JP2005253283A - 蓄電装置、定着装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 充放電可能なキャパシタ部42から放電された電力を被給電体23に供給する蓄電装置41の故障を検知する故障検知手段48〜50を備える。そして、故障検知手段48〜50によって蓄電装置41の故障を検知したときに、定着装置21〜23に連続的に搬送される複数の記録媒体における単位時間当たりの搬送枚数を減ずる。
【選択図】 図3
Description
一方、画像形成装置の搬送経路を移動する記録媒体は、作像部にて、その表面上にトナー像が転写される。そして、未定着のトナー像を担持した記録媒体は、さらに搬送経路を所定の搬送速度で移動して定着装置に達する。定着装置に達した記録媒体は、定着ローラと加圧ローラとの間(ニップである。)に送入されて、定着ローラから受ける熱と双方のローラから受ける圧力とによってトナー像が定着される。トナー像が定着された記録媒体は、定着ローラと加圧ローラとの間から送出された後に、画像形成装置から排出される。
蓄電装置は、電力が充放電される単数又は複数のキャパシタ部(セル部)や、キャパシタ部の充放電を切り替える切替部や、主電源から供給された交流電力を整流するとともにDC変換してキャパシタ部に供給する充電部や、FET等の素子や、被給電体に接続するための接続端子等が、電気的に接続されたものである。
なお、蓄電装置のキャパシタ部に蓄積される電力は、装置本体の立ち上げが完了した後であって、商用電源の電力上限に対して蓄電装置に供給できるような余裕があるときに、適宜に主電源から充電部を介して供給されるものである。
すなわち、蓄電装置が故障する原因としては、装置内の電気回路の断線・短絡や、キャパシタ部の液漏れ等がある。このような場合には、制御部から充電開始信号が入力されても、キャパシタ部に充分な充電電流が流れずに、まったく充電がされなかったり、充電電力量が低下したり、急激に充電電圧が上昇したりする。同様に、制御部から放電開始信号が入力されても、キャパシタ部に充分な放電電流が流れずに、まったく放電がされなかったり、放電電力量が低下したり、急激に放電電圧が低下したりする。
また、「充電電力」とは充電時に蓄電装置に蓄えられる電気エネルギーであり、「放電電力」とは放電時に蓄電装置から放出される電気エネルギーである。また、「充電電力の電力量(充電電力量)」とは充電電力×充電時間であり、「放電電力の電力量(放電電力量)」とは放電電力×放電時間である。また、放電可能な「最大電力量」とは、放電電力量の最大値である。
図1〜図7にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機の装置本体、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成された画像を記録媒体Pに転写する転写部、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部(ADF)、12〜14は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、24は定着装置20に設置された加圧ローラ、40は定着装置20等の被給電体に電力を供給する主電源、41は定着装置20に補助的に電力(補助電力)を供給する蓄電装置を示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
その後、感光体ドラム5上に形成されたトナー像は、転写部7で、レジストローラにより搬送された記録媒体P上に転写される。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12、13、14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。
そして、給紙部12に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2に示すように、定着装置20は、主として、定着ローラ21、加圧ローラ24、サーミスタ37、分離爪38、ガイド板35等で構成される。
また、定着ローラ21表面にはサーミスタ37が当接されていて、サーミスタ37によるローラ表面温度(定着温度)の検知結果に基いて、主電源40及び蓄電装置41から供給される電力の調整がおこなわれる。
まず、装置本体1の主電源スイッチが投入されると、装置本体1の主電源及び蓄電装置41から、定着ローラ21のヒータ22、23にそれぞれ電力が供給される。詳しくは、装置本体1外の商用電源にコンセントを介して接続された主電源40から一方のヒータ22に定格の電力が供給されるとともに、蓄電装置41に蓄積された充電電力が放電電力として他方のヒータ23に供給される(後述の図6における実線Sの状態である。)。
