JP2005253290A - キャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

キャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 直列化された複数のキャパシタの充電について、各キャパシタの充電電圧を揃えることにより、動作の信頼性を高めたキャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 直列に接続された複数のキャパシタを備え、各キャパシタを所定電圧に充電する。充電手段(充電回路6)は、直列化された複数のキャパシタ(電気二重層コンデンサ401〜40N)の直列回路(コンデンサ回路4)に所定電流を流し、キャパシタを所定電圧に充電させる。バイパス手段(バランス回路101〜10N、バイパス回路72)は、キャパシタに個別に並列に接続されてキャパシタが基準電圧VS に到達したとき、対応するキャパシタの電流を分流させる機能を備え、充電手段に設定された所定電圧をVDC、キャパシタの直列数をNとし、各基準電圧VS をVS =VDC/Nに設定している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直列化された複数の電気二重層コンデンサ等のキャパシタの充電に関し、特に、キャパシタの充電電圧を所定値に規制したキャパシタ装置、該キャパシタ装置を用いた定着装置及び画像形成装置に関する。
電気二重層コンデンサは、小型で大容量であるが、耐電圧が低いため、直列化して電気二重層コンデンサ装置とすることにより、高耐圧化を図っている。これは、電気二重層コンデンサ装置としての高耐圧化であって、直列化された各電気二重層コンデンサの耐圧が高まるわけではない。そのため、電気二重層コンデンサ装置を構成する各電気二重層コンデンサの充電電圧は、耐圧を超えないように制御し、その充電状況を監視することが必要である。
このような電気二重層コンデンサ装置に関し、複数の電気二重層コンデンサを直列化した電気二重層コンデンサ装置について、各電気二重層コンデンサに並列に電流制御手段としてトランジスタが接続され、電気二重層コンデンサの充電電圧と基準電圧とを比較し、その差電圧に応じてトランジスタに流れる電流を制御することにより、各電気二重層コンデンサの充電電圧を平衡させるものがある(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第2575358号公報
ところで、このような電気二重層コンデンサ装置では、漏れ電流の減少による消費電力を抑制しているにすぎない。電気二重層コンデンサの充電を一定電流で行う場合、直列化された複数の電気二重層コンデンサの静電容量が異なっていると、蓄積される電荷が異なることとなり、充電電圧が電気二重層コンデンサによって区々となるおそれがある。このような静電容量の相違を無視した充電は、静電容量の低い電気二重層コンデンサは静電容量の大きいものに比較して酷使され、発熱等の不都合を来すことになる。このような充電を繰り返すことは、電気二重層コンデンサ装置の信頼性を低下させることになる。
そこで、本発明は、直列化された複数のキャパシタの充電について、各キャパシタの充電電圧を揃えることにより、動作の信頼性を高めたキャパシタ装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記キャパシタ装置を用いた定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のキャパシタ装置は、直列に接続された複数のキャパシタを備え、各キャパシタを所定電圧に充電するキャパシタ装置であって、直列化された複数のキャパシタの直列回路に電流を流し、キャパシタを所定電圧に充電させる充電手段と、前記キャパシタに個別に並列に接続されて前記キャパシタが基準電圧VS に到達したとき、対応するキャパシタの前記電流を分流させる機能を備え、前記充電手段に設定された前記所定電圧をVDC、前記キャパシタの直列数をNとし、各基準電圧VS をVS =VDC/Nに設定した複数のバイパス手段とを備えた構成である。
斯かる構成とすれば、直列に接続された複数のキャパシタの静電容量が異なっていても、各充電電圧は、バイパス手段に設定された基準電圧VS 、キャパシタの直列回路の充電電圧VDC、キャパシタの直列数Nとから、VS =VDC/Nで決定され、キャパシタ装置の充電電圧は、充電手段に設定される所定電圧VDC=VS ・Nに制御される。
このようなキャパシタ装置を用いて充放電を繰り返しても、静電容量の大小に無関係に最適な電圧に充電することができ、静電容量の小さいキャパシタが酷使されることはない。従って、動作の信頼性を高めたキャパシタ装置を実現することができる。
上記目的を達成するためには、前記バイパス手段が前記電流の分流動作に応じて前記充電手段から前記キャパシタに流れる前記電流を減少させる制御手段を備える構成としてもよい。
上記目的を達成するためには、前記バイパス手段が、前記キャパシタの充電電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段の検出出力を受け、前記充電電圧が所定電圧に到達したとき、前記キャパシタにバイパス路を形成するスイッチング素子とを備える構成としてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の定着装置は、トナー像を転写媒体に加熱によって定着させる定着装置であって、前記トナー像を加熱する加熱手段と、この加熱手段の給電部に電気エネルギを供給するキャパシタ装置とを備え、該キャパシタ装置が、直列に接続されて所定電圧に充電される複数のキャパシタと、前記キャパシタの直列回路に電流を流し、キャパシタを所定電圧に充電させる充電手段と、前記キャパシタに個別に並列に接続されて前記キャパシタが基準電圧VS に到達したとき、対応するキャパシタの前記電流を分流させる機能を備え、前記充電手段に設定された前記所定電圧をVDC、前記キャパシタの直列数をNとし、各基準電圧VS をVS =VDC/Nに設定した複数のバイパス手段とを備えた構成である。
上記目的を達成するためには、本発明の定着装置において、前記バイパス手段が前記電流の分流動作に応じて前記充電手段から前記キャパシタに流れる前記電流を減少させる制御手段を備える構成としてもよい。
上記目的を達成するためには、本発明の定着装置において、前記バイパス手段が、前記キャパシタの充電電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段の検出出力を受け、前記充電電圧が所定電圧に到達したとき、前記キャパシタにバイパス路を形成するスイッチング素子とを備える構成としてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、トナー像を転写媒体に電熱によって定着させる定着装置を備える画像形成装置であって、前記定着装置の給電部に電気エネルギを供給するキャパシタ装置を備え、該キャパシタ装置が、直列に接続されて所定電圧に充電される複数のキャパシタと、前記キャパシタの直列回路に電流を流し、キャパシタを所定電圧に充電させる充電手段と、前記キャパシタに個別に並列に接続されて前記キャパシタが基準電圧VS に到達したとき、対応するキャパシタの前記電流を分流させる機能を備え、前記充電手段に設定された前記所定電圧をVDC、前記キャパシタの直列数をNとし、各基準電圧VS をVS =VDC/Nに設定した複数のバイパス手段とを備えた構成である。
