JP2005254965A - 調速装置及びこれを備えた運搬車 - Google Patents

調速装置及びこれを備えた運搬車 Download PDF

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Abstract

【課題】 アクセルレバー及びアクセル開度センサを含む調速機構の較正を調速機構単体で実施出来る他、各構成部品の組合せに伴って生じる遊び等の影響を受けず円滑に作動する車両の調速装置及びこれを備えた運搬車を提供する。
【解決手段】 アクセルレバーの操作部A1の操作に応じて走行速度を調節するための調速信号を出力する車両の調速装置1及びこれを備えた運搬車であって、上記調速装置1が、アクセルレバーを傾倒可能に支持する筐体B1に、アクセルレバーの傾倒運動に応じて所定方向へ直線運動可能なロッド2と、このロッド2の直線運動を回転運動に変換して伝達する伝達機構7,8と、上記伝達機構7,8により伝達される回転の角度を検出し、その角度に応じた調速信号を出力するセンサ4とを備えたものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の調速装置及びこれを備えた運搬車に関する。
従来、荷物を輸送するための運搬車としては、例えば、特許文献1に記載の様に、車体前部に設けられた前輪とこれを駆動する駆動源と、駆動源から前輪へ駆動力を伝える動力伝達機構と、駆動源及び動力伝達機構を収納する機器収納室とがハンドル操作により一体的に旋回するようにして操舵がなされるようにしたものがある。
以下、図4に基づき、本発明の対象である上記運搬車の概略につき説明する。
まずはじめに、運搬車Tは、例えば車体前後方向に設けられた車体フレームからなる車体Cの前部及び後部に前輪F及び後輪Rを有するものであって、この車体Cに種々の構成要素が備え設けられたものである。一般的に、前輪Fは一輪からなり、駆動輪と操舵輪を兼ねている。反対に、後輪Rは、荷台Lに載置される各種荷物の荷重を担う必要上、二輪で構成されている。
車体C後部には、この種の運搬車の使命である荷物の輸送を行なう為の荷台Lが設けられている。一方、車体C前端には、衝突時の衝撃を和らげるためのバンパSが備えられている。
他方、車体C中央部には、運搬車Tの運転を行なう運転者が搭乗し、運搬車Tの操作を行なう為の運転台Oが設けられている。又運転台Oには、後輪Rに制動力を与え、運搬車Tの制動を行なうための制動装置が設けられている。運転者は、運転台O上に立ち、そこから車体C前部に設けられている機器収納室Mの上方に配設されたステアリングハンドルHやアクセルレバーA、或いは運転台Oに設けられた制動装置のペダルを操作して、運搬車Tの各種制御を執り行う。ここで、運転台Oと荷台Lとの間には、運転台Oと荷台Lとを隔離する隔壁であって、運転台Oに搭乗した運転者の背もたれとなり得るバックレストWが設けられている。
上記運搬車Tは、機器収納室M内に設けられた不図示の原動機から、駆動力伝達装置を介して駆動力を前輪Fに伝達し、それによって前輪Fを回転駆動して走行する。具体的には、例えば車体C後部に搭載された不図示のエネルギー源から、適宜手段を介してエネルギーを機器収納室M内に引き込んだ後、これを機器収納室M内に搭載される不図示の制御装置等に入力して原動機を駆動すると共に制御し、それによって運搬車Tを運転者の意志に従ったかたちで運行する。
運搬車Tには、例えば図4に示すように、車体Cの前側に設けられた機器収納室Mの上方に車両の進行方向を操作するためのステアリングハンドルHがほぼ水平に配置され、このステアリングハンドルHの内側に環状のアクセルレバーAが設けられているものがある。図5に示すように、アクセルレバーAの操作部A1は、ステアリングハンドルHと同心円状で、且つステアリングハンドルHよりも小径に形成されている。このアクセルレバーAは、ステアリングハンドルHへ近付く向きへ傾倒可能に設けられており、運転者がステアリングハンドルHを掴んだまま、親指等で操作部A1の一部分を押圧し、ステアリングハンドルHへ近付く向きに傾倒させることによってアクセルレバーAを操作する様になっている。運転者は、アクセルレバーAを傾倒させる操作を行なうことで、所望の原動機出力を得て、運搬車Tの走行速度を調節することが出来る。この様な運搬車Tには、特許文献1においても従来技術として記載されている様に、一般的に、次の様な調速機構が備えられている。
