JP2005252713A - 誤検出防止回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 VBI信号のような多重化信号自身に対して一定の判定基準を設定することにより、その判定基準を満たさないものをエラー信号と判定することにより、誤検出防止の割合を高めることができる誤検出防止回路を提供する。
【解決手段】 多重化信号をスライスした2値判定値があって、前記2値判定値のスタートコードを検出し、前記スタートコードを評価するスタートコード検出回路10を有し、前記スタートコードの評価に対するエラー判定を行い、前記信号に該当しない信号をエラー信号として出力するエラー判定回路15を有しており、前記スタートコード検出回路10が行うスタートコードの評価は、前記スタートコードに係る2値判定値の連続性をシステムクロック基準でカウントするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ノイズが多い又は外部から侵入した等の異常な信号が多重化信号(映像信号、制御信号など)の一部に重畳されても、それを正常な信号として検出する誤検出を防止する誤検出防止回路に関するものであり、特にVBI信号の誤検出を防止する誤検出防止回路に関する。
テレビジョンのような映像信号受信機が映像表示を行うとき、映像表示に係る映像信号だけでなく、文字、記号、制御信号などが映像信号に重畳された多重化信号を受信することにより、文字多重放送、データ多重放送のような映像表示に付随する付加サービスが提供されている。
そのような付加サービスに係る一連の信号は、垂直帰線期間(VBI(Vertical Blanking Interval))内に存在している。米国や日本のテレビジョンに使用されているNTSC方式では、映像信号に525本の走査線を用意しており、この525本のうち、各フィールドの最初の21本相当のタイミングは、走査を開始するためのインターバル用に割り当てられている。このインターバルがVBIと呼ばれるものであり、VBI中に存在する文字、記号、制御信号などの信号はVBI信号と呼ばれている。VBI信号の代表的なものとしては、VBID信号、クローズドキャプション信号などがある。図24、図25にVBID信号、クローズドキャプション信号それぞれの波形を示しておく。
図24に示したVBID信号は、スタートコードが“10”というビット配列の信号であり、スタートコード、データ領域におけるデータ周期が一定であるという特徴を持つNRZ形式の信号である。
図25に示したクローズドキャプション信号は、スタートコードが“001”というビット配列で、16bitのデータ領域を有する信号であり、スタートコードの前に一定周期で所定回数繰り返すクロックランイン信号を有している。
映像信号受信機は、VBI信号及び映像信号の垂直同期信号、水平同期信号に同期してデータ領域のデータを読み取ることで、多重放送による映像表示を行う。しかし、放送電波の状態が悪化し、ノイズが多くなることで映像信号が劣化したり、外部から侵入した信号などがあると、表示する映像が乱れることになる。
特に、VBI中であってもノイズが多くなるとVBI信号が劣化し、表示される文字、記号等が乱れたり、文字化けを起こすといった不具合が生じる。そこで、劣化したVBI信号又は外部から侵入した無関係な信号に関してはエラー信号として検出し、データ領域の異常なデータを表示しないことでそのような不具合を解消する制御が行われている。
ところが、本来エラー信号として検出すべき信号をVBI信号として検出してしまうといった誤検出をしてしまうために、結果として表示すべきでない文字、記号などを表示してしまうといったケースが生じる。このようなケースを防止するための誤検出防止に関する技術開発が行われている。
図26に従来の誤検出防止を行う誤検出防止回路の構成ブロック図を示す。従来の誤検出防止回路では、スライスタイミング設定回路5より設定されるスライスタイミングをVBI信号スライス用のサンプリングクロックとして使用し、前記サンプリングクロックによりサンプリング位置を決定する。
スライスタイミングの設定としては、第1に入力ビデオ信号から同期分離して水平同期信号を基準として水平同期タイミングをとり、スライスタイミング設定回路5が周波数を固定することで設定する方法があり、第2にPLL4が、同期分離回路3より出力されるクロックランイン期間パルスを基にして、クロックランイン信号に周波数・位相同期させることで設定する方法がある。
一方、入力されたビデオ信号はLPF1によりノイズが除去され、外部より設定したスライスレベルを基に比較器2より2値判定値が出力される。
スライス回路6は、2値判定値及びスライスタイミング設定用の信号が入力されることにより、スライスレベルに基づきスライスされたVBI信号であるスライスデータを出力する。このスライスデータに対し、スライスタイミングによるサンプリングを行うことで、サンプリング位置におけるスライス値“1”、“0”を判定し、スライス判定結果が求められる。
