JP2017206307A - ラップフィルムケース - Google Patents

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Abstract

【課題】ラップフィルムの巻き戻りがなく、上蓋が半開きになっても虫や埃が侵入しないラップフィルムケースを提供する。【解決手段】開口部5からラップフィルムロール6aを収容するケース本体2と、ケース本体2の開口部5の後縁に設けられた上蓋3とを備え、上蓋3にケース本体2から引き出されたラップフィルム6を切断する切刃18を備えたラップフィルムケース1において、ケース本体2と上蓋3の間に開口部5を覆う中蓋4が設けられ、中蓋4の前縁4cと開口部5の前縁5aとの間にラップフィル6を引き出す隙間21が設けられている。ケース本体2の内面にラップフィルムロール6aの表面を押さえる押さえ片13が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明はラップフィルムケースに関する。
従来、皿等に盛られた食品を包装するのに使用されるロール状のラップフィルムを収容したラップフィルムケースは、以下の多くの問題を有する。
(1)ラップフィルムが巻き戻りしてロールに付着し、端を引き出すのが困難になる。また、ラップフィルムをケースに装着するときに引き出したラップフィルムがラップフィルムロールに付着したり、ラップフィルムロールを引き出すときに裂けて修復に多大な時間がかかることがあった。
(2)切刃を有する上蓋は半開きになることが多いため、ゴキブリ、コバエ、蟻等の虫や埃が侵入しやすく、不衛生である。また、埃や油を含む蒸気が侵入して、ラップフィルムが劣化し、粘着力が低下する。さらに、ラップフィルムを引き出すときにラップフィルムロールがケース本体から飛び出し、ラップフィルムが巻き付くことがあった。
(3)ラップフィルムケースが紙製で薄いため、調理中の濡れた手でケースにふれると、ケース本体が湿り、破れたり、乾燥後に変形することがあった。
本体の開口部の前縁にあるフラップは、ラップフィルムをつまみやすくするために先端が波形に形成されたり、上面にラップフィルムを付着させるための粘着剤がコーティングされているが、ラップフィルムを押し返す力が弱いため、その機能が十分でない。
(4)ケース本体や上蓋の外面は、使用方法や注意事項がこと細かく表示され、審美性に欠ける。
(5)ラップフィルムロールとラップフィルムケースの間の隙間に余裕があるため、ラップフィルムを引き出すときにカタカタと音がするうえ、ラップフィルムをスムーズに引き出せない。
(6)使用開始時に、ユーザ自身がラップフィルムロールの先端を摘んで引き出さなくてはならず、非常の面倒であり、先端が裂けて引き出しに失敗することが多い。
(7)ラップフィルムケースは女性にとっては大きすぎるので、特に蓋を引き上げながらラップフィルムを引き出す際に、手から滑り落ちることがある。
これらの問題のうち、ラップフィルムの巻き戻りの問題を解決するため、従来種々の構造が種々提案されている。例えば、ケースの正面部にラップフィルムを保持する層を塗布するもの(特許文献1)、ケース側に設けた係合溝とラップフィルムロール側に設けた爪とを係合させるもの(特許文献2)、ケース本体にケース本体の前部中央にラップフィルムの先端を引き出すスリットを設けたもの(特許文献3)、ケース本体の内部にラップフィルムロールを押さえる押さえ部材を設けたもの(特許文献4,5,6)、ケース本体の内部に斜面を設けたもの(特許文献7)等があるが、巻き戻り防止機能は十分でない。
ラップフィルムが巻き戻る原因は、ラップフィルムケース内でのラップフィルムロールの移動(ガタつき)、引き出されたラップフィルムとフラップの接着不足、ラップフィルムを切断後にラップフィルムケースの上蓋を上げた時にラップフィルムが上蓋に付着して上蓋とともに持ち上がる等の構造的要因のほか、引き出されたラップフィルムとラップフィルムロールとの間の静電気や、ファンデルワールズ力、重力が考えられるが、従来のラップフィルムケースはこれらの原因を総合的に考慮して対処したものではない。
他の問題については、何ら解決がなされていないのが現状である。
特開2005−212894号 特開2004−276915号 特開2008−296993号 特開平8−169441号 特開2014−91576号 特開2012−201416号 特開2009−269642号
本発明は、従来のラップフィルムケースの問題点に鑑みてなされたもので、ラップフィルムの巻き戻りがないラップフィルムケース、上蓋が半開きになっても虫や埃が侵入しないラップフィルムケース、湿気に強く、破れたり変形することがないラップフィルムケース、ケース本体や上蓋の外面への表示を簡潔に行い、審美性のあるデザインを行えるフィルムケース、ラップフィルムを引き出しやすいラップフィルムケース、ラップフィルムを引き出すときに異音が生じないラップフィルムケース、使用開始時にラップフィルムをセットする必要がないラップフィルムケース、女性の小さな手でも把持し易いラップフィルムケースを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するための手段として、本発明は、
(1)開口部からラップフィルムロールを収容するケース本体と、前記ケース本体の前記開口部の後縁に設けられた上蓋とを備え、前記上蓋に前記ケース本体から引き出された前記ラップフィルムを切断する切刃を備えたラップフィルムケースにおいて、
前記ケース本体と前記上蓋の間に前記開口部を覆う中蓋が設けられ、前記中蓋の前縁と前記開口部の前縁との間に前記ラップフィルを引き出す隙間が設けられている。
本発明では、ケース本体と上蓋の間に開口部を覆う中蓋を設けたので、上蓋が半開きになっても虫や埃が侵入しない。
また、中蓋の前縁と開口部の前縁との間の隙間からラップフィルが引き出されているので、使用開始時にラップフィルムをセットする必要がない。
また、従来ケース本体や上蓋の外面に行ってきた使用方法や注意事項などの表示を中蓋の外面に行えるので、従来ケース本体や上蓋の外面の表示が簡素になり、審美性のあるデザインを行える。
また、中蓋の前縁と開口部の前縁との間にラップフィルを引き出す隙間を有するので、ラップフィルムが偏ったり、しわが寄ることなく、スムーズに引き出せる。
さらに、中蓋の存在により、ラップフィルムケースの剛性が高くなるので、湿気により破れたり、変形しにくい。
(2)前記ケース本体の内面に前記ラップフィルムロールの表面を押さえる押さえ片が設けられている。
これにより、ロール状のラップフィルムの表面が押さえられるので、ラップフィルムが巻き戻らないうえ、ラップフィルムを引き出すときに異音が生じない。
(3)前記押さえ片は、前記ケース本体の内壁の一部の切り起こし片である。
これにより、切り起こし片が戻ろうとする力によりロール状のラップフィルムの表面を押さえるので、ラップフィルムが巻き戻るのを確実に防止できる。