上記目的を達成するためには、本発明の画像形成装置において、前記バイパス手段が前記電流の分流動作に応じて前記充電手段から前記キャパシタに流れる前記電流を減少させる制御手段を備える構成としてもよい。
上記目的を達成するためには、本発明の画像形成装置において、前記バイパス手段が、前記キャパシタの充電電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段の検出出力を受け、前記充電電圧が所定電圧に到達したとき、前記キャパシタにバイパス路を形成するスイッチング素子とを備える構成としてもよい。
このように定着装置又は画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ装置等の電子情報からなる画像情報を紙等の提示媒体に記録等の提示を行う手段であり、キャパシタ装置は、その駆動電源の一部として用いられる。既述のキャパシタ装置をその駆動電源の一部として用いれば、既述の充電の効率化が画像形成装置の省電力化、効率化に寄与することになる。
そして、上記目的を達成するため、本発明のキャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置において、前記キャパシタは、電気二重層コンデンサで構成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 直列に接続された複数のキャパシタの充電に際し、各キャパシタの充電電圧をキャパシタの静電容量の大小に関係なく最適な所定値に設定でき、動作の信頼性を高めることができる。
(2) 静電容量の小さいキャパシタが酷使される等の不都合がなく、充電の最適化とともに、充電の高効率化に寄与することができる。
(3) 斯かるキャパシタ装置が用いられた定着装置又は画像形成装置によれば、既述の効果に加え、画像形成等における省電力化を図ることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る電気二重層コンデンサ装置を示している。
キャパシタ装置として例えば、電気二重層コンデンサ装置2は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ装置等の電子情報からなる画像情報を紙等の提示媒体に記録等の提示を行う画像形成装置等の各種の負荷に直流電力を供給する直流電源装置として使用され、同一又は近似の静電容量を持つキャパシタとして複数の電気二重層コンデンサ401、402・・・40Nを備えている。この場合、電気二重層コンデンサ401〜40Nは直列回路を構成しており、直列回路の電気二重層コンデンサ401〜40Nを総称する場合、以下、コンデンサ回路4と言う。コンデンサ回路4を構成する電気二重層コンデンサ401〜40Nの個数を例えば、18個、各定格電圧を2.5〔V〕とすれば、コンデンサ回路4の充電電圧(出力電圧)VDCは45〔V〕となる。
このコンデンサ回路4には給電手段として充電回路6が接続され、この充電回路6は、交流電源8を受けて交直変換により直流出力として、コンデンサ回路4の電気二重層コンデンサ401〜40Nを充電する。この充電回路6は、電気二重層コンデンサ401〜40Nが個別に所定電圧に充電されること、電気二重層コンデンサ401〜40Nからなるコンデンサ回路4が所定電圧に充電されることに対応し、コンデンサ回路4に流れる電流を一定値で又は段階的又は緩やかに減少させながら充電を行い、各電気二重層コンデンサ401〜40Nの各充電電圧を所定値に充電し、コンデンサ回路4を目標値としての所定の充電電圧VDCに到達させる構成である。
また、コンデンサ回路4の各電気二重層コンデンサ401〜40Nには、各充電電圧を所定電圧に到達させるために充電回路6からの電流を分流させるバイパス手段としてバランス回路101、102・・・10Nが並列に接続されている。各バランス回路101〜10Nは、対応する各電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が所定の基準電圧VS に到達したとき、バイパス動作を開始し、電気二重層コンデンサ401〜40Nに供給される電流をバランス回路101〜10N側に分流させる。
ここで、電気二重層コンデンサ401〜40Nの直列数をNとすると、各バランス回路101〜10Nに個別に設定された基準電圧VS は、
S =VDC/N ・・・(1)
である。
各バランス回路101〜10Nには出力手段としてフォトカプラ121、122・・・12N、141、142・・・14Nが個別に設置されており、フォトカプラ121〜12Nには発光素子として発光ダイオード161、162・・・16N、受光素子として受光トランジスタ181、182・・・18N、フォトカプラ141〜14Nには発光素子として発光ダイオード201、202・・・20N、受光素子として受光トランジスタ221、222・・・22Nがそれぞれ設置されている。各バランス回路101〜10Nにおいて、発光ダイオード161〜16N、201〜20Nは並列に接続されており、各バランス回路101〜10Nのバイパス動作時にその動作電流により発光し、この発光出力がバイパス動作の開始を表す。また、各受光トランジスタ181〜18Nは並列化されて充電回路6に接続されており、バランス回路101〜10N中の何れか1つがバイパス動作を開始すれば、対応する受光トランジスタ181〜18Nの何れかが導通してバイパス動作の開始を表し、これが動作情報として充電回路6に加えられる。また、各受光トランジスタ221〜22Nは直列化されて充電回路6に接続されており、バランス回路101〜10Nの全てがバイパス動作をすれば、受光トランジスタ221〜22Nの全てが導通して充電終了を表すので、これが動作情報として充電回路6に加えられる。このように、フォトカプラ121〜12Nとフォトカプラ141〜14Nとを別個に設けて並列化、直列化することにより、各バランス回路101〜10Nのバイパス動作について、何れか1つの動作か全部の動作かを表す動作情報を個別に取り出すためである。
斯かる構成によれば、充電回路6から電流として例えば、定電流をコンデンサ回路4に流し、各電気二重層コンデンサ401〜40Nを充電させることができる。各電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧はバランス回路101〜10Nに個別に加えられ、各バランス回路101〜10Nに設定された基準電圧VS に到達したとき、各バランス回路101〜10Nにより、各電気二重層コンデンサ401〜40Nに個別にバイパス路を構成することができる。
