JPH11274650A - 半導体レーザおよびそれを用いた光送信モジュール - Google Patents

半導体レーザおよびそれを用いた光送信モジュール

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JPH11274650A
JPH11274650A JP7902098A JP7902098A JPH11274650A JP H11274650 A JPH11274650 A JP H11274650A JP 7902098 A JP7902098 A JP 7902098A JP 7902098 A JP7902098 A JP 7902098A JP H11274650 A JPH11274650 A JP H11274650A
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JP
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laser diode
light
laser
photodiode
main radiation
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JP7902098A
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English (en)
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Shohei Yumita
昌平 弓田
Hideyuki Nagao
英幸 長尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射光の漏出による危険が低コストで防止で
き、面発光型のレーザダイオードの駆動電流の制御が可
能な半導体レーザを得ることを目的とする。 【解決手段】 レーザ光を照射するレーザダイオード1
と、レーザダイオード1の主放射方向に配置され、主放
射光12の一部を遮断してこれを受光し、レーザ光を電
流に変換してレーザダイオード1の発光状態をモニター
するフォトダイオード2と、ステム7と協働してレーザ
ダイオード1およびフォトダイオード2を気密封止する
とともに、レーザダイオード1から照射されてフォトダ
イオード2に遮断されなかった主放射光12を外方へ透
過させるガラス窓8が設けられた金属キャップ6とを有
する半導体レーザとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル光通信に
おいて使用される半導体レーザおよび光送信モジュール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に端面型レーザと呼ばれるC
D型の半導体レーザは、データの読み出し用としてのみ
ならず、その低コスト性から短距離光通信等でも用いら
れている。
【0003】ここで、従来のCD型の半導体レーザにつ
いて説明する。図11は従来のCD型の半導体レーザの
構造を示す断面図である。
【0004】図11に示す半導体レーザは、LDリード
9、コモンリード10およびPDリード11の3本のリ
ードが取り付けられたステム7を有している。このステ
ム7のリード9,10,22と反対側には、相互に反対
の2方向にレーザ光を照射する端面発光型のレーザダイ
オード1とフォトダイオード2とが設けられている。レ
ーザダイオード1はステム7に取り付けられたLDサブ
マウント3の壁面に、フォトダイオード2は同じくステ
ム7に取り付けられたPDサブマウント4にそれぞれ搭
載されている。そして、フォトダイオード2はレーザダ
イオード1から発光されたレーザ光が入射する位置に配
置されている。なお、LDサブマウント3には、レーザ
ダイオード1で発生した熱を放出するためのヒートシン
ク5が接続されている。
【0005】ステム7には、レーザダイオード1および
フォトダイオード2を気密封止する金属キャップ6が取
り付けられている。この金属キャップ6の開口部には、
レーザダイオード1から発光されたレーザ光を透過させ
るガラス窓8がはめ込まれている。
【0006】このような半導体レーザによれば、LDリ
ード9にしきい値電流を越える駆動電流が流されると、
レーザダイオード1は発振状態となり駆動電流に応じた
一定の光量で発光する。発光パターンは楕円状に広がり
を持っており、レーザ光はレーザダイオード1の両端面
から2方向へ放射される。そして、一方の主放射光12
は、ガラス窓8を通して半導体レーザの外部へ放射され
レーザ光として諸目的に用いられる。また、他方の副放
射光13は、ステム7上にマウントされたフォトダイオ
