JP2006323646A - 電子辞書装置及びプログラム - Google Patents

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Tsuguo Yanai
嗣雄 柳井
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Abstract

【課題】ヒストリの中から所望のヒストリ単語を容易に選択できる電子辞書装置及びプログラムを提供すること。
【解決手段】電子辞書装置において、ヒストリキーが押下されると、ヒストリに格納されたヒストリ単語を、格納された順番と降順に一覧表示する(ステップB15)。英文字キーが押下された場合(ステップB17;Yes)、入力された文字と先頭文字が一致するヒストリ単語のみを一覧表示する(ステップB19)。ステップB17において、英文字キーの押下が無く(ステップB17;Yes)、数字キーが押下された場合(ステップB21;Yes)、入力された数字の表示位置に対応する単語の説明情報を表示する(ステップB29)、数字キーが押下されない場合、訳/決定キーの押下に応じて(ステップB23;Yes)、反転表示された単語の説明情報を表示する(ステップB27)。
【選択図】図16

Description

本発明は、電子辞書装置及びプログラムに関する。
従来から、見出語と、見出語に対応づけられた説明情報とを格納する辞書データベース(Data Base;以下「DB」と言う。)を備え、入力された入力文字に適合する見出語を辞書DBから読み出し、当該見出語と、当該見出語に対応する説明情報とを表示させる携帯型の電子辞書装置が知られている。
このような電子辞書装置として、ユーザの利便性を向上させるために、いわゆるヒストリ機能を備えたものがある(例えば特許文献1参照。)。ヒストリ機能とは、辞書引きされた見出語をヒストリ単語として記録していく検索履歴の機能であり、記録されたヒストリ単語を一覧表示し、この一覧表示の中から選択されたヒストリ単語と同一の見出語の説明情報を表示する機能も含まれる。このヒストリ機能によれば、ユーザは、過去に辞書引きした見出語の説明情報を再度表示させたい場合に、新たに文字入力をしなくとも、当該見出語と同一のヒストリ単語を選択するだけで済む。
特開2000−242644号公報
しかしながら、従来のヒストリ機能では、一覧表示されるヒストリ単語の中から所望のヒストリ単語を選択する操作が煩雑になることが多々あった。具体的に説明する。電子辞書装置にはヒストリ単語を格納する格納領域が確保されており、辞書引きされるごとに新たなヒストリ単語が順番に追加格納されていく構成となっている。また、格納可能な数分のヒストリ単語が格納され、格納領域に空き領域が無くなった場合には、最も古くに格納されたヒストリ単語が削除されるいわゆるリングバッファのような構成となっている。
ヒストリ単語の格納領域は非常に多くのヒストリ単語を格納可能な容量を有している。一方、一覧表示の際に一画面に表示されるヒストリ単語の数には限度がある。例えば、一般的な電子辞書装置においては、ヒストリ単語の格納領域が100個程度のヒストリ単語を格納できるのに対して、一画面に表示できるヒストリ単語の数は数個〜20個程度である。従って、比較的古くに辞書引きしたヒストリ単語を、一覧表示の中から選択する場合には、多くのスクロール操作を要する場合があった。
更に、1日に10個程度の単語を辞書引きする場合には、1〜2週間でヒストリ単語の格納領域が一杯となり、古い順にヒストリ単語が削除されていく。このため、以前、辞書引きしたと思い、一覧表示されたヒストリ単語を逐一目視にて確認したが、該当するヒストリ単語が見つからないという場合があった。係る場合、結局新たに文字入力することとなるため、説明情報を表示させるまでの操作時間や操作入力回数を減らすためのヒストリ機能の意義が蔑ろになり得た。しかし、かといってヒストリ機能が無いと、比較的最近辞書引きした単語の説明情報を表示させたいときに、その都度文字入力しなくてはならず、痛し痒しである。
そこで、本発明は、ヒストリ単語を一覧表示する際に、ヒストリ単語の中から所望のヒストリ単語を容易に選択できる電子辞書装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、請求項1に記載の電子辞書装置は、複数の見出語と説明情報とをそれぞれ対応付けて記憶している説明情報記憶手段(例えば、図2の英和辞書DB115)と、
この説明情報記憶手段に記憶されている何れかの見出語に対応する説明情報を表示する説明情報表示手段(例えば、図2の表示部3、CPU7;図6のステップA7)と、
この説明情報表示手段により表示された説明情報に対応する見出語を複数記憶する見出語記憶手段(例えば、図2のヒストリ単語格納領域113)と、
この見出語記憶手段により記憶された複数の見出語を一覧表示する見出語一覧表示手段(例えば、図2の表示部3、CPU7;図7のステップA15;図9(a)の3175)と、
この見出語一覧表示手段により複数の見出語が一覧表示された状態で、検索文字を入力する検索文字入力手段(例えば、図2の入力部5、CPU7;図7のステップA31)と、
この検索文字入力手段によって検索文字が入力された際に、前記見出語記憶手段により記憶された複数の見出語のうち前記検索文字と同じ文字を先頭とする見出語を表示する検索見出語表示手段(例えば、図2のCPU7;図7のステップA37)と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の電子辞書装置は、請求項1に記載の電子辞書装置であって、前記見出語一覧表示手段は、一覧表示する複数の見出語それぞれの表示位置に対応する異なる文字を表示する位置対応文字表示手段(例えば、図2の表示部3、CPU7;図7のステップA15;図9(a)の3173)を有し、
この表示された各文字のうちの何れかを入力する位置対応文字入力手段(例えば、図2の入力部5、CPU7;図7のステップA19)と、
この位置対応文字入力手段により、何れかの文字が入力された際に、この入力された文字の位置に対応する見出語の説明情報を表示する文字位置見出語表示手段(例えば、図2の表示部3、CPU7;図7のステップA27及び図6のステップA7)と、
を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の電子辞書装置は、請求項1に記載の電子辞書装置であって、前記見出語一覧表示手段は、一覧表示する複数の見出語それぞれの表示位置に対応
する異なる数字の文字を表示する位置対応数字表示手段(図12の表示部3、CPU7;図16のステップB15)を有し、
前記検索文字入力手段は、前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態で、アル
ファベットでなる検索文字を入力するアルファベット検索文字入力手段(例えば、図12の入力部6、CPU7;図16のステップB17)を有し、
前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態で、前記数字の文字のうちの何れか
を入力する位置対応数字入力手段(例えば、図12の入力部6、CPU7;図16のステップB21)を更に備え、
前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態で、前記アルファベット検索文字入
力手段によりアルファベットでなる検索文字が入力された場合、前記検索見出語表示
手段が当該アルファベットでなる検索文字と同じ文字を先頭とする見出語を表示し、
前記位置対応数字入力手段により数字の文字が入力された場合、この入力された数字