そして、各バランス回路101〜10Nにバイパス動作が生じたとき、その動作を表す出力としてフォトカプラ121〜12Nの発光ダイオード161〜16N、フォトカプラ141〜14Nの発光ダイオード201〜20Nを個別に発光させることができる。対応する受光トランジスタ181〜18N、221〜22Nが導通し、これらの動作により、充電回路6にはバランス回路101〜10Nの個別のバイパス動作情報(電気二重層コンデンサ401〜40Nが個別に所定電圧に到達する情報)、全てのバランス回路101〜10Nがバイパス動作に移行したバイパス動作情報(全ての電気二重層コンデンサ401〜40Nが所定電圧に到達する情報)が充電回路6に加えられる。
充電回路6により充電初期では例えば、定電流をコンデンサ回路4に流し、これらの情報を得ることにより、バランス回路101〜10Nのバイパス動作に連動してコンデンサ回路4に流す電流を段階的又は緩やかに減少させ、全てのバランス回路101〜10Nがバイパス動作に移行したとき、最低電流に移行させ、各電気二重層コンデンサ401〜40Nを目標値である充電電圧に到達させることができる。このような充電形態とすれば、過剰な電流を抑えて電力消費を低減でき、高効率の充電が行える。
このような充電動作において、バランス回路101〜10Nに設定された基準電圧VS (=VDC/N)に各電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が電気二重層コンデンサ401〜40Nの各静電容量の値に無関係に規制されるとともに、バランス回路101〜10Nのバイパス動作によって電気二重層コンデンサ401〜40Nに流れる電流が軽減されるので、静電容量の小さい電気二重層コンデンサの酷使や過充電の防止、発熱防止等が図られ、高効率充電が可能になる。
次に、充電回路6について、図2を参照して説明する。図2は、充電回路6の構成例を示している。
この充電回路6は、コンデンサ回路4に対する充電のための給電手段であって、交流電源8の交流入力を整流、平滑することにより、直流出力として一定の直流電圧(VDC)を上限電圧として発生するとともに、制御によって定電流出力又は定電力出力を選択的に切り換えられるように構成されている。
この充電回路6には、交流電源8からの交流入力を整流する整流回路24が設置され、この整流回路24は、4本のダイオード26a、26b、26c、26dのダイオードブリッジからなる全波整流回路で構成されている。この整流回路24の出力側には平滑回路としてコンデンサ28が接続され、整流出力のリップル成分等の変動成分が除去される。この整流回路24の直流出力側には、コンデンサ28と並列にトランス30の一次コイル30P、スイッチング素子として電界効果トランジスタ(FET)32及び電流検出回路34が接続されている。電流検出回路34の検出出力は制御部36に加えられている。この制御部36は、充電回路6に定電流出力を発生するとともに、充電のための出力形態の変更、即ち、定電流出力を漸減させて発生させる制御手段を構成している。この制御部36の制御出力がトランジスタ32のゲートに加えられている。斯かる構成により、チョッパー回路とともにPWM(Pulse Width Modulation)回路38が構成され、トランジスタ32の発振により、トランス30の一次コイル30Pにはスイッチング電流が流れる。この一次側のスイッチング電流により、トランス30の二次コイル30Sにスイッチング電圧が誘起する。また、制御部36のスイッチング制御による例えば、一定のスイッチング周波数におけるトランジスタ32の導通期間の増減により、出力制御が行われている。
トランス30の二次コイル30Sには整流回路40としてダイオード42、44が接続され、スイッチング電圧はこの整流回路40で整流され、チョークコイル46及びコンデンサ48でその変動成分が除去され、直流出力に変換される。一定の出力電圧VDCからなる直流出力は、ダイオード50を介してコンデンサ回路4に加えられ、電気二重層コンデンサ401〜401Nの充電に供される。
この充電回路6の出力電圧、即ち、コンデンサ回路4の端子間電圧VDC(図1)は電圧監視手段である第1の比較器54により監視され、電圧源56で設定された基準電圧VREF との比較により、端子間電圧VDCの増減、その推移は基準電圧VREF との差電圧ΔVとして比較器54から取り出され、制御情報の1つである電圧情報が制御部36に加えられている。
また、コンデンサ回路4側に流れる電流を検出する手段として充電回路6の基準電位側回路には電流検出抵抗として抵抗58が接続され、この抵抗58には電流が電圧に変換されて取り出され、第2の比較器60によって検出され、この比較器60から制御情報の1つである電流情報が制御部36に加えられている。
この場合、制御部36には他の制御情報として、制御入力端子62、64に既述した受光トランジスタ181〜18Nからのバイパス動作を表す導通情報、制御入力端子66、68に既述した受光トランジスタ221〜22Nからのバイパス動作を表す導通情報が加えられている。
斯かる構成とすれば、コンデンサ回路4に定電流を流して各電気二重層コンデンサ401〜40Nを充電し、端子間電圧VDCの推移が比較器54により監視され、電圧情報が比較器54から制御部36に加えられる。また、コンデンサ回路4に充電回路6を通して流れる電流Iは、抵抗58の電圧降下として検出され、比較器60から電流情報が制御部36に加えられる。この結果、制御部36は、充電初期においては充電回路6に定電流(最大電流)を発生させて電気二重層コンデンサ401〜40Nを充電し、その充電の推移に従い、バランス回路101〜10Nが順次にバイパス動作に移行することに連動し、コンデンサ回路4に流す電流を連続的に減少させ、バランス回路101〜10Nの全てがバイパス動作に移行したとき、最低電流に維持して充電を行い、各電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧を目標値に到達させる。
この場合、制御部36によるトランジスタ32の制御では、トランジスタ32のスイッチング周波数の導通期間が調整されるので、パルス幅制御により、直列出力側の定電流出力の発生とともに、出力電流の段階的な低減を行える。この電流の低減制御は、バランス回路101〜10Nがバイパス動作に移行することを契機として連続的に出力電流を低減するようにしてもよい。
次に、各バランス回路101〜10Nについて、図3を参照して説明する。図3は、バランス回路101〜10Nの構成例を示している。
バイパス手段としてのバランス回路101〜10Nは、電気二重層コンデンサ401〜40Nに個別に接続され、電気二重層コンデンサ401〜40Nの各充電電圧を検出する機能と、充電電圧が所定電圧に到達した後は、所定電圧に到達した電気二重層コンデンサ401〜40Nに加えられる電流を分流させるバイパス機能を備えている。
各バランス回路101〜10Nには、電気二重層コンデンサ401〜40Nに並列回路としてバイパス回路72が設置され、このバイパス回路72は例えば、スイッチング素子としてトランジスタ74及び抵抗76の直列回路で構成されている。トランジスタ74のベースには抵抗78を介して電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が加えられている。