以下では、図5に基づき、上記運搬車の従来知られた調速機構の構成について説明する。
まず、アクセルレバーAは、図5、或いは後記の図1に拡大して示す様に、環状の操作部A1が、斜め下方に延びる複数のスポークA3を介して、下側が開口された有底筒状のボスBに接続されている。このボスBは、機器収納室Mの上壁の上に取り付けられており、環状の操作部A1の中心部付近に配されている。ボスBの中には、アクセルレバーAの支持部A2が配されている。支持部A2は、スポークA3を介して環状の操作部A1に結合されている。尚支持部A2は、プッシュロッド102の下向きの突出量を制限するストッパの役目も果たしている。この支持部A2は、プッシュロッド102をはじめとする内部機構が機器収納室Mに対して揺動自在となる様、機器収納室M上に設けられたバネ103上に載せられ、上向きに付勢されている。これによって、アクセルレバーAは上方に弾性的に付勢された状態で揺動自在になっている。ボスBの中心部にあって、機器収納室M内側に突出するプッシュロッド102は、アクセルレバーAを下側に押圧することにより下方に移動するようになっている。
一方、機器収納室Mの内側には、例えばポテンショメータの様なアクセル開度センサ104と、このアクセル開度センサ104を操作するためのリンク機構107が設けられている。このリンク機構107は、車体Cの機器収納室M側に設けられた回転支点111に回転自在に取り付けられた被押圧レバー108と、この被押圧レバー108の他端に回転自在に一端が連結された第1の従動レバー109とを有している。尚、プッシュロッド102は被押圧レバー108の一端に当接しており、被押圧レバー108の一端の移動に応じて上下に揺動し得る様になっている。
被押圧レバー108は、機器収納室M側に設けられた取付ブラケット106に取り付けられた引張バネ112によって時計回り方向に付勢されている。また、第1の従動レバー109の他端は、第2の従動レバー110の一端に連結されている。ここで、第2の従動レバー110の他端は、アクセル開度センサ104の検出軸(回転シャフト)105に固定されている。
いま、アクセルレバーAの操作部A1の一部分、例えば図5中の右端の部分を押圧すると、操作部A1の右側が下がり、プッシュロッド102が下側に移動する。そうすると、図5中に2点鎖線で示すように、被押圧レバー108の他端即ちアクセル開度センサ104側が引き上げられ、第1及び第2の従動レバー(109,110)を介してアクセル開度センサ104の検出軸105が回転する。これによって、アクセル開度センサ104からの信号出力が変化し、それに伴って運搬車Tの走行速度が調節される様になっていた。ここで、アクセル開度センサ104の出力は、機器収納室M内に設けられた不図示の原動機を制御する為の制御装置に入力されており、制御装置がアクセル開度センサ104の出力に応じて原動機の出力を制御している。
特開2002−166676号公報
しかしながら、上記した様な調速機構は、アクセル開度センサ104の可動領域を大きくするために、アクセルレバーAからアクセル開度センサ104に至るまでのリンク機構107の取り回しが複雑なものとされており、調速機構全体として大袈裟な構成となっており、小型化の配慮がされていなかった。
又リンク機構107の構成点数が多い従来例によれば、例えば経時変化により被押圧レバー108の回転支点111のガタ付や、各部品の連結部分の遊びが大きくなると、その影響で微妙なアクセル操作が難しく、円滑に車両の調速操作を行なうには経験が必要という問題があった。
さらに、上記した様な調速機構は、機器収納室M内に設けられたリンク機構107を中心とし、これを介してアクセルレバーAとアクセル開度センサ104が機械的に連動連結される構成であったため、各車両に備えられる調速機構の個体毎の較正或いは微調整は、車両側に組付けた状態でしか行えず、作業時間も掛かる上、困難な作業姿勢を要求される等の問題が生じていた。
