JP2005260370A - 光信号劣化補償器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 波長分割多重方式を用いる光伝送システムにおいて波長毎に配置される構成部品を共用化し、補償器のサイズや価格を低減させる。
【解決手段】 複数の各波長信号に対して、その合波後に行われる劣化補償に関係する調整を行う手段2と、複数の手段2の出力を合波する手段3と、手段3の出力に対して波形劣化の補償を行う手段4と、手段4の出力の一部から複数の波長のいずれかの成分を選択する手段5と、手段5の出力を用いて信号劣化の程度を検出し、その程度を減少させるように、選択された波長に対応する手段2による調整を制御する手段6とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光信号の劣化補償方式に係り、さらに詳しくは光伝送路における信号波形の劣化を補償する補償装置、特に高速伝送や長距離伝送における偏波モード分散による光信号波形の劣化を補償する偏波モード分散補償器に関する。
近年インターネットの普及などに伴って、光信号を用いたデータの転送容量が増大しており、高速大容量通信を可能とする波長分割多重(WDM)技術が導入されている。しかしながら例えば伝送速度が40Gbit/s以上の光伝送システムにおいては、偏波モード分散PMD(ポラリゼーション・モード・ディスパーション)が伝送距離制限の要因の1つとして重要となってくる。
一般のシングル・モード・ファイバ(SMF)のコアは真円ではなく、わずかに楕円となっているため、複屈折が生ずる。複屈折によってファイバに入力された光信号は、直交する2つの偏波モード成分、すなわち速波軸と遅波軸とに分離する。偏波モード成分の間では、伝達速度が異なるため、群遅延時間差DGD(ディファレンシャル・グループ・ディレイ)が生ずる。光信号が、ファイバをはじめとする複屈折媒体を通過した後に生ずるモード間の群遅延時間差は、偏波モード分散と呼ばれる。
理想的な真円のコアを持つシングル・モード・ファイバは偏波モード分散を生じないが、実際のファイバのコアは製造過程において、あるいは各種の応力(温度の変化、曲げ、ねじれ、張力など)によってわずかな歪み、すなわち複屈折を生じる。PMDは、波長の間にほとんど相関関係がなく、また温度やストレスなどの伝送路の環境変化によって経時的に変動する性質を持つ。
敷設されているファイバのPMDの値は距離の平方根に比例する。海外に敷設された古いファイバではPMDの値が単位長さ当たり0.5から2ps/√kmを超える大きな値を持つといわれており、40Gbit/s伝送での伝送距離は3〜50km程度(最悪のPMDの値を平均の3倍と仮定した場合)に制限される。例えば10Gbit/sの伝送速度のシステムにおいても、数千km以上の超長距離伝送ではPMDによる波形の劣化を無視することはできず、40Gbit/s以上の超高速通信や超長距離伝送システムにおいては、伝送路の中継ノードにPMD補償器を配置した自動PMD補償技術が必要となる。
このような伝送路における光信号の劣化補償を行う従来技術として、次のような文献がある。
特開2001−53680号公報 「分散補償器」 特開2001−186084号公報 「光波長多重化のための光送信端局システム」 特開2002−303805号公報 「可変分散補償器及び光伝送システム」 特開2003−233045号公報 「偏光制御素子およびこれを用いた差分遅延時間補正装置」
特許文献1においては、複数のファイバ・グレイティングを使用して、広範囲の波長帯域に渡るWDM光信号の波長分散を補償する場合に、入射光を分波した複数の波長を、それぞれ複数の各分散補償ファイバ・グレイティングの反射波長の中心波長とするように設定することによって、補償後の光信号の光学特性を向上させる技術が開示されている。
特許文献2には光波長多重化のための光送信端局において、各チャンネルごとに用意されていた累積波長分散補償用のデバイスを部分的に共用することによって、デバイスの数を減らす光通信端局システムが開示されている。
特許文献3には、波長分散補償対象の信号光の分波の結果としての各周波数成分を、対応する反射ミラーで反射して所定の位相シフトを与えるにあたり、反射ミラーを反射位置が可変な可動ミラーとすることによって、信号光に生じる分散を高い精度で補償することができる可変分散補償器が開示されている。
特許文献4には、偏波モード分散を補償するために偏波状態を制御する偏波コントロール機能と、群遅延時間差を補正できる差分遅延時間補正機能が1つのバルク素子上に実現された偏波分散補正装置が開示されている。
