JP2005257717A - 定着装置 - Google Patents

定着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005257717A
JP2005257717A JP2004065151A JP2004065151A JP2005257717A JP 2005257717 A JP2005257717 A JP 2005257717A JP 2004065151 A JP2004065151 A JP 2004065151A JP 2004065151 A JP2004065151 A JP 2004065151A JP 2005257717 A JP2005257717 A JP 2005257717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat roller
heater
frame
longitudinal direction
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004065151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4352943B2 (ja
Inventor
Makoto Kawamoto
誠 川本
Osamu Arakawa
荒川  修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2004065151A priority Critical patent/JP4352943B2/ja
Publication of JP2005257717A publication Critical patent/JP2005257717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4352943B2 publication Critical patent/JP4352943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】ヒートローラ内のヒータで発生した熱を効率良く利用した定着装置であって、組付性の向上を図った定着装置を提供することを課題とする。
【解決手段】両端部に端子48・48が取り付けられたヒータ47と、ヒータ47を内蔵する円筒状のヒートローラ41と、ヒートローラ41の軸芯位置に配置されてヒータ47が通過可能に開口された第1の孔部45aと、該第1の孔部45aからヒートローラ41の半径方向へ延出されて端子48が通過可能に開口された第2の孔部45bと、を有し、ヒートローラ41の両端の開口部41a・41aに取り付けられた蓋部材45と、ヒートローラ41を収納する第1フレーム43に設けられて、ヒートローラ41が第1フレーム43に装着されたときに、前記端子48が載置される端子取付部である通電プレート51と、を備えた定着装置とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ヒータを内蔵する円筒状のヒートローラを備えた定着装置に関する。
コピー機や、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置には、排出口の上流側に定着装置が設けられており、該定着装置はヒータを内蔵する円筒状のヒートローラと、該ヒートローラに圧接するプレスローラとを備えている。特許文献1では、定着装置のヒートローラ内のヒータで発生した熱を効率良く利用するための技術が開示されており、次のように構成されている。
同文献の図1、図2に示すように、定着装置2のヒートローラ10を支持する軸受け14には、ヒートローラ10の長手方向両端の開口側端部10aを密接に収容する収容凹部22が形成されており、その凹部内底面は、ヒートローラ10の長手方向両端の開口部10bを閉塞する閉塞壁14aを構成している。この閉塞壁14aの中央部には円形の支持孔14bが形成されており、ヒータ8は長手方向両端の支持端部8a・8aが該支持孔14b・14bで支持されて、ヒートローラ10内に略平行に配置されるように構成されている。
このヒータ8の中央の本体部は両端の支持端部8aに比して大径に構成されており、ヒートローラ10内にヒータ8を組み付けるときには、ヒートローラ10の長手方向を上下に向けて、ヒートローラ8の両端に取り付けられている軸受け14・14のうち上方の軸受け14を取り外して、ヒータ8をヒートローラ10内に入れ、該ヒータ8の一方の支持端部8aを下方の軸受け14の支持孔14bに挿入する。このときヒータ8の本体部は該支持孔14bに引っ掛かってヒータ8は起立した位置姿勢に係止され、この状態で、先程取り外した軸受け14をヒートローラ10の上端部に取り付けて、該軸受け14の支持孔14bにヒータ8の他方の支持端部8aを挿入する。このような構成で、ヒートローラ10内にヒータ8が組み付けられ、支持孔14b・14bで支持されたヒータ8はヒートローラ10内で脱落しないようになっている。