これにより、定着ローラ21表面は、所望の温度(例えば、180℃である。)に短時間に達して、装置本体1での画像形成が可能な状態になる。
具体的に、原稿読込部2がスキャン動作しているときには、スキャン動作していないときに比べて消費電力が多くなるために、蓄電装置41によるヒータ23への給電がおこなわれる。また、連続的に画像形成がおこなわれるとき(連続通紙時である。)にも、連続的に搬送される記録媒体Pによって定着ローラ21の熱が奪われるため、蓄電装置41によるヒータ23への給電がおこなわれる。また、装置本体1を長時間待機状態にさせたときに省エネルギーモードが機能して定着温度が低下している場合等にも、待機状態からの立ち上げ時に蓄電装置41によるヒータ23への給電がおこなわれる。このように、主電源40から定着装置20に供給される電力の不足分が、蓄電装置41からの放電電力によって補われる。
図3に示すように、蓄電装置41は、主として、電力が充放電されるキャパシタ部42(セル部)、キャパシタ部42の充電をおこなう充電部43、キャパシタ部42の充放電を切り替える切替部44、キャパシタ部42の電圧(充電電圧及び放電電圧である。)を検知する電圧検知手段としての電圧計50等で、構成される。
さらに、制御部45のCPU48には、電圧計50からキャパシタ部42の電圧に係わる情報が送信されるとともに、時間検知手段としてのタイマー49から時間に係わる情報が送信される。そして、電圧計50及びタイマー49は、充電電力量及び放電電力量の変動を検知する検知手段として、特に、キャパシタ部42における放電可能な最大電力量が所定値以下になった場合に蓄電装置41の故障を検知する故障検知手段として機能する。これについては、後で詳しく説明する。
図4は、蓄電装置41が故障していないとき(通常時)と故障しているとき(故障時)とによる、充電時の充電電圧の変動を示すグラフである。図4において、横軸は時間を示し、縦軸はキャパシタ部42に蓄積される充電電圧を示す。また、実線Sは通常時の充電電圧変動を示し、一点鎖線R1及び破線R2及び二点鎖線R3は故障時の充電電圧変動を示す。
また、キャパシタ部42そのものの故障だけではなく、キャパシタ部42から給電されるヒータ23が断線することによって補助電力を利用することができない状態となったときも、放電電圧が低下しないことを検知できるために蓄電装置41の故障として判断される。なお、ヒータ23の断線は、温度変化の検知に基いて判断することもできる。
また、制御部45による蓄電装置41の故障の判断は、蓄電装置41の使用環境に係わる情報を参酌しておこなうことが好ましい。例えば、蓄電装置41が高温環境下で使用されて一定時間における電圧変動が低下した場合に、所定の補正データに基いて、検知した電圧変動を常温環境下で使用した場合のものに補正する。これにより、環境変動による電圧変動を故障によるものから切り分けることができる。なお、使用環境に係わる情報は、装置本体1に温湿度計等を設けて温湿度変動を検出することで採取できる。
図6は、画像形成装置の立ち上げ時における、定着装置20、蓄電装置41、主電源40の状態変化を示すグラフである。
同図(A)〜(C)において、実線Sは蓄電装置41が故障検知されていない場合(通常時)の各変動を示し、破線Rは蓄電装置41が故障検知された場合の各変動を示す。
このような状態は、立ち上げ時に限定されず、上述したように装置本体1にて電力消費が多い場合にもおこなわれる。すなわち、蓄電装置41の故障が検知されると、蓄電装置41による一切の充放電が禁止される。
図7(A)〜(C)は、記録媒体Pを4枚連続通紙したときの定着温度変動を示すグラフであって、横軸は時間を示し、縦軸はサーミスタ37で検知される定着ローラ21表面の定着温度を示す。図7(A)は蓄電装置41の故障検知がされていない通常時の定着温度変動を示し、図7(B)及び図7(C)は蓄電装置41の故障検知がされたときの定着温度変動を示す。
なお、図7中の定着温度H0は、先に説明した定着温度の下限温度(設定値)である。
2枚目以降の記録媒体についても、同様に、定着ローラ21及び加圧ローラ24の位置を通過する時間P2、P3、P4(=P1)で、定着温度は温度H1から所定温度だけ低下する。そして、搬送間隔に相当する時間M0にて、定着ローラ21の定着温度は温度H1近傍まで回復する。
2枚目以降の記録媒体についても、同様に、定着ローラ21及び加圧ローラ24の位置を通過する時間P2、P3、P4(=P1)で、定着温度は温度H1から所定温度だけ低下する。そして、搬送間隔に相当する時間M1にて、定着ローラ21の定着温度は温度H1近傍まで回復する。