ード2へ放射され、これによりフォトダイオード2の光
−電流変換性により発光の度合に比例した電流値がモニ
ター電流としてPDリード11を通して出力される。
【0007】レーザダイオード1は、発振開始を行うし
きい値電流が温度により変動するという特性を持ってい
るため、一定の駆動電流で駆動した場合には、温度によ
り光出力が変化してしまう。そこで、このようにフォト
ダイオード2からのモニター電流値を検出し、その電流
値に応じてレーザダイオード1に流す駆動電流を制御す
ることにより、レーザダイオード1の発光量を一定にし
ている。
【0008】次に、このような半導体レーザを使用した
従来の光送信モジュールについて説明する。ここで、図
12は図11の半導体レーザを使用した従来の光送信モ
ジュールの構造を示す断面図である。
【0009】図12に示すように、金属キャップ6を包
囲するようにしてレンズホルダ14がステム7に取り付
けられている。レンズホルダ14にはガラス窓8を透過
したレーザダイオード1からのレーザ光を集光するレン
ズ15が設けられている。このレンズ15の外側表面に
は、外部へ放射されるレーザ光の出力を減衰する減衰膜
15がコーティングされている。
【0010】レンズホルダ14には光ファイバ(図示せ
ず)が着脱可能に取り付けられるフェルールホルダ16
が固定されている。そして、前記したレンズ15で集光
されたレーザ光は光ファイバの端面中心部において焦点
を結ぶ。
【0011】そして、このような光送信モジュールで
は、レンズホルダ14とステム7、およびフェルールホ
ルダ16とレンズホルダ14は、光学的位置が調整され
た後、それぞれ溶接により固定される。
【0012】このような光送信モジュールによれば、送
信されるべき信号列がシステム回路(図示せず)から半
導体レーザのLDリード9に駆動電流として流される
と、レーザダイオード1は駆動電流に応じた主放射光1
2を放射する。一方、光出力の発光量検出は、半導体レ
ーザ内部のフォトダイオード2により副放射光12の照
射を検出することにより行われる。光出力のうち、主放
射光12はレンズ15でフェルールホルダ16の軸中心
部に集光され、フェルールホルダ16に挿入される光フ
ァイバに光結合して光データとして送信される。
【0013】そして、光ファイバがフェルールホルダ1
6から抜かれた状態においては、レーザ光が人の眼に照
射されたとしても安全なように、フェルールホルダ16
外へ放射される光出力がある一定値を越えないレベルに
駆動電流の調整がなされている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ダイオード1は、ある程度駆動電流を流さなければ電流
−光変換特性におけるパルスの立ち上がり特性が遅くな
り、また十分な信号対ノイズ比が得られずに高速な光伝
送ができなくなる。そこで、前述のように、レンズ15
の外側表面に減衰膜18をコーティングしてフェルール
ホルダ16から外へ放射されるレーザ光の光出力を目に
安全なレベルまで減衰するようにし、一方でレーザダイ
オード1の駆動電流は高速な駆動特性が可能なレベルま
で流すことで高速な光送信を実現している。
【0015】このように、前述した従来のCD型の半導
体レーザにおいては、レーザダイオード1から放射され
るレーザ光の光量それ自体を減衰する機能を有していな
いため、レーザダイオード1から放射される必要以上の
全ての放射光量がガラス窓8の外へ放射される。そのた
め、このような半導体レーザを用いた光送信モジュール
においては、光ファイバを取り外した時にレーザダイオ
ード1からの主放射光12が光送信モジュールの外部に
放射されて安全性が阻害されることのないように、レン
ズ15に高価な減衰膜18をコーティングしなければな
らず、製品コストが上昇してしまう。
【0016】また、低電流で発振するために消費電力が
非常に小さいという特徴をもつ面発光型のレーザダイオ
ードにおいては、その構造上主放射光のみを放射し、副
放射光を持っていない。従って、光量を検出するフォト
ダイオード2を配置することが困難であるために、面発
光型のレーザダイオードでは、駆動電流の制御を行うこ
となしに使用されているのが一般的である。
【0017】そこで、本発明は、放射光の漏出による危
険を低コストで防止することのできる半導体レーザおよ
びそれを用いた光送信モジュールを提供することを目的
とする。
【0018】また、本発明は、面発光型のレーザダイオ
ードの駆動電流の制御を行うことができる半導体レーザ
およびそれを用いた光送信モジュールを提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の半導体レーザは、レーザ光を照射するレー
