JP2005260844A - 画像情報装置および画像データ転送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像入力手段として両面原稿同時読み取り手段を接続した場合に、画像入力手段の機能を最大限に利用して、画像情報装置全体の処理効率を向上させることができる画像情報装置を提供する。
【解決手段】 原稿両面の画像を並行読み取り可能な画像入力デバイス133、134、その画像入力デバイス133、134により読み取られた少なくとも1つの画像データを一時的に記憶するローカルメモリ、そのローカルメモリに記憶された画像データを保存するHDDを備えた画像情報装置において、画像入力デバイス133、134により読み取られた両面の画像データを転送部151およびPCI転送コントローラ152によりローカルメモリへ転送する際、両面の画像データを並行して転送するか、時系列的に順次転送するかをCPU132が選択し、選択された転送動作で両面の画像データをローカルメモリへ転送する構成にした。
【選択図】 図9

Description

本発明は、デジタル複写機、ファクシミリ装置、プリンタ、スキャナ、ネットワークファイルサーバなどの画像入出力装置、これらのうちの複数の機能を備えたデジタル複合機など、画像情報装置に係り、特に、画像読み取り手段、読み取った画像データを一時的に記憶する半導体メモリなど1次記憶手段、ハードディスク記憶装置など大容量の2次記憶手段などを備えた画像情報装置における画像データ転送技術に関する。
近年の情報処理関連技術の進歩に伴い、ハードディスク記憶装置など大容量記憶装置側とのデータ転送の速度向上、データ圧縮手段のデータ圧縮率および処理速度の向上が著しい。そのため、このような大容量の記憶装置を2次記憶装置として接続できる画像情報装置においては、複数の画像データの入出力を並行して実行可能な構成を有する場合、2次記憶装置に対する画像データの格納(書き込み)および読み出しの処理をいかに効率良く行うかが画像情報装置の処理効率向上の課題となっていた。画像情報装置に接続する画像入出力手段も多様を極めている状況で、それまでのような制御方法では画像入出力手段やデータ圧縮手段などの能力を最大限に利用して処理効率を確保することが難しくなっていたわけで、そのようなことから、2次記憶装置と対を成す半導体メモリである1次記憶装置を含む2次記憶装置側の処理能力に応じて最大の利用効率を得るためのリソースの取得・開放の管理技術などが提供されるようになっている。
以下、特許文献に示された関連従来技術を説明する。
まず、特許文献1に開示されている従来技術では、原稿両面の画像を並行して読み取り、読み取った表裏の画像データを1ライン単位で接続してバッファメモリに記憶した後、選択に従って、記憶したその画像データを表裏分離して次段へ出力するか、または表裏のデータを分離しないまま一括で次段へ出力する。
また、特許文献2に示された従来技術では、原稿両面の画像を並行して読み取り、読み取った表裏の画像データを1ライン単位で接続してバッファメモリ(画像メモリ)に記憶する一方で読み出し、そのままハードディスク記憶装置へ転送することにより、バッファメモリへの書き込み終了を待たずにハードディスク記憶装置への転送を開始できるようにしている。
特許2950962号 特開2002−135544公報
しかしながら、前記した特許文献1および特許文献2に示された従来技術では、例えば表裏それぞれに対応した2つの画像入力手段からの画像データを個別に2次記憶装置側へ転送するような場合、つまり、複数の画像入出力手段側と2次記憶手段側との間でデータ転送を行う場合、個々の画像入出力手段の機能・性能(並行読み取りや、読み取り速度や出力速度など)を最大限に利用するという観点からは十分とは言えない。
例えば、両面の画像データを並行して読み取り可能な画像読み取り手段から表裏それぞれの画像データを2次記憶手段側へ個別に転送する場合、表裏両面から読み取った画像データを面ごとに順次2次記憶手段へ転送して記憶するというのが現状なのである。これは、以前よりは改良されたとは言っても、2次記憶手段側に対する転送・格納・読み出し処理が、並行して動作する画像入出力手段の組み合わせによっては速度上の問題から複数の画像データを並行して処理することが困難であったからである。
しかしながら、近年、2次記憶装置側に対する画像データの入出力を行うためのデータ転送(送受信)手段にPCIやUSBなどのデータ転送手段を用いて複数のデータを同時に(並行して)単一の転送手段で実行できるような構成を設けることが多くなり、2次記憶手段側との間で複数の画像データを並行して転送することは避けられない状況である。
本発明は、このような状況を鑑みたものであり、特に、画像入力手段として両面原稿同時読み取り手段を接続した場合に、画像入力手段の機能を最大限に利用し、画像情報装置全体の処理効率を向上させることができる画像情報装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、請求項1記載の発明では、両面原稿の表面および裏面の画像を並行して読み取り可能な画像読み取り手段と、その画像読み取り手段により読み取られた少なくとも1つの画像データを一時的に記憶する1次記憶手段と、その1次記憶手段に記憶された画像データを保存する2次記憶手段とを備えた画像情報装置において、前記画像読み取り手段により読み取られた両面の画像データを並行して前記1次記憶手段へ転送する転送手段と、その転送手段により前記両面の画像データを並行して前記1次記憶手段へ転送するか、時系列的に順次転送するかを選択する選択手段とを備え、前記転送手段は前記選択手段により選択された転送動作で前記両面の画像データを前記1次記憶手段へ転送する動作を選択する。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記両面の画像データを集約合成して前記2次記憶手段内の記憶領域にまとめて保存する場合には、前記選択手段は前記両面の画像データを並行して前記1次記憶手段へ転送する動作を選択する。
また、請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記両面の画像データを重畳合成して前記2次記憶手段内の記憶領域にまとめて保存する場合には、前記選択手段は前記両面の画像データを並行して1次記憶手段へ転送する動作を選択する。
また、請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2、または請求項3記載の発明において、実行される動作で並行して用いられる画像入出力手段の組み合わせが所定の組み合わせの場合には、前記選択手段は前記両面の画像データを前記1次記憶手段へ順次転送する動作を選択する。
また、請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明において、前記所定の組み合わせが画像入力動作と画像出力動作が並行して行なわれる組み合わせである構成にした。
また、請求項6記載の発明では、両面原稿の表面および裏面の画像を並行して読み取り、読み取った両面の画像データを、画像入出力インタフェース経由で、画像データを保存しておく2次記憶装置側へ転送する画像データ転送方法において、前記2次記憶装置側へ前記両面の画像データを転送するに先立って、その画像データを並行して前記2次記憶装置側へ転送するか、時系列的に順次転送するかを選択させ、選択された転送動作で前記両面の画像データを転送する構成にした。