スタートコード検出回路10は、スライス回路6からのスライスデータの入力があって、スライス判定結果が該当VBI信号が存在したとするスタートコード(フレーミングコード)と合致したかどうかを評価するスタートコード判定を行う。合致していなければ、エラー信号を出力し、該信号に対する表示を行わないようにすることで誤検出の防止を図っている。
しかし、このような方法はあまり効果的な誤検出防止方法とはいえない。つまり、サンプリング位置におけるVBI信号に対しスライス判定結果だけを基にしてスタートコードの評価を行うことは、誤検出してしまう可能性が高い。
例えば、該当するVBI信号が入力されていない場合についても、ノイズにより偶発的にサンプリング位置におけるスライス判定結果がスタートコードに一致した場合、VBI信号有りと判定し誤動作を惹き起こしてしまう。従って、入力されたVBI信号にサンプリング位置と次のサンプリング位置との間に複数のデータ変化点が存在する異常なパルスが入力した場合、VBI信号をスライスするサンプリングクロックの間隔のみで判定を行うため、そのような変化点を検知することができずに正常なパルス信号として誤認識するという問題がある。
図27に従来の誤検出防止回路における誤検出防止の実施結果を示す。(a)は、VBI信号としてVBID信号が入力された場合を示したものである。設定したスライスレベルに応じて2値判定値が出力されており、一方で水平同期信号を基準としたスライスタイミングによるサンプリング位置が決定されている。サンプリング間隔はデータ周期と同じであるため、スライスデータにおけるスライス判定結果はVBI信号のスライス値を表した良好なものとなっている。
(b)は、ノイズを多く含んでおり、エラー信号と判定されるべきVBI信号が入力された場合を示したものである。(a)と同様、2値判定値と、サンプリング位置が決定されているが、あるサンプリング位置と、そのとなりのサンプリング位置との間に2値判定値の変化点が存在している状態になっている。従来の方法では、サンプリングクロックの立上りエッジ又は立下りエッジのみで2値判定値に対する“1”又は“0”の判定を行うため、前記変化点を検知することができず、スライス判定結果は(a)と同一になってしまう。そのためエラー信号と判定されることなく誤検出してしまう。しかも、従来のようにスタートコードの合致だけを評価するのであれば、評価対象がさらに狭くなり、誤検出の割合が大きくなってしまう。
上述した方法以外にも、誤検出防止に関連する技術が開示されており、代表的なものを説明していく。
特許文献1には、クローズドキャプションやテキストなどのキャラクターデータを再生するデータ抽出回路において、映像信号の劣化や周波数の変動にかかわらず、キャラクタデータを安定的に再生できるように、水平同期信号に同期したデータ抽出用のクロック信号を生成している。そして前記データ抽出用のクロック信号を基にクロックランイン信号のサイクル数の検出及び、スタートビットの検出において基準値H/Lとの一致比較を行うことによって、該当信号か否かの判別を行っている。
しかし、クロックランイン信号のサイクル数のみの検出では、該信号の周期と一致していない信号が入力された場合においても、サイクル数が所定サイクル数になると、クロックランイン信号有りと判定してしまい該当信号である、と誤検出してしまう問題がある。又、スタートビット検出に関しては基準値H/Lとの一致比較になっているため、一致の度合いが閾値付近である擬似信号を誤検出する問題がある。
特許文献2には、乱れた多重化信号が入力された場合にも、抽出データとして誤ったデータが出力されるのを防止するため、水平同期信号と、水平同期信号に比べて周期がより均一化されたHD信号との比較を行うことで異常判定するようにしている。
しかし、水平同期信号が正常であり、検出対象とするVBI信号以外が入力した場合、異常判定が行われないため、誤検出する可能性が高くなってしまう。
特開2000−197016号公報 特開平11−32308号公報
上述した技術は何れも、基準となるタイミング、値又は信号を誤検出防止用に設定し、対象となる信号と、前記基準となるタイミング、値又は信号とを比較することにより、エラーの有無を判定するといった評価を行っている。しかし、比較による評価法では比較するタイミング、値又は信号が、本来誤検出されるべきVBI信号が有するそれらと類似していることによりエラー無しと判定してしまう可能性が高くなり、結果として誤検出の割合が大きくなる。
本発明では上記事情を鑑みて、比較による評価だけでなく、VBI信号のような多重化信号自身に対して一定の判定基準を設定することにより、その判定基準を満たさないものをエラー信号と判定するといった評価法を採り上げ、その評価により誤検出防止の割合を高めることができる誤検出防止回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、多重化信号をスライスした2値判定値を入力し、前記2値判定値の識別コードを検出し、前記識別コードを評価する識別コード検出回路を有し、前記識別コードの評価に対するエラー判定を行い、前記信号に該当しない信号をエラー信号として出力する誤検出防止回路であって、前記識別コード検出回路が行う識別コードの評価は、前記識別コードに係る2値判定値のパルスの幅を参照するものである。
