JP2005259045A - プログラム、データ処理装置、および携帯型通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンピュータ3には、装置固有の個体番号IDが割り当てられたPDA2と通信を行う赤外線送受信部33と、番組データを取得するチューナ部32および通信部34と、記憶装置36と、赤外線送受信部33、チューナ部32および通信部34による通信を制御し、赤外線送受信部33を介してPDA2から受信した、PDA2の識別情報としての個体番号IDを含む取得指示に応じてチューナ部32や通信部34を介して番組データを取得し、当該番組データを取得指示に含まれる個体番号IDと関連付けて、記憶装置36に書き込み、赤外線送受信部33を介してPDA2から受信した転送指示に応じて、当該転送指示に含まれる個体番号IDに関連付けられて記憶装置36に書き込まれた番組データを読み出し、当該読み出した番組データを、転送指示に含まれる個体番号IDが割り当てられたPDAに赤外線送受信部33を介して送信する制御部37を設ける。
【選択図】図2
Description
この通信システムでは、PDAは、コンピュータと赤外線通信で接続した状態で、コンピュータから受信した録画済番組データを基に、コンピュータからPDAへの転送を希望する番組の指定をユーザから受け、当該指定された番組を示す転送指示データを送信する。
そして、コンピュータは、上記PDAから受信した転送指示データを基に、内蔵メモリから読み出した番組データを、PDAで処理可能な形式に変換してPDAに送信する。
また、上述したシステムにおいて、利用者は、例えば上述したコンピュータとPDAとを各1台ずつ保有する必要がある。
第2の手順において、制御手段は、当該コンテンツデータを取得指示に含まれる識別情報と関連付けてメモリに書き込む。
第3の手順において、制御手段は、第2の通信手段を介して携帯型通信装置から受信した転送指示に応じて、当該転送指示に含まれる識別情報に関連付けられてメモリに書き込まれたコンテンツデータを読み出す。
第4の手順において、制御手段は読み出したコンテンツデータを、転送指示に含まれる識別情報が割り当てられた携帯型通信装置に第2の通信手段を介して送信する。
図1に示すように、本実施形態に係る通信システム1は、例えばPDA2、およびコンピュータ3を有する。
本実施形態において、PDA2が本発明に係る携帯型通信装置に対応し、コンピュータ3が本発明に係るデータ処理装置に相当する。
また、本実施形態において複数のPDA2それぞれには、装置固有の識別情報(個体番号ID)が割り当てられている。
なお、本発明に係る通信システム1は複数個のPDA2を想定するが、説明の簡略化のために本実施形態では2個のPDA2A,PDA2Bの場合を説明する。例えばPDA2AおよびPDA2Bを単にPDA2とも言う。
本実施形態に係るPDA2は、携帯型の通信装置である。PDA2AとPDA2Bとの相違点は識別情報としての個体番号IDが異なる点である。詳細には、PDA2Aには識別情報(個体番号ID_A)が割り当てられ、PDA2Bには識別情報(個体番号ID_B)が割り当てられている。以下、PDA2Aを中心に説明する。
ここで例えば、赤外線データ送受信部21、画像音声処理部22、伸張部25、記憶装置26、および制御部28は、電子回路によって実現される。
本実施形態において、赤外線データ送受信部21が本発明の通信手段に対応し、記憶装置26が本発明のメモリに対応し、制御部28が本発明の制御手段に対応している。
具体的には、赤外線データ送受信部21は、制御部28から入力した送信するデータを赤外線発光ダイオード等の素子を用いて変調し、赤外線信号Dbとしてコンピュータ3に送信する。
また、赤外線データ送受信部21は、コンピュータ3からの赤外線信号Daをフォトトランジスタダイオード等の素子を用いて受信し、これを復調して制御部28に出力する。
