JP2005258971A - 文字入力方法、文字入力システム及びその文字入力システムを有する携帯端末機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムにおいて、誤った入力方式で文字入力を開始しても、希望の入力方式に迅速に切替えて文字入力を継続できるようにする。
【解決手段】制御部3は、キー部1の押下されたキーのデータを保持するキーデータ保持機能と、キー部1の入力方式切替キーが押下されたときに入力方式を切替える入力方式切替機能と、切替えられた入力方式に応じて記憶部2に格納されている言語辞書等に基づき保持されたキーデータに対応する入力候補を検索し表示部4に表示させる入力処理機能と、キー部1の確定キーが押下されたときに所定の確定処理を行う確定処理機能とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】制御部3は、キー部1の押下されたキーのデータを保持するキーデータ保持機能と、キー部1の入力方式切替キーが押下されたときに入力方式を切替える入力方式切替機能と、切替えられた入力方式に応じて記憶部2に格納されている言語辞書等に基づき保持されたキーデータに対応する入力候補を検索し表示部4に表示させる入力処理機能と、キー部1の確定キーが押下されたときに所定の確定処理を行う確定処理機能とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は文字入力方法、文字入力システム及びその文字入力システムを用いた携帯端末機器に関し、特に入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力方法、文字入力システム及び携帯端末機器に関する。
携帯電話機等の携帯端末機器では、少ないキーで各種の文字を入力できるようにするために、0から9の数字キーからなるテンキーおよび記号キー等を使用して、平仮名、片仮名、英字、数字、漢字等の文字を入力できるようにしている。
例えば、図10に示すように、[1],[2],……,[0]の10個の数字キーおよび[*],[#]の記号キーに対し複数の仮名文字、英字アルファベットおよび記号をそれぞれ割り当てている。
このように各キーに複数の文字を割り当てているので、文字入力に際して入力方式を指定し、入力方式に応じてキーを操作して希望する文字を入力する。
入力方式としては、かな漢字入力方式、英字入力方式、数字入力方式等がある。
例えば、漢字の「桜」を入力する場合は、かな漢字入力方式を指定して平仮名で「さくら」と入力した後、所定の変換キーを押下して「さくら」に該当する入力候補を検索させて表示させ、入力候補の中から希望の漢字を選択する。
「さくら」と入力するには、まず、さ行(さしすせそ)が割り当てられた数字キー[3]を押下する。最初にさ行の先頭の「さ」が表示されるが、数字キー[3]を引続き押下する毎に「さ→し→す→せ→そ」と順次変化する。
ここでは、数字キー[3]を1回押下すると「さ」が表示されるので、次に、か行(かきくけこ)が割り当てられた数字キー[2]を1回押下することにより「さ」の隣に「か」が表示される。ここで、数字キー「2」を合計3回押下すれば「く」が表示されるので、カーソルを次の文字位置に移動させれば「さく」と表示される。次に、ら行(らりるれろ)が割り当てられた数字キー[9]を1回押下すると「ら」が表示されて「さくら」となる。
ここで、所定の変換キー(例えば、下向きカーソルキー)を押下すことにより「桜」「佐倉」「さくら」「サクラ」等の入力候補が表示される。これら入力候補の内から希望の「桜」を選択して確定キーを押下すれば漢字「桜」を入力できる。
英字についても同様に入力する。例えば、英字で「FAX」と入力する場合は、英字入力方式を指定し、まず、(DEF)が割り当てられた数字キー[3]を合計3回続けて押下することにより「F」が表示される。そして次の文字位置にカーソルを移動させて(ABC)が割り当てられた数字キー[2]を1回押下すると「F」の隣に「A」が表示される。次に(WXYZ)が割り当てられた数字キー[9]を合計2回押下すれば「A」の隣に「X」が表示されて「FAX」となるので、ここで確定キーを押下することにより英字「FAX」を入力できる。
しかし、従来は、入力方式の確認を忘れて誤った入力方式で文字入力を開始してしまった場合には、希望する文字を入力することができないので、入力した文字を削除して希望する入力方式に切替えた後、再び入力し直さなければならないという問題点があった。
このような問題点を解決する一手段として、特開2003−114885号公報は、押下されたキーのデータを保持しておき、変換操作がなされる毎に、予め設定された特定の入力方式により保持されたキーデータに対応する入力候補を検索して表示させ、対応する入力候補がなくなれば変換キーが押下されたときに他の入力方式に順次切替えて入力候補を表示し、確定操作がなされたときに入力方式を前記特定の入力方式に戻す文字変換方法を開示している。
一方、新しい文字入力方式として「T9」と称する入力方式が開発され普及しつつある。「T9」とは、0〜9の数字キーで文字入力できることから付けられた名称である。
このT9入力方式では、入力したい文字が割り当てられているキーを順次押下していくだけで、押下されたキーのデータ列を見出し語として独自のアルゴリズムと言語辞書とにより分析し、最も頻度の高い言葉を検索し入力候補として表示していくことにより、1文字につき1回のキー押下で文字を入力できるようにしている。
