JP2010181379A - 液面検出装置 - Google Patents

液面検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010181379A
JP2010181379A JP2009027606A JP2009027606A JP2010181379A JP 2010181379 A JP2010181379 A JP 2010181379A JP 2009027606 A JP2009027606 A JP 2009027606A JP 2009027606 A JP2009027606 A JP 2009027606A JP 2010181379 A JP2010181379 A JP 2010181379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
liquid level
conductive segments
conductive
resistance pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009027606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5376980B2 (ja
Inventor
Takahiro Miyagawa
貴宏 宮川
Nobuhiko Suzuki
信彦 鈴木
Hisafumi Maruo
尚史 丸尾
Toshikazu Sotooka
利一 外岡
Hiroyuki Matsuura
広幸 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2009027606A priority Critical patent/JP5376980B2/ja
Publication of JP2010181379A publication Critical patent/JP2010181379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5376980B2 publication Critical patent/JP5376980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Abstract

【課題】抵抗基板に設けられる各導電セグメント間の抵抗値の設定範囲を広げることが可能な液面検出装置を提供する。
【解決手段】抵抗基板21上に短冊形状をなす複数の導電セグメント22を設け、各導電セグメント22を跨ぐように第1の抵抗パターン51を配設する。更に、各導電セグメント22間の少なくとも1箇所に第2の抵抗パターン52を配設する。そして、第1の抵抗パターン51及び第2の抵抗パターン52のうちの少なくとも一方をトリミング加工することにより、各導電セグメント22間の抵抗値を所望の値に設定する。この場合、2つの抵抗パターン51,52を用いて抵抗値を設定するので、抵抗値の設定範囲を広げることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、車両に搭載される燃料タンクの液面レベルを検出する液面検出装置に関する。
例えば、車両に搭載される燃料タンク内に残存する燃料の液面レベルを検出するために、液面検出装置が用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。従来における液面検出装置は、燃料タンク内にフロートを浮遊させ、このフロートの上下動に連動して導電性の摺動アームを回動させる。更に、この摺動アームを抵抗基板上にて摺動させる。従って、摺動アームの回転角度に応じて、抵抗基板上での接触位置が変化するので、摺動アームと基準点の間の抵抗値が変化することになり、この抵抗値を測定することにより、摺動アームの回転角度を測定することができ、ひいては、燃料タンクの液面を検出することが可能となる。
図14は、従来における液面検出装置に用いられる抵抗基板の構成を模式的に示す説明図である。図示のように、液面検出装置は、抵抗基板101と、導電性の摺動アーム106を備えており、燃料タンク内に設けられるフロート(図示省略)の上下動に連動して、摺動アーム106が図中の矢印Yf、或いはYeの方向に変位する。
抵抗基板101には、複数の短冊形状の導電セグメント102-1〜102-n(以下、区別する必要がない場合にはサフィックスを省略して「102」と示す)がほぼ所定間隔で互いに離間して設けられている。また、各導電セグメント102を跨ぐように、所定幅を有する抵抗パターン110が設けられている。従って、各導電セグメント102間には、所定の抵抗値が生じることになる。また、右端の導電セグメント102-nは、抵抗R11を介して基準電極103に接続されている。
更に、各導電セグメント102の下方には、共通電極104が設けられており、該共通電極104は測定電極105に接続されている。ここで、各導電セグメント102、抵抗パターン110、抵抗R11、基準電極103、共通電極104、及び測定電極105は、スクリーン印刷等により抵抗基板101上に印刷することができる。