また、トランジスタ74を駆動する駆動手段としてドライブ回路80が設置され、このドライブ回路80は、後述のシャントレギュレータ等で構成され、電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が所定電圧に到達した場合に導通し、トランジスタ74にベース電流を流す構成である。そこで、電気二重層コンデンサ401〜40Nには充電電圧の検出手段として抵抗81、82からなる分圧回路が接続され、電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が抵抗81、82の抵抗比により取り出され、ドライブ回路80に加えられている。
斯かる構成では、ドライブ回路80が導通状態に移行する前では、トランジスタ74は、そのベースが高レベルに維持されて遮断状態であるから、電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電が維持される。この充電電圧が所定電圧を超えると、ドライブ回路80が導通状態となり、抵抗78を通してドライブ回路80に電流が流れる。このとき、トランジスタ74のベース電流がドライブ回路80に引き込まれ、トランジスタ74が導通する。この導通の結果、バイパス回路72のバイパス動作が開始され、電気二重層コンデンサ401〜40Nに流れていた充電電流が主としてバイパス回路72に流れ、電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電流が抑制される。
このような充電電圧、充電電流の推移を検出する手段として、バイパス回路72のバイパス動作の開始を検出して導通するスイッチ回路84が設置されている。このスイッチ回路84は、トランジスタ86及び抵抗88、90、92で構成され、このスイッチ回路84と電気二重層コンデンサ401〜40Nのアノード側回路との間には、フォトカプラ121〜12Nの発光ダイオード161〜16Nが抵抗94を介して接続され、フォトカプラ141〜14Nの発光ダイオード201〜20Nが抵抗96を介して接続されている。
斯かる構成によれば、バイパス回路72のバイパス動作を開始すると、トランジスタ74を通じてトランジスタ86の導通条件が成立する。トランジスタ86が導通すると、発光ダイオード161〜16N又は201〜20Nが発光し、受光トランジスタ181〜18N又は221〜22Nが導通する。従って、電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が所定電圧に到達したとき、即ち、バイパス回路72のバイパス動作に応動して受光トランジスタ181〜18N又は221〜22Nの導通により既述の充電回路6(図1)又はその制御部36(図2)に報知される。
次に、ドライブ回路80について、図4を参照して説明する。図4は、ドライブ回路80に用いられるシャントレギュレータ回路を示している。
このシャントレギュレータ回路300は、電圧比較器302、トランジスタ304及び基準電圧源306で構成され、電圧比較器302の正相入力端子にレファレンス(REFERENCE )端子308、トランジスタ304のコネクタ側にカソード(CATHODE )端子310、トランジスタ304のエミッタ側にアノード(ANODE )端子312を備えた構成である。電圧比較器302は、各電気二重層コンデンサ401〜40Nの各充電電圧を検出する電圧検出手段を構成し、各電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が基準電圧VS に到達したとき、その到達を表す出力を発生する。基準電圧源306には、各電気二重層コンデンサ401〜40Nの基準電圧VS に対応する電圧Vref が設定されている。抵抗81、82の各抵抗値をR81、R82とすると、この電圧Vref は、
ref =VS ・R82/(R81+R82) ・・・(2)
である。
斯かる構成によれば、抵抗81、82(図3)の分圧点から電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が分圧されてレファレンス端子308に加えられ、その電圧値が基準電圧源306の基準電圧Vref を超えると、即ち、電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧が基準電圧VS を超えると、電圧比較器302に出力が発生してトランジスタ304を導通させる。電圧比較器302の出力は電圧比較器302の正相入力端子及び逆相入力端子の入力差電圧に応じた値となり、トランジスタ304には、その出力値に応じた電流が流れる。この結果、トランジスタ74(図3)のベース電流がトランジスタ304に引き込まれ、そのベース電流の値は電圧比較器302の出力、即ち、電圧比較器302の正相入力端子及び逆相入力端子の入力差電圧に依存する。従って、トランジスタ74に流れる電流によりスイッチ回路84が導通する。
次に、この電気二重層コンデンサの充電方法について、図5、図6及び図7を参照して説明する。図5は、充電方法の一例を示すフローチャート、図6は、充電回路6の出力特性、図7は電気二重層コンデンサの充電電圧及び電流の推移を示している。
説明を容易にするため、各電気二重層コンデンサ401〜40Nの未充電状態を想定すると、充電回路6からコンデンサ回路4に定電流として最大電流Imax を流し(ステップS1)、充電を行う。この充電により電気二重層コンデンサ401〜40Nの何れかの充電電圧が基準電圧VS に到達し、バランス回路101〜10Nの何れかがバイパス動作に入ると(ステップS2)、現在の最大電流Imax を充電電圧の上昇に従って所定電流だけ徐々に低減し(ステップS3)、充電電圧の推移とは無関係に所定電流(例えば、5〔A〕)から電流を減少させながら充電を持続する。この場合、最低電流に到達したか否かを判定し(ステップS4)、最低電流に到達するまでバイパス動作に応じて電流を低減させる。最低電流に到達したとき、その最低電流を維持し(ステップS5)、充電を持続する。そして、コンデンサ回路4の出力電圧VDC(=Vmax )が目標値に到達したか否かを判定し(ステップS6)、目標値に充電電圧が到達したとき充電を完了する。この場合、各電気二重層コンデンサ401〜40Nの充電電圧の目標値は、電気二重層コンデンサ401〜40Nの直列数Nから、バランス回路101〜10Nの基準電圧VDC/Nに規制され、過充電が行われることはない。
このような充電方法によれば、例えば、図6に示すように、充電電圧Vの推移に従い、バランス回路101〜10Nのバイパス動作に連動して最大電流Imax を充電電圧の上昇に応じて連続的に減少させ、所定の充電電圧に到達した後、電流を減少させながら、充電を持続させ、コンデンサ回路4を最大電圧VDCまで充電させ、これを出力電圧とすることができる。