従って本発明は、上記の問題を解決した車両の調速装置及びこれを使用した運搬車を得ることを課題とする。
上記課題を解決すべく種々検討を重ねた結果、本発明者は、車両の調速操作を行なうためのアクセルレバーに機械的に連結され、上記アクセルレバーの動きに応じて直線運動可能なロッド(プッシュロッド)の外周面にピンを突設すると共に、出力を調節するための検出軸の軸方向が、上記ピンの軸方向と実質的に平行になる様配置された、上記ピンと連結される調速信号出力用のアクセル開度センサを適宜設置し、このピンと上記アクセル開度センサの検出軸とをレバー(連動レバー)により機械的に連結(伝達機構)し、上記ピンの往復運動に応じて上記検出軸がレバーを介して回転運動を行なう様構成することによって上記課題を解決可能なことを見出し、本発明を完成した。
上記課題を解決可能な本発明の車両の調速装置は、(1)アクセルレバーの操作に応じて走行速度を調節するための調速信号を出力する車両の調速装置であって、前記アクセルレバーを傾倒可能に支持する筐体に、前記アクセルレバーの傾倒運動に応じて所定方向へ直線運動可能なロッドと、前記ロッドの直線運動を回転運動に変換して伝達する伝達機構と、前記伝達機構により伝達される回転の角度を検出し、その角度に応じた調速信号を出力するセンサとを備えることを特徴とするものである。
好ましい本発明の一実施形態によれば、上記伝達機構及びセンサは筐体外に設けられる。又上記ロッドは筐体内に設けられるが、その一部は筐体外に突出していて、ロッドの直線運動を上記伝達機構に伝達し得る様になっている。
上記本発明(1)の車両の調速装置においては、(2)前記筐体は、車両に取り付けられるベースと、前記ベースに固定され、これの上方を覆うカバーとからなり、前記アクセルレバーは、その支持部が、前記ベースに設けられた付勢手段上に載せられた状態で、該付勢手段により前記カバーへ押し付けられるよう上向きに付勢されて設けられ、前記ロッドは、その一端を前記アクセルレバーの支持部に当接させ、前記付勢手段の付勢方向と実質的に平行に摺動可能に、前記ベースに設けられることが好ましい。
又上記本発明(1)又は(2)の車両の調速装置においては、(3)前記伝達機構は、前記ロッドに外周面から突出して設けられ、該ロッドと一体的に直線運動するピンと、一端が該ピンに連結され、他端が前記センサの検出軸に連結された連動レバーとからなり、前記ピンの直線運動に応じて、前記連動レバーが前記センサの検出軸と共に該検出軸の軸心周りに回転するように設けられていることが好ましい。
更に、上記本発明(3)の車両の調速装置においては、(4)前記ロッドは、その一端を前記カバー内にて前記アクセルレバーの支持部に当接させると共に、その他端を前記べースから突出させて設けられており、該ロッドの突出部分に前記ピンが設けられ、前記べースの、前記カバーとは反対側に前記センサが取り付けられていることが好ましい。
一方、上記課題を解決可能な本発明の運搬車は、(5)車体の前部に運転台を備え、車体の後部に荷台を備えると共に上記(1)〜(4)記載の何れかの構成からなる車両の調速装置を備えた運搬車であって、前記運転台の下方に駆動輪としての前輪が設けられると共に、その上方に前記前輪を走行駆動する駆動装置と、該駆動装置を制御して走行速度を調節する制御装置とを収納した機器収納室が設けられ、該機器収納室の上部に環状に形成されたステアリングハンドルを備えており、前記筐体が、前記ステアリングハンドルの軸心位置で前記機器収納室に取り付けられていることを特徴とするものである。
尚上記本発明(5)の車両の調速装置においては、(6)前記機器収納室は、その上部を覆うトップカバーを備え、該トップカバー上に前記べースが取り付けられるようになっており、前記センサは、前記トップカバー上に前記べースを取り付けた際に前記機器収納室内に位置するように、前記べースに取り付けられていることが好ましい。