そして、摺動アーム106は、液面が高くなるほど矢印Yfの方向に回動し、液面が低くなるほど矢印Yeの方向に回動する。従って、該摺動アーム106は、燃料タンク内の燃料の液面レベルに応じて、各導電セグメント102のうちのいずれか1つと接触し、且つ、共通電極104と接触することになる。
このため、基準電極103と測定電極105の間に生じる抵抗値を抵抗測定器121で測定することにより、摺動アーム106の回転角度を測定することができ、ひいては、燃料タンク内の燃料の液面レベルを検出することができる。
ここで、上述のように構成された抵抗基板101は、該抵抗基板101の上流側に設けられる上位機器のスペック、或いは、燃料タンクの形状に応じて、基準電極103と測定電極105の間に生じる抵抗値を所定の値に設定する必要がある。このため、各導電セグメント102の間に設けられる抵抗パターン110を適宜トリミング加工することにより、抵抗値を変更する。以下、この処理を、図15を参照して説明する。
図15は、導電セグメント102-1、及びこれと隣接する導電セグメント102-2の説明図である。図15(a)は抵抗パターン110をトリミング加工しない状態、(b)は抵抗パターン110をほぼ中央までトリミング加工した状態、同図(c)は抵抗パターン110を先端ぎりぎりまでトリミング加工した状態を示している。
そして、各導電セグメント102-1、102-2間の抵抗値は、一例として同図(a)に示す場合では4Ωであり、(b)に示す場合では10Ωであり、同図(c)に示す場合では40Ωとなる。即ち、トリミング加工により各導電セグメント102間の抵抗値は、基本の抵抗値である4Ωから、その10倍の抵抗値である40Ωの範囲で任意に設定することができる。
特開2003−257717号公報 特開2003−254815号公報
しかしながら、上述した従来技術では、各導電セグメント102間の抵抗パターンをトリミングする際に、基本の抵抗値からその10倍の抵抗値まで変化させることが限度であり、それ以上の抵抗値を設定することが困難であった。また、トリミング加工の長さと抵抗パターンの抵抗値との関係は、図16に示すように二次関数的な曲線で変化するので、トリミング加工の長さが長くなるほど、トリミング長さに対する抵抗値の増加量が大きくなってしまい、抵抗値が大きい領域での抵抗値の微調整が容易でないという欠点がある。
その結果、基準電極103と測定電極105の間に生じる抵抗値の範囲が制限されてしまい、多種類の上位機器のスペックに対応するためには、各スペック毎に専用形状を有する抵抗基板を準備しなければならず、コスト高に繋がるという問題が発生していた。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、同一の抵抗基板でより広い範囲の抵抗値設定が可能となる液面検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、測定対象となる液面に応じて2点間の抵抗値を変化させ、この抵抗値を測定することにより前記液面を検出する液面検出装置であって、前記液面の変化に応じて変位し、この変位に伴って基板上を摺動する導電性の摺動アームと、前記基板上に設けられ、互いに離間した短冊形状をなし、前記摺動アームの摺動方向に沿って配設された複数の導電セグメントと、前記各導電セグメントに跨って配設され、各導電セグメント間を連結する第1の抵抗パターンと、前記各導電セグメント間の少なくとも1箇所に配設されて隣接する導電セグメントを連結し、且つ前記第1の抵抗パターンとは離間した第2の抵抗パターンと、を備え、前記導電セグメント間の前記第1の抵抗パターン、及び第2の抵抗パターンのうちの少なくとも一方をトリミング加工するか、或いはトリミング加工せずに各導電セグメント間の抵抗値を任意に設定し、前記複数の導電セグメントのうちの一つを第1測定点とし、前記摺動アームを第2測定点とし、前記第1測定点と第2測定点の間の抵抗値に基づいて、前記液面を検出することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記第1の抵抗パターン、及び第2の抵抗パターンは、前記トリミング加工する前の状態において、各導電セグメント間の抵抗値が異なることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、第2の抵抗パターンが、前記複数の導電セグメントに跨って配設されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記各導電セグメントのうち、端部に配設される端部導電セグメント、及びこの端部導電セグメントに隣接する隣接導電セグメントは、それぞれ本体部及び該本体部に対して180度屈曲した方向を向く先端部を有し、前記第1の抵抗パターンは前記本体部間に配設され、前記第2の抵抗パターンは前記先端部間に配設され、前記抵抗値を設定する際に、前記第2の抵抗パターンが不要である場合には、前記端部導電セグメント及び前記隣接導電セグメントの、前記本体部と先端部との間を切断することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