JP2005257291A - 計器の文字板照明構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】
製造コストの上昇を抑制しつつ、文字板の目盛部のレッドゾーン部の造形の自由度を向上させることが出来る計器の文字板照明構造を提供する。
【解決手段】
文字板11に設けられた目盛部12では、この文字板11の裏面側に設けられた一の照明室13内に設けられる複数の白色発光光源としての白色発光LED14…及び橙色発光光源としての橙色発光LED15…の照明光が、透過されることにより、この文字板11が、裏面側から、照明されるように構成されている。
そして、白色発光LED14…が、文字板11の目盛部12のうち、レッドゾーン部8の裏面側に位置するように配置されている。
【選択図】 図1
製造コストの上昇を抑制しつつ、文字板の目盛部のレッドゾーン部の造形の自由度を向上させることが出来る計器の文字板照明構造を提供する。
【解決手段】
文字板11に設けられた目盛部12では、この文字板11の裏面側に設けられた一の照明室13内に設けられる複数の白色発光光源としての白色発光LED14…及び橙色発光光源としての橙色発光LED15…の照明光が、透過されることにより、この文字板11が、裏面側から、照明されるように構成されている。
そして、白色発光LED14…が、文字板11の目盛部12のうち、レッドゾーン部8の裏面側に位置するように配置されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用の計器の文字板照明構造に関し、特に、文字板の目盛部のレッドゾーン部の造形の自由度を向上させることが出来る計器の文字板照明構造に関するものである。
従来の計器の文字板照明構造として、図7及び図8に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
まず、構成から説明するとこのような従来の計器の文字板照明構造では、計器としての車両用メータ1の表面側には、目盛部3が印刷された文字板2が設けられている。
この文字板2は、主に、透明な基材5の表面側及び裏面側に、複数の光源4…からの照明光を透過又は不透過とする印刷層6,7が設けられている。
次に、この従来の計器の文字板照明構造の作用について説明する。
このように構成された従来の計器の文字板照明構造では、この文字板2の裏面側に設けられた複数の光源4…を点灯すると、前記印刷層6,7によって、これらの照明光は、透過又は、不透過となり、文字及び前記目盛部3の輪郭が、高いコントラストを有して、車室内側から視認される。
特開2002−148079号公報(図2,図5,0017段落乃至0053段落)
しかしながら、このような従来の計器の文字板照明構造では、光源4のLEDが、全て橙色発光LEDである場合、図7中に示すレッドゾーン部8の目盛部3の印刷層を、赤色印刷として、透過する光の波長分布を変化させようとしても、図4に示すように、橙色発光LEDの発光する照明光の発光波長分布には、赤色と認識される波長が、殆ど含まれていない。
このため、前記レッドゾーン部8の照明色を、赤色とすることが出来ず、橙色或いは赤橙色となってしまうといった問題があった。
また、光源4のLEDが全て白色発光LEDである場合、図5中実線で示すように、広範囲に前記白色発光LEDの発光する照明光の発光波長分布が分散している。
このため、レッドゾーン部8の照明色は、白色発光LEDの発する照明光の波長分布のうち、赤色として視認される波長域のみが、前記レッドゾーン部8に施された赤色の印刷層6を透過して、車室内側の乗員に赤色のバックライト照明が当てられた目盛部3として、視認される。
しかしながら、前記文字板2全体のバックライト照明として、前記白色発光LEDを使用すると、略均一に照明を行うためには、所定の数量の前記白色発光LEDが、必要となる。
白色発光LEDは、他の色の発光LEDに比して、1個当たりの単価が高く、このような前記白色発光LEDを所定の数量必要とする構成では、製造コストの上昇を抑制することが困難であった。
また、赤色発光LEDを、前記レッドゾーン部8の透過照明に用いることも考えられるが、目盛部3の周囲の不透過とするように印刷された印刷層7まで、透過してしまい、赤色が前記レッドゾーン部8の周囲に、にじんでいるように見えてしまう。
このため、前記文字板2の裏面側に、異なる色の発光LED毎に隔離する隔壁を設けなければならないが、このような隔壁は、文字板2上に影部を発生させたり、レッドゾーン部8の開始点8aが、車種やエンジンの種類によって変更される度に、隔壁の位置を変更しなければならず、他品種少量生産には向かないといった問題もあった。
そこで、本発明は、製造コストの上昇を抑制しつつ、文字板の目盛部のレッドゾーン部の造形の自由度を向上させることが出来る計器の文字板照明構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、文字板の裏面側に設けられた光源の照明光を、透過させることにより、該文字板の裏面側から、該文字板に設けられた目盛部を照明する計器の文字板照明構造であって、前記文字板の裏面側に設けられた一の照明室内に、白色発光光源と、橙色発光光源とを配置し、前記白色発光光源を、前記文字板の目盛部のレッドゾーン部の裏面側に位置させる計器の文字板照明構造を特徴としている。
このように構成された請求項1のものは、前記文字板の目盛部のレッドゾーン部の裏面側に位置している前記白色発光光源からの照明光によって、前記レッドゾーン部が、裏面側から透過照明される。
前記レッドゾーン部の周囲では、不透過となるように印刷された印刷層が、この白色の照明光を遮断すると共に、橙色に透過するように印刷された印刷層では、この白色の照明光のうち、橙色の発光波長分布の部分のみが透過されて、にじむことなく、高いコントラストを有して、良好な視認性を与えることが出来る。
また、前記レッドゾーン部以外の文字板の目盛部等の表示部では、前記橙色発光LEDの照明光によって、略均一に照明が行われる。
このため、白色発光LEDに比して、比較的安価な橙色発光LEDを用いて、文字板の略全域のバックライト照明を行うことにより、製造コストの上昇を抑制することが出来る。
しかも、前記文字板の裏面側に設けられた一の照明室内に、白色発光光源と、橙色発光光源とが、配置されても、白色の照明光が、周囲に、にじむことが無い。
このため、ある程度は、白色発光LEDと橙色発光LEDとの配置を変更することなく、又は、若干の変更を行うことによって、前記文字板のレッドゾーン部の印刷を変更するだけで、車種やエンジンの種類に対応させることが出来る。