また、軸受け14の外周面には環状溝14cが形成されており、該軸受け14はこの環状溝14cを介して上部フレーム4に回転自在に支持されている。すなわち、ヒートローラ10の長手方向両端には軸受け14・14がヒートローラ10と一体的に回転するように堅固に取り付けられていて、該軸受け14・14の環状溝14c・14cを上部フレーム4の凸部に回転自在に係合させており、これによりヒートローラ10が回転自在に支持されている。
特開平8−328413号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている定着装置2では、ヒータ8をヒートローラ10内に組み付けるときには、一方の軸受け14を取り外す必要があるが、この軸受け14はヒートローラ10と一体的に回転するようにヒートローラ10に堅固に取り付けられているため、その取り外しは中々困難である。
特許文献1には、ヒータ8を加熱するための電気的手段については何ら記載されていないが、通常は、ヒータ8の両端の支持端部8a・8aに導線が取り付けられており、該導線が電源部に接続されるようになっている。この導線が取り付けられている支持端部8aを導線とともに、軸受け14の支持孔14bに通す作業も、中々困難である。
さらに、このヒータ8をヒートローラ10内に組み付ける際の組み付け工程数は比較的多く、作業性もあまり良くない。
また、定着装置2は、支持孔14bで支持されているヒータ8がヒートローラ10の軸芯方向に変位するとともに軸芯回りにも回転するため、ヒータ8をヒートローラ10内に組み付ける度に、その配置位置や姿勢が変わることになる。ヒータ8によっては、電熱線が一様に巻かれていないものもあり、ヒータ8の長手方向に密に巻かれた部分と疎に巻かれた部分とを交互に有するものもある。このため、ヒータ8をヒートローラ10内に組み付ける度に、その配置位置や姿勢が変わると、ヒートローラ10の表面温度にも影響がでてくる。
そこで、本発明では、以上のような点を鑑み、ヒートローラ内のヒータで発生した熱を効率良く利用した定着装置であって、上記問題点のうち、少なくとも1つを解決した定着装置を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上のとおりであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
まず、請求項1に記載のように、長手方向両端部に端子が取り付けられたヒータと、前記ヒータを内蔵する円筒状のヒートローラと、前記ヒートローラの軸芯位置に配置されて前記ヒータが通過可能に開口された第1の孔部と、該第1の孔部からヒートローラの半径方向へ延出されて前記端子が通過可能に開口された第2の孔部と、を有し、前記ヒートローラの長手方向両端の開口部に取り付けられた蓋部材と、前記ヒートローラを収納するフレームに設けられて、該ヒートローラが該フレームに装着されたときに、前記端子が載置される端子取付部と、を備えた定着装置とする。
また、請求項2に記載のように、前記蓋部材は前記ヒートローラを回転自在に支持する構成で、該蓋部材は非円形に形成され、前記フレームに、該非円形の蓋部材が前記第2の孔部の長手方向をヒートローラの装着方向へ向けた位置姿勢で着脱自在に係合する受部を設ける。
また、請求項3に記載のように、前記ヒータの断面は非円形に形成され、該ヒータが前記蓋部材の第2の孔部に、前記端子の長手方向と該第2の孔部の長手方向とが異なる方向を向いた位置姿勢で着脱自在に係合するように構成される。
本発明は、以上のように構成したことにより、次のような効果を奏する。
まず、請求項1に記載の発明では、ヒートローラの長手方向両端の開口部に蓋部材を取り付けたことで、ヒートローラ内のヒータで発生した熱の漏れを効果的に防止することができて、ヒータで発生した熱を効率良く利用することができ、ヒータでの消費電力を抑えることができて、省エネルギー化を図ることができる。
また、ヒータをヒートローラ内に組み付ける際、ヒータの長手方向一端部を端子とともに、ヒートローラの長手方向一端の蓋部材の第1の孔部と第2の孔部とに挿入して、他端の蓋部材の第1の孔部と第2の孔部から出すだけで、ヒータをヒートローラ内に容易に配置することができ、組付性の向上が図られている。
このヒートローラ内に配置されたヒータをヒートローラの軸芯回りに回転させて、該ヒータの両端の端子と、該蓋部材の第2の孔部との位置をずらして、該ヒータの両端の端子が該蓋部材の第1の孔部に引っ掛かるようにしておくことで、ヒータがヒートローラ内で脱落しないようになっている。
