JP2014206501A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示領域外周側の装飾部材により所期の装飾を達成する。
【解決手段】表示領域12にて車両情報を表示する表示板10と、表示板10の前方に設けられ、照明を受けて発光することにより表示領域12を外周側から装飾する透光性の装飾部材70と、装飾部材70の照明状態を制御する制御回路80とを備える装置1において、装飾部材70は、表示領域12に沿って環状に設けられ、内周側から導光される第一光源光L1により照明される環状装飾領域72と、環状装飾領域72の外周側に設けられ、内周側の環状装飾領域72から導光される第一光源光L1により照明可能、且つ後方から導光される第二光源光L2により照明可能な照明領域74とを有し、制御回路80は、照明領域74に到達する第二光源光L2の輝度を、照明領域74に到達する第一光源光L1の輝度よりも高く設定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両情報を表示する車両用表示装置に関する。
従来、表示領域において車両情報を表示する表示板の前方に、表示領域を外周側から装飾する装飾部材を設けた車両用表示装置は、一般に広く用いられている。
こうした車両用表示装置として特許文献1に開示されるものでは、内周側から導光される光源光により照明されて発光する透光性の装飾部材が表示領域に沿って環状に設けられ、当該装飾部材の発光輝度乃至は発光色に応じた装飾が可能となっている。また一方、車両用表示装置として特許文献2に開示されるものでは、光源光により照明されて発光する照明領域が環状装飾部材に沿って設けられ、当該照明領域の発光輝度乃至は発光色に応じた装飾が可能となっている。
特開2007−64682号公報 特開2012−144146号公報
さて、特許文献1に開示の如き透光性の装飾部材に、特許文献2に開示の如き照明領域を設けることで、部品点数の削減を図る技術につき、本発明者らは鋭意研究を行なってきた。かかる装飾部材では、表示領域に沿って設けられる環状装飾領域を内周側から照明する光源光は、環状装飾領域に沿った照明領域にも漏光することで、照明領域を後方から照明する別の光源光に対して干渉することになる。その結果、後方から照明領域に到達する光源光の輝度によっては、照明領域での発光について内周側からの漏光による発光が支配的となることで、照明領域での所期の装飾を達成し得なくなる懸念があった。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、表示領域外周側の装飾部材により所期の装飾を達成する車両用表示装置を、提供することにある。
本発明は、表示領域(12)において車両情報を表示する表示板(10)と、表示板の前方に設けられ、照明を受けて発光することにより表示領域を外周側から装飾する透光性の装飾部材(70)と、装飾部材の照明状態を制御する制御手段(80)とを、備え、装飾部材は、表示領域に沿って環状に設けられ、第一光源光(L1)により照明される環状装飾領域(72)と、環状装飾領域に沿って設けられ、環状装飾領域から導光される第一光源光により照明可能、且つ後方から導光される第二光源光(L2)により照明可能な照明領域(74)とを、有し、制御手段は、照明領域に到達する第二光源光の輝度を、照明領域に到達する第一光源光の輝度よりも高く設定することを特徴とする。
この本発明による透光性の装飾部材では、表示領域に沿って設けられる環状装飾領域を照明する第一光源光は、環状装飾領域に沿った照明領域を環状装飾領域からの導光により照明する。そのため、後方からの導光により照明領域を照明する第二光源光に対して、第一光源光は干渉することになる。しかし、装飾部材の照明状態を制御する本発明の制御手段によると、後方から照明領域に到達する第二光源光の輝度は、環状装飾領域から照明領域に到達する第一光源光の輝度よりも高く設定されるので、照明領域での発光については、第二光源光による発光が支配的となる。これによれば、環状装飾領域と照明領域との各照明状態を第一光源光と第二光源光とで個別に制御して、それら各照明による所期の装飾を達成することが可能となる。
ここで、本発明のさらなる特徴として、制御手段は、第一光源光と共に第二光源光を発生させる複合照明モード(Mc)であって、照明領域に到達する第二光源光の輝度を、照明領域に到達する第一光源光の輝度よりも高く設定する複合照明モードと、第一光源光を単独で発生させる単独照明モード(Ms)とを、切替制御する。