の文字の位置に対応する見出語の説明情報を表示することを特徴としている。
請求項4に記載の電子辞書装置は、請求項1に記載の電子辞書装置であって、前記見出語一覧表示手段は、一覧表示する複数の見出語それぞれの表示位置に対応する異なる文字を表示する位置対応文字表示手段(例えば、図2の表示部3、CPU7;図7のステップA15;図9(a)の3173)を有し、
前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態で、前記位置対応文字表示手段によ
り表示された文字のうちの何れかを入力する位置対応文字入力手段(例えば、図2の入力部5、CPU7;図7のステップA19)と、
第1のモード(例えば、図2のCPU7;図6のステップA15〜A27)と第2のモード(例えば、図2のCPU7;図7のステップA29〜A43)とを切り替える切替手段(例えば、図2の入力部5、CPU7;図7のステップA17)のと、
を更に備え、
前記切替手段により第1のモードに切り替えられた場合、前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態において入力された文字を前記位置対応文字入力手段により入力された文字として、この入力された文字の位置に対応する見出語の説明情報を表示し、
第2のモードに切り替えられた場合、前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態において入力された文字を前記検索文字入力手段により入力された検索文字として、この検索文字と同じ文字を先頭とする見出語を表示する、
ことを特徴としている。
請求項5に記載の電子辞書装置は、請求項1に記載の電子辞書装置であって、前記検索文字入力手段は、1文字の検索文字を入力する手段(例えば、図12の入力部6、CPU7;図16のステップB17)であることを特徴とする請求項1に記載の電子辞書装置。
また、請求項6に記載の発明のプログラムは、
コンンピュータに、
複数の見出語と説明情報とがそれぞれ対応付けられた説明情報データ(例えば、図2の英和辞書DB115)の中の何れかの見出語に対応する説明情報を表示する説明情報表示機能(例えば、図6のステップA7)と、
この説明情報表示機能により表示された説明情報に対応する見出語を複数記憶する見出語記憶機能(例えば、図2のヒストリ単語格納領域113)と、
前記見出語記憶機能により記憶された複数の見出語を一覧表示する見出語一覧表示機能(例えば、図7のステップA15;図9(a)の3175)と、
この見出語一覧表示機能により複数の見出語が一覧表示された状態で、検索文字を入力する検索文字入力機能(例えば、図7のステップA31)と、
この検索文字入力機能によって検索文字が入力された際に、前記見出語記憶機能により
記憶された複数の見出語のうち前記検索文字と同じ文字を先頭とする見出語を表示する検索見出語表示機能(例えば、図7のステップA37)と、
を実現させることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、複数の見出語と説明情報とをそれぞれ対応付けて辞書DBに格納し、この辞書DBに格納されている何れかの見出語に対応する説明情報を表示した際、当該見出語をヒストリ単語としてヒストリ単語格納領域に追加格納する。そして、ヒストリ単語格納領域に格納されたヒストリ単語を一覧表示した状態で、文字が入力されると、ヒストリ単語の一覧表示の中から入力された文字と同じ文字を先頭とする単語を表示することができる。従って、ユーザは文字入力によって、ヒストリ単語格納領域の中から所望のヒストリ単語を容易に選択できる。請求項6に記載の発明の作用効果も同様である。
請求項2に記載の発明によれば、ヒストリ単語格納領域に格納したヒストリ単語を一覧表示した際、一覧表示した複数のヒストリ単語のそれぞれの表示位置に対応した異なる文字を表示し、この表示された各文字のうちの何れかの入力に応じて、入力された表示位置に対応するヒストリ単語の説明情報を表示できる。従って、ユーザは、文字キーを押下するだけで、表示されたヒストリ単語の中から所望の単語を選択し、この単語の説明情報を表示させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ヒストリ単語格納領域に格納したヒストリ単語を一覧表示した際、一覧表示した複数の見出語のそれぞれの表示位置に対応した異なる数字の文字を表示し、アルファベットでなる文字が入力されると、入力された文字を先頭文字とするヒストリ単語が表示され、数字の文字が入力されると、入力された文字の表示位置に対応するヒストリ単語の説明情報が表示される。従って、ユーザは文字を入力するだけで、ヒストリ内の所望のヒストリ単語を容易に選択でき、数字キーを押下するだけで、表示されたヒストリ単語の中から所望の単語を選択し、この単語の説明情報を表示させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ヒストリ単語格納領域に格納したヒストリ単語を一覧表示した際、一覧表示した複数の見出語のそれぞれの表示位置に対応した異なる文字を表示し、第1のモードと第2のモードを切替える切替手段を備え、第1のモードに切替えられた場合、入力された文字に応じて、入力された文字の表示位置に対応するヒストリ単語の説明情報を表示でき、第2のモードに切替えられた場合、文字キーの押下により入力された文字と同じ文字を先頭とするヒストリ単語を表示できる。従って、ユーザは第1のモードにおいて、文字を入力するだけで、表示されたヒストリ単語の中から所望の単語を選択し、この単語の説明情報を表示させることができ、第2のモードにおいて、文字を入力するだけで、ヒストリ単語格納領域に格納されたヒストリ単語の中から所望の単語を選択し、この単語の説明情報を表示させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、1文字の文字入力に応じて、ヒストリ単語記憶領域に格納したヒストリ単語のうち入力された文字と同じ文字を先頭とするヒストリ単語を表示させることができる。従って、ユーザは、1文字の文字入力をするだけで、ヒストリ単語格納領域の中から所望のヒストリ単語を容易に選択できる。
[第1実施形態]
以下、図1〜図11を参照して、本発明を携帯型の電子辞書装置である電子辞書装置1に適用した場合の第1実施形態について説明する。
まず、電子辞書装置1の構成を説明する。図1(a)は電子辞書装置1の斜視概観図である。電子辞書装置1は、表示部3及び入力部5を備える。表示部3は、ユーザによる入力部5の操作に応じた文字や符号等、各種データが表示される部分であり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等の、単数または複数の素子の組合せによって構成される。
入力部5は、ユーザが電子辞書装置1を操作するための各種キー群で構成されている。図1(b)に、入力部5のキー配列を示す。入力部5は、訳/決定キー51と、文字キー53としての“A”〜“Z”キーと、ヒストリキー55と、カーソルキー57としての上下左右の方向キーと、切替えキー59とを備えている。
訳/決定キー51は、検索を実行する際や、一覧表示された見出語の中から検索対象