、測定対象となる液面に応じて2点間の抵抗値を変化させ、この抵抗値を測定することにより前記液面を検出する液面検出装置であって、前記液面の変化に応じて変位し、この変位に伴って基板上を摺動する導電性の摺動アームと、前記基板上に設けられ、互いに離間した短冊形状をなし、前記摺動アームの摺動方向に沿って配設された複数の導電セグメントと、前記各導電セグメントに跨って配設され、各導電セグメント間を連結する第1の抵抗パターンと、を備え、前記複数の導電セグメントのうち、少なくとも一方の端部に設けられた端部導電セグメントは、幹部及びその外側に分岐する枝部を有し、前記幹部と前記枝部との間に第2の抵抗パターンを配設し、前記各導電セグメント間の前記第1の抵抗パターン、及び前記第2の抵抗パターンをトリミング加工するか、或いはトリミング加工せずに各導電セグメント間の抵抗値を任意に設定し、且つ、前記端部導電セグメントは、前記幹部の適所を切断するか否かにより該端部導電セグメントと隣接する導電セグメントとの間の抵抗値を設定し、前記複数の導電セグメントのうちの一つを第1測定点とし、前記摺動アームを第2測定点とし、前記第1測定点と第2測定点の間の抵抗値に基づいて、前記液面を検出することを特徴とする。
請求項1の発明では、複数の導電セグメント間に第1の抵抗パターンが配設され、且つ、各導電セグメント間の少なくとも1箇所に第2の抵抗パターンが配設される。従って、トリミング加工により各導電セグメント間の抵抗値を設定する際の設定範囲を広くすることができ、抵抗基板の標準化、共通化が容易となり、全体としてコストダウンを図ることができる。
請求項2の発明では、第1の抵抗パターンと第2の抵抗パターンの抵抗値が異なるので、より幅広い抵抗値の設定が可能となる。
請求項3の発明では、複数の導電セグメント間に第2の抵抗パターンが配設されるので、全ての導電セグメント間の抵抗値の調整範囲を広くすることができ、多種類の上位機器のスペックに対して柔軟に対応することができる。
請求項4の発明では、端部導電セグメント、及びこれと隣接する隣接導電セグメントの先端が180度の方向に屈曲し、2つの導電セグメントの本体部間に第1の抵抗パターンが形成され、2つの導電セグメントの先端部間に第2の抵抗パターンが形成される。このため、第2の抵抗パターンを配設するためのスペースを、端部導電セグメントの側部近傍に設けることができ、導電セグメントを長くする必要がないので、抵抗基板全体の小型化、省スペース化を図ることができる。
請求項5の発明では、端部導電セグメントが幹部及びこの幹部から分岐した枝部を有し、幹部と枝部との間に第2の抵抗パターンを配設する。従って、第1の抵抗パターン、及び第2の抵抗パターンの少なくとも一方をトリミングすることにより、端部導電セグメント及びこれと隣接する導電セグメント間の抵抗値を任意に設定することができる。更に、端部導電セグメントの幹部を適所で切断すれば、第1の抵抗パターンと第2の抵抗パターンの直列接続回路を形成することができるので、この直列接続回路を用いた抵抗設定が可能となり、上記幹部を適所で切断しなければ、第1の抵抗パターンのみを用いた抵抗設定が可能となる。その結果、端部導電セグメントの抵抗値をより幅広く設定することができる。
本発明の実施形態に係る液面検出装置の構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る液面検出装置の、抵抗基板を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る液面検出装置の、抵抗基板を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る液面検出装置に用いられる抵抗パターンをトリミング加工する例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る液面検出装置に搭載される抵抗基板の等価回路である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る液面検出装置の、抵抗基板を示す平面図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る液面検出装置に搭載される抵抗基板の等価回路である。 本発明の第2実施形態に係る液面検出装置の、抵抗基板を示す平面図である。 図8に示した抵抗基板の、主要部を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る液面検出装置に搭載される抵抗基板の等価回路である。 本発明の第3実施形態に係る液面検出装置の、抵抗基板を示す平面図である。 図11に示した抵抗基板の、主要部を示す説明図である。 本発明に係る液面検出装置において、抵抗パターンを3段階に配設した場合の等価回路である。 従来における液面検出装置に用いられる抵抗基板を模式的に示す説明図である。 従来における液面検出装置に用いられる抵抗基板に設けられる抵抗パターンを、トリミング加工する例を示す説明図である。 トリミング加工の長さと抵抗値の変化を示す特性図である。