そして、このヒートローラをフレームに装着したときには、ヒータの両端の端子が、フレームに設けられた端子取付部に載り上げて、ヒータがヒートローラの軸芯位置又は軸芯位置付近に位置するようになっており、ヒートローラをフレームに容易に組み付けることができて、組付性の向上が図られている。そして、ヒータの両端の端子を、フレームの端子取付部に載置してセットした後、取付具で締結することで、ヒータがヒートローラに対していつも同じ位置で同じ姿勢となって、ヒートローラがフレームに装着されるように構成されている。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、次のような効果を奏する。この請求項2に記載の発明は、フレームの受部に係合した非円形の蓋部材は回転することなく位置固定されて、該蓋部材に対してヒートローラが回転自在となる構成となっている。フレームに蓋部材を係合させるときには、蓋部材の第2の孔部にヒータの両端部を係合させておいてヒータがヒートローラから抜け落ちないようにしておき、該フレームに該ヒートローラを装着する。この装着の過程で、ヒータの両端の端子がフレームの端子取付部に当たり、これによりヒータは該蓋部材の第2の孔部の長手方向に沿って移動して、ヒートローラがフレームに完全に装着されたときには、ヒータの両端の端子が、フレームの端子取付部に載置されて、ヒータがヒートローラの軸芯位置に位置するようになり、組付性の向上が図られている。
そして、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、次のような効果を奏する。この請求項3に記載の発明では、ヒータの断面は非円形に形成されていることから、該ヒータが蓋部材の第2の孔部に係合したときに、回転せず、該ヒータの両端の端子の長手方向と該第2の孔部の長手方向とが異なる方向を向いた位置姿勢となって、ヒータがヒートローラから抜け落ちないようになっており、作業性の向上が図られている。
次に、本発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は定着器ユニット4を備えた画像形成装置1の正面断面図であり、まず、コピー機やファクシミリ装置等が具備する画像形成装置1について概略説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は給紙カセット5の上方に配置されており、該画像形成装置1の上部に排紙トレイ6が形成されている。画像形成装置1の内部には、給紙カセット5から繰り込まれた記録紙を搬送する第1記録紙搬送経路11と第2記録紙搬送経路12とが形成されており、該第1記録紙搬送経路11に沿い、下流側(上方)へ向けて、現像器ユニット2、感光体ユニット3、定着器ユニット4が配置されている。これらのユニット2・3・4で画像形成部が構成されて、給紙カセット5から繰り込まれた記録紙は該画像形成部で画像情報が転写され、定着が行われた後、排紙トレイ6へ排出されるように構成されている。
次に、装置本体1a内における感光体ユニット3の上方に配置される定着器ユニット4について説明する。
図1に示すように、定着装置である定着器ユニット4は装置本体1a内の上部に着脱自在に装着されており、該定着器ユニット4の外側方にジャムアクセスカバー7が装置本体1aに対して開閉可能に設けられている。ジャムアクセスカバー7は、定着器ユニット4の長手部分を覆う構成で、装置本体1aの一側部に配置されており、装置本体1aの一側端部の下部位置を中心に上下回動可能に構成されている。
このジャムアクセスカバー7の内側部と定着器ユニット4の外側部との間に第2記録紙搬送経路12が形成されて、記録紙搬送経路11・12でジャムが発生した場合などには、このジャムアクセスカバー7を開いて、装置本体1aの一側部を開放するように構成されている。
この定着器ユニット4は、ヒートローラ41を軸支する第1フレーム43と、プレスローラ42を軸支する第2フレーム44と、にフレームが分割構成されており、該第1フレーム43の下端部と該第2フレーム44の下端部とを回動自在に係合させて、該第2フレーム44を該第1フレーム43に対して傾倒自在に取り付け、該第1フレーム43の上端部と該第2フレーム44の上端部とを締結することで、定着器ユニット4のフレームが組まれ、このフレーム43・44が組まれた状態では、プレスローラ42がヒートローラ41に圧接されて、該第1フレーム43が装置本体1aに着脱自在に取り付けられるように構成されている。
次に、ヒートローラ41の構成について説明する。
図1に示すように、ヒートローラ41はアルミニウムなど熱伝導率の高い部材で薄肉の円筒状に形成されており、該ヒートローラ41にはその軸芯位置に熱源としてのヒータ47が内蔵されている。