(4)前記押さえ片は、前記ケース本体の折り曲げ片でもよい。
(5)前記押さえ片は、前記ケース本体の内部に設けられた折り曲げ片でもよい。
(6)前記ラップフィルムロールの両端に、
前記ケース本体内に収容される矩形板状の基部と、
前記基部の中央に設けられ、前記ラップフィルムロールの芯管に挿入される軸部とを有する軸部材が設けられていてもよい。
(7)前記ラップフィルムロールの両端に、
前記ケース本体内に収容される矩形板状の基部と、
前記基部の中央に設けられ、前記ラップフィルムロールの芯管に挿入される軸部と、
前記軸部の外周に放射状に配設された弾性変形可能な複数の羽根とを有する軸部材が設けられ、
前記複数の羽根は、先端を通る径が前記ラップフィルムロールの前記芯管の内径より大きく、前記ラップフィルムロールの芯管に挿入された状態で弾性変形して撓み、前記複数の羽根の先端が前記ラップフィルムロールの前記芯管の内面に圧接している。
これにより、ラップフィルムロールは、ラップフィルムが引き出される方向には回転するが、ラップフィルムが巻き戻される方向には回転しないので、ラップフィルムが巻き戻るのを確実に防止できる。
(8)前記ケース本体の底部に凹んだ形を有する手掛け部が設けられている。
これにより、ケース本体を持つ手の指先を手掛け部に引っ掛けることで、女性の小さな手でも把持し易すく、手から滑り落ちることもない。
手掛け部は、ケース本体の底部と後部の角の近傍に設けられている。手掛け部は、ケース本体の内側に向かって断面が三角形状に凹んだ形を有することが好ましい。具体的には、手掛け部は、底部と後部の角からケース本体の内側に向かって後部と平行に延びる垂直面と、該垂直面の上端からケース本体の外側に向かって斜めに延びる傾斜面とを有する。手掛け部は、ケース本体の内側に向かって断面が円弧状に凹んだ形を有していてもよい。具体的には、手掛け部は、底部と後部の角からケース本体の内側に向かって凹んで底部に接続する円弧面を有する。
(9) 前記切刃は、前記上蓋の先端に固着される基部と、前記基部の両端部に前記基部から屈曲し、前記上蓋を閉じた状態で前記ケース本体に向かって突出する突出部とを有する。
これにより、切刃の幅方向中央部を押してラップフィルムを切り離すとき、切刃が下向きの凸に撓み、中央部の押圧力が両端部に分散され、突出部がケース本体に押し付けられる。この結果、突出部とケース本体との間のラップフィルムは、ラップフィルムの端から切り始めても、ラップフィルムの側端が幅方向中央部に寄せられて皺になったり、切刃以外の箇所で引き裂かれることが防止され、確実に切り離すことができる。
(10)前記中蓋は内壁と外壁の2重壁からなる。
これにより、ラップフィルムケースの剛性がさらに高くなり、耐久性がある。
また、中蓋の前縁と開口部の前縁との間のラップフィルを引き出す隙間が開きにくく、ラップフィルムを引き出すときにラップフィルムが裂けたり、しわが重なるのを防止できる。
(11)前記中蓋の前縁は、前記内壁と外壁の間の折り返し端である。
これにより、中蓋の前縁の剛性が高くなり、ラップフィルムケースの剛性がさらに高くなるとともに、中蓋の前縁と開口部の前縁との間の隙間でのラップフィルムの滑りがよくなり、ラップフィルムをスムーズに引き出せる。
(12)前記中蓋は、前記ケース本体と一体に形成されている。これにより、ラップフィルムケースの剛性がさらに高くなり、耐久性がさらに向上する。
(13)前記上蓋は、前記ケース本体と一体に形成されていることが好ましい。これにより、上蓋をケース本体と同時に製造することができる。
(14)前記上蓋は、後端縁に背壁片を有し、前記背壁片は前記ケース本体の後部の外面に貼り付けられていてもよい。これにより、ケース本体の後部の剛性を高めることができるとともに、上蓋の付け根を堅牢にすることができる。
(15)前記上蓋は、後端縁に外箱体を有し、前記外箱体は前記ケース本体を収容している。これにより、ラップフィルムケースは2重構造となり、堅牢で、酷使に耐えることができる。また、外箱体をケース本体と異なる材料にし、手触りや耐水性を良くすることができる。
本発明によれば、ラップフィルムの巻き戻りがないので、安心して使用できる。また、上蓋が半開きになっても虫や埃が侵入しないので、衛生的である。また、湿気に強く、破れたり変形することがなく、堅牢である。さらに、ラップフィルムを引き出しやすく、必要長さに素早く切断して、食品を迅速に包装できる。また、中蓋の上面に使用方法や注意事項等の雑多な表示を行えるので、ケース本体や上蓋の外面への表示を簡潔に行い、審美性のあるデザインを行える。さらに、押さえ片によりラップフィルムが押さえられているので、ラップフィルムを引き出すときに異音が生じない。また、中蓋と開口部の前縁の間からラップフィルムが引き出されているので、使用開始時にラップフィルムをセットする必要がない。さらには、手掛け部があるため、女性の小さな手でも把持し易い等の優れた効果を有している。
本発明の第1実施形態のラップフィルムケースの斜視図。 図1のラップフィルムケースの断面図。 図1のラップフィルムケースの展開図。 図1のラップフィルムケースの組立状態を示す斜視図。 図1の第1実施形態のラップフィルムケースの変形例を示す断面図。 図5の手掛け部の変形例(a)及び他の変形例(b)を示す部分断面図。 図5のラップフィルムケースの底部の手掛け部を示す斜視図。 図1の第1実施形態のラップフィルムケースの他の変形例を示す断面図。 図5のラップフィルムケースの展開図。 図6Aのラップフィルムケースの展開図。 本発明の第2実施形態のラップフィルムケースの断面図。 図8の第2実施形態のラップフィルムケースの変形例を示す断面図。 図8のラップフィルムケースの外蓋の展開図。 図8のラップフィルムケースのケース本体の展開図。 図8のラップフィルムケースの組立状態を示す斜視図。 本発明の第3実施形態のラップフィルムケースの断面図。 図13の第3実施形態のラップフィルムケースの変形例を示す断面図。 図13のラップフィルムケースの外蓋の展開図。 図13のラップフィルムケースのケース本体の展開図。 図13のラップフィルムケースの組立状態を示す斜視図。 押さえ片をケース本体の奥上に設けた変形例を示す断面図。 押さえ片をケース本体の奥下に設けた変形例を示す断面図。 押さえ片をケース本体の前上に設けた変形例を示す断面図。 押さえ片をケース本体の前下に設けた変形例を示す断面図。 本発明の第4実施形態のラップフィルムケースの断面図。 図22のラップフィルムケースの底部の手掛け部を示す斜視図。 図22の第4実施形態のラップフィルムケースの変形例を示す断面図。 本発明の第5実施形態のラップフィルムケースの初期状態の断面図(a)、ラップフィルム消耗時の断面図(b)。 押さえ部材の押さえ幅を説明する説明図。 図25のラップフィルムケースの展開図。 本発明の第6実施形態のラップフィルムケースの分解斜視図。 軸部材の変形例を示す斜視図。 軸部材の他の変形例を示す斜視図。 図30の軸部材の正面図。 図30の軸部材をラップフィルムロールの芯管に挿入した状態を示す断面図。 図32の軸部材の変形例を示す断面図。 中蓋に窓孔を設けたラップフィルムケースの斜視図。 中蓋に差し込み片を設けたラップフィルムケースの斜視図。 切刃に突出部を設けたラップフィルムケースの斜視図(a)、及びその一部拡大図(b)。 図36のラップフィルムケースの部分破断側面図。 切刃の突出部の折り曲げ前の正面図(a)、突出部の折り曲げ後の正面図(b)。 図36のラップフィルムケースの切刃によるラップフィルムの切り離し状況を示す斜視図。 切刃の押圧前の底面図(a)、切刃の押圧後の底面図(b)。 従来のラップフィルムケースの切刃によるラップフィルムの切り離し状況を示す斜視図。