したがって、連続通紙が完了する時間は通常時に比べて長くなって画像形成の生産性が低下したり、図6で述べたように立ち上がり時の昇温時間が低下するものの、蓄電装置41の故障に気付かずに出力画像の定着性が低下する不具合を回避することができる。
2枚目以降の記録媒体についても、同様に、定着ローラ21及び加圧ローラ24の位置を通過する時間P2´、P3´、P4´(=P1´)で、定着温度は温度H1から所定温度だけ低下する。そして、搬送間隔に相当する時間M2にて、定着ローラ21の定着温度は温度H1近傍まで回復する。
したがって、連続通紙が完了する時間は通常時に比べて長くなって画像形成の生産性が低下したり、立ち上がり時の昇温時間が低下するものの、蓄電装置41の故障に気付かずに出力画像の定着性が低下する不具合を回避することができる。
また、蓄電装置41が故障したときに、画像形成装置本体1の使用を完全に停止することなく、立ち上げ時の昇温時間増加や連続通紙時のCPM低下という一定の制約を課してその使用ができるように制御している。これにより、蓄電装置41が故障中であってもユーザーの画像形成作業が中断することがなくなるため、ユーザーにとって使い勝手が向上する。
図8及び図9にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図8は、実施の形態2における蓄電装置を示す回路図であって、前記実施の形態1の図3に相当する図である。本実施の形態2は、蓄電装置41の故障をキャパシタ部42に流れる電流に基いて検出している点が、蓄電装置41の故障をキャパシタ部42の充電電圧及び放電電圧に基いて検出している前記実施の形態1とは相違する。
故障の形態としては、破線R1に示すように、充電開始信号又は放電開始信号が送信されても充電電流又は放電電流が初期値0からまったく上昇しないときは、蓄電装置41内の電気回路における充電回路又は放電回路の断線、短絡等によるものである。また、一点鎖線R2に示すように、充電開始信号又は放電開始信号が送信されても充電電流又は放電電流が初期値0から僅かしか上昇しないときは、蓄電装置41内のキャパシタ部42の液漏れ等によるものである。
さらに、蓄電装置41の故障が検知されたときには、蓄電装置41による充放電を禁止するように制御する。そして、連続通紙時には、前記実施の形態1と同様に、連続通紙に係わるCPMを低下するように制御する。
また、蓄電装置41が故障したときに、画像形成装置本体1の使用を完全に停止することなく、立ち上げ時の昇温時間増加や連続通紙時のCPM低下という一定の制約を課してその使用ができるように制御している。これにより、蓄電装置41が故障中であってもユーザーの画像形成作業が中断することがなくなるため、ユーザーにとって使い勝手が向上する。
図10及び図11にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図10は、実施の形態3における定着装置を示すブロック図である。本実施の形態3は、故障検知手段で検知した故障検知情報に基いて定着装置の異常を検知している点が、前記実施の形態1とは相違する。
キャパシタ部42の残容量が少なくなるにつれて昇温特性の勾配は小さくなり、蓄電装置41に故障が生じた場合にその昇温特性の勾配は最小になる(実線Q1の状態である。)。これらの関係情報(昇温特性)は、再現性のある情報である。
詳しくは、検知温度情報と基準温度情報との差が所定範囲内にあれば、定着装置20は正常であるものと判断する。これに対して、検知温度情報と基準温度情報との差が所定範囲を外れた場合には、定着装置20に異常があるものと判断する。異常検知手段55によって定着装置20の異常が検知された場合には、異常検知手段55から信号を出力して、アラーム信号、画面表示等により異常がある旨の通知をおこなうことが好ましい。
まず、主電源スイッチがオンされると、ヒータ22、23への電力供給にともない定着ローラ21の加熱が開始される。このとき、時間検知手段49によって時間の計測が開始される。
そして、異常検知手段55で、記憶手段54からの基準温度情報H1と温度検知手段37からの検知温度情報H2とを比較して、その差が所定値以上である場合に定着装置20全体の異常(蓄電装置41の故障とは区別される。)と判断する。
図12にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図12は、実施の形態4における定着装置を示すブロック図であって、前記実施の形態3における図10に相当する図である。本実施の形態4は、基準時間情報と検知時間情報とを対比して定着装置20の異常を検知している点が、基準温度情報と検知温度情報とを対比して定着装置20の異常を検知している前記実施の形態3とは相違する。