尚、本発明に言う回転とは、必ずしも360°回転(1回転)或いはそれ以上回転する場合に限らず、一定範囲の角度変位を行なう場合をも包含するものとする。
又以下の実施例その他において、本発明の調速装置1はトップカバー9上に組付けられているところ、このトップカバー9は車体前後方向に所定角度傾斜させた状態で機器収納室Mに対して取付けられていても良く、その場合、プッシュロッド2も、トップカバー9の傾斜方向に応じて、鉛直方向から同様に傾斜させて設けられる。
本発明によれば、アクセルレバー及び調速信号出力用のセンサを含む調速装置を予めユニット化した状態で準備しておくことが出来ると共に、その較正或いは微調整を、車両側に組付けた状態でなく単体で実施出来るので、無駄な作業を省き作業を簡素化出来ると共に、コストを削減することが出来る。
又本発明によれば、従来知られた調速機構と異なり、アクセルレバーと調速信号出力用のセンサとを繋ぐリンケージの構成点数が少ないので、各部品を組み合わせる際に生じる遊びやガタの影響を受けることなく、長期間使用しても微妙なアクセル操作が可能であるほか、調速装置全体の小型化も実現出来る。
更に本発明によれば、センサ及び伝達機構(ピン、レバー)が、筐体のカバー内に無い、即ちカバーと反対側にあるため、センサ及び伝達機構の調整や部品交換を容易に行える上、センサへの配線を容易に行なうことが出来る。このほか、センサが機器収納室内に位置するため、機器収納室内に備えられる制御装置からセンサへの配線を、短い配線長で容易に行なえる上、センサをトップカバーで保護することが出来る。
このように、本発明の調速装置及びこれを備えた運搬車は、長期間にわたって円滑に作動すると共にダイレクト感に富んだ調速操作をなし得るものである。
以下、本発明の一実施例を挙げ、添付図面に基づき本発明をより詳細に説明する。
以下では、本発明の一構成例を、添付の図1〜3に基づき説明する。
図1は本発明の車両の調速装置及びこれを備えた運搬車の一構成例を表わす図であり、(A)がその正面を、(B)がその底面を示す図である。図2は図1に示す調速装置の右側面図である。図3は回転運動伝達機構の構成例を示す図であり、(A)は図2に示すピンとアクセル開度センサの回転シャフト、並びにこれらを機械的に連結するレバーの関係を一部拡大して示したもの、(B)〜(D)は別の構成例を示した図である。
[構成]
まず、本発明の車両の調速装置及びこれを備えた運搬車の一構成例につき、図1に基づき説明する。本実施例では、調速装置が備えられる運搬車は、図4で運搬車Tとして例示される様なものである。尚図1(B)の底面図では、図の上側が正面側、下側が背面側となっているほか、破線部分はトップカバー9の表側に現われるもの、又実線部分はトップカバー9の内側に現われるものを示している。
図1に示す様に、運搬車Tは、ほぼ水平に配置された操舵用のステアリングハンドルH近くに設けられた環状のアクセルレバーAを動かすことにより、アクセルレバーAに機械的に結合された直線運動可能なプッシュロッド2を上下に往復運動させると共に、この運動を、レバー8を主とした伝達機構を用いてアクセル開度センサ4の検出軸5の回転運動に変換することによってアクセル開度センサ4からの信号出力を変化させ、これを基に速度制御を行なう様構成されている。このアクセル開度センサ4の出力が不図示の原動機を制御するための制御装置に入力されると、制御装置はアクセル開度センサ4の出力に応じて原動機の出力を制御する。本実施例では、アクセル開度センサ4としてポテンショメータを用いている。又、運搬車Tは電動式であり、原動機及びそれを制御する為の制御装置はそれぞれ、モータ及びモータドライバとなっている。図4及び図5に示す場合同様、本実施例の運搬車Tにおいても、アクセルレバーAの操作部A1は、ステアリングハンドルHと同心円状で、且つステアリングハンドルHよりも小径に形成されている。又アクセルレバーAはステアリングハンドルHへ近付く向きへ傾倒可能に設けられており、従って、ステアリングハンドルHを掴んだ儘親指等で操作部A1を操作できる様になっている。運転者は、アクセルレバーAを傾倒させる操作を行なうことで、所望のモータ出力を得て、運搬車Tの走行速度を調節することが出来る。