例えば、日本語T9入力方式で「さくら」と入力する場合、さ行が割り当てられた数字キー[3]を押下し、次にか行が割り当てられた数字キー[2]を押下し、次にら行が割り当てられた数字キー[9]を押下すれば、入力候補として「さくら」「さける」「しかる」「しける」等が表示されるので、これら入力候補の中から「さくら」を選択し入力できる。このように、入力したい文字を含むキーを順次押下するだけで、つまり、1文字につき1回のキー押下で文字を入力できる。また、必要に応じて漢字に変換できる。
同様に英文字の入力においても、英語T9入力方式では、例えば、「FAX」と入力する場合、まず、「F」を含む「DEF」のキー[3]を押下し、次に「A」を含む「ABC」のキー[2]を押下し、次に「X」を含む「WXYZ」のキー[9]を押下すれば、入力候補として「DAY」「FAX」等が表示されるので、これら入力候補の中から「FAX」を選択し入力できる。
すなわち、T9入力方式は、目的の文字を1文字につき1回のキー操作だけでその候補を表示でき、少ないキー操作で効率よく文字入力できる方式である。
しかしながら、特許文献1の開示する文字変換方法は、対応する候補がなくなれば変換キーが押下されたときに他の入力方式に順次切替えていく方法であるから、かな漢字入力方式や英字入力方式に加えて、押下されたキーの順に各キーに割り当てられている文字を組み合わせて意味を持つ多数の入力候補を表示するT9入力方式を包含させる文字入力システムに適用しようとすると、変換キーを多数回押下しなければ希望の入力方式に切替えることができず、入力方式の切替えを迅速にできないという問題点がある。
また、特許文献1の開示する文字変換方法では、文字入力途中で入力方式の間違いに気付いても、意に沿わない文字を確定して削除した後に、希望の入力方式に設定し最初からキー入力し直さなければならず、手間がかかるという問題点を有している。
本発明の目的は、誤った入力方式で文字入力を開始してしまった場合でも、希望の入力方式に迅速に切替えて文字入力を継続でき、文字入力の手間を大幅に軽減できる文字入力方法および文字入力システムと携帯端末機器を提供することにある。
本発明によれば、入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力方法において、押下されたキーのデータを保持し、入力方式を切替えるための予め設定されたキーが押下される毎に予め定められた順序で入力方式を順次切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する文字入力方法が得られる。
本発明によれば、また、入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力方法において、押下されたキーのデータを保持し、入力方式を切替えるための予め設定されたキーが押下されたときに入力方式選択用メニュー画面を表示して選択された入力方式に切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する文字入力方法が得られる。
また本発明によれば、入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムにおいて、押下されたキーのデータを保持する手段と、入力方式を切替えるための予め設定されたキーが押下される毎に予め定められた順序で入力方式を順次切替える手段と、切替えられた入力方式に応じて保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する手段とを有する文字入力システムが得られる。
更に本発明によれば、ユーザが文字入力時に操作する0から9の数字キーやカーソルキーおよび入力方式を切替える入力方式切替キーを有するキー部と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部と、設定されている入力方式に応じて前記キー部の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部と、この制御部により処理された情報を画面表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持し、前記入力方式切替キーが押下される毎に予め定められた順序で入力方式を順次切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する文字入力システムが得られる。
本発明によれば、また、入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムにおいて、押下されたキーのデータを保持する手段と、入力方式を切替えるための予め設定されたキーが押下されたときに入力方式選択用メニュー画面を表示して選択された入力方式に切替える手段と、切替えられた入力方式に応じて保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する手段とを有する字入力システムが得られる。
更に本発明によれば、ユーザが文字入力時に操作する0から9の数字キーやカーソルキーおよび入力方式を切替える入力方式切替キーを有するキー部と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部と、設定されている入力方式に応じて前記キー部の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部と、この制御部により処理された情報を画面表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持し、前記入力方式切替キーが押下されたとき入力方式選択用メニュー画面を表示して選択された入力方式に切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する文字入力システムが得られる。
