JP2005259957A - 光センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 検出精度の低下を抑制し得る光センサを提供する。
【解決手段】 光センサ20では、受光部30の外周形状にほぼ合致するとともに光の到来方向に受光部30を露出可能な受光窓23bを有するカバー23は、コネクタ部21に組み付けられる際に、対峙した1対のガイド21fによってカバー23の側板部23d1、23d2を挟持されて、カバー23の受光窓23bが、受光部30に接触不能に受光部30上のK線上に案内される。これにより、1対のガイド21fによりカバー23の受光窓23bが受光部30に接触不能に受光部30上のK線上に案内されるので、受光部30に受光窓23bが接触しない。したがって、受光窓23bの接触により受光部30に付く傷や受光部30の変形による受光素子32a、32bの損傷等を防止するので、検出精度の低下を抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受光素子の検出対象となる光の入射を可能にする窓部が外形の一部または全部を形成する受光部を、備えた光センサに関するものである。
受光素子の検出対象となる光の入射を可能にする窓部が外形の一部または全部を形成する受光部として、例えば、下記特許文献1に開示される「光検出器および光入射角度検出器」等が挙げられる。この特許文献1に開示される技術では、透明硝子板(光透過部材)からなる窓材(410) が用いられており、その内側に、受光素子を2分割することにより検出対象となる光の入射方向を検出可能な2分割受光素子(100) を収容するものが提案されている(特許文献1;段落番号0025、図1、3)。また、このような2分割受光素子(100) をエポキシ樹脂(光透過性樹脂)で包み込んで窓部を一体にモールド成形した樹脂モールドのものも開示されている(特許文献1;段落番号0054、図9)。
このような複数の受光素子により入射光の方向や角度を検出する受光部では、通常、入射する光を入射方向ごとに区分可能な遮光手段(遮光板)を設ける必要から、例えば、特許文献1の開示技術では、2分割受光素子(100) を覆う窓材(410) に遮光膜(415) をフォトエッチイング等で形成することにより2つの受光窓(415a, 415b)を形成したり(特許文献1;段落番号0030、図1、3)、また樹脂モールドのものでは、遮光部材(425) を取り付けたりしている(特許文献1;段落番号0063、図12)。
ところで、このような受光素子と窓部を備えた受光部の多くは、いれゆるフォトダイオードとして製品化されているが、特許文献1の図1や図3に示されるもののように、近年、電子部品の軽薄短小化の要請によって面実装部品として市場に投入されているものもある。例えば、このような面実装用の受光部130を用いた光センサ100として図8および図9に示すものがある。
図8に示す光センサ100は、例えば、車両のインストルメントパネル(以下「インパネ」という。)Pの上面に取り付けられることで、車室内に入射する光の入射方向や入射角度を検出可能にするもので、図8(A) に示すような構成を採る。即ち、図8(A) に示すように、光センサ100では、インパネPの取付穴Hに取付可能に構成されるコネクタ部121の上部に係止部121aを介して取り付けられるセンサ支持部122を設け、このセンサ支持部122に受光部130を取り付けるとともにこの受光部130を覆うカバー123をセンサ支持部122に取り付けている。そして、図8(B) に示すように、このカバー123には、受光部130が位置する部分に受光窓123aを設け、外部から到来する光が当該受光部130に入射するのを可能にしている。なお、受光部130等を覆うドーム状の部材は、所望の波長領域の光の通過を許容し、それ以外の波長の光を遮断可能に設定されているフィルタ126である。
