤り率をその一定値に維持することによって、パイロットE/Nレベルは、FCH上の所望の固定フレーム誤り率に対応する目標レベルに維持される。したがって、移動端末がFCHを送信するときは常に、それは、基地局による受信信号が所望のフレーム誤り率を持つような電力レベルで送信される。さらに、その電力レベルがパイロットE/Nレベルに関連して制御されるその他すべてのチャネルは、FCHが送信されているか否かを問わず、それらが送信されるときには、その適正な電力レベルに連続して維持される。
また、基地局によって、各パイロット・フレームの事前に知られているフレーム・パターンとの比較から導出されたエラー信号は、アップリンク信号品質の尺度としても使用され得る共に、基地局によって、基地局と移動端末の間の通信を継続すべきかそれとも打ち切るべきか決定する際の要因としても使用され得る。
本発明は、以下の非限定的実施形態の説明を、添付の図面を参照して読めば、より良く理解されるであろう。
図3を参照すると、移動端末301は、例示的CDMA2000標準に従って動作する無線通信システム304において、伝播チャネル302を介して基地局303と通信する。本明細書ではCDMA2000標準に従って動作するシステムと共に説明するが、本発明は、例えば、UMTSシステムなど、他の任意の種類のCDMAシステムにも組み込まれ得ることを理解すべきである。移動端末301では、個々のチャネル上の複数のビット・ストリームが、基地局303への送信のために異なるウォルシュ符号を用いて符号分割多重化される。CDMA2000システムでは、これらのチャネルには、固定フレーム形式で符号化された音声を伝送する基本チャネルFCH310と、移動端末が送信すべきパケット・データを持つときにパケット・データを伝送する補足チャネルSCH311と、制御データを伝送する専用制御チャネルDCCH312と、ダウンリンク受信パイロット強度がその上で基地局303に送信されるチャネル品質指示チャネルCQICH313と、ダウンリンク上の受信データ・パケットが正常に復号化されているか否かの指示がその上で基地局303に送信される応答チャネルACKCH314と、その上で移動端末パイロット信号が送信され、それを用いてFCH310の検出のために基地局303に振幅および位相基準が提供されるパイロット・チャネルPICH315が含まれる。基地局303で符号分割多重化チャネルのそれぞれが分離された後で、個々の検出器および/または復号器は、送信ビット・ストリームのそれぞれを回復する。例えば、FCH検出器/復号器316は、そのチャネルが送信されているときに送信された符号化音声チャネル・フレーム形式ビット・ストリームを回復する。例えば、FCH検出器/復号器316は、FCHチャネルが送信しているときに、送信された符号化音声チャネル・フレーム形式ビット・ストリームを回復する。同様に、CQI検出器317は、送信されたCQIを回復し、ACK検出器318は、送信されたACKを回復する。SCH検出器/復号器319は、SCHチャネルがデータ送信に使用されているとき、SCHチャネル上で送信されたパケット・データを回復し、DCCH検出器320は、専用制御チャネル上で送信された信号を回復する。
前述したように、FCHおよびSCHは、各フレーム内にCRCを持つ順次に受信したフレームのフレームごとの比較から連続したフレーム・エラー信号を導出するのに使用することのできない、不連続チャネルである。したがって、逓増および逓減信号は、このどちらのチャネルからも導出することができず、前述の従来技術でなされるように移動端末のE/Nパイロット・レベルを制御するために移動端末301に送信することもできない。そうではなく、本発明の実施形態では、基地局303は、代わりに、連続して受信するパイロット信号を監視し、パイロット信号が誤って受け取られているかどうか判定する。次いで、導出されたエラー信号が基地局303によって移動端末301に送り返され、パイロット信号での所望のFERを維持するように所定の固定量だけそのE/Nパイロット・レベルを逓増または逓減するよう通知される。そのようなエラー信号を作り出すために、PICHフレーム検出器321は、PICH315上で受信する検出ビット・ストリームに、固定の1フレーム当たりビット数からなるフレーム形式を課す。次いで、フレーム検査器322は、各フレームのビット・パターンをパイロット信号の既知のビット・パターンと比較する。例えば、CDMA2000システムでは、送信されたパイロット信号は、連続した「1」からなる。したがって、各パイロット信号フレーム中のビット・パターンを既知の期待されるパイロット・ビット・パターンと比較することによって、エラー信号が作成され得る。次いで、モバイル目標E/Nセットアップ装置323は、各フレーム比較に応答して逓増または逓減信号を導出し、それが基地局303によってダウンリンク・チャネル324上で移動端末301に送信される。