この場合、充電回路6の出力特性は、図6に実線で示すように、定電流I=10〔A〕の供給により(a点)、この時点から定電流充電が行われ、端子間電圧VDCが一定電圧Vに到達したとき(b点)、電圧上昇に対応して電流を低減させながら、一定電圧V、例えば、45〔V〕まで上昇させ(c点)、バランス回路101〜10Nの全てがバイパス動作に移行したとき、充電電圧と無関係に電流を徐々に減少させて充電電圧が目標値に到達したとき、充電を完了する。このような出力特性によれば、図7に示すように、コンデンサ回路4の各電気二重層コンデンサ401〜40Nに電流Iを供給し、その充電電圧Vを目標値に到達させることができる。
また、充電回路6の出力特性は、図6の破線で示すように設定してもよい。この場合、コンデンサ回路4に定電流I=10〔A〕の供給により(a点)、この時点から定電流充電が行われ、端子間電圧VDCが一定電圧V、例えば、28〔V〕に到達したとき(b点)、定電力充電に移行する。この場合、b点では電力P=V×I=28×10=280〔W〕となり、端子間電圧VDCは、この場合、28〔V〕から一定電圧V、例えば、44〔V〕まで上昇させる(c点)。このとき、電流Iは10〔A〕から6〔A〕まで減少する(c点)。端子間電圧VDCが一定電圧、即ち、44〔V〕まで上昇すると、再び定電流充電に移行し、端子間電圧VDCが所定電圧、即ち、バランス回路101〜10Nがバイパス動作に移行してトランジスタ221〜22Nの全てが導通したとき、充電を完了する。この場合、充電初期(充電開始〜a点)では定電流充電、充電中期(b点〜c点)では定電力充電、充電終期(c点〜d点)では定電流充電が行われる。
なお、上記実施形態においては、ドライブ回路80としてシャントレギュレータ回路300を用いた例を記載したが、トランジスタ74を導通させる回路としては、電圧比較器のみを用いても構成でき、実施形態の回路に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、充電回路6とバランス回路101〜10Nとを独立した構成として説明したが、充電回路6にバランス回路101〜10Nを内蔵した構成としてもよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図8を参照して説明する。第2の実施形態は、上記電気二重層コンデンサ装置2を用いた定着装置及びディジタル複写機が構成されたものである。図8は、ディジタル複写機の概略構成例を示す縦断正面図である。このディジタル複写機410は、本発明の画像形成装置の一実施形態に係り、いわゆる複合機であって、複写機能と、これ以外の機能として例えば、プリンタ機能やファクシミリ機能を備えており、これら機能は図示しない操作部のアプリケーション切換えキーの操作によって選択することが可能である。この機能選択により、ディジタル複写機410は、複写機能の選択時に複写モード、プリンタ機能の選択時にプリントモード、ファクシミリ機能の選択時にファクシミリモードに切り換えられる。
このディジタル複写機410について、その構成とともに各種モードの動作を説明する。複写モードでは、原稿を送る自動原稿送り装置(以下「ADF」という)412の原稿台414に画像面を上にして置かれた原稿は、図示しない操作部上のスタートキーが押下されると、給紙ローラ416、給送ベルト418によってコンタクトガラス420上の所定の位置に給送される。ADF412は、一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス420上の原稿は、画像読取装置422によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト418、排送ローラ424によって排紙台426上に排出される。
画像読取装置422には、露光ランプ466、ミラー468、470、472、結像レンズ474、イメージセンサを構成するCCD(Charge Coupled device )476等が備えられている。光源である露光ランプ466により発せられた光が原稿に照射され、原稿からの反射光がミラー468、470、472を経て結像レンズ474で集光されてCCD476に検知され、光電変換により画像データに変換される。
原稿台414上に次の原稿が原稿セット検知器428で検知されると、同様に原稿台414上の一番下の原稿が給紙ローラ416、給送ベルト418によってコンタクトガラス420上の所定の位置に給送される。このコンタクトガラス420上の原稿は、画像読取装置422によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト418、排送ローラ424によって排紙台426上に排出される。給紙ローラ416、給送ベルト418及び排送ローラ424は図示しない搬送モータによって駆動される。
第1給紙装置430、第2給紙装置432及び第3給紙装置434は、それぞれ選択されたときに、その積載された転写紙を給紙する。この転写紙は縦搬送ユニット442によって感光体444に当接する位置まで搬送される。感光体444は、例えば感光体ドラムが用いられており、図示しないメインモータにより回転駆動される。
画像読取装置422で原稿から読み取られた画像データは、画像処理部478で所定の画像処理が施された後、書込みユニット446によって光情報に変換される。その画像を表す光はミラー480を経て感光体444に照射される。感光体444には図示しない帯電器により一様に帯電された後、書込みユニット446からの光情報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体444上の静電潜像は、現像装置448により現像されてトナー像となる。
このディジタル複写機410においては、書込みユニット446、感光体444、現像装置448や、その他の図示しない感光体444回りの周知の装置等により、電子写真方式で用紙等の媒体に画像形成を行うプリンタエンジンが構成されている。
搬送ベルト450は、用紙搬送手段又は転写手段を構成しており、電源から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット442から搬送される転写媒体としての転写紙には、感光体444と等速で搬送されながら、感光体444上のトナー像が転写される。この転写紙は、定着装置452から加えられる熱によってトナー像を定着させ、排紙ユニット454により排紙トレイ456に排出される。感光体444にはトナー像転写後に図示しないクリーニング装置によりクリーニングが施され、感光体444上にある残存トナーが除去される。
このような複写動作は、通常モードでの用紙片面の複写である。この片面モードに対し、転写紙の両面に画像を複写する両面モードがある。この両面モードでは各給紙トレイ436〜440の何れかより給紙され、その表面に既述の画像が形成された転写紙は、両面入紙搬送路458側に切り換えられ、反転ユニット460によりスイッチバックされて表裏が反転され、両面搬送ユニット462へ搬送される。この場合、片面複写の排紙ユニット454による排紙トレイ456側への搬送が禁止される。