この光センサ100の場合、その受光部130は2つの受光素子として、フォトダイオード132a、132bを光透過性のエポキシ樹脂により包み込んで窓部も一体に成形された樹脂モールドからなるものを備え、これには前述したような遮光部材が取り付けられていない。そのため、カバー123に形成された受光窓123aは、受光部130の外周形状にほぼ合致するように形成されており、また受光部130のフォトダイオード132a、132bに入射する光を入射方向ごとに区分可能な遮光板123bが当該受光窓123aに架設されている。これにより、例えば、受光部130に入射する光が、車両の、右座席側から入射するものであるか左座席側から入射するものであるかを峻別可能にしたり、またこのような入射光の入射角(仰角)を検出可能にしている。
特開平8−264826号公報(第2頁〜第9頁、図1〜17)
しかしながら、図8に示すような受光部130を備えた光センサ100によると、受光部130を覆うように取り付けられるカバー123は、その係止穴123cにコネクタ部121の係止部121aが係合されることによって、コネクタ部121に対してカバー123が係止され取り付けられている。そして、この係止部121aは、遮光板123bの長手方向の取付位置の延長線K(以下「K線」という。)上に形成されている(図8(B) および図9(A) 参照)。そのため、図9(A) に示すように、カバー123の組付時において、当該K線に対して傾いたL線に沿って当該カバー123がコネクタ部121に取り付けられると、その取付過程で受光部130にカバー123が接触し得る(図9(B) 、(C) 参照)。
即ち、図9(A) に示すように、コネクタ部121には、センサ支持部122に取り付けられた受光部130を挟んで対峙するように2個1対の係止部121aが設けられている(図9(A) でクロスハッチングの部分)。その一方で、図8(A) 、(B) に示すように、カバー123の受光窓123aは、受光部130の外周形状にほぼ合致するように形成されている。このため、これらの係止部121a同士を結んだ線(K線)上にカバー123の係止穴123cが位置するように予め組付位置が合わせされている場合には、センサ支持部122に取り付けられている受光部130に接触することなくカバー123をコネクタ部121に組み付けることが可能になる。
ところが、当該K線に垂直でコネクタ部121の挿入孔121a方向に延びるJ線(例えばコネクタ部121の軸線)を軸に、カバー123が回転方向(例えば図9(B) に示す破線による矢印方向)にずれたL線上に係止穴123cが位置するといった位置ずれが生じた場合には、受光部130の外周形状にほぼ合致するように形成されている受光窓123aの内側に、受光部130が収まりきらない。そのため、図9(B) に示すように、受光部130の各角部が、受光窓123aを形成する窓枠部に接触するといった事態を招く(一点鎖線の楕円α、β、γ、δ内参照)。
このような受光部130とカバー123との接触は、組付時のカバー123に加えられる加圧力の大きさによっては、樹脂モールドからなる受光部130の表面や角部に傷を付けたり、また樹脂モールドの変形により内部の受光素子132a、132bに損傷を与えたりする。そして、このような受光部130の傷等は、樹脂モールドの光透過特性や受光素子132a、132bの検出特性の劣化原因となり得る。つまり、図9(A) に示すように、本来の組付位置からずれて傾いた状態でのカバー123の組付作業が、光センサ100の検出精度の低下を招来し得るという技術的課題がある。
また、光センサ100の受光部130のように、複数の受光素子132a、132bを備えていても、受光部130自体には、入射する光を入射方向ごとに区分可能な遮光部材を備えていない場合には、受光部130をセンサ支持部122に取り付けてから組み付けられるカバー123の遮光板123bが、光センサ100の特性の左右する重要な役割を果たす。即ち、複数の受光素子を備える光センサでは、光の入射方向や入射角の検出を主とする、いわゆる日照センサの目的で使用されることが多いため、例えば、右側の受光素子132aと左側の受光素子132bとに入射する光を区分可能な遮光板123bの取付位置、特にK線に対する取付角度については高い組付精度が要求され、その精度を使用中においても継続的に維持する必要がある。
