JP2005260443A - 電子カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザ毎に外部メモリを持ち、一つの電子カメラを複数のユーザで使用することを目的とする。
【解決手段】 カメラは装着可能なメモリにユーザ情報及びパスワードを設定する手段を有し、電源スイッチのオンでユーザ情報を表示手段に表示し、入力手段によりパスワードを入力する。入力されたパスワードが正しくない時は撮影に関連する動作を禁止する。
【選択図】 図1
【解決手段】 カメラは装着可能なメモリにユーザ情報及びパスワードを設定する手段を有し、電源スイッチのオンでユーザ情報を表示手段に表示し、入力手段によりパスワードを入力する。入力されたパスワードが正しくない時は撮影に関連する動作を禁止する。
【選択図】 図1
Description
本発明は外部メモリが着脱可能な電子カメラに関するものである。
特許文献1には一つのカメラを複数の人で用いる技術が開示されている。前記公報によれば、撮影者を特定するパスワード入力する手段と前記入力手段によりパスワードが入力された時、撮影された画像情報を記録媒体に記録する際にパスワードを付加して記録している。この技術により、撮影時にパスワードを登録した撮影者のみが、パスワードを付加された画像の再生及び転送を行うことができた。また、前記公報には撮影者情報と関連つけてパスワードをカメラの画像記憶用メモリとは別の不揮発性メモリに登録する技術も開示されている。この技術においては画像記憶用メモリの容量が非常に大きく複数の撮影者で使っても問題が無いことを前提としている。しかしながら、最近の撮像素子の画素数は飛躍的に増大しており、圧縮率の低い画像データを大量に保管するために大容量のメモリが必要となっている。前記公報にはユーザがそれぞれのメモリカードを所持すると無駄が多いと記されているが、現在では一つのカメラを複数の人で使用する場合、撮影者毎にその必要とするメモリ容量を有する着脱可能な画像記録用外部メモリを持つほうが合理的である。
また、特許文献2にはカメラのパスワード設定部にパスワードを設定し入力されたパスワードが設定されたパスワードと一致したときのみカメラを動作状態にする技術が開示されている。前記特許文献2の技術はカメラそのものが他のユーザに使用されることを防ぐのが目的であり、本発明の目的である1つのカメラを複数の人で使用することとは異なる。また、本発明とは構成も異なる。
特開2002−218389号公報
特開2001−16497号公報
前記特開2002−218389号公報の技術を着脱可能な画像記憶用外部メモリに適用すると、他のユーザが使用する時、誤って自分の所有する画像用外部メモリが装着されていた場合、自分の画像記憶用外部メモリ内に他のユーザのパスワードが付された画像を記憶されてしまう欠点が生じてしまう。この結果、自分の画像記録用外部メモリにもかかわらず該メモリの一部または全部を他のユーザに占有されてしまう欠点があった。また、前記特開2002−218389号公報の技術では装着された外部メモリのユーザ情報が分からず、外部メモリを交換する必要があるかどうかが分からない欠点もあった。
本発明の目的は、上記の欠点を取り除いたカメラを提供することにある。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)撮像素子で画像を撮影し、着脱可能なメモリに画像情報を記録することのできる電子カメラにおいて、前記メモリのユーザに関する情報を入力するユーザ情報入力手段と、前記ユーザ情報入力手段により入力されたユーザ情報を前記メモリに記憶する第1の制御手段と、前記ユーザ情報を表示する表示手段と、電源スイッチと、を有し、電源スイッチのオンに応答して前記メモリに記憶された前記ユーザ情報を前記表示手段に表示することを特徴とする電子カメラ。
(2)前記電子カメラは、パスワード設定手段と、前記パスワード設定手段により入力されたパスワードを前記メモリに記憶する第2の制御手段と、パスワード入力手段と、前記パスワード入力手段により入力されたパスワードと前記メモリに記憶されたパスワードとを比較する第1の比較手段と、を有し、前記第1の比較手段による比較の結果、前記メモリに記憶されたパスワードとパスワード入力手段により入力されたパスワードが一致しない場合は撮影に関連する動作を禁止することを特徴とする前記(1)に記載の電子カメラ。
(3)前記電源スイッチのオンに応答して前記ユーザ情報を表示する表示手段にパスワード入力要求指示表示が表示されることを特徴とする前記(2)に記載の電子カメラ。