しかしながら特許文献1から特許文献3の技術は、本発明が対象とする偏波モード分散の補償を行うものではなく、単に波長分散の補償を行うものであり、偏波モード分散の補償には適用することはできないという問題点があった。また特許文献4の技術は基本的に単一波長の光信号に対して適用されるものであり、波長分割多重方式において多くの波長の光信号が多重化されて転送される場合には、この波長の数に等しい偏波分散補正装置を必要とするという問題点があった。
ここで偏波モード分散補償器の従来技術について、図15から図17を用いてさらに説明する。図15は、偏波モード分散補償器の従来例の構成を示すブロック図である。同図において、伝送路100からの光信号は偏波制御器101に与えられる。偏波制御器101は、入力光信号の偏光状態を調整し、光波形の整形を行うものであり、その出力は、DGD補償部102に与えられる。DGD補償部102は、伝送路100において生じた群遅延時間差とは基本的に逆の時間差を与えることによって群遅延時間差を補償し、光信号波形の劣化の補償を行うものである。
DGD補償部102の出力は、カプラー103によってその一部が分波され、PMDモニタ104に与えられる。PMDモニタ104はDGD補償部102の出力に含まれる偏波モード分散の値を検出するものであり、その偏波モード分散は、例えば偏光度の値として検出され、制御回路105に与えられ、制御回路105が偏波制御器101の偏光状態を制御することによって、PMDモニタ104によって検出される偏波モード分散を減少させる制御が行われる。
図16は、群遅延時間差(DGD)による偏波モード分散の説明図である。同図において光ファイバに入力された光信号は群遅延時間差によって速波軸と遅波軸とに分離されて出力される。左側はDGDがない場合の波形および合成ベクトルを示す。DGDがない場合には、速波軸の成分と遅波軸の成分とは時間的に同じ速度を持ち、従って合成されたベクトルは、どの時刻においても同一の方向を向いている。この状態が前述の偏光度が100%の状態に相当する。これに対して右側のDGDがある場合には、速波軸成分と遅波軸成分との速度が異なり、合成されたベクトルは時刻によって様々な方向を向き、その結果偏光度の値は100%未満となる。
図17は、波長分割多重方式で伝送される入力光信号に対する偏波モード分散補償器の従来例の構成ブロック図である。同図において、伝送路から入力される光信号は分波器110によって多重化された各波長の信号に分波され、それぞれ偏波制御器111に入力され、それぞれの波長成分に対して図15におけると同様に偏波制御器111、DGD補償部112、PMDモニタ114(制御回路を含む)によって偏波モード分散補償が行われ、補償後の各波長の光信号は合波器115によって合波されて出力される。
しかしながらこのような従来例や、特許文献4で説明した技術を用いる場合には、波長分割多重伝送システムでは、波長、すなわちチャネルごとにPMD補償器を配置する必要がある。例えば図17では波長ごとに偏波制御器、DGD補償部、およびPMDモニタの配置が必要であり、例えば伝送路上で偏波モード分散補償器が配置される中継ノードのサイズやコストが大きくなるという問題点があった。
本発明の課題は、上述の問題点に鑑み、波長分割多重方式を用いる光伝送システムにおいて、波長毎に配置される構成部品を共用化することによって、偏波モード分散補償器のサイズや価格を低減させることである。
図1は、本発明の光信号劣化補償器の原理構成ブロック図である。同図において光信号劣化補償器1は、例えば偏波モード分散補償器であり、複数の波長信号調整手段2、合波手段3、合波信号補償手段4、波長信号選択手段5、および補償制御手段6を備える。
複数の波長信号調整手段2は、複数の波長の光信号のそれぞれに対して、それら複数の波長信号が合波された後に行われる波形劣化の補償に関係する調整を行うものであり、合波手段3は、複数の波長信号調整手段2の出力を合波するものである。波長信号調整手段2は、例えば偏波制御器である。
合波信号補償手段4は、合波手段3の出力する合波信号に対して波形劣化の補償を行うものであり、例えば群遅延時間差補償部である。波長信号選択手段5は、合波信号補償手段4の出力の一部から複数の波長のいずれかの成分を選択するものであり、例えば光カプラーと波長可変フィルタによって構成される。
補償制御手段6は、波長信号選択手段5の出力、すなわち選択された波長の光信号からその波形の劣化の程度を検出し、劣化の程度を減少させるように選択された波長に対応する波長信号調整手段2、例えば偏波制御器による調整を制御するものであり、例えばPMDモニタ(制御回路を含む)によって構成される。PMDモニタを用いる場合には補償制御手段6は、光信号の波形の劣化の程度として偏波モード分散を検出し、偏波モード分散の値を減少させるように波長信号調整手段2を制御することになる。