ところが、図9(A) に示すように、光センサ100では、K線上において受光部130を挟んで対峙する2個1対の係止部121aが設けられているに留まるため、コネクタ部121の係止部121aやカバー123の係止穴123cの成形精度がカバー123の組付精度に影響を与える。そのため、例えば、係止部121aまたは係止穴123cの成形誤差によってカバー123がコネクタ部121に対して緩やかに組み付けられていた場合には、組付後のカバー123のガタツキに起因してカバー123の遮光板123bの角度が振動等によって変動するので、これによっても光センサ100の検出精度の低下を招来し得るという技術的な課題もある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、検出精度の低下を抑制し得る光センサを提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1記載の手段を採用する。この手段によると、窓部の外周形状にほぼ合致するとともに光の到来方向に窓部を露出可能な開口部を有する付加部材は、センサ本体に組み付けられる際に、ガイド部によって付加部材の端部を挟持されて付加部材の開口部がセンサ本体に保持された受光部の窓部に接触不能に取付位置に案内される。これにより、付加部材の開口部が、受光部の窓部の外周形状にほぼ合致するものであっても、ガイド部により当該開口部がセンサ本体に保持された受光部の窓部に接触不能に取付位置に案内されるので、受光部の窓部に当該開口部が接触しない。
特許請求の範囲に記載の請求項2記載の手段を採用することによって、ガイド部は付加部材の一端部および他端部を挟持することから、付加部材の両端をガイド部により案内することができる。これにより、付加部材の一端部または他端部のいずれか一方だけを挟持した場合に比べ、両側から付加部材の取付位置を案内することができるので、安定した取付位置の案内が可能となる。
特許請求の範囲に記載の請求項3記載の手段を採用することによって、ガイド部は、付加部材を取付位置に案内するに従い、取付位置を中心に付加部材を挟持する幅が狭くなるように設定されていることから、取付位置に向かって付加部材を案内することができる。これにより、例えば、当該ガイド部や付加部材に成形誤差等があっても取付位置に向かった案内をすることができるので、センサ本体に付加部品が組み付けられても両者間にガタツキ等が生じない。
特許請求の範囲に記載の請求項4記載の手段を採用することによって、付加部材は、受光素子に対し、一方の方向から入射する光と他方の方向から入射する光とを区分可能な遮光板を有することから、入射する光を当該遮光板により入射方向ごとに振り分けることができる。これにより、例えば、複数の受光素子が受光部に内装されている場合には、入射方向ごとに対応する受光素子を区分けすることができ、入射方向や入射角を検出可能に構成することができる。また、請求項3に記載の構成を採ることによって、付加部材のガタツキを防止できるので、当該付加部材が有する遮光板としてその角度が振動等により変動することも防止することができる。
請求項1の発明では、付加部材の開口部が、受光部の窓部の外周形状にほぼ合致するものであっても、ガイド部により当該開口部がセンサ本体に保持された受光部の窓部に接触不能に取付位置に案内されるので、受光部の窓部に当該開口部が接触しない。したがって、当該開口部の接触により受光部の窓部に付く傷や受光部の変形による受光素子の損傷等を防止するので、これらに起因した検出精度の低下を抑制することができる。
請求項2の発明では、付加部材の一端部または他端部のいずれか一方だけを挟持した場合に比べ、両側から付加部材の取付位置を案内することができるので、安定した取付位置の案内が可能となる。したがって、当該開口部の接触により受光部の窓部に付く傷や受光部の変形による受光素子の損傷等をより確実に防止するので、これらに起因した検出精度の低下を一層抑制することができる。
請求項3の発明では、当該ガイド部や付加部材に成形誤差等があっても取付位置に向かった案内をすることができるので、センサ本体に付加部品が組み付けられても両者間にガタツキ等が生じない。したがって、当該付加部材のガタツキに起因した検出精度の低下を抑制することができる。
請求項4の発明では、複数の受光素子が受光部に内装されている場合には、入射方向ごとに対応する受光素子を区分けすることができ、入射方向や入射角を検出可能に構成することができる。また、請求項3に記載の構成を採ることによって、付加部材のガタツキを防止できるので、当該付加部材が有する遮光板としてその角度が振動等により変動することも防止することができる。したがって、付加部材のガタツキに起因した遮光板の角度変動による検出精度の低下を抑制することができる。