[第1実施形態の説明]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る液面検出装置の全体構成を示す説明図、図2は該液面検出装置に用いられる抵抗基板(基板)の構成を示す平面図、図3は同側面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る液面検出装置10は、検出装置本体13と、該検出装置本体13の内部に設けられる抵抗基板21と、検出対象となる液体の液面Lに浮遊するフロート11、及び該フロート11と検出装置本体13を連結するフロートアーム12を備えている。フロートアーム12の固定側の先端部には、摺動アーム14が設けられており、回転軸Pによって軸支されている。従って、液面Lが変化してフロート11が上下動すると、回転軸Pを中心として摺動アーム14が所定の角度範囲で回動することになる。
検出装置本体13の内部には、図2に示すように、抵抗基板21と、摺動アーム14、及び抵抗測定器29が設けられている。
抵抗基板21には、摺動アーム14の回動方向に沿って複数の導電セグメント22-1〜22-n(以下、区別する必要がない場合にはサフィックスを省略して「22」と示す)が設けられている。各導電セグメント22は、それぞれ短冊状に形成され、互いに所定距離だけ離間して配設されている。また、各導電セグメント22を跨ぐように、第1の抵抗パターン51、及び第2の抵抗パターン52が配設され、各抵抗パターン51,52は、互いに離間して設けられている。第2の抵抗パターン52は、第1の抵抗パターン51よりも、幅が狭くなっている。従って、各導電セグメント22間(例えば、22-1と22-2との間)の抵抗値は、第1の抵抗パターン51の方が、第2の抵抗パターン52よりも小さい。即ち、第1の抵抗パターン51と第2の抵抗パターン52は、トリミング加工する前の状態において、導電セグメント22間の抵抗値が異なる。また、右端の導電セグメント22-n(第1測定点に対応)は、抵抗53を介して基準電極26に接続されている。
各導電セグメント22の、回転軸P側(図中下側)の適所には、複数個の短冊状をなす共通電極24(第2測定点に対応)が設けられている。各共通電極24は、それぞれ電気的に接続されており、抵抗基板21の右端に設けられた測定電極28に接続されている。また、基準電極26、及び測定電極28は、抵抗測定器29に接続されている。
ここで、各導電セグメント22、第1の抵抗パターン51、第2の抵抗パターン52、抵抗53、共通電極24、基準電極26、及び測定電極28は、スクリーン印刷等の手法により、抵抗基板21上に印刷されている。
そして、摺動アーム14は、回転軸Pを中心として左端の導電セグメント22-1から右端の導電セグメント22-nの範囲(例えば、70°の範囲)で回動し、いずれか一つの導電セグメント22と接触する。図3に示すように、摺動アーム14の抵抗基板21側の面には、第1接点14a、及び第2接点14bが設けられ、第1接点14aが複数の導電セグメント22のうちの一つと接触し、第2接点14bが複数の共通電極24のうちの一つと接触する。
次に、本発明の第1実施形態に係る液面検出装置の作用について説明する。本実施形態に用いられる抵抗基板21は、各導電セグメント22間に第1の抵抗パターン51、及び第2の抵抗パターン52が設けられている。そして、各導電セグメント22間に設けられた各抵抗パターン51,52をトリミング加工することにより、任意の抵抗値に設定する。以下、図4を参照して詳細に説明する。
図4は、導電セグメント22-1、及びこれと隣接する導電セグメント22-2の連結状態を示す説明図である。図4(a)に示すように、各導電セグメント22-1、22-2の間には、第1の抵抗パターン51、及び第2の抵抗パターン52が設けられている。そして、第1の抵抗パターン51の幅N1は、第2の抵抗パターンの幅N2よりも大きい。
第1の抵抗パターン51の抵抗値は、例えば4Ωであり、第2の抵抗パターンの抵抗値は、例えば8Ωである。従って、図4(b)に示すように、トリミング加工により第2の抵抗パターン52の全体を切断し、第1の抵抗パターン51のみを残せば、各導電セグメント22-1、22-2間の抵抗値は4Ωとなる。更に、図4(c)に示すように、第1の抵抗パターン51の一部をトリミング加工して第1の抵抗パターン51の幅を調整すれば、トリミング加工の長さN3に応じて抵抗値を4〜40Ωの範囲で任意に調整することができる。
他方、図4(d)に示すように、トリミング加工により第1の抵抗パターン51の全体を切断し、第2の抵抗パターン52のみを残せば、各導電セグメント22-1、22-2間の抵抗値は8Ωとなる。更に、図4(e)に示すように、第2の抵抗パターン52の一部をトリミング加工して第2の抵抗パターン52の幅を調整すれば、トリミング加工の長さN4に応じて抵抗値を8〜80Ωの範囲で任意に調整することができる。
また、第1の抵抗パターン51、及び第2の抵抗パターン52のいずれか一方を完全に切断せずに、各抵抗パターン51,52の少なくとも一方をトリミング加工するか、或いはトリミング加工しないことにより、より幅広い抵抗値の設定が可能となる。例えば、各抵抗パターン51,52を共にトリミング加工しなければ(図4(a)の状態)、4Ωと8Ωの並列合成抵抗となり、2.67Ωの抵抗値を得ることができる。