当該赤外線通信の変調方式としては、例えば、IEEE(Institute of Electronic and Electronics Engineers) 1394方式に基づく480Mbps(ビット/秒)程度の高速なデータ転送が可能なものを用いる。
表示部23は、例えば図3に示すディスプレイ231を有し、画像音声処理部22から入力した画像信号に応じた画面をディスプレイ231に表示する。
また、表示部23は、例えば図示しないスピーカを備え、画像音声処理部22から入力した音声信号に応じた音声出力を行う。
ここで、上操作ボタン241、左操作ボタン242、右操作ボタン243、下操作ボタン244は、例えば、ディスプレイ231上に表示されたカ−ソルを画面上でそれぞれ上、左、右、下方向に移動させるボタンである。
確定操作ボタン245は、例えば画面上のカーソルの位置を指定するボタンである。
戻る操作ボタン246は、画面上での操作を1つ前の状態に戻すためのボタンである。
メニュー操作ボタン247は、ディスプレイ231上にメニュー画面を表示させるためのボタンである。
なお、操作部24は、キーボードや表示部23の画面を利用したタッチパネルなどであって、ユーザの指示に応じた指示信号を制御部28に出力してもよい。
ここで、番組データC6Aは、画像データおよび音声データから構成される。
当該圧縮方法は、例えば、画像に関してはMPEG(Motion Picture Experts Group)2やMPEG4のような周知の圧縮・伸張規格に規定されたものである。
また、音声に関しては、MP3(MPEG Audio Layer-3)や、AAC(Advanced Audio Codec)のような周知の圧縮・伸張規格に規定されたものである。
記憶装置26は、例えば、図2に示すように番組表データC1(本発明の一覧データに相当する)、録画希望番組表データ(本発明の取得指示データ)C2A、録画済番組表データC3A、転送希望番組表データ(本発明の転送指示データに相当する)C4A、転送済番組表データC5A、番組データC6A(本発明のコンテンツデータに相当する)、およびプログラムPRG2(本発明のプログラムに相当する)を記憶する。
番組表データC1は、具体的には、放送局名、番組名、開始時間、終了時間などの情報を含んでいる。
番組表データC1は、例えば、コンピュータ3を介してサーバから取得されるEPG(Electronic Program Guide)データを基に生成されてもよい。
録画希望番組表データC2Aは、PDA2のユーザの操作により、コンピュータ3に対して録画を希望する番組のリストを示している。
録画済番組表データC3Aは、コンピュータ3が録画を完了した番組のリストを示している。
転送希望番組表データC4Aは、PDA2のユーザの操作により、コンピュータ3に対してPDA2への転送を希望する番組のリストを示している。
転送済番組表データC5Aは、コンピュータ3からPDA2に既に転送して記憶装置26に書き込んだ番組のリストを示している。
番組データC6Aは、前述したように、コンピュータ3から転送を受けた番組データである。
プログラムPRG2は、制御部28が実行する処理を規定したプログラムである。
識別情報としての個体番号IDは、PDA2独自のものであり、例えば図2に示したようにPDA2Aの識別情報記憶部27は個体番号ID_Aを記憶し、PDA2Bの識別情報記憶部27は個体番号ID_Bを記憶する。
識別情報記憶部27は、例えば不揮発性半導体メモリにより構成され、PDA2の製造業者が製品の製造時や出荷時に装置ごとに個別に識別情報として独自番号を割り当てる。なお識別情報は、この実施形態に限られるものではない。例えば識別情報として装置固有の情報であればよい。
また、識別情報記憶部27が記憶する個体番号IDは、制御部28により読み出され、コンピュータ3と通信を行う際に送信され また、識別情報記憶部27が記憶する個体番号IDは、記憶装置26に記憶されていてもよい。
制御部28の機能については、PDA2の動作と関連付けて説明する。
本実施形態に係るコンピュータ3は、例えば図4に示すように、アンテナ31、チューナ部32、赤外線送受信部33、通信部34、圧縮部35、記憶装置36、および制御部37を主構成要素として有する。
