JP2005259985A - 光送信モジュール及びそれを用いた光送信器 - Google Patents

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美樹 工原
Mitsuaki Nishie
光昭 西江
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隆 福岡
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Abstract

【課題】 半導体発光素子の前面光をモニタすることが可能な光送信モジュール及びそれを用いた光送信器を提供する。
【解決手段】 光送信モジュール100は、信号光を発生する半導体発光素子17と、信号光を受ける光入射面19tと該信号光の一部を出射する光出射面19hとを有しており半導体発光素子17をモニタするモニタ用フォトダイオード19と、モニタ用フォトダイオード19の光出射面からの信号光を受ける光伝送媒体5と、光伝送媒体5、モニタ用フォトダイオード19及び半導体発光素子17を所定の軸に沿ってこの順に保持し、ステム11を含むパッケージ7と、を備え、半導体発光素子17及びモニタ用フォトダイオード19はステム11上に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は光送信モジュール及びそれを用いた光送信器に関する。
APC制御がされる光送信モジュールとして、図12に示すものが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。この光送信モジュール500は、半導体レーザ素子501と、この半導体レーザ素子からの信号光をモニタするモニタ用フォトダイオード503とを備える。モニタ用フォトダイオード503は、半導体レーザ素子501の背面光を受ける。上記光送信モジュール500を用いた光送信器では、このモニタ用フォトダイオードからのモニタ電気信号に基づいて半導体レーザ素子の出力を制御している。
特開平9−269440号公報
しかしながら、半導体レーザ素子の背面光の強度は使用温度によって変化し、半導体レーザ素子の出力と背面光の強度との関係もすべての使用温度において一定ではない。半導体レーザ素子の背面光をモニタする上記光送信モジュールでは、使用温度によっては光出力の適正な制御が得られなかった。
そこで、本発明は、半導体発光素子の前面光をモニタすることが可能な光送信モジュール及びそれを用いた光送信器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光送信モジュールは、信号光を発生する半導体発光素子と、信号光を受ける光入射面と該信号光の一部を出射する光出射面とを有しており半導体発光素子をモニタするモニタ用フォトダイオードと、モニタ用フォトダイオードの光出射面からの信号光を受ける光伝送媒体と、光伝送媒体、モニタ用フォトダイオード及び半導体発光素子を所定の軸に沿ってこの順に保持しステムを含むパッケージと、を備え、半導体発光素子及びモニタ用フォトダイオードはステム上に設けられている。
また、本発明の光送信モジュールは、信号光を発生する半導体発光素子と、信号光を受ける光入射面と該信号光の一部を出射する光出射面とを有しており半導体発光素子をモニタするモニタ用フォトダイオードと、モニタ用フォトダイオードの光出射面からの信号光を受ける光ファイバを含むファイバスタブと、半導体発光素子及びモニタ用フォトダイオードを搭載する搭載部材と、ファイバスタブを保持する保持部材と、搭載部材及び保持部材を搭載するフレキシブルプリント基板と、を備えている。
これらの光送信モジュールによれば、モニタ用フォトダイオードの光入射面は、半導体発光素子が発生した前面光を受けるので、半導体発光素子の前面光がモニタされる。また、光入射面に入射した前面光の一部がモニタ用フォトダイオードの光出射面から出射され光伝送媒体を介して送信される。
また、本発明の光送信モジュールは、パッケージが、ステムに搭載されたキャップを更に含み、モニタ用フォトダイオードと光伝送媒体との間に位置しキャップに保持されたレンズを有することを特徴としてもよい。このようにすれば、光伝送媒体への信号光が効率よく伝達される。
また、本発明の光送信モジュールは、モニタ用フォトダイオードは、第1及び第2の領域を含む主面を有する基板と、基板の第1の領域上に設けられ信号光を吸収する半導体吸収領域と、基板の第2の領域上に設けられ信号光を透過させる半導体透過領域と、を含んでおり、半導体発光素子からの信号光は、半導体吸収領域及び半導体透過領域に入射することを特徴としてもよい。
この光送信モジュールによれば、モニタ用フォトダイオードが受けた信号光の一部は、半導体透過領域を通過して送信光となり、一方、該信号光の残りは半導体吸収領域によって吸収され、モニタ信号に変換される。
上記作用を効果的に奏するモニタ用フォトダイオードの構成としては、第1の領域が、第2の領域に囲まれていることを特徴とする構成が挙げられる。
また、上記作用を効果的に奏するモニタ用フォトダイオードの他の構成としては、第1の領域が、帯状の閉じた領域であることを特徴とする構成が挙げられる。
また、上記作用を効果的に奏するモニタ用フォトダイオードの更に他の構成としては、基板の主面が、光伝送媒体及び半導体発光素子を通過する平面と主面との交差線によって、第1及び第2の領域に分割されていることを特徴とする構成が挙げられる。
また、本発明の光送信モジュールは、半導体発光素子とモニタ用フォトダイオードとの間に設けられ半導体発光素子からの信号光を集光する集光手段を更に備えたことを特徴としてもよい。このようにすれば、モニタ用フォトダイオードへの信号光が効率よく送信される。
また、本発明の光送信モジュールは、半導体発光素子が、端面出射型の半導体レーザダイオード、端面出射型の発光ダイオード、面発光型の半導体レーザダイオード又は面発光型の発光ダイオードの何れかを含むことを特徴としてもよい。
また、本発明の光送信モジュールは、光伝送媒体が、光ファイバ又は光導波路を含むことを特徴としてもよい。
また、本発明の光送信器は、上記何れかの光送信モジュールと、モニタ用フォトダイオードからの信号に応じて半導体発光素子を制御するための信号を発生するAPC制御回路と、を備えている。この光送信器によれば、APC制御回路はモニタ用フォトダイオードが受けた半導体発光素子の前面光に応じたモニタ信号に応答して半導体発光素子の出力を制御する信号を発生する。
本発明によれば、半導体発光素子の前面光をモニタすることが可能な光送信モジュール及びそれを用いた光送信器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る光送信モジュール100を示す断面図である。光送信モジュール100は、同軸型CANパッケージの構成を有しており、いわゆるピグテール型の光送信モジュールである。光送信モジュール100は、半導体発光素子17と、モニタ用フォトダイオード19と、半導体発光素子17から出射される信号光を受ける光伝送媒体5と、を保持するパッケージ7を備えている。パッケージ7は、フェルールホルダ35と、ベンドリミッタ37と、ステム11と、CANキャップ13とを有している。フェルールホルダ35は筒状の側壁を有しており、一端及び他端を有している。フェルールホルダ35は、その一端が光伝送媒体5を保持し、他端が出射モジュール3のステム11の主面11a上に固定されてステム11上に搭載されており、CANキャップ13を覆っている。光伝送媒体5は光ファイバ31と、光ファイバ31を保持するフェルール33を有している。フェルールホルダ35とステム11とに囲まれた空間内に光伝送媒体5の端面5aが露出している。
出射モジュール3は、ステム11と、CANキャップ13と、半導体発光素子17と、モニタ用フォトダイオード19と、を備えている。ステム11は、円盤状に形成された部材であり、例えばステンレス、鉄等の金属材料から成る。ステム11はその主面11aから突出するマウント部11bを有している。CANキャップ13は、筒形状に形成された側壁を有し、この側壁の下端がステム11の主面11aに固定され、マウント部11bを覆うようにステム11上に搭載されている。CANキャップ13は、その上壁に形成された開口部13aを塞ぐように設けられた窓部材23を有している。窓部材23は半導体発光素子17からの信号光(後述する)を透過する材料から成る。半導体発光素子17及びモニタ用フォトダイオード19は、共にマウント部11bに搭載されつつステム11とCANキャップ13とに囲まれた空間に収容されている。また、ステム11には、主面11aに略垂直に複数のリードピン21が挿通している。
光伝送媒体5と、モニタ用フォトダイオード19と、半導体発光素子17と、はこの順に所定の軸AX1に沿って位置している。半導体発光素子17の前端面17aからの信号光はモニタ用フォトダイオード19へ向けて出射される。この信号光はモニタ用フォトダイオード19の光入射面19tに入射し、信号光の一部が電気信号へ変換され、他の一部はモニタ用フォトダイオード19を透過して光出射面19hから出射される。光出射面19hからの信号光は窓部材23を透過して光伝送媒体5へと入射する。
半導体発光素子17は、前端面17aから信号光を出射する素子であり、サブマウント11cを介してマウント部11bの側面に搭載されている。半導体発光素子17としては例えば、端面出射型の半導体レーザダイオード、端面出射型の発光ダイオード、面発光型の半導体レーザダイオード又は面発光型の発光ダイオード等が用いられる。
マウント部11bは所定の軸AX1に交差する平面に沿って延びる延出部11dを有しており、モニタ用フォトダイオード19は、この延出部11d上に搭載されている。モニタ用フォトダイオード19は半導体発光素子17から出射された信号光を受けて半導体発光素子17をモニタする素子である。モニタ用フォトダイオード19は、上記信号光を受ける光入射面19tを半導体発光素子17に向けて延出部11d上に固定されている。延出部11dには光入射面19tに対応する位置に開口11eが形成され、光入射面19tはこの開口11eから露出している。モニタ用フォトダイオード19は、光入射面19tが半導体発光素子17からの信号光を受けるように位置合わせされている。また、延出部11dは、開口11eを有する形状の他、光入射面19tを露出させる切欠部を有する形状に設けられてもよい。
ここで、図2〜図4を参照し、モニタ用フォトダイオード19として用いられるフォトダイオードの例について詳細に説明する。
図2(a)は、フォトダイオード19Aの側断面図、図2(b)はその平面図を示している。フォトダイオード19Aは、InPから成る基板191を有し、基板191の主面191a上に順に積層された、InPから成るバッファ層192と、InGaAsから成る受光層193と、InPから成る窓層194と、を有している。
フォトダイオード19Aの主面191aは第1エリアS1及び第1エリアS1を囲む第2エリアS2を有している。フォトダイオード19Aは、受けた信号光の一部を吸収し電気信号に変換する吸収領域19rと受けた信号光を透過させる透過領域19sとを有している。吸収領域19rは、第1エリアS1上に位置しており、透過領域19sは、第2エリアS2上に位置している。第1エリアS1は例えばフォトダイオード19Aと中心を共有する円形状を成している。
第1エリアS1上には窓層194、受光層193に不純物拡散された拡散層195が設けられ、pn接合196が形成されている。拡散層195は吸収領域19rに位置している。拡散層195の周縁部に環状にアノード電極197が設けられ、p電極197の周囲はパッシベーション膜198が設けられている。また、基板191の周縁部にカソード電極199が設けられている。また、基板191の裏面及び拡散層195の表面には反射防止膜200が設けられている。
ここで、吸収領域19r及び透過領域19sの光透過率について説明する。吸収領域19r及び透過領域19sの光透過率は共に受光層193の厚さに依存し、受光層193の厚さdを調製することによって所望の値に設定することができる。InGaAsの吸収係数をαとすれば、光透過率Tと受光層193の厚さdとの関係は式(1)で表される。
d=−{ln(T)}/α …(1)
ここでInGaAsの吸収係数αはα=1.3×10cm−3であるので、
d(マイクロメートル)=−{ln(T)}/1.3 …(2)
である。例えば吸収領域19r及び透過領域19sの光透過率Tを90%に設定したい場合には、式(2)より、dが0.081マイクロメートルになるように調製すればよい。また、吸収領域19r及び透過領域19sの光透過率Tを98%に設定したい場合には、式(2)より、dが0.0155マイクロメートルになるように調製すればよい。
図3(a)は、フォトダイオード19Bの側断面図を示している。フォトダイオード19Bのフォトダイオード19Aとの相違点として、基板201の裏面は凸部203を有している。凸部203はフォトダイオード19Bに入射する信号光を集光するモノリシックレンズを構成している。凸部203は半導体発光素子17からの信号光を集光する集光手段として機能する。このため、フォトダイオード19Bによれば、半導体発光素子17からの信号光を集光し効率よく光伝送媒体5へ入射させることが可能である。
図3(b)は、フォトダイオード19Cの側断面図を示している。フォトダイオード19としては、いわゆるメサ型のフォトダイオード19cを用いても良い。
図4(a)は、フォトダイオード19Dの吸収領域19r及び透過領域19sの形状を示す平面図である。このフォトダイオード19Dでは、第1エリアS1は例えば円環形状である(帯状の閉じた)領域として設けられており、第1エリアS1上に吸収領域19rが設けられ、第2エリアS2上に透過領域19sが設けられる。半導体発光素子17からの信号光は図に示す領域L1に入射し、吸収領域19r及び透過領域19sの双方に入射する。
図4(b)は、フォトダイオード19Eの吸収領域19r及び透過領域19sの形状を示す平面図である。このフォトダイオード19Eでは、主面191aが中心を通る直線(光伝送媒体5及び半導体発光素子17を通過する平面と主面191aとの交差線)で二分割され、一方が第1エリアS1、他方が第2エリアS2とされている。第1エリアS1上に吸収領域19rが設けられ、第2エリアS2上に透過領域19sが設けられている。半導体発光素子17からの信号光は図に示す領域L1に入射し、吸収領域19r及び透過領域19sの双方に入射する。
上述のように、光送信モジュール100では、光伝送媒体5と、モニタ用フォトダイオード19と、半導体発光素子17と、がこの順に所定の軸AX1に沿って位置している。半導体発光素子17の前端面17aからの信号光はモニタ用フォトダイオード19に向けて出射される。この信号光がモニタ用フォトダイオード19に入射し、入射光の一部は電気信号へ変換され、他の一部はモニタ用フォトダイオード19を透過して光出射面19hから出射される。光出射面19hから出射された信号光は、窓部材23を透過して光伝送媒体5へと入射する。このため、光送信モジュール100を備えた光送信器にあっては、モニタ用フォトダイオード19によって半導体発光素子17の前面光がモニタされ、モニタ用フォトダイオード19で変換された電気信号に基づいて半導体発光素子17の出力を制御することが可能となる。
図5は、光送信モジュール100を備えた送信器103における半導体発光素子17の出力制御を説明するブロック図である。半導体発光素子17及びモニタ用フォトダイオード19は共にリードピン21を介して制御回路41に接続されている。モニタ用フォトダイオード19は、半導体発光素子17の前端面17aからの信号光Lを受け、信号光Lの一部を透過させて光伝送媒体5へ出射すると共に、信号光Lに対応したモニタ信号sg1を発生し制御回路41へ提供する。制御回路41はモニタ用フォトダイオード19から受けたモニタ信号sg1に応じて駆動信号sg2を発生し、半導体発光素子17へ提供する。例えば、モニタ用フォトダイオード19が受けた光の光量が所定の値よりも高いことをモニタ信号sg1が示している場合には、半導体発光素子17のパワーを低くする駆動信号sg2を発生し、所定の値よりも低いことをモニタ信号sg1が示している場合には、半導体発光素子17のパワーを高くする駆動信号sg2を発生する。なお、制御回路41としては、APC(Auto Power Control)制御回路を用いることができる。このようにして、半導体発光素子17の出力がフィードバック制御される。
また、光送信モジュール100によれば、半導体発光素子17の前面光をモニタすることにより信号光のパワーが制御されるので、背面光をモニタして制御される場合に比して、前面光と背面光との出力比バラツキの影響がなく適正な制御することが可能とされる。また、温度による前面光と背面光との出力比バラツキの影響を受けることも防止されるので、使用温度の影響が少ない一定の制御が可能とされ、トラッキングエラーが抑制される。
また、光送信モジュール100によれば、モニタ用フォトダイオード19A、19B,19C,19Dにおいて、これらの吸収領域19rが円形状又は円環形状であることにより、半導体発光素子17の光軸との位置合わせが容易になり、半導体発光素子17からの信号光を吸収領域19rの中心付近で受けることが可能になる。また、この場合、吸収領域19rの形状に対称性があるので吸収領域19rと半導体発光素子17との位置合わせが容易とされる。また、モニタ用フォトダイオード19D,19Eを用いることにより、信号光のうち透過領域19sに入射する光が多くなり十分な信号光が透過するので、吸収領域19rに設けられる拡散層195の厚さを厚くすることができ、拡散層195の成長工程が容易とされる。
また、光送信モジュール100によれば、モニタ用フォトダイオード19Bを用いることにより、モノリシックレンズで信号光が集光されるので、モニタ用フォトダイオード19Bと光伝送媒体5との間に集光レンズを設ける必要がなくなる。結果、この集光レンズの位置合わせ工程が不要とされる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、光送信モジュール100では、出射モジュール3に代えて以下に挙げる出射モジュール3B,3C,3Dを用いても良い。
図6,図7,図8は、それぞれ出射モジュール3B,3C,3Dを示す断面図である。出射モジュール3BはCANキャップ13に代えて、集光レンズ24を有するCANキャップ13Bを備えている。集光レンズ24はモニタ用フォトダイオード19からの信号光を集光するので、信号光が光伝送媒体5へ効率よく入射する。
出射モジュール3Cは、出射モジュール3の構成に加えて延出部11d上に設けられた増幅器20を更に有している。出射モジュール3Cにおいては、増幅器20及びモニタ用フォトダイオード19の両方がCANケース13内に設けられるので、配線の浮遊容量が低減され、応答の速いモニタ信号が生成される。
出射モジュール3Dは、出射モジュール3の構成に加えて光学レンズ18を更に有している。光学レンズ18は例えば凸レンズであり、半導体発光素子からの光を集光する集光手段として機能する。
また、光送信モジュール100では、光ファイバ31とフェルール33を含む光伝送媒体5に代えて他の光導波路を備えた光伝送媒体を用いてもよい。他の光導波路としては、例えば、Si基板上に形成され、光分岐機能等を有し、外部の光ファイバと結合できる端面を有する光導波路等が挙げられる。このような光導波路を備えた光伝送媒体を用いれば、光分岐機能の他、光導波路に様々の機能を持たせることができる。
また、光送信モジュール100では、モニタ用フォトダイオードとして裏面入射型のフォトダイオード19A,19B,19C,19D,19Eを用いることができるが、モニタ用フォトダイオードとして表面入射型のフォトダイオードを用いることも可能である。
また、上記実施形態では、本発明をピグテール型の光送信モジュール100に適用した。本発明は、図9に示すようないわゆるレセプタクル型の光送信モジュール110にも適用が可能である。光送信モジュール110は、光伝送媒体として光ファイバを用いる場合に、光送信器に実装する際の光ファイバの引き回しが不要であるので、光送信モジュール110を備える光送信器は組み立てが容易とされる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態に係る光送信モジュール300について図10の断面図を参照して説明する。光送信モジュール300は、半導体発光素子17と、搭載部材318と、モニタ用フォトダイオード19と、光ファイバ306を含むファイバスタブ305と、ヒートシンク304と、プラスチックスリーブ307と、フレキシブルプリント基板303と、を備えている。プラスチックスリーブ307はファイバスタブ305を保持すると共にフレキシブルプリント基板303上に搭載され、半導体発光素子17、搭載部材318及びモニタ用フォトダイオード19を覆っている。
図11は、半導体発光素子17、搭載部材318、モニタ用フォトダイオード19、ヒートシンク304及びフレキシブルプリント基板303を示す分解斜視図である。搭載部材318はヒートシンク304上に固定されている。搭載部材318は傾斜面318aを有している。半導体発光素子17、搭載部材318及びモニタ用フォトダイオード19は搭載部材318上に搭載されている。半導体発光素子17は前端面17aを傾斜面318aへ向けて搭載部材318上に固定されている。傾斜面318aは、半導体発光素子17の前端面17aからの信号光をモニタ用フォトダイオード19へ向けて反射する。モニタ用フォトダイオード19は搭載部材318上に固定されており、光入射面19tが傾斜面318aに対応するように位置合わせされている。
半導体発光素子17から傾斜面318aへ向けて出射された信号光は傾斜面318aで反射され、モニタ用フォトダイオード19の光入射面19tに入射し、一部が電気信号へ変換され、他の一部は透過して光出射面19hから出射され光伝送媒体305へと入射する。このため、光送信モジュール300を備えた光送信器にあっては、モニタ用フォトダイオード19によって半導体発光素子17の前面光がモニタされ、モニタ用フォトダイオード19で変換された電気信号に応じて半導体発光素子17からの信号光のパワーを制御することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る光送信モジュールを示す断面図である。 (a)はモニタ用フォトダイオードの例を示す断面図、(b)はその平面図である。 (a),(b)はモニタ用フォトダイオードの例を示す断面図である。 (a),(b)はモニタ用フォトダイオードの例を示す平面図である。 光送信モジュールを備えた送信器における半導体発光素子の出力制御を説明するブロック図である。 出射モジュールの変形例を示す断面図である。 出射モジュールの変形例を示す断面図である。 出射モジュールの変形例を示す断面図である。 光送信モジュールの適用例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光送信モジュールを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光送信モジュールを説明するための斜視図である。 従来の光送信モジュールを示す断面図である。
符号の説明
3,3B,3C,3D…出射モジュール、5…光伝送媒体、7…パッケージ、11…ステム、13,13B…CANキャップ、17…半導体発光素子、18…凸レンズ(集光手段)、19,19A,19B,19C,19D,19E…フォトダイオード、19t…光入射面、19h…光出射面、19r…吸収領域、19s…透過領域、24…集光レンズ、31…光ファイバ、33…フェルール、35…フェルールホルダ、37…ベンドリミッタ、41…制御回路、100,110,300…光送信モジュール、103…送信器、195…拡散層、196…pn接合、201…基板、203…凸部(集光手段)、303…フレキシブルプリント基板、305…ファイバスタブ、306…光ファイバ、307…プラスチックスリーブ、318…搭載部材、318a…傾斜面、S1…第1エリア、S2…第2エリア、sg1…モニタ信号、sg2…駆動信号。

Claims (11)

  1. 信号光を発生する半導体発光素子と、
    前記信号光を受ける光入射面と該信号光の一部を出射する光出射面とを有しており前記半導体発光素子をモニタするモニタ用フォトダイオードと、
    前記モニタ用フォトダイオードの前記光出射面からの前記信号光を受ける光伝送媒体と、
    前記光伝送媒体、前記モニタ用フォトダイオード及び前記半導体発光素子を所定の軸に沿ってこの順に保持しステムを含むパッケージと、
    を備え、
    前記半導体発光素子及び前記モニタ用フォトダイオードは前記ステム上に設けられている、光送信モジュール。
  2. 信号光を発生する半導体発光素子と、
    前記信号光を受ける光入射面と該信号光の一部を出射する光出射面とを有しており前記半導体発光素子をモニタするモニタ用フォトダイオードと、
    前記モニタ用フォトダイオードの前記光出射面からの前記信号光を受ける光ファイバを含むファイバスタブと、
    前記半導体発光素子及び前記モニタ用フォトダイオードを搭載する搭載部材と、
    前記ファイバスタブを保持する保持部材と、
    前記搭載部材及び前記保持部材を搭載するフレキシブルプリント基板と、
    を備えた光送信モジュール。
  3. 前記パッケージは、前記ステムに搭載されたキャップを更に含み、
    前記モニタ用フォトダイオードと前記光伝送媒体との間に位置し前記キャップに保持されたレンズを有することを特徴とする請求項1に記載の光送信モジュール。
  4. 前記モニタ用フォトダイオードは、
    第1及び第2の領域を含む主面を有する基板と、
    前記基板の前記第1の領域上に設けられ前記信号光を吸収する半導体吸収領域と、
    前記基板の前記第2の領域上に設けられ前記信号光を透過させる半導体透過領域と、を含んでおり、
    前記半導体発光素子からの信号光は、前記半導体吸収領域及び前記半導体透過領域に入射することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光送信モジュール。
  5. 前記第1の領域は、前記第2の領域に囲まれていることを特徴とする請求項4に記載の光送信モジュール。
  6. 前記第1の領域は、帯状の閉じた領域であることを特徴とする請求項4に記載の光送信モジュール。
  7. 前記基板の前記主面は、前記光伝送媒体及び前記半導体発光素子を通過する平面と前記主面との交差線によって、前記第1及び第2の領域に分割されていることを特徴とする請求項4に記載の光送信モジュール。
  8. 前記半導体発光素子と前記モニタ用フォトダイオードとの間に設けられ前記半導体発光素子からの前記信号光を集光する集光手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の光送信モジュール。
  9. 前記半導体発光素子は、
    端面出射型の半導体レーザダイオード、端面出射型の発光ダイオード、面発光型の半導体レーザダイオード又は面発光型の発光ダイオードの何れかを含むことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の光送信モジュール。
  10. 前記光伝送媒体は、光ファイバ又は光導波路を含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の光送信モジュール。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載の光送信モジュールと、
    前記モニタ用フォトダイオードからの信号に応じて前記半導体発光素子を制御するための信号を発生するAPC制御回路と、を備えた光送信器。
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