上記アクセルレバーAの操作部A1は、操作部A1の外周部から中心方向に向けて設けられるスポークA3を介して、アクセルレバーA中心部付近に位置するボスBへと接続される。ボスBは、アクセルレバーAを傾倒可能に支持する筐体である。ボスBのケースB1中には、アクセルレバーAの支持部A2が配されている。支持部A2には複数本のスポークA3が結合されている。ボスB内では、この支持部A2を介してスポークA3から加わる力が、トップカバー9を貫いて下方に突出するプッシュロッド2に伝えられる。
本実施例では、ボスBは、以下に説明する構成要素を収容可能な大きさを有するケースB1内に、
i)ケースB1に収容された円盤状の支持部A2であって、後記する通りその下面中央部分がプッシュロッドの上部2’と接している一方、その上面が上記ケースB1の内面に接触し得る様になっているものと、
ii)下方がトップカバー9上のベースB3及びトップカバー9の内側に突出する一方、上部2’が上記支持部A2の下面中央部分に接触しており、その側面の少なくとも一部が次のガイド10によって支持された円柱状のプッシュロッド2と、
iii)プッシュロッド2を取り囲む様なかたちで上記ベースB3上に載置され、支持部A2を支持するバネ3と、
iv)トップカバー9中央部分から上方に向かって設けられ、上記プッシュロッド2を上下方向に摺動可能に保持する為のガイド10とが収容されて構成されている。
又図2に示す通り本実施例では、ケースB1は、その下端部に外方に向かって放射状に鍔部が突設された被せ蓋状のカバーB2と、カバーB2の下端部に固定されたベースB3とからなる。ベースB3下面からはガイド10及びプッシュロッド2が突出しているほか、ベースB3下面には、取付ブラケット6が設けられ、アクセル開度センサ4を固定出来る様になっている。
ボスBは、上方が開口された機器収納室Mの上部を覆うトップカバー9上に取り付けられる。ここで、図1(B)に示される通り、トップカバー9の一部には挿通孔12が設けられており、トップカバー9上にベースB3を取り付けた際プッシュロッド2、ガイド10及び取付ブラケット6の一部、並びにアクセル開度センサ4等をトップカバー9内側へと挿通することが出来る様になっている。本実施例ではケースB1は、トップカバー9表側からはベースB3を介して、又内側からは適宜スペーサ13等を介してネジB4を用いて固定されている。尚図1(B)に参照符B5として示されるのはカバーB2の鍔部に設けられたネジ止め用の切り欠きである。
次に、プッシュロッド2は、実質上上下方向に設けられた上端及び下端を有する円柱状のものである。本例では、プッシュロッド2上部に、下端部よりも外径が拡大され、円盤状に形成された拡径部分を有している。このプッシュロッド上部2’は、ベースB3上に設けられた第2の付勢手段たるバネ3’上に載せられ、上向きに付勢されている。
ここで、本例ではプッシュロッド2とアクセルレバーAの支持部A2とは別部品で構成されているところ、上記構成によりプッシュロッドの上部2’は支持部A2の下面中央部分に押し付けられる様にして接触しており、アクセルレバーAの傾倒操作に連動してプッシュロッド2がガイド10に沿って上下に移動する様になっている。このプッシュロッド上部2’とガイド10により、プッシュロッドの下向きの突出量を制限するストッパが構成される。
また、トップカバー9内側に突出するプッシュロッド2の下端部付近には、図1(A)及び(B)に示される様に、プッシュロッド2の軸方向に実質的に垂直に、プッシュロッド2の外周面より突出するピン7が備えられている。図1(B)及び図2に示される様に、このピン7と機械的に連動連結されるアクセル開度センサ4の検出軸5は、その軸方向がピン7の軸方向と平行になる様配置されている。尚図1及び図2に示される通り、アクセル開度センサ4は、トップカバー9上にベースB3を取り付けた際に機器収納室M内に位置する様、取付ブラケット6を介してベースB3の下面に対して固定されている。
次に、本実施例の伝達機構につき説明する。本実施例では、伝達機構は、ピン7及びレバー8とからなっている。
図1及び図2に示される様に、ピン7の一端側とアクセル開度センサ4の検出軸5とはレバー8で連動連結され、プッシュロッド2の外周面より突出するピン7の図の上下方向における往復運動に応じて、レバー8及びアクセル開度センサ4の検出軸5が、上記検出軸5を軸心(中心軸P)として回転運動し得る様構成されている。
尚、プッシュロッド2がその軸心周りで回転するのを阻止し、これによってプッシュロッド2とレバー8との連結が外れるのを防止すべく、プッシュロッド2側面を貫く様にして設けられたピン7の他端側は、ブラケット6の下向きに形成された部分により、上下方向にその動きが制限されている。
本実施例では、レバー8はU字形に形成された板状体であり、図2及び図3(A)に示す様に一端側にピン7が連結されているほか、他端側にアクセル開度センサ4の検出軸5が固定されている。レバー8の一端側にはピン7が嵌め合わされる嵌合溝(貫通孔)11が形成されており、センサ4の検出軸5の軸方向から見て、貫通孔11にピン7が嵌め合わされる位置とセンサ4の検出軸5の位置とは所定距離だけ離間して配置されている。
ここで、ピン7は、図2及び図3(A)に示す様にレバー8に開けられた長穴状の貫通孔11に挿通されており、ピン7が図の上下方向に往復運動を行なう場合であっても、ピン7が貫通孔11内を適宜移動することにより、レバー8及びアクセル開度センサ4の検出軸5が、上記検出軸5を軸心として角度変位し得る様構成されている。尚図2及び図3(A)に示す通り、本実施例の貫通孔11は、レバー8の回転中心たる検出軸5の半径方向においてピン7の移動を許容し得る長穴状のものである。従って本実施例の貫通孔11は、検出軸5の半径方向において、少なくともピン7の外径よりも大きく形成されている。
図3に示す通り、本実施例の場合、ピン7が図の上下方向にdの距離移動すれば、アクセル開度センサ4の検出軸5は角度θ回転する様になっている。アクセル開度センサ4の検出軸5の角度変位は、不図示のモータに対する制御信号の変化として表われ、運搬車Tは、アクセル開度センサ4より出力される、アクセルの動きに応じた調速信号に従って駆動される。
[動作]
最初に、運転者がアクセルレバーAの操作部A1に触れない状態では、アクセルレバーA及びアクセル開度センサ4の検出軸5は、バネ3,3’の働きにより初期位置に保持されている。この状態では、アクセル開度センサ4から不図示のモータドライバには車速ゼロに対応した調速信号が与えられるだけで、運搬車Tは静止した儘である。
次に、運転者がアクセルレバーAの操作部A1を適宜操作すると、運搬車Tは、アクセル開度センサ4より出力される、アクセルレバーAの動きに応じた調速信号に従って駆動される。ここで、プッシュロッド2は操作部A1の中心に配置されており、操作部A1のどの部分を操作した場合でも、操作量つまりプッシュロッド2の移動量が同じであれば、モータドライバへ与えられる調速信号は相等しいものとなる。尚、運転者がアクセルレバーAを傾倒操作した場合は勿論、上下に直線運動する様にアクセルレバーAを操作した場合でも調速信号が出力されることは言うまでもない。
ところで、本実施例の運搬車Tには不図示の前後進切替レバーが備えられており、運転者の操作により進行方向を適宜切替えることが出来る様になっている。
一方、運転者がアクセルレバーAの操作部A1から手を離すと、バネ3,3’の働きにより、アクセルレバーA及びアクセル開度センサ4の検出軸5は初期位置へと戻され、モータドライバには車速ゼロに対応した調速信号が与えられる。この時点で、運搬車Tが惰性で運動を続けていることもあるが、車体Cに設けられた不図示の制動装置を用いることによって運搬車Tを最終的に停止させることが出来る。
この様に、本実施例によれば、アクセルレバーA及び調速信号出力用のアクセル開度センサ4を含む調速装置1を予めユニット化した状態で準備しておくことが出来る。また、アクセルレバーAと結合した状態でのアクセル開度センサ4出力の較正或いは微調整も、調速装置1単体で実施することが可能となり、作業効率を向上させることが出来る。