図2、図3、図4に示すように、ヒータ47は棒状の長手部材でその本体47bは断面が円形に形成されており、該本体47bの長手方向両端には封止部47c・47cが突設されて、該封止部47c・47cには通電回路に接続するための端子48・48が取り付けられている。封止部47c・47cは断面が略長方形状で非円形に形成されて、該封止部47cの長辺は本体47bの直径と略同じ長さに構成されており、該本体47bの長手方向両端の端面と封止部47cとの間に段差部47dが形成されている。ヒータ47内からはヒータ47の長手方向へ通電ピン49が突出されており、該通電ピン49の内端部はヒータ47内の電熱線50に接続されて、該通電ピン49の外端部に前記端子48の長手方向一側部が取り付けられ、該端子48の長手方向とヒータ47の側面における長手方向とは略十字に直交するように配置されている。この端子48はプレート状の部材で、該端子48の長手方向他側部には取付孔48bが設けられており、第1フレーム43側の端子取付部に取り付けられるようになっている。
また、ヒートローラ41の長手方向一側部にはギア取付部41bが設けられており、該ギア取付部41bに伝達ギア46の内周面が固着されるようになっている。ヒートローラ41の長手方向両端の開口部41a・41aには蓋部材45・45が着脱自在に取り付けられるようになっており、この一対の蓋部材45・45でヒートローラ41を回転自在に支持して、図示せぬ駆動ギアから伝達ギア46に回転動力が伝達されるように構成されている。
前記蓋部材45は、ヒートローラ41の軸芯位置に配置されて前記ヒータ47が通過可能に開口された第1の孔部45aと、該第1の孔部45aからヒートローラ41の半径方向へ延出されて前記端子48が通過可能に開口された第2の孔部45bと、を有し、該孔部45a・45bを介してヒータ47がヒートローラ41内に配置されるように構成されている。
図5、図6に示すように、前記第1フレーム43には、長手方向中央にヒートローラ41を収納するローラ収納部43aが設けられ、長手方向両端部に前記蓋部材45が着脱自在に係合する受部43bと、前記ヒータ47と端子48とを収容する収容部43cとが設けられ、長手方向一側部に前記伝達ギア46を収納するギア収納部43dが設けられている。
前記蓋部材45の受部43bは、ローラ収納部43aの外側方に配置されており、該蓋部材45は非円形に形成されていて、該蓋部材45は該受部43bに前記第2の孔部45bの長手方向をヒートローラ41の装着方向へ向けた位置姿勢で回転不能に係合するように構成されている。こうして第1フレーム43の受部43b・43bに係合した非円形の蓋部材45・45は回転することなく位置固定されて、該蓋部材45・45に対してヒートローラ41が回転するように構成されている。
また、ヒータ47の両端の封止部47bと端子48とを収容する収容部43cは前記受部43bの外側方に配置されている。収容部43cは水平な載置部43fと、円弧状の凹部43gとを備え、該載置部43fに通電プレート51の一端部51aが載置固定されている。通電プレート51の本体部は第1フレーム43の外側面に取り付けられて(図示略)、該本体部に通電回路が接続されており、該通電プレート51の一端部51aを第1フレーム43内に装入して収容部43cの載置部43fに載置固定し、この載置部43fに固定した通電プレート51の一端部51aに、ヒータ47の端子48が取り付けられるように構成されている。通電プレート51の一端部51aには取付孔51bが設けられており、該通電プレート51の取付孔51bと該端子48の取付孔48bとをボルトとナットで締結するように構成されている。
次に、ヒートローラ41を第1フレーム43に組み付けるまでの流れを説明する。
まず、ヒータ47の長手方向一端の封止部47bを端子48とともに、ヒートローラ41の長手方向一端を塞ぐ蓋部材45の第1の孔部45aと第2の孔部45bとに挿入して、他端を塞ぐ蓋部材45の第1の孔部45aと第2の孔部45bから出す。こうしてヒータ47をヒートローラ41内に容易に配置することができるようになっており、組付性の向上が図られている。
このヒートローラ41内に配置されたヒータ47をヒートローラ41の軸芯回りに回転させて、該ヒータ47の長手方向両端の端子48・48と、蓋部材45の第2の孔部45bとの位置をずらして、該ヒータ47の両端の端子48・48が該蓋部材45の第1の孔部45aで引っ掛かるようにしておくことで、ヒータ47がヒートローラ41内で脱落しないようになっている。
そして、このヒートローラ41を第1フレーム43のローラ収納部43aに装着するときには、図5に示すように、ヒータ47の長手方向両端の封止部47b・47bを蓋部材45・45の第2の孔部45b・45bに係合させておく。この状態では、ヒータ47はその端子48の長手方向と蓋部材45の第2の孔部45bの長手方向とが異なる方向を向いた位置姿勢で軽く位置固定されており、ヒートローラ41から抜け落ちないようになっている。