本発明によれば、請求項1および請求項6記載の発明では、両面原稿の表面および裏面の画像を並行して読み取り、読み取った両面の画像データを、画像入出力インタフェース経由で、画像データを保存しておく2次記憶手段側へ転送する際、その転送に先立って、その画像データを並行して1次記憶手段へ転送するか、時系列的に順次転送するかを選択させ、選択された転送動作で両面の画像データを転送することができるので、画像入力手段の機能を最大限に利用しつつ、状況に応じて画像情報装置全体の処理効率が高くなるほうを選択でき、したがって、画像情報装置全体の処理効率を向上させることができる。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、両面の画像データを集約合成して2次記憶手段内の記憶領域にまとめて保存する場合には、両面の画像データを並行して1次記憶手段へ転送する動作を選択するので、両面の画像データがほぼ同時に転送し終わり、したがって、請求項1記載の発明の効果に加え、集約合成を直ちに行なって保存でき、1次記憶手段を有効に用いることができる。
また、請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明において、両面の画像データを重畳合成して2次記憶手段内の記憶領域にまとめて保存する場合には、両面の画像データを並行して1次記憶手段へ転送する動作を選択するので、両面の画像データがほぼ同時に転送し終わり、したがって、請求項1記載の発明の効果に加え、重畳合成を直ちに行なって保存でき、1次記憶手段を有効に用いることができる。
また、請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2、または請求項3記載の発明において、実行される動作で並行して用いられる画像入出力手段の組み合わせが所定の組み合わせの場合には、両面の画像データを1次記憶手段へ順次転送する動作を選択するので、所定の組み合わせの転送をバランス良く実行でき、したがって、画像情報装置全体の処理効率を向上させることができる。
また、請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明において、所定の組み合わせが画像入力動作と画像出力動作が並行して行なわれる組み合わせであるので、画像入力と画像出力のための転送をバランス良く実行でき、したがって、画像情報装置全体の処理効率を向上させることができる。
以下、図面により本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対位置などは特定的な記載がない限りこの説明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の画像情報装置の第1の実施形態を示すデジタル複写機の構成図である。このような構成で、読み取り部1では、まず、原稿台11に沿って可動な露光ランプ12により原稿面を走査しながら露光して、その反射光をCCD(イメージセンサ)13により光電変換し、光の強弱に応じた電気信号を得る。そして、IPU(イメージプロセッシングユニット)14により、その電気信号に対してシェーディング補正などの処理を施し、A/D変換し、8ビットのデジタルデータとし、さらに変倍処理およびディザ処理など画像処理を行い、その画像データを画像同期信号と共に像形成部2へ送る。図2に上方から見た原稿台を示す。
スキャナ制御部15は以上のプロセスを実行するために各種センサの検知と駆動モータなどの制御を行い、また、IPU14に各種パラメータを設定する。
また、像形成部2では、帯電チャージャ21により一様に帯電された回転する感光体22を、書き込み部23からの画像データにより変調されたレーザー光で露光する。これにより感光体22には静電潜像ができ、それを現像装置24がトナーで現像することにより顕像化してトナー像を生成する。
一方、給紙コロ25によりあらかじめ給紙トレイ26より給紙搬送され、レジストローラ27で待機していた転写紙を、感光体22の回転とタイミングを図って搬送し、転写チャージャ28により感光体上のトナーを転写紙に転写し、分離チャージャ29により転写紙を感光体22から分離する。さらに、転写紙上のトナー像を定着装置30により加熱定着し、排紙コロ31により排紙トレイ32に排紙する。
一方、転写後の感光体22に残留したトナー像は感光体22に圧接するクリーニング装置33により除去され、感光体22は除電チャージャ34により除電される。プロッタ制御部35は以上のプロセスを実行するために各種センサの検知と駆動モータなどの制御を行う。
次に、読み取り部1内のIPU14より出力される画像同期信号の様子を図3に示したタイミングチャートにより説明する。
図3において、フレームゲート信号(/FGATE)は副走査方向の画像領域について画像有効範囲を表す信号であり、この信号がLowレベルの間の画像データを有効とする。図3に示したように、この/FGATEはライン同期信号(/LSYNC)の立ち下がりエッジでアサート(信号あり状態にすること)、あるいはネゲート(信号なし状態にすること)される。
また、/LSYNCは画素同期信号(PCLK)の立ち上がりエッジで所定クロック数だけアサートされ、この信号の立ち上がり後、所定クロック後に主走査方向の画像データが有効とされる。送られてくる画像データは、PCLKの1周期に対して1つであり、図3の矢印の範囲が終わった位置を起点として400DPI相当に分割されたもので、ラスタ形式のデータとして送出される。また、画像データの副走査有効範囲は通常、転写紙サイズによって決まる。
また、図1において、システム制御部3は、利用者による操作部4の入力状態を検知し、読み取り部1、像形成部2、記憶部5、ファクシミリ(FAX)部6、およびインタフェース(I/F)部7への各種パラメータの設定およびプロセス実行指示などを行う。また、システム全体の状態を操作部4に表示する。なお、システム制御部3への指示は利用者の操作部4へのキー入力によりなされる。
FAX部6は、システム制御部3から渡された画像データをG3またはG4ファクシミリ通信のデータ転送規定に基づき符号化し、電話回線へ送出する。また、電話回線よりFAX部6へ転送されたデータを復元して2値の画像データとし、像形成部2の書き込み部23へ送る。
I/F部7は、システム制御部3からの指示により記憶部5のデータを外部へ送信したり、外部から受信したデータを記憶部5へ格納したりする。
また、セレクタ部8はシステム制御部3からの指示によりセレクタの状態を変化させ、像形成の際の画像データのソースを読み取り部1、記憶部5、FAX部6、I/F部7の何れかから選択する。
また、記憶部5は、通常はIPU14から入力される原稿の画像データを記憶することにより、リピートコピーや回転コピーなど複写アプリケーションに使用される。また、FAX部6からの2値画像データを一時記憶させるバッファメモリとしても使用され、さらに、入出力装置からI/F部7を介して入力される固有情報を記憶する手段としても使用される。これらのデータ記憶の指示をシステム制御部3が行うのである。
図4に、記憶部5の構成を示す。以下、図4により記憶部5の機能をブロック毎に説明する。
最初に画像入出力DMAコントローラ(DMAC)51だが、これはCPUおよび論理回路から構成され、メモリ制御部52と通信を行なってコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、画像入出力DMAC51の状態を知らせるためステータス情報として送信する。そして、画像入力のコマンドを受けた場合、入力画像データを入力画像同期信号に従って8画素単位のメモリデータとしてパッキングして、メモリ制御部52にメモリアクセス信号と共に随時出力する。また、画像出力のコマンドを受けると、メモリ制御部52からの画像データを出力画像同期信号に同期させて出力する。
次に、画像メモリ53だが、これは画像データを記憶するメモリであり、DRAMなど半導体記憶素子で構成される。記憶容量は400DPI・2値画像データのA3サイズ分として4Mバイト、電子ソート蓄積用として4Mバイト、データ転送用ワーク領域として6Mバイト、画像データ管理領域として2Mバイトで、合計16Mバイトである。メモリ制御部52が読み出しおよび書き込みの制御を行う。