両面搬送ユニット462へ搬送された転写紙は、両面搬送ユニット462により縦搬送ユニット442へ搬送され、感光体444に当接する。転写紙には、感光体444に形成されたトナー像が裏面に転写され、定着装置452によりトナー像が定着され、両面複写が得られる。この両面複写された転写紙は、排紙ユニット454により排紙トレイ456に排出される。
また、転写紙を反転して排出する場合に、反転ユニット460によりスイッチバックされて表裏を反転させた転写紙は、反転排紙搬送路464を経て排紙ユニット454により排紙トレイ456に排出される。
また、プリントモードでは、前述の画像処理装置からの画像データの代りに、外部からの画像データが書込みユニット446に入力され、複写モードと同様に転写紙上に画像が形成される。また、ファクシミリモードでは、画像読取装置422からの画像データが図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信され、相手からの画像データがファクシミリ送受信部で受信されて前述の画像処理装置からの画像データの代りに書込みユニット446に入力されることにより、複写モードと同様に転写紙上に画像が形成される。
また、ディジタル複写機410には、図示しない大量用紙供給装置(LCT)、ソート、穴あけ、ステイプル等を行うフィニッシャー、原稿読取りのためのモード、複写倍率の設定、給紙段数の設定、図示しないフィニッシャーで後処理の設定、オペレータに対する表示等を行う操作部を備える。
次に、このディジタル複写機410の定着装置452の構成について、図9を参照して説明する。図9は、定着装置452の基本的な構成を示している。この定着装置452では、定着部材である定着ローラ508に、加圧部材としての加圧ローラ510が、図示しない加圧手段により一定の加圧力を以て押し当てられている。加圧ローラ510は例えば、シリコンゴム等の弾性部材で構成される。定着部材と加圧部材は、双方をローラ状に構成する必要はなく、何れか一方又は双方を無端ベルトで構成してもよい。この定着装置452では、定着エネルギを発生する電熱源として例えば、交流(AC)定着ヒータHT1、HT2、HT3が設けられている。この実施形態では例えば、AC定着ヒータHT1、HT2、HT3は定着ローラ508の内部に配置されており、定着部材である定着ローラ508を内側から加熱する構成である。
これら定着ローラ508及び加圧ローラ510は、図示しない駆動機構により回転駆動される。定着ローラ508の表面には定着温度を検出する手段として例えば、サーミスタ等の温度センサTH11、TH12が当接され、その表面温度が検出される。トナー512を担持した転写紙等の媒体であるシート514には、定着ローラ508と加圧ローラ510とのニップ部を通過する際に、定着ローラ508及び加圧ローラ510による加熱及び加圧によりトナー画像が定着する。
そして、第2の発熱部材である複数本のAC定着ヒータHT2、HT3は、主たるヒータ(主ヒータ)を構成しており、定着ローラ508の基準となる目標温度に達していないときにONにされて、定着ローラ508を加熱する。これらAC定着ヒータHT2、HT3は例えば、定着ローラ508内において、B5サイズ、A4サイズ等を考慮して主走査方向を不均等に2分するように配置される。AC定着ヒータHT2は定着ローラ508の基準位置側からB5サイズ分、AC定着ヒータHT3は残りの(A4−B5)サイズ分を各々加熱するように割り当てられ、加熱むらを防止している。
第1の発熱部材であるAC定着ヒータHT1は、ディジタル複写機410の主電源投入時や、省エネのためのオフモード時からコピー可能となるまでの立上げ時等、定着装置452のウォームアップ時にONにされるか、又は、画像形成時に定着ローラ508の基準となる目標温度に達していないときにONされることにより、定着ローラ508を加熱する補助的なヒータ(補助ヒータ)である。
次に、ディジタル複写機410の電源制御系の構成について、図10を参照して説明する。図10は、ディジタル複写機410の定着装置452の電源回路482の構成を示すブロック図である。
この電源回路482には例えば、商用交流電源等のAC電源PSの供給のON/OFFを行うメイン電源スイッチ(SW)484が設けられ、このSW484を通してAC電源PSが制御部486、キャパシタ充電回路488、直流(DC)電源生成回路490、ACヒータ駆動回路492に加えられている。制御部486は電源回路482の各部その他を制御し、キャパシタ充電回路488はAC電源PSを受けてキャパシタ装置493を充電する。このキャパシタ装置493は、AC定着ヒータHT1の補助電源を構成する。DC電源生成回路490は、ディジタル複写機410のDC電源を生成する。ACヒータ駆動回路492は、AC定着ヒータHT2、HT3にAC電力を供給する第2の駆動回路を構成する。このACヒータ駆動回路492の出力はインターロックスイッチ494を介してACヒータ駆動回路492及びキャパシタ放電回路496に加えられている。そして、キャパシタ放電回路496は、キャパシタ装置493の放電を実行し、AC定着ヒータHT1に対してDC電力を供給する第1の駆動回路を構成している。
そして、制御部486は、電源回路482の各部を制御しており、キャパシタ充電回路488、ACヒータ駆動回路492及びキャパシタ放電回路496の動作を制御する。この制御動作として例えば、キャパシタ充電回路488に制御信号S1を送出して、キャパシタ充電回路488によるキャパシタ装置493の充電動作を制御する。また、キャパシタ放電回路496に、制御信号S3、S4を送出して、キャパシタ放電回路496によるAC定着ヒータHT1のON/OFF動作を制御する。また、制御信号S8、S9、S10をACヒータ駆動回路492に送出し、ACヒータ駆動回路492によるAC定着ヒータHT2、HT3のON/OFF動作を制御する。
DC電源生成回路490は、メイン電源SW484を介して入力されるAC電源に基づいて、画像形成装置の制御系に供給する電源VCCと、駆動系、中高圧電源に供給する電源Vaaを生成している。
インターロックスイッチ494は、このディジタル複写機410のカバー類(図示せず)と連動してON/OFFするスイッチであり、ディジタル複写機410のカバー類が開放されることにより触れることができる駆動部材、中高圧電源印加部材を有する場合に、カバー開時に該駆動部材の動作を停止又は該印加部材への電圧印加を停止するよう電源を遮断する構成となっている。インターロックスイッチ494にはDC電源生成回路490で生成された電源Vaaの一部が入力され、このインターロックスイッチ494を介して、キャパシタ放電回路496及びACヒータ駆動回路492に入力される。
ACヒータ駆動回路492は、制御部486から入力される制御信号S8、S9、S10に応じて、AC定着ヒータHT2、HT3のON/OFFを行う。キャパシタ充電回路488は、キャパシタ装置493と接続されており、制御部486から入力される制御信号S1に基づいて、キャパシタ装置493の充電を行う。キャパシタ装置493は、電気二重層コンデンサ等の大容量のキャパシタで構成されている。キャパシタ装置493は、キャパシタ充電回路488及びキャパシタ放電回路496に接続されており、キャパシタ充電回路488から充電が行われる。キャパシタ装置493に充電された電力は、キャパシタ放電回路496のON/OFF制御によりAC定着ヒータHT1に供給される。