以下、本発明の光センサを車両用の光センサ20に適用した実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。まず、本実施形態に係る光センサ20の構成を図1〜図6に基づいて説明する。なお、図1には、光センサ20の構成を示す平面図、また図2には、図1に示すII方向矢視による光センサ20の側面図、図3には、図1に示すIII 方向矢視による光センサ20の側面図、がそれぞれ示されている。また図4は、光センサ20を構成するコネクタ部21の構成を示す平面図、図5(A) には、図4に示す5A線方向矢視によるコネクタ部21の側面図、図5(B) には、図5(A) に示す5B一点鎖線円内のガイドを模式的に表した説明図、がそれぞれ示されている。さらに、図6には、光センサ20を構成するカバー23の構成を示す図が示されており、図6(A) はカバー23の平面図、図6(B) は図6(A) に示す6B方向矢視によるカバー23の側面図、図6(C) は図6(A) に示す6C方向矢視によるカバー23の側面図である。
図1〜図6に示すように、光センサ20は、主に、コネクタ部21、センサ支持部22、カバー23、受光部30、図略のフィルタ等により構成されており、コネクタ部21およびカバー23を除いて、[背景技術]の欄で図8および図9を参照して説明した光センサ100とほぼ同様に構成されている。なお、図1および図4に示すK線は、図9(A) に示すK線に相当するものである。
コネクタ部21は、光センサ20を車両のインパネの上面に取付可能にするとともに当該光センサ20に電気的に接続されるワイヤハーネスのプラグやレセプタを機械的に接続可能にするもので、例えば、非導電性樹脂を成形したものである。即ち、図2および図3に示すように、図略のワイヤハーネスのプラグ等を挿入可能な挿入孔21aを有し、インパネの取付穴の内径よりも小径の有底筒状に形成されており、また取付穴の内径よりも大径に径方向外側に付勢するバネ構造を有する係止爪21b、さらには挿入孔21aの底方向の外周壁に取付穴の内径よりも大径に形成された鍔状のベース21c等が形成されている。これにより、コネクタ部21をインパネの取付穴に挿入すると、係止爪21bとベース21cとの間でインパネを挟持できるので、光センサ20をインパネに取付可能にしている。
また、このコネクタ部21では、センサ支持部22、カバー23やフィルタ26を、光センサ20が検出する光の到来方向(以下、「光センサ20の上方」という。)側に取付可能にしている。そのため、図1および図4に示すように、ベース21cの、光センサ20の上方側(以下「ベース21c上」という。)には、後述するセンサ支持部22の取り付けを可能にする取付部21dが設けられている。この取付部21dは、センサ支持部22を挟んで対峙するように2個1対からなり、センサ支持部22の両側から挟持し得るように構成されている。なお、図4に示すように、このような1対の取付部21dが設けられているその間のベース21cには、センサ支持部22にインサート成形される接続ピンの貫通を可能にする貫通孔21hが形成されている。
一方、カバー23の取り付けを可能にするガイド21fは、2本1対の柱状を成している。即ち、図1、図2および図4に示すように、ベース21c上には、2本1対のガイド21fが、カバー23の端部を挟んで対峙して当該端部を両側から挟持し得るように構成されている。本実施形態の場合、このガイド21fは、カバー23の側板部23d1(一端部)および側板部23d2(他端部)を挟持するようにベース21c上の2箇所に形成されている。ここで、図5を参照してガイド21fの構成を詳細に説明する。
図5(A) に示すように、2本1対の柱状を成すガイド21fは、ベース21c上に立設されており、カバー23の側板部23d1、23d2の幅とほぼ同じ間隔で対峙するように構成されている。即ち、図9(A) を参照して説明した光センサ100のように、K線(遮光板123bの長手方向の取付位置の延長線)上にガイド21fが位置することなく、当該K線を挟んで、カバー23の側板部23d1、23d2をその両側から挟み込むように位置した2本のガイド21fが対峙している(図4参照)。
