JP2005256427A - 寒冷地用湯水混合散水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】寒冷地においても安心して使用できる湯水混合散水栓装置を提供する。
【解決手段】湯水の流入口、流出口、排出口を有し、弁箱内を弁体が移動して開栓、排出両状態を選択する湯水抜栓と、その下流側に位置し、ボデーに入水口、入湯口を有する混合水栓柱との、水の流出口と入水口、湯の流出口と入湯口とを地中、凍結深度以下において接続してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、庭等に設置され、水と湯が使用できる混合水栓柱を寒冷地においても使用できるようにした、寒冷地用湯水混合散水栓装置に関するものである。
最近、寒くなってきた時、あるいは汚れ落ちの良いことから、屋外での手洗いや洗車等の目的のため、水だけでなく湯も使用できる混合水栓柱が使用され始めてきた。
しかし、北海道、東北等の寒冷地においては、冬期間、水栓柱内の湯水が凍結して使用できない、あるいは管の破損事故につながり、多大な費用がかかるため、一般的にはほとんど普及していなかった。
特開2002−348920号公報
そのため、寒冷地においても安心して使用できる寒冷地用湯水混合散水栓装置を提供することを目的とするものである。
湯水の流入口、流出口、排出口を有し、弁箱内を弁体が移動して開栓、排出両状態を選択する湯水抜栓と、その下流側に位置し、ボデーに入水口、入湯口を有する混合水栓柱との、水の流出口と入水口、湯の流出口と入湯口とを地中、凍結深度以下において接続することを最も主要な特徴とする。
本発明により、簡単な操作で確実に混合水栓柱の湯水の排出ができ、凍結防止を可能にしたので、寒冷地における快適な暮らしの向上に大きく貢献できるものであり、さらに、従来市販の混合水栓柱をそのまま、あるいはわずかな改良で寒冷地用として使用できる、という利点もある。
本発明は、上流側にもうけた湯水抜栓の操作により混合水栓柱の凍結防止をするものであり、戸外の給湯器の近傍に湯水抜栓、混合水栓柱を設置するのが配管の面から言って最も望ましいが、屋内に給湯器を設置する場合は、湯の流入口が給湯器、あるいは湯配管のできるだけ近傍になるよう、湯水抜栓を位置させておくのが、凍結防止上、最良となる。
図2に本発明の装置概略図を示すが、Aは戸外に設置された従来の混合水栓柱であり、地中凍結深度以下に埋設されるボデーA1の入水口A2と入湯口A3とから供給される湯水を、化粧管A4内に収容されるそれぞれ別個の立上管(図面省略)を介して、図面と直角方向にもうけられる放出口A5から混合して放出するようにしている。A6、A7は立上管からの湯水の混合用スピンドル(図面省略)の混合用ハンドルである。
Bは北海道のように給湯器Cが屋内に設置される場合の本発明の湯水抜栓であり、上端部にもうけられた湯の流入口B1によって給湯器Cの近傍に接続されており、その途中で湯配管Dを分岐する。地中、凍結深度以下に埋設された弁箱B2の水の流入口B3は引き込み管Eに接続され、水の流出口B4、湯の流出口B5は混合水栓柱Aの入水口A2、入湯口A3と、それぞれ水供給管F、湯供給管Gを介して接続されている。
図1に湯水抜栓Bの断面図を示すが、弁箱B2は側方に水の流入口B3、水の流出口B4、湯の流出口B5を、B3、B4を同一軸心上に、B5をその上方に位置してもうけており、両者の中間部に湯水の排出口1を紙面と直角方向に形成している。図示しないが、排出口1には、地中の汚水が弁箱B2に侵入しないよう、逆止弁が接続されている。
内部には上から順に4個のシリンダ2、3、4、5を、湯の流出口B5と排出口1間、排出口1と水の流出口B4間、水の流出口B4と水の流入口B3間、水の流入口B3下方にそれぞれ形成している。
弁箱B2内には弁体6が収容され、弁体6には、上記シリンダ2、3、4、5を摺動する4個の環状パッキン7、8、9、10を装着し、内部に、弁体6の下降時の水あるいは空気の圧縮防止用連通口11を下端から環状パッキン7、8間に開口させて穿っている。なお、湯水の流出口B5、B4間に排出口1を配置しているので、開栓状態で環状パッキン7、8あるいは10に事故があったような場合にも、水側に湯が混入する汚染や湯側に水が混入して圧力が上昇し、給湯器の事故を招く、等を効果的に防止することができる。
弁箱B2はパイプ12を介して室内に延長され、湯の流入口B1を有する湯受け弁箱13に接続される。湯受け弁箱13は側方に吸気弁14をねじ接続しており、内部に湯受けシリンダ15、16を形成し、その上端に雌ねじ金具17を接続する。
雌ねじ金具17に作動用雄ねじ18で螺合される操作桿19は、上端にハンドル20を装着し、下端に湯受け弁体21を回転自在に管吊連結し、さらにロッド22、ストッパ継手23を介して弁体6に連結されている。湯受けシリンダ15、16を湯受け弁体21に装着したOリング24、25が摺動して湯の流入口B1を開閉するようにしている。26はシリンダ16下方に穿った、吸気弁14に連通する吸気口である。
図は開栓状態を示しているが、引き込み管Eからの水は水の流入口B3、水の流出口B4、水の供給管Fを通って混合水栓柱Aに至り、給湯器Cからの湯は、湯の流入口B1からパイプ12、湯の流出口B5、湯の供給管Gを通って同じく混合水栓柱Aに至っているので、混合ハンドルA6、A7の操作により、湯水が放出口A5から放出されることになる。
冬になり、混合水栓柱A内の水抜きをしたい、というときは、湯水抜栓Bのハンドル20を操作して操作桿19を作動用雄ねじ18により上昇させれば良く、湯受け弁体21は回転することなく上昇し、Oリング25が湯受けシリンダ16に密着して湯の流入口B1を閉塞する。