発明の実施の形態においては、前述の複数の各波長の光信号が合波、あるいは多重化されている信号から各波長の光信号を分波して、それぞれ複数の波長信号調整手段2に与える分波手段をさらに備えることもできる。
発明の実施の形態においては、合波信号補償手段4、例えば偏波モード成分の間での群遅延時間差を補償するDGD補償部として偏波保持ファイバを用いることも、または複屈折板を用いることも、あるいは2つの直交する偏波モード成分への分離を行う分波ビームスプリッターと、分離された偏波モード成分間に固定の時間差を与える差分ラインと、ラインの出力部に接続された偏波合波器からなる群遅延時間差補償部を用いることもできる。
さらに発明の実施の形態においては、補償制御手段6を構成する、例えばPMDモニタとして偏光度モニタを用いることも、または特定周波数の光信号成分の強度を用いて波形劣化を検出するモニタを用いることも、あるいはビット・エラー・レートを検出するモニタを用いることも可能である。
本発明によれば、超高速、あるいは超長距離の光伝送システムにおいて、光信号の劣化補償器、例えば偏波モード分散補償器を構成するために必要となるデバイスの数を減らすことができ、小型で安価な偏波モード分散補償器を伝送路上に多数配置することが可能となり、光伝送システムの信頼性の向上に寄与するところが大きい。
図2は、本発明の偏波モード分散(PMD)補償器の基本的な構成を示すブロック図である。同図においてPMD補償器は、例えば伝送路において劣化した光信号、例えば波長多重信号から各波長λ1、λ2..λnの光信号を分波する分波器11、各波長の光信号に対してその偏光状態を制御する偏波制御器12、各偏波制御器12の出力を合波する合波器13、合波器13の出力に対して群遅延時間差の調整を行うための群遅延時間差(DGD補償部)14、DGD補償部14の出力を分波する分波器、例えばカプラー15、分波器15の出力から各偏波制御器12に対応する複数の波長λ1、λ2..λnのいずれかの成分を選択する波長選択部16、波長選択部16の出力からそのPMD、すなわち偏波モード分散の値を求め、PMDの値が0に近づくように、選択された波長に対応する偏波制御器12の制御を行うPMDモニタ17によって構成されている。
図2の偏波制御器12としては、各種のものを使用することができる。この偏波制御器12は、入力される単一波長の光信号の偏光状態を任意に変化させることができるものである。その1つとしてLN型偏波制御器がある。これはニオブ酸リチウムLiNbO3を使ったものである。基板の上に光の導波路を形成するLiNbO3などが埋め込まれ、その導波路をはさむ形で電極が設置され、電極に電圧を加えることによって生じる電気光学効果を用いて偏波制御が行われる。
偏波制御器の第2の例としては、液晶がある。液晶に電圧をかけることによって分子の配列が変わるが、分子配列に沿って偏光を回転させることによって偏波制御を行うことができる。
第3の例は圧電素子を用いるものである。圧電素子に加える電圧を調整して、ファイバに圧力を加えることによってコアが変形し、偏波制御が行われる。このように偏波制御器としては各種のものが用いられるが、この偏波制御器自体については、本発明と直接の関連がないため、その詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、図2におけるDGD補償部14として各種の補償部を用いることができる。図3はこの補償部として偏波保存(保持)ファイバPMFを用いる、偏波モード分散補償器の実施例1の構成ブロック図である。合波器13の出力に対して、その速度が速い偏波モード成分を低速伝搬軸に送り込むような制御を行うことにより、伝送路中で生じた群遅延時間差の補償を行うことができる。
図4は、DGD補償部14として複屈折板21を用いる偏波モード分散補償器の実施例2の構成ブロック図である。複屈折版21としては、YVO4、LiNbO3、TiO2、およびCaCO3などがあげられるが、これ以外の複屈折を有する結晶を用いることもできる。速度の速い偏波モード成分を結晶の低速伝搬軸に送り込むような制御を行うことで、伝送路中で生じた群遅延時間差の補償が行われる。
図5は、DGD補償部14として固定時間差分ライン22を使用した、偏波モード分散補償器の実施例3の構成ブロック図である。この固定時間差分ライン22では、その入力側で合波器13から出力される信号が偏波ビームスプリッターにより2つの偏波モード成分に分離される。分離された偏波成分は、それぞれ距離が異なる光路を通過することにより、伝送路における劣化に相当する、光信号の持つ偏波モード分散による群遅延時間差と逆の値の時間差が与えられて群遅延時間差の補償が行われる。固定時間差分ラインの出力側では、偏波合波器により2つの偏波モード成分の結合が行われる。