キャパシタ放電回路496は、制御部486から入力される制御信号S3、S4に応じて、キャパシタ装置493に蓄積された電力が定着ヒータHT1に供給され、定着ヒータHT1をON/OFFさせる。温度センサTH11、TH12は、既述したように、定着ローラ508の近傍に設置され、定着ローラ508の表面温度を表す検出信号S6a、S6bが得られ、各検出信号S6a、S6bが制御部486に制御情報として加えられる。この場合、温度センサTH11、TH12の抵抗値が検出温度により変化するので、制御部486は、これら温度センサTH11、TH12の抵抗値の温度変化を利用し、その抵抗値変化を以て定着ローラ508の表面温度を検出する。温度センサTH11は例えば、定着ヒータHT2の加熱領域に対応して配置され、温度センサTH12は例えば、定着ヒータHT3の加熱領域に対応して配置されている。
次に、ACヒータ駆動回路492(図10)の構成について、図11を参照して説明する。図11は、ACヒータ駆動回路492の構成例を示す回路図である。
このACヒータ駆動回路492には、入力されるAC電源PSのノイズを除去するフィルタFIL21が設置され、制御部486から入力される制御信号S9に応じて、ON/OFFされる安全保護用の定着リレーRL21が設置されている。この定着リレーRL21には逆起防止用のダイオードD21が接続され、制御部486から入力される制御信号S8、S10に基づいて、定着ヒータHT2、HT3をON/OFFさせるヒータON/OFF回路500、502が設置されている。
AC電源PSには、フィルタFIL21、定着リレーRL21及びヒータON/OFF回路500を介して定着ヒータHT2が接続されているとともに、フィルタFIL21、定着リレーRL21及びヒータON/OFF回路502を介して定着ヒータHT3が接続されている。
ヒータON/OFF回路500は、トライアックTR121、フォトカプラPC21、トランジスタTR21、ノイズ吸収用スナバ回路503、インダクタL21、抵抗R22、R23、R24で構成されている。トライアックTR121はAC電源PSをON/OFFするためのスイッチであり、フォトカプラPC21は、トライアックTR121のベースをONし、また、2次側である制御部486からの信号を絶縁する。トランジスタTR21は、フォトカプラPC21の発光側LEDを駆動するためのドライバであり、ノイズ吸収用スナバ回路503はコンデンサC21及び抵抗R21で構成されている。インダクタL21はノイズ吸収用であり、抵抗R22は続流防止抵抗である。抵抗R23、R24はフォトカプラPC21の電流制限抵抗である。
ヒータON/OFF回路502も同様に、トライアックTR131、フォトカプラPC31、トランジスタTR31、ノイズ吸収用スナバ回路505、インダクタL31、抵抗R32、R33、R34で構成されている。トライアックTR131はAC電源PSをON/OFFするためのスイッチであり、フォトカプラPC31は、トライアックTRI31のベースをONし、また、2次側である制御部486からの信号を絶縁する。トランジスタTR31は、フォトカプラPC31の発光側LEDを駆動するためのドライバであり、ノイズ吸収用スナバ回路505は、コンデンサC31及び抵抗R31で構成されている。インダクタL31はノイズ吸収用であり、抵抗R32は、続流防止抵抗である。抵抗R33、R34はフォトカプラPC31の電流制限抵抗である。
上記構成のACヒータ駆動回路492において、定着ヒータHT2は定着リレーRL21とトランジスタTR21のベースの双方がONされた状態で電力が供給されて点灯する。同様に、定着ヒータHT3は定着リレーRL21とトランジスタTR31のベースの双方がONされた状態で電力が供給されて点灯する。
制御部486は、定着リレーRL21に供給する制御信号S9をONした状態で、ヒータON/OFF回路500のトランジスタTR21のベースに供給する制御信号S8をON/OFFさせ、定着ヒータHT2の点灯/消灯を制御する。同様に、制御部486は、定着リレーRL21に供給する制御信号S9をONした状態で、ヒータON/OFF回路502のトランジスタTR31のベースに供給する制御信号S10をON/OFFして、定着ヒータHT3の点灯/消灯を制御する。
次に、キャパシタ放電回路496(図10)について、図12を参照して説明する。図12は、キャパシタ放電回路496の構成を示すブロック図である。
キャパシタ放電回路496は、充放電用スイッチ504、安全保護用の定着リレーRL11、定着リレーRL11の逆起防止用のダイオードD11、キャパシタ装置493の両端電圧を検出する両端電圧検出回路506を備えている。
キャパシタ装置493の両端には、充放電用スイッチ504と定着リレーRL11が接続されている。充放電用スイッチ504は、制御部486から入力される制御信号S3によりON/OFFされる。同様に、定着リレーRL11は、制御部486から入力される制御信号S4によりON/OFFされる。充放電用スイッチ504と定着リレーRL11の両者がONされると、キャパシタ装置493に蓄積された電荷が放電して、定着ヒータHT1に電力が供給される。
そして、両端電圧検出回路506は、キャパシタ装置493の両端電圧を検出して、その検出信号S5を制御部486に出力する。制御部486は、この検出信号S5を常時監視して、キャパシタ装置493の充電状態を監視している。
以上述べた通り、このようなディジタル複写機410によれば、キャパシタ装置493に電気二重層コンデンサ装置2(図1)、キャパシタ充電回路488に充電回路6(図2等)を使用することにより、第1の実施形態で述べた通りの作用効果が期待できる。そして、ディジタル複写機410においては、キャパシタ装置493の電力をキャパシタ放電回路496を通して放電することにより、定着装置452の定着ヒータHT1を予備加熱することができる。この結果、複写開始動作を迅速化することができる。
既述した通り、このようなキャパシタ装置493に既述の電気二重層コンデンサ装置2を用いるので、定電力充電によって商用交流電源の給電許容量を超えることがなく、また、ディジタル複写機410の各部に対する電力配分を適正且つ効率的に行うことができる。
特に、図6及びその説明に開示した通り、一定の充電電圧として例えば、28〔V〕を境にして定電流充電から定電力充電に切り換え、一定の充電電圧として例えば、44〔V〕に達した後、定電力充電から定電流充電に再度切り換えるので、キャパシタ装置493を効率よく、しかも、商用交流電源の給電許容量を超えることなく、満充電を達成でき、定着装置452の定着ヒータHT1の予備加熱を効率よく行うことができる。