次に、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態のラップフィルムケース1を示す。以下の説明において、ラップフィルムケース1のラップフィルムが引き出される側を「前」又は「手前」といい、ラップフィルムが引き出される側と反対側を「後」、「背」又は「奥」という。
ラップフィルムケース1は、紙製で、ケース本体2と、上蓋3と、中蓋4とからなっている。
ケース本体2は、上方に開口する開口部5を有する横長の箱状に形成され、開口部5からラップフィルム6をロール状に巻いたラップフィルムロール6aが収容されている。図2に示すように、ケース本体2の前部7、後部8、底部9は2重壁で形成されている。左側部10、右側部11は1重壁であるが、後述する中蓋4の左側部19と右側部20を含めると2重壁となる。
ケース本体2の前部7の外壁7aには、開口部5の前縁5aから斜め下前方に延びるフラップ12が設けられている。開口部5の前縁5aは、前部7の外壁7aと内壁7bの折り返し端である。フラップ12は、前部7の外壁7aを形成する部分を切り起こすことによって形成され、折り返し端で戻ろうとする力で前部7から離間している。
ケース本体2の底部9の内壁9bには、ラップフィルムロール6aの外面を押さえる押さえ片13が設けられている。押さえ片13は、底部9の内壁9bを形成する部分を切り起こして後方に向かって倒すことによって形成され、押さえ片13が元の位置に戻ろうとする力により、ラップフィルムロール6aを奥側の下から斜め上に向かって押さえて、ラップフィル6が巻き戻るのを防止する機能を有する。
上蓋3は、上部14、前部15、左側部16及び右側部16で構成されている。上部14の後端はケース本体2の開口部5の後縁、すなわち、ケース本体2の後部8の上端と一体になっている。前部15の先端にはラップフィルム6を切断する切刃18が設けられている。
中蓋4は、ケース本体2と上蓋3の間に、ケース本体2の開口部5を覆うように設けられている。中蓋4は、図4に示すように、左側部19と右側部20を有している。中蓋4は2重壁で形成され、左側部19と右側部20は1重壁である。中蓋4の前縁4cは外壁4aと内壁4bの折り返し端である。中蓋4の後端はケース本体2の開口部5の後縁、すなわち、後部8の上端と一体になっている。中蓋4の前縁4cと開口部5の前縁5aとの間には、ラップフィル6を引き出す隙間21が設けられている。
ラップフィルムケース1は、図3の展開図に示すブランク1Aから、折り曲げ加工により、ケース本体2、上蓋3及び中蓋4を一体に同時に製造することができる。ラップフィルムケース1のブランク1Aは、図3において上から下に向かって、上蓋3の前部15、上部14、ケース本体2の後部8の外壁8a、底部9の外壁9a、前部7の外壁7a、前部7の内壁7b、底部9の内壁9b、後部8の内壁8b、中蓋4の内壁4b、中蓋4の外壁4aが形成されている。上蓋3の前部15の前端には図示しない切刃とジッパーが延設される。上蓋3の前部15の両端には糊代22a、22bが設けられている。上蓋の上部の両端には左側部16と右側部17が設けられている。底部9の外壁9aの両側には左側部10及び右側部11が形成されている。前部7の外壁7aには、外壁7aと内壁7bの間の罫線から始まる台形状の切り込み線によって組立時に切り起こされる2つのフラップ12が形成されている。前部7の内壁7b、底部9の内壁9b、後部8の内壁8bのそれぞれの両端に、糊代23a,23b、24a,24b、25a,25bが設けられている。底部9の内壁9bには切り込み線と罫線により組立時に切り起こされる押さえ片13が設けられている。押さえ片13は、左右方向の全幅にわたって設ける必要はなく、中央に部分的に設けられている。中蓋4の外壁4aの両端には左側部19と右側部20が設けられている。左側部19と右側部20には、中蓋4の外壁4aとの間の罫線から始まる台形状の切り込み線によって係合片26a,26bが設けられている。ブランク1Aを折り曲げ加工し、適宜糊付けすることで、ラップフィルムケース1を組み立てることができる。
図4は、ラップフィルムロール6aを収納するときの状況を示す。ラップフィルムケース1の上蓋3と中蓋4を開いた状態で、ラップフィルムロール6aをケース本体2の内部に収容する。このとき、ケース本体2の底部9の内壁9bの押さえ片13を切り起こして、押さえ片13にラップフィルムロール6aが当接するようにする。また、ラップフィルムロール6aからラップフィルム6の先端を引き出しておく。次に中蓋4を閉じ、中蓋4の左側部19と右側部20をケース本体2の左側部10と右側部11に糊付けする。中蓋4を閉じることで、中蓋4の前縁4cと開口部5の前縁5a、すなわち、前部7の上端との間の隙間21からラップフィル6が引き出された状態となる。ラップフィルム6の引き出し長さは、上蓋3を閉じたときに上蓋3の前部15の先端から出ない長さとする。続いて、上蓋3を閉じ、上蓋3の前部15の先端に設けた図示しないジッパーをケース本体2の前部7の外壁7aに接着する。なお、係合片26a、26bは、図4に示すように、上蓋3を閉じたときに、上蓋3の糊代22a、22bの縁22a´、22b´に係合して上蓋3を一時的にロックする役割を果たす。
このように、ラップフィルムロール6が収容されたラップフィルムケース1を使用するには、まず、上蓋3の図示しないジッパーを剥がして、上蓋3をわずかに開くと、図1に示すように、ラップフィルム6の先端が中蓋4の前縁4cと開口部5の前縁5a、すなわち、前部7の上端との間の隙間21からラップフィル6が引き出された状態となっているので、2つのフラップ12の間でラップフィルム6の先端を摘んで引き出す。ラップフィルム6の切断及び食品等への包装の要領は従来と同様である。
本実施形態のラップフィルムケース1は、既にラップフィル6が引き出された状態となっているので、使用開始時に従来のようにラップフィルムロール6aを取り出し、ラップフィルム6の先端を引き出してセットする必要がない。また、使用開始時のラップフィルムは、先端が摘まむのに十分な長さで引き出されているので、引き出し時に裂けて修復が煩わしくなるといった不具合は生じない。
使用中、中蓋4は開く必要がないので、開かないように固定することが好ましい。中蓋4の存在により、ケース本体2内はほぼ密閉状態になっているため、上蓋3が半開きになってもケース本体2の内部に虫や埃が侵入しないし、ラップフィルムの劣化もない。また、ラップフィルムケース1は2重壁構造と中蓋4の存在により、剛性が高くなっているので、湿気により破れたり、変形しにくい。
中蓋4の外壁4a、すなわち、上面は、上蓋3を開いたときにユーザの目に触れるので、使用方法や注意事項の表示をしたり、広告媒体として使用できる。すなわち、中蓋4の上面に、使用方法や注意事項、あるいは商品広告、懸賞(当たりくじ)等を印刷しておくことができ、その分、ケース本体2や上蓋3の外面の表示を簡素にし、従来にない斬新で審美性のある模様やキャラクター等のデザインを施すことができる。そもそも、本発明のラップフィルムケースは、ラップフィルムの巻き戻りがないし、使用開始時にラップフィルムをセットする必要がないので、ラップフィルムの装着方法、ラップフィルムが巻き戻った時の対処方法、注意事項を表示する必要がない
ラップフィルム6は、以下に詳述するように巻き戻りがないのでフラップ12に粘着層を塗布する必要がないことから、ラップフィルム6はフラップ12上を滑りやすい。また、ケース本体2内でのラップフィルムロール6の移動がない。さらに、ラップフィルム6は中蓋3の前縁4cと開口部5の前縁5aとの間の隙間21から引き出される。これらのことから、ラップフィルム6は、偏ったり、しわが寄ることなく、スムーズに引き出せる。
ラップフィルムロール6aは、ケース本体2内で押さえ片13によって常に押さえられ、前部7の内壁7bに接触した状態になっている。従来のラップフィルムケース1では、ラップフィルム6を切断した後、ラップフィルムケース1の回転や移動に伴って、ラップフィルムロール6aがケース本体2内で移動し、ラップフィルム6の先端が巻き戻って内部に入り、ラップフィルムロール6aに付着することがあり、このために先端を見つけて引き出す作業が煩雑で時間がかかっていた。また、ラップフィルム6の使用につれてラップフィルムロール6aの径が小さくなると、ラップフィルムロール6aのケース本体2内での移動量が大きくなり、使用中にカタカタという異音が発生していた。本発明の実施形態では、ラップフィルムロール6aは図2に示すように、押さえ片13によって押さえられているので、ケース本体2内での移動が阻止されている。このため、ラップフィルム6を切断した後、ユーザの手の動きによりラップフィルムケース1が回転したり移動しても、これに伴って内部のラップフィルムロール6aが移動することが阻止される。したがって、ラップフィルム6が巻き戻らないうえ、ラップフィルム6を引き出すときに異音が生じない。
押さえ片13は、図2に示すように、ケース本体2の内壁の一部(図2では底部9の内壁9b)の切り起こし片であるため、押さえ片13が戻ろうとする矢印方向の力により、ラップフィルムロール6aの表面を押さえるので、ラップフィルム6が巻き戻るのを確実に防止できる。
押さえ片13の位置は、後に詳細に説明するように、ケース本体2内のいずれの箇所に設けてもよい。また、押さえ片13は、必ずしも切り起こし片でなくてもよい。展開状態のブランク1Aの先端を折り曲げた折り曲げ片でもよい。また、押さえ片13は、ケース本体1の内部に設けられた別部材の折り曲げ片でもよい。
中蓋4は、外壁4aと内壁4bの2重壁からなるので、ラップフィルムケース1の剛性がさらに高くなり、耐久性がある。また、中蓋4の前縁4cと開口部5の前縁5bとの間のラップフィルム6を引き出す隙間21が開きにくく、ラップフィルムケース1の長手方向に均一な隙間を形成することができる、このため、ラップフィルム6を引き出すときにラップフィルム6が裂けたり、しわが重なるのを防止できる。
中蓋4の前縁4cは、図2の拡大図に示すように、外壁4aと内壁bの間の折り返し端であり、また、ケース本体2の開口部5の前縁5a、すなわち、前部7の上端も、外壁7aと内壁7bの間の折り返し端で形成されている。このため、中蓋4の前縁4cの剛性が高くなり、ラップフィルムケース1の剛性がさらに高くなるとともに、中蓋4の前縁4cと開口部5の前縁5aとの間の隙間21でのラップフィルム6の滑りがよくなり、ラップフィルム6をスムーズに引き出せる。
図5は、図1−4を参照して説明した第1実施形態の変形例のラップフィルムケース1´である。このラップフィルムケース1´は、ケース本体2の底部9に手掛け部27を設けたものである。
手掛け部27は、底部9と後部8の角の近傍に、内側に向かって断面が三角形状に凹んだ形を有する。すなわち、手掛け部27は、底部9と後部8の角からケース本体2の内側に向かって後部8と平行に延びる垂直面27aと、該垂直面27の上端からケース本体2の外側に向かって斜めに延びて底部9と接続する傾斜面27bとを有する。手掛け部27は、ケース本体2の底部9の外壁9a及び内壁9bの一部を、ケース本体2の後部8と重なるように、ケース本体2の内方に折り曲げることにより形成されている。このため、図6に示すように、ケース本体2を持つ手の指先を手掛け部27に引っ掛けることで、女性の小さな手でも把持し易すく、手から滑り落ちることもない。
ラップフィルムケース1´は、図7の展開図に示すブランク1´Aから、折り曲げ加工により、ケース本体2、上蓋3及び中蓋4を一体に同時に製造することができる。ラップフィルムケース1´のブランク1´Aは、下記以外は、図3に示すラップフィルムケース1のブランク1Aと基本的に同一である。底部9の外壁9aに手掛け部27を形成するために、外壁9aに垂直外壁9cと傾斜外壁9dが設けられている。同様に、底部9の内壁9bに手掛け部27を形成するために、垂直内壁9eと傾斜内壁9fが設けられている。左側部10と右側部11は後部8の外壁8aの両側に設けられている。また、糊代23a,23b、24a,24b、25a,25bは、底部9の傾斜外壁9d、底部9の外壁9a、前部7の外壁7aに設けられている。
手掛け部27は、図5A(a)に示すように、内壁9bの一部をケース本体2の内方に折り曲げて断面が三角形状に凹んだ形にするとともに、外壁9aに設けた折込み片27cを手掛け部27内に折り込むようにしてもよい。また、図5A(b)に示すように、底部9の内壁9bは、後部8の外壁8aから底部9の垂直外壁9cへの折り返し部に挟み込むことなく、後部8の内壁8bに繋がるようにしてもよい。
図6Aに示すラップフィルムケース1"は、手掛け部27を構成する後部8の下端と底部9の垂直外壁9cの下端とに、湾曲した切り欠き27dを設けることにより、手が掛かかり易くしたものである。この切り欠き27dは、図7Aの展開図に示すブランク1"Aの、後部8の外壁8aと底部9の垂直外壁9cの間の罫線に、両凸レンズの断面のような形状の孔28を設けることにより形成することができる。
<第2実施形態>
図8は、本発明の第2実施形態のラップフィルムケース31を示す。このラップフィルムケース31の上蓋3は、上部14の後端縁に背壁片32を有する。背壁片32は、ケース本体2の後部8の外面に貼り付けられてケース本体2と一体になる。ケース本体2は底部9と後部8が1重構造である。ケース本体2の後部9は上蓋3の背壁片32が張り合わされて2重構造となる。中蓋4は、外壁4aと内壁4bの2重構造である。押さえ片13は、1重構造の底部9には形成できないため、後部8を形成する部分を切り起こして上方に向かって倒すことによって形成されている。
ラップフィルムケース31の上蓋3と、ケース本体2及び中蓋3は、別体に形成される。上蓋3は図10の展開図に示すブランク31Aから折り曲げにより製造される。ブランク31Aは、上蓋3の前部15、上部14及び背壁片32からなる。一方、ケース本体2及び中蓋3は、図11の展開図に示すブランク31Bから折り曲げにより製造される。ブランク31Bは、前部7の内壁7b、前部7の外壁7a、底部9、後部8、中蓋4の外壁4a、中蓋4の内壁4bからなる。付属部分の構成は、図3と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態のラップフィルムケース31の組立は、図12に示すように、上蓋3とケース本体2及び中蓋3を別箇に製造した後、上蓋3の背壁片32をケース本体2の後部8に貼り付ける以外は、第1実施形態と同様である。また、第2実施形態のラップフィルムケース31の使用方法及び作用は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図9は、図8,10−12を参照して説明した第2実施形態の変形例のラップフィルムケース31´である。このラップフィルムケース31´は、ケース本体2の底部9に手掛け部27を設けたものである。手掛け部27の構成及び作用は、図5に示すものと同様であるため、説明を省略する。
<第3実施形態>
図13は、本発明の第3実施形態のラップフィルムケース41を示す。このラップフィルムケース41の上蓋3は、後端縁に外箱体42を有する。外箱体42は、前部43、後部44、底部45、左側部46及び右側部47からなる。外箱体42は、ケース本体2を収容して、ケース本体2と一体となる。ケース本体2は、前部7と、底部9と、後部8が1重構造であるが、上蓋3の外箱体42の前部43、底部45、後部44と重なって2重構造となる。中蓋4は、外壁4aと内壁4bの2重構造である。押さえ片13は、ケース本体2の底部9を形成する部分を切り起こして後方に向かって倒すことによって形成されている。
ラップフィルムケース41の上蓋3及び外箱体42と、ケース本体2及び中蓋3とは別体に形成される。上蓋3及び外箱体42は、図15の展開図に示すブランク41Aから折り曲げにより製造される。ブランク41Aは、上蓋3の前部15、上部14、外箱体42の後部44、底部45、前部43及びフラップ12からなる。後部44、前部43の両端には、糊代48a,48b、49a,49bが設けられている。一方、ケース本体2及び中蓋3は、図16の展開図に示すブランク41Bから折り曲げにより製造される。ブランク42Bは、中蓋4の内壁4b、外壁4a、ケース本体2の後部8、底部9、前部7からなる。付属部分の構成は図3と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第3実施形態のラップフィルムケース41の組立は、図17に示すように、上蓋3及び外箱体42と、ケース本体2及び中蓋4とを別箇に製造した後、上蓋3の外箱体42にケース本体2を収容する以外は、第1実施形態と同様である。また、第3実施形態のラップフィルムケース41の使用方法及び作用は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図14は、図13,15−17を参照して説明した第3実施形態の変形例のラップフィルムケース41´である。このラップフィルムケース41´は、ケース本体2の底部9に手掛け部27を設けたものである。手掛け部27の構成及び作用は、図5に示すものと同様であるため、説明を省略する。
<押さえ片の取り付け位置>
第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態におけるケース本体2の押さえ片13は、ケース本体2の内部の任意の箇所に設けることができる。以下、第2実施形態の変形例のラップフィルムケース31´を例にして具体的に説明する。
図18は、押さえ片13を奥上側に設けたラップフィルムケース31´である。図18(a)の押さえ片13は、中蓋4の内壁4bの後端からレ形に折り曲げられた折曲げ片である。図18(b)の押さえ片13は、中蓋4の内壁4bから切り起こされ、後方に倒されて形成されている。これらの押さえ片13は、ラップフィルムロール6aを斜め下、前方に押さえている。
図19は、押さえ片13を奥下側に設けたラップフィルムケース31´である。図19(a)の押さえ片13は、ケース本体2の底部9の奥下隅部にレ形に折り曲げた折り曲げ部材である。図19(b)の押さえ片13は、ケース本体2の後部8の内壁8bから切り起こされ、下方に倒されて形成されている。これらの押さえ片13は、ラップフィルムロール6aを斜め上、前方に押さえている。
図20は、押さえ片13を手前上側に設けたラップフィルムケース31´である。図20(a)の押さえ片13は、ケース本体2の前部7の内壁7bから切起こされ、上方に倒されて形成されている。図20(b)の押さえ片13は、中蓋4の内壁4bから切り起こされ、前方に倒されて形成されている。これらの押さえ片13は、ラップフィルムロール6aを斜め下、後方に押さえている。
図21は、押さえ片13を手前下側に設けたラップフィルムケース31´である。図21(a)の押さえ片13は、ケース本体2の前部7の内壁7bの下端からレ形に折り曲げられた折曲げ片である。図21(b)の押さえ片13は、ケース本体2の前部7の内壁7bから切り起こされ、下方に倒されて形成されている。これらの押さえ片13は、ラップフィルムロール6aを斜め上、後方に押さえている。
<第4実施形態>
以上の実施形態のラップフィルムケース1、1´、31、31´、41、41´は、紙製であるが、本発明のラップフィルムケースは紙製に限らず、プラスチックで形成することができる。図22は、本発明の第4実施形態のプラスチック製のラップフィルムケース51である。