本実施形態において、通信部34が本発明に係る第1の通信手段に対応し、赤外線送受信部33が本発明に係る第2の通信手段に対応し、記憶装置36が本発明に係るメモリに対応し、制御部37が本発明に係る制御手段に対応する。
通信部34は、制御部37からの指示に応じて、ネットワーク40を介してサーバ4(本発明のコンテンツデータの提供元)からEPGなどの番組表データを受信(ダウンロード)し、これを制御部37に出力する。
なお、番組表データは、例えば、チューナ部32が受信したベースバンド信号のVBI(VerticalBlankingInterval)に含まれるEPGデータを抽出して取得してもよい。
(録画済)番組データC7は、例えばチューナ部32や通信部34が受信したコンテンツデータである。
管理テーブルTBは、PDA2それぞれに固有の識別情報としての個体番号IDと、記憶装置36内の記憶領域を関連付けるデータである。
管理テーブルTBは、例えば図5に示すように、個体番号ID_Aと記憶領域36Aとを関連付け、個体番号ID_Bと記憶領域36Bとを関連付ける。詳細には、例えば管理テーブルTBは、個体番号IDと記憶装置36内の記憶領域のアドレスとを関連付ける。
制御部37の処理については、コンピュータ3の動作例と関連付けて説明する。
図面を参照しながら、PDA2の制御部28、コンピュータ3の制御部37の動作を中心に説明する。説明の簡略化のために、個体番号ID_Aが割り当てられたPDA2Aとコンピュータ3との動作を説明する。また、個体番号ID_Bが割り当てられたPDA2Bとコンピュータ3間で通信を行う場合にも、動作は同様であるので説明を省略する。
例えば赤外線データ送受信部21と赤外線送受信部33とを赤外線通信が可能に配置する。好適には赤外線通信を確実に行わせるためにコンピュータ3に凹部を形成し、この凹部にPDA3を配置すると、赤外線データ送受信部21と赤外線送受信部33とが赤外線通信を行うようにすることが好ましい。
図8に示すように、コンピュータ3の制御部37は、赤外線送受信部33を介して識別情報としての個体番号ID_Aを受信すると(ST3011)、例えば記憶装置36内の管理テーブルTBを基に、受信した個体番号ID_Aが初めての個体番号であるか否か、つまり管理テーブルTB内に記憶されているか否かを判別する(ST3012)。
ステップST3015において、制御部37は、個体番号ID_Aに対応した記憶領域36Aに対し、書き込みや読み出し可能に設定し図7に示すステップST302の処理に進む。
ステップST203において、PDA2の制御部27は、ユーザが操作部24を操作することにより、例えば図3に示すメニュー操作ボタン247をユーザが押下すると、制御部28は、図9に示すメニュー画面501をディスプレイ231に表示させる。
メニュー画面501は、例えば転送済番組再生項目502、録画希望番組設定項目503、および転送希望番組設定項目504の各項目が1行で表示されている。
ユーザが、図9に示すメニュー画面501内で録画希望番組設定項目503上にカーソルを位置させ、確定操作ボタン245を押すと、制御部28は、図10に示すように、ディスプレイ231上に録画希望番組日付選択画面602を表示させる。
このとき、制御部28は、記憶装置26から読み出した番組表データC1を基に、番組表の日付を指定する画面602をディスプレイ231に表示する。
そして、画面602において、日付が指定されると、制御部28は、その指定された日付における各時間帯の番組の録画指示を行うための録画希望番組設定画面をディスプレイ231に表示させる。
ユーザは、図3に示す上操作ボタン241および下操作ボタン244を押して、録画希望番組のあるチャンネルを指定する。
制御部28は、記憶装置26から読み出した番組表データC1を基に、上記指定されたチャンネルの番組表を、図11に示すように表示する録画希望番組設定画面610をディスプレイ231に表示する。