従って、前記文字板の目盛部のレッドゾーン部の造形の自由度が向上して、例えば、他品種少量生産に用いても好適である。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
図1乃至図3は、本実施の形態による計器の文字板照明構造を示している。
まず、構成から説明すると、このような本実施の形態の計器の文字板照明構造は、計器としての車両用メータ10の文字板11が、主に、無色透明の基材5の表面側5a及び裏面側5bに、各々複数層の印刷層H〜N及びA〜Gが、施されて目盛部12が、構成されるようにしている。
このうち、目盛部12の一定回転数以上を示す領域は、目盛部12の橙色に塗装された塗装層C(図2,3中印刷イ部分)からなる他の一般部12aと、この一般部12aと開始点8aを挟んで、連設されて、色彩を異ならせることにより、区別される赤色塗装層F,G(図2,3中印刷ロ部分)を有して構成されている。
これらの文字板11に設けられた目盛部12では、この文字板11の裏面側に設けられた一の照明室13内に設けられる複数の白色発光光源としての白色発光LED14…及び橙色発光光源としての橙色発光LED15…の照明光が、透過されることにより、この文字板11が、裏面側から、照明されるように構成されている。
そして、前記白色発光LED14…が、前記文字板11の目盛部12のうち、前記レッドゾーン部8の裏面側に位置するように配置されている。
また、この実施の形態では、前記橙色発光LED15…は、前記目盛部12の一般部12a及び、この文字板11の略全面を略均等に裏面側から照明可能なように、分散されて配置されている。
更に、この照明室13には、この白色発光LED14…及び橙色発光LED15…との間に、遮光用の隔壁等が設けられていない。
次に、この実施の形態の計器の文字板照明構造の作用について説明する。
この実施の形態の計器の文字板照明構造では、前記文字板11の目盛部12のレッドゾーン部8の裏面側に位置している前記白色発光LED14からの照明光によって、前記レッドゾーン部8が、裏面側から透過照明される。
前記レッドゾーン部8の周囲では、不透過となるように印刷された黒色印刷層A,B及びM等の印刷層によって、この白色の照明光が遮断される。
また、橙色に透過するように印刷されたオレンジ印刷層C(図2,3中印刷イ部分)からなる印刷層では、この白色の照明光のうち、橙色の発光波長分布の部分のみが透過されて、にじむことなく、高いコントラストを有して、良好な視認性を与えることが出来る。
このため、前記開始点8a近傍の目盛部12の一般部12aも、橙色の透過照明色を与えられて、車室内から視認される。
また、前記レッドゾーン部8以外の文字板11の目盛部12等の表示部である一般部12a及び文字板11全体では、前記複数の分散された橙色発光LED15…の照明光によって、略均一に照明が行われる。
このため、前記白色発光LED14に比して、比較的安価な橙色発光LED15を用いて、文字板の略全域のバックライト照明を行うことが出来、製造コストの上昇が抑制される。
しかも、前記文字板11の裏面側に設けられた一の照明室13内に、白色発光LED14…と、橙色発光LED15…とが、隔壁を設けないで配置されても、白色発光LED14が発光する白色の照明光は、前記不透過となるように印刷された黒色印刷層A,B及びM等の印刷層によって、遮断されて、前記レッドゾーン部8の周囲に、にじむことが無い。
このため、ある程度(例えば、開始点8aを約6000rpm乃至7000rpmの範囲内で適宜変更する場合)は、白色発光LED14と橙色発光LED15との配置を変更することなく、又は、一の照明室13内で、若干の変更を行う(この場合、開始点8aを、約5000rpm乃至8000rpmの範囲内で変更可能)ことによって、前記文字板11のレッドゾーン部8の印刷ロの領域を変更するだけで、車種やエンジンの種類に対応させることが出来る。
従って、前記文字板11の目盛部12では、前記レッドゾーン部8の造形の自由度が向上して、例えば、他品種少量生産等に用いても好適である。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、3個の前記白色発光LED14…を、前記目盛部14のうち、レッドゾーン部8の裏面側に設けるように構成したものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、単数、2個或いは、4個以上の複数の前記白色発光LED14を配置する等、前記文字板11の目盛部12のレッドゾーン部8の裏面側に位置させるものであるならば、白色発光LED14の形状、数量、及び発光性質が限定されるものではない。
5 基材
8 レッドゾーン部
10 車両用メータ(計器)
11 文字板
12 目盛部
13 照明室
14 白色発光LED(白色発光光源)
15 橙色発光LED(橙色発光光源)
8 レッドゾーン部
10 車両用メータ(計器)
11 文字板
12 目盛部
13 照明室
14 白色発光LED(白色発光光源)
15 橙色発光LED(橙色発光光源)
Claims (1)
- 文字板の裏面側に設けられた光源の照明光を、透過させることにより、該文字板の裏面側から、該文字板に設けられた目盛部を照明する計器の文字板照明構造であって、
前記文字板の裏面側に設けられた一の照明室内に、白色発光光源と、橙色発光光源とを配置し、前記白色発光光源を、前記文字板の目盛部のレッドゾーン部の裏面側に位置させることを特徴とする計器の文字板照明構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004065391A JP2005257291A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 計器の文字板照明構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004065391A Pending JP2005257291A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 計器の文字板照明構造 |
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2004
- 2004-03-09 JP JP2004065391A patent/JP2005257291A/ja active Pending
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