ラップフィルムケース51のケース本体2は、前部7、後部8、底部9、左側部10、右側部11及びフラップ12を一体に成形したものである。底部9の外面には手掛け部27が形成されている。フラップ12は、ケース本体2の前部7の上端に薄肉部を介して一体に成形され、成形後に折り曲げられる。底部9の内面には、弾性を有する押さえ片13が融着又はねじ止め等で取り付けられている。押さえ片13は、U字形に屈曲され、一片が弾性を有するように他片をケース本体に固定されている。押さえ片は、弾性を有していればよく、ラップフィルムロール6aを押さえる板状の部材をスポンジやばね等で支持したものでもよい。上蓋3は、ケース本体2とは別に成形され、後端をケース本体2の後部8の上端にヒンジ軸52を介して回動可能に取り付けられている。上蓋3もケース本体2の後部8の上端に薄肉部を介して一体に成形した後、折り曲げるようにしてもよい。上蓋3の前部15の先端には図示しない切刃が取り付けられる。中蓋4は、ケース本体2及び上蓋3とは別に成形され、後端に突片53を有し、左右端にリブ54が形成されている。リブ54の外面には凸部55が形成されている。
手掛け部27は、底部9と後部8の角の近傍に、内側に向かって断面が三角形状に凹んだ形を有する。すなわち、手掛け部27は、底部9と後部8の角からケース本体2の内側に向かって後部8と平行に延びる垂直面27aと、該垂直面27の上端からケース本体2の外側に向かって斜めに延びて底部9と接続する傾斜面27bとを有する。手掛け部27を構成する後部8の下端には、図23に示すように、手が掛かかりやすくするために、湾曲した切り欠き27dを設けることにより、手が掛かかり易くしてもよい。
ラップフィルムケース51は、ケース本体2にラップフィルムロール6aを収容した後、中蓋4を取り付ける。中蓋4は、後端の突片53をケース本体2の後部8に形成した係合孔56に差し込み、リブ54の凸部55をケース本体2の左右側部10,11に形成した凹部又は孔に嵌合することでケース本体2の開口部5を覆うようにケース本体2に取り付けられる。これにより、中蓋4の前縁4cと、開口部5の前縁5aとの間に隙間21が形成される。
第4実施形態のラップフィルムケース31´の使用方法及び作用は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。また、手掛け部27の構成及び作用は、図5に示すものと同様であるため、説明を省略する。
図24は、図22を参照して説明した第4実施形態の変形例のラップフィルムケース151´であり、手掛け部27の形状のみが異なる。手掛け部27は、底部9と後部8の角の近傍に、内側に向かって断面が円弧状に凹んだ形を有する。すなわち、手掛け部27は、底部9と後部8の角からケース本体2の内側に向かって凹んで底部9に接続する円弧面27eを有する。手掛け部27の構成及び作用は、図5に示すものと同様であるため、説明を省略する。
<第5実施形態>
図25(a)、(b)は、本発明の第5実施形態のラップフィルムケース61を示す。ラップフィルムケース61では、底部9の全体が前部7に向かって低くなるように傾斜している。このため、ケース本体2に収容されたラップフィルムロール6aは自然と前部7の内壁7bに接触した状態となり、図25(b)に示すように、ラップフィルム6が消費されて外径が小さくなっても、ラップフィルムロール6aは前部7の内壁7bに接触している。手掛け部27は、後部8の角からケース本体2の内側に向かって後部8と平行に延びる垂直面27aと、該垂直面27の上端からケース本体2の外側に向かって前部7の下端まで斜めに延びる傾斜面27bとを有する。底部9の傾斜角度は任意である。
押さえ片13は、後部8の内壁8bに設けられ、ラップフィルムロール6aを後方から前方に向かって押さえている。押さえ片13は、底部9の内壁9bと後部8の内壁8bの間に跨った部分を上方に切り起こして形成されている。図26に示すように、押さえ片13の両端13a、13bは、先端13cに向かって幅が広がるように傾斜している。このため、ラップフィルム6が消費される前の初期状態のラップフィルムロール6aを押さえ片13が押圧する押さえ幅W1よりも、ラップフィルム6が消費されて径が小さくなったラップフィルムロール6aを押さえ片13が押圧する押さえ幅W2のほうが大きくなる。切り起こしにより形成された押さえ片13のばね力は、押さえ片13が戻る方向に移動するにつれて小さくなるが、ラップフィルムロール6aとの押さえ幅が大きくなるので、ラップフィルムロール6aに対する接触圧力を維持することができる。このような形状を有する押さえ片13は、本明細書で説明する全ての実施形態のラップフィルムケースに適用可能である。
ラップフィルムケース61は、図27の展開図に示すブランク61Aから、折り曲げ加工により、ケース本体2、上蓋3及び中蓋4を一体に同時に製造することができる。ラップフィルムケース61のブランク61Aは、下記以外は、図7に示すラップフィルムケース1´のブランク1´Aと基本的に同一である。底部9の外壁9aに手掛け部27を形成するために、外壁9aに垂直外壁9cが設けられている。また、糊代24a,24b、25a,25bは、底部9の外壁9a、前部7の外壁7aに設けられている。押さえ片13は、底壁9の内壁9bと後壁8の内壁8bとに跨って形成されている。押さえ片13の形状は前述した通りである。
<第6実施形態>
以上説明した全ての実施形態においては、ラップフィルムロール6aは、ラップフィルム6が消費されて径が小さくなるにつれて中心が移動する。ラップフィルムロール6aには現在、20m巻きと50m巻きがあるが、特に50m巻きのラップフィルムロール6aの場合、ラップフィルム6が消費されて残量がゼロになるまでの押さえ片13の可動範囲が大きく、押さえ片13の押さえ力が弱まる虞れがある。そこで、ラップフィルムロール6aの中心が移動しないように、以下に説明する軸部材を設けることが好ましい。
図28は、第6実施形態のラップフィルムケース71を示す。ラップフィルムケース71は、ラップフィルムロール6aの両端に軸部材72を有する。軸部材72は、ケース本体2の左側部10、右側部11よりも小さいが、ケース本体2内では回転しない矩形板状の基部73と、該基部73の中央に設けられ、ラップフィルムロール6aの芯管6b内に挿入される円筒状の軸部74とを有している。軸部74は、ラップフィルムロール6aの芯管6bの内径より僅かに小さい外径を有している。軸部74は、円筒状に限らず、円柱状であってもよいし、図29に示すように、4つのリブ75を放射状に配設したものであってもよい。リブ75の数は4に限らず、3でも5でもよく、その数は任意である。軸部材72は、紙製が好ましいが、ラップフィルムロール6aの芯管6bの内面に対して摩擦係数の大きい素材が好ましい。
軸部材72をラップフィルムロール6aの芯管6bの両端に挿入した状態でラップフィルムロール6bをケース本体2に収容すると、ラップフィルムロール6bはケース本体2の中心に芯出しされ、回転可能となる。ラップフィルムロール6aは芯管6bの両端に軸部材72を有するので、ラップフィルム6が消費されて径が小さくなっても、ラップフィルムロール6aの中心は移動しない。このため、押さえ片13の可動範囲が小さく、押さえ片13の押さえ力が弱まる虞れがない。
軸部材72の軸部74の外径をラップフィルムロール6aの芯管6bの内径に近づけ、例えば1mm程度の差を設けることで、ラップフィルムロール6aの芯管6bの内面が新出し部材72の軸部74に摩擦接触し、且つ、芯管6bのガタ付きが無くなるため、ラップフィルム6の巻き戻りを抑えることができる。このため、軸部材72を用いた場合は、ケース本体2の押さえ片13を省略してもよい。
図30は、ラップフィルム6の巻き戻り防止機能を付加した軸部材76を示す。軸部材76は、ケース本体2の左側部10、左側部11よりも小さいが、ケース本体2内では回転しない矩形板状の基部77と、該基部77の中央に設けられ、ラップフィルムロール6aの芯管6b内に挿入される円筒状の軸部78と、該軸部78の外周に放射状に配設された4つのリブ79と、各リブ79の間で軸部78の外周に放射状に配設された弾性変形可能な複数の羽根80とを有する。各リブ79の先端を通る径は、ラップフィルムロール6aの芯管6bの内径より僅かに小さい。これに対し、複数の羽根80の先端を通る径は、ラップフィルムロール6aの芯管6bの内径より僅かに大きい。羽根80の軸方向の端部にはテーパ80aが設けられている。
軸部材76をラップフィルムロール6aの芯管6bの内部に装着するには、まず、リブ79をに芯管6bに差し込み、軸周りに捩じるようにして差し込む。これにより、図32に示すように、芯管6bより径が大きい羽根80の先端部分が弾性変形して撓み、ラップフィルムロール6aの芯管6bの内面に圧接した状態に装着される。この結果、ラップフィルムロール6aは、図32において時計周り方向(ラップフィルム6が引き出される方向)には回転するが、反時計周りには回転が阻止されるので、ラップフィルム6の巻き戻りが防止される。
なお、図33に示すように、軸部材76の羽根80の数を多くすると、ラップフィルムロール6aを十分に支持できるので、図32のリブ79を無くすことができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々変更することができる。例えば、前記実施形態のケース本体、上蓋、中蓋の展開図は、折り曲げの開始と終わりを逆にしてもよい。
(残量確認用窓孔)
前記実施形態のラップフィルムケースは中蓋4を有しているため、上蓋3を開けても、ケース本体2の内部に収容したラップフィルム6がどれくらい残っているかが分からない。そこで、図34に示すように、中蓋4の端部に透明フィルム81で覆われた窓孔82を設け、この窓孔82を通して内部のフラップフィルムロール6aの端面が見えるようにすることで、ラップフィルム6の残量を確認することができる。
(中蓋の開閉構造)
また、前記実施形態のラップフィルムケースは、ラップフィルム6の巻き戻りが無いため、使用開始時にラップフィルムロール6aを収容した後は、通常、中蓋4を開ける必要はない。しかし、万一、ラップフィルム6の破れや引っ掛かり等の不具合が生じた場合に中蓋4を開けることができるようにするために、図35に示すように、中蓋4の左側部16と右側部18に差し込み片83を設け、この差し込み片83を底部9の両端部に設けたスリット84に差し込んでおき、必要に応じて、差し込み片83をスリット84から引き出して中蓋4を開放できるようにしてもよい。
(フラップのコーティング)
本発明では以上説明した押さえ片13等のラップフィルム6の巻き戻り防止構造が採用されているため、ラップフィルム6が接触するフラップ12の外面には、敢て、従来のような粘着層を塗布する必要はない、しかし、上蓋3を開けたときにラップフィルム6が上蓋3にとともに持ち上がって巻き戻りの原因となるのを防止するために、フラップ12の外面と、上蓋3の内面とをラップフィルム6の材料であるポリ塩化ビニリデン等との親和性が異なる材料とすることが好ましい。
図2を参照して具体的に説明すると、ラップフィルム6を引き出して上蓋3を閉じた状態では、ラップフィルム6はフラップ12の外面と上蓋3の前部15の内面との間に挟まれる。ラップフィルム6を切断した後、ラップフィルム6をさらに引き出すために上蓋3を開けたときに、ラップフィルム6の端部がフラップ12には付着するが上蓋3には付着しないようにする。すなわち、フラップ12の外面はラップフィルム6と相性のよいコーティングがなされた面とし、上蓋3の内面はラップフィルム6との相性の悪い凹凸のある面(梨地)とすることが好ましい。図3に示すように、上蓋3とケース本体2を1枚のブランク1Aから一体で形成する場合、ブランク1Aの材料として、つるっとした表面とざらっとした裏面を有する板紙を使用し、フラップ12の外面が表面となるようにすると、必然的に上蓋3の内面は裏面となる。このため、上蓋3を開けたとき、フラップ6は、つるっとした面のフラップ12の外面には付着するが、ざらっとした面の上蓋3の内面には付着しないため、ラップフィルム6が上蓋3とともに持ち上がることがなくなり、ラップフィルム6の巻き戻りの要因を無くすことができる。
(切刃構造)
図41に示すように、従来のラップフィルムケース101の切刃102は、上蓋103の前部104の先端に設けられ、刃先がケース本体105の前部106に平行に突出している。このような切刃102では、切刃102の幅方向中央部を押してラップフィルム107を切り離すとき、押圧力Fが切刃102の幅方向両端部に十分に伝わらないため、切刃102の両端部が浮き上がってラップフィルム107を押さえる力が弱い。このため、2点鎖線で示すように、ラップフィルム107の端から切り始める際に、ラップフィルム107の側端が幅方向中央部に寄せられて皺になったり、切刃102以外の箇所で引き裂かれることがあった。
図36(a)は、ラップフィルム6を十分に押さえて確実に切り離すことができるラップフィルム容器91である。切刃92は、上蓋3の前部15の先端に固着される基部93と、該基部93の両端部に基部93から屈曲し、上蓋3を閉じた状態でケース本体2の前部7に向かって突出する突出部94とを有している。図36(b)に示すように、基部93の先端にはケース本体2の前部7に平行に突出するように鋸歯状の刃先93aが設けられている。突出部94は切刃92の両端に向かって突出寸法が大きくなるように傾斜している。突出部94の先端にはケース本体2の前部7に直角に突出するように鋸歯状の刃先94aが設けられている。切刃92の両端における突出部94の先端は、ケース本体2が損傷するのを防止するために丸み95が設けられている。
切刃92に突出部94を設けたために、図37に示すように、上蓋3の前部15とケース本体2の前部7の隙間が大きくなっている。このため、ケース本体2の前部7の下端部に当て板96が設けられ、この当て板96に切刃92を覆う図示しないジッパーが貼り付けられる。
