JP6536482B2 - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器 Download PDF

Info

Publication number
JP6536482B2
JP6536482B2 JP2016103256A JP2016103256A JP6536482B2 JP 6536482 B2 JP6536482 B2 JP 6536482B2 JP 2016103256 A JP2016103256 A JP 2016103256A JP 2016103256 A JP2016103256 A JP 2016103256A JP 6536482 B2 JP6536482 B2 JP 6536482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
instrument
vehicle
light
dial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016103256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017211230A (ja
Inventor
浩三 小野
浩三 小野
祥 小川
祥 小川
智康 加古
智康 加古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016103256A priority Critical patent/JP6536482B2/ja
Publication of JP2017211230A publication Critical patent/JP2017211230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6536482B2 publication Critical patent/JP6536482B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、車両用計器に関する。
車両の走行速度等を表示する車両用計器では、夜間等で発光表示ができるよう文字板の背後に光源を配置する形で構成される(特許文献1参照)。こうした車両用計器では、国によっては、車両の走行速度等の所定の計器表示以外に、車両認定用の英数記号表示を表示しなければならない場合がある。そして、そうした車両認定用の表示に関しては、車両の速度表示意匠内に表示しなければならない、非発光の表示でなければならない等、一定の規定がある。一方で、このような車両認定用の表示は、計器全体のデザインになじまない異質なものであるから、視認できる状態にしつつも、あまり目立たないようにしたいという要望がある。
特開平9−96546号公報
従来、こうした車両用計器の文字板は、透明基材の裏面に、まずは車両認定用の表示する領域を除いた抜き印刷層として不透光の黒色印刷層が形成され、その上に透光性を有した白色ベタ印刷層が形成され、さらにその上に不透光の黒色ベタ印刷層が形成される。そして、文字板は、黒色ベタ印刷層側が光源側となるように配置される。これにより、車両認定用の英数記号表示は、黒色不透光の抜き印刷層の抜き領域から透光性を有した白色ベタ印刷層を見る形で視認されるから、昼間には、ぼんやりとしてあまり目立たない白色で視認され、夜間には、不透光の黒色ベタ印刷層が光源の光を妨げるから発光せず、ほとんど見えない状態となる。他方、車両の走行速度等の必要な計器表示をする計器表示領域では、その裏面に、計器表示のための黒色抜き印刷層が形成され、その上に透光性を有した所定色のベタ印刷層が形成されており、文字板は、そのベタ印刷層側から光源の光が当たるように配置される。これにより、計器表示は、昼間には黒色の抜き印刷の抜き領域から所定色のベタ印刷層を見る形で視認され、夜間にはこの抜き領域から光源の光が透過し、ベタ印刷層の所定色で発光した状態で視認される。
このように、車両認定用の英数記号表示がなされる現在の車両用計器では、車両認定用の表示を、他の計器表示とは異なる印刷をすることで見えにくくしている。そして、見えにくくするという目的のためにより多くのコストや工数がかかってしまっているという問題がある。
本発明の課題は、車両認定用の表示がなされる車両用計器において、従来よりもそのコストや工数を削減することにある。
上記課題を解決するための車両用計器は、