次に各実施例に共通して図2の波長選択部16、およびPMDモニタ17の構成について説明する。図6は波長選択部16に相当するAOTF(Absolute Optical Tunable Filet)の説明図である。AOTF25に対して発振器26を用いて制御用のラジオ周波数信号を入力することによって、結晶格子内に屈折率の変化が起こり、回折格子のような動作が行われ、バンドパスフィルタの動作が行われる。そこで波長多重信号を入力させることによって、その中の任意の波長の光を取り出すことができる。
図7は、この制御ラジオ周波数信号の周波数に対応して選択される波長の例を示している。波長選択部16としてはこのAOTFに限らず、複数の波長の中から任意に単一波長の光を取り出すことができるものであれば、どのようなフィルタを用いても良い。
図8から図11は、図2のPMDモニタ17として偏光度DOP(ディグリー・オブ・ポラリゼーション)の値を用いるDOPモニタの構成とその動作の説明図である。図8は、DOPモニタの接続図であり、図2のカプラー15と図6、図7で説明したAOTF25によって取り出された単一波長λ3の光がDOPモニタ28に入力される。
DOPモニタ28が検出する偏光度DOPは、光信号パワーの総平均に占める光偏波されたパワーの割合を示すものであり、偏光された出力と総出力との比をパーセント表示で表わすものである。DOPの検出には、高速な電気回路が必要ではなく、光信号のビットレートに依存しない値が得られる。なお、このDOPの検出による偏波モード分散の制御については、次の文献がある。
N.Kikuchi:Analysis of Signal Dgree of Polarization Degradation Used as Control Signal for Optical Polarization Mode Dispersion Compensation, JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, vol.19, No.4,PP.480−486 April 2001
図9はこのDOPモニタの構成例の説明図である。同図において伝送路29から出力された光信号は、カプラー30によって分波され、ビームスプリッター31に入力される。ビームスプリッター31によって4つに分離された光信号は、そのまま、またはλ/4波長板32、偏光板33などを介して4つのフォトダイオード34に入力され、それぞれ電気信号に変換される。それぞれの電気信号の値によって光信号のパワーS0 からS3 までが求められ、そのパワーの値によって偏光度DOPが次式によって計算される。なお、図9において、S1 を求めるためのλ/4波長板32は光の進行方向に対して垂直に設置されるが、S3 を求めるためのものは45°、または135°の角度で設置される。
Figure 2005260370
図10、および図11は、DOPを用いた光信号波形の劣化補償の説明図である。図10は、DOP、およびペナルティと、DGD/Tとの関係を示す。DGD、すなわち群遅延時間差の値と光信号の1タイムスロットTとの比が横軸の値である。例えば、40Gbit/sの光信号においては、1タイムスロットの値が25psであり、DGDの値が25psの時に横軸の値が1となる。
DOPの値が大きいほど偏波モード分散、すなわちPMDによる波形劣化が小さくなる。波形劣化はペナルティによって示されるが、このペナルティは、例えばPMDによる波形の劣化が起こっていない状態でのビットエラーの値と同じ値にするために余分に必要な光強度を示す。そこで図10においては、図2のDGD補償部14の出力側におけるDGDの値が0に近づくように、選択された周波数に対応する偏波制御器12の制御を行うことによって光信号波形の劣化補償が行われる。
図11は、例えば図2のDGD補償部14の出力側におけるDGDの値と、光信号波形の関係の説明図である。DGDの値が小さくなるにつれて、光信号としてその振幅が大きい、すなわちアイ開口度が大きい信号が得られることが示されている。
図12、および図13は、PMDモニタ17として光信号の強度成分を検出するSBH(スペクトラム・バーリング・ホールド)方式を用いる波形劣化補償方式の説明図である。図12においてフォトダイオード36によって電気信号に変換された光信号は、2つのバンドパスフィルタ(BPF)37に与えられる。これらのBPF37によって元の光信号の周波数foの1/2の周波数成分と、1/4の周波数成分とが取り出され、例えば元の信号の周波数を40GHzとすると20GHzと10GHzとの成分が取り出される。
図13は、図10と同様にDGD/Tの値に対して、ペナルティとBPF37によって検出されたパワーを縦軸に示したものである。検出パワーの値は、例えば最大値を1として規格化されて示されている。図13においてfo/2の成分(実線)は2つのピークを持つが、fo/4成分(一点鎖線)はピークを1つだけ持ち、両方のピークが一致するB点に近づくように図2の偏波制御器12の制御を行うことによって、DGDの値を0に近づけることができる。なお、このような信号成分強度の検出による偏波モード分散の補償について次の文献がある。
大井,秋山,石川:40 Gbit/s 自動偏波モード分散補償実験、信学技報 OCS99−99, OPE99−103, LQE99−100(1999−11)
図14は図2のPMDモニタの代わりに、出力光信号のビット誤り率BER(ビット・エラー・レート)を検出するBERモニタを備える偏波モード分散補償器の構成ブロック図である。このBERモニタ40は、波長選択部16の出力する単一波長の光信号を電気信号に変換してビット誤り率を検出するものであり、誤り率が最小になるように偏波制御器12の制御を行うことによって光信号波形の劣化補償が行われる。ここではPMDモニタ17の代わりにビット・エラー・レートの検出を行うものとしたが、他にもアイ開口度などの偏波モード分散による波形劣化を検出して偏波制御器の制御を行うことも可能である。
以上のように本実施形態においては、図17の従来例において各周波数成分に対応して備えられるDGD補償部とPMDモニタとを共用することによって、小型でコストの低いPMD補償器を伝送路上に配置することが可能となる。
例えばPMDモニタとして用いられるDOPモニタによって単一波長の光信号のDOPの値を測定するための時間は数十μsである。一方PMDの補償制御においては、モニタからの情報を基にして演算を行い、各デバイスに制御信号を送るために数百μsから数msの時間が必要となる。このようなモニタの測定速度とPMD補償のための制御速度との差を利用することで、モニタを共有することが可能となる。例えばPMD補償器の応答速度を200μs以上、DOPモニタの応答速度を10μs以下とし、波長可変フィルタとして前述のAOTFを用いて10μsのオーダで波長の切換を行うことができるものとすると、10波長の光多重信号に対するDGD補償部とPMDモニタの共有が可能となる。
次にコストについては、波長の数によって異なるが、例えば10波長分のDGD補償部とDOPモニタの共用化を行った場合には、従来の構成と比べてコストを、例えば約60%にすることが可能であり、またPMD補償制御の応答速度を落とすことでより一層のコスト削減が可能である。
(付記1) 複数の波長の光信号のそれぞれに対して、該複数の波長信号が合波された後に行われる波形劣化の補償に関係する調整を行う複数の波長信号調整手段と、
該複数の波長信号調整手段の出力を合波する合波手段と、
該合波手段の出力する信号に対して波形劣化の補償を行う合波信号補償手段と、
該合波信号補償手段の出力の一部から、前記複数の波長のいずれかの成分を選択する波長信号選択手段と、
該波長信号選択手段の出力を用いて光信号の波形劣化の程度を検出し、該劣化の程度を減少させるように該選択された波長に対応する波長信号調整手段による調整を制御する補償制御手段とを備えることを特徴とする光信号劣化補償器。
(付記2) 前記波長信号選択手段が波長可変フィルタを備えることを特徴とする付記1記載の光信号劣化補償器。
(付記3) 前記複数の各波長の光信号が波長分割多重化されている信号から、該各波長の光信号を分波して前記複数の波長信号調整手段に与える分波手段をさらに備えることを特徴とする付記1記載の光信号劣化補償器。
(付記4) 前記合波信号補償手段が、該合波信号の偏波モード成分の間での群遅延時間差を補償する群遅延時間差補償部によって構成されることを特徴とする付記1記載の光信号劣化補償器。
(付記5) 前記群遅延時間差補償部が偏波保持ファイバを備えることを特徴とする付記4記載の光信号劣化補償器。
(付記6) 前記群遅延時間差補償部が複屈折板を備えることを特徴とする付記4記載の光信号劣化補償器。
(付記7) 前記群遅延時間差補償部が、前記合波手段の出力する合波信号を2つの直交する偏波モード成分に分離する偏波ビームスプリッターと、分離された偏波モード成分間に固定時間差を与える時間差分ラインと、該差分ラインの出力部に接続された偏波合波器とを備えることを特徴とする付記4記載の光信号劣化補償器。