温度検知手段37は、定着ローラ21の表面温度(定着温度)を検知する。温度検知手段37で検知された情報(検知温度情報)は、記憶手段54に出力される。
詳しくは、検知時間情報と基準時間情報との差が所定範囲内にあれば、定着装置20は正常であるものと判断する。これに対して、検知時間情報と基準時間情報との差が所定範囲を外れた場合には、定着装置20に異常があるものと判断する。
まず、主電源スイッチがオンされると、ヒータ22、23への電力供給にともない定着ローラ21の加熱が開始される。このとき、時間検知手段49によって時間の計測が開始される。
そして、異常検知手段55で、記憶手段54からの基準時間情報T1と時間検知手段49からの検知時間情報T2とを比較して、その差が所定値以上である場合に定着装置20全体の異常(蓄電装置41の故障とは区別される。)と判断する。
図13にて、この発明の実施の形態5について詳細に説明する。
図13は、実施の形態5における定着装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。本実施の形態5は、キャパシタ部42から定着ローラ21のヒータ23への電力供給(放電)が開始される前に蓄電装置41の故障検知がおこなわれる点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
これに対して、検知温度が設定温度よりも小さいと判断された場合には、故障検知手段53(48〜50)によって故障検知情報が取得される(ステップS3)。そして、蓄電装置41に故障が生じていないかが判断される(ステップS4)。
その後、ステップS5で設定された条件に基いて、蓄電装置41からの放電(電力供給)が開始される。
その後、ステップS7で設定された条件に基いて、必要に応じて蓄電装置41からの放電が開始される。実際には、キャパシタ部42からの放電を停止する場合がほとんどであって、前記実施の形態3の異常検知手段55によって定着装置20の異常が検知されない場合には、前記実施の形態1で述べた制約を課した状態で定着装置20への電力供給(主電源40によるものである。)がおこなわれる。
2 原稿読込部、 3 露光部、 4 作像部、 7 転写部、
10 原稿搬送部、 12〜14 給紙部、 20 定着装置、
21 定着ローラ(定着部材)、 22 ヒータ(加熱部材)、
24 加圧ローラ、 37 サーミスタ(温度検知手段)、
40 主電源(外部電源)、
41 蓄電装置、 42 キャパシタ部、 43 充電部、 44 切替部、
45 制御部、 47 スイッチ、 48 CPU、
49 タイマー(時間検知手段)、 50 電圧計(電圧検知手段)、
51 主電源スイッチ、 53 故障検知手段、 54 記憶手段、
55 異常検知手段、 60 電流計(電流検知手段)、 P 記録媒体。
Claims (21)
- 充放電可能なキャパシタ部を備え、当該キャパシタ部から放電された電力を被給電体に供給する蓄電装置であって、
装置の故障を検知する故障検知手段を備えたことを特徴とする蓄電装置。 - 前記故障検知手段は、装置から前記被給電体への電力供給を開始する前に故障を検知することを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記故障検知手段は、前記キャパシタ部における放電可能な最大電力量が所定値以下になった場合に、装置の故障を検知することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
- 前記故障検知手段は、前記キャパシタ部の電圧に基づいて故障を検知することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蓄電装置。
- 前記故障検知手段は、前記キャパシタ部の充電又は放電がおこなわれるときであって一定時間における前記電圧の変動が所定値以下又は所定値以上である場合に故障を検知することを特徴とする請求項4に記載の蓄電装置。
- 前記故障検知手段は、前記キャパシタ部に流れる電流に基づいて故障を検知することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の蓄電装置。
- 前記故障検知手段は、前記キャパシタ部の充電又は放電がおこなわれるときであって前記電流の大きさが所定値以下である場合に故障を検知することを特徴とする請求項6に記載の蓄電装置。
- 前記故障検知手段は、前記キャパシタ部における放電可能な最大電力量が所定値以下になった場合に、使用環境に係わる情報を参酌して装置の故障を検知することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の蓄電装置。