とする見出語を決定する際等に使用される。文字キー53は、ユーザによる文字の入力等に使用される。ヒストリキー55は、ヒストリ単語格納領域113に格納されているヒストリ単語を一覧表示させるときに使用される。カーソルキー57は、画面内の反転表示の移動等に使用される。切替えキー59は、ヒストリ単語が一覧表示された状態の操作に係るモードである第1のモードと第2のモードとを切替えるときに使用される。ヒストリ単語の一覧表示の際には、ヒストリ単語と、当該ヒストリ単語を指定するための文字とが対応づけられて表示される。第1のモードは、このヒストリ単語を指定する文字に対応する文字キー53の押下操作に応じて、一覧表示されたヒストリ単語の中からヒストリ単語が指定され、当該ヒストリ単語の説明情報を表示するモードである。第2のモードは、ヒストリ単語の一覧表示をユーザによって入力される文字に基づいて更新するモードであり、入力された文字と前方一致するヒストリ単語が最先となるようにヒストリ単語の一覧表示がアルファベット順に更新される。
図2は、電子辞書装置1の機能ブロックの一例を示す図である。電子辞書装置1は表示部3、入力部5、CPU7、RAM9及びフラッシュROM11を備えて構成される。
CPU7は、操作入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書装置1を統括的に制御する。具体的には入力部5から入力される押下信号等に応じてフラッシュROM11に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果をRAM9等に保存するとともに、当該処理結果を表示するための表示信号を適宜表示部3に出力して、対応する表示内容を表示させる。
また、CPU7は、フラッシュROM11より第1ヒストリ検索プログラム111を読み出して実行することにより、第1ヒストリ検索処理を実行する。第1ヒストリ検索処理の内容は、フローチャート(図6、図7参照)を参照して詳細に後述するが、ここで簡単に説明する。第1ヒストリ検索処理では、CPU7が、まず、ユーザが文字入力するための画面(以下「文字入力画面」という。)を表示させる。このとき、ユーザの文字キー53の押下に応じて、入力された文字を文字入力画面内に備えられた入力欄に表示させる。ここで入力される文字は1文字である場合に限らず、複数文字からなる文字であってもよい。そして、CPU7はユーザにより入力された文字と前方一致する見出語を辞書DBから読み出し、当該辞書DBに格納されている当該見出語以降の見出語を一覧として表示させる。この一覧表示の中からユーザが一の見出語を選択すると、選択された見出語に対応する説明情報を辞書DBから読み出して表示させる。このとき、当該見出語はヒストリ単語としてヒストリ単語格納領域113に追加格納される。
そして、ユーザのヒストリキー55の押下に応じて、CPU7は、ヒストリ単語格納領域113に格納されているヒストリ単語を読み出し、一覧に表示させる。このヒストリ単語の一覧の中からユーザによって一のヒストリ単語が選択されると、CPU7は、選択されたヒストリ単語と同一の見出語と、当該見出語に対応する説明情報とを辞書DBから読み出して表示部3に表示させる。このときの操作モードは第1のモードである。
さらに、ヒストリ単語が一覧表示されている際に切替えキー59が押下された場合、CPU7は、文字入力欄を表示して文字入力の入力を受け付ける。そして、文字入力操作がなされた場合、CPU7は、ヒストリ単語格納領域113に格納されているヒストリ単語の中から、入力された文字と前方一致するヒストリ単語を最先としてアルファベット順に表示されるようにヒストリ単語の一覧表示を更新し、選択されたヒストリ単語と同一の見出語の説明情報を辞書DBから読み出して表示部3に表示させる。
入力部5は、押下されたキーの押下信号等をCPU7に出力する。表示部3は、CPU7から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示する。
RAM9は、CPU7が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。第1実施形態では、特に検索文字格納領域91と、表示ヒストリ単語格納領域93と、選択見出語格納領域95と、選択ヒストリ単語格納領域97とを備えている。
検索文字格納領域91には検索文字が格納される。検索文字とは、辞書引きの際に検索対象の文字として入力される文字や、第2のモードにおいて入力される文字であって、第1ヒストリ検索処理において適宜設定される。尚、第1実施形態においては、入力される文字は1文字である場合に限らず、複数文字からなる文字であってもよい。
表示ヒストリ単語格納領域93には、表示ヒストリ単語と表示位置対応文字とが対応づけて格納される。表示ヒストリ単語とは、ヒストリ単語が一覧表示される際に、表示部3に表示されるヒストリ単語のことである。表示位置対応文字とは、各表示ヒストリ単語それぞれを指定するための文字であり、それぞれ異なる文字である。第1実施形態においては、表示ヒストリ単語は最大8個であり、表示位置対応文字は各表示ヒストリ単語に対応する英文字「A」〜「H」である。従って、「A」〜「H」はそれぞれ一覧表示の先頭〜8番目に表示される表示ヒストリ単語を指定するための文字である。尚、表示ヒストリ単語格納領域93において、表示位置対応文字「A」〜「H」は更新されることの無い固定的な文字である。一方、表示ヒストリ単語は一覧表示の更新に応じて適宜更新される。
図3は表示ヒストリ単語格納領域93のデータ構成の一例を示す図である。例えば図3において、表示位置対応文字「A」に対応づけて、表示ヒストリ単語「get」が格納され、表示位置対応文字「F」に対応づけて表示ヒストリ単語「life」が格納されている。表示位置対応文字「G」及び「H」に対応するヒストリ単語は格納されていない。
選択見出語格納領域95には、選択見出語が格納される。選択見出語とは、見出語が一覧表示された際に、検索対象としてユーザによって選択された見出語のことである。
選択ヒストリ単語格納領域97には、選択ヒストリ単語が格納される。選択ヒストリ単語とは、ヒストリ単語が一覧表示された際に、検索対象としてユーザによって選択されたヒストリ単語のことである。
フラッシュROM11は、電子辞書装置1の各種機能を実現する為のプログラムやデータを格納するメモリである。本実施の形態において、フラッシュROM11には、CPU7に読み出されて実行されることにより第1ヒストリ検索処理を行わせるための第1ヒストリ検索プログラム111と、ヒストリ単語を格納するヒストリ単語格納領域113と、英和辞書DB115とが格納されている。
図4は、ヒストリ単語格納領域113のデータ構成の一例を示す図である。ヒストリ単語格納領域113は100個のヒストリ単語を格納することができ、辞書引きされる毎に、辞書引きされた見出語がヒストリ単語として追加格納されていく。また、ヒストリ単語は格納順の番号であるヒストリNoと対応づけて格納される。図4において、例えばヒストリNo「1」に対応付けてヒストリ単語「six」が格納され、ヒストリNo「96」に対応付けてヒストリ単語「get」が格納されている。また、ヒストリNo「97」〜「100」に対応するヒストリ単語は格納されていない。従って、図4においては、最も古くに辞書引きされた単語がヒストリNo「1」の「six」であり、最も最近辞書引きされた単語がヒストリNo「96」の「get」であり、未だ100個のヒストリ単語が格納されていない状態にある。
また、ヒストリ単語格納領域113に100個のヒストリ単語が格納されている際に新たに辞書引きがなされた場合、ヒストリNo「1」のヒストリ単語が削除され、ヒストリNo「2」〜「100」までのヒストリ単語がヒストリNo「1」〜「99」に更新され、新たに辞書引きされた見出語がヒストリNo「100」に対応するヒストリ単語として追加格納される。
英和辞書DB115は、複数の見出語それぞれについて、当該見出語の意味内容を説明・解説する説明情報が格納されたDBであり、見出語毎に検索可能に構成されている。