図5は、上記の抵抗基板21の等価回路図である。図示のように、互いに隣接する2つの導電セグメント22-1、22-2間には、4〜40Ωの範囲で抵抗値を変更可能である可変抵抗VR1-1、及び8〜80Ωの範囲で抵抗値を変更可能である可変抵抗VR2-1が設けられ、更に、可変抵抗VR1-1に対して直列にスイッチSW1-1が接続され、可変抵抗VR2-1に対して直列にSW2-1が接続されている。そして、スイッチSW1-1のオフ(開放)は、第1の抵抗パターン51の切断を意味し、スイッチSW2-1のオフは、抵抗パターン52の切断を意味する。また、各可変抵抗VR1-1、VR2-1の調整が各抵抗パターン51,52のトリミング加工に対応することになる。
そして、上記の処理を各導電セグメント22間で実行し、抵抗値を設定することにより、摺動アーム14の角度に応じた所望の抵抗値を基準電極26と測定電極28の間に発生させることができる。即ち、摺動アーム14に設けられた第1接点14a(図3参照)が複数の導電セグメント22のうちのいずれかと接触すると、この接触した導電セグメント22と右端の導電セグメント22-nとの間に抵抗値が発生するので、基準電極26と測定電極28の間には、摺動アーム14の角度に応じた抵抗値が発生することになり、抵抗測定器29によりこの抵抗値を測定することにより、摺動アーム14の角度を検出することができ、ひいては図1に示す液面Lを測定することができる。
このようにして、本発明の第1実施形態に係る液面検出装置10では、抵抗基板21に設けられた複数の導電セグメント22を跨ぐように、第1の抵抗パターン51、及び第2の抵抗パターン52を設け、各抵抗パターン51,52の少なくとも一方をトリミング加工するか、或いはトリミング加工せずに、各導電セグメント22間の抵抗値を設定することができるので、より広い範囲で抵抗値を設定することができるようになる。このため、液面検出装置10の上位機器のスペックに対して柔軟に対応することができるようになり、汎用性に富み、標準化、共通化が容易となり、全体としてコストダウンを図ることができる。
[変形例の説明]
次に、上述した第1実施形態の変形例について説明する。第1実施形態では、各導電セグメント22を跨ぐように第2の抵抗パターンを設ける構成としたが、該変形例では図6に示すように、端部に設けられる導電セグメント22-1、22-2間にのみ、第2の抵抗パターン52を設ける。
図6に示すように、変形例に係る抵抗基板21aは、導電セグメント22-1、22-2間にのみ第2の抵抗パターン52を設け、上記と同様の方法で、第1の抵抗パターン51または第2の抵抗パターン52をトリミングして、抵抗値を設定することができる。
この場合の等価回路は、図7に示すように、導電セグメント22-1、22-2間にのみ可変抵抗VR2-1、スイッチSW2-1が設けられる構成となる。このようにして、変形例に係る液面検出装置10では、端部の抵抗値(液面Lが最下レベル、或いは最上レベル付近の抵抗値)のみを幅広く設定することが要求される場合に有効である。
[第2実施形態の説明]
次に、本発明に係る液面検出装置10の第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態に係る抵抗基板21bの構成を示す説明図である。第2実施形態に係る抵抗基板21bは、前述した図6に示した抵抗基板21aと対比して、左端の導電セグメント22-1の構成が相違する。以下、この相違部分について詳細に説明する。
図9は、図8に示す抵抗基板21bに設けられる導電セグメント22-1、22-2の詳細構成を示す説明図である。図示のように、端部に設けられる導電セグメント22-1は、幹部22aと、該幹部22aから外側に分岐する枝部22bを備えており、幹部22aと導電セグメント22-2の間には、第1の抵抗パターン51が設けられている。更に、幹部22aと22bの間には、第1の抵抗パターン51とは幅(図中上下方向の長さ)が異なる第2の抵抗パターン52が設けられている。
そして、この状態において、導電セグメント22-1と22-2の間は第1の抵抗パターン51を介して接続されるので、抵抗値を4〜40Ωの範囲で調整することができる。他方、図9に示す一点鎖線α1(幹部22aの適所)で幹部22aを切断すると、2つの導電セグメント22-1と22-2との間は、第1の抵抗パターン51と第2の抵抗パターン52の直列接続回路により接続されることになる。その結果、各抵抗パターン51,52をトリミング加工することにより、抵抗値を12〜120Ωの範囲で調整することができる。
図10は、図9に示す各抵抗パターン51,52の等価回路であり、幹部22aを切断しない場合にはスイッチSW3はオン(接触)状態であり、可変抵抗VR3の両端は短絡されるので、可変抵抗VR4のみによる抵抗調整が可能となる。他方、幹部22aを図9のα1で切断した場合には、スイッチSW3はオフ(開放)状態となるので、直列接続された2つの可変抵抗VR3,VR4による抵抗調整が可能となる。