また、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持するキーデータ保持機能と、前記キー部の入力方式切替キーが押下されたときに入力方式を切替える入力方式切替機能と、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し前記表示部に表示させる入力処理機能と、確定操作がなされたときに選択された文字データをメモリの所定の領域に格納すると共に保持されたキーデータをクリアする確定処理機能とを有する。
また、前記記憶部は各国語に対応する言語辞書等を格納し、前記制御部の入力処理機能は、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納された該当する国語の言語辞書等を参照して保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し前記表示部に表示させるようにしてもよい。
また、前記制御部の確定処理機能は、入力文字の最後の前記キー部のキーが押下されてから一定時間が経過したとき自動的に確定処理を行うようにしてもよい。
本発明によれば、入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムを有する携帯端末機器において、ユーザが文字入力時に操作する0から9の数字キーやカーソルキーおよび入力方式を切替える入力方式切替キーを有するキー部と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部と、設定されている入力方式に応じて前記キー部の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部と、この制御部により処理された情報を画面表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持し、前記入力方式切替キーが押下される毎に予め定められた順序で入力方式を順次切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する文字入力システムを有する携帯端末機器が得られる。
また本発明によれば、入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムを有する携帯端末機器において、ユーザが文字入力時に操作する0から9の数字キーやカーソルキーおよび入力方式を切替える入力方式切替キーを有するキー部と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部と、設定されている入力方式に応じて前記キー部の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部と、この制御部により処理された情報を画面表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持し、前記入力方式切替キーが押下されたとき入力方式選択用メニュー画面を表示して選択された入力方式に切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する文字入力システムを有する携帯端末機器が得られる。
本発明は、押下されたキーのデータを保持すると共に、入力方式を切替えるための入力方式切替キーが押下されたときに入力方式を切替えるようにし、切替えられた入力方式に応じて該当する言語辞書等に基づき保持されたキーデータに対応する入力候補を検索し表示することにより、誤った入力方式で文字入力を開始してしまった場合でも、また、文字の入力途中で入力方式の間違いに気が付いても、希望の入力方式に迅速に切替えて文字入力を継続できるので、文字入力の手間を大幅に軽減できる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る文字入力システムを有する携帯端末機器を示すブロック図であり、ユーザが文字入力時に操作するキーを有するキー部1と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部2と、設定されている入力方式に応じてキー部1の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部3と、制御部3により処理された情報を画面表示する表示部4とを備えている。
ここで、キー部1は、0から9の数字キーからなるテンキー、*,#の記号キー、表示画面のカーソル位置を上下左右に移動させるカーソルキー、入力方式を切替えるときに押下する入力方式切替キー、入力文字を確定するときに押下する確定キー等を有している。
制御部3は、キー部1の押下されたキーのデータを保持するキーデータ保持機能と、キー部1の入力方式切替キーが押下されたときに入力方式を切替える入力方式切替機能と、切替えられた入力方式に応じて記憶部2に格納されている言語辞書等に基づき保持されたキーデータに対応する入力候補を検索し表示部4に表示させる入力処理機能と、キー部1の確定キーが押下されたときに所定の確定処理を行う確定処理機能とを有している。
入力方式としては、例えば、かな漢字入力方式、英字入力方式、数字入力方式の従来の入力方式の他、新たに開発された日本語T9、英語T9入力方式に対応できるものとする。勿論、その他の種々の入力方式に対応できるようにしてもよい。
キーデータ保持機能は、押下されたテンキー等およびカーソルキーのキーデータを受け、押下された順にメモリの所定の領域にキーデータを保持していく。