また、メモリ制御部52はCPUおよび論理回路から構成され、システム制御部3と通信してコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、記憶部5の状態を知らせるためステータス情報として送信する。なお、システム制御部3から受ける動作コマンドには、画像入力、画像出力、圧縮、伸長などがあり、画像入力および画像出力のコマンドの場合は画像入出力DMAC51へデータを送信し、圧縮関連のコマンドの場合には画像転送DMAC54または符号転送DMAC55を介して圧縮伸長器56へデータを送信する。
図5に、メモリ制御部52のアドレス発生部および比較部の構成を示す。以下、ブロック毎に機能を説明する。
まず、入出力画像アドレスカウンタ61だが、これは入出力メモリアクセス要求信号に応じてカウントアップするアドレスカウンタであり、入出力画像データが格納される格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。なお、メモリアクセス開始時にアドレスはいったん初期化される。
次に、転送画像アドレスカウンタ62だが、これは転送メモリアクセス許可信号に応じてカウントアップするアドレスカウンタであり、転送画像データが格納される格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。なお、メモリアクセス開始時にいったんアドレスは初期化される。
また、ライン設定部63には、画像入力時のバッファとして半導体メモリを使用する場合に、差分算出部65から出力された入力処理ラインと転送ラインの差分を差分比較部64において比較する値がシステム制御部3により設定される。なお、差分算出部65は、画像入力時、圧縮伸長部56が出力する転送処理ライン数から画像入出力DMAC51が出力する入出力処理ライン数を減算し、結果を差分比較部64に出力する。
また、差分比較部64は、画像入力時に差分算出部65が出力する差分ライン数とライン設定部63が出力する設定値とを比較し、差分ライン数=設定値となったならばエラー信号を出力し、また、差分ライン数が0となったならばアービタ66に出力する比較結果の転送要求マスク信号をアクティブとする。それ以外、または入出力画像が動作中でない状態では、アクティブを出力しない。アービタ66は圧縮伸張部56のアクセスのためのメモリアクセス許可信号を出力する。アドレス比較信号がアクティブで入出力メモリアクセス信号が非アクティブの条件でメモリアクセス許可信号を出力するのである。
また、アドレスセレクタ67はアービタ66により選択されるセレクタで、入力画像または転送画像のアドレスのどちらが選択される。また、要求マスク68は差分比較部64からの比較結果に応じて圧縮伸張部56のアクセスのための転送メモリアクセス要求信号をマスク(ディスイネーブル状態とすること)し、転送処理を停止させる。
また、アクセス制御回路69は入力される物理アドレスを画像メモリ(例えばDRAM)53に対応したロウ(row)アドレスとカラムアドレスに分割し、11ビットのアドレスバスに出力する。また、アービタ66からのアクセス開始信号に従い、DRAM制御信号(RAS、CAS、WEなど)を出力する。
このような構成で、記憶部5はシステム制御部3からの画像入力指示により初期化され画像データの待ち状態となり、読み取り部1が動作することにより記憶部5に画像データが入力されると、メモリ制御部52はその画像データをいったん画像メモリ53に書き込む。また、その際、書き込んだ画像データの処理ライン数を画像入出力DMAC51により計数する。このとき、圧縮伸長器56は、画像転送のコマンドを受けて転送メモリアクセス要求信号を出力しているが、メモリ制御部52内の要求マスク部68によりその要求信号がマスクされ、実際のメモリアクセスは行われていない。その後、画像入出力DMAC51からのデータ入力が1ライン分終了することにより転送メモリアクセス要求信号のマスクが解除され、画像メモリ53から読み出しが行われ、画像データの圧縮伸長部56への転送動作が開始される。また、この動作中、差分算出部65は2つの処理ライン数の差を算出し、0になれば、アドレスの追い越しがないように要求マスク部68が転送メモリアクセス要求信号にマスクをかける。
次に、画像転送DMAC54について説明する。
画像転送DMAC54はCPUおよび論理回路から構成され、メモリ制御部52と通信を行なってコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、状態を知らせるためのステータス情報を送信する。また、圧縮のコマンドを受けた場合は、メモリ制御部52にメモリアクセス要求信号を出力し、メモリアクセス許可信号がアクティブの場合に画像データを受け取って圧縮伸長器56へ転送する。また、メモリアクセス要求信号に応じてカウントアップするアドレスカウンタを内蔵し、画像データが格納される格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。
また、符号転送DMAC55はCPUおよび論理回路から構成され、メモリ制御部52と通信を行なってコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、状態を知らせるためのステータス情報を送信する。伸長のコマンドを受けた場合は、メモリ制御部52にメモリアクセス要求信号を出力し、メモリアクセス許可信号がアクティブの場合に画像データを受け取って圧縮伸長器56へ転送する。また、メモリアクセス要求信号に応じてカウントアップするアドレスカウンタを内蔵し、画像データが格納される格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。
また、圧縮伸長器56はCPUおよび論理回路から構成され、メモリ制御部52と通信を行なってコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、状態を知らせるためのステータス情報を送信する。2値データをMH符号化方法により処理する。
また、HDDコントローラ57はCPUおよび論理回路から構成され、メモリ制御部52と通信を行なってコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行う。また、2次記憶装置であるハードディスク記憶装置(HDD)58の状態を知らせるためのステータス情報を送信したり、HDD58からステータスを取得したり、HDD58との間でデータ転送を行なったりする。
記憶部5全体の動作としては、画像入力およびデータ蓄積に際して、システム制御部3からの指示により画像入出力DMAC51が画像データを画像メモリ53の所定の画像領域に書き込む一方、その画像データを画像メモリ53から読み出す。このとき、画像転送DMAC54では画像ライン数をカウントしている。
なお、この実施形態では、請求項記載の画像読み取り手段が画像読み取り部1により実現され、1次記憶手段が画像メモリ53により実現され、2次記憶手段がHDD58により実現され、転送手段がメモリ制御部52、画像転送DMAC54、符号転送DMAC55などにより実現さる。
このような構成で、この実施形態では、画像読み込み時、読み取られた1つの画像データのすべてまたは一部を読み取り部1とHDD58との間に設けた画像メモリ53に記憶し、その画像データを画像転送DMAC54により圧縮伸長器56へ転送し、ここでMH符号化によりデータ圧縮を行い、符号化された画像データを符号転送DMAC55によりHDD58へ転送する。
図6は、本発明の第2の実施形態を示す、デジタル複合機のソフトウェア構成図である。なお、ここでは、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、およびスキャナなど各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像情報装置をデジタル複合機(以下、複合機と略す)と呼んでいる。
図示したように、この複合機はアプリケーションプログラム群74およびプラットフォームプログラム群75から成るプログラム(ソフトウェア)群71、起動部72、およびハードウェア資源73を備え、この複合機に電源を投入すると、起動部72が最初に動作し、アプリケーションプログラム群74およびプラットフォームプログラム群75を起動する。例えば起動部72は、アプリケーションプログラム群74およびプラットフォームプログラム75を、2次記憶手段であるHDD(ハードディスク記憶装置)などから読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転送して起動するのである。なお、ハードウェア資源73は、白黒レーザプリンタ(B&W・LP)76、カラーレーザプリンタ(Color・LP)77、スキャナやファクシミリ装置など他のハードウェア資源78を備え、さらに、図示していないが、プログラム群71の動作環境としてのハードウェア資源である後述するCPU、半導体メモリ、および各種論理回路などを備える。
また、前記アプリケーションプログラム74およびプラットフォームプログラム75は、UNIX(登録商標)などオペレーティングシステム(以下、OSと称す)上で動作し、アプリケーションプログラム74としては、プリンタアプリケーション81、コピー(複写)アプリケーション82、ファックスアプリケーション83、およびスキャナアプリケーション84など、画像読み取りおよび画像形成に係るユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うプログラムを備える。
また、プラットフォームプログラム75は、アプリケーションプログラム74からの処理要求を解釈してハードウェア資源73の獲得要求を出すコントロールサービスプログラム79、1つ以上のハードウェア資源73を管理してコントロールサービスプログラム79からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMと称す)86、SRM86からの獲得要求に応じてハードウェア資源73を管理するハンドラ80を備える。
また、コントロールサービスプログラム79としては、ネットワークコントロールサービスプログラム(以下、NCSと称す)91、デリバリーコントロールサービスプログラム(以下、DCSと称す)92、オペレーションパネルコントロールサービスプログラム(以下、OCSと称す)93、ファックスコントロールサービスプログラム(以下、FCSと称す)94、エンジンコントロールサービスプログラム(以下、ECSと称す)95、メモリコントロールサービスプログラム(以下、MCSと称す)96、ユーザインフォメーションコントロールサービスプログラム(以下、UCSと称す)97、システムコントロールサービスプログラム(以下、SCSと称す)98などを備える。なお、プラットフォームプログラム75は、あらかじめ定義されている関数によりアプリケーションプログラム74からの処理要求を受信するAPI(アプリケーションインタフェース)90を有する構成としている。また、OSはアプリケーションプログラム74およびプラットフォームプログラム75をプロセスとして並列実行させる。
前記において、NCS91は、ネットワークに対する入出力を必要とするアプリケーションプログラムに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルに従って受信したデータを各アプリケーションプログラムに振り分けたり、各アプリケーションプログラムからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行なったりする。例えばNCS91は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)によりHTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。
また、DCS92は蓄積文書の配信などを制御し、OCS93は利用者とこの複合機との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルを制御する。FCS94は、アプリケーションプログラム74からPSTN(公衆電話回線網)またはISDN(デジタル網の1つ)を利用したファックス送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録/引用、ファックス読み取り、ファックス受信印刷などを行うためのインタフェースを提供する。
また、ECS95は、白黒レーザプリンタ76、カラーレーザプリンタ77、他のハードウェア資源78などのエンジン部を制御する。MCS96はメモリの取得および開放やHDD利用などのメモリ制御を行い、UCS97はユーザ情報を管理する。SCS98は、アプリケーションプログラム74の管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、ハードウェア資源73の管理、割り込みアプリケーション制御などを行う。
また、SRM86は、SCS98と共にシステムの制御およびハードウェア資源73の管理を行う。例えばSRM86は、白黒レーザプリンタ76やカラーレーザプリンタ77などのハードウェア資源73を利用する上位層からの獲得要求に従って調停および実行制御を行う。具体的には、SRM86は獲得要求の行われたハードウェア資源73が利用可能であるか否か(他の獲得要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば獲得要求の行われたハードウェア資源73が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM86は上位層からの獲得要求に対してハードウェア資源73を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施する。
また、ハンドラ80は後述するファックスコントロールユニット(以下、FCUと称す)を管理するファックスコントロールユニットハンドラ(以下、FCUHと称す)99、前記した各プログラム(プロセス)に対するメモリの割り振りおよび割り振ったメモリの管理を行うイメージメモリハンドラ(以下、IMHと称す)100などを備える。SRM86およびFCUH99は、あらかじめ定義されている関数を用いて、ハードウェア資源73に対する処理要求を仲介するエンジンI/F101を介して、ハードウェア資源73に対する処理要求を行う。
このような構成により、この複合機では、各アプリケーションプログラムで共通的に必要な処理をプラットフォームプログラム75で一元的に処理することができるのである。
図7はこの複合機のハードウェア構成図である。以下、このハードウェア構成について説明する。
図示したように、この複合機は、コントローラ110、オペレーションパネル120、FCU121、USBデバイス122、IEEE1394デバイス123、エンジン部124などを備えている。また、コントローラ110は、CPU111、システムメモリ(MEM−P)112、ノースブリッジ(以下、NBと称す)113、サウスブリッジ(以下、SBと称す)114、ASIC(専用集積回路)115、ローカルメモリ(MEM−C)116、HDD117などを備えている。そして、オペレーションパネル120はコントローラ110内のASIC115に接続され、FCU121、USBデバイス122、IEEE1394デバイス123、およびエンジン部124などは、ASIC115にPCIバスで接続されている。