また、このガイド21fは、その太さが一定ではなく、上端方向から下端方向に向かって徐々に太くなるように構成されている。即ち、図5(B) に示すように、側面方向から見ると上底の方が下底よりも長い台形で、少なくとも対峙する内側に斜辺を有する台形を成すような柱形状に形成されている。本実施形態の場合、対峙する外側の辺は底辺に対してほぼ垂直に、また対峙する内側の辺21f’は底辺に対して角度θの傾きをもつように、それぞれ設定されている。これにより、対峙する1対のガイド21fの間隔は、上端方向から下端方向に向かって徐々に狭くなるので、ガイド21fの案内に従ってK線を中心に側板部23d1、23d2を挟持する幅が狭くなるように設定されている。
さらに、このガイド21fには、その上端側に、対峙する内側に向かって突出する突起21gが形成されている。この突起21gは、カバー23の側板部23d1、23d2に形成されるキー溝23eに対応してキーの役割を果たすもので、後述するようにカバー23の係止を可能にしている。なお、この突起21gは、対峙したガイド21fに挿入されるカバー23に対して当接可能な位置に形成されているため、その挿入方向に向いた角には面取り加工等が施されている。この部分を以下、「面取部21g’」と称する。
このようなガイド21fに対し、フィルタの取り付けを可能にするガイド21eは、ベース21c上の外周付近で円弧状を成すように形成されている。ここで、本実施形態のフィルタは、図1〜図7には示されていないが、図8を参照して説明した光センサ100のフィルタ126と実質的に同一であるので、ガイド21eを説明する前に、当該フィルタの概要を説明する。
図8に示すように、フィルタは、開口形状が円形のドーム状に形成されており、所望の波長領域の光の通過を許容し、それ以外の波長の光を遮断可能な遮光性のある樹脂から成る。そして、ベース21c上に取り付けられることで、センサ支持部22、カバー23および受光部30を当該フィルタ内に収容する。これにより、受光部30に入射する光を所望の波長領域内のものに選択可能にしている。
このように本実施形態のフィルタは、開口形状が円形であることから、ガイド21eも当該開口形状の円形を弧に分割した円弧状に形成されている。本実施形態の場合、ベース21c上の外周付近で、前述した取付部21dやガイド21fを挟み込むように対峙した位置の2箇所にガイド21eが設けられている。これにより、フィルタの取付時に、当該フィルタの取付位置の案内を可能にしている。
なお、上述した取付部21d、ガイド21fおよびガイド21eは、いずれも、例えば非導電性樹脂からなり、コネクタ部21と一体に成形されている。このように、本実施形態のコネクタ部21では、(1) カバー23の取り付けを可能にするガイド21fがK線を挟みカバー23の側板部23d1、23d2をその両側から挟み込むように対峙して位置している点、(2) ガイド21fの辺21f’が底辺に対して角度θの傾きをもつように設定されている点、(3) ガイド21fには、カバー23の側板部23d1、23d2のキー溝23eに対応した突起21gが形成されている点、で図8および図9に示す光センサ100の係止部121aと異なる。
図1〜図3に示すように、センサ支持部22は、受光部30とコネクタ部21との間に介在して、当該受光部30を光センサ20の上方側に取付可能に構成されるもので、例えば、非導電性樹脂を成形したものである。また、このセンサ支持部22には、受光部30の接続端子に対して電気的に接続され得る図略の接続ピンがインサート成形されている。この接続ピンは、前述したベース21cの貫通孔21hを介してコネクタ部21の挿入孔21aに挿入されたワイヤハーネスのプラグ等と電気的に接続可能に構成されている。これにより、受光部30とワイヤハーネスと電気接続を可能にしている。
図1〜図3および図6に示すように、カバー23は、センサ支持部22に取り付けられた受光部30を覆うもので、前述したガイド21fによってコネクタ部21に取付可能に構成されている。図6(A) 〜図6(C) に示すように、側面形状が片仮名のコ字形状を成すように、一体成形された天板部23a、側板部23d1、23d2からなり、センサ支持部22に取り付けられた受光部30の全体をセンサ支持部22とともに当該コ字形状で覆うことが可能なように形成されている。