例えば、かな漢字入力方式で「さくら」とキー押下するときは、既に説明したように、数字キー[3]を1回押下して「さ」を選択し、次に数字キー「2」を合計3回押下して「く」を選択し、次にカーソルを次の文字位置に移動させた後、数字キー[9]を1回押下して「ら」を選択するので、保持されるキーデータは「[3][2][2][2][→][9]」となる。
ここで、[0]〜[9]は0〜9の数字キーにそれぞれ付与されたキーデータを示し、[→]は右方向カーソルキーに付与されたキーデータを示している。
また、日本語T9入力方式で「さくら」と入力するときは、さ行が割り当てられた数字キー[3]を押下し、次にか行が割り当てられた数字キー[2]を押下し、次にら行が割り当てられた数字キー[9]を押下するので、保持されるキーデータは「[3][2][9]」となる。
入力方式切替機能は、キー部1の入力方式切替キーが押下される毎に、予め定められた順序で入力方式を順次切替える。なお、切替えられた入力方式は、その後、入力方式切替キーが押下されるまで維持される。
例えば、入力方式切替キーが押下される毎に、かな漢字入力方式→日本語T9入力方式→英字入力方式→英語T9入力方式→数字入力方式→かな漢字入力方式→の順次で切替えるようにする。
入力処理機能は、設定された入力方式に応じて、記憶部2に格納されている該当する処理プログラムおよび言語辞書等に基づき、保持されたキーデータ列を見出し語として対応する入力候補を検索し、表示部4の表示画面に表示させる。
確定処理機能は、キー部1の確定キーが押下されたとき、選択された文字データをメモリの所定の領域に格納すると共に、保持されたキーデータをクリアする。
図2は制御部3の動作例を示すフローチャートである。
文字入力時に押下されたキーデータを順次保持していく(ステップ101)。また、設定されている入力方式に応じて、記憶部3に格納されている該当する処理プログラムおよび言語辞書等に基づき、保持されたキーデータに対応する入力候補を検索し(ステップ102)、表示部4の表示画面に入力方式や保持されたキーデータおよび入力候補等を表示させる(ステップ103)。
ユーザにより入力方式切替キーが押下されたとき(ステップ104)、予め定められた順序で他の入力方式に切替えてステップ102へ戻る(ステップ105)。
その後、ユーザにより確定キーが押下されたとき(ステップ106)、確定された文字データを所定のメモリ領域に格納すると共に、保持された入力キーデータ列をクリアする(ステップ107)。
図3、図4及び図5に示す文書編集画面と、図6に示す保持されたデータに対する入力方式毎の入力候補及び入力方式の切替との関係を示す図を参照して、具体的に説明する。
図3に示すような文書編集画面において、かな漢字入力方式により文字を入力しているときに、英字で「FAX」と入力するために、英語T9入力方式の場合の文字入力に対応するキー操作でテンキーを[3][2][9]と押下したとすれば、キーデータとして「[3][2][9]」が保持される。
そして、保持されたキーデータ「[3][2][9]」は、入力方式がかな漢字入力方式に設定されているので、図6に示すように、キー[3]のさ行の最初の文字「さ」、キー[2]のか行の最初の文字「か」、キー[9]のら行の最初の文字「ら」として「さから」と表示される。
また、入力候補として「さから」「差から」「鎖から」「サカラ」等が検索され、これら入力候補や入力方式の種類や保持されたキーデータ等が画面の下側に表示されて、図3(a)に示した画面となる。
ここで、ユーザが入力方式切替キーを押下すると、入力方式がかな漢字入力方式から日本語T9入力方式に切り替わり、図6に示したように、保持されたキーデータ「[3][2][9]」に対応する入力候補として「さくら」「さける」「しかる」等が表示され、図3(b)に示した画面となる。
更にユーザが入力方式切替キーを押下すると、入力方式が日本語T9入力方式から英字入力方式に切り替わるので、保持されたキーデータ「[3][2][9]」は、図6に示したように、キー[3]は「DEF」の最初の文字「D」、キー[2]は「ABC」の最初の文字「A」、キー[9]は「WXYZ」の最初の文字「W」となり、入力候補として「DAW」「Daw」「daw」等が表示され、図4(a)に示した画面となる。
更にユーザが入力方式切替キーを押下すると、入力方式が英字入力方式から英語T9入力方式に切り替わるので、図6に示したように、保持されたキーデータ「[3][2][9]」に対応する入力候補として「DAY」,「FAX」等が表示される。
ここで、ユーザは入力候補として表示された「FAX」を選択すれば、図4(b)に示した画面となり、更に、確定キーを押下することにより、迅速に入力方式を切替えて「FAX」と入力できる。
なお、更にユーザが入力方式切替キーを押下したとすれば、入力方式が英語T9入力方式から数字入力方式に切り替わるので、保持されたキーデータ「[3][2][9]」は、図5に示したように、「329」と表示される。
なお、切替えた入力方式は、次の文字入力以降にも有効となるので、引き続き切替えた入力方式で文字を入力できる。
図7は制御部3の他の動作例を示すフローチャートである。
文字入力時に押下されたキーデータを順次保持していく(ステップ201)。また、設定されている入力方式に応じて、記憶部3に格納されている該当する処理プログラムおよび言語辞書等に基づき、保持されたキーデータに対応する入力候補を検索し(ステップ202)、表示部4の表示画面に入力方式や保持されたキーデータおよび入力候補等を表示させる(ステップ203)。
ユーザにより入力方式切替キーが押下されたとき(ステップ204)、例えば図8に示すような入力方式選択用のメニュー画面を表示し、選択された入力方式に切替える(ステップ205)。