また、コントローラ110内では、ASIC115にローカルメモリ116とHDD117が接続されると共に、CPU111とASIC115とがNB113を介して接続されている。このようにNB113を介してCPU111とASIC115とを接続すれば、CPU111のインタフェースが公開されていない場合に対応できるのである。なお、ASIC115とNB113とはPCIバスを介して接続されているのでなく、AGP(Accelerated Graphics Port)118を介して接続されている。このように低速のPCIバスでなくAGP118を介して接続することにより、図6に示したアプリケーションプログラム74やプラットフォームプログラム75を構成する一つ以上のプロセス(プログラム)を実行制御する際のパフォーマンスの低下を防ぐ。
CPU111は複合機の全体を制御する。CPU111は、図6に示したSRM86、NCS91、DCS92、OCS93、FCS94、ECS95、MCS96、UCS97、SCS98、FCUH99、およびIMH100をOS上にそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーションプログラム74を構成するプリンタアプリケーション81、コピーアプリケーション82、ファックスアプリケーション83、スキャナアプリケーション84などを起動して実行させる。
NB113は、CPU111、システムメモリ112、SB114、およびASIC115を接続するためのブリッジであり、システムメモリ112はこの複合機の描画用メモリなどとして用いるメモリである。SB114は、NB113とROM(図示していない)、PCIバス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。また、ローカルメモリ116はコピー用画像バッファおよび符号バッファとして用いるメモリである。
ASIC115は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けの専用集積回路である。また、HDD117は、画像データ、文書データ、プログラム、フォントデータ、フォームなどを記憶しておくための2次記憶装置であり、オペレーションパネル120は、利用者からの入力操作を受け付けると共に、利用者に向けた表示を行う操作部である。なお、ASIC115には画像データを転送するDMA転送機能があり、ビットシリアルの通信路であるPCIバスを介してエンジン部124との間でDMA転送を行う。
具体的には、図8に示したように、ASIC115内にビデオ入力DMAコントローラ(DMAC)を2チャンネルとビデオ出力DMAコントローラを備え、スキャナ入力1、スキャナ入力2、プロッタ出力のビデオデータ転送を並行して行うことができる。例えばスキャナにより読み取った画像データを両面並行して(同時に)ローカルメモリ116へ転送する場合、SRM86から来た要求に対してIMH100は転送画像サイズ分のメモリをローカルメモリ116に確保して転送画像サイズXw、Ywと確保したメモリのアドレスをASIC115内のビデオ入力DMAコントローラに設定することにより転送可能にするのである。
図9に、両面原稿の表裏面同時読み取りを実現する場合のエンジン部124の構成ブロック図を示す。
図9において、画像データ制御IFコントローラ(以下、コントローラと略す)131はCPU132により直接制御される。また、CCDなど画像入力デバイス133、134、入力信号を一時的に記憶するためのDRAMなどフレームメモリ135、GAVDなど出力デバイス136を備えている。コントローラ131はPCIなどデータバスに接続されており、入力データを2次記憶装置(外部記憶装置、HDD117)側へ出力したり、出力データを2次記憶装置側から入力したりすることが可能である。また、画像入力デバイス133、134はCCDなど画像読み取り素子であり、原稿の両面から同時に(並行して)読み取る。
フレームメモリ135はそのような画像入力デバイス133、134からの画像データを一時的に記憶する。このフレームメモリ135を用いて、両面同時読み取りの際における表面と裏面の入力のタイミングやPCIバスへのデータ転送速度を調整する。なお、表裏それぞれの面の画像データはフレームメモリ135内の異なった連続領域にそれぞれ書き込まれる。DRAMコントローラ140がその書き込みの際のアドレッシングを行う。また、表裏両画像データの転送に対応した各転送部151は表面の画像データまたは裏面の画像データをそれぞれバッファメモリに取り込んで転送単位ごとにPCI転送コントローラ152に渡す。
なお、この実施形態では、請求項記載の画像読み取り手段がエンジン部124により実現され、1次記憶手段がローカルメモリ116により実現され、2次記憶手段がHDD117により実現され、転送手段が転送部151、PCI転送コントローラ152、PCIインタフェース153、およびPCIバスにより実現され、選択手段がCPU132などにより実現される。
以下、第2の実施形態の場合で本発明の実施例を説明する。
第2の実施形態の複合機ではフレームメモリ135への入力画像データの書き込みとフレームメモリ135からの入力画像データの読み出しが並行して実行できるものとし、両面読み取りを実行する際には、フレームメモリ135への表面画像データの書き込みと裏面画像データの書き込みが並行して実行できるものとする。
最初に、図9に基づいて原稿上の画像を読み取る際のデータフローを説明する。
なお、画像読み取り動作は次の2つの動作に分けられる。
(1)画像入力デバイス133、134により入力された画像データをフレームメモリ135に並行して書き込む。
(2)フレームメモリ135に記憶された表裏の画像データを並行して読み出し、データ圧縮(データ変換)など画像処理を行い、データバスを介してローカルメモリ116へ並行して転送し、さらにHDD117に格納する。
但し、機器構成によってフレームメモリを持たない場合やフレームメモリのメモリ容量が少ない場合は前記(1)、(2)のように2つの動作に分割せずに直接データバスへ転送することも可能である。以下、表面の読み取りを例に(1)を説明する。
まず、表面用の画像入力デバイス133から入力された画像信号が、シェーディング処理部200を介して画像データ入力IF138に入力される。そして、その画像データ(画像信号)はDRAMコントローラ140を介してフレームメモリ135へ転送される。フレームメモリ135では入力された画像データをDRAMコントローラ140によりアドレッシングされて表面データ用の連続領域に順次書き込んで記憶する。
次に、(2)を説明する。
まず、フレームメモリ135に保存された表面の画像データ中の転送単位分を、各種画像データ処理部141〜145を介して、転送部151aによりPCI転送コントローラ152へ渡す。そして、その画像データをPCI転送コントローラ152によりPCIデータバスを介してローカルメモリ116へ転送し、HDD117に保存する。なお、画像データ処理部としては、マスク処理部141、146、フィルタ処理部142、147、変倍処理部143、148、領域拡張/縮小処理部144、149、画像圧縮処理部145、150などがある。また、PCI転送コントローラ152は転送部151から出力された2つの画像データをPCIデータバスを介してローカルメモリ116へビットシリアルに転送する。この際、画像データ毎にローカルメモリ116へ出力するために必要なデータ容量や画像データ転送速度を設定できる。また、PCIバスを介した転送先が例えばDMAC1またはDMAC2(図8参照)になるようにチャンネル設定を行う。