さらに、図4に示すように、ヒートローラ41内においては、ヒータ47の長手方向両端の段差部47dが蓋部材45・45の第2の孔部45b・45bの縁に引っ掛かっており、ヒータ47のヒートローラ41からの抜けが防止されている。
図5、図7に示すように、この状態で、ヒートローラ41を第1フレーム43のローラ収納部43aに収納していくと、ヒータ47の両端の端子48・48の取付面が、前記第1フレーム43の通電プレート51の一端部51aに当たって、その上に載り上げていき(図7(c)参照)、ヒータ47が蓋部材45の第2の孔部45bの長手方向に沿って上方(ヒートローラ41の反装着方向)へ移動する。このとき、ヒートローラ41の長手方向両側方の蓋部材45・45は、第2の孔部45bの長手方向を下方(ヒートローラ41の装着方向)へ向けて、第1フレーム43の受部43b・43bに接近していき、該蓋部材45・45が該受部43b・43bに係合して、ヒートローラ41が第1フレーム43に完全に装着されたときには、ヒータ47の長手方向両端の端子48・48が、端子取付部である通電プレート51の一端部51aに載置されて、ヒータ47がヒートローラ41の軸芯位置に位置するように構成されている(図7(d)参照)。
なお、本実施の形態では、ヒートローラ41が第1フレーム43に完全に装着されたときには、ヒータ47がヒートローラ41の軸芯位置に配置されるように構成されているが、ヒータ47の配置位置はヒートローラ41の軸芯位置に限らず、前記収容部43cの載置部43fの載置面の高さを変更することで、軸芯位置からプレスローラ42側にずらした位置などに配置してもよい。
こうして、ヒータ47の両端の端子48・48を、通電プレート51の一端部51aに載置してセットした後、該通電プレート51の取付孔51bと該端子48の取付孔48bとにボルトを挿入してナットで締結することで、ヒータ47がヒートローラ41に対していつも同じ位置で同じ姿勢となって、ヒートローラ41が第1フレーム43にセットされる。
以上のようにして、本発明では、ヒートローラ41内にヒータ47を抜けを防止した状態で容易に配置することができ、ヒートローラ41を第1フレーム43に簡単に組み付けることができて、組付性の向上が図られている。
そして、このヒートローラ41は、長手方向両端の開口部41a・41aに蓋部材45・45が取り付けられて、ヒートローラ41内のヒータ47で発生した熱の漏れが効果的に防止されており、ヒータ47で発生した熱を効率良く利用することができて、ヒータ47での消費電力を抑えることができて、省エネルギー化が図られている。
画像形成装置1の概略構成を示す正面断面図。 ヒートローラ41の斜視図。 蓋部材45を取り付けた状態のヒートローラ41の側面図。 蓋部材45を取り付けた状態のヒートローラ41の長手方向一側部の正面断面図。 蓋部材45を取り付けた状態のヒートローラ41と第1フレーム43内の長手方向一側方の内周部とを示す図。 第1フレーム43の長手方向一側部の正面図。 ヒートローラ41を第1フレーム43に収納するときの様子を説明する図。
符号の説明
1 画像形成装置
4 定着器ユニット
41 ヒートローラ
41a 開口部
42 プレスローラ
43 第1フレーム
43a ローラ収納部
43b 受部
43c 収容部
43d ギア収納部
43f 載置部
43g 凹部
44 第2フレーム
45 蓋部材
45a 第1の孔部
45b 第2の孔部
47 ヒータ
48 端子
48b 取付孔
51 通電プレート
51a 一端部
51b 取付孔

Claims (3)

  1. 長手方向両端部に端子が取り付けられたヒータと、
    前記ヒータを内蔵する円筒状のヒートローラと、
    前記ヒートローラの軸芯位置に配置されて前記ヒータが通過可能に開口された第1の孔部と、該第1の孔部からヒートローラの半径方向へ延出されて前記端子が通過可能に開口された第2の孔部と、を有し、前記ヒートローラの長手方向両端の開口部に取り付けられた蓋部材と、
    前記ヒートローラを収納するフレームに設けられて、該ヒートローラが該フレームに装着されたときに、前記端子が載置される端子取付部と、
    を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記蓋部材は前記ヒートローラを回転自在に支持する構成で、該蓋部材は非円形に形成され、前記フレームに、該非円形の蓋部材が前記第2の孔部の長手方向をヒートローラの装着方向へ向けた位置姿勢で着脱自在に係合する受部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ヒータの断面は非円形に形成され、該ヒータが前記蓋部材の第2の孔部に、前記端子の長手方向と該第2の孔部の長手方向とが異なる方向を向いた位置姿勢で着脱自在に係合するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