同時に、弁体6の環状パッキン9がシリンダ4に密着して、水の流入口B3からの圧力水を遮断し、さらに上昇して環状パッキン7、8がそれぞれシリンダ2、3から離脱する。そのためパイプ12内の湯は吸気弁14が大気に開口し、吸気口26から吸気しながら排出口1から排出される。
その後で混合水栓柱の混合ハンドルA6、A7を開いて大気に開放すると、混合水栓柱A内の湯水も水供給管F、湯供給管Gを通って、やはり排出口1から排出されるので、戸外あるいは床下等の凍結雰囲気になりやすい部分の湯水は完全になくなるため、凍結事故は生じないことになる。
この時、混合水栓柱Aの混合ハンドルA6、A7に接続される、湯水の遮断、流量調整用の混合スピンドル(図示せず)に予め吸気弁を内蔵しておけば、湯水抜栓Bを操作した後で、いちいち外に出て混合水栓柱Aの操作をする必要がないので便利であるが、その場合には従来品の混合スピンドルを吸気弁付のものに交換しておく必要はある。
また、湯水抜栓Bの吸気弁14を湯受け弁体21あるいは操作桿19内に収容することもでき、さらには、湯受け弁体21のOリングを1本増やし、Oリング25がシリンダ16に密着した後で、そのOリングをシリンダから離脱させ、吸気させることも可能である。
湯配管D内の湯は、別の湯水抜栓あるいは湯排出弁で抜くことになるが、本実施例においては、湯配管Dと湯の流入口B1を近接させているため、両者管の配管が、湯水抜栓Bの排出操作後、凍結する恐れはない。
図3に本発明の他の実施例における装置概略図を示すが、給湯器Cを屋内でなく戸外に設置しており、引き込み管Eは途中、水分岐管H1、H2として屋内、給湯器Cに立ち上げられ、地中に埋設されたボックスJ内に収容される湯水抜栓Bに接続されている。給湯器Cからの湯配管Dは、地中で屋内側と湯水抜栓B側に分岐されており、水供給管F、湯供給管Gを介して混合水栓柱Aに湯水が供給されるようになっている。なお、ボックスJを省略し、ハンドル部分が地上に突出するタイプの湯水抜栓Bを採用しても良い。
図4に、図3の湯水抜栓Bの1実施例を示すが、弁箱B2は、側壁下方に水の流入口B3、水の流出口B4を、その上方に湯の流入口B1、湯の流出口B5をもうけ、その中間部に排出口1を有している。内部には、上から順に4個のシリンダ15、16、2、3を形成し、下端部に小径シリンダ27をもうけ、その上端を弁座28としている。
弁体6は、上記シリンダ15、16、2、3のそれぞれを摺動する4個の環状パッキン24、25、7、8を装着し、下端部に、上記小径シリンダ27を摺動する樹脂製の制水環29および弁座28に密着する平パッキン30をビス31により離脱しないよう装着する。
図は開栓状態を示しているが、排出状態にするときは、ハンドル(省略)操作により弁体6を下降させると良く、環状パッキン25がシリンダ16に、制水環29が小径シリンダ27に密着して、湯の流入口B1と水の流入口B3からの湯水を遮断した後で、環状パッキン7がシリンダ2から、環状パッキン8がシリンダ3から離脱し、混合ハンドルA6、A7を開くと混合水栓柱A内の湯水は排出口1から排出されることになる。
混合スピンドルに吸気弁を収容しておけば、混合ハンドルA6、A7を開かなくても水抜きが行えること、およびその他の作動態様は実施例1のものと同様であるが、本実施例においては、湯水抜栓Bを戸外に設置できるので、混合ハンドルの操作自体もあまり苦にならず、従って、従来の混合水栓柱をそのまま使用できる可能性もそれだけ高くなる、という利点があり、室内の給湯器C近傍に、湯水抜栓Bを突出させるという、配管上、生活空間上の障りを解消できるというメリットもある。
実施例1、2における湯水抜栓Bの排出口1は、湯水を混合して排出するようにしているが、例えば、環状パッキンおよびシリンダを1個増やし、湯用排出口と水用排出口を別個にもうけ、排出時においても湯水を混合しないようにして、より衛生面で安全策を採るようにしても良い。
本発明は、住宅の庭だけでなく、公園等、不特定多数の人が使用する公共性の場に設置しても良く、工場内で洗浄用として使用することもでき、いずれにしても寒冷地の快適な生活向上に大きく貢献できるものである。
本発明の湯水抜栓の1実施例を示す、開栓状態における縦断面図である。(実施例1) 本発明の1実施例を示す、装置概略図である。(実施例1) 本発明の他の実施例を示す、装置概略図である。(実施例2) 本発明の湯水抜栓の他の実施例を示す、開栓状態における縦断面図である。(実施例2)
符号の説明
A 混合水栓柱
A1 ボデー
A2 入水口
A3 入湯口
B 湯水抜栓
B1 湯の流入口
B2 弁箱
B3 水の流入口
B4 水の流出口
B5 湯の流出口
C 給湯器
1 排出口
6 弁体

Claims (1)

  1. 湯水の流入口、流出口、排出口を有し、弁箱内を弁体が移動して開栓、排出両状態を選択する湯水抜栓と、その下流側に位置し、ボデーに入水口、入湯口を有する混合水栓柱との、水の流出口と入水口、湯の流出口と入湯口とを地中、凍結深度以下において接続してなる寒冷地用湯水混合散水栓装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009155978A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Toto Ltd 水抜栓

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