このようにして、第2実施形態に係る液面検出装置10では、複数の導電セグメント22のうち、端部に設けられる導電セグメント(端部導電セグメント)22-1の外側に枝部22bを形成し、更に、幹部22aと枝部22bとの間に第2の抵抗パターン52を設ける構成としているので、第1の抵抗パターン51のみを用いる抵抗設定、及び第1の抵抗パターン51と第2の抵抗パターン52の直列接続回路を用いた抵抗設定のいずれかを選択することができ、端部の抵抗値(液面Lが最下レベル、或いは最上レベル付近の抵抗値)のみを幅広く設定することが要求される場合に有効である。
また、導電セグメント22-1の幹部22aを枝部22bに分岐させているので、導電セグメント22の長手方向に大きなスペースをとる必要がなく、抵抗基板21の小型・軽量化、省スペース化を図ることができる。
[第3実施形態の説明]
次に、本発明に係る液面検出装置10の第3実施形態について説明する。図11は、第3実施形態に係る抵抗基板21cの構成を示す説明図である。第3実施形態に係る抵抗基板21cは、前述した第2実施形態で説明した図8の抵抗基板21bと対比して左端の導電セグメント(端部導電セグメント)22-1、及びこれと隣接する導電セグメント(隣接導電セグメント)22-2の構成が相違する。以下、この相違部分について詳細に説明する。
図12は、図11に示す抵抗基板21cに設けられる導電セグメント22-1、22-2の詳細構成を示す説明図である。図示のように、端部に設けられる2つの導電セグメント22-1,22-2は、それぞれ所定の間隔で「コ」字形状に屈曲している。即ち、導電セグメント22-1は、本体部22-1aと、連通部22-1b、及び先端部22-1cの3個の部位からなる。本体部22-1aと先端部22-1cは、向きが180度ずれている。同様に、導電セグメント22-2は、本体部22-2aと、連通部22-2b、及び先端部22-2cの3個の部位からなる。本体部22-2aと先端部22-2cは、向きが180度ずれている。また、2つの本体部22-1aと22-2aの間に第1の抵抗パターン51が設けられ、2つの先端部22-1cと22-2cの間に第2の抵抗パターン52が設けられる。
そして、2つの導電セグメント22-1,22-2間の抵抗値を、第2の抵抗パターン52を用いて設定する場合には、第1の抵抗パターン51をトリミング加工により切断し、第2の抵抗パターン52を所定長さだけトリミング加工して任意の抵抗値に設定する。また、抵抗値を第1の抵抗パターン51を用いて設定する場合には、図中一点鎖線β1に示す部位で各連通部22-1b及び22-2bを切断し、且つ、第1の抵抗パターン51を所定長さだけトリミング加工して任意の抵抗値を設定する。等価回路は、前述した図7と同一の回路となる。
このようにして、第3の実施形態に係る液面検出装置10では、端部に設けられる2つの導電セグメント22-1,22-2を「コ」字形状に屈曲させ、本体部22-1aと22-2aの間に第1の抵抗パターン51を設け、先端部22-1cと22-2cの間に第2の抵抗パターン52を設ける構成としている。そして、前述した第1実施形態と同様に、第1の抵抗パターン51、及び第2の抵抗パターン52の少なくとも一方をトリミング加工するか、或いはトリミング加工しないことにより、2つの導電セグメント22-1、22-2間の抵抗値を設定するので、幅広い抵抗値の設定が可能となる。従って、端部の抵抗値(液面Lが最下レベル、或いは最上レベル付近の抵抗値)のみを幅広く設定することが要求される場合に有効である。
また、端部に配設される2つの導電セグメント22-1、22-2は、「コ」字形状に屈曲して形成されるので、導電セグメント22の長手方向に大きなスペースをとる必要がなく、抵抗基板21の小型・軽量化、省スペース化を図ることができる。
以上、本発明の液面検出装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した各実施形態では、第1の抵抗パターン51、及び第2の抵抗パターンの2つの抵抗パターンを使用する例について説明したが、3以上の抵抗パターンを用いるようにしても良い。この場合には、例えば、図13の等価回路に示すように、1〜3Ωの範囲で調整可能な抵抗パターン、8〜80Ωの範囲で調整可能な抵抗パターン、及び4〜40Ωの範囲で調整可能な抵抗パターンを設けることにより、より広い範囲で抵抗値を設定することができるようになる。
本発明は、例えば車両に搭載される燃料タンクの液面検出に利用することができる。
10 液面検出装置
11 フロート
12 フロートアーム
13 検出装置本体
14 摺動アーム
14a 第1接点
14b 第2接点
21,21a,21b,21c 抵抗基板
22(22-1〜22-n) 導電セグメント
22a 幹部
22b 枝部
22-1a、22-2a 本体部
22-1b、22-2b 連通部
22-1c、22-2c 先端部
24 共通電極
26 基準電極
28 測定電極
29 抵抗測定器
51 第1の抵抗パターン
52 第2の抵抗パターン
53 抵抗
P 回転軸

Claims (5)

  1. 測定対象となる液面に応じて2点間の抵抗値を変化させ、この抵抗値を測定することにより前記液面を検出する液面検出装置であって、
    前記液面の変化に応じて変位し、この変位に伴って基板上を摺動する導電性の摺動アームと、