即ち、図6に示すように、このカバー23は、受光部30のほぼ上方を覆う天板部23a、この天板部23aの一端側に設けられる側板部23d1および天板部23aの他端側に設けられる側板部23d2により構成されている。図6(A) に示すように、天板部23aには、そのほぼ中央に、光センサ20の上方から到来する光を受光部30に入射可能にする受光窓23bが形成されている。この受光窓23bは、後述する受光部30の外周形状にほぼ合致するもので、当該受光窓23bから受光部30が露出可能に構成されている。またこの受光窓23bには、受光部30に入射する光を入射方向ごとに区分可能な遮光板23cが架設されている。この遮光板23cは、図1に示すように、受光部30の、受光素子32aと受光素子32bとの境界、つまり受光部30上のK線上(以下「所定の取付位置」という。)に位置するように、カバー23が組み付けられる。これにより、例えば、受光部30に入射する光が、車両の、右座席側から入射するものであるか左座席側から入射するものであるかを峻別可能にしたり、またこのような入射光の入射角(仰角)を検出可能にしている。
一方、図6(B) 、(C) に示すように、この天板部23aの一端側に設けられる側板部23d1や同他端側に設けられる側板部23d2は、長方形状に形成されており、その長辺に相当する両辺部分にはキー溝23eが形成されている。このキー溝23eは、前述したガイド21fの突起21gにカバー23が係止されるために設けられていることから、対峙したガイド21fに挿入されたカバー23の側板部23d1、23d2の先端がベース21cに当接する直前のガイド21fの突起21gの位置に対応して、側板部23d1、23d2に形成されている。また、この側板部23d1、23d2は、対峙したガイド21fに挿入された場合、その先端がガイド21fの突起21gに当接することから、当該先端の両角には面取り加工等が施され、面取部23fが形成されている。
このように、本実施形態のカバー23は、側板部23d1、23d2にキー溝23eが形成され、またその先端の両角に面取部23fが形成されている点で、図8および図9に示す光センサ100のカバー123と異なる。
ここで図1に戻って、図1に示すように、受光部30は、主に、受光素子32a、32b、接続端子等から構成される半導体電子部品で、図8に示す光センサ100の受光部130と実質的に同様に構成されている。即ち、受光部30は、受光素子32a、32bとして、2つのフォトダイオードを光透過性のエポキシ樹脂により包み込んで光の入射を可能にする窓部も一体に成形された樹脂モールドからなるもので、入射する光の強度や入射角に応じた出力信号を接続端子を介して出力し得るものである。このため、受光部30は、前述したセンサ支持部22に取り付けられる際に、センサ支持部22に固定されるだけではなく、前述した貫通孔21hを通る接続ピンと電気接続されている。
このように受光部30は2つの受光素子32a、32bにより構成されるので、これらの境界を前述したカバー23の遮光板23cで区切るように仕切ることで、これらの受光素子32a、32bに対し、一方の方向から入射する光と他方の方向から入射する光とを当該遮光板23cにより入射方向ごとに振り分けることができる。これにより、例えば、車両の、右座席側からの入射光か左座席側からの入射光かを峻別可能にしたり、またこのような入射光の入射角(仰角)を検出可能にしている。
なお、遮光板23cは、このような受光部30の受光素子32a、32bに入射する光をその入射方向等によって区分しているので、その取付位置、特にK線に対する取付角度については高い組付精度が要求され、その精度を使用中においても継続的に維持する必要がある。そのため、カバー23の取付精度や振動等に対するガタツキ等に起因した遮光板23cの角度変動等が、光センサ20の検出精度の低下を招き易い。そこで、本実施形態に係る光センサ20では、前述したように、コネクタ部21のガイド21fを2本1対で対峙する構成にしたり、またカバー23の側板部23d1、23d2にキー溝23eを形成する構成を採ることによって、次に説明するような工程を経たカバー23の組み付けを可能にして光センサ20の検出精度の低下を抑制している。