録画希望番組設定画面610は、図11に示すように、指定されたチャンネルについての番組名を、その開始日時、終了日時と共に示している。
ユーザは、上操作ボタン241と下操作ボタン244とを押して、録画を希望する番組の行にカーソルを位置させ、確定操作ボタン245を押す。これにより制御部28は、録画希望番組設定画面610の右側に位置する録画有無の項目に、録画を示す「R」を表示させる。
また、制御部28は、録画希望番組表データC2Aに、当該指定された番組の識別データを追加する。
ディスプレイ231には、図11に示すように、例えば、8番組についての項目が同時に表示される。そして、ユーザが、最下項目にカ−ソルを位置させた状態で、下操作ボタン244を押すことで、その下の項目がディスプレイ231に表示される。
ユーザは、図11に示す録画希望番組設定画面610が表示された状態で、確定操作ボタン245を所定の時間以上押しつづけると、制御部28は、図12に示す録画希望番組表画面612をディスプレイ231に表示させる。
ユーザは、録画希望番組表画面612を基に、自らが録画予約した番組を知ることができる。
また、ユーザは、図11に示す録画希望番組設定画面610上で、上操作ボタン241および下操作ボタン244を押下して、録画希望を取り消す番組を指定し、確定操作ボタン245を押下する。制御部28は、当該指定された番組の識別データを、録画希望番組表データC2Aから削除する。
ステップST304において、コンピュータ3の制御部37は、赤外線送受信部33を介して、個体番号ID_Aを含む録画希望番組表データC2Aを受信し、管理テーブルTBに基づいて、記憶装置36内の記憶領域36A内に書き込む。
PDA2の制御部28は、赤外線データ送受信部21を介して受信した最新の番組データC1を記憶装置26に書き込む(ST205)。また、PDA2の制御部28は、ステップST205で得られた最新番組表データC1を基に、必要に応じて録画希望番組表データC2Aの更新を行う(ST206)。
ステップST207において、PDA2の制御部28は、個体番号ID_Aを含む録画希望番組表データC2Aを、赤外線データ送受信部21を介して、コンピュータ3に送信する。
ステップST307において、コンピュータ3の制御部37は、赤外線送受信部33を介して、個体番号ID_Aを含む録画希望番組表データC2A(取得指示)を受信し、記憶領域36Aを確保した後、管理テーブルTBに基づいて、個体番号ID_Aと関連付けて録画希望番組表データC2Aを記憶装置36内の記憶領域36A内に書き込む。
ステップST311において、制御部37は、ステップST310で取得した番組データ(コンテンツデータ)を、取得指示に含まれる個体番号ID_Aと関連付けて記憶装置36に書き込む。つまり制御部37は、管理テーブルTBに基づいて、ステップST310で取得した番組データ(コンテンツデータ)を、取得指示に含まれる個体番号ID_Aと関連付けて記憶装置36に書き込む。
また、制御部28は、録画済番組データC3を基に、コンピュータ3から転送を希望する転送希望番組表データC4を生成する。以下、図面を参照しながら詳細に説明する。
この場合に、制御部28は、図14に示すように、記憶装置26から読み出した録画済番組表データC3Aを基に、ディスプレイ231上に録画済番組表画面613を表示させる。
図14に示すように、録画済番組表画面613は、番組名、チャンネル番号(ch)、番組の開始日時、番組の終了日時、転送希望の有無を示す項目を各行毎に、各番組毎に示している。
ユーザは、図3に示す上操作ボタン241および左操作ボタン242を押して、録画済番組表画面613上で、転送希望の番組を指定し、確定操作ボタン245を押下する。
これにより、制御部28は、当該指定された転送希望番組の項目に、転送を示す「T」を表示する。
また、制御部28は、上記指定された番組の識別データを転送希望番組表データC4Aに追加する。
ユーザは、転送希望番組表画面614を基に、自らが転送予約した番組を知ることができる。