計器表示が印刷形成された文字板の背面に光源の光を照射することで前記計器表示の発光表示が可能とされ、かつ車両認定用の表示が非発光表示の形でなされる車両用計器であって、
透光性を有する基材上に、前記車両認定用の表示となる領域を残した形で、所定色で不透光の印刷層が印刷形成された車両認定用表示部を有する文字板と、
前記文字板の背後に配置され、前記文字板の前記車両認定用表示部に向かう前記光源からの光を遮る前記所定色とは異なる色で不透光のリフレクタと、
を備え、前記車両認定用表示部の表示が、前記印刷層の非形成領域から前記リフレクタの色を視認させる非発光表示にてなされることを特徴とする。
従来の車両用計器の文字板は、透光性を有する基材に対し、車両認定用の表示のための黒色の抜き印刷層と、その上の白色のベタ印刷層と、さらにその上の光吸収用の黒色のベタ印刷層と、を備えた3層構造をなすことが技術常識であった。この従来構造において、光吸収用の黒色のベタ印刷層が果たしている遮光機能が文字板の背後に配置されるリフレクタにも備わっている点に着目して従来の黒色ベタ印刷層を排除するとともに、車両用計器のリフレクタの色がそのまま視認されるよう利用することにより従来の白色ベタ印刷層をも排除した。これにより、従来の黒色ベタ印刷層と白色ベタ印刷層との2層分の印刷層及び印刷工程が不要となり、それらに係る工数及びコストを削減することが可能になった。
一方で、文字板は、透光性を有する基材上に、上記車両認定用表示部と共に、車両の速度を表示するための目盛や数字表示がなされる計器表示部を有する。計器表示部は、基材上において、予め定められた計器表示領域を残して印刷形成される不透光の印刷層と、少なくとも残された計器表示領域が所定色で着色されるよう印刷形成される透光性を有した印刷層と、を有しており、それら印刷層によって所定の意匠表示を形成する。そして、計器表示部の背後には、光源からの光を導く導光部が設けられ、計器表示部の発光表示を可能とする。こうした車両用計器の文字板を製造する場合、基材上に、まずは計器表示部を構成する透光性を有した所定色の印刷層を印刷形成し、その上で、計器表示部における不透光の印刷層と車両認定用表示部における不透光の印刷層とを印刷形成する。この際に、計器表示部における不透光の印刷層と車両認定用表示部における不透光の印刷層との双方を同一の印刷層として印刷形成することで、文字板を効率的に製造することができる。
車両用計器の計器表示面の一部を示した図。 図1の計器表示面内における車両認定用の表示領域の拡大図と、そのA−A断面図とを示した図。 図1の計器表示面内における計器表示領域の拡大図と、そのB−B断面図とを示した図。 図1とは異なる車両用計器の計器表示面内における車両認定用の表示領域の拡大図と、そのC−C断面図とを示した図。
図1の車両用計器100は、計器表示面100a内において、車両の速度表示を行う速度メータ102Aや残燃料表示を行う燃料残量メータ102Bといった予め定められた計器表示がなされる計器表示部102を有する。また、車両用計器100は、それらの計器表示部102以外に、予め定められた車両認定用の文字記号からなる表示部101(以下、車両認定用表示部101という)を有する。図1の文字板10上には、これら車両認定用表示部101と計器表示部102との双方が設けられている。
車両用計器100は、図2及び図3に示すように、文字板10と、文字板10の背面を照射する光源5と、それら文字板10と光源5との間に配置されるリフレクタ4と、を有する。光源5は、ここでは配線基板6上に実装されたLEDであり、文字板10の背後に配置される。なお、光源5は、LEDとは異なる他の種類の光源を用いてもよいし、光源5を他の位置に配置し、その光を導光部材によって文字板10の背面に導く構成でもよい。
文字板10は、図2に示すように、透光性を有する基材2を有する。基材2は、透明材や半透明材であり、板状のものやシート状のものとすることができる。また、文字板10は、基材2と共に、基材2上に印刷形成された車両認定用表示部101及び計器表示部102を形成する印刷層3,7を有する。
車両認定用表示部101には、図2に示すように、基材2上において、予め定められた車両認定用の表示となる領域(ここでは英数記号E114をなす領域)3hを残した形で印刷形成された印刷層3が形成される。印刷層3は、所定色で、かつ不透光の層である。印刷層3の色は適宜選択可能であるが、ここでの印刷層3は、光反射性の高い白色とは異なる色の印刷層とされている。具体的にいえば、ここでの印刷層3は、光吸収色をなす黒色の印刷層である。