次に、光センサ20の組付工程を図7に基づいて説明する。なお、図7には、カバー23の側板部23d1、23d2がガイド23に案内されてコネクタ部21に組み付けられる過程が模式的に示されている。また、図7に示す組付工程は、光センサ20の組付工程のうち、カバー23を組み付ける工程の一部分を抜粋したもので、コネクタ部21に、センサ支持部22や受光部30が組み付けられた後の工程であって、図略のフィルタが組み付けられる前の工程であることに留意されたい。
カバー23の組付工程では、まずカバー23の側板部23d1、23d2の先端がベース21c上の1対のガイド21f間に入るように位置合わせを行った後、ガイド21fによる案内に従って、当該側板部23d1、23d2の先端がガイド21fの突起21gに当接するまで当該ガイド21f間に挿入する。そして、さらにカバー23の挿入を進めることにより、側板部23d1、23d2の面取部23fが、対峙する1対のガイド21fの突起21gを外側に押し出すため、当該1対のガイド21fおよびカバー23は、図7(A) に示すような状態となる。これにより、ガイド21fによってカバー23の側板部23d1、23d2が挟持される。
図7(A) に示す状態から、ガイド21fの案内に従ってカバー23の挿入をさらに進めることにより、対峙する1対のガイド21fは両者の間隔が拡がるように外側に押し広げられるとともに側板部23d1、23d2の両側部に突起21gが乗り上げる。これにより、当該1対のガイド21fおよびカバー23は、図7(B) に示すような状態となり、例えば、所定の取付位置(受光部30上のK線上)にカバー23の遮光板23cが組み付けられるように案内可能となる。
図7(B) に示す状態から、さらにカバー23を当該ガイド21f間に挿入することで、カバー23は、両端がほぼ同様にガイド21fに案内されて当該ガイド21f間に挿入される。このため、前述したようにカバー23に形成される受光窓23bが受光部30の外周形状にほぼ合致するものであっても、ガイド21fによって、当該受光窓23bが受光部30に接触しないように所定の取付位置に案内される。これにより、図7(C) に示すように、カバー23のキー溝23eにガイド21fの突起21gが係合してカバー23がガイド21fに係止され、遮光板23cが所定の取付位置に位置するようにカバー23がコネクタ部21に組み付けられる。
なお、前述したように、1対のガイド21fの間隔は、カバー23を所定の取付位置に案内するに従って、K線を中心にカバー23を挟持する幅が狭くなるように設定されていることから、図7(B) の状態から図7(C) の状態に至るまでの間において、K線に向かってカバー23を案内する。これにより、例えば、当該ガイド21fやカバー23に成形誤差等があっても、所定の取付位置に向かった案内をすることができるので、コネクタ部21にカバー23が組み付けられても両者間にガタツキ等が生じない。
このように、本実施形態に係る光センサ20によると、受光部30の外周形状にほぼ合致するとともに光の到来方向に受光部30を露出可能な受光窓23bを有するカバー23は、コネクタ部21に組み付けられる際に、対峙した1対のガイド21fによってカバー23の側板部23d1、23d2を挟持されて、カバー23の受光窓23bが、受光部30に接触不能に所定の取付位置(受光部30上のK線上)に案内される。これにより、カバー23の受光窓23bが、受光部30の外周形状にほぼ合致するものであっても、1対のガイド21fにより当該受光窓23bが受光部30に接触不能に所定の取付位置(受光部30上のK線上)に案内されるので、受光部30に当該受光窓23bが接触しない。したがって、当該受光窓23bの接触により受光部30に付く傷や受光部30の変形による受光素子32a、32bの損傷等を防止するので、これらに起因した検出精度の低下を抑制することができる。
また、図5(B) に示すように、対峙するガイド21fの内側の辺21f’は底辺に対して角度θの傾きをもつように、それぞれ設定されているので、カバー23の側板部23d1、23d2を所定の取付位置(受光部30上のK線上)に案内するに従い、所定の取付位置(受光部30上のK線上)を中心に側板部23d1、23d2を挟持する幅が狭くなり、K線上に向かってカバー23を案内することができる。これにより、例えば、当該ガイド21fやカバー23に成形誤差等があっても所定の取付位置(受光部30上のK線上)に向かった案内をすることができるので、コネクタ部21にカバー23が組み付けられても両者間のガタツキ等を防止できる。したがって、当該カバー23が有する遮光板23cとしてその角度が振動等により変動することも防止でき、検出精度の低下を抑制することができる。