(付記8) 前記各波長信号調整手段が、光信号の偏光状態を制御する偏波制御器によって構成されることを特徴とする付記1記載の光信号劣化補償器。
(付記9) 前記補償制御手段が、前記光信号の劣化の程度として偏波モード分散を検出し、該偏波モード分散を減少させるように前記偏波制御器を制御することを特徴とする付記8記載の光信号劣化補償器。
(付記10) 前記補償制御手段が、偏光度によって前記偏波モード分散を検出する偏光度モニタを備えることを特徴とする付記9記載の光信号劣化補償器。
(付記11) 前記補償制御手段が、光信号成分の強度によって前記偏波モード分散を検出する信号強度モニタを備えることを特徴とする付記9記載の光信号劣化補償器。
(付記12) 前記補償制御手段が、前記光信号のビット・エラー・レートによって前記偏波モード分散を検出するビット・エラー検出器を備えることを特徴とする付記9記載の光信号劣化補償器。
本発明の光信号劣化補償器の原理構成を示すブロック図である。 本実施形態における偏波モード分散補償器の構成を示すブロック図である。 偏波モード分散補償器の実施例1の構成を示すブロック図である。 偏波モード分散補償器の実施例2の構成を示すブロック図である。 偏波モード分散補償器の実施例3の構成を示すブロック図である。 波長可変フィルタとしてのAOTFの構成を示す図である。 図6のAOTFにおける制御信号周波数と選択波長との関係を示す図である。 PMDモニタとして用いられるDOPモニタの接続を示す図である。 DOPモニタによる偏光度検出方式の説明図である。 DOPモニタを用いる光信号波形補償方式の説明図である。 DGDの値に対応する光信号波形の変化の説明図である。 PMDモニタが光信号成分の強度を検出する方式の説明図である。 図12における光信号波形劣化補償方式の説明図である。 PMDモニタがビット・エラー・レートを検出する方式の波長モード分散補償器の構成を示すブロック図である。 単一波長光信号に対するPMD補償器の従来例の構成を示すブロック図である。 群遅延時間差と偏波モード分散の関係の説明図である。 複数波長の光多重信号に対する偏波モード分散補償器の従来例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 光信号劣化補償器
2 波長信号調整手段
3 合波手段
4 合波信号補償手段
5 波長信号選択手段
6 補償制御手段
11 分波器
12 偏波制御器
13 合波器
14 DGD補償部
15、30 カプラー
16 波長選択部
17 PMDモニタ
20 偏波保持ファイバ(PMF)
21 複屈折板
22 固定時間差分ライン
25 AOTF(波長可変フィルタ)
26 発振器
28 DOPモニタ
29 伝送路
31 ビームスプリッター
32 λ/4波長板
33 偏光板
34、36 フォトダイオード
38 バンドパスフィルタ
40 BERモニタ

Claims (5)

  1. 複数の波長の光信号のそれぞれに対して、該複数の波長信号が合波された後に行われる波形劣化の補償に関係する調整を行う複数の波長信号調整手段と、
    該複数の波長信号調整手段の出力を合波する合波手段と、
    該合波手段の出力する信号に対して波形劣化の補償を行う合波信号補償手段と、
    該合波信号補償手段の出力の一部から、前記複数の波長のいずれかの成分を選択する波長信号選択手段と、
    該波長信号選択手段の出力を用いて光信号の波形劣化の程度を検出し、該劣化の程度を減少させるように該選択された波長に対応する波長信号調整手段による調整を制御する補償制御手段とを備えることを特徴とする光信号劣化補償器。
  2. 前記複数の各波長の光信号が波長分割多重化されている信号から、該各波長の光信号を分波して前記複数の波長信号調整手段に与える分波手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の光信号劣化補償器。
  3. 前記合波信号補償手段が、該合波信号の偏波モード成分の間での群遅延時間差を補償する群遅延時間差補償部によって構成されることを特徴とする請求項1記載の光信号劣化補償器。
  4. 前記各波長信号調整手段が、光信号の偏光状態を制御する偏波制御器によって構成されることを特徴とする請求項1記載の光信号劣化補償器。
  5. 前記補償制御手段が、前記光信号の劣化の程度として偏波モード分散を検出し、該偏波モード分散を減少させるように前記偏波制御器を制御することを特徴とする請求項4記載の光信号劣化補償器。
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