計器表示部102には、図3に示すように、基材2上において、予め定められた計器表示領域(ここではメータの目盛や数字をなす領域)3hを残した形で印刷形成された不透光の印刷層3と、残された計器表示領域3hを着色するよう印刷形成された透光性の印刷層7と、が形成される。
ここでの計器表示部102の印刷層3は、車両認定用表示部101の印刷層3と同一の層であり、ここでは光吸収色をなす黒色の印刷層である。他方、計器表示部102の印刷層7は、計器表示面100a内において計器表示をデザイン性の高い形で実現するための着色層であり、透光性を有する。印刷層7は、少なくとも計器表示領域3hに形成されていればよいが、ここでは黒色の印刷層3で覆われることを考慮して、計器表示部102の全体に印刷形成されている。なお、印刷層7は、有彩色の印刷層とすることができ、例えばオレンジやブルー等の単色の印刷層や、複数の色を有する印刷層、複数の単色層を重ねた多層の印刷層等とすることができ、光源の光が当たることでその色で発光した状態となる。
リフレクタ4は、車両認定用表示部101と計器表示部102とが形成された文字板10の背後に配置される。リフレクタ4は、印刷層3とは異なる色の不透光部材であり、ここでは白色のポリプロピレン材を用いている。
計器表示部102の背後には、図3に示すように、光源5からの光を導く導光部8が設けられる。光源5の光が導光部8によって導かれて計器表示部102の背面に照射されることで、計器表示部102の発光表示が可能となる。具体的にいえば、計器表示部102における印刷層3の非形成領域3hを発光表示させることができる。なお、導光部8は、光源5の光が計器表示部102の背後に向かうよう設けられたものであればよく、例えば、計器表示部102の背後に対面配置されたプリズム導光体や、リフレクタ4に貫通形成された貫通孔等とすることもできる。
他方、車両認定用表示部101の背後には、図2に示すように、光源5からの光を導く導光部8が設けられていない。このため、文字板10の車両認定用表示部101に向かう光源5の光は、不透光のリフレクタ4により遮断され、車両認定用表示部101を照射しない。よって、車両認定用表示部101の表示は、車両認定用表示部101において印刷層3の非形成領域3hから露出するリフレクタ4の白色をそのまま視認させる非発光の表示となる。非発光表示の車両認定用表示部101は、夜間においてはほとんど視認することができないから、計器表示部102のデザイン性の高い発光表示を邪魔することが無い。また、日中においても、車両認定用表示部101は、リフレクタ4の白色が見えるだけである。印刷層3は、光吸収性を有する黒色層であり、これに一定の高さがあるため、非形成領域3h内の奥でリフレクタ4に反射して視認される白色の反射光は、その一部が非形成領域3hを取り囲む印刷層3に吸収され、ぼんやりとした目立たない表示となる。
なお、車両用計器100の文字板10を製造する場合、まずは、基材2上に計器表示部102を構成する透光性を有した印刷層7を印刷形成し、その上で、計器表示部102と車両認定用表示部101との双方にまたがる不透光の印刷層3を印刷形成すればよい。この場合、計器表示部102と車両認定用表示部101との双方における不透光の印刷層3,3を同一の印刷層3として一回で印刷形成できるから、文字板10を効率的に製造することができる。
上記実施例はあくまでも例示にすぎない。本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、追加及び省略等の種々の変更が可能である。
以下、他の実施例や変形例について説明する。ただし、上記実施例と同じ部分については同じ符号を付することで、説明を省略する。なお、上記実施例と下記実施例ないし下記変形例は、技術的な矛盾を生じない範囲において適宜組み合わせて実施できる。
上記実施例において、文字板10は、図3に示すように、車両認定用表示部101をなす不透光の印刷層3をリフレクタ4側に形成しているが、図4に示すように、車両認定用表示部101をなす不透光の印刷層3をリフレクタ4とは逆側に形成してもよい。図4の場合、図2の場合よりもリフレクタ4の表面から印刷層3の非形成領域3hの開口までの距離が長くなるから、非形成領域3h内の奥でリフレクタ4に反射した白色の反射光は、非形成領域3hの開口から外により一層漏れにくくなり、よりぼんやりとした目立たない表示となる。
100 車両用計器
101 車両認定用表示部
102 計器表示部
10 文字板
2 基材
3 不透光の印刷層
4 リフレクタ
5 光源
7 透光性を有する印刷層