ザダイオードと、レーザダイオードの主放射方向に配置
され、主放射光の一部を遮断してこれを受光し、レーザ
光を電流に変換してレーザダイオードの発光状態をモニ
ターするフォトダイオードと、基板と協働してレーザダ
イオードおよびフォトダイオードを気密封止するととも
に、レーザダイオードから照射されてフォトダイオード
に遮断されなかった主放射光を外方へ透過させるガラス
窓が設けられた封止体とを有する構成としたものであ
る。
【0020】これにより、フォトダイオードによりレー
ザダイオードからの放射光の一部が遮断されるので、放
射光が許容レベル以上に漏出する危険を低コストで防止
することが可能になる。また、副放射光を持たない面発
光型のレーザダイオードの発光量がフォトダイオードに
より検出できるので、面発光型のレーザダイオードの駆
動電流の制御を行うことが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、レーザ光を照射するレーザダイオードと、レーザダ
イオードの主放射方向に配置され、主放射光の一部を遮
断してこれを受光し、レーザ光を電流に変換してレーザ
ダイオードの発光状態をモニターするフォトダイオード
と、基板と協働してレーザダイオードおよびフォトダイ
オードを気密封止するとともに、レーザダイオードから
照射されてフォトダイオードに遮断されなかった主放射
光を外方へ透過させるガラス窓が設けられた封止体とを
有する半導体レーザであり、フォトダイオードによりレ
ーザダイオードからの放射光の一部が遮断され、放射光
が許容レベル以上に漏出する危険を低コストで防止する
ことが可能になるという作用を有する。また、副放射光
を持たない面発光型のレーザダイオードの発光量がフォ
トダイオードにより検出できるので、面発光型のレーザ
ダイオードの駆動電流の制御を行うことが可能になると
いう作用を有する。
【0022】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、フォトダイオードは、レーザダ
イオードの主放射光の光軸と垂直な面に対して傾斜して
配置されている半導体レーザであり、フォトダイオード
に照射される光の一部が反射光としてレーザダイオード
へ戻ることが防止されるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、レーザダイオードは、
基板に取り付けられてレーザダイオードから照射された
副放射光の光軸に対して傾斜して形成された傾斜面を有
するLDサブマウントに固定されている半導体レーザで
あり、反射光は外方に向かいレーザダイオードへは戻ら
ないので、レーザ発振に悪影響を及ぼすことがなくなる
という作用を有する。
【0024】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1、2または3記載の発明において、傾斜面は黒色とさ
れている半導体レーザであり、レーザダイオードの副放
射光が吸収されて反射が防止されるという作用を有す
る。
【0025】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1、2、3または4記載の発明において、フォトダイオ
ードは、レーザダイオードから照射された主放射光の光
軸を対称軸として2個配置されている半導体レーザであ
り、外部へ放射される主放射光は放射角度が狭い光とな
るとともに、垂直方向の放射角が左右でバランスされる
ので、光量を効率良く制限することができるという作用
を有する。また、フォトダイオードによるレーザダイオ
ードの発光量の検出感度が2倍となるので、検出効率が
高まるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1、2、3、4または5記載の発明において、フォトダ
イオードは、レーザダイオードから照射された主放射光
の光軸を含んだ一部が通過する貫通孔を有するリング状
に形成されている半導体レーザであり、放射される主放
射光のうち高角度で放射される高次光がリング状のフォ
トダイオードに照射されて遮断されるので、外部へ放射
される主放射光の実質的な放射角が狭くなって光学的な
結合効率が高くなるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1、2、3、4、5または6記載の半導体レーザに取り
付けられ、ガラス窓を透過したレーザダイオードからの
レーザ光を集光するレンズが設けられたレンズホルダ
と、このレンズホルダに固定され、レンズで集光された
レーザ光を受光する光ファイバが取り付けられるフェル
ールホルダとを有する光送信モジュールであり、放射光
が許容レベル以上に漏出する危険を低コストで防止する