かかる特徴によると、第一光源光と共に第二光源光を発生させる複合照明モードでは、後方から照明領域に到達する第二光源光の輝度は、環状装飾領域から照明領域に到達する第一光源光の輝度よりも高く設定される。故に複合照明モードでは、環状装飾領域と照明領域との各照明状態を個別の第一光源光と第二光源光とで制御して、所期の装飾を達成可能となる。また一方、第一光源光を単独で発生させる単独照明モードでは、第一光源光により環状装飾領域が直接的に照明されるのみならず、環状装飾領域から導光される第一光源光により照明領域が間接的に照明されることになる。故に単独照明モードでは、環状装飾領域と照明領域との各照明状態を共通の第一光源光で制御して、複合照明モードとは見映えの異なった所期の装飾を達成可能となる。
また、本発明のさらなる特徴として、装飾部材は、照明領域を環状装飾領域との間に挟む装飾部材の縁部(700)に設けられ、環状装飾領域から照明領域を通じて入射する第一光源光により照明されて、当該第一光源光を前方へ向かって反射するエッジライト領域(76)を、さらに有する。
かかる特徴によると、照明領域を環状装飾領域との間に挟んだ装飾部材の縁部では、環状装飾領域から照明領域を通じて入射する第一光源光によりエッジライト領域が照明されることで、当該第一光源光が前方へ向かって反射される。これによれば、環状装飾領域を経た導光により輝度減衰した第一光源光による照明であっても、エッジライト領域における発光を際立たせて、装飾性を高めることが可能となる。
本発明の一実施形態による車両用表示装置を示す正面図である。 図1,3のII−II線断面図である。 図1における要部の拡大図である。 図1の車両用表示装置の複合照明モードを説明するための模式図である。 図1の車両用表示装置の単独照明モードを説明するための模式図である。 図1の変形例を示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1,2に示すように、本発明の一実施形態による車両用表示装置1(以下、単に「装置1」という)は、車両内のインストルメントパネルに設置されるコンビネーションメータである。装置1は、表示板10、回路基板20、第一光源30、導光部材40、第二光源50、遮光部材60、装飾部材70及び制御回路80を備えている。尚、装置1における「前方」とは、車両の車室内にて座席上の乗員に車両情報を表示する方向、即ち当該乗員による視認側を示す。また一方、車両用表示装置1における「後方」とは、座席上の乗員に表示する方向とは反対方向を示す。
図1〜3に示すように表示板10は、ポリカーボネート樹脂等からなる透光性樹脂基板に遮光性印刷層等を積層することによって、平板状に形成されている。表示板10は、円形の表示領域12と、当該領域12を外周側から囲む周辺領域14と、を有している。表示領域12には、後方から前方に透光可能な目盛及び文字等が複数の指標16として、周方向に並んで形成されている。表示領域12では、その前方にて回転する指針18が回転位置に応じた指標16を指示することで、車両情報が表示される。本実施形態において表示される車両情報は、車両の走行速度であるが、車両のエンジン回転数、水温及び燃料残量等、車両に関する各種情報であっても勿論よい。
図2,3に示すように周辺領域14には、表示領域12よりも前方に突出して後方に導光空間140を確保する断面山形の堤部142が、表示領域12の外周縁部の周方向全域に沿った円環状に形成されている。堤部142において周方向全域には、内周側から外周側に透光可能且つ後方から前方に透光可能な第一透過部144が形成されている。また、周辺領域14のうち堤部142の外周側において周方向に間隔をあけた二箇所には、後方から前方に透光可能な第二透過部146が形成されている。
図2に示すように回路基板20は、平板状に形成されたガラスエポキシ基板等のプリント基板であり、表示板10の後方に配置されている。
図1,2に示すように、発光ダイオード(LED)等からなる第一光源30は、表示領域12の後方において回路基板20に実装されている。第一光源30は、表示領域12の周方向に沿って所定間隔ずつをあけた複数箇所に、それぞれ一つずつ配置されている。第一光源30は、通電により点灯して所定色に発光、特に本実施形態では、互いに同一の青色に発光する。
図2に示すように導光部材40は、アクリル樹脂乃至はポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂から円形馬蹄状に形成され、周辺領域14のうち堤部142の後方と表示領域12の後方とに跨って配置されている。導光部材40の内周縁部42は、後方に突出することで、複数の第一光源30と対向している。導光部材40の外周縁部44は、前方の導光空間140内に突入することで、外周側の第一透過部144と対向している。これらの対向形態により導光部材40は、図4,5に示すように、各第一光源30の発する光としての第一光源光L1を、内部での反射により外周縁部44まで導光して第一透過部144に入射させる。こうして第一透過部144に入射された各第一光源30からの第一光源光L1は、当該透過部144を透過して堤部142の内周側から外周側へ且つ後方から前方へ導光される。尚、導光部材40は、縁部42,44間の中間部の前方にて対向する各指標16にも第一光源光L1を透過させる(図示なし)ことで、それら指標16を発光表示させる。
図1〜3に示すように、発光ダイオード(LED)等からなる第二光源50は、周辺領域14のうち第二透過部146の後方において回路基板20に実装されている。第二光源50は、周辺領域14の周方向にて所定間隔を挟んだ二箇所に、それぞれ複数ずつ例えばチップ状に纏めて配置されている。複数の第二光源50は、通電により点灯して所定色に発光、特に本実施形態では、各箇所のそれぞれにて互いに異なる赤色と青色と緑色とに発光する。図4に示すように、これら各第二光源50の発する光としての第二光源光L2は、第二透過部146に入射されることで、当該透過部146を透過して周辺領域14の後方から前方へと導光される。
図2,3に示すように遮光部材60は、ABS樹脂等の不透光性樹脂から略三角筒状に形成され、周辺領域14及び回路基板20の間において各箇所の第二光源50の周囲をそれぞれ取り囲んでいる。遮光部材60は、周辺領域14から回路基板20に跨って延伸することで、各第二光源50から導光部材40側へ第二光源光L2が漏光するのを規制している。
図2,4,5に示すように装飾部材70は、アクリル樹脂乃至はポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂から形成され、周辺領域14の前方に配置されている。装飾部材70は、各光源光L1,L2による照明を受けて発光することで、表示領域12を外周側から装飾する。装飾部材70は、環状装飾領域72、照明領域74及びエッジライト領域76を一体に有している。
図1〜3に示すように環状装飾領域72は、同じ装飾部材70の他領域74,76よりも前方に突出する断面山形に形成され、表示領域12の周方向全域に沿って円環状に延伸している。環状装飾領域72は、周辺領域14のうち第一透過部144の周方向全域を、前方から直接は視認不能にカバーしている。かかるカバー形態の環状装飾領域72は、内周側の第一透過部144から導光される第一光源光L1により、図4,5の如く照明される。
図1〜3に示すように照明領域74は、環状装飾領域72の外周側において周方向に間隔をあけた二箇所に、形成されている。環状装飾領域72の周方向一部に沿って略平板状に広がる各照明領域74は、内周側の環状装飾領域72から導光される第一光源光L1により、図4,5の如く照明される。それと共に、周辺領域14のうち対応する第二透過部146の形成箇所を前方から視認可能にカバーする各照明領域74は、当該対応透過部146から導光される第二光源光L2により、図4の如く照明される。
図2,3に示すように照明領域74は、断面V字形の溝部75を、装飾部材70の後方裏面に有している。尚、照明領域74を前方から視た正面図である図3では、説明の理解を容易にするため、照明領域74の透光性材料を通じて透けて視える後方の溝部75の輪郭を、実線にて模式的に示している。本実施形態の溝部75については、環状装飾領域72側から、後に詳述のエッジライト領域76側へ向かって、その複数条が並んで形成されている。各溝部75は、前方から後方へ向かうほど環状装飾領域72側に傾斜する内面750と、前方から後方へ向かうほど環状装飾領域72とは反対側に傾斜する内面752とを、有している。各溝部75は、照明領域74内にて環状装飾領域72側から内面750へと到達する第一光源光L1を、図4,5の如く当該内面750により前方へ向かって反射する。また、各溝部75は、後方の第二透過部146から導光されて内面750,752に入射する第二光源光L2を、図4の如く前方へ向かって透過させる。
図1〜3に示すようにエッジライト領域76は、装飾部材70の縁部700のうち各照明領域74を環状装飾領域72との間に挟む二箇所に、形成されている。図1,2に示すようにエッジライト領域76は、前方から後方へ向かうほど直近の照明領域74側へ傾斜する反射面760を、有している。尚、エッジライト領域76を前方から視た正面図である図3では、説明の理解を容易にするため、エッジライト領域76の透光性材料を通じて透けて視える輪郭を、実線にて模式的に示している。図4,5に示すようにエッジライト領域76は、環状装飾領域72から照明領域74を通じて反射面760に到達する第一光源光L1により、照明され、このとき反射面760は、当該第一光源光L1を前方へ向かって反射する。尚、本実施形態では、第二光源光L2が各溝部75によりエッジライト領域76側へ反射されて反射面760によりさらに反射される現象を、抑制するように、各溝部75の内面750,752の傾斜角度等が設定されている。
図2に示す「制御手段」としての制御回路80は、マイクロコンピュータ等からなる電子回路であり、回路基板20に実装されている。制御回路80は、各光源30,50及び車両の各種センサに電気接続され、それらセンサにより検出の車両情報に基づいて各光源30,50への通電を制御する。かかる制御回路80は、各第一光源30への通電制御により、青色の第一光源光L1を発生させるのに対し、各第二光源50への通電制御により、赤色、青色及び緑色のうち乗員に報知する車両情報(例えば燃費情報等)の変化に応じた色に、第二光源光L2を発生させる。したがって、制御回路80によれば、第一光源光L1の色相を車両情報によらず固定制御する一方、第二光源光L2の色相を車両情報に応じて可変制御することで、装飾部材70における各領域72,74,76の照明状態を制御可能となっている。尚、第二光源光L2の色相を可変制御する車両情報については、上述の如く車両の各種センサにより検出のもの以外にも、車両におけるスイッチ等の入力装置に乗員から入力されるものであってもよい。
本実施形態の制御回路80は、図4の如く第一光源光L1と共に第二光源光L2を発生させる複合照明モードMcと、図5の如く第一光源光L1を単独で発生させる単独照明モードMsとを、車両情報に応じて切替制御する。具体的には、図4の複合照明モードMcにおいて制御回路80は、各照明領域74に到達する第二光源光L2の輝度を、それぞれ同一の照明領域74に到達する第一光源光L1の輝度よりも高く設定する。ここで、第一光源光L1が要素40,144,72を順次経由して領域74に到達する一方、第二光源光L2が要素146のみを経由して各領域74に到達する本実施形態では、例えば各光源光L1,L2の発光輝度を実質同一とすることで、かかる設定を実現できる。また一方、図5の単独照明モードMsにおいて制御回路80は、各照明領域74に到達する第二光源光L2の輝度を零として、各照明領域74に到達する第一光源光L1の輝度を、複合照明モードMcと実質同一輝度に設定する。
(作用効果)
以上説明した装置1による作用効果を、以下に説明する。
装置1における透光性の装飾部材70では、表示領域12に沿って設けられる環状装飾領域72を照明する第一光源光L1は、環状装飾領域72に沿った照明領域74を同領域72からの導光により照明する。そのため、後方からの導光により照明領域74を照明する第二光源光L2に対して、第一光源光L1は干渉することになる。しかし、装飾部材70の照明状態を制御する制御回路80によると、後方から照明領域74に到達する第二光源光L2の輝度は、環状装飾領域72から照明領域74に到達する第一光源光L1の輝度よりも高く設定される。これにより、照明領域74での発光については、第二光源光L2による発光が支配的となる。これによれば、環状装飾領域72と照明領域74との各照明状態を第一光源光L1と第二光源光L2とで個別に制御して、それら各照明による所期の装飾を達成することが可能となる。
また、第一光源光L1と共に第二光源光L2を発生させる複合照明モードMcでは、後方から照明領域74に到達する第二光源光L2の輝度は、環状装飾領域72から照明領域74に到達する第一光源光L1の輝度よりも高く設定される。故に複合照明モードMcでは、環状装飾領域72と照明領域74との各照明状態を個別の第一光源光L1と第二光源光L2とで制御して、所期の装飾を達成可能となる。また一方、第一光源光L1を単独で発生させる単独照明モードMsでは、第一光源光L1により環状装飾領域72が直接的に照明されるのみならず、環状装飾領域72から導光される第一光源光L1により照明領域74が間接的に照明されることになる。故に単独照明モードMsでは、環状装飾領域72と照明領域74との各照明状態を共通の第一光源光L1で制御して、複合照明モードMcとは見映えの異なった所期の装飾を達成可能となる。
また、照明領域74を環状装飾領域72との間に挟んだ装飾部材70の縁部700では、環状装飾領域72から照明領域74を通じて入射する第一光源光L1によりエッジライト領域76が照明されることで、当該光源光L1が前方へと反射される。これによれば、環状装飾領域72を経た導光により輝度減衰した第一光源光L1による照明であっても、エッジライト領域76における発光を際立たせて、装飾性を高めることが可能となる。
また、環状装飾領域72及びエッジライト領域76での発光を支配する第一光源光L1の色相が固定制御される中、それら領域72,76間にて照明領域74での発光を支配する第二光源光L2の色相を可変制御することで、当該領域74への注視度を高め得る。ここで、第二光源光L2の色相に対する可変制御は、車両情報に応じた情報を提供し得るので、装飾性だけでなく、情報提供性をも照明領域74に担わせることが可能となる。