また、ユーザは、図14に示す録画済番組表画面613上で、上操作ボタン241および下操作ボタン244を押下して、転送希望を取り消す番組を指定し、確定操作ボタン245を押下する。制御部28は、当該指定された番組の識別データを、転送済番組表データC5Aから削除する。
ステップST211において、PDA2の制御部28は、個体番号ID_Aを含む転送希望番組データC4Aを赤外線データ送受信部21を介して、コンピュータ3に送信する。
ステップST313において、コンピュータ3の制御部37は、赤外線送受信部33を介して、個体番号ID_Aを含む転送希望番組データC4Aを受信すると、個体番号ID_Aに応じて記憶領域36Aを確定した後、管理テーブルTBに基づいて、個体番号ID_Aと関連付けて録画希望番組表データC2Aを記憶装置36内の記憶領域36A内に書き込む。
また、制御部28は、上述したように録画希望番組表データC2Aおよび転送希望番組表データC4Aの作成を行う。
また、本実施形態に係るコンピュータ3には、1個の赤外線送受信部33を設けたがこの形態に限られるものではない。例えばコンピュータ3に赤外線送受信部33を2個以上設けてもよい。コンピュータ3の制御部37は、複数の赤外線送受信部33を制御して、複数のPDA2とのデータ通信を並列処理してもよい。
第2実施形態は、第1実施形態と比べて、ユーザの嗜好の指標となる指標データ(キーワード)と、その指標データに応じて、推奨するコンテンツデータを示す推奨データ(お勧め番組表データ)を生成する点に特徴がある。
以下、図面を参照しながら第1実施形態との相違点を中心に説明する。
記憶装置36は、識別情報(個体番号ID)に応じた記憶領域それぞれにキーワードC8(C8A,C8B)、およびキーワードC8(C8A,C8B)に応じたお勧め番組表データC9(C9A,C9B)を記憶する。
本実施形態に係る記憶装置36は、例えば識別情報(個体番号ID_A)に応じた記憶領域36AにキーワードC8A、およびキーワードC8Aに応じたお勧め番組表データC9Aを記憶し、識別情報(個体番号ID_B)に応じた記憶領域36BにキーワードC8B、およびキーワードC8Bに応じたお勧め番組表データC9Bを記憶する。
本実施形態に係る制御部37aは、赤外線送受信部33を介してPDA2から受信した嗜好の指標となる指標データ(キーワードC8)に基づいて、推奨するコンテンツデータを示す推奨データ(お勧め番組表データ)を生成し、その推奨データ(お勧め番組表データ)をキーワードC8に含まれる識別情報(個体番号ID)に割り当てられたPDA2に赤外線送受信部33を介してPDA2に送信する。
お勧め番組表データC9は、例えば番組表データC1に含まれる、番組の種類を示す種類データや、出演者を示す出演者データや、番組の内容を示す内容データ等のメタデータに基づいて、制御部37aが生成した、キーワードC8に関連する番組を示す番組データの一覧を示すデータである。例えばキーワードC8が「スポーツ」の場合には、制御部37aはメタデータに基づいて、番組表データC1のうち、スポーツに関連する番組データを示すデータの一覧を抽出して、図19(B)に示すようなお勧め番組表データC9を生成する。
本実施形態に係るPDA2は、例えば図20に示すように、赤外線データ送受信部21、画像音声処理部22、表示部23、操作部24、伸張部25、記憶装置26、識別情報記憶部(個体番号)27、および制御部28aを主構成要素として有する。
また、制御部28aは、ユーザによる操作部24の操作に応じた信号を基に、記憶装置26に記憶されたお勧め番組表データC9のうちから、所望の転送指示データ(転送希望番組表データ)C7を生成する。
具体的には、例えば制御部37aは、定期的に更新され記憶されている番組表データC1内の番組情報とキーワードC8Aに基づいて、ユーザの好みに合うと思われる番組を抽出したお勧め番組表データC9Aを生成する。
ステップST234において、制御部28aは、お勧め番組表データC9A、およびユーザの操作に応じて操作部24から入力された信号を基に、録画希望番組表データC2Aを生成する。
ステップST336において、コンピュータ3の制御部37aは、ステップST334において更新したお勧め番組表データC9Aを、赤外線送受信部33を介して、PDA2Aに送信する。
以下、PDA2Aの制御部28aの動作は、ステップST206以降の動作と略同様であるので、説明を省略する。
また、制御部37aは、録画希望番組表データC2Aを基に、コンテンツデータ取得し、管理テーブルTBを基に、記憶装置26内の識別情報に対応する記憶領域に書き込み、録画済番組表データを更新する。
また、制御部37aのそれ以降の動作は、ステップST306以降の動作と略同じであり説明を省略する。
個々のユーザは、例えばオリジナルの番組表データC1内の膨大な番組の中から録画希望番組を選択する場合に比べ、番組数がキーワードによって絞り込まれたお勧め番組表データC9Aを基に録画希望番組データを選択することで、制御部28aは録画希望番組表データC2Aを高速に生成することができる。また、ユーザにとって番組の選択がはるかに容易になる。
第3実施形態と上述した実施形態との相違点は、第3実施形態では、コンピュータ3は、キーワードを基に番組データを取得し、その後、PDA2それぞれは、自ら録画番組予約を行うのではなく、コンピュータ3による録画済番組表データから、視聴したい番組データのみを転送希望番組表データとして選択する点である。相違点を中心に図面を参照しながら説明する。
ステップST343において、制御部37bは、ステップST342において決定した録画番組を、チューナ部32や通信部34を介して取得(録画)して、管理テーブルTBを基に、記憶装置36内の、キーワードに含まれる個体番号IDに対応する記憶領域36Aに書き込む。
ステップST245において、制御部28bは、画像音声処理部22を介して表示部23に、録画済番組表データC3Aに応じた録画済番組表画面を表示する。また、制御部28bは、ユーザの操作に応じて操作部24から入力された、録画済番組表データの中から転送希望番組を示す信号を基に、転送希望番組表データC4Aを生成し、記憶装置26内に書き込む。
ステップST347において、コンピュータ3の制御部37bは、赤外線送受信部33を介して、個体番号ID_Aを含む転送希望番組表データC4Aを受信すると、個体番号ID_Aと管理テーブルTBを基に記憶領域36Aを確保し、記憶領域36Aに転送希望番組表データC4Aを書き込む。
また、ステップST248において、PDA2の御部28bは、赤外線データ送受信部21を介して録画済番組表データC3Aを受信すると記憶装置26内に記憶する。
本実施形態に係るコンピュータ3は、例えば図27に示すように、アンテナ31、チューナ部32、赤外線送受信部33、通信部34、圧縮部35、記憶装置36、制御部37c、操作部38、画像音声処理部39、および表示部310を主構成要素として有する。
コンピュータ3の制御部37cは、記憶装置36内の所定の記憶領域に書き込まれた録画済番組表データの一覧を示す一覧データを画像音声処理部39を介して表示部310に表示する。
また、制御部37cは、その一覧データの中から、PDA3に転送指示を行う(録画済)番組データ(コンテンツデータ)C1を、操作部38(指示手段に相当する)を用いて指示させる画面を表示部310に表示させ、その画面に基づいて指示されたコンテンツデータの転送指示を生成し、その転送指示に応じて所定のPDA2に番組データを赤外線送受信部33を介して送信する。
制御部37cは、ユーザの操作に応じて、操作部38からキーワードを示す信号が入力されると、そのキーワードを個体番号IDに応じた記憶領域に書き込む(ST352)。
ステップST355において、制御部37cは、記憶装置36内の記憶領域に書き込まれている(記録済)番組データの一覧を示す一覧データを画像音声処理部39を介して表示部310に表示させる。例えば図31に示すように、制御部37cは、(記録済)番組データの一覧を示す画面630を、画像音声処理部39を介して表示部310に表示させる。
詳細には、例えば図31に示すように、制御部37cは、画面630中の一覧画面から、操作部38からユーザによる操作、例えば図3に示す上操作ボタン241や下操作ボタン244を操作して、所望の転送させる番組データ(コンテンツデータ)を選択し、確定操作ボタン245が操作されると、転送指示を示すTを画面に表示させて、コンテンツデータの転送指示を生成する。
ステップST255において、制御部28cは、記憶装置26に書き込まれた番組データC6Aを、画像音声処理部22を介して表示部23に表示、再生する。
本実施形態に係るコンピュータ3は、第4実施形態と比べて伸張部311を有している点が大きな相違点である。以下図面を参照しながら説明する。
伸張部311は、選択された(録画済)番組データを伸張して、画像音声処理部39を介して、番組データを表示部310に表示させる。
その他の構成要素は、第4実施形態と略同じであるので説明を省略する。
また、本実施形態に係るPDA2は、第4実施形態と同じであるので説明を省略する。
図29に示した第4実施形態との相違点は、ステップST355Aである。
ステップST355Aにおいて、制御部37dは、記憶装置36内の記憶領域に書き込まれている(記録済)番組データの一覧を示す一覧データを、画像音声処理部39を介して表示部310に表示させる。例えば図31に示すように、制御部37cは、(記録済)番組データの一覧を示す画面630を、画像音声処理部39を介して表示部310に表示させる。
ここでユーザは、表示された番組を見て、それがPDA2に転送したい番組であった場合、操作部38を操作して転送指示を行うことにより、制御部37dは、指示された録画済番組データを赤外線送受信部33を介してPDA2に送信する。
なお、このとき伸張部311は、録画時と同じ時間をかけて伸張し、再生を行ってもよいが、好適には録画時よりも早い時間で再生を行う、いわゆるN倍速再生(N>1)で行うと、転送したい番組をすばやく確認し、転送するか否かの決定を短時間に行うことができる。
その他の動作は、第4実施形態と略同様であるので説明を省略する。
例えば、PDA3とコンピュータ3は、赤外線通信により通信を行ったが、この形態に限られるものではない。通信可能であれば、所定の無線方式や有線方式であってもよい。
Claims (11)
- 装置固有の識別情報が割り当てられた携帯型通信装置と通信を行うデータ処理装置が実行するプログラムであって、
前記携帯型通信装置から受信した、前記識別情報を含む取得指示に応じて、コンテンツデータを取得する第1の手順と、
前記第1の手順で取得した前記コンテンツデータを、前記取得指示に含まれる前記識別情報と関連付けてメモリに書き込む第2の手順と、
前記携帯型通信装置から受信した転送指示に応じて、当該転送指示に含まれる前記識別情報に関連付けられて前記第2の手順で前記メモリに書き込まれた前記コンテンツデータを読み出す第3の手順と、
前記第3の手順で読み出した前記コンテンツデータを、前記転送指示に含まれる前記識別情報が割り当てられた前記携帯型通信装置に送信する第4の手順と
を前記データ処理装置に実行させるプログラム。 - 前記第1の手順は、前記携帯型通信装置から受信した嗜好の指標となる指標データに応じたコンテンツデータを取得し、
前記第2の手順は、前記第1の手順で取得した前記コンテンツデータを、前記取得指示に含まれる前記識別情報と関連付けてメモリに書き込む
請求項1に記載のプログラム。 - 装置固有の識別情報が割り当てられた携帯型通信装置と通信を行うデータ処理装置であって、
前記コンテンツデータを取得する第1の通信手段と、
前記携帯型通信装置と通信を行う第2の通信手段と、
メモリと、
前記第1の通信手段および第2の通信手段による通信を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記第2の通信手段を介して前記携帯型通信装置から受信した、前記識別情報を含む取得指示に応じて前記第1の通信手段を介してコンテンツデータを取得し、当該コンテンツデータを前記取得指示に含まれる前記識別情報と関連付けて前記メモリに書き込み、前記第2の通信手段を介して前記携帯型通信装置から受信した転送指示に応じて、当該転送指示に含まれる前記識別情報に関連付けられて前記メモリに書き込まれた前記コンテンツデータを読み出し、当該読み出した前記コンテンツデータを、前記転送指示に含まれる前記識別情報が割り当てられた前記携帯型通信装置に前記第2の通信手段を介して送信する
データ処理装置。 - 前記制御手段は、前記第2の通信手段を介して前記携帯型通信装置から受信した嗜好の指標となる指標データに基づいて、推奨するコンテンツデータを示す推奨データを生成し、当該推奨データを、前記指標データに含まれる前記識別情報に割り当てられた前記携帯型通信装置に前記第2の通信手段を介して送信する
請求項3に記載のデータ処理装置。 - 前記制御手段は、前記第2の通信手段を介して前記携帯型通信装置から受信した嗜好の指標となる指標データに基づいて、前記第1の通信手段を介して前記指標データに応じたコンテンツデータを取得し、当該取得したコンテンツデータを、前記指標データに含まれる前記識別情報に割り当てられた前記携帯型通信装置に前記第2の通信手段を介して送信する
請求項3に記載のデータ処理装置。 - 表示手段と、
指示手段と
をさらに有し、
前記制御手段は、前記メモリに書き込まれたコンテンツデータの一覧を示す一覧データの中から、前記携帯型通信装置に転送指示を行うコンテンツデータを前記指示手段を用いて指示させる画面を前記表示手段に表示させ、前記画面に基づいて指示されたコンテンツデータの転送指示を生成する
請求項3に記載のデータ処理装置。 - 前記制御手段は、前記メモリに書き込まれたコンテンツデータのうち、前記指示手段により指示されたコンテンツデータを、所定の再生速度で前記表示手段に表示させる
請求項6記載のデータ処理装置。 - コンテンツデータを取得するデータ処理装置と通信を行い、装置固有の識別情報が割り当てられた携帯型通信装置が実行するプログラムであって、
前記コンテンツデータの取得指示を示し、前記識別情報を含む取得指示データを前記データ処理装置に送信する第1の手順と、
前記第1の手順の後、前記データ処理装置から受信した前記識別情報を含む取得指示データに応じたコンテンツデータの一覧を示す一覧データに基づいて、前記一覧データのうちの所望のコンテンツデータの転送指示を示し、前記識別情報を含む転送指示データを前記データ処理装置に送信する第2の手順と、
前記第2の手順の後、前記データ処理装置から受信した前記識別情報を含む転送指示データに応じたコンテンツデータをメモリに書き込む第3の手順と
を前記携帯型通信装置に実行させるプログラム。 - コンテンツデータを取得するデータ処理装置と通信を行い、装置固有の識別情報が割り当てられた携帯型通信装置であって、
メモリと、
前記データ処理装置との間で通信を行う通信手段と、
コンテンツデータの取得指示を示し、前記識別情報を含む取得指示データを前記通信手段を介して前記データ処理装置に送信し、前記通信手段を介して前記データ処理装置から受信した前記識別情報を含む取得指示データに応じたコンテンツデータの一覧を示す一覧データに基づいて、前記一覧データのうちの所望のコンテンツデータの転送指示を示し、前記識別情報を含む転送指示データを前記通信手段を介して前記データ処理装置に送信し、当該識別情報を含む転送指示に応じて前記データ処理装置から受信した前記コンテンツデータを、前記メモリに書き込む制御手段と
を有する携帯型通信装置。 - 前記制御手段は、前記識別情報を含み、嗜好の指標となる指標データを前記通信手段を介して前記データ処理装置に送信し、前記通信手段を介して前記データ処理装置から受信した、前記識別情報を含む指標データに応じた、推奨するコンテンツデータを示す推奨データを前記メモリに書き込む
請求項9記載の携帯型通信装置。 - 前記制御手段は、前記通信手段を介して前記データ処理装置から受信された、前記識別情報を含む指標データに応じたコンテンツデータを前記メモリに書き込む
請求項9に記載の携帯型通信装置。
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