さらに、本実施例の調速装置1では、アクセルレバーAとアクセル開度センサ4をプッシュロッド2、ピン7及びレバー8を介して連結するだけで済み、調速装置全体の小型化を図ることが出来るほか、構造上各部品を組み合わせる際に生じる遊びやガタの影響を受けることなく、長期間使用しても微妙なアクセル操作を行なうことが出来る。
上記実施例では、ピン7とアクセル開度センサ4の検出軸5とは、レバー8を介して図1、図2及び図3(A)に示される様な態様で連結されているが、ピン7とアクセル開度センサ4の検出軸5との連結の仕方は、これ以外にも、例えば以下の様な態様で行なうことが可能である。
まず、図3(B)に示す様に、レバー8を単なる平板状のものとし、その両端にピン7とアクセル開度センサ4の検出軸5とを連結する態様が考えられる。この場合も、実施例1と同様、ピン7はレバー8の一端部に設けられた長穴状の貫通孔11に挿通されている一方、アクセル開度センサ4の検出軸5はレバー8の他端部に固定されている。従って、ピン7が図の上下方向に直線往復運動を行えば、ピン7は長穴状の貫通孔11内を適宜移動し、それによってレバー8及びアクセル開度センサ4の検出軸5が上記検出軸5を軸心として角度変位する様になっている。
次に、図3(C)に示す様なかたちでピン7とアクセル開度センサ4の検出軸5とを連結することが考えられる。図3(C)に示す例では、プッシュロッド2の外側表面より突出させたピン7の先端には、拡径部7’が設けられている。この拡径部7’には、ピン7の突出する方向と実質的に垂直な方向に貫通孔11が設けられており、丸棒状又は角棒状に形成されたレバー8の一端を挿通出来る様になっている。一方、レバー8の他端は、アクセル開度センサ4の検出軸5に固定されている。
この様な構成としても、ピン7が図の上下方向に往復運動を行えば、レバー8の一端が拡径部7’の貫通孔11内を適宜摺動しながら移動することにより、レバー8及びアクセル開度センサ4の検出軸5が、上記検出軸5を軸心として角度変位出来る様になっている。
同様に、図3(D)に示す様なかたちでピン7とアクセル開度センサ4の検出軸5とを連結することも考えられる。図3(D)に示す例では、アクセル開度センサ4より突出する検出軸5の先端には、拡径部5’が設けられている。この拡径部5’には、検出軸5の突出する方向と実質的に垂直な方向に貫通孔11が設けられており、丸棒状又は角棒状に形成されたレバー8の他端を挿通出来る様になっている。一方、レバー8の一端は、ピン7に対して回転可能に備えられている。
この様な構成としても、ピン7が図の上下方向に往復運動を行えば、レバー8の他端が拡径部5’の貫通孔11内を適宜摺動しながら移動することにより、レバー8及びアクセル開度センサ4の検出軸5が、上記検出軸5を軸心として角度変位出来る様になっている。
尚本発明は上記実施例に限定されず、種々の設計事項の変更が可能である。
はじめに、本発明の調速装置1が適用される車両は、図4に例示される様な運搬車に限定されるものではない。従って、三輪の車両に限らず四輪の車両にも適用可能である。
アクセル開度センサ4に関しては、上記各実施例ではポテンショメータを一例として挙げたがこれに限定されず、ロータリエンコーダ等、種々の検出手段を用いることが出来る。又運搬車Tの原動機等に関しても、モータ及びバッテリを用いた電動式のものに限定されず、内燃機関及び燃料を用いたエンジン式のものとして構わない。その場合、アクセル開度センサ4からの信号を適宜、原動機を制御するための燃料噴射装置等の制御装置に入力することにより、運搬車Tの調速を行なうことが可能である。
また上記各実施例では、プッシュロッド2とアクセルレバーAの支持部A2とは別部品で構成されているところ、両者は一体的に形成されていても良く、その場合、第2の付勢手段たるバネ3’或いはバネ3の何れか一方を省略し得ることは言うまでもない。
さらに上記各実施例では、ピン7は、プッシュロッド2の軸方向に実質的に垂直に、プッシュロッドの外周面より突出しているがこれに限定されず、少なくともアクセル開度センサ4の検出軸5と連結されたレバー8を回転し得る様、プッシュロッド2の外周面から突出していれば構わない。