この実施形態では、画像データ転送を実行する部分にPCIバスやUSBなど単一のデータパスによって複数のデータを混在させて送受信することが可能な通信規約を用いることにより、データ転送のチャネルを比較的容易に増設し、データ転送の制御を行うことが可能な構成としている。なお、画像入力デバイス133、134により入力される画像データはCCDなど画像読み取り素子の物理的な配置によってそれぞれ入力開始タイミング、データ容量、画像データの転送速度などが異なる場合が想定される。そのため、表裏両画像データに対応付けて転送部151を2つ設け、PCI転送コントローラ152は並行してどちらからも転送要求を受けられるようにして、個々の画像データ毎に非同期に画像データの転送処理を行うようにしている。複数の画像データを同時に同期して転送を行うだけでなく、個別に非同期に並行して(同時期に)転送するのである。このように構成することにより、両面原稿読み取りの機能やデータ転送速度や読み取りのタイミングに応じて画像データの転送方法を容易に変更することができるのである。
図10に、原稿から画像を読み取る際の動作フローを示す。以下、図10に従ってこの動作フローを説明する。なお、この動作フローはスキャナアプリケーション84およびエンジン部124内のプロセス(プログラム)としてプログラミングされ、CPU111が、そのスキャナアプリケーション84に従い、SRM86やECS95などプラットフォームプログラム75を用いて、エンジン部124への要求を出し、その要求に従ってエンジン部124内のCPU132が引き続きこの動作フローを実行する。
まず、利用者がオペレーションパネル120により両面同時読み取りを指示し、その指示を認識したCPU111は、エンジン部124内のCPU132にその旨を通知するとともに、併せて、ローカルメモリ116の空き領域サイズなども通知する(S1)。これにより、CPU132はDRAM155内の表面読取り終了フラグ(UpsideReadFlag)をリセットする(S2)。
続いて、CPU132は両面同時転送(並行転送)が可能であるかどうかを判定する(S3)。例えば、同時転送では転送先のローカルメモリ116があふれてしまう場合や、バスに1チャンネルしか空きがない場合は、同時転送できないと判定するのである。そして、両面同時転送が可能であれば(S3でY)、DRAM155内の順次転送フラグ(SeqTranceFlag)をリセットし(S4)、可能でない場合は(S3でN)順次転送フラグ(SeqTranceFlag)をセットする(S5)。
次に、CPU132は、表裏の画像データを並行して読み取るために、CPU132自らが実行する表面読み取りプロセス(プログラムから成っている)と裏面読み取りプロセスを起動する。なお、図11に示したデータ転送プロセスもこのときに起動する。そして、表面読み取りプロセスでは、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば(S6でY)、表面読み取りを開始し、DRAMコントローラ140が画像データをフレームメモリ135に格納する(S7)。
こうして、表面画像データの読み取りと後述する表面画像データの転送が終了すると(S8でY)、この表面読み取りプロセスを終了させる。
一方、裏面読取りプロセスでは、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば(S9でY)、裏面読み取りを開始し、DRAMコントローラ140が表面画像データの格納と並行して裏面の画像データをフレームメモリ135に格納する(S10)。
こうして、裏面画像データの読み取りとデータ転送プロセスによる裏面画像データのローカルメモリ116への転送が終了すると(S11でY)、CPU132はデータ転送プロセスによってセットされる表面読取り終了フラグがセットされているか否かを判定し、セットされていたならば、次原稿の存在を確認する(S12)。そして、次原稿があれば(S12でY)、ステップS1から再度両面同時読み取りを実行し、次原稿がなければそのまま終了する。
図11に、表面読み取りプロセスの動作フローの概略と表面の画像データを転送するデータ転送プロセスの動作フローを示す。以下、この動作フローを説明する。
まず、表面読み取りプロセスだが、前記したように、起動後、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば表面読み取りを開始し(S21)、読み取った画像データをDRAMコントローラ140がフレームメモリ135に格納する。そして、原稿の読み取り終了位置まで読み取って表面画像データの読み取りが終了すると(S22でY)、CPU132は表面読取り終了フラグをセットする。
一方、データ転送プロセスでは、起動後、データ転送開始の条件を満たすまで待つ(S23でN→S23)。なお、データ転送開始条件はあらかじめ設定されているものとする。例えば、「画像読み取りプロセスが開始している」とか、「フレームメモリへの書き込みライン数が所定値に達した」などがデータ転送開始条件である。
判定の結果、データ転送開始の条件を満たしていれば(S23でY)、データ転送を開始する(S24)。具体的には、DRAMコントローラ140がフレームメモリ135に格納されている画像データを先頭から順に読み出し、各画像データ処理部141〜145がその画像データに対してそれぞれ画像処理を施し、その画像データを転送部151aが順次取り込み、転送単位毎にPCI転送コントローラ152に渡す。そして、PCI転送コントローラ152は宛先がDMAC1であるチャンネルを用いてその画像データをPCIバス経由でローカルメモリ116へ転送する。 その後、表面データが転送し終わるまで続行し(S25でN→S25)、その転送が終了すると(S25でY)、表面読取り終了フラグ(UpsideReadFlag)をセットする(S26)。
次に、図12に従って、裏面読み取りプロセスの動作フローの概略と裏面データを転送するデータ転送プロセスの動作フローを説明する。
まず、裏面読み取りプロセスだが、前記したように、起動後、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば裏面読み取りを開始し(S31)、読み取った画像データをDRAMコントローラ140がフレームメモリ135に格納する。そして、原稿の読み取り終了位置まで読み取って裏面画像データの読み取りが終了すると(S32でY)、裏面読み取りプロセスを終了させる。
一方、データ転送プロセスでは、起動後、データ転送開始の条件を満たすまで待つ(S33でN→S33)。なお、データ転送開始条件はあらかじめ設定されているものとする。例えば、「画像読み取りプロセスが開始している」とか、「フレームメモリへの書き込みライン数が所定値に達した」などがデータ転送開始条件である。
判定の結果、データ転送開始の条件を満たしているならば(S33でY)、順次転送フラグ(SeqTranceFlag)がセットされているか否かを判定し、セットされていれば表面読取り終了フラグ(UpsideReadFlag)がセットされるまで待つ(S34でY→S34)。一方、順次転送フラグがセットされていないか、表面読取り終了フラグがセットされた場合には(S34でN)、データ転送を開始する(S35)。具体的には、DRAMコントローラ140がフレームメモリ135に格納されている裏面の画像データを先頭から順に読み出し、各画像データ処理部146〜150がその画像データに対してそれぞれ画像処理を施し、その画像データを転送部151bが順次取り込み、転送単位毎にPCI転送コントローラ152に渡す。そして、PCI転送コントローラ152は宛先がDMAC2であるチャンネルを用いてその画像データをPCIバス経由でローカルメモリ116へ転送する。
その後、裏面データが転送し終わるまで続行し(S36でN→S36)、その転送が終了すると(S36でY)、データ転送プロセスを終了させる。
こうして、この実施例によれば、原稿の両面から並行して読み取った画像データを、並行して2次記憶装置側へ転送できるので、画像入力手段の機能を最大限に利用し、且つ画像情報装置全体の利用効率を向上させることができる。
この実施例では、実施例1の画像情報装置において、両面の画像データを集約合成して2次記憶手段内の記憶領域にまとめて保存する場合には、両面の画像データを並行して2次記憶手段側へ転送する。なお、集約合成とは、表面および裏面の画像データを1つの連続した画像データ領域にまとめて配置し、出力動作ではそれを1回で出力する最小単位として出力する機能である。並行転送でない場合、集約でなければ表側のデータを先に保存できるが、集約で且つ並行転送でない場合には、後から転送される裏面のデータ転送終了まで表側のデータを保存できず、ローカルメモリ116の有効活用が妨げられるからである。
図13に、この実施例の画像読み取りの動作フローを示す。なお、この動作フローはスキャナアプリケーション84およびエンジン部124内のプロセス(プログラム)としてプログラミングされ、CPU111が、そのスキャナアプリケーション84に従い、SRM86やECS95などプラットフォームプログラム75を用いて、エンジン部124へ要求を出し、その要求に従ってエンジン部124内のCPU132が引き続きこの動作フローを実行する。
まず、利用者がオペレーションパネル120により両面同時読み取りおよび両面原稿の集約か否かを指示し、CPU111がその指示を認識し、その指示内容をエンジン部124内のCPU132に通知する(S41)。これにより、CPU132はDRAM155内の表面読取り終了フラグ(UpsideReadFlag)をリセットする(S42)。
続いて、CPU132は両面原稿の集約か否かを判定する(S43)。そして、両面原稿の集約であれば(S43でY)、DRAM155内の順次転送フラグ(SeqTranceFlag)をリセットし(S44)、集約でない場合は(S43でN)順次転送フラグ(SeqTranceFlag)をセットする(S45)。
次に、CPU132は、表裏の画像データを並行して読み取るために、CPU132自らが実行する表面読み取りプロセスと裏面読み取りプロセスを起動する。なお、データ転送プロセスもこのときに起動する。そして、表面読み取りプロセスでは、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば(S46でY)、表面読み取りを開始し、DRAMコントローラ140が画像データをフレームメモリ135に格納する(S47)。また、データ転送プロセスは前記読み取りと並行してフレームメモリ135からその画像データを読み出し、ローカルメモリ116へ転送する。
こうして、表面画像データの読み取りと転送が終了すると(S48でY)、この表面読み取りプロセスを終了させる。
一方、裏面読取りプロセスでは、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば(S49でY)、裏面読み取りを開始し、DRAMコントローラ140が表面画像データの格納と並行して裏面の画像データをフレームメモリ135に格納する(S50)。また、データ転送プロセスは実施例1と同様にフレームメモリ135からその画像データを読み出し、ローカルメモリ116へ転送する。
こうして、裏面画像データの読み取りとローカルメモリ116への転送が終了すると(S51でY)、CPU132は表面データ転送プロセスによってセットされる表面読取り終了フラグがセットされているか否かを判定し、セットされていたならば、次原稿の存在を確認する(S52)。そして、次原稿があれば(S52でY)、ステップS41から再度両面同時読み取りを実行し、次原稿がなければそのまま終了する。
こうして、この実施例によれば、実施例1の効果に加えて、原稿両面の画像データを集約合成する場合には両面の画像データが並行して転送され、したがって、ほぼ同時に転送し終わるので、集約合成を直ちに行なって保存でき、ローカルメモリを有効に用いることができる。
この実施例では、実施例1の画像情報装置において、両面の画像データを2次記憶手段側の1つの記憶領域に重畳して書き込む合成動作の場合に、両面の画像データを並行して2次記憶手段側へ転送する。
図14に、この実施例の画像読み取りの動作フローを示す。なお、この動作フローはスキャナアプリケーション84およびエンジン部124内のプロセス(プログラム)としてプログラミングされ、CPU111が、そのスキャナアプリケーション84に従い、SRM86やECS95などプラットフォームプログラム75を用いて、エンジン部124へ要求を出し、その要求に従ってエンジン部124内のCPU132が引き続きこの動作フローを実行する。
まず、利用者がオペレーションパネル120により両面同時読み取りおよび両面原稿の合成か否かを指示し、CPU111がその指示を認識し、その指示内容をエンジン部124内のCPU132に通知する(S61)。これにより、CPU132はDRAM155内の表面読取り終了フラグ(UpsideReadFlag)をリセットする(S62)。
続いて、CPU132は両面原稿の重ね書き合成か否かを判定する(S63)。そして、両面原稿の重ね書き合成であれば(S63でY)、DRAM155内の順次転送フラグ(SeqTranceFlag)をリセットし(S64)、重ね書き合成でない場合は(S63でN)順次転送フラグ(SeqTranceFlag)をセットする(S65)。
次に、CPU132は、表裏の画像データを並行して読み取るために、CPU132自らが実行する表面読み取りプロセスと裏面読み取りプロセスを起動する。なお、データ転送プロセスもこのときに起動する。そして、表面読み取りプロセスでは、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば(S66でY)、表面読み取りを開始し、DRAMコントローラ140が画像データをフレームメモリ135に格納する(S67)。また、データ転送プロセスは前記読み取りと並行してフレームメモリ135からその画像データを読み出し、ローカルメモリ116へ転送する。
こうして、表面画像データの読み取りと転送が終了すると(S68でY)、この表面読み取りプロセスを終了させる。
一方、裏面読取りプロセスでは、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば(S69でY)、裏面読み取りを開始し、DRAMコントローラ140が表面画像データの格納と並行して裏面の画像データをフレームメモリ135に格納する(S70)。また、データ転送プロセスは実施例1と同様にフレームメモリ135からその画像データを読み出し、ローカルメモリ116へ転送する。
こうして、裏面画像データの読み取りとその画像データのローカルメモリ116への転送が終了すると(S71でY)、CPU132は表面データ転送プロセスによってセットされる表面読取り終了フラグがセットされているか否かを判定し、セットされていたならば、次原稿の存在を確認する(S72)。そして、次原稿があれば(S72でY)、ステップS61から再度両面同時読み取りを実行し、次原稿がなければそのまま終了する。
こうして、この実施例によれば、実施例1の効果に加えて、原稿両面の画像データを重ね書き合成する場合には両面の画像データが並行して転送され、したがって、ほぼ同時に転送し終わるので、重ね書き合成を直ちに行なって保存でき、ローカルメモリを有効に用いることができる。
この実施例では、前記各実施例の画像情報装置において、画像情報装置の機器構成が両面並行転送可能な構成であっても、実行される動作で用いられる画像入出力装置の組み合わせによっては自動的に順次転送を選択する。例えば実行される動作が複写であるような場合、画像読み取りと並行して用紙上への画像出力が行われるので、両面画像読み取り・転送で2チャンネルを占有してしまうと画像出力のための転送が遅くなり、結果的に複写時間が長くなってしまうからである。なお、この実施例では、利用者が自由に機器構成を構築できることを前提にしている。