その後、ユーザにより確定キーが押下されたとき(ステップ206)、確定された文字データを所定のメモリ領域に格納すると共に、保持された入力キーデータ列をクリアする(ステップ207)。
このように、押下されたキーのデータを一時保持すると共に、入力方式を切替えるための入力方式切替キーを設け、入力方式切替キーが押下されたときに入力方式を切替えるようにし、切替えられた入力方式に応じて記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持されたキーデータに対応する入力候補を検索し表示することにより、誤った入力方式で文字入力を開始してしまった場合でも、また、文字の入力途中で入力方式の間違いに気が付いても、希望の入力方式に迅速に切替えて文字入力を継続できる。
なお、日本語および英語の入力方式に限定することなく、様々な各国語に対応できるようにしてもよい。この場合、図9に示すように、各国語に対応する辞書を記憶部に格納しておき、入力方式に応じて辞書を切替えて同じ処理手順により各国語に対応する入力処理を行うように構成してもよい。
また、キーに割り当てられる文字は、例えば図11に示すように、各国の仕様によって異なっているので、このような様々な仕様に対応できるようにしてもよい。
また、入力文字の最後の数字キーが押下されてから一定時間が経過したときは、確定キーが押下されなくても自動的に確定処理を行うようにしてもよい。このようにすれば、入力候補の選択を必要としない仮名、アルファベット、数字の入力に適している。
更に、入力方式を切替えるための入力方式切替キーは、独立して設ける必要はなく、制御キー等の内の予め定めたキーを使用するようにしてもよい。また、確定操作は確定キーに限定する必要はなく、空白キー、改行キー、カーソルキー等を使用するようにしてもよい。
1 キー部
2 記憶部
3 制御部
4 表示部
2 記憶部
3 制御部
4 表示部
Claims (11)
- 入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力方法において、押下されたキーのデータを保持し、入力方式を切替えるための予め設定されたキーが押下される毎に予め定められた順序で入力方式を順次切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示することを特徴とする文字入力方法。
- 入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力方法において、押下されたキーのデータを保持し、入力方式を切替えるための予め設定されたキーが押下されたときに入力方式選択用メニュー画面を表示して選択された入力方式に切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示することを特徴とする文字入力方法。
- 入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムにおいて、押下されたキーのデータを保持する手段と、入力方式を切替えるための予め設定されたキーが押下される毎に予め定められた順序で入力方式を順次切替える手段と、切替えられた入力方式に応じて保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する手段とを含む文字入力システム。
- 入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムにおいて、押下されたキーのデータを保持する手段と、入力方式を切替えるための予め設定されたキーが押下されたときに入力方式選択用メニュー画面を表示して選択された入力方式に切替える手段と、切替えられた入力方式に応じて保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する手段とを含む文字入力システム。
- 入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムにおいて、ユーザが文字入力時に操作する0から9の数字キーやカーソルキーおよび入力方式を切替える入力方式切替キーを有するキー部と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部と、設定されている入力方式に応じて前記キー部の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部と、この制御部により処理された情報を画面表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持し、前記入力方式切替キーが押下される毎に予め定められた順序で入力方式を順次切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示することを特徴とする文字入力システム。
- 入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムにおいて、ユーザが文字入力時に操作する0から9の数字キーやカーソルキーおよび入力方式を切替える入力方式切替キーを有するキー部と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部と、設定されている入力方式に応じて前記キー部の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部と、この制御部により処理された情報を画面表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持し、前記入力方式切替キーが押下されたとき入力方式選択用メニュー画面を表示して選択された入力方式に切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示することを特徴とする文字入力システム。