図5は、英和辞書DB115のデータ構成例を示す図である。英和辞書DB115は、見出語1151と、当該見出語の意味内容を説明・解説する説明情報1153とを対応づけて記憶している。例えば、図5において、見出語「get」と、見出語「get」の説明情報「vt.(got;got,〈英古・米〉gotten;-tt-)得る・・・」とが対応づけて格納されている。
次に、電子辞書装置1の動作を説明する。図6及び図7は、CPU7が第1ヒストリ検索プログラム111に従って実行する処理である第1ヒストリ検索処理の動作を説明するためのフローチャートである。また、図8〜図11は第1ヒストリ検索処理の際に表示部3に表示される画面の一例を示した図である。第1ヒストリ検索処理の流れを、図8〜図11の画面例を参照しながら以下詳細に説明する。
まず、CPU7は、文字入力のための画面を表示部3に表示させる。そして、CPU7は文字キー53の押下に応じて、入力された文字を検索文字として検索文字格納領域91に格納し、当該入力文字を文字入力欄に表示させる(図6のステップA1)。
図8(a)は、図6のステップA1時点の表示画面例を示す図であり、ユーザが「get」と文字入力した際の画面311の一例である。画面311には、辞書名称3111として「英和辞典」が表示され、辞書名称3111の下の文字入力欄3113に「get」が入力・表示されている。
次いで、CPU7は入力された文字に前方一致する見出語を先頭にして、英和辞書DB115に格納されている順に見出語を読み出して、一覧表示する。ここでCPU7は一覧表示の先頭の単語を反転表示させ、反転表示させた見出語の説明情報を英和辞書DB115から読み出し、説明情報表示欄に表示させる。尚、CPU7は、この反転表示をカーソルキー57の押下操作に応じて、該当する方向に移動させる(図6のステップA3)。
図8(b)は、図6のステップA3時点の表示画面例を示す図であり、入力された文字「get」に前方一致する見出語から順番に英和辞書DB115に格納されている見出語が一覧表示された画面313の一例である。画面313には、画面上部に「英和辞典」の辞書名称3131と、辞書名称3131の下に文字入力欄3133と、画面中央に「get,gettable,getaway・・・」の一覧表示3135と、画面下部に説明情報表示欄3137とが表示され、一覧表示3135の先頭の単語「get」が反転表示3139され、説明情報表示欄3137には「get」の説明情報の「vt.(got;got,〈英古・米〉gotten;-tt-」得る・・・」が表示されている。
続いて、一覧表示において、ユーザによる訳/決定キー51の押下に応じて、CPU7は反転表示されている見出語を選択見出語として、選択見出語格納領域95に格納し(図6のステップA5)、この選択見出語と一致する見出語の説明情報を英和辞書DB115より読み出して表示部3に表示させる(図6のステップA7)。このとき、CPU7は当該見出語をヒストリ単語として、ヒストリ単語格納領域113の末尾に追加格納してヒストリ単語格納領域113を更新する(図6のステップA9)。
図8(c)は、図6のステップA9時点の表示画面例を示す図であり、「get」が反転表示3139された図8(b)の画面においてユーザが訳/決定キー51を押下し、「get」の説明情報が表示された画面315の一例である。画面315には「英和辞典」の辞書名称3151の下に、見出語「get」と、見出語「get」の説明情報「get」の説明情報「vt.(got;got,〈英古・米〉gotten;-tt-)得る・・・」とが表示されている。
次いで、説明情報が表示されている状態(図6のステップA7→A9)において、CPU7はヒストリキー55が押下されたか否かを判定する(図6のステップA11)。ヒストリキー55がユーザにより押下されなかったと判定した場合(図6のステップA11;No)、CPU7は他の処理へ移行し(図6のステップA13)、ヒストリキー55が押下されたと判定した場合(図6のステップA11;Yes)、現在のモードを第1のモードに切り替えるとともに、ヒストリ単語格納領域113に格納されたヒストリ単語の先頭から8単語分のヒストリ単語をヒストリNoの降順に一覧表示させる。そして、先頭のヒストリ単語を反転表示させると同時に、表示部3に表示させたヒストリ単語を、表示ヒストリ単語として、表示位置対応文字と対応づけて表示ヒストリ単語格納領域93に格納する(図7のステップA15)。
図9(a)は、図7のステップA15時点の表示画面例を示す図であり、見出語「get」と見出語「get」の説明情報とが表示された図8(c)の画面315において、ユーザがヒストリキー55を押下した際の画面例である。画面上部には「英和 ヒストリサーチ」の画面名称3171が、画面左端には「A」〜「H」の表示位置対応文字3173が、画面中央にはヒストリ単語「get,do,have・・・」の一覧表示3175が、画面下部には説明情報表示欄3177が表示され、一覧表示3175の先頭のヒストリ単語「get」が反転表示3179され、説明情報表示欄3177には「get」の説明情報「vt.(got;got,〈英古・米〉gotten;-tt-)得る・・・」が表示されている。
図7のステップA15の処理の後、CPU7は切替えキー59の押下が為されたか否かを判定する(図7のステップA17)。切替えキー59が押下されず(ステップA17;No)、画面に表示されている表示位置対応文字の何れかと一致する文字キー53が押下されなかった場合(図7のステップA19;No)、CPU7は、カーソルキー57の押下操作による反転表示の移動操作等が行われ、訳/決定キー51の押下操作による選択ヒストリ単語の決定操作がなされたか否かを判定する(図7のステップA21)。訳/決定キー51が押下されずに他の操作がなされたと判定した場合(ステップA21;No)、CPU7は他の処理へ移行し(図7のステップA23)、訳/決定キー51が押下されたと判定した場合(ステップA21;Yes)、反転表示されているヒストリ単語を選択ヒストリ単語として、選択ヒストリ単語格納領域97に格納し(図7のステップA25)、この選択ヒストリ単語と同一の見出語の説明情報を英和辞書DB115から読み出して、表示部3に表示させ(図6のステップA7)、図6のステップA7へ移行する。
図9(b)は、図7のステップA25の処理の後、図6のステップA7に移行した時点の表示画面例を示す図であり、ヒストリ単語の一覧表示中で「get」が反転表示されている図9(a)の画面317において、ユーザが訳/決定キー51を押下することで、「get」の説明情報が表示された場合の画面315の一例である。図9(b)において、画面315には「英和辞典」の辞書名称3151と、見出語「get」と、見出語「get」の説明情報「vt.(got;got,〈英古・米〉gotten;-tt-)得る・・・」とが表示されている。
一方、図7のステップA19において、CPU7が、画面に表示されている表示位置対応文字の何れかと一致する文字キー53が押下されたと判定した場合(ステップA19;Yes)、入力された文字と一致する表示位置対応文字に対応づけられた表示ヒストリ単語を選択ヒストリ単語として、選択ヒストリ単語格納領域97に格納し(図7のステップA27)、この選択ヒストリ単語と同一の見出語の説明情報を英和辞書DB115より読み出して、表示部3に表示させ(図6のステップA7)、A7以降の処理を実行する。
図9(c)は、図7のステップA27の処理の後、図6のステップA7に移行した時点の表示画面例を示す図であり、表示位置対応文字「B」にヒストリ単語「do」が対応づけられた図9(a)の画面317において、ユーザが文字キー53の“B”キーを押下することで「do」の説明情報が表示された画面315の一例である。図9(c)において、画面315には「英和辞典」の辞書名称3151と、見出語「do」と、見出語「do」の説明情報「v.(did; done) 行う,する; なしとげる・・・」とが表示されている。