    前記基板上に設けられ、互いに離間した短冊形状をなし、前記摺動アームの摺動方向に沿って配設された複数の導電セグメントと、
    前記各導電セグメントに跨って配設され、各導電セグメント間を連結する第1の抵抗パターンと、
    前記各導電セグメント間の少なくとも1箇所に配設されて隣接する導電セグメントを連結し、且つ前記第1の抵抗パターンとは離間した第2の抵抗パターンと、を備え、
    前記導電セグメント間の前記第1の抵抗パターン、及び第2の抵抗パターンのうちの少なくとも一方をトリミング加工するか、或いはトリミング加工せずに各導電セグメント間の抵抗値を任意に設定し、
    前記複数の導電セグメントのうちの一つを第1測定点とし、前記摺動アームを第2測定点とし、前記第1測定点と第2測定点の間の抵抗値に基づいて、前記液面を検出することを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記第1の抵抗パターン、及び第2の抵抗パターンは、前記トリミング加工する前の状態において、各導電セグメント間の抵抗値が異なることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 第2の抵抗パターンが、前記複数の導電セグメントに跨って配設されることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の液面検出装置。
  4. 前記各導電セグメントのうち、端部に配設される端部導電セグメント、及びこの端部導電セグメントに隣接する隣接導電セグメントは、それぞれ本体部及び該本体部に対して180度屈曲した方向を向く先端部を有し、前記第1の抵抗パターンは前記本体部間に配設され、前記第2の抵抗パターンは前記先端部間に配設され、
    前記抵抗値を設定する際に、前記第2の抵抗パターンが不要である場合には、前記端部導電セグメント及び前記隣接導電セグメントの、前記本体部と先端部との間を切断することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の液面検出装置。
  5. 測定対象となる液面に応じて2点間の抵抗値を変化させ、この抵抗値を測定することにより前記液面を検出する液面検出装置であって、
    前記液面の変化に応じて変位し、この変位に伴って基板上を摺動する導電性の摺動アームと、
    前記基板上に設けられ、互いに離間した短冊形状をなし、前記摺動アームの摺動方向に沿って配設された複数の導電セグメントと、
    前記各導電セグメントに跨って配設され、各導電セグメント間を連結する第1の抵抗パターンと、を備え、
    前記複数の導電セグメントのうち、少なくとも一方の端部に設けられた端部導電セグメントは、幹部及びその外側に分岐する枝部を有し、前記幹部と前記枝部との間に第2の抵抗パターンを配設し、
    前記各導電セグメント間の前記第1の抵抗パターン、及び前記第2の抵抗パターンをトリミング加工するか、或いはトリミング加工せずに各導電セグメント間の抵抗値を任意に設定し、且つ、前記端部導電セグメントは、前記幹部の適所を切断するか否かにより該端部導電セグメントと隣接する導電セグメントとの間の抵抗値を設定し、
    前記複数の導電セグメントのうちの一つを第1測定点とし、前記摺動アームを第2測定点とし、前記第1測定点と第2測定点の間の抵抗値に基づいて、前記液面を検出することを特徴とする液面検出装置。
JP2009027606A 2009-02-09 2009-02-09 液面検出装置 Expired - Fee Related JP5376980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009027606A JP5376980B2 (ja) 2009-02-09 2009-02-09 液面検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009027606A JP5376980B2 (ja) 2009-02-09 2009-02-09 液面検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010181379A true JP2010181379A (ja) 2010-08-19
JP5376980B2 JP5376980B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=42763019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009027606A Expired - Fee Related JP5376980B2 (ja) 2009-02-09 2009-02-09 液面検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5376980B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016213506A1 (de) * 2016-07-22 2018-01-25 Continental Automotive Gmbh Füllstandsgeber