(4)前記記憶されたユーザ情報あるいはパスワードを変更するユーザ情報・パスワード変更手段を有することを特徴とする前記(2)または(3)に記載の電子カメラ。
(5)前記記憶されたユーザ情報あるいはパスワードを消去する消去手段を有することを特徴とする前記(2)乃至(4)いずれかに記載の電子カメラ。
(6)前記第1の比較手段による比較の結果、前記パスワード入力手段により入力されたパスワードが前記メモリのパスワードと一致した時、前記パスワード入力手段により入力されたパスワードを記憶するカメラ内の不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶されたパスワードと入力されたパスワードとを比較する第2の比較手段を有し、前記2つのパスワードが一致した場合は撮影に関連する動作を許容することを特徴とする前記(2)乃至(5)いずれかに記載の電子カメラ。
本発明は、
請求項1に記載の発明によれば、電源スイッチのオンに応答して、外部メモリのユーザ情報を表示手段に表示するので、ユーザはユーザ情報を容易に確認できる。例えば、表示を見て他のユーザの外部メモリが挿入されていた場合、自分のメモリに交換しなければならないことが容易に認識できる。
請求項1に記載の発明によれば、電源スイッチのオンに応答して、外部メモリのユーザ情報を表示手段に表示するので、ユーザはユーザ情報を容易に確認できる。例えば、表示を見て他のユーザの外部メモリが挿入されていた場合、自分のメモリに交換しなければならないことが容易に認識できる。
請求項2に記載の発明によれば、外部メモリにパスワードが設定することができ、前記パスワードを正しく入力しない限り撮影に関連する動作を行うことができないので、他の人に無断で前記外部メモリを使用されることがない。
請求項3に記載の発明によれば、電源スイッチのオンに応答してパスワード入力指示表示が表示されるので、他の専用の操作スイッチを不要にできる。
請求項4に記載の発明によれば、
電子カメラは外部メモリに記憶されたユーザ情報あるいはパスワードを変更するユーザ情報・パスワード変更手段を有しているので容易にパスワードの変更が可能である。
電子カメラは外部メモリに記憶されたユーザ情報あるいはパスワードを変更するユーザ情報・パスワード変更手段を有しているので容易にパスワードの変更が可能である。
請求項5に記載の発明によれば、
電子カメラは外部メモリに記憶されたユーザ情報あるいはパスワードを消去する消去手段を有しているので、前記記憶されたパスワードを消去することができるので他の人が外部メモリを使用したい時に対応が可能である。また、他の人に外部メモリに記憶された画像ファイルを閲覧させることもできる。
電子カメラは外部メモリに記憶されたユーザ情報あるいはパスワードを消去する消去手段を有しているので、前記記憶されたパスワードを消去することができるので他の人が外部メモリを使用したい時に対応が可能である。また、他の人に外部メモリに記憶された画像ファイルを閲覧させることもできる。
請求項6に記載の発明によれば、
電源をオンして、パスワードを入力し撮影・再生可能状態になった後、外部メモリを外さないまま電源をオフし再度電源スイッチをオンすると撮影に関連した動作を直ちに行うことができるので、再度パスワードを入力しなければならない煩わしさがない。
電源をオンして、パスワードを入力し撮影・再生可能状態になった後、外部メモリを外さないまま電源をオフし再度電源スイッチをオンすると撮影に関連した動作を直ちに行うことができるので、再度パスワードを入力しなければならない煩わしさがない。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の実施例を図1に示す。
図1はカメラの回路ブロック図を示している。
図1において、点線で囲まれた部分は電子カメラ本体である。1は公知の撮影レンズである。2は公知の絞り、シャッタ手段である。3はCCD等により構成される撮像素子であり、撮影時撮影レンズ1及び絞り、シャッタ手段を介して被写体像が撮像面に結像される。
4は画像処理部であり、システム制御部10からの指示により前記撮像素子3からの被写体像に対応した信号を処理し、処理した信号を後述のバッファメモリ5に送る。
5はバッファメモリであり前記画像処理部4で処理した信号を後述のシステム制御部10からの指示により一時的に記憶し、前記システム制御部10の指示により信号として後述のメモリ制御部6に出力する。
6はメモリ制御部でバッファメモリ5からの信号を圧縮し後述の外部メモリ8に出力すると共に前記圧縮された内容を外部メモリ8に記憶させる。また、前記メモリ制御部6はシステム制御部10からの指示により外部メモリ8に記憶された画像情報を読出し、後述の表示部14に画像を表示することもできる。更にメモリ制御部6は後述の入力部15で入力されたユーザ情報及びパスワードをシステム制御部10の指示により外部メモリ8に記憶させること及び前記システム制御10の指示によりユーザ情報及びパスワードを読み出すことができる。
7は前記外部メモリ8との接続部である。8はフラッシュメモリ等の書き換ええ可能な外部メモリ(本実施例ではカード状のメモリを使用)である。9は不図示の測光手段の出力に応じてシステム制御部10より制御される絞り、シャッタ制御部である。10はシステムを制御するシステム制御部である。また、前記システム制御部10は後述の比較手段及び書き換え可能な不揮発性メモリも有している。
11は外部信号出力部であり外部メモリ8の画像データを後述の端子12を介して不図示のパソコン等に出力することができる。12は接続端子である。13は操作部であり複数のスイッチより構成されている。少なくとも、電源スイッチ、レリーズスイッチ、各種撮影モード切換えスイッチ等を含んでいる。
14はTFT等で構成される表示部であり、ユーザ情報及びパスワードに関連する表示内容を表示することができる。更に、カメラが再生可能状態にある時は撮影済みの外部メモリ8に書き込まれた画像情報に基づく画像を表示することができる。また、操作部13により設定された撮影モード等の表示することができる。
15は入力部で、ユーザ情報の設定及び入力等を行う為の公知の文字情報の入力部であり、複数のスイッチより構成されている。16はカメラの内蔵されたストロボであり、不図示のメインコンデンサの充電制御あるいは発光の制御等をシステム制御部10の指示により行う。
次にカメラのフローチャート図2及び図3を用いて、外部メモリ8のユーザ名及びパスワードの設定及び入力に関するカメラの動作の説明する。これは本発明の第1の実施例である。
ステップ101:不図示の電源電池を挿入する。
ステップ102:操作部13の不図示の電源スイッチがオンになっているかを判断する。オンの時はステップ103に進み、オフの時はステップ102に戻る。
ステップ103:外部メモリ8に既にユーザ名とパスワードが登録(記憶)されているかを判断する。登録されている時はステップ104に進み、登録されていない時はステップ113に進む。
ステップ104:表示部14に図3−1に示すようなメッセージが表示される。メモリユーザ名はこの場合、山田太郎である。表示部14にはパスワードの入力を促すメッセージが表示される。
ステップ105:入力部15によりパスワードを入力する。既に外部メモリ8に記憶されている6桁のアルファベットあるいは数字を入力する。入力するごとに図3−1に示す6個の四角の中に*が順に表示される。
ステップ106:入力されたパスワードと外部メモリ8に記憶されているパスワードを比較し正しいかどうかをシステム制御部10で判断する。パスワードが正しかった場合はステップ107に進む。正しくなかった場合はステップ108に進む。
ステップ107:表示部14の表示が変わり、撮影あるいは外部メモリ8に保存されている画像ファイルの再生が可能なモードとなる。また、接続端子12を介してパソコン等にメモリ8に保存されている画像ファイルの転送も可能となる。従ってこの状態でカメラの撮影等を行うことができる。
例えば、撮影モードを設定した場合は、不図示のレリーズスイッチのオンにより前記測光手段の測光結果に基づき絞り、シャッタ2が絞り、シャッタ手段制御部9により駆動され撮影レンズ1を介して撮像素子3を露光する。前記撮像素子3からの信号を画像処理部4で処理しバッファメモリ4に記憶され、メモリ制御部6により前記バッファメモリ4からの画像信号を圧縮し外部メモリ8に記憶する。外光輝度が所定値以下の場合はストロボ16を自動的に使用する機能も備えおり、ストロボ撮影も行うことができる。以上の動作はシステム制御部10の指示で行われる。
再生モードを設定した場合は、操作部13により指定された外部メモリ8に記憶されている画像ファイルをメモリ制御部6により読出し、表示部14に画像を表示する。以上の動作もシステム制御部10の指示で行われる。
この状態は一般の電子カメラの電源オン状態と同じである。
この状態で前記電源スイッチを切った場合は上記モードが終了しステップ101のスタート状態に戻る。
ステップ108:パスワードの再入力を促す表示図3−2が表示部14に表示される。
ステップ109:入力部15によりパスワードを再入力する。
ステップ110:入力されたパスワードと外部メモリ8に記憶されているパスワードを比較し正しいかどうかをシステム制御部10で判断する。パスワードが正しかった場合はステップ107に進む。正しくなかった場合はステップ111に進む。
ステップ111:表示部14に“パスワードは正しくありませんでしたので終了します”との警告メッセージを所定時間表示し、その後消す。
ステップ112:ステップ101のスタートに戻る。
ステップ113:図3−3の表示内容が表示部14に表示される。この表示はユーザ名及びパスワードを設定するかそれとも設定しないかをユーザに入力してもらうための表示である。
ステップ114:入力部15により外部メモリ8にユーザ名及びパスワードを設定する時は入力部15によりyを入力し、設定しない場合はnを入力する。入力後、表示の四角い枠内に入力した文字を所定時間表示する。
ステップ115:ユーザによりステップ114で入力された状態を判断し、ユーザ名・パスワード設定モードの時はステップ116に進み、ユーザ名及びパスワードを設定しないモードの時はステップ107に進む。
ステップ116:図3−4に示す表示が表示部14に表示される。この表示は外部メモリ8のユーザ名及びパスワードの設定を促す表示である。
ステップ117:入力部15により外部メモリ8のユーザ名を入力する。図3−4に示す表示の四角い枠内にユーザ名が表示される。
ステップ118:メモリ制御部6によりユーザ名を外部メモリ8に記憶する。
ステップ119:入力部15によりパスワードを入力する。図3−4に示す表示の6個の四角の枠内にパスワードが所定時間表示される。
ステップ120:メモリ制御部6によりパスワードを外部メモリ8に記憶する。
次にカメラのフローチャート図4及び図5を用いて、外部メモリ8のユーザ名及びパスワードの変更及び消去に関するカメラの動作の説明する。
ステップ201:カメラは前記フローチャート図2のステップ107(後述フローチャート図6に示す他の実施例の場合はフローチャート図6のステップ309)の状態になっている。
ステップ202:操作部13に設けられた不図示のユーザ名・パスワード変更スイッチがオンであるかを判別する。オンであればステップ203に進み、オフであればステップ202に戻る。
ステップ203:図5−1に示す前記ユーザ名及びパスワード変更あるいは消去の決定を促す表示が表示部14に表示される。
ステップ204:入力部15により0あるいは1を入力する。入力した数字を所定時間表示する。
ステップ205:ステップ204で入力された結果により、ユーザ名・パスワード変更モードであるかを判断する。変更モードの時はステップ206に進み、変更モードでない時は消去モードとなりステップ212に進む。
ステップ206:図5−2に示すようなメモリユーザ名及びパスワードの入力を促す表示を表示部14に表示する。
ステップ207:入力部15により新しいユーザ名を入力する。表示部14に新しいユーザ名が表示される。
ステップ208:システム制御部10の指示によりメモリ制御手段6にて外部メモリ8の古いユーザ名を消去し、新しいユーザ名を外部メモリ8に記憶する。
ステップ209:入力部15により新しいパスワードを入力する。図5−2に示す表示の6個の四角の枠内に入力されたパスワードを所定時間表示する。
ステップ210:システム制御部10の指示によりメモリ制御手段6にて外部メモリ8の古いパスワードを消去し、新しいパスワードを外部メモリ8に記憶する。
ステップ211:ステップ201にもどる。
ステップ212:システム制御部10の指示によりメモリ制御手段6にて外部メモリ8に記憶されているユーザ名及びパスワードを消去する。
次にフローチャート図2の他の実施例をフローチャート図6に従って説明する。
このフローチャート図2に示す第1の実施例は電源スイッチをオンして、パスワードを入力し撮影・再生可能状態になった後外部メモリを外さないまま電源スイッチをオフし再度電源スイッチをオンすると再度パスワードを入力しなければならない煩わしさがある。第2の実施例フローチャート図6はこの煩わしさを解決するのが目的である。
ステップ301:不図示の電源電池を挿入する。
ステップ302:操作部13の不図示の電源スイッチがオンになっているかを判断する。オンの時はステップ303に進み、オフの時はステップ302に戻る。
ステップ303:外部メモリ8に既にユーザ名とパスワードが登録(記憶)されているかを判断する。登録されている時はステップ304に進み、登録されていない時はステップ315に進む。