なお、第1の実施形態では、電気二重層コンデンサ装置2、電気二重層コンデンサ401〜40Nについて説明し、第2の実施形態では、キャパシタ装置493やキャパシタ充電回路488、キャパシタ放電回路496について説明しているが、定着装置452の定着ヒータHT1の予備加熱に用いるキャパシタ装置493には電気二重層コンデンサ以外のキャパシタを用いてもよい。
また、第2の実施形態では、電気二重層コンデンサ装置2の例示としてディジタル複写機及び定着装置を説明したが、ファクシミリ装置、プリンタ装置等の画像形成装置、その他の電源装置等に用いることができる。
以上述べたように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明したが、本発明は上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は、発明を実施するための最良の形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であり、斯かる変形や変更が本発明の範囲に含まれることはいうまでもない。
本発明によれば、直列に接続された複数のキャパシタの充電に関し、キャパシタの静電容量の不揃いに無関係に充電電圧を規制し、安定した充電動作とともに充電の高効率化及び動作の信頼性を高めることができ、有用である。
本発明の第1の実施形態に係る電気二重層コンデンサ装置を示す回路図である。 充電回路の構成例を示す回路図である。 バランス回路の構成例を示す回路図である。 ドライブ回路の構成例を示す回路図である。 充電方法を示すフローチャートである。 充電回路の出力特性の一列を示す図である。 電気二重層コンデンサの充電特性を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るディジタル複写機の内部機構を示す図である。 ディジタル複写機の定着装置の構成例を示す図である。 ディジタル複写機の定着装置の電源回路を示す回路図である。 ACヒータ駆動回路の構成例を示す回路図である。 キャパシタ放電回路の構成例を示す回路図である。
符号の説明
2 電気二重層コンデンサ装置
4 コンデンサ回路
6 充電回路
36 制御部
72 バイパス回路
74 トランジスタ(スイッチング素子)
80 ドライブ回路
101〜10N バランス回路(バイパス手段)
318 出力制御部
302 電圧比較器(電圧検出手段)
401〜40N 電気二重層コンデンサ
410 ディジタル複写機(画像形成装置)
488 キャパシタ充電回路
493 キャパシタ装置
496 キャパシタ放電回路

Claims (10)

  1. 直列に接続された複数のキャパシタを備え、各キャパシタを所定電圧に充電するキャパシタ装置であって、
    直列化された複数のキャパシタの直列回路に電流を流し、キャパシタを所定電圧に充電させる充電手段と、
    前記キャパシタに個別に並列に接続されて前記キャパシタが基準電圧VS に到達したとき、対応するキャパシタの前記電流を分流させる機能を備え、前記充電手段に設定された前記所定電圧をVDC、前記キャパシタの直列数をNとし、各基準電圧VS をVS =VDC/Nに設定した複数のバイパス手段と、
    を備えたことを特徴とするキャパシタ装置。
  2. 前記バイパス手段が前記電流の分流動作に応じて前記充電手段から前記キャパシタに流れる前記電流を減少させる制御手段を備える構成としたことを特徴とする請求項1記載のキャパシタ装置。
  3. 前記バイパス手段が、前記キャパシタの充電電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段の検出出力を受け、前記充電電圧が所定電圧に到達したとき、前記キャパシタにバイパス路を形成するスイッチング素子とを備える構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載のキャパシタ装置。
  4. トナー像を転写媒体に加熱によって定着させる定着装置であって、
    前記トナー像を加熱する加熱手段と、
    この加熱手段の給電部に電気エネルギを供給するキャパシタ装置と、
    を備え、該キャパシタ装置が、
    直列に接続されて所定電圧に充電される複数のキャパシタと、
    前記キャパシタの直列回路に電流を流し、キャパシタを所定電圧に充電させる充電手段と、
    前記キャパシタに個別に並列に接続されて前記キャパシタが基準電圧VS に到達したとき、対応するキャパシタの前記電流を分流させる機能を備え、前記充電手段に設定された前記所定電圧をVDC、前記キャパシタの直列数をNとし、各基準電圧VS をVS =VDC/Nに設定した複数のバイパス手段と、
    を備えた構成としたことを特徴とする定着装置。
  5. 前記バイパス手段が前記電流の分流動作に応じて前記充電手段から前記キャパシタに流れる前記電流を減少させる制御手段を備える構成としたことを特徴とする請求項4記載の定着装置。
  6. 前記バイパス手段が、前記キャパシタの充電電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段の検出出力を受け、前記充電電圧が所定電圧に到達したとき、前記キャパシタにバイパス路を形成するスイッチング素子とを備える構成としたことを特徴とする請求項4又は5記載の定着装置。
  7. トナー像を転写媒体に電熱によって定着させる定着装置を備える画像形成装置であって、
    前記定着装置の給電部に電気エネルギを供給するキャパシタ装置を備え、該キャパシタ装置が、
    直列に接続されて所定電圧に充電される複数のキャパシタと、
    前記キャパシタの直列回路に電流を流し、キャパシタを所定電圧に充電させる充電手段と、
    前記キャパシタに個別に並列に接続されて前記キャパシタが基準電圧VS に到達したとき、対応するキャパシタの前記電流を分流させる機能を備え、前記充電手段に設定された前記所定電圧をVDC、前記キャパシタの直列数をNとし、各基準電圧VS をVS =VDC/Nに設定した複数のバイパス手段と、
    を備えた構成としたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記バイパス手段が前記電流の分流動作に応じて前記充電手段から前記キャパシタに流れる前記電流を減少させる制御手段を備える構成としたことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記バイパス手段が、前記キャパシタの充電電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段の検出出力を受け、前記充電電圧が所定電圧に到達したとき、前記キャパシタにバイパス路を形成するスイッチング素子とを備える構成としたことを特徴とする請求項7又は8記載の画像形成装置。
  10. 前記キャパシタは、電気二重層コンデンサであることを特徴とする請求項1ないし3記載のキャパシタ装置、請求項4ないし6記載の定着装置、請求項7ないし9記載の画像形成装置。
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