JP6519568B2 (ja) 2016-10-13 2019-05-29 株式会社デンソー 液面検出装置及びその製造方法
JP6536536B2 (ja) 2016-11-04 2019-07-03 株式会社デンソー 液面検出装置及びその製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106409A (ja) * 1987-10-20 1989-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 印刷抵抗の抵抗値修正方法
JP2003254815A (ja) * 2002-03-04 2003-09-10 Yazaki Corp 液面レベル検出装置の抵抗板加工方法
JP2003287457A (ja) * 2002-01-28 2003-10-10 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置
JP2005257717A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Murata Mach Ltd 定着装置
JP2005291813A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置およびその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106409A (ja) * 1987-10-20 1989-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 印刷抵抗の抵抗値修正方法
JP2003287457A (ja) * 2002-01-28 2003-10-10 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置
JP2003254815A (ja) * 2002-03-04 2003-09-10 Yazaki Corp 液面レベル検出装置の抵抗板加工方法
JP2005257717A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Murata Mach Ltd 定着装置
JP2005291813A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nippon Seiki Co Ltd 液面検出装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5376980B2 (ja) 2013-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106802746B (zh) 触摸面板和包括其的图像显示装置
KR101331964B1 (ko) 접촉 감지 장치 및 접촉 감지 장치 제조 방법
JP5390785B2 (ja) 液面レベル検出装置
US20130068603A1 (en) Touch panel using a metal thin film, and method for manufacturing same
JP5376980B2 (ja) 液面検出装置
KR101161146B1 (ko) 금속박막을 이용한 터치패널 및 그 제조방법
KR102221548B1 (ko) 터치 패널 표시 장치
KR20130074933A (ko) 단일 금속박막 터치패널의 전극패턴 구조
KR101061625B1 (ko) 액면검출장치
JP6406575B2 (ja) タッチパネルセンサ、タッチパネル装置および表示装置
TWI662444B (zh) 觸控感測器
CN108694000B (zh) 触摸板以及配线区域形成方法
KR102229409B1 (ko) 가열되는 감지 층을 가진 가스 센서
JP6037816B2 (ja) タッチパネル及びそれを備える表示装置
EP3012723A1 (en) Touch screen panel and manufacturing method thereof
JP2014093340A (ja) 特性インピーダンス管理用テストクーポンおよびこれを備えたプリント基板
KR101785387B1 (ko) 연료탱크용 유량검출장치
KR20140000479A (ko) 터치 패널 및 이의 제조방법
JP5926234B2 (ja) 操作ユニット
JP5262444B2 (ja) 座標検出装置
JP2017049010A (ja) 電磁界プローブ
CN105742371A (zh) 传感器模块以及传感器模块的制造方法
JP7426416B2 (ja) 入力装置
CN102042842A (zh) 具有偏移调整功能的磁性编码器
JP2010217101A (ja) 燃料レベルセンサの回路基板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees