JP2005255101A - 車載用マイクロ波検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の、太陽電池を有する車載用マイクロ波検出装置では、フロントガラスに吸着盤で固定されるものは、脱落の不安があり、サンバイザに固定されるものは、太陽電池が、車の屋根の陰にかかり、発電効率が低下していた。
【解決手段】太陽電池を有する車載用マイクロ波検出装置を、サンバイザに固定するものにおいて、サンバイザ保持具と、車載用マイクロ波検出装置本体との間を、アームで連結し、さらに、このアームを、角度可変にした。
【選択図】図1
【解決手段】太陽電池を有する車載用マイクロ波検出装置を、サンバイザに固定するものにおいて、サンバイザ保持具と、車載用マイクロ波検出装置本体との間を、アームで連結し、さらに、このアームを、角度可変にした。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載用マイクロ波検出装置に関する。
自動車の購入者等の中には、車内に、車載用マイクロ波検出装置を取り付ける者がいる。
図4は、そのような従来の車載用マイクロ波検出装置の一例を概略的に示す側面図であり、車内に取り付けた状態を示す図である。
この車載用マイクロ波検出装置101は、フロントガラスFGに着脱自在な吸着盤102と、吸着盤102に一端が固定された支持アーム103と、支持アーム103の他端に取り付けられた車載用マイクロ波検出装置本体104と、車載用マイクロ波検出装置本体104の上面に一体的に取り付けられた太陽電池105とを備える。
この車載用マイクロ波検出装置101は、吸着盤102をフロントガラスFGに吸着させて、フロントガラスFGに取り付けるようにして、使用する。
しかしながら、このように吸着盤102をフロントガラスFGに吸着するようにして使用する車載用マイクロ波検出装置101は、車載用マイクロ波検出装置101がフロントガラスFGから脱落するといったような問題がある。
図5は、従来の車載用マイクロ波検出装置の他の一例を概略的に示す側面図であり、車内に取り付けた状態を示す図である。
この車載用マイクロ波検出装置201は、サンバイザSVに保持固定されるサンバイザ保持具202と、サンバイザ保持具202に取り付けられた車載用マイクロ波検出装置本体204と、車載用マイクロ波検出装置本体204に角度変更可能に設けられた太陽電池
205とを備える。サンバイザ保持具202は、U字形状の板バネになっており、U字形状のサンバイザ保持具202の隙間に、サンバイザSVを挿入すると、サンバイザSVに
サンバイザ保持具202が、板バネの復元力により、サンバイザSVに固定されるように
なっている。
205とを備える。サンバイザ保持具202は、U字形状の板バネになっており、U字形状のサンバイザ保持具202の隙間に、サンバイザSVを挿入すると、サンバイザSVに
サンバイザ保持具202が、板バネの復元力により、サンバイザSVに固定されるように
なっている。
この車載用マイクロ波検出装置201は、サンバイザ保持具202の隙間に、サンバイザSVを挿入して使用する。
図5に示す車載用マイクロ波検出装置201は、サンバイザ保持具202をサンバイザSVに取り付けるようにして使用するので、図4に示す車載用マイクロ波検出装置101に比べ、車載用マイクロ波検出装置が落下するような事態が生じ難い。
しかしながら、図5に示す車載用マイクロ波検出装置201では、サンバイザ保持具202をサンバイザSVに取り付けるようにして使用するようにしているため、装置自体が、フロントガラスFGに取り付けるようにしている車載用マイクロ波検出装置101に比べ、車内の奥まった位置にくるため、太陽電池205の受光面が、車の天井Rの下方位置に位置し、太陽電池205の発電効率が悪くなる、という問題がある。
本発明は、以上の問題を解決するためになされたものであって、車内に取り付け後、落下するような事態が生じ難く、且つ、太陽電池の受光面をフロントガラスの下方位置に位置させることができる、車載用マイクロ波検出装置を提供することを目的としている。
課題を解決するため、請求項1に記載の車載用マイクロ波検出装置は、自動車の車内に設置され、サンバイザに保持固定されるサンバイザ保持具と、太陽電池を有する車載用マイクロ波検出装置本体とを備える、車載用マイクロ波検出装置の、サンバイザ保持具と車載用マイクロ波検出装置本体との間をアームで連結するようにし、サンバイザ保持具をサンバイザに保持固定した際に、太陽電池の受光面がフロントガラス内面に面する位置にするようにした。
また、請求項2に記載の車載用マイクロ波検出装置は、請求項1に記載のアームの、アームは、角度可変になっている。
また、請求項3に記載の車載用マイクロ波検出装置は、請求項1又は請求項2に記載の、車載用マイクロ波検出装置の、アームは、その一端に、車載用マイクロ波検出装置本体を係止する係止具を備え、車載用マイクロ波検出装置本体は、係止具と係止する係止溝を備え、係止具と係止溝とにより、アームに対し、車載用マイクロ波検出装置本体を着脱可能にした。
また、請求項4に記載の車載用マイクロ波検出装置は、請求1〜請求項3のいずれかに記載の、車載用マイクロ波検出装置の、係止具は、回動可能にされており、係止溝は、係止具を2方向から係止できるようになっている。
また、請求項5に記載の車載用マイクロ波検出装置は、請求項1〜請求項4に記載の、車載用マイクロ波検出装置の、太陽電池が、車載用マイクロ波検出装置本体に開閉可能に取り付けられている。
また、請求項6に記載の車載用マイクロ波検出装置は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の、車載用マイクロ波検出装置の、太陽電池内にGPSアンテナが一体に組み込まれている。
以上述べたように、請求項1に記載の車載用マイクロ波検出装置によると、サンバイザ保持具と、車載用マイクロ波検出装置本体との間を、アームで連結するようにしている。このため、サンバイザ保持具を、サンバイザに保持固定した際に、太陽電池の受光面がフロントガラス内面に面する位置にするようになる。
また、サンバイザで保持固定するので、吸着盤使用タイプに比べて、保持固定が確実であり、長期間の使用での、脱落する問題が解決できる。
また、請求項2に記載の車載用マイクロ波検出装置のアームでは、角度可変になっているため、乗用車、RV車、トラックなどデザイン、構造の異なる各種の車でも、アームにより、フロントガラス内面の近くに移動した、車載用マイクロ波検出装置及び太陽電池の角度が自由に調節でき、車によって異なる天井やフロントガラスとの距離を、運転中の車の振動で、車載用マイクロ波検出装置本体及び太陽電池が損傷しないように、適切な位置に調節することができる。また、太陽電池の受光面の太陽光の受光角度も最適な位置に調節することもできる。
また、請求項3に記載の車載用マイクロ波検出装置では、アームの一端に、車載用マイクロ波検出装置本体を係止する係止具を有し、車載用マイクロ波検出装置本体に、係止具と係止する係止溝を有し、係止具と係止溝とにより、アームに対し、車載用マイクロ波検出装置本体を着脱可能にしている。このため、この車載用マイクロ波検出装置を取り付ける場合、最初に、サンバイザに、アームのサンバイザ保持具を取り付けた後、車載用マイクロ波検出装置本体及び太陽電池を取り付けることができ、取り付けが簡単で容易になる。また、車載用マイクロ波検出装置本体及び太陽電池を使用しないときに、簡単にはずして、他の場所に収納できる利点がある。
また、請求項4に記載の車載用マイクロ波検出装置では、アームの係止具を、回動可能にしており、車載用マイクロ波検出装置本体の係止溝は、係止具を2方向から係止できるようになっているため、車載用マイクロ波検出装置本体及び太陽電池を、水平方向に自由に角度調節ができる。さらに、係止具を回動させて、車載用マイクロ波検出装置本体の係止溝に、挿入係止する方向を、2方向選択できるようにしたこと、及び、車載用マイクロ波検出装置本体の係止溝を2方向にしたことにより、サンバイザと、車載用マイクロ波検出装置本体及び太陽電池の距離を調節することができる。乗用車、RV車、トラックなどデザイン、構造の異なる各種の車でも、フロントガラスと太陽電池との距離を、最適な位置に調節することができる。
また、請求項5に記載の車載用マイクロ波検出装置では、太陽電池を、車載用マイクロ波検出装置本体に開閉可能に取り付けたので、太陽電池は、角度を広げて、太陽電池の受光面を、フロントガラス内面に面する太陽光の受光の良好な位置に、保持することができ、太陽電池の発電効率を向上させることができる。
また、請求項6に記載の車載用マイクロ波検出装置では、太陽電池内にGPSアンテナを一体に組み込んでいる。このため、太陽電池の太陽光の受光を最良にする位置は、同時に、GPS信号の受信感度も向上する良好な位置にすることができる。
以下本発明に係わる車載用マイクロ波検出装置の一例を、図面を参照しながら、更に、詳しく説明する。
図1は、本発明に係る車載用マイクロ波検出装置の一例の取り付け状態を示す側面図である。
図2は、本発明に係る車載用マイクロ波検出装置の一例を示す図であり、図2(a)は、その車載用マイクロ波検出装置の模式的な斜視図であり、又、図2(b)は、車載用マイクロ波検出装置のアームと車載用マイクロ波検出装置本体との、係止方法を示す斜視図である。
この車載用マイクロ波検出装置1は、自動車の車内に設置され、サンバイザSVに保持固定されるサンバイザ保持具3と、太陽電池21を有する車載用マイクロ波検出装置本体2とを備える、車載用マイクロ波検出装置1の、サンバイザ保持具3と車載用マイクロ波検出装置本体2との間をアーム4で連結するようにし、サンバイザ保持具3をサンバイザSVに保持固定した際に、太陽電池21の受光面21aがフロントガラスFGの内面に面する位置にするようにしたものである。
また、この車載用マイクロ波検出装置1のアーム4は、角度可変になっている。
このアーム4は、その一端に、車載用マイクロ波検出装置本体を係止する係止具9を備え、車載用マイクロ波検出装置本体2は、係止具9と係止する係止溝12を備え、係止具9と係止溝12とにより、アーム4に対し、車載用マイクロ波検出装置本体2を着脱可能にしている。
また、係止具9は、回動可能にされており、係止溝12は、係止具9を2方向から係止できるようになっている。
アーム4は、サンバイザ保持具3と、サンバイザ保持具3と一体に形成された支持アーム5と、支持アーム5と回動する可動アーム6と、支持アーム5と可動アーム6を回動可能に支持する回転軸7と、可動アーム6の他の一端に回動可能に保持固定された係止具9と、可動アーム6と係止具9とを回動可能に支持する回転軸8とで、構成される。
サンバイザ保持具3は、所定の幅を持ち、弾力性を有するU字形状の樹脂成型物であり、サンバイザSVを、U字形状のサンバイザ保持具3の隙間に、サンバイザSVを奥まで挿入すると、サンバイザSVとサンバイザ保持具3が、U字形状の復元力により、サンバイザSVに固定されるようになっている。
サンバイザ保持具3と一体に形成された支持アーム5は、断面が長方形で所定の長さのアームであり、先端部は、半円形で、可動アーム6と連結するための回転軸7用の孔(図示せず)を設けている。この例では、アームの断面形状が、長方形であるものを示したが、これは単なる例示であって、この例に限定されるものではなく、正方形でも、円形でも、楕円形でもかまわない。また、回転軸7用の孔は、位置の異なる2個以上の複数個の孔を設け、回転軸7の位置を変えるようにしても良い。
回転軸7は、ネジの頭に樹脂製のツマミを、一体に成型し、手で、締め付けができるようにしている。この回転軸7は、可動アーム6と、支持アーム5との、両方の孔を貫通して、先端で、ナット(図示せず)により固定される。この回転軸7を緩めると、可動アーム6が回動可能になり、可動アーム6の角度を、変えることができる。
可動アーム6は、樹脂製の、断面が長方形状の所定長さのアームであり、その一端は半円形で、支持アーム5と側面で回動するように、回転軸7で保持固定されている。また、他端は、垂直な円筒形状になっており、中心部に、上下に、係止具9を回動可能にする回転軸8を通す孔を、設けている。回転軸8は、可動アーム6と係止具9を貫通して他端をナット(図示せず)、により固定される。
係止具9は、樹脂製の、略正方形の板状であり、2辺に、車載用マイクロ波検出装置本体2の係止溝12に、嵌合挿入して係止するための係止片9aを、左右各々2個づつ設けている。また、係止具9の中央部には、係止具9と係止溝12の係止を解除するための、フック9bを設けている。
フック9bは、係止具9と一体の突起片で、周囲3方向に溝を設け、上下に少し弾力を有する形にしている。また、下部に、微小の凹部(図示せず)があり、係止具9に、係止溝12を嵌合し、挿入して、係止したとき、この凹部に、車載用マイクロ波検出装置本体2の凸部12bが、係止し、車載用マイクロ波検出装置本体2を脱落しないように保持する。車載用マイクロ波検出装置本体2を、はずす場合は、このフック9bの先端を、手で、少し持ち上げれば、係止が解除され、はずすことができる。
また、車載用マイクロ波検出装置1では、太陽電池21が、車載用マイクロ波検出装置本体2に開閉可能に取り付けられている。
より具体的には、この例では、車載用マイクロ波検出装置本体2の、前面2aの下部コーナー部に、太陽電池21が、回転軸22で、開閉可能に取り付けられている。回転軸22は、車載用マイクロ波検出装置本体2の外郭と一体の、軸支持部(図示せず)で保持され、さらに、軸支持部と回転軸22を覆うカバー部(図示せず)がある。このカバー部と、回転軸22の間に空隙を設けて、太陽電池21からのリード線(図示せず)を、車載用マイクロ波検出装置本体2に、接続している。このため、リード線が露出しないので、外力による断線も生じ難く、デザインもスッキリしたものになる。
車載用マイクロ波検出装置本体2は、薄型の、長方形の形をしており、外郭は樹脂製ケースで覆われ、内部に、マイクロ波検出素子、マイクロ波検出回路、演算回路、警報回路及び電源回路などの電子回路を内蔵している。そして、車載用マイクロ波検出装置本体2の前面2aには、マイクロ波検出素子(図示せず)が配置されている。
この例では、太陽電池21は、その受光面21aを除き、外郭が樹脂製ケースに覆われている。回転軸22は、回転軸22の両端部に設けられた、外郭と一体の、回転軸支持部(図示せず)を貫通して、保持され、回転可能になっている。
さらに、車載用マイクロ波検出装置1の、太陽電池21内にGPSアンテナ(図示せず)が一体に組み込まれている。
このGPSアンテナのリード線も、太陽電池21のリード線と同様に、回転軸22のカバー部の内部の空隙を通って、車載用マイクロ波検出装置本体2に接続されている。
回転軸22は、溝付のネジ頭を有するネジであり、手指で又は工具(ドライバーなど)により、緩めて、太陽電池21の回転角度が調節でき、取り付け時に、太陽電池の受光面21aが、最適の位置となるように調整した後、締め付けて、固定される。
また、車載用マイクロ波検出装置本体2の上面には、アーム4に車載用マイクロ波検出装置本体2を保持固定するための、外郭と一体の、係止溝12、及び、アーム3の係止具9と係止溝12との係止を保持しておくための、凸部12bを設けている。
係止溝12は、車載用マイクロ波検出装置本体2の外郭と一体の、一対の逆L字形状で、所定の長さを持つ樹脂を、向かい合わせにして、内面を、所定厚さの、所定幅の部材が、スライドできるように、している。係止具9の係止片9aを、嵌合挿入して、係止するためのものである。また、この係止溝12は、係止具9の係止片9aと、車載用マイクロ波検出装置本体2の前面2a方向から、又は、逆に、後の方向からの、2方向から、嵌合挿入して、係止できるようにしている。さらに、係止溝12の上面には、嵌合挿入する係止具9の係止片9aの長さより少し長い、切欠き部12aが、設けられている。
凸部12bは、車載用マイクロ波検出装置本体2の外郭と一体の、所定の幅を有する、微小高さの凸部であり、係止具9と車載用マイクロ波検出装置本体2を係止したとき、係止具9のフック9bの下部の凹部(図示せず)と、係止して、脱落しないように、係止するものである。
次に、自動車に、本発明の、車載用マイクロ波検出装置1を取り付ける場合について、説明する。
この車載用マイクロ波検出装置1を、自動車に取り付ける場合は、まず、自動車のサンバイザSVに、アーム4のサンバイザ保持具3を、奥まで挿入して、アーム4を支持固定する。
次に、アーム4の係止具9に、車載用マイクロ波検出装置本体2の係止溝12の位置を合わせて、嵌合し、スライドさせて、係止し、車載用マイクロ波検出装置本体2を保持固定する。
なお、他の取り付け方法として、最初にアーム4と車載用マイクロ波検出装置本体2を係止し、一体にして、この全体を、サンバイザSVに支持固定する方法がある。この車載用マイクロ波検出装置1を自動車に取り付ける者は、これらの中、便利な方法を選んで、取り付けすれば良い。
次に、取り付ける車の、天井RやフロントガラスFGの形状に合わせて、回転軸7を緩めて、車載用マイクロ波検出装置本体2の、角度を調節する。なお、サンバイザSVとフロントガラスFGとの距離が短く、サンバイザSVと車載用マイクロ波検出装置本体2の前面2aとの距離を短縮する場合は、次に説明する図3の方法によって、調節することができる。
最後に、回転軸22を緩めて、太陽電池21を開き、太陽電池の受光面21aを、太陽光の受光が最良の位置になるように調節して、回転軸21を締め付け、固定する。
なお、車載用マイクロ波検出装置本体を、左右に回転させ、水平方向の角度を調節したい場合は、あらかじめ、回転軸8を緩めて、左右に回転させ、適した位置で、回転軸8を締め付け、固定する。
また、アーム4の係止具9に、車載用マイクロ波検出装置本体2の係止溝12を、嵌合し、係止させる際には、図2(b)に示すように、アーム4の係止具9の係止片9aに、車載用マイクロ波検出装置本体2の、係止溝12の切り欠き部12aの位置を合わせ、嵌合して、矢印の方向に、車載用マイクロ波検出装置本体2をスライドさせる。すると、係止具9と係止溝12が係止し、アーム4と車載用マイクロ波検出装置本体2が、保持固定される。
アーム4から、車載用マイクロ波検出装置本体2を、はずす場合は、係止具9のフック9bを、手で、少し持ち上げて、フック9bと、車載用マイクロ波検出装置本体2の凸部12bの、係止を解除して、車載用マイクロ波検出装置本体2を、図2(b)の矢印と、逆方向にスライドさせれば、はずすことができる。
図3は、本発明に係る車載用マイクロ波検出装置の他の一例を示す図であり、図3(a)は、その車載用マイクロ波検出装置の、サンバイザ保持具と車載用マイクロ波検出装置本体の前面との距離を、短縮した場合の、斜視図であり、又、図3(b)は、車載用マイクロ波検出装置のアームと車載用マイクロ波検出装置本体との、係止方法を示す斜視図である。
図3(a)は、車載用マイクロ波検出装置1の、サンバイザ保持具3と車載用マイクロ波検出装置本体2の前面2aとの距離を、短縮するために、アーム4の、係止具9を、回転軸8を中心に、サンバイザ3の方向に回動させ、この係止具9に、車載用マイクロ波検出装置本体2の係止溝12を係止させ、保持固定している状態を示している。図2(a)と比べ、サンバイザ保持具3と、車載用マイクロ波検出装置本体2の前面2aとの、距離が、大幅に短縮されている。