ことが可能になり、面発光型のレーザダイオードの駆動
電流の制御を行うことが可能になるという作用を有す
る。
【0028】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図10を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0029】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による半導体レーザを示す断面図、図2は図1の半
導体レーザに設置されたレーザダイオードの発光状態を
示す説明図、図3は図2のレーザダイオードから照射さ
れる主放射光のA−A′断面での強度分布を示す説明
図、図4は図1の半導体レーザが用いられた光送信モジ
ュールを示す断面図、図5は本実施の形態1における変
形例である半導体レーザに設置されたレーザダイオード
の発光状態を示す説明図、図6は図5のレーザダイオー
ドから照射される主放射光のB−B′断面での強度分布
を示す説明図である。
【0030】図1に示す半導体レーザは、LDリード
9、コモンリード10およびPDリード11の3本のリ
ードが取り付けられたステム(基板)7を有している。
このステム7のリード9,10,22と反対側には、相
互に反対の2方向にレーザ光を照射する端面発光型のレ
ーザダイオード1とフォトダイオード2とが設けられて
いる。なお、レーザダイオードには面発光型のものを用
いることもできる。
【0031】ここで、レーザダイオード1はステム7に
取り付けられたLDサブマウント3の壁面に、フォトダ
イオード2はこのLDサブマウント3に取り付けられた
PDサブマウント4にそれぞれ搭載されている。そし
て、フォトダイオード2は、レーザダイオード1から照
射された主放射光12の光軸中心からオフセットした位
置に、このレーザダイオード1の主放射光12の光軸と
垂直な面に対して所定の角度で傾斜して配置されてい
る。図2に示すように、フォトダイオード2は円形の受
光面を有しており、四角形のPDサブマウント4上にマ
ウントされている。
【0032】LDサブマウント3には、レーザダイオー
ド1で発生した熱を放出するためのヒートシンク5が取
り付けられている。また、LDサブマウント3には、レ
ーザダイオードの副放射光13のを外方に反射するため
の傾斜面が形成されている。さらに、この傾斜面には黒
色の塗料が塗布されている。なお、傾斜面は黒色であれ
ばよく、必ずしも塗料の塗布により黒色とされていなく
てもよい。
【0033】ステム7には、レーザダイオード1および
フォトダイオード2を気密封止して酸化を防止するため
の金属キャップ(封止体)6が取り付けられている。こ
の金属キャップ6の開口部には、レーザダイオード1か
ら照射された主放射光13を透過させるガラス窓8がは
め込まれている。
【0034】このような半導体レーザによれば、LDリ
ード9に駆動電流が流されると、駆動電流に応じてレー
ザダイオード1から2つの方向へ光が放射される。そし
て、主放射光12はガラス窓8側へ、副放射光13はス
テム7側へ放射される。
【0035】前述のように、フォトダイオード2は、レ
ーザダイオード1の主放射光12の光軸中心からオフセ
ットした位置に配置されているので、レーザダイオード
1から楕円状に放射される主放射光12の片側部分の大
半がフォトダイオード2により遮断される。また、フォ
トダイオード2はレーザダイオード1の主放射光12の
光軸方向に垂直な面に対して傾斜して配置されているの
で、フォトダイオード2に照射される光の一部が反射光
としてレーザダイオード1へ戻ることが防止される。
【0036】レーザダイオード1からの主放射光12
は、光軸中心部分が最も光強度が高く周辺部分では低く
なっており、垂直方向に約40度、水平方向に約10度
程度の角度で放射される。そして、高角度で放射される
垂直方向の放射光の片側部分がフォトダイオード2に照
射されると、フォトダイオード2の光−電流変換により
モニター電流としてPDリード11より取り出される。
また、フォトダイオード2やPDサブマウント4で遮断
されない部分の主放射光12は、ガラス窓8を通して半
導体レーザの外部へ放出される。
【0037】ここで、本実施の形態におけるレーザダイ
オード1から照射される主放射光12の強度分布を図3
に示す。図3において、斜線を施した部分がフォトダイ
オード2およびPDサブマウント4により遮光された部
分である。
【0038】図3からわかるように、レーザダイオード
1の放出光量は主放射光12を遮断するフォトダイオー
ド2やPDサブマウント4の大きさ、さらにレーザダイ
オード1からの距離および光軸中心からのオフセット位