図7にもどり、ステップA17において、切替えキー59が押下された場合(ステップA17;Yes)、CPU7は第2のモードに切り替えて、文字入力欄を表示させる(図7のステップA29)。
図10(a)は、図7のステップA29時点の表示画面例を示す図であり、ヒストリ単語が一覧表示された図9(a)の画面317において、ユーザが切替えキー59を押下することで、画面名称の下に文字入力欄が表示された画面319の一例である。画面319には、画面上部に「英和 ヒストリサーチ」の画面名称3191と、画面名称3191の下に文字入力欄3193と、画面左端に「A」〜「G」の表示位置対応文字3195と、画面中央にヒストリ単語「get,do,have・・・」の一覧表示3197と、画面下部に説明情報表示欄3199とが表示され、一覧表示3197の先頭の単語「get」が反転表示3201され、説明情報表示欄3197には「get」の説明情報の「vt.(got;got,〈英古・米〉gotten;-tt-)得る・・・」が表示される。
次いで、図7のステップA31において、文字キー53の何れかが押下された場合(ステップA31;Yes)、CPU7は、入力文字を文字入力欄に表示させ、当該入力文字を検索文字として検索文字格納領域91に格納する(図7のステップA33)。そして、CPU7はヒストリ単語格納領域113内のヒストリ単語の中に検索文字と前方一致するヒストリ単語があるか否かを判定する(図7のステップA35)。前方一致する単語があると判定された場合(図7のステップA35;Yes)、CPU7は該当する単語を最先としてアルファベット順にヒストリ単語一覧を更新して表示し、先頭単語を反転表示する(図7のステップA37)。先頭単語を反転表示させた後は、CPU7はステップA31の処理に移行する。
図10(b)は、図7のステップA37時点の表示画面例を示す図であり、文字入力欄が表示された図10(a)の画面319において、ユーザが文字キー53の“S”キーを押下することで、検索文字である「s」と前方一致するヒストリ単語「six」を最先として、アルファベット順にヒストリ単語の一覧表示が更新されて表示された画面319の一例である。画面319には、画面中央のヒストリ単語一覧3197が「six,size,sky・・・」と更新されて表示され、ヒストリ単語一覧3197の先頭の単語「six」が反転表示3201され、説明情報表示欄3199には「six」の説明情報「(類音sex)”−名<複〜/−ez/−iz/>・・・・・・」が表示される。
尚ここで、図7のステップA37の処理の後、図7のステップA31に移行し、文字キー53の何れかが再度押下された場合には(図7のステップA31;Yes)、CPU7は図7のステップA33〜A37の処理を繰り返し実行する。
図10(c)は、図7のステップA33〜A37の処理を繰り返し実行した場合のステップA37時点の表示画面例であり、検索文字「s」が入力された図10(b)の文字入力ヒストリサーチ画面317において、ユーザが更に文字キー53の“K”キーを押下することで、検索文字「sk」と前方一致するヒストリ単語「sky」を最先として、アルファベット順にヒストリ単語一覧が更新されて表示された画面319の一例である。画面319には、画面中央のヒストリ単語一覧3197が「sky、t,T・・・」と更新されて表示され、一覧表示3197の先頭の単語「sky」が反転表示3201され、説明情報表示欄3199には「sky」の説明情報の「空;天;(時にpl.) 天国;・・・」が表示される。
図7にもどり、ステップA31において、文字キー53の何れも押下されなかったと判定した場合(図6のステップA31;Yes)、CPU7は、カーソルキー57の押下操作による反転表示の移動操作等が行われ、訳/決定キー51の押下操作による選択ヒストリ単語の決定操作がなされたか否かを判定する(図7のステップA39)。ユーザにより訳/決定キー51が押下されずに他の操作がなされたと判定した場合(ステップA39;No)、他の処理へ移行する(図7のステップA41)。一方、押下されたと判定した場合(ステップA39;Yes)、CPU7は反転表示されたヒストリ単語を選択ヒストリ単語として選択ヒストリ単語格納領域97に格納し(図7のステップA43)、この選択ヒストリ単語と同一の見出語の説明情報を英和辞書DB115より読み出して、表示部3に表示させ(図6のステップA7)、図6のステップA7へ移行する。
図11(a)は図7のステップA43の処理の後、図6のステップA7に移行した時点の表示画面例を示す図であり、ヒストリ単語「sky」が反転表示3201された図10(c)の画面319においてユーザが訳/決定キー51を押下し、「sky」の説明情報が表示された画面の一例である。図11(a)において、画面313には「英和辞典」の辞書名称3131と、辞書名称3131の下に見出語「sky」と、見出語「sky」の説明情報「空;天;(時にpl.) 天国;・・・」とが表示されている。
尚、図7のステップA35において、ヒストリ単語格納領域113の中に検索文字と前方一致する単語がなかった場合(ステップA35;No)、CPU7は図6のステップA3に処理を移行し、検索文字に前方一致する見出語を先頭にして、英和辞書DB115に格納されている順に見出語を読み出して一覧表示し、先頭の単語を反転表示させる(図6のステップA3)。続いて、一覧表示において、ユーザによる訳/決定キー51の押下に応じて、CPU7は反転表示されている見出語の説明情報を英和辞書DB115より読み出して表示部3に表示させ(図6のステップA3〜A7)、図6のA9以降の処理を実行する。
図11(b)は、図7のステップA35の処理の後、図6のステップA3に移行した時点の表示画面例であり、検索文字「s」が入力された図10(b)の画面319において、ユーザが更に文字キー53の“L”キーを押下することで、検索文字である「sl」に前方一致する見出語から順番に、英和辞書DB115に格納されている見出語が読み出され、一覧表示された画面313の一例である。画面313には、画面上部に「英和辞典」の辞書名称3131と、辞書名称3131の下に文字入力欄3133と、画面中央に見出語「slab,slabber,slack・・・」の一覧表示3135と、画面下部に説明情報表示欄3137とが表示され、一覧表示3135の先頭の単語「slab」が反転表示3139され、説明情報表示欄3137には「slab」の説明情報「n. vt.(-bb-)石板;〔英〕 (the〜)死体置き台・・・」が表示される。
図11(c)は、図7のステップA35、図6のステップA3及びA5の処理の後、図6のステップA7に移行した時点の表示画面例を示す図であり、見出語「slab」が反転表示された図11(b)の画面313において、ユーザが訳/決定キー51を押下することで、「slab」の説明情報が表示された画面313の一例である。図11(c)において、画面313には「英和辞典」の辞書名称3131と、見出語「slab」と、見出語「slab」の説明情報「n. vt.(-bb-)石板;〔英〕 (the〜)死体置き台・・・」とが表示されている。