次に、アーム4の係止具9と、車載用マイクロ波検出装置本体2の係止溝12を、嵌合し、係止させる際には、図3(b)に示すように、サンバイザ保持具3の方向に回動させた係止具9の、係止片9aを、係止溝12の切り欠き部12aの位置に合わせ、嵌合して、矢印の方向に、車載用マイクロ波検出装置本体2をスライドさせる。すると、係止具9と係止溝12が係止し、アーム4と車載用マイクロ波検出装置本体2が、保持固定される。
以上の説明のように、アーム4の一端に設けた、回転可能な係止具9にしたこと、及び、車載用マイクロ波検出装置本体2の係止溝12を、係止具9が2方向から、挿入でき、保持固定ができるようにしたため、サンバイザ保持具3と車載用マイクロ波検出装置本体2との距離が、調節可能になる。
なお、この実施例では、アームの部材は、樹脂製材料となっているが、同じ機能を有する金属製材料に変えても、なんら問題はない。また、この実施例では、可動アームは、1個であるが、これを、複数の可動アームにして、さらに細かい角度調節ができるようにしても良い。
本発明に係る車載用マイクロ波検出装置は、サンバイザへ取り付け、保持固定するものであるため、保持固定が容易で、長期間の使用でも、脱落する不安がない。さらに、アームを設けたことと、角度可変にしたことと、アームの係止具を回動可能にし、車載用マイクロ波検出装置本体との係止を2方向でできるようにしたことにより、サンバイザとフロントガラスとの距離に合わせて、サンバイザと車載用マイクロ波検出装置本体の前面との距離を調節でき、さらに、太陽電池の受光面を、角度や方向を変えて、自由に調節でき、太陽電池の発電効率を最良にできる。このため、乗用車、RV車、トラックなどデザイン、構造の異なる各種の車にも、好適な、車載用マイクロ波検出装置である。
1 車載用マイクロ波検出装置
2 車載用マイクロ波検出装置本体
2a車載用マイクロ波検出装置本体前面
3 サンバイザ保持具
4 アーム
5 支持アーム
6 可動アーム
9 係止具
12 係止溝
21 太陽電池
21a太陽電池の受光面
2 車載用マイクロ波検出装置本体
2a車載用マイクロ波検出装置本体前面
3 サンバイザ保持具
4 アーム
5 支持アーム
6 可動アーム
9 係止具
12 係止溝
21 太陽電池
21a太陽電池の受光面
Claims (6)
- 自動車の車内に設置され、サンバイザに保持固定されるサンバイザ保持具と、太陽電池を有する車載用マイクロ波検出装置本体とを備える、車載用マイクロ波検出装置の、前記サンバイザ保持具と前記車載用マイクロ波検出装置本体との間をアームで連結するようにし、前記サンバイザ保持具を前記サンバイザに保持固定した際に、前記太陽電池の受光面がフロントガラス内面に面する位置にするようにした、車載用マイクロ波検出装置。
- 前記アームは、角度可変になっている、請求項1に記載の車載用マイクロ波検出装置。
- 前記アームは、その一端に、前記車載用マイクロ波検出装置本体を係止する係止具を備え、前記車載用マイクロ波検出装置本体は、前記係止具と係止する係止溝を備え、前記係止具と前記係止溝とにより、前記アームに対し、前記車載用マイクロ波検出装置本体を着脱可能にした、請求項1又は請求項2に記載の車載用マイクロ波検出装置。
- 前記係止具は、回動可能にされており、前記係止溝は、前記係止具を2方向から係止できるようになっている、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車載用マイクロ波検出装置。
- 前記太陽電池が、前記車載用マイクロ波検出装置本体に開閉可能に取り付けられている、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車載用マイクロ波検出装置。
- 前記太陽電池内にGPSアンテナが一体に組み込まれている、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車載用マイクロ波検出装置。
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