ステップ304:システム制御部10内の不図示の不揮発性メモリに記憶されたパスワードと外部メモリのパスワードとが同じかどうかを比較しシステム制御部で判断する。同じ時即ち前回の電源オンから外部メモリ8が変更されていない場合はステップ309に進み、異なる時即ち外部メモリ8が変更されていた場合はステップ305に進む。
ステップ305:表示部14に図3−1に示すようなメッセージが表示される。メモリユーザ名はこの場合、山田太郎である。表示部14にはパスワードの入力を促すメッセージが表示される。
ステップ306:入力部15によりパスワードを入力する。既に外部メモリ8に設定されている6桁のアルファベットあるいは数字を入力する。入力するごとに図3−1に示す6個の四角の中に*が順に表示される。
ステップ307:入力されたパスワードと外部メモリ8に記憶されているパスワードを比較し正しいかどうかをシステム制御部10で判断する。パスワードが正しかった場合はステップ308に進む。正しくなかった場合はステップ310に進む。
ステップ308:パスワードをシステム制御部10内の不揮発性メモリに記憶する。
ステップ309:表示部14の表示が変わり、撮影あるいは外部メモリ8に保存されている画像ファイルの再生が可能なモードとなる。また、接続端子12を介してパソコン等にメモリ8に保存されている画像ファイルの転送も可能となる。従って、この状態でカメラの撮影等を行う。即ちフローチャート図2のステップ107の状態と同じになるので説明は省略する。
この状態で電源スイッチを切った場合は上記モードが終了しステップ301のスタート状態に戻る。
ステップ310:パスワードの再入力を促す表示図3−2が表示部14に表示される。
ステップ311:入力部15によりパスワードを再入力する。
ステップ312:入力されたパスワードと外部メモリ8に記憶されているパスワードを比較し正しいかどうかをシステム制御部10で判断する。パスワードが正しかった場合はステップ308に進む。正しくなかった場合はステップ313に進む。
ステップ313:表示部14に“パスワードは正しくありませんでしたので終了します”との警告メッセージが所定時間表示し、その後消す。
ステップ314:ステップ301のスタートに戻る。
ステップ315:図3−3の表示内容が表示部14に表示される。この表示はユーザ名及びパスワードを設定するかそれとも設定しないかをユーザに入力してもらうための表示である。
ステップ316:入力部15により外部メモリ8にユーザ名及びパスワードを設定する時はyを入力し、設定しない場合はnを入力する。入力すると、表示の四角い枠内に入力した文字を所定時間表示する。
ステップ317:ユーザによりステップ316で入力された状態を判断し、ユーザ名・パスワード設定モードの時はステップ318に進み、ユーザ名、パスワードを設定しないモードの時はステップ309に進む。
ステップ318:図3−4に示す表示が表示部14に表示される。この表示は外部メモリ8のユーザ名及びパスワードの設定を促す表示である。
ステップ319:入力部15により外部メモリ8のユーザ名を入力する。図3−4に示す表示の四角い枠内にユーザ名が表示される。
ステップ320:メモリ制御部6によりユーザ名を外部メモリ8に記憶する。
ステップ311:入力部15によりパスワードを入力する。図3−4に示す表示の6個の四角の枠内にパスワードが所定時間表示される。
ステップ322:メモリ制御部6によりパスワードを外部メモリ8に記憶する。
以上が他の実施例の動作である。
上記他の実施例ではパスワードを入力するのに応じて外部メモリ8に記憶されているパスワードの内容と同じ内容をシステム制御部内の不揮発性メモリにも記憶しておき、再度電源スイッチを入れた時外部メモリ8内のパスワードと不揮発性メモリ内のパスワードが一致した時はパスワード入力なしに撮影・再生可能モードに移行できるようにしたものである。
なお、以上の説明において請求項に記されているユーザ情報入力手段は入力部15であり、第1の制御手段はメモリ制御部6であり、表示手段は表示部14であり、パスワード設定手段は入力部15であり、第2の制御手段はメモリ制御部6であり、第1及び第2の比較手段はシステム制御部10であり、変更手段はシステム制御部10及びメモリ制御部6であり、消去手段はシステム制御部10及びメモリ制御部6である。
また、本実施例ではユーザ情報としてユーザ名を用いたが、一人のユーザが複数の外部メモリを有する場合は、撮影目的別にユーザ情報を設定できるようにしても良い。この場合、パスワードは同一にしたほうが好ましい。
3 撮像素子
4 画像処理部
5 バッファメモリ
6 メモリ制御部
8 外部メモリ
10 システム制御部