- 前記故障検知手段は、前記キャパシタ部における放電可能な最大電力量が所定値以下になることが複数回あった場合に、装置の故障を検知することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の蓄電装置。
- 前記被給電体は、加熱部材であることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の蓄電装置。
- 前記加熱部材は、装置と当該装置とは別に設けられた主電源とから電力供給されるように構成され、
電力供給時間を検知する時間検知手段と、
電力供給時間と前記加熱部材の温度との対応を示す複数の関係情報を保持して、前記故障検知手段から出力される故障検知情報に基いて前記複数の関係情報の中から選択される一の関係情報と前記時間検知手段から出力される検知時間情報とに基いて前記加熱部材の基準温度を演算する温度演算手段と、
前記加熱部材の温度を検知する温度検知手段と、
前記温度演算手段から出力される基準温度情報と前記温度検知手段から出力される検知温度情報とを対比してその対比結果に基いて異常を検知する異常検知手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の蓄電装置。 - 前記加熱部材は、装置と当該装置とは別に設けられた主電源とから電力供給されるように構成され、
前記加熱部材の温度を検知する温度検知手段と、
電力供給時間と前記加熱部材の温度との対応を示す複数の関係情報を保持して、前記故障検知手段から出力される故障検知情報に基いて前記複数の関係情報の中から選択される一の関係情報と前記温度検知手段から出力される検知温度情報とに基いて基準時間を演算する時間演算手段と、
電力供給時間を検知する時間検知手段と、
前記時間演算手段から出力される基準時間情報と前記時間検知手段から出力される検知時間情報とを対比してその対比結果に基いて異常を検知する異常検知手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の蓄電装置。 - 前記加熱部材は、記録媒体上のトナー像を加熱して当該トナー像を当該記録媒体に定着させる定着装置に設置されたことを特徴とする請求項10〜請求項12のいずれかに記載の蓄電装置。
- 記録媒体上のトナー像を加熱して当該トナー像を当該記録媒体に定着させる定着装置であって、
請求項1〜請求項13のいずれかに記載の蓄電装置から給電可能に構成されたことを特徴とする定着装置。 - 請求項1〜請求項13のいずれかに記載の蓄電装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 記録媒体上のトナー像を加熱して当該トナー像を当該記録媒体に定着させるとともに、前記蓄電装置から給電可能に構成された定着装置を備えたことを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
- 前記定着装置は、前記蓄電装置からの給電とは別に主電源からも給電可能に構成され、
前記定着装置に連続的に搬送される複数の記録媒体における単位時間当たりの搬送枚数を可変する可変手段を備え、
前記可変手段は、前記故障検知手段が前記装置の故障を検知したときに、前記単位時間当たりの搬送枚数を減ずることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。 - 前記可変手段は、前記複数の記録媒体における搬送間隔を大きくして前記単位時間当たりの搬送枚数を減ずることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
- 前記可変手段は、前記複数の記録媒体における搬送速度を小さくして前記単位時間当たりの搬送枚数を減ずることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の画像形成装置。
- 前記定着装置は、記録媒体上のトナー像を加熱する定着部材を備え、
前記可変手段は、前記定着部材の表面温度が予め定められた下限温度の設定値以下になった場合に前記単位時間当たりの搬送枚数を減ずるように制御され、
前記故障検知手段が前記装置の故障を検知したときに、前記下限温度の設定値を高く変更することを特徴とする請求項17〜請求項19のいずれかに記載の蓄電装置。 - 表示部を備え、
前記表示部は、前記故障検知手段が前記装置の故障を検知したときに、前記蓄電装置が故障した旨を表示することを特徴とする請求項15〜請求項20のいずれかに記載の画像形成装置。
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