本発明の車両の調速装置の一構成例を示す図である。 図1に示す調速装置の右側面図である。 回転運動伝達機構の構成例を示す図である。 本発明の車両の調速装置が備えられる運搬車を示す概略図である。 従来知られた運搬車の調速機構を示す図である。
符号の説明
A アクセルレバー
A1 操作部
A2 支持部
A3 スポーク
B ボス
B1 ケース
B2 カバー
B3 ベース
C 車体
F 前輪
H ステアリングハンドル
L 荷台
M 機器収納室
O 運転台
P 中心軸
T 運搬車
1 調速装置
2 プッシュロッド
2’ プッシュロッド上部
3 バネ
3’ バネ
4 センサ
5 検出軸
6 ブラケット
7 ピン
8 レバー
9 トップカバー
11 貫通孔
12 挿通孔

Claims (6)

  1. アクセルレバーの操作に応じて走行速度を調節するための調速信号を出力する車両の調速装置であって、
    前記アクセルレバーを傾倒可能に支持する筐体に、
    前記アクセルレバーの傾倒運動に応じて所定方向へ直線運動可能なロッドと、
    前記ロッドの直線運動を回転運動に変換して伝達する伝達機構と、
    前記伝達機構により伝達される回転の角度を検出し、その角度に応じた調速信号を出力するセンサと
    を備えることを特徴とする車両の調速装置。
  2. 前記筐体は、
    車両に取り付けられるベースと、
    前記ベースに固定され、これの上方を覆うカバーとからなり、
    前記アクセルレバーは、その支持部が、前記ベースに設けられた付勢手段上に載せられた状態で、該付勢手段により前記カバーへ押し付けられるよう上向きに付勢されて設けられ、
    前記ロッドは、その一端を前記アクセルレバーの支持部に当接させ、前記付勢手段の付勢方向と実質的に平行に摺動可能に、前記ベースに設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両の調速装置。
  3. 前記伝達機構は、
    前記ロッドに外周面から突出して設けられ、前記ロッドと一体的に直線運動するピンと、
    一端が該ピンに連結され、他端が前記センサの検出軸に連結された連動レバーとからなり、
    前記ピンの直線運動に応じて、前記連動レバーが前記センサの検出軸と共に該検出軸の軸心周りに回転するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の調速装置。
  4. 前記ロッドは、その一端を前記カバー内にて前記アクセルレバーの支持部に当接させると共に、その他端を前記べースから突出させて設けられており、該ロッドの突出部分に前記ピンが設けられ、前記べースの、前記カバーとは反対側に前記センサが取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の車両の調速装置。
  5. 車体の前部に運転台を備え、車体の後部に荷台を備える運搬車であって、
    前記運転台の下方に駆動輪としての前輪が設けられると共に、その上方に前記前輪を走行駆動する駆動装置と、該駆動装置を制御して走行速度を調節する制御装置とを収納した機器収納室が設けられ、該機器収納室の上部に環状に形成されたステアリングハンドルを備えており、
    前記筐体が、前記ステアリングハンドルの軸心位置で前記機器収納室に取り付けられることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両の調速装置を備えた運搬車。
  6. 前記機器収納室は、その上部を覆うトップカバーを備え、該トップカバー上に前記べースが取り付けられるようになっており、
    前記センサが、前記トップカバー上に前記べースを取り付けた際に前記機器収納室内に位置するように、前記べースに取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の運搬車。
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