なお、本実施形態では、対峙した1対のガイド21fにより、カバー23の両側板部23d1、23d2を挟持したが、本発明はこれに限られることはなく、側板部23d1、23d2のうち、いずれか一方の側端部を挟持し、他方の側端部は光センサ100の係止部121a等により係止するように構成しても、案内の安定度は低下するものの、両側板部23d1、23d2を挟持したものとほぼ同様の作用・効果を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る光センサの構成を示す平面図である。 図1に示すII方向矢視による光センサの側面図である。 図1に示すIII 方向矢視による光センサの側面図である。 本実施形態の光センサを構成するコネクタ部の構成を示す平面図である。 図5(A) は図4に示す5A線方向矢視によるコネクタ部の側面図で、図5(B) は図5(A) に示す5Bの一点鎖線円内のガイドを模式的に表した説明図である。 本実施形態の光センサを構成するカバーの構成を示す図で、図6(A) はカバーの平面図、図6(B) は図6(A) に示す6B方向矢視によるカバーの側面図、図6(C) は図6(A) に示す6C方向矢視によるカバーの側面図である。 カバーの側板部がガイドに案内されてコネクタ部に組み付けられる工程を模式的に示す説明図で、図7(A) はカバーの側板部がガイドの突起を外側に押し出している状態を示すもの、図7(B) はカバーの側板部がガイドに案内されながら当該ガイド間に挿入されている状態を示すもの、図7(C) はガイドの突起に側板部のキー溝に係止された状態を示すものである。 従来の光センサの構成例を示す図で、図8(A) は断面図、図8(B) はフィルタを取り外しカバー上方から受光窓を通して露出する受光部を示す平面図である。 図8に示す従来の光センサにおいてカバーを傾けて取り付けようとした場合の状態を示す説明図で、図9(A) は平面から見たもの、図9(B) は受光窓123aの周囲を拡大したもの、図9(C) は図9(A) に示すK線による断面から見たものである。
符号の説明
20…光センサ
21…コネクタ部(センサ本体)
21f…ガイド(ガイド部)
21g…突起
22…センサ支持部
23…カバー(付加部材)
23b…受光窓(開口部)
23c…遮光板
23d1…側板部(一端部)
23d2…側板部(他端部)
23e…キー溝
30…受光部
32a、32b…受光素子

Claims (4)

  1. 受光素子および当該受光素子の検出対象となる光の入射を可能にする窓部を有し当該窓部が外形の一部または全部を形成する受光部と、
    前記受光部を保持するセンサ本体と、
    前記窓部の外周形状にほぼ合致するとともに前記光の到来方向に前記窓部を露出可能な開口部を有し、前記受光部を覆うように前記センサ本体に取り付けられる付加部材と、
    前記付加部材の端部を挟持可能に前記センサ本体に設けられ、前記付加部材の開口部が前記センサ本体に保持された前記受光部の窓部に接触不能に前記付加部材の取付位置を案内するガイド部と、
    を備えたことを特徴とする光センサ。
  2. 前記ガイド部は、前記付加部材の一端部および他端部を挟持することを特徴とする請求項1記載の光センサ。
  3. 前記ガイド部は、前記付加部材を前記取付位置に案内するに従い、前記取付位置を中心に前記付加部材を挟持する幅が狭くなるように設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の光センサ。
  4. 前記付加部材は、前記受光素子に対し、一方の方向から入射する前記光と他方の方向から入射する前記光とを区分可能な遮光板を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光センサ。
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