切刃92は、図38(a)に示すように、基部93と突出部94とを平板から切断し、図38(b)に示すように、突出部94を90°折り曲げることにより形成される。突出部94の幅sは20〜20mm、突出寸法tは4〜5mmが好ましい。突出部94の折り曲げ角は、90°に限らないが、45〜90°の範囲にすればよい。
以上のように突出部94を有する切刃92を備えたラップフィルムケース91において、図39に示すように、切刃92の中央部を押してラップフィルム6を切り離すとき、図40(a)に示すように、切刃92の中央部とケース本体2の前部7の間に突出部94の突出寸法だけ大きな隙間が形成されているため、図40(b)に示すように、切刃92が下向きの凸に撓み、押圧力Fが両端部の押圧力f1,f2に分散され、突出部94がケース本体2の前部7に押し付けられる。この結果、突出部94とケース本体2の前部7との間のラップフィルム6は、ラップフィルム6の端から切り始めても、ラップフィルム6の側端が幅方向中央部に寄せられて皺になったり、切刃92以外の箇所で引き裂かれることが防止され、確実に切り離すことができる。
1…ラップフィルムケース
1´…ラップフィルムケース
2…ケース本体
3…上蓋
4…中蓋
4c…前縁
5…開口部
5a…前縁
6…ラップフィルム
6a…ラップフィルムロール
6b…芯管
7…前部
8…後部
9…底部
10…左側部
11…右側部
13…押さえ片
14…上部
15…前部
16…左側部
17…右側部
18…切刃
19…左側部
20…右側部
21…隙間
22,23,24,25…糊代
26a,26b…係合片
27…手掛け部
31…ラップフィルムケース
31´…ラップフィルムケース
32…背壁片
41…ラップフィルムケース
41´…ラップフィルムケース
42…外箱体
43…前部
44…後部
45…底部
46…左側部
47…右側部
48,49…糊代
51…ラップフィルムケース
52…ヒンジ軸
53…突片
54…リブ
55…凸部
56…係合孔
61…ラップフィルムケース
71…ラップフィルムケース
72…軸部材
73…基部
74…軸部
75…リブ
76…軸部材
77…基部
78…軸部
79…リブ
80…羽根
81…透明フィルム
82…窓孔
83…差し込み片
84…スリット
91…ラップフィルムケース
92…切刃
93…基部
94…突出部
95…丸み
96…当て板

Claims (15)

  1. 開口部からラップフィルムロールを収容するケース本体と、前記ケース本体の前記開口部の後縁に設けられた上蓋とを備え、前記上蓋に前記ケース本体から引き出された前記ラップフィルムを切断する切刃を備えたラップフィルムケースにおいて、
    前記ケース本体と前記上蓋の間に前記開口部を覆う中蓋が設けられ、前記中蓋の前縁と前記開口部の前縁との間に前記ラップフィルを引き出す隙間が設けられていることを特徴とするラップフィルムケース。
  2. 前記ケース本体の内面に前記ラップフィルムロールの表面を押さえる押さえ片が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のラップフィルムケース。
  3. 前記押さえ片は、前記ケース本体の内壁の一部の切り起こし片であることを特徴とする請求項2に記載のラップフィルムケース。
  4. 前記押さえ片は、前記ケース本体の折り曲げ片であることを特徴とする請求項2に記載のラップフィルムケース。
  5. 前記押さえ片は、前記ケース本体の内部に設けられた折り曲げ片であることを特徴とする請求項2に記載のラップフィルムケース。
  6. 前記ラップフィルムロールの両端に、
    前記ケース本体内に収容される矩形板状の基部と、
    前記基部の中央に設けられ、前記ラップフィルムロールの芯管に挿入される軸部とを有する軸部材が設けられていることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のラップフィルムケース。
  7. 前記ラップフィルムロールの両端に、
    前記ケース本体内に収容される矩形板状の基部と、
    前記基部の中央に設けられ、前記ラップフィルムロールの芯管に挿入される軸部と、
    前記軸部の外周に放射状に配設された弾性変形可能な複数の羽根とを有する軸部材が設けられ、
    前記複数の羽根は、先端を通る径が前記ラップフィルムロールの前記芯管の内径より大きく、前記ラップフィルムロールの芯管に挿入された状態で弾性変形して撓み、前記複数の羽根の先端が前記ラップフィルムロールの前記芯管の内面に圧接していることを特徴とする請求項1に記載のラップフィルムケース。
  8. 前記ケース本体の底部に凹んだ形を有する手掛け部が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のラップフィルムケース。
  9. 前記切刃は、前記上蓋の先端に固着される基部と、前記基部の両端部に前記基部から屈曲し、前記上蓋を閉じた状態で前記ケース本体に向かって突出する突出部とを有することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のラップフィルムケース。
  10. 前記中蓋は内壁と外壁の2重壁からなることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のラップフィルムケース。
  11. 前記中蓋の前縁は、前記内壁と外壁の間の折り返し端であることを特徴とする請求項10に記載のラップフィルムケース。
  12. 前記中蓋は、前記ケース本体と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のラップフィルムケース。
  13. 前記上蓋は、前記ケース本体と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のラップフィルムケース。
  14. 前記上蓋は、後端縁に背壁片を有し、前記背壁片は前記ケース本体の後部の外面に貼り付けられていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のラップフィルムケース。
  15. 前記上蓋は、後端縁に外箱体を有し、前記外箱体は前記ケース本体を収容していることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のラップフィルムケース。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109433291A (zh) * 2019-01-09 2019-03-08 贵州省旱粮研究所 一种透气防菌吸头盒
JP7396755B1 (ja) 2023-06-08 2023-12-12 株式会社ラフラン ラップフィルム収納箱用ケース

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