以上、第1実施形態を説明したが、電子辞書装置1によれば、ユーザによってヒストリキー55が押下されると、以前辞書引きされた単語がヒストリ単語として一覧に表示される。このとき、最も最近に辞書引きされた単語を先頭にして、辞書引きされた順番の降順にヒストリ単語が表示される。従って、ユーザ所望の単語が比較的最近辞書引きされた単語であれば、画面内に当該単語が表示される。また、ヒストリ単語は、当該単語を指定する指定文字とともに表示される。よって、ユーザが該当単語の指定文字に対応する文字キー53を1回押下するだけで当該単語を指定することができ、指定がなされると、当該単語の説明情報が表示されることとなる。そのため、比較的最近辞書引きした単語については、新たに文字入力する場合に比べて、当該単語の説明情報を表示させるまでに必要とされる操作時間や文字入力回数が少なくて済む。但し、ユーザ所望の単語が比較的古くに辞書引きされた単語であれば、画面内に表示されず、所望の単語が目視にて確認されるまでユーザのスクロール操作を要する場合がある。
その場合、ユーザの切替えキー59の押下に応じて、モードが切替わる。このモードにおいて、所望の単語のスペルがユーザの文字キー53の押下に応じて1文字ずつ入力されると、その都度ヒストリ単語の一覧表示を所望の単語が最先に表示されるように更新されていく。ユーザ所望の単語が画面内に表示されると、ユーザの選択により、当該単語の説明情報が表示される。従って、ユーザ所望の単語が比較的古くに辞書引きされた単語であっても、新たな文字入力がされる場合より、所望の単語が選択されるまでに必要とされる操作時間や操作入力回数は少なくて済む。
このように、ユーザが以前辞書引きした単語の説明情報を表示させたいときに、ヒストリキー55の押下の後、文字キー53の操作や、切替えキー59の押下に応じたモードの切替えを適宜行うことで、新たに文字入力される場合よりも、所望の単語が選択されるまでに必要とされる操作時間や文字入力回数を減少させることができ、使い勝手の良い電子辞書装置が実現される。
[第2実施形態]
次に、図12〜図18を参照して、本発明を携帯型の電子辞書装置である電子辞書装置2に適用した場合の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態において表示位置対応文字として英文字を使用していたのに対し、数字の文字を使用する。
図12は、電子辞書装置2の斜視概観図の一例である。この電子辞書装置2の構成は、図2の電子辞書装置1において、入力部5を入力部6に、RAM9-内の表示ヒストリ単語格納領域93を表示ヒストリ単語格納領域94に、フラッシュROM11内の第1ヒストリ検索プログラム111を第2ヒストリ検索プログラム112に置き換えた構成と同様であり、更に入力部6の構成は、図1(b)の電子辞書装置1の入力部5において、切替えキー59を無くし、数字キー61として“0”〜“9”キーを追加した構成と同様である。以下、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略し、本実施形態の特徴部分を中心に説明する。なお、第1実施形態の電子辞書装置1と本実施形態の電子辞書装置2との外観構成を異なることとしたが、電子辞書装置1において数字キー61を更に備えることとして、同一の外観構成としてもよいことは勿論である。
CPU7は、フラッシュROM11より第2ヒストリ検索プログラム112を読み出して実行することにより、第2ヒストリ検索処理を実行する。第2ヒストリ検索処理の内容は、フローチャート(図15及び図16)を参照して詳細に後述するが、ここで簡単に処理内容を説明する。第2ヒストリ検索処理において、CPU7は、ユーザのヒストリキー55の押下に応じて、ヒストリ単語格納領域113に格納されているヒストリ単語を読み出し、一覧表示させる。このとき、英文字キー53の押下に応じて、CPU7は、ヒストリ単語格納領域113に格納されているヒストリ単語の中から、入力された文字と先頭文字が一致するヒストリ単語のみが表示されるようにヒストリ単語の一覧表示を更新し、数字キー61の押下に応じて、入力された数字の文字を表示位置対応文字として、対応するヒストリ単語と同一の見出語の説明情報を表示させる。
表示ヒストリ単語格納領域94には、表示ヒストリ単語と表示位置対応文字とが対応づけて格納される。第2実施形態においては、表示ヒストリ単語は最大8個であり、表示位置対応文字は「1」〜「8」である。ここで、「1」〜「8」はそれぞれ一覧表示の先頭〜8番目に表示される表示ヒストリ単語を指定するための文字である。尚、表示ヒストリ単語格納領域94において、表示位置対応文字「1」〜「8」は更新されることの無い固定的な文字である。一方、表示ヒストリ単語は一覧表示の更新に応じて適宜更新される。
図14は表示見出語格納領域94のデータ構成の一例を示す図である。図14において、表示位置対応文字941である「1」〜「8」と、表示ヒストリ単語943として「get、do、have・・・」とがそれぞれ対応付けて格納されている。例えば同図において、表示位置対応文字「1」に対応づけて、表示ヒストリ単語「get」が格納され、表示位置対応文字「8」に対応づけて表示ヒストリ単語「finish」が格納されている。
次に、電子辞書装置2の動作を説明する。図15及び図16は、CPU7が第2ヒストリ検索プログラム112を読み出して実行する第2ヒストリ検索処理の動作を説明するためのフローチャートである。また、図17及び図18は第2ヒストリ検索処理の際に表示部3に表示される画面の一例を示した図である。第2ヒストリ検索処理の流れを、図17及び図18の画面例を参照しながら説明する。なお、図6及び図7に示した第1ヒストリ検索処理と同一ステップには同一の符号を付し、第1ヒストリ検索処理と異なるステップを中心に説明する。
図15のステップA11において、ヒストリキー55が押下されたと判定された場合(ステップA11;Yes)、CPU7は、ヒストリ単語格納領域113からヒストリ単語を読み出し、ヒストリNoの降順に一覧表示させ、先頭単語を反転表示させる。同時に、表示部3に表示させたヒストリ単語を、表示ヒストリ単語として、表示位置対応文字「1」〜「8」に対応づけて表示ヒストリ単語格納領域94に格納する(図16のステップB15)。
図17(a)は、図16のステップB15時点の表示画面例を示す図であり、ユーザがヒストリキー55を押下した際の、画面351の一例である。図17(a)において、画面351には、画面上部に「英和 ヒストリサーチ」の画面名称3511と、画面左端に「1」〜「8」の表示位置対応文字3513と、画面中央にヒストリ単語「get、do、have・・・」の一覧表示3515と、画面下部に説明情報表示欄3517とが表示され、一覧表示3515の先頭の単語「get」が反転表示3519され、説明情報表示欄3137には「get」の説明情報「vt.(got;got,〈英古・米〉gotten;-tt-)得る・・・」が表示される。
ヒストリ単語が一覧表示されている状態(図16のステップB15)において、CPU7は文字キー53の何れかが押下されたか否かを判定する(図16のステップB17)。文字キー53の何れかがユーザにより押下されたと判定した場合(ステップB17;Yes)、CPU7は、入力された1文字を検索文字として、検索文字格納領域91に格納し、この検索文字と先頭文字の一致するヒストリ単語のみをヒストリ単語格納領域113から読み出し、アルファベット順に、一覧表示する(図16のステップB19)。
図17(b)は、図16のステップB19時点の表示画面例を示す図であり、ヒストリ単語が一覧表示された図17(a)の画面351において、ユーザが文字キー53の“S”キーを押下することで、検索文字「s」と先頭文字の一致するヒストリ単語「six、size、sky」のみが一覧表示された画面351の一例である。画面351には、画面上部に「英和 ヒストリサーチ」の画面名称3511と、画面左端に「1」〜「3」の表示位置対応文字3513と、画面中央にヒストリ単語「six、size、sky」の一覧表示3515と、画面下部に説明情報表示欄3517とが表示され、一覧表示3513の先頭の単語「six」が反転表示3519され、説明情報表示欄3517には「six」の説明情報「(類音sex)”−名<複〜/−ez/−iz/>・・・」が表示される。