Claims (4)

  1. 計器表示が印刷形成された文字板の背面に光源の光を照射することで前記計器表示の発光表示が可能とされ、かつ車両認定用の表示が非発光表示の形でなされる車両用計器であって、
    透光性を有する基材上に、前記車両認定用の表示となる領域を残した形で、所定色で不透光の印刷層が印刷形成された車両認定用表示部を有する文字板と、
    前記文字板の背後に配置され、前記文字板の前記車両認定用表示部に向かう前記光源からの光を遮る前記所定色とは異なる色で不透光のリフレクタと、
    を備え、前記車両認定用表示部の表示が、前記印刷層の非形成領域から前記リフレクタの色を視認させる非発光表示にてなされることを特徴とする車両用計器。
  2. 前記文字板は、前記基材の前記リフレクタ側に前記車両認定用表示部をなす不透光の印刷層を有する請求項1に記載の車両用計器。
  3. 前記文字板は、前記基材の前記リフレクタ側とは逆側に前記車両認定用表示部をなす不透光の印刷層を有する請求項1に記載の車両用計器。
  4. 前記文字板は、前記基材上に、前記計器表示の領域を残した形で印刷形成された不透光の印刷層と、残された前記計器表示の領域を着色する形で印刷形成された透光性の印刷層と、を有した計器表示部を、前記車両認定用表示部と共に有し、
    前記計器表示部の背後に前記光源からの光を導く導光部が設けられ、該計器表示部の発光表示が可能とされている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用計器。
JP2016103256A 2016-05-24 2016-05-24 車両用計器 Active JP6536482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016103256A JP6536482B2 (ja) 2016-05-24 2016-05-24 車両用計器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016103256A JP6536482B2 (ja) 2016-05-24 2016-05-24 車両用計器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017211230A JP2017211230A (ja) 2017-11-30
JP6536482B2 true JP6536482B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=60476703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016103256A Active JP6536482B2 (ja) 2016-05-24 2016-05-24 車両用計器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6536482B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110229634A (zh) * 2019-07-29 2019-09-13 重庆天盛仪表有限公司 一种仪表膜及车用仪表

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60113592U (ja) * 1984-01-06 1985-08-01 カルソニックカンセイ株式会社 表示板
JP3459028B2 (ja) * 1997-07-28 2003-10-20 矢崎総業株式会社 指示計器
JP2008102092A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Denso Corp 計器
JP5052143B2 (ja) * 2007-01-16 2012-10-17 矢崎総業株式会社 表示板、および該表示板を備えた表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017211230A (ja) 2017-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5983667B2 (ja) 車両用表示装置
JP5846228B2 (ja) 計器パネル用照明表示装置
US10260917B2 (en) Structure of scale graduation and vehicle instrument
JP2008216245A (ja) 指示計器
JP2005257794A (ja) 表示装置
JP4806950B2 (ja) メータ装置
JP6536482B2 (ja) 車両用計器
JP5007189B2 (ja) シフト位置表示装置
JP2007315769A (ja) 車両用表示装置
JP6232670B2 (ja) 文字板照明構造
JP4603467B2 (ja) 計器用表示板およびそれを備えた指針計器
WO2011013762A1 (ja) 情報表示パネルおよびその情報表示パネルを具備した輸送機器
JP2014228392A (ja) 車両用表示装置
JP2011196976A (ja) 照明装置
JP2014206501A (ja) 車両用表示装置
JP6031786B2 (ja) 指針式計器装置
JP2010134276A (ja) 車両用表示装置
JP2016050791A (ja) 表示装置
JP4632021B2 (ja) 計器装置
JP2013200442A (ja) 表示装置
JP2005258208A (ja) 表示装置
JP7462835B2 (ja) 表示装置
JP6135921B2 (ja) 表示部材及び表示装置
JP4793534B2 (ja) 計器装置
JP2018066881A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180706

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190520

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6536482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250