置を調節することにより制御することが可能である。
【0039】このように、本実施の形態によれば、レー
ザダイオード1から放射される主放射光12の一部をフ
ォトダイオード2へ照射しているので、フォトダイオー
ド2により発光量の検出を行うことが可能になると同時
に、ガラス窓8を通して外部へ放射される主放射光12
の光量を低コストで制限することが可能になる。
【0040】また、図3に示すように、高角度で放射さ
れる主放射光12の片側部分を遮断するため、実質的な
放射角が狭くなって光学的な結合効率が高くなる。
【0041】なお、フォトダイオード2の形状は、円形
のみならず四角形あるいは楕円形状などでも良いことは
言うまでもない。そして、フォトダイオード2のPDサ
ブマウント4に対する占有面積が増加すればフォトダイ
オード2に照射される光量が増すので、光量の検出効率
が向上する。
【0042】ここで、レーザダイオード1の副放射光1
3はステム7側へ放射されるが、前述のように、LDサ
ブマウント3には傾斜面が形成されているので、反射光
は外方に向かいレーザダイオード1へは戻らないので、
レーザ発振に悪影響を及ぼすことはない。また、LDサ
ブマウント3の傾斜面には黒い塗料が塗布されているの
で、レーザダイオード1の副放射光13が吸収されて反
射が防止される。
【0043】このような半導体レーザが用いられた光送
信モジュールを図4に示す。図4に示すように、金属キ
ャップ6を包囲するようにしてレンズホルダ14がステ
ム7に取り付けられている。レンズホルダ14にはガラ
ス窓8を透過したレーザダイオード1からのレーザ光を
集光するレンズ15が設けられている。このレンズホル
ダ14には、光ファイバ(図示せず)が着脱可能に取り
付けられるフェルールホルダ16が固定されている。そ
して、前記したレンズ15で集光されたレーザ光は光フ
ァイバの端面中心部において焦点を結ぶ。
【0044】このような光送信モジュールによれば、送
信されるべき信号列がシステム回路(図示せず)から半
導体レーザのLDリード9に駆動電流として流される
と、端面発光型のレーザダイオード1は駆動電流に応じ
たパルス状のレーザ光をガラス窓8を通して放射する。
【0045】ここで、レーザダイオード1の主放射光1
2の一部は、レーザダイオード1とガラス窓8との間に
オフセット配置されたフォトダイオード2に照射され、
光強度の平均値として検出されて電流値へと変換され、
放射光量を一定に保つようにレーザダイオード1の駆動
電流が制御される。また、フォトダイオード2およびP
Dサブマウント4で遮断されない部分の主放射光12
は、ガラス窓8の外へと放射される。そして、レンズ1
5でフェルールホルダ16の中心部に集光され、フェル
ールホルダ16に挿入された光ファイバに光結合されて
光送信データとして送信される。
【0046】なお、光ファイバは中心部分が最も高い屈
折率分布を有するために、高屈折率で入射する主放射光
12は光ファイバとの光結合には寄与しない。したがっ
て、このような主放射光12をフォトダイオード2およ
びPDサブマウント4で遮断しても何ら問題はなく、む
しろ結合の効率が上がることになる。
【0047】光ファイバは挿抜可能となっているため、
この光ファイバがフェルールホルダ14から抜かれた状
態においては、レーザダイオード1からの放射光がフェ
ルールホルダ14の開口部より外部へ放射されることに
なる。このような場合を想定し、レーザ光が人の眼にさ
らされたとしても安全なレベルである許容放射光量レベ
ルが厳密に安全規格値として定められている。したがっ
て、レーザダイオード1の放射光量がこのレベルを越え
ないように駆動電流を制限して発光量を抑え、外部へ放
射する光量を低減する必要がある。
【0048】しかし、半導体レーザはある一定の駆動電
流を流さなければ、電流−光変換特性におけるパルスの
立ち上がり特性が遅くなり高速な光伝送ができないばか
りか、送信光におけるノイズ成分が増大し十分な信号対
ノイズ比が得られなくなる。
【0049】そこで、本実施の形態における光送信モジ
ュールでは、フォトダイオード2およびPDサブマウン
ト4で主放射光12の一部を遮断して光量制限を行うよ
うにしているので、フェルールホルダ14の外へ放射さ
れるレーザ光の光量を眼に安全なレベルに保ちつつ、一
方で半導体レーザの駆動電流を高速な光伝送が可能なレ
ベルまで流してより高速の光通信を実現することが可能
となる。
【0050】具体的には、フォトダイオード2に40%
の光出力が照射されて遮断されたとすると、残りの60
%が半導体レーザの外部へ放出されることになる。した
がって、外部へ放射されるレーザ光の光量が安全許容レ
ベルであっても、レーザダイオード1の発光量を約1.
67倍にすることができる。
【0051】このように、本実施の形態の光送信モジュ
ールによれば、何ら高価な部材を用いることなく、レー
ザダイオード1の発光量を高めることにより信号対ノイ
ズ比が改善され、送信光の品質の向上を図ることができ
る。
【0052】ここで、フォトダイオード2とPDサブマ
ウント4で遮断される主放射光量は50%以下に設定す
るのが望ましい。そのため、さらに放射光量を減衰する
必要が発生することがある。このような場合には、図5
に示すように、レーザダイオード1から照射された主放
射光12の光軸を中心として対称な位置に2個のフォト
ダイオードを配置するようにすると良い。
【0053】このようにすれば、ガラス窓8の外へ放射
される主放射光12は放射角度が狭い光となり、また、
図6に示すように、垂直方向の放射角が左右でバランス
されるので、光量を効率良く制限することができる。ま
た、フォトダイオード2を2個設置することにより、レ
ーザダイオード1の発光量の検出感度も2倍となるの
で、検出効率が高まる。
【0054】なお、本実施の形態における半導体レーザ
を光通信等の分野で使用する場合、高角度で放射される
光は光ファイバへの光結合においてはほとんど寄与しな
いため、このように2個のフォトダイオード2およびP
Dサブマウント4で主放射光12を遮断しても全く問題
はない。
【0055】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2による半導体レーザを示す断面図、図8は図7の半
導体レーザに設置されたレーザダイオードの発光状態を
示す説明図、図9は図8のレーザダイオードから照射さ
れる主放射光のC−C′断面での強度分布を示す説明図
である。
【0056】本実施の形態において、レーザダイオード
19は面発光型のレーザダイオードであり、発光は副放
射光を持たず、主放射光12の一方向のみに放射され
る。また、PDサブマウント4に搭載されたフォトダイ
オード2は、図8に詳しく示すように、中央部に貫通孔
17が形成されたリング状の受光面を有しており、レー
ザダイオード19とガラス窓8との間でレーザダイオー
ド19に対向するようにして配置されている。
【0057】フォトダイオード2に形成された貫通孔1
7はレーザダイオード19の主放射光12の光軸を含ん
だ一部の光のみが通過するように配置され、貫通孔17
を通過したこのような光のみがガラス窓8を通して外部
に放射される。なお、貫通孔17を通過するレーザ光の
出力は、貫通孔17の直径およびレーザダイオード19
からの距離により決定することが可能である。
【0058】したがって、放射される主放射光12のう
ち高角度で放射される高次光がリング状のフォトダイオ
ード2に照射されて遮断され、レーザダイオード19か
ら放射される全放射光量の一部分がガラス窓8を通して
半導体レーザ外部へ放射されることになる。このような
レーザダイオード19から照射される主放射光12の強
度分布を図9に示す。
【0059】なお、前述した実施の形態1と同様に、フ
ォトダイオード2をレーザダイオード19の光軸方向に
垂直な面に対して一定角度傾斜するように配置すること
で、レーザダイオード19側へ反射する光がレーザダイ
オード19へ戻ることを防止するができる。また、リン
グ状の貫通孔17を設けることにより、フォトダイオー
ド2への照射効率が増して発光の検出効率が向上すると
ともに、主放射光12の遮断効率も増大して効率的にレ
ーザダイオード19から外部に放射される光量を制限す
ることが可能となる。
【0060】このように、本実施の形態の半導体レーザ
は、端面型のレーザダイオードのみならず副放射光を持
たない面発光型レーザにおいても適用することが可能で
あり、発光量の検出と出射光の制限を同時に効率よく行
うことができる。なお、本実施の形態において、貫通孔
17は円形でなくとも楕円形あるいは四角形であっても
同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0061】(実施の形態3)図10は本発明の実施の
形態3による光送信モジュールを示す断面図である。
【0062】この光送信モジュールは、前述した実施の
形態2に示す場合と同様に、レーザダイオード1の主放
射光12をリング状のフォトダイオード2に照射して発
光量の検出を行うとともに、フォトダイオード2に形成
された貫通孔17を通った主放射光12のみを光ファイ
バへの光伝送に用いている。
【0063】従って、レーザダイオード1の楕円状の主
放射光12が効率的に遮断されるので、レーザダイオー
ド1の発光パワーを眼に安全なレベルまで下げることな
く効率良く制限することが可能になる。
【0064】このように、本実施の形態の半導体レーザ
および光送信モジュールによれば、レーザダイオード
1,19の主放射方向にフォトダイオード2を配置して
おき、主放射光の一部をフォトダイオード2で遮断して
これを受光してレーザダイオード1,19の発光状態を
モニターし、他を外部に放射して光通信データに用いて
いるので、放射光が許容レベル以上に漏出する危険を低
コストで防止することが可能になる。
【0065】また、副放射光を持たない面発光型のレー
ザダイオード19の発光量がフォトダイオード2により
検出できるので、面発光型のレーザダイオード19の駆
動電流の制御を行うことが可能になる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フォト
ダイオードによりレーザダイオードからの放射光の一部
が遮断されるので、放射光が許容レベル以上に漏出する
危険を低コストで防止することが可能になるという有効
な効果が得られる。
【0067】これにより、高価な部材を用いることなく
レーザダイオードの発光量を高めることができるので、
低コストで信号対ノイズ比が改善されて送信光の品質が
向上するという有効な効果が得られる。
【0068】また、本発明によれば、副放射光を持たな
い面発光型のレーザダイオードの発光量がフォトダイオ
ードにより検出できるので、面発光型のレーザダイオー
ドの駆動電流の制御を行うことが可能になるという有効
な効果が得られる。
【0069】フォトダイオードを、レーザダイオードの
主放射光の光軸と垂直な面に対して傾斜して配置すれ
ば、フォトダイオードに照射される光の一部が反射光と
してレーザダイオードへ戻ることが防止されるという有
効な効果が得られる。
【0070】レーザダイオードを、基板に取り付けられ
てレーザダイオードから照射された副放射光の光軸に対
して傾斜して形成された傾斜面を有するLDサブマウン
トに固定すれば、反射光は外方に向かいレーザダイオー
ドへは戻らないので、レーザ発振に悪影響を及ぼすこと
がなくなるという有効な効果が得られる。
【0071】また、この傾斜面を黒色とすれば、レーザ
ダイオードの副放射光が吸収されて反射が防止されると
いう有効な効果が得られる。
【0072】フォトダイオードを、レーザダイオードか
ら照射された主放射光の光軸を対称軸として2個配置す
れば、外部へ放射される主放射光は放射角度が狭い光と
なるとともに、垂直方向の放射角が左右でバランスされ
るので、光量を効率良く制限することができるという有
効な効果が得られる。
【0073】また、フォトダイオードによるレーザダイ
オードの発光量の検出感度が2倍となるので、検出効率
が高まるという有効な効果が得られる。
【0074】フォトダイオードを、レーザダイオードか
ら照射された主放射光の光軸を含んだ一部が通過する貫
通孔を有するリング状に形成すれば、放射される主放射
光のうち高角度で放射される高次光がリング状のフォト
ダイオードに照射されて遮断されるので、外部へ放射さ
れる主放射光の実質的な放射角が狭くなって光学的な結
合効率が高くなるという有効な効果が得られる。
【0075】そして、このような半導体レーザを用いて
光送信モジュールを構成することにより、放射光が許容
レベル以上に漏出する危険を低コストで防止することが
可能になり、面発光型のレーザダイオードの駆動電流の
制御を行うことが可能になるという有効な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による半導体レーザを示
す断面図
【図2】図1の半導体レーザに設置されたレーザダイオ
ードの発光状態を示す説明図
【図3】図2のレーザダイオードから照射される主放射
光のA−A′断面での強度分布を示す説明図
【図4】図1の半導体レーザが用いられた光送信モジュ
ールを示す断面図
【図5】本実施の形態1における変形例である半導体レ
ーザに設置されたレーザダイオードの発光状態を示す説
明図
【図6】図5のレーザダイオードから照射される主放射
光のB−B′断面での強度分布を示す説明図
【図7】本発明の実施の形態2による半導体レーザを示
す断面図
【図8】図7の半導体レーザに設置されたレーザダイオ
ードの発光状態を示す説明図
【図9】図8のレーザダイオードから照射される主放射
光のC−C′断面での強度分布を示す説明図
【図10】本発明の実施の形態3による光送信モジュー
ルを示す断面図
【図11】従来のCD型の半導体レーザの構造を示す断
面図
【図12】図11の半導体レーザを使用した従来の光送
信モジュールの構造を示す断面図
【符号の説明】
1 レーザダイオード 2 フォトダイオード 3 LDサブマウント 6 金属キャップ(封止体) 7 ステム(基板) 8 ガラス窓 12 主放射光 14 レンズホルダ 15 レンズ 16 フェルールホルダ 17 貫通孔 19 レーザダイオード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を照射するレーザダイオードと、 前記レーザダイオードの主放射方向に配置され、主放射
    光の一部を遮断してこれを受光し、前記レーザ光を電流
    に変換してレーザダイオードの発光状態をモニターする
    フォトダイオードと、 基板と協働して前記レーザダイオードおよび前記フォト
    ダイオードを気密封止するとともに、前記レーザダイオ
    ードから照射されて前記フォトダイオードに遮断されな
    かった主放射光を外方へ透過させるガラス窓が設けられ
    た封止体とを有することを特徴とする半導体レーザ。
  2. 【請求項2】前記フォトダイオードは、前記レーザダイ
    オードの主放射光の光軸と垂直な面に対して傾斜して配
    置されていることを特徴とする請求項1記載の半導体レ
    ーザ。
  3. 【請求項3】前記レーザダイオードは、前記基板に取り
    付けられて前記レーザダイオードから照射された副放射
    光の光軸に対して傾斜して形成された傾斜面を有するL
    Dサブマウントに固定されていることを特徴とする請求
    項1または2記載の半導体レーザ。
  4. 【請求項4】前記傾斜面は黒色とされていることを特徴
    とする請求項1、2または3記載の半導体レーザ。
  5. 【請求項5】前記フォトダイオードは、レーザダイオー
    ドから照射された主放射光の光軸を対称軸として2個配
    置されていることを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載の半導体レーザ。
  6. 【請求項6】前記フォトダイオードは、前記レーザダイ
    オードから照射された主放射光の光軸を含んだ一部が通
    過する貫通孔を有するリング状に形成されていることを
    特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の半導体
    レーザ。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    半導体レーザに取り付けられ、前記ガラス窓を透過した
    前記レーザダイオードからのレーザ光を集光するレンズ
    が設けられたレンズホルダと、 前記レンズホルダに固定され、前記レンズで集光された
    レーザ光を受光する光ファイバが取り付けられるフェル
    ールホルダとを有することを特徴とする光送信モジュー
    ル。
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