- 前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持するキーデータ保持機能と、前記キー部の入力方式切替キーが押下されたときに入力方式を切替える入力方式切替機能と、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し前記表示部に表示させる入力処理機能と、確定操作がなされたときに選択された文字データをメモリの所定の領域に格納すると共に保持された前記キーデータをクリアする確定処理機能とを有することを特徴とする請求項5または6記載の文字入力システム。
- 前記記憶部は各国語に対応する言語辞書等を格納し、前記制御部の入力処理機能は、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納された該当する国語の言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し前記表示部に表示させることを特徴とする請求項6または7記載の文字入力システム。
- 前記制御部の確定処理機能は、入力文字の最後の前記キー部のキーが押下されてから一定時間が経過したとき自動的に確定処理を行うことを特徴とする請求項7記載の文字入力システム。
- 入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムを有する携帯端末機器において、ユーザが文字入力時に操作する0から9の数字キーやカーソルキーおよび入力方式を切替える入力方式切替キーを有するキー部と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部と、設定されている入力方式に応じて前記キー部の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部と、この制御部により処理された情報を画面表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持し、前記入力方式切替キーが押下される毎に予め定められた順序で入力方式を順次切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する文字入力システムを有する携帯端末機器。
- 入力方式に応じて0から9の数字キーを操作することにより、仮名、アルファベット、数字、漢字等の各種の文字を入力する文字入力システムを有する携帯端末機器において、ユーザが文字入力時に操作する0から9の数字キーやカーソルキーおよび入力方式を切替える入力方式切替キーを有するキー部と、文字入力処理用のプログラムや言語辞書等を収納する記憶部と、設定されている入力方式に応じて前記キー部の押下されたキーのデータに基づき文字入力処理を行う制御部と、この制御部により処理された情報を画面表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記キー部の押下されたキーのデータを保持し、前記入力方式切替キーが押下されたとき入力方式選択用メニュー画面を表示して選択された入力方式に切替えると共に、切替えられた入力方式に応じて前記記憶部に格納されている言語辞書等に基づき保持された前記キーデータに対応する入力候補を検索し表示する文字入力システムを有する携帯端末機器。
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JP2004071942A JP2005258971A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 文字入力方法、文字入力システム及びその文字入力システムを有する携帯端末機器 |
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Cited By (1)
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KR20170029832A (ko) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | 엘지전자 주식회사 | 디지털 디바이스 및 상기 디지털 디바이스에서 데이터 처리 방법 |
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2004
- 2004-03-15 JP JP2004071942A patent/JP2005258971A/ja active Pending
Cited By (2)
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KR20170029832A (ko) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | 엘지전자 주식회사 | 디지털 디바이스 및 상기 디지털 디바이스에서 데이터 처리 방법 |
KR102471913B1 (ko) * | 2015-09-08 | 2022-11-29 | 엘지전자 주식회사 | 디지털 디바이스 및 상기 디지털 디바이스에서 데이터 처리 방법 |
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