13 操作部
14 表示部
15 入力部
4 画像処理部
5 バッファメモリ
6 メモリ制御部
8 外部メモリ
10 システム制御部
13 操作部
14 表示部
15 入力部
Claims (6)
- 撮像素子で画像を撮影し、着脱可能なメモリに画像情報を記録することのできる電子カメラにおいて、
前記メモリのユーザに関する情報を入力するユーザ情報入力手段と、
前記ユーザ情報入力手段により入力されたユーザ情報を前記メモリに記憶する第1の制御手段と、
前記ユーザ情報を表示する表示手段と、
電源スイッチと、を有し、
電源スイッチのオンに応答して前記メモリに記憶された前記ユーザ情報を前記表示手段に表示することを特徴とする電子カメラ。 - 前記電子カメラは、
パスワード設定手段と、
前記パスワード設定手段により入力されたパスワードを前記メモリに記憶する第2の制御手段と、
パスワード入力手段と、
前記パスワード入力手段により入力されたパスワードと前記メモリに記憶されたパスワードとを比較する第1の比較手段と、を有し、
前記第1の比較手段による比較の結果、前記メモリに記憶されたパスワードとパスワード入力手段により入力されたパスワードが一致しない場合は撮影に関連する動作を禁止することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。 - 前記電源スイッチのオンに応答して前記ユーザ情報を表示する表示手段にパスワード入力要求指示表示が表示されることを特徴とする請求項2に記載の電子カメラ。
- 前記記憶されたユーザ情報あるいはパスワードを変更するユーザ情報・パスワード変更手段を有することを特徴とする請求項2または3に記載の電子カメラ。
- 前記記憶されたユーザ情報あるいはパスワードを消去する消去手段を有することを特徴とする請求項2乃至4いずれかに記載の電子カメラ。
- 前記第1の比較手段による比較の結果、前記パスワード入力手段により入力されたパスワードが前記メモリのパスワードと一致した時、前記パスワード入力手段により入力されたパスワードを記憶するカメラ内の不揮発性メモリと、
前記不揮発性メモリに記憶されたパスワードと入力されたパスワードとを比較する第2の比較手段を有し、
前記2つのパスワードが一致した場合は撮影に関連する動作を許容することを特徴とする請求項2乃至5いずれかに記載の電子カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004067214A JP2005260443A (ja) | 2004-03-10 | 2004-03-10 | 電子カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004067214A JP2005260443A (ja) | 2004-03-10 | 2004-03-10 | 電子カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005260443A true JP2005260443A (ja) | 2005-09-22 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004067214A Withdrawn JP2005260443A (ja) | 2004-03-10 | 2004-03-10 | 電子カメラ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005260443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013140601A (ja) * | 2013-02-05 | 2013-07-18 | Canon Software Inc | 撮影装置およびその制御方法、並びに撮影装置のプログラム |
-
2004
- 2004-03-10 JP JP2004067214A patent/JP2005260443A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013140601A (ja) * | 2013-02-05 | 2013-07-18 | Canon Software Inc | 撮影装置およびその制御方法、並びに撮影装置のプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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