パイロット・フレームが誤っていると判定された比較ごとに、基地局303は移動端末に逓増信号を送信する。移動端末303は、それに応答して、そのE/Nレベルを(1−Y)ΔdBだけ増大させる。他方、パイロット・フレームが正しいと判定された比較ごとに、基地局は移動端末に逓減信号を送信する。移動端末303は、それに応答して、そのE/NレベルをYΔdBだけ低下させる。
この記述の方法は、移動端末301、およびそれと通信している基地局303が互いに対して、どのように、どこに位置しているかも問わず、それらがどの種類の伝播チャネル302を介して通信しているかも問わず、FCHフレームでのフレーム誤り率Xが達成されるときのE/N値で、パイロット・フレームでのフレーム誤り率Yが常に達成され得る場合に有効である。そのようなYは、所望の結果をもたらすパイロット・フレーム・サイズを選択することによって見出される。理想的には、そのようなフレーム・サイズは、例えば、すべての設置シナリオでの同じE/Nレベルで、FCH上での所望のフレーム誤り率、例えば10−2などと同じパイロット・チャネル上でのフレーム誤り率をもたらすフレーム・サイズのはずである。すべての可能なフレーム長での、広範な模擬設備に及ぶシミュレーションによって、そのような結果をもたらすフレーム・サイズは達成不能であることが示された。むしろ、多くのコンピュータ・シミュレーションを通じて、発明者らは、所望のFCHフレーム誤り率に関連付けられた同じE/Nレベルで固定のパイロット・フレーム誤り率をもたらすパイロット信号のフレーム・サイズが、すべての設置シナリオにわたって見出され得るはずであると判断した。
図4および図5に、2つの異なるチャネル・シナリオでのシミュレーションを示す。図4は、付加白色ガウス雑音(AWGN)チャネルを想定し、図5はマルチパス・レイリー・フェージング・チャネルを想定している。図4の曲線401は、そのようなAWGNチャネル上のFCHでのフレーム誤り率対E/Nを示すものであり、図5の曲線501は、マルチパス・レイリー・フェージング・チャネル上のフレーム誤り率対E/Nを示すものである。例示の所望のフレーム誤り率10−2では、E/Nパイロット・レベルは、移動端末と基地局がAWGNチャネルを介して通信しているときは約2dBに、移動端末と基地局がマルチパス・レイリー・フェージング・チャネルを介して通信しているときは約5dBに調整される。曲線402、403、404は、AWGNチャネル上の、それぞれ、8ビット、12ビット、20ビットのパイロット・フレームでの模擬パイロット・フレーム誤り率対E/Nを示すものであり、曲線502、503、504は、マルチパス・レイリー・フェージング・チャネル上の、それぞれ、8ビット、12ビット、20ビットのパイロット・フレームでの模擬パイロット・フレーム誤り率対E/Nを示すものである。図4および図5の各フレーム長ごとにパイロット・フレーム誤り率対E/Nを比較することによって、10−2のFCHフレーム誤り率では、約12ビットのパイロット・フレーム長だけが、そのFCHフレーム誤り率に関連付けられたそれぞれのE/Nレベルで、両図において等しいパイロット・フレーム誤り率を生じることが認められる。例えば、12ビット・フレームでは、0.5×10−2のパイロット・フレーム誤り率は、両シナリオでのFCHフレーム誤り率10−2と等価である。この同じ結果は、様々な設置シナリオにわたる他のコンピュータ・シミュレーションでも達成される。ゆえに、FCH上の所望のフレーム誤り率が10−2の場合、12ビットパイロット・フレームが用いられ、そこから生成されたフレーム誤り信号を用いて、そのパイロット・チャネル上で0.5×10−2のフレーム誤り率を生じる値に移動端末のE/Nパイロット・レベルが設定され、維持される。そのようにパイロットE/Nレベルを維持することによって、符号化音声信号がその上を送信されるときのFCHのフレーム誤り率は所望の10−2に維持され、その電力レベルがパイロットE/Nレベルに関連して個々に制御されるFCH、SCHおよびその他のチャネルのレベルは、その適正な送信レベルに維持される。
前述の実施形態では、基地局でパイロット信号から導出されるエラー信号を用いて移動端末のE/Nパイロット・レベルが制御されるが、このエラー信号を、基地局が、アップリンク信号品質の尺度として直接用いることもでき、基地局と移動端末の間の通信を継続すべきか、それとも打ち切るべきかの判定に使用される要因とすることもできる。そのエラー信号は、異なる形を取ることができ、フレーム化パイロットと既知のパイロット部分の間の不一致の度合いを指示することができる。