JP2004065151A 2004-03-09 2004-03-09 定着装置 Expired - Fee Related JP4352943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004065151A JP4352943B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004065151A JP4352943B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005257717A true JP2005257717A (ja) 2005-09-22
JP4352943B2 JP4352943B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=35083541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004065151A Expired - Fee Related JP4352943B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4352943B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181379A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Yazaki Corp 液面検出装置
JP2015004901A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 シャープ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181379A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Yazaki Corp 液面検出装置
JP2015004901A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 シャープ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4352943B2 (ja) 2009-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7386265B2 (en) Fixing unit having heat roller with two parallel tubular heaters
JP4647323B2 (ja) 冷却構造およびこの冷却構造を備えた画像形成装置
JP5003778B2 (ja) 定着装置
KR100805288B1 (ko) 화상 형성 장치
BR102015028974A2 (pt) cartucho e aparelho de formação de imagem com o uso do cartucho
JP2008070744A (ja) 画像形成装置
JP4352943B2 (ja) 定着装置
JP2007292902A (ja) 画像形成装置
CN100474169C (zh) 成像装置
JP3576494B2 (ja) 電子写真装置における定着装置
JP2007286395A (ja) 画像形成装置および複合機
JP2007033706A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2009169131A (ja) 画像形成装置のバネ接点構造
JP4510791B2 (ja) 画像形成装置
JP5729315B2 (ja) 画像形成装置
US20190265621A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP3610298B2 (ja) 定着装置
JP2009298523A (ja) 画像形成装置
JP2005257853A (ja) 画像形成装置
JP4139361B2 (ja) 画像形成装置
JP4479202B2 (ja) 画像形成装置
US11803145B2 (en) Sheet heating device and image forming apparatus
JP2007114273A (ja) 画像形成装置
JP5169252B2 (ja) 電源ユニットおよび画像形成装置
JP6007591B2 (ja) 接地装置、定着装置、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4352943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees