JP2005255185A - ラップフィルム収納ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラップフィルムを安定して収納するとともに、その端部を清潔に保持する。
【解決手段】 ラップフィルムロールを収納する容器本体1と、容器本体1の周方向一端にヒンジ結合された容器蓋8と、容器本体1の周方向他端に外向き山形形状に突設されてラップフィルムの端部が当接される当接面2と、容器蓋8の周方向他端にヒンジ結合されて当接面2の形状に対応する断面くの字形に形成されるとともに先端にカッター17を保持したフラップ14と、容器本体1の軸方向端部の側板1a,1bと容器蓋8の軸方向端部の側板8a,8bとの重合部に相対向して設置された吸着用磁石5,6および吸着用磁石11,12とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、台所や厨房で食品の保存等に使用するラップ、アルミホイル、クッキングペーパー等(以下、ラップフィルムと称す)のロールを収納するラップフィルム収納ケースに関し、詳しくは、収納ケースからラップフィルムを引き出して切断後に、収納ケース側に残ったラップフィルム端部が収納ケースの内部に戻らないようにして、次回の使用時に端部を容易に引き出すことのできるラップフィルム収納ケースに関する。
従来のラップフィルム収納ケースとしては、特許文献1に記載の「ラップフィルム収納ケース」がある。これは、フタ2が固定バンド8で容器本体1側に固定できるように構成されている。すなわち、図4および図5に示されるように、フタ2の側面には固定バンド8が一体に形成されており、この固定バンド8は、フタ2側への付け根部8a が屈曲自在に設けられるとともに、その付け根部8a の屈曲により容器本体1の側板部1−1に外側から当接できるように構成されている。また、この固定バンド8には、容器本体1の側板部1−1と当接する面側に、係合凸部9が設けられている。これに対して、容器本体1の側板部1−1には係合孔10が設けられている。このように構成されたことで、容器本体1側の係合孔10に上記固定バンド8側の係合凸部9が挿入され係合することにより、フタ2は固定バンド8で容器本体1側に固定される構造となっている。
特開2003−81280号公報、図4および図5
しかしながら上述した特許文献1に記載の「ラップフィルム収納ケース」は、容器本体1にフタ2を被せてその閉じた状態を保持するために、固定バンド8の先端に設けた係合凸部9を、容器本体1側の係合孔10に係合させる構造であるため、プラスチック製の固定バンド8の先端が経年変化により外側へ変形したり、係合凸部9が磨耗したりすることがあった。その場合は、容器本体1とフタ2との係合が不完全となり、使用中に、フタ2が不意に開いてラップフィルムが飛び出すという不具合があった。そこで、本発明は、使用中に、容器本体とフタとの係合が外れることのない安定した使用感の得られるラップフィルム収納ケースを提供することを目的とした。
上記課題を解決するために、本発明のラップフィルム収納ケースは、ラップフィルムロールを収納する容器本体と、該容器本体の周方向一端にヒンジ結合された容器蓋と、前記容器本体の周方向他端に外向き山形形状に突設されてラップフィルムの端部が当接される当接面と、前記容器蓋の周方向他端にヒンジ結合されて前記当接面の形状に対応する断面くの字形に形成されるとともに先端にカッターを保持したフラップと、前記容器本体の軸方向端部の側板部と前記容器蓋の軸方向端部の側板部との重合部または当接部に相対向して設置された吸着用磁石とを備えたことを特徴とする。
なお、前記当接面と前記フラップの内面との相対向する位置にそれぞれ吸着用磁石を配設することも可能である。
また、前記相対向して設置された吸着用磁石の一方を磁性金属片とすることも可能である。
さらに、前記容器本体と前記容器蓋とを軸支するヒンジ部分に前記容器蓋を開方向に付勢するばねを装着することが好ましい。
同様に、前記容器蓋と前記フラップとを軸支するヒンジ部分に前記フラップを閉方向に付勢するばねを装着することが好ましい。
また、前記フラップの外側稜線部分の軸方向中央部に凹部を形成することが好ましい。
同様に、前記当接面の稜線部分の軸方向中央部に凹部を形成することが好ましい。
さらに、前記当接面の少なくとも周方向外側の面に、当接されたラップフィルムを吸着する吸着材を貼着することが好ましい。
さらに、前記容器蓋の内面であって前記容器本体側ヒンジ寄りの位置に板ばねの基端部を固着しその先端部を前記フラップ側の軸心寄りに保持することも可能である。
以上述べたように本発明によれば、容器本体の軸方向端部の側板部と容器蓋の軸方向端部の側板部との重合部または当接部に相対向して吸着用磁石を設置したことで、容器本体と容器蓋は確実に閉じた状態に保持されて、使用中に突然蓋が開いてラップフィルムが飛び出すこと解消される。また、収納ケースからラップフィルムを引き出して切断後に、収納ケース側に残ったラップフィルム端部が収納ケースの内部に戻らないため、次回の使用時に端部を容易に引き出すことができる。さらには、フラップおよび当接面の軸方向中央部分に凹部を設けたことで、視力障害のある使用者であっても、ラップフィルムの容器への収納および取り出しの操作が容易かつ確実に行える。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1〜図3は本発明をラップ専用のラップフィルム収納ケースに適用した第1の実施形態を示し、図1はラップを収納した状態の斜視図であり、図2は使用状態の横断面図であり、図3はラップ交換のため開放した状態の斜視図である。これらの図に示されるように、ラップフィルム収納ケースは、ラップが収納される断面半円形をした容器本体1の周方向一端に外方向に突出した山形形状の当接面2が形成されている。当接面2の周方向外側の表面には、引き出されたラップを吸着するための樹脂板3が貼着されている。樹脂板3としては、商品名「サンロイドユニ」(筒中プラスチック工業株式会社製)が好ましいがこれに限定されるものではない。当接面2の軸方向中央部分には、ラップを摘みやすくするためと視覚障害がある使用者が中央部分を確認できるように凹部4が形成されている。なお、図4は、容器本体1から当接面2の部分を取り出して単独で示した斜視図である。
容器本体1の軸方向両端には円形をした側板1a,1bが一体的に取り付けられている。この側板1a,1bは樹脂製であり、その中心部分に磁石5,6が嵌着されている。容器本体1の周方向他端には、ヒンジ7を介して断面半円形をした容器蓋8が軸支されている。容器蓋8の軸方向両端には一部が欠けた円形の側板8a,8bが一体的に取り付けられている。この側板8a,8bは、容器本体1の側板1a,1bの間隔よりも広く配置されているため、容器蓋8が閉じられたとき、側板1a,1bの外側に重合する。この側板8a,8bは樹脂製であり、その中心部分に磁石11,12が嵌着されている。容器蓋8が閉じられたときに、側板8a,8bが容器本体1の側板1a,1bの外側に重合し、磁石5,6と磁石11,12が互いに吸着することで、容器本体1に対して容器蓋8が閉じられた状態を保持することができる。なお、磁石5,6と磁石11,12のいずれか一方を鉄片に置き換えることも可能である。
容器蓋8の周方向他端には、ヒンジ13を介して断面L字形をしたフラップ14が軸支されている。また、ヒンジ13にはコイルばね15が装着されて、フラップ14を閉じ方向に付勢している。容器本体1に容器蓋8が閉じられた状態で、フラップ14が閉じ方向に回動すると、フラップ14の先端の折曲部分が当接面2に重なるとともに、このフラップ14の閉じた状態がコイルばね15により保持されて、内部に収納されているラップの先端が直接外気に触れないように保持される。フラップ14の先端内側には、アングル材16が接着されており、その間に鋸歯状のカッター17が保持されている。このカッター17により引き出されたラップが切断される。このフラップ14の外側先端側の面の軸方向中央部分には、フラップ14を摘みやすくするためと視覚障害がある使用者が中央部分を確認できるように凹部18が形成されている。なお、図5はフラップ14を単独で示した斜視図である。
このように構成されたラップフィルム収納ケースを使用する場合は、図3のように、容器蓋8を開き、かつフラップ14をコイルばね15の付勢に対抗して開いた状態にしてから、ラップ19を図2のような巻き付け方向にして、容器本体1の内部に挿入する。次に、ラップ19の先端を当接面2よりも外側に引き出してから、容器蓋8を閉じる。すると、容器本体1側の磁石5,6と、容器蓋8側の磁石11,12とが互いに吸着し合って、図2のように容器本体1に対して容器蓋8が閉じられた状態に強く保持され、通常の取り扱いでは、容器蓋8が開くことなく保持される。
次に、開放状態であるフラップ14を放置すると、コイルばね15によりフラップ14は閉じられて、当接面2の上にカッター17が位置することになる。この状態で、ラップ19の先端を摘まみ、上方へ引き上げることで、ラップ19はカッター17で切断される。この状態がラップフィルム収納ケースの通常の待機状態となる。ここで、ラップ19を使用しようとすると、右利きの使用者の場合は、収納ケースを図1に示す前後方向に向けてから、フラップ14を左側にして左手で容器蓋8を手の平にのせ、左手の親指をフラップ14の凹部18にかける。次に、左手で容器蓋8および容器本体1をしっかりと把持したまま、左手の親指で凹部18を押しながらフラップ14を開き、内部の樹脂板3に吸着されているラップ19の端の幅方向中央部すなわち凹部4の部分を右手で摘まみ、右方向へ引き出す。ラップ19のロール部分が回転して必要な長さが引き出されたら、そこで左手の親指を凹部18からはなす。すると、フラップ14はコイルばね15のばね力で戻り閉じられる。この状態で、引き出されたラップ19を上方へ引き上げてカッター17により切断する。この切断のとき、左手の親指で凹部18を閉じ方向に押していれば、より安定して、ラップが切断される。このラップフィルム収納ケースでは、特にフラップ14のヒンジ13部分にコイルばね15を装着して、フラップ14を常時閉じるように付勢しているため、ラップ19が衛生的に保持される。
図6〜図8は本発明をアルミホイル用とラップ用を兼ねたラップフィルム収納ケースに適用した第2の実施形態を示し、図6はアルミホイルまたはラップ(以下、アルミホイル等という。)を収納した状態の斜視図であり、図7は使用状態の横断面図であり、図8はアルミホイル等を交換のため開放した状態の斜視図である。これらの図に示されるように、ラップフィルム収納ケースは、アルミホイル等が収納される断面半円形をした容器本体21の周方向一端に外方向に突出した山形形状の当接面22が形成されている。当接面22の周方向外側の表面には、ラップが収納された場合に引き出されたラップを吸着するための樹脂板23が貼着されている。樹脂板23としては、商品名「サンロイドユニ」(筒中プラスチック工業株式会社製)が好ましいがこれに限定されるものではない。当接面22の軸方向中央部分には、アルミホイル等を摘みやすくするためと視覚障害がある使用者が中央部分を確認できるように凹部24が形成されている。
容器本体21の軸方向両端には円形をした側板21a,21bが一体的に取り付けられている。この側板21a,21bは樹脂製であり、その中心部分に磁石25,26が嵌着されている。容器本体21の周方向他端には、ヒンジ27を介して断面半円形をした容器蓋28が軸支されている。また、ヒンジ27にはコイルばね29が装着されて、容器蓋28を開方向に付勢している。容器蓋28の軸方向両端には一部が欠けた円形の側板28a,28bが一体的に取り付けられている。この側板28a,28bは、容器本体21の側板21a,21bの間隔よりも広く配置されているため、容器蓋28が閉じられたとき、側板21a,21bの外側に重合する。この側板28a,28bは樹脂製であり、その中心部分に磁石31,32が嵌着されている。容器蓋28が閉じられたときに、側板28a,28bが容器本体21の側板21a,21bの外側に重合し、磁石25,26と磁石31,32が互いに吸着することで、容器本体21に対して容器蓋28が閉じられた状態を保持することができる。なお、磁石25,26と磁石31,32のいずれか一方を鉄片に置き換えることも可能である。
容器蓋28の周方向他端には、ヒンジ33を介して断面L字形をしたフラップ34が軸支されている。また、ヒンジ33にはコイルばね35が装着されて、フラップ34を閉じ方向に付勢している。容器本体21に容器蓋28が閉じられた状態で、フラップ34が閉じ方向に回動すると、フラップ34の先端の折曲部分が当接面22に重なるとともに、このフラップ34の閉じた状態がコイルばね35により保持されて、内部に収納されているアルミホイル等の先端が直接外気に触れないように保持される。フラップ34の先端内側には、アングル材36が接着されており、その間に鋸歯状のカッター37が保持されている。このカッター37により引き出されたアルミホイル等が切断される。このフラップ34の外側先端側の面の軸方向中央部分には、フラップ34を摘みやすくするためと視覚障害がある使用者が中央部分を確認できるように凹部38が形成されている。このように構成されたラップフィルム収納ケースの使用方法は、図1〜図3に示されたラップ専用のラップフィルム収納ケースの使用方法と同一であるので、その説明を省略する。
図9〜図11は本発明をクッキングペーパー等の紙類を収納するラップフィルム収納ケースに適用した第3の実施形態を示し、図9はクッキングペーパー等を収納した状態の斜視図であり、図10は使用状態の横断面図であり、図11はクッキングペーパー等を交換のため開放した状態の斜視図である。これらの図に示されるように、ラップフィルム収納ケースは、ロール状のクッキングペーパー等が収納される断面半円形をした容器本体41の周方向一端に外方向に突出した山形形状の当接面42が形成されている。当接面42の軸方向中央部分には、クッキングペーパー等を摘みやすくするためと視覚障害がある使用者が中央部分を確認できるように凹部44が形成されている。
容器本体41の軸方向両端には円形をした側板41a,41bが一体的に取り付けられている。この側板41a,41bは樹脂製であり、その中心部分に磁石45,46が嵌着されている。容器本体41の周方向他端には、ヒンジ47を介して断面半円形をした容器蓋48が軸支されている。また、ヒンジ47にはコイルばね49が装着されて、容器蓋48を開方向に付勢している。容器蓋48の軸方向両端には一部が欠けた円形の側板48a,48bが一体的に取り付けられている。この側板48a,48bは、容器本体41の側板41a,41bの間隔よりも広く配置されているため、容器蓋48が閉じられたとき、側板41a,41bの外側に重合する。この側板48a,48bは樹脂製であり、その中心部分に磁石51,52が嵌着されている。容器蓋48が閉じられたときに、側板48a,48bが容器本体41の側板41a,41bの外側に重合し、磁石45,46と磁石51,52が互いに吸着することで、容器本体41に対して容器蓋48が閉じられた状態を保持することができる。なお、磁石45,46と磁石51,52のいずれか一方を鉄片に置き換えることも可能である。
また、容器蓋48内面のヒンジ47寄りの位置には、板ばね61,62の一端がビス等により取り付けられている。板ばね61,62の他端は、容器蓋48内面他端側に沿いかつ内側に向けて湾曲されており、容器本体41と容器蓋48内に収納されたクッキングペーパー等59の外周部分を押圧する。この板ばね61,62により、クッキングペーパー等59の外周部分がロール本体側へ押圧されることで、クッキングペーパー等59の先端部分が自由にほどけることが防止される。なお、板ばね61,62は、樹脂製でも金属製でも良い。
容器蓋48の周方向他端には、ヒンジ53を介して断面L字形をしたフラップ54が軸支されている。容器本体41に容器蓋48が閉じられた状態で、フラップ54が閉じ方向に回動すると、フラップ54の先端の折曲部分が当接面42に重なる。フラップ54の先端内側には、アングル材56が接着されており、その間に鋸歯状のカッター57が保持されている。このカッター57により引き出されたクッキングペーパー等が切断される。このフラップ54の外側先端側の面の軸方向中央部分には、フラップ54を摘みやすくするためと視覚障害がある使用者が中央部分を確認できるように凹部58が形成されている。
このように構成されたラップフィルム収納ケースの使用方法は、図1〜図3に示されたラップ専用のラップフィルム収納ケースの使用方法と基本的には同一である。しかし、収納されるのがクッキングペーパー等であるため、切断時に、クッキングペーパー等の先端部分が、当接面42に吸着されないが、ロール本体の外周部が板ばね61,62により常時押圧されているので、先端部がフラップ54と当接面42との間から飛び出てくることはない。
図12〜図14は第4の実施形態を示し、図12はラップを収納した状態の斜視図であり、図13は使用状態の横断面図であり、図14はラップ交換のため開放した状態の斜視図である。この第4の実施形態は、図1〜図3に示した第1の実施形態からコイルばね15を除去した構成であり、他は第1の実施形態と同一構成であり、使用方法も略同一であるので同一部材に同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図15および図16は第5の実施形態を示し、図15はラップを収納した状態の斜視図であり、図16はラップ交換のため開放した状態の斜視図である。この第5の実施形態は、図6〜図8に示した第2の実施形態からコイルばね35を除去した構成であり、他は第2の実施形態と同一構成であり、使用方法も略同一であるので同一部材に同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図17〜図19は第6の実施形態を示し、図17はラップを収納した状態の斜視図であり、図18は使用状態の横断面図であり、図19はラップ交換のため開放した状態の斜視図である。この第6の実施形態は、図9〜図11に示した第3の実施形態のヒンジ53の部分にコイルばね55を装着した構成であり、他は第3の実施形態と同一構成であり、使用方法も略同一であるので同一部材に同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図20〜図23は第7の実施形態を示し、図20はラップを収納した状態の斜視図であり、図21はラップ交換のため開放した状態の斜視図であり、図22は容器本体から当接面の部分を取り出して単独で示した斜視図であり、図23はフラップを単独で示した斜視図である。この第7の実施形態は、図15および図6に示した第5の実施形態の一部に改良を加えたものであり、他は第5の実施形態と同一構成であるので、同一部材に同一符号を付して、同一部分の詳細な説明を省略して、異なる部分について説明する。
すなわち、容器本体21の周方向外側に配設された当接面22の外側の面に貼着された樹脂板23の両端2箇所に磁石71,72が埋設されている。同様に、フラップ34の周方向内側の面の両端2箇所に磁石73,74が埋設されている。このように構成したことで、フラップ34を閉じたとき、フラップ34側の磁石73,74が樹脂板23側の磁石71,72に吸着されてフラップ34は閉じた状態に保持される。その結果、フラップ34の内側に覆われている、切断されたラップの先端が衛生的に保たれる。なお、磁石71,72と磁石73,74のいずれか一方を鉄片に置き換えることも可能である。
なお、上述した各実施形態では、容器本体の側板と容器蓋の側板を円形にして、容器本体と容器蓋を閉じたとき、互いの側板が重合する構成にしていたが、この側板を半円形にして、容器本体と容器蓋を閉じたときに互いの側板の直線部が当接するようにして、その当接部に磁石を取り付けておくようにすることも可能である。
本発明は、ラップ、アルミホイル、クッキングペーパーを収納する以外に、ロール状に巻き付けられた障子紙やその他のシート材を収納して使用する場合にも利用可能である。
第1の実施形態の斜視図である。 第1の実施形態の横断面図である。 第1の実施形態の開放した状態を示す斜視図である。 第1の実施形態の当接面部分を単独で示した斜視図である。 第1の実施形態のフラップ部分を単独で示した斜視図である。 第2の実施形態の斜視図である。 第2の実施形態の横断面図である。 第2の実施形態の開放した状態を示す斜視図である。 第3の実施形態の斜視図である。 第3の実施形態の横断面図である。 第3の実施形態の開放した状態を示す斜視図である。 第4の実施形態の斜視図である。 第4の実施形態の横断面図である。 第4の実施形態の開放した状態を示す斜視図である。 第5の実施形態の斜視図である。 第5の実施形態の開放した状態を示す斜視図である。 第6の実施形態の斜視図である。 第6の実施形態の横断面図である。 第6の実施形態の開放した状態を示す斜視図である。 第7の実施形態の斜視図である。 第7の実施形態の開放した状態を示す斜視図である。 第7の実施形態の当接面部分を単独で示した斜視図である。 第7の実施形態のフラップ部分を単独で示した斜視図である。
符号の説明
1 容器本体
1a,1b 側板
2 当接面
3 樹脂板
4 凹部
5,6 磁石
7 ヒンジ
8 容器蓋
8a,8b 側板
11,12 磁石
13 ヒンジ
14 フラップ
15 コイルばね
16 アングル材
17 カッター
18 凹部
19 ラップ
21 容器本体
21a,21b 側板
22 当接面
23 樹脂板
24 凹部
25,26 磁石
27 ヒンジ
28 容器蓋
28a,28b 側板
29 コイルばね
31,32 磁石
33 ヒンジ
34 フラップ
35 コイルばね
36 アングル材
37 カッター
38 凹部
41 容器本体
41a,41b 側板
42 当接面
44 凹部
45,46 磁石
47 ヒンジ
48 容器蓋
48a,48b 側板
49 コイルばね
51,52 磁石
53 ヒンジ
54 フラップ
55 コイルばね
56 アングル材
57 カッター
58 凹部
59 クッキングペーパー等
61,62 板ばね
71〜74 磁石

Claims (9)

  1. ラップフィルムロールを収納する容器本体と、
    該容器本体の周方向一端にヒンジ結合された容器蓋と、
    前記容器本体の周方向他端に外向き山形形状に突設されてラップフィルムの端部が当接される当接面と、
    前記容器蓋の周方向他端にヒンジ結合されて前記当接面の形状に対応する断面くの字形に形成されるとともに先端にカッターを保持したフラップと、
    前記容器本体の軸方向端部の側板部と前記容器蓋の軸方向端部の側板部との重合部または当接部に相対向して設置された吸着用磁石と、
    を備えたことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
  2. 請求項1に記載のラップフィルム収納ケースにおいて、
    前記当接面と前記フラップの内面との相対向する位置にそれぞれ吸着用磁石を配設したことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
  3. 請求項1または2に記載のラップフィルム収納ケースにおいて、
    前記相対向して設置された吸着用磁石の一方を磁性金属片としたことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のラップフィルム収納ケースにおいて、
    前記容器本体と前記容器蓋とを軸支するヒンジ部分に前記容器蓋を開方向に付勢するばねを装着したことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のラップフィルム収納ケースにおいて、
    前記容器蓋と前記フラップとを軸支するヒンジ部分に前記フラップを閉方向に付勢するばねを装着したことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のラップフィルム収納ケースにおいて、
    前記フラップの外側稜線部分の軸方向中央部に凹部を形成したことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のラップフィルム収納ケースにおいて、
    前記当接面の稜線部分の軸方向中央部に凹部を形成したことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のラップフィルム収納ケースにおいて、
    前記当接面の少なくとも周方向外側の面に、当接されたラップフィルムを吸着する吸着材を貼着したことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のラップフィルム収納ケースにおいて、
    前記容器蓋の内面であって前記容器本体側ヒンジ寄りの位置に板ばねの基端部を固着しその先端部を前記フラップ側の軸心寄りに保持したことを特徴とするラップフィルム収納ケース。
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JP2013212873A (ja) * 2012-04-04 2013-10-17 Yoshio Kinoshita ラップフィルム収納容器
JP2015178382A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 嗣男 笠原 ロールフィルム保持具
CN109368051A (zh) * 2018-10-10 2019-02-22 庄婉卿 一种通过辅助拉伸节料式的轻便式保鲜膜包装盒

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