以上、例示的実施形態を参照して具体的な発明を説明してきたが、この説明を限定的な意味で解釈すべきではない。本発明を以上のように記述したが、この説明を参照すれば、当分野の技術者には、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱することなく、例示的実施形態の様々な改変形態、ならびに本発明の他の実施形態が明らかになるであろう。さらに、本発明は、基地局、基地局制御装置および/または移動交換局など、あるいは本発明が用いられるシステムの種類に応じた他の場所など様々な場所において実施され得る。さらに、前述の発明を実施し、使用するのに必要とされる処理回路は、特定用途向け集積回路、ソフトウェア駆動処理回路、ファームウェア、プログラム可能論理回路、ハードウェア、個別部品、あるいは本開示の恩恵を受ける分野の技術者によって理解されるはずの前述の部品の構成として実施され得る。本明細書で図示し、説明した例示的適用例に厳密に従うことなく、かつ本発明の精神および範囲を逸脱することなく、本発明に対して、上記その他様々な改変、構成および方法を行われ得ることを当分野の技術者は容易に理解するであろう。ゆえに、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の範囲内に含まれるそのような任意の改変形態や実施形態を包含するものであることが企図されている。
FCHに組み込まれたCRCを用いて、所望のフレーム誤り率を達成するようにパイロットE/Nレベルを制御する移動端末へのフィードバック信号が導出される従来技術の無線通信システムを示す図である。 パイロットE/Nレベルとフレーム誤り率の関係を示す図である。 フレーム・エラー信号が受信パイロット信号自体から直接導出され、次いで、それを用いて、FCH上で所望のフレーム誤り率を達成するようにパイロットE/Nを制御するフィードバック信号が導出される、本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態による、FCHと異なるフレーム長のパイロット・フレームでのパイロットE/Nレベルとフレーム誤り率の関係を示す図である。 本発明の実施形態による、FCHと異なるフレーム長のパイロット・フレームでのパイロットE/Nレベルとフレーム誤り率の関係を示す図である。

Claims (6)

  1. パイロット信号を受信するステップ
    を含む方法であって、
    前記パイロット信号を、前記受信したパイロット信号からのそれぞれ所定の長さの順次的フレームにフレーム化するステップと、
    少なくとも1つのフレームを、前記パイロット信号の知られているパターンと比較するステップと、
    前記比較ステップから、前記パイロット信号の送信を制御するために使用されるエラー信号を作成するステップと
    をさらに含むことを特徴とする方法。
  2. 前記エラー信号は、前記比較ステップが、前記少なくとも1つのフレームが前記知られているパイロット・フレーム・パターンと異なることを指示したとき、前記パイロット信号のE/N電力レベルを増大させるために送信される逓増信号と、前記比較ステップが、前記少なくとも1つのフレームが前記知られているパイロット・フレーム・パターンと同じであることを指示したとき、前記パイロット信号の前記E/N電力レベルを低下させるために送信される逓減信号とを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記逓増および逓減信号が、前記パイロット信号のE/N電力レベルを増大および逓減させて、前記受信パイロット信号の前記順次的フレーム上の所定のフレーム誤り率を維持するために送信される請求項2に記載の方法。
  4. 前記パイロット信号がそこから送信されている場所と前記パイロット信号がそこで受信されている場所の間の設置シナリオを問わず、前記フレーム化パイロット信号の前記各フレームの前記所定の長さが、前記受信パイロット信号の前記順次的フレーム上の前記所定のフレーム誤り率が、受信基本チャネルの一定の所定のフレーム誤り率に関連付けられるように選択される請求項3に記載の方法。
  5. 前記エラー信号が、前記フレーム化パイロット信号と前記知られているパイロット・パターンの間の不一致の度合いを指示し、アップリンク信号品質の尺度を表す請求項1に記載の方法。
  6. 前記エラー信号の大きさを用いて、通信を続行すべきか、それとも打ち切るべきかが判定される請求項5に記載の方法。
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