また、照明領域74にて装飾部材70の後方裏面に設けられる断面V字形の溝部75によると、複合照明モードMcでは、環状装飾領域72から導光される第一光源光L1を前方へ反射させると同時に、後方から導光される第二光源光L2を前方へ透過させることができる。これによれば、到達輝度の高い第二光源光L2により照明領域74全体としての照明状態を制御しつつも、到達輝度の低い第一光源光L1により溝部75の内面を当該領域74内で局所的に発光させて、装飾性を高めることが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に変形例1では、図6に示すように環状装飾領域72を、表示領域12の周方向一部に沿う部分円環状(円弧状)に形成してもよい。また、変形例2では、エッジライト領域76を形成しなくてもよい。
変形例3では、照明領域74における各溝部75の内面750,752の一方を傾斜させないで、前後に真っ直ぐ広がる平面状に形成してもよい。あるいは変形例4では、照明領域74に溝部75を一条だけ形成してもよい。またあるいは変形例5では、照明領域74に溝部75を形成しなくてもよい。
変形例6では、第一光源光L1を単独発生させる単独照明モードMsを実行しないで、第一光源光L1及び第二光源光L2を共に発生させる複合照明モードMcのみを実行してもよい。あるいは変形例7では、第一光源光L1を単独発生させる単独照明モードMsの代わりに、第二光源光L2を単独発生させる単独照明モードMsを実行してもよい。
変形例8では、第一光源光L1の色相を車両情報に応じて可変制御してもよい。また、変形例9では、第二光源光L2の色相を車両情報によらず固定制御してもよい。
1 車両用表示装置、10 表示板、12 表示領域、14 装飾領域、30 第一光源、50 第二光源、70 装飾部材、72 環状装飾領域、74 照明領域、75 溝部、76 エッジライト領域、80 制御回路、700 縁部、L1 第一光源光、L2 第二光源光、Mc 複合照明モード、Ms 単独照明モード

Claims (5)

  1. 表示領域(12)において車両情報を表示する表示板(10)と、
    前記表示板の前方に設けられ、照明を受けて発光することにより前記表示領域を外周側から装飾する透光性の装飾部材(70)と、
    前記装飾部材の照明状態を制御する制御手段(80)とを、備え、
    前記装飾部材は、
    前記表示領域に沿って環状に設けられ、第一光源光(L1)により照明される環状装飾領域(72)と、
    前記環状装飾領域に沿って設けられ、前記環状装飾領域から導光される前記第一光源光により照明可能、且つ後方から導光される第二光源光(L2)により照明可能な照明領域(74)とを、有し、
    前記制御手段は、
    前記照明領域に到達する前記第二光源光の輝度を、前記照明領域に到達する前記第一光源光の輝度よりも高く設定することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第一光源光と共に前記第二光源光を発生させる複合照明モード(Mc)であって、前記照明領域に到達する前記第二光源光の輝度を、前記照明領域に到達する前記第一光源光の輝度よりも高く設定する複合照明モードと、
    前記第一光源光を単独で発生させる単独照明モード(Ms)とを、切替制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記装飾部材は、
    前記照明領域を前記環状装飾領域との間に挟む縁部(700)に設けられ、前記環状装飾領域から前記照明領域を通じて入射する前記第一光源光により照明されて、当該第一光源光を前方へ向かって反射するエッジライト領域(76)を、さらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記第一光源光の色相を固定制御する一方、前記第二光源光の色相を車両情報に応じて可変制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記照明領域は、
    前記装飾部材の後方裏面に設けられる断面V字形の溝部(75)であって、前記環状装飾領域から導光される前記第一光源光を前方へ向かって反射し、後方から導光される第二光源光を前方へ向かって透過させる溝部を、有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
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