図16のステップB19の処理の後、CPU7は図16のステップB17に処理を移行する。ここで、文字キー53が押下された場合は、図16のステップB17〜B19を繰り返し実行する。
図17(c)は図16のステップB17〜B19が繰り返し実行された場合のステップB19時点の表示画面例であり、ヒストリ単語が一覧表示された図17(b)の画面351において、ユーザが文字キー53の“A”キーを押下することで、検索文字「a」と先頭文字の一致するヒストリ単語「a、ab、answer」のみが表示された画面の一例である。図17(c)において、画面351には、画面上部に「英和 ヒストリサーチ」の画面名称3511と、画面左端に「1」〜「3」の表示位置対応文字3513と、画面中央にヒストリ単語「a、ab、answer」の一覧表示3515と、画面下部に説明情報表示欄3517とが表示され、一覧表示3515の先頭の単語「a」が反転表示3519され、説明情報表示欄3517には「a」の説明情報「n.第1番目 ((アルファベットの第1字から));・・・」が表示される。
ここで、図16のステップB17において、文字キー53の何れも押下されず(ステップB17;No)、更に、画面に表示中の表示位置対応文字の何れかと一致する数字キー61も押下されなかった場合(図16のステップB21;No)、選択ヒストリ単語の決定操作がなされたか否かを判定する。すなわち、カーソルキー57の押下操作に応じた反転表示の移動と、訳/決定キー51の押下操作による決定操作とがなされたか否かの判定をする(図16のステップB23)。決定操作がなされずに他の操作がなされた場合(図16のステップB23;No)はCPU7は当該操作に応じた他の処理へ移行する(図16のステップB25)、押下されたと判定した場合、CPU7は反転表示されたヒストリ単語を選択ヒストリ単語として選択ヒストリ単語格納領域97に格納し(図16のステップB27)、この選択ヒストリ単語と同一の見出語の説明情報を英和辞書DB115より読み出して、表示部3に表示させ(図15のステップA7)、図15のステップA9以降の処理を実行する。
図18(a)はステップA27の処理から移行したステップA7時点の表示画面例であり、ヒストリ単語「a」が反転表示3519された図17(c)の一覧表示画面においてユーザが訳/決定キー51を押下し、「a」の説明情報が表示された画面例である。画面353には「英和辞典」の辞書名称3531の下に、見出語「a」と、見出語「a」の説明情報「n.第1番目 ((アルファベットの第1字から));・・・」とが表示されている。
図16に戻り、ステップB21において、画面に表示されている表示位置対応文字の何れかと一致する数字キー61が押下されたと判定した場合(ステップB21;Yes)、CPU7は、入力された文字を表示位置対応文字として、この表示位置対応文字に対応づけられた表示ヒストリ単語を表示見出語格納領域94から読み出す。そして、読み出したヒストリ単語を選択ヒストリ単語として選択ヒストリ単語格納領域97に格納し(図16のステップB29)、この選択ヒストリ単語と同一の見出語の説明情報を英和辞書DB115より読み出して、表示部3に表示させ(図15のステップA7)、図15のステップA9以降の処理を実行する。
図18(b)は、図16のステップB29の処理から移行した図15のステップA7時点の表示画面例であり、表示位置対応文字「3」にヒストリ単語「answer」が対応づけられた図17(c)のヒストリサーチ画面351において、ユーザが数字キー61の“3”キーを押下することで「answer」の説明情報が表示された画面の一例である。図18(b)において、画面353には「英和辞典」の辞書名称3531と、見出語「answer」と、見出語「answer」の説明情報「n.答え, 返事; 応答; 解答; 解決策;・・・」とが表示されている。
以上、第2実施形態を説明したが、電子辞書装置2によれば、ユーザによってヒストリキー55が押下されると、以前辞書引きされた単語がヒストリ単語として一覧に表示される。このとき、最も最近に辞書引きされた単語を先頭にして、辞書引きされた順番の降順にヒストリ単語が表示される。従って、ユーザ所望の単語が比較的最近辞書引きされた単語であれば、画面内に当該単語が表示される。また、ヒストリ単語は、当該単語を指定する指定数字とともに表示される。従って、ユーザが該当単語の指定数字に対応する数字キー61を1回押下するだけで当該単語を指定することができ、指定がなされると、当該単語の説明情報が表示されることとなる。そのため、比較的最近辞書引きした単語については、新たに文字入力する場合に比べて、当該単語の説明情報を表示させるまでに必要とされる操作時間や文字入力回数が少なくて済む。但し、ユーザ所望の単語が比較的古くに辞書引きされた単語であれば、画面内に表示されず、所望の単語が目視にて確認されるまでユーザのスクロール操作が必要とされる場合がある。
その場合、ユーザの英文字キー53の押下に応じた、1文字の文字の入力が有効に機能する。即ち、英文字が入力されると、この入力された文字を先頭文字とするヒストリ単語のみが表示されるように一覧表示が更新される。この更新の結果、ユーザ所望の単語が画面内に表示されると、ユーザの選択により、当該単語が説明情報を表示される。従って、ユーザ所望の単語が比較的古くに辞書引きされた単語であっても、新たに文字入力される場合より、所望の単語が選択されるまでに必要とされる操作時間や操作入力回数は少なくて済む。
このように、ユーザが以前辞書引きした単語の説明情報を表示させたいとき、ヒストリキー55の押下の後、ユーザが文字キー53や数字キー61押下を適宜行うことで、新たに文字入力するよりも、所望の単語が選択されるまでに必要とされる操作時間や文字入力回数を減少させることができる、よって使い勝手の良い電子辞書装置が実現される。
尚、本発明は上述した実施形態に限らず、他の実施形態への適用も可能である。例えば、第1実施形態及び第2実施形態において、英文字キー53の入力に応じて、英文字の検索文字を格納したが、かな文字キーの押下に応じて、日本語の検索文字を格納し、ヒストリ単語の一覧表示を更新することとしても良い。
また、第1実施形態の電子辞書装置1において、入力部5に切替えキー59を設け、切替えキー59の押下に応じて、第1のモードと第2のモードとを切替えているが、切替えキー59を設けず、ヒストリキー55の押下の回数で切替えることとしても良い。具体的には、図7のステップA17において、ヒストリキー55が2回連続押下されたか否かを判定する。2回連続押下された場合(ステップA17;Yes)には第2のモードに切り替え、2回連続で押下されなかった場合(ステップA17;No)には第1のモードに切り替えるといった方法により実現できる。
更に、第1実施形態及び第2実施形態ではヒストリ単語の一覧表示の中から所望のヒストリ単語を容易に選択できるようにするために本発明を適用しているが、単語帳のように辞書DBから抜き出して辞書DB以外の領域に複数の単語が格納される場合、この領域の中から、所望の単語を容易に選択できるようにするために本発明を適用することも可能である。加えて、本発明は携帯型の電子辞書装置に限らず、辞書機能を有する電子機器であれば、携帯電話機やパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)等にも適用可能である。
(a)第1実施形態における電子辞書装置の斜視概観図の一例を示す図。(b)第1実施形態における電子辞書装置のキー配列の一例を示す図。 第1実施形態における電子辞書装置の機能ブロックの構成例を示す図。 第1実施形態における表示見出語格納領域のデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態におけるヒストリ単語領域のデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における英和辞書DBのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における第1ヒストリ検索処理を説明するためのフローチャート。 第1実施形態における第1ヒストリ検索処理を説明するためのフローチャート。 第1実施形態における表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 第1実施形態における表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 第1実施形態における表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 第1実施形態における表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 (a)第2実施形態における電子辞書装置の斜視概観図の一例を示す図。(b)第2実施形態における電子辞書装置のキー配列の一例を示す図。 第2実施形態における電子辞書装置の機能ブロックの構成例を示す図。 第2実施形態における表示見出語格納領域のデータ構成の一例を示す図。 第2実施形態における第2ヒストリ検索処理を説明するためのフローチャート。 第2実施形態における第2ヒストリ検索処理を説明するためのフローチャート。 第2実施形態における表示部に表示される表示画面の一例を示す図。 第2実施形態における表示部に表示される表示画面の一例を示す図。
符号の説明
1,2 電子辞書装置
3 表示部
5 入力部
51 訳/決定キー
53 文字キー
55 ヒストリキー
57 カーソルキー
59 切替えキー
6 入力部
61 数字キー
7 CPU
9 RAM
91 検索文字格納領域
93 表示ヒストリ単語格納領域
94 表示ヒストリ単語格納領域
95 選択見出語格納領域
97 選択ヒストリ単語格納領域
11 フラッシュROM
111 第1ヒストリ検索プログラム
112 第2ヒストリ検索プログラム
113 ヒストリ単語格納領域
115 英和辞書DB

Claims (6)

  1. 複数の見出語と説明情報とをそれぞれ対応付けて記憶している説明情報記憶手段と、
    この説明情報記憶手段に記憶されている何れかの見出語に対応する説明情報を表示する説明情報表示手段と、
    この説明情報表示手段により表示された説明情報に対応する見出語を複数記憶する見出語記憶手段と、
    この見出語記憶手段により記憶された複数の見出語を一覧表示する見出語一覧表示手段と、
    この見出語一覧表示手段により複数の見出語が一覧表示された状態で、検索文字を入力する検索文字入力手段と、
    この検索文字入力手段によって検索文字が入力された際に、前記見出語記憶手段により記憶された複数の見出語のうち前記検索文字と同じ文字を先頭とする見出語を表示する検索見出語表示手段と、
    を備えたことを特徴とする電子辞書装置。
  2. 前記見出語一覧表示手段は、一覧表示する複数の見出語それぞれの表示位置に対応する異なる文字を表示する位置対応文字表示手段を有し、
    この表示された各文字のうちの何れかを入力する位置対応文字入力手段と、
    この位置対応文字入力手段により、何れかの文字が入力された際に、この入力された文字の位置に対応する見出語の説明情報を表示する文字位置見出語表示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子辞書装置。
  3. 前記見出語一覧表示手段は、一覧表示する複数の見出語それぞれの表示位置に対応
    する異なる数字の文字を表示する位置対応数字表示手段を有し、
    前記検索文字入力手段は、前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態で、アル
    ファベットでなる検索文字を入力するアルファベット検索文字入力手段を有し、
    前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態で、前記数字の文字のうちの何れか
    を入力する位置対応数字入力手段を更に備え、
    前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態で、前記アルファベット検索文字入
    力手段によりアルファベットでなる検索文字が入力された場合、前記検索見出語表示
    手段が当該アルファベットでなる検索文字と同じ文字を先頭とする見出語を表示し、
    前記位置対応数字入力手段により数字の文字が入力された場合、この入力された数字
    の文字の位置に対応する見出語の説明情報を表示することを特徴とする請求項1に記
    載の電子辞書装置。
  4. 前記見出語一覧表示手段は、一覧表示する複数の見出語それぞれの表示位置に対応
    する異なる文字を表示する位置対応文字表示手段を有し、
    前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態で、前記位置対応文字表示手段によ
    り表示された文字のうちの何れかを入力する位置対応文字入力手段と、
    第1のモードと第2のモードとを切り替える切替手段と、
    を更に備え、
    前記切替手段により第1のモードに切り替えられた場合、前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態において入力された文字を前記位置対応文字入力手段により入力された文字として、この入力された文字の位置に対応する見出語の説明情報を表示し、
    第2のモードに切り替えられた場合、前記見出語一覧表示手段による一覧表示の状態において入力された文字を前記検索文字入力手段により入力された検索文字として、この検索文字と同じ文字を先頭とする見出語を表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子辞書装置。
  5. 前記検索文字入力手段は、1文字の検索文字を入力する手段であることを特徴とする請求項1に記載の電子辞書装置。
  6. コンピュータに、
    複数の見出語と説明情報とがそれぞれ対応付けられた説明情報データの中の何れかの見出語に対応する説明情報を表示する説明情報表示機能と、
    この説明情報表示機能により表示された説明情報に対応する見出語を複数記憶する見出語記憶機能と、
    前記見出語記憶機能により記憶された複数の見出語を一覧表示する見出語一覧表示機能と、
    この見出語一覧表示機能により複数の見出語が一覧表示された状態で、検索文字を入力する検索文字入力機能と、
    この検索文字入力機能によって検索文字が入力された際に、前記見出語記憶機能により記憶された複数の見出語のうち前記検索文字と同じ文字を先頭とする見出語を表示する検索見出語表示機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012022442A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム

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