図15に、この実施例の画像読み取りの動作フローを示す。なお、この動作フローはスキャナアプリケーション84およびエンジン部124内のプロセス(プログラム)としてプログラミングされ、CPU111が、そのスキャナアプリケーション84に従い、SRM86やECS95などプラットフォームプログラム75を用いて、エンジン部124へ要求を出し、その要求に従ってエンジン部124内のCPU132が引き続きこの動作フローを実行する。
まず、利用者がオペレーションパネル120により両面同時読み取りを指示し、CPU111がその指示を認識し、エンジン部124内のCPU132にその指示内容を通知する(S81)。この際、例えば「複写」というように動作の種類も通知される。これにより、CPU132はDRAM155内の表面読取り終了フラグ(UpsideReadFlag)をリセットする(S82)。
続いて、CPU132は両面並行転送可能な機器構成か否かを判定する(S83)。チャンネルの数とか、ローカルメモリ116の記憶容量とか、画像入力デバイスが両面並行読み取り構成かとか判定するのである。なお、CPU132は機器構成をあらかじめCPU111側から取得しておく。
そして、判定の結果、両面並行転送可能な機器構成であれば(S83でY)、通知された動作の種類から実行される動作で用いられる画像入出力装置の組み合わせを調べる(S84)。
こうして、両面並行転送可能な組み合わせであると判定されたならば(S84でY)、DRAM155内の順次転送フラグ(SeqTranceFlag)をリセットし(S85)、そうでない場合は(S84でN)順次転送フラグ(SeqTranceFlag)をセットする(S86)。両面並行転送可能な機器構成でない場合も(S83でN)順次転送フラグをセットする(S86)。
次に、CPU132は、表裏の画像データを並行して読み取るために、CPU132自らが実行する表面読み取りプロセスと裏面読み取りプロセスを起動する。なお、データ転送プロセスもこのときに起動する。そして、表面読み取りプロセスでは、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば(S87でY)、表面読み取りを開始し、DRAMコントローラ140が画像データをフレームメモリ135に格納する(S88)。また、データ転送プロセスは前記読み取りと並行してフレームメモリ135からその画像データを読み出し、ローカルメモリ116へ転送する。
こうして、表面画像データの読み取りと転送が終了すると(S89でY)、この表面読み取りプロセスを終了させる。
一方、裏面読取りプロセスでは、原稿が所定の読み取り位置まで搬送されたならば(S90でY)、裏面読み取りを開始し、DRAMコントローラ140が表面画像データの格納と並行して裏面の画像データをフレームメモリ135に格納する(S91)。また、データ転送プロセスは実施例1と同様にフレームメモリ135からその画像データを読み出し、ローカルメモリ116へ転送する。
こうして、裏面画像データの読み取りとローカルメモリ116への転送が終了すると(S92でY)、CPU132は表面データ転送プロセスによってセットされる表面読取り終了フラグがセットされているか否かを判定し、セットされていたならば、次原稿の存在を確認する(S93)。そして、次原稿があれば(S93でY)、ステップS82から再度両面同時読み取りを実行し、次原稿がなければそのまま終了する。
こうして、この実施例によれば、実行動作で用いられる画像入出力装置の組み合わせに応じて両面から読み取った画像データの並行転送か順次転送かが選択されるので、実行動作をより高速で実行できる。
本発明の第1の実施形態を示すデジタル複写機の構成図。 本発明の第1の実施形態を示すデジタル複写機要部の説明図。 本発明の第1の実施形態を示すデジタル複写機要部のタイミングチャート。 本発明の第1の実施形態を示すデジタル複写機要部の構成ブロック図。 本発明の第1の実施形態を示すデジタル複写機要部の他の構成ブロック図。 本発明の第2の実施形態を示すデジタル複合機のソフトウェア構成図。 本発明の第2の実施形態を示すデジタル複合機のハードウェア構成図。 本発明の第2の実施形態を示すデジタル複合機要部の説明図。 本発明の第2の実施形態を示すデジタル複合機要部の構成ブロック図。 本発明の第1の実施例を示すデジタル複合機要部の動作フロー図。 本発明の第1の実施例を示すデジタル複合機要部の他の動作フロー図。 本発明の第1の実施例を示すデジタル複合機要部の他の動作フロー図。 本発明の第2の実施例を示すデジタル複合機要部の動作フロー図。 本発明の第3の実施例を示すデジタル複合機要部の動作フロー図。 本発明の第4の実施例を示すデジタル複合機要部の動作フロー図。
符号の説明
110 コントローラ
111 CPU
115 ASIC
116 ローカルメモリ
117 ハードディスク記憶装置
120 オペレーションパネル
124 エンジン部
132 CPU
133 画像入力デバイス
134 画像入力デバイス
135 フレームメモリ
145 画像圧縮処理部
151 転送部
152 PCI転送コントローラ
155 DRAM

Claims (6)

  1. 両面原稿の表面および裏面の画像を並行して読み取り可能な画像読み取り手段と、その画像読み取り手段により読み取られた少なくとも1つの画像データを一時的に記憶する1次記憶手段と、その1次記憶手段に記憶された画像データを保存する2次記憶手段とを備えた画像情報装置において、前記画像読み取り手段により読み取られた両面の画像データを並行して前記1次記憶手段へ転送する転送手段と、その転送手段により前記両面の画像データを並行して前記1次記憶手段へ転送するか、時系列的に順次転送するかを選択する選択手段とを備え、前記転送手段は前記選択手段により選択された転送動作で前記両面の画像データを前記1次記憶手段へ転送する動作を選択することを特徴とする画像情報装置。
  2. 請求項1記載の画像情報装置において、前記両面の画像データを集約合成して前記2次記憶手段内の記憶領域にまとめて保存する場合には、前記選択手段は前記両面の画像データを並行して前記1次記憶手段へ転送する動作を選択することを特徴とする画像情報装置。
  3. 請求項1記載の画像情報装置において、前記両面の画像データを重畳合成して前記2次記憶手段内の記憶領域にまとめて保存する場合には、前記選択手段は前記両面の画像データを並行して1次記憶手段へ転送する動作を選択することを特徴とする画像情報装置。
  4. 請求項1、請求項2、または請求項3記載の画像情報装置において、実行される動作で並行して用いられる画像入出力手段の組み合わせが所定の組み合わせの場合には、前記選択手段は前記両面の画像データを前記1次記憶手段へ順次転送する動作を選択することを特徴とする画像情報装置。
  5. 請求項4記載の画像情報装置において、前記所定の組み合わせが画像入力動作と画像出力動作が並行して行なわれる組み合わせであることを特徴とする画像情報装置。
  6. 両面原稿の表面および裏面の画像を並行して読み取り、読み取った両面の画像データを、画像入出力インタフェース経由で、画像データを保存しておく2次記憶装置側へ転送する画像データ転送方法において、前記2次記憶装置側へ前記両面の画像データを転送するに先立って、その画像データを並行して前記2次記憶装置側へ転送するか、時系列的に順次転送するかを選択させ、選択された転送動作で前記両面の画像データを転送することを特徴とする画像データ転送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008109291A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置およびプログラム

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