前記2値判定値のパルスの幅を参照する際には、特定のクロックを基準信号としたカウントが行われることにより、前記2値判定値のパルスの幅を計測する。
前記特定のクロックは、システムクロックであると良い。
そして前記識別コードは、スタートコードであり、前記識別コード検出回路は、前記スタートコードを検出し、評価するスタートコード検出回路であり、前記2値判定値のパルスの幅は、前記スタートコードに係る2値判定値の連続性であるとする。
つまり、先述した判定基準は多重化信号のスタートコードに係る2値判定値の連続性にあるわけだが、その連続性はスタートコードがどの程度の幅を有しているかということを表している。従って、スタートコードの幅が一定範囲内になければエラー信号と判定するわけだが、本発明ではそのスタートコードの幅をシステムクロックを基準信号としてカウントしたときのカウント値で測定するようにしている。カウント値が一定範囲内になければエラー信号と判定する。
ここで前記スタートコード検出回路は、前記スタートコードに対して1又は2以上の連続性の検出範囲を設定し、各検出範囲に対応する2値判定値の連続性をシステムクロック基準でカウントする連続性検出回路を有する。
前記連続性検出回路は、2値判定値の立上り又は立下りを検出し、立上りパルス又は立下りパルスを出力する立上り(立下り)検出回路を有し、前記立上り(立下り)検出回路が出力する立上りパルス又は立下りパルスは、2値判定値の連続性をシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとする。
つまり、立上りパルス又は立下りパルスはスタートコードに係る2値判定値の連続性の始端側又は終端側の何れかを表すことになる。
また前記連続性検出回路は、前記連続性の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定すると良い。
第1の態様において、前記2値判定値のスタートコードを抜き出すスタートコード検出用ウィンドウを生成する第1のウィンドウ生成回路を有し、前記スタートコード検出用ウィンドウは、システムクロック基準でカウントしたときのカウント値であることを特徴とする。
ここで前記第1のウィンドウ生成回路は、水平同期タイミングを、前記スタートコード検出用ウィンドウをシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとする。
また前記第1のウィンドウ生成回路は、前記スタートコード検出用ウィンドウに対してマージンを設定すると良い。
上記目的を達成するための本発明の第2の態様は、多重化信号をスライスした2値判定値を入力し、前記2値判定値の識別コードを検出し、前記識別コードを評価する識別コード検出回路を有し、前記識別コードの評価に対するエラー判定を行い、前記信号に該当しない信号をエラー信号として出力する誤検出防止回路であって、前記識別コード検出回路が行う識別コードの評価は、前記識別コードに係る2値判定値のパルスの周期を参照するものである。
前記2値判定値のパルスの周期を参照する際には、特定のクロックを基準信号としたカウントが行われることにより、前記2値判定値のパルスの周期を計測する。
前記特定のクロックは、システムクロックであると良い。
そして前記識別コードは、クロックランイン信号であり、前記識別コード検出回路は、前記クロックランイン信号を検出し、評価するクロックランイン検出回路であり、前記2値判定値のパルスの周期は、前記クロックランイン信号に係る2値判定値の周期であるとする。
つまり、先述した判定基準として多重化信号のクロックランイン信号に係る2値判定値の周期も対象とするわけだが、その周期はクロックランイン信号がどの程度規則正しい周期性を有しているかということを表している。従って、クロックランイン信号の周期が一定範囲内になければエラー信号と判定するわけだが、本発明ではそのクロックランイン信号の周期をシステムクロックを基準信号としてカウントしたときのカウント値で測定するようにしている。カウント値が一定範囲内になければエラー信号と判定する。
第2の態様において、前記2値判定値の立上り又は立下りを検出し、立上りパルス又は立下りパルスを出力する立上り(立下り)検出回路をさらに有し、前記クロックランイン検出回路は、前記立上りパルス又は立下りパルスより前記クロックランイン信号の立上り又は立下り回数をカウントする立上り(立下り)回数カウンタと、前記クロックランイン信号の周期をシステムクロック基準でカウントする周期検出カウンタを有することを特徴とする。
ここで前記周期検出カウンタは、前記立上り(立下り)検出回路が出力する立上りパルス又は立下りパルスを、前記クロックランイン信号の周期をシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとする。
前記立上り(立下り)回数カウンタは、前記クロックランイン信号の立上り又は立下り回数の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定すると良い。
また前記周期検出カウンタは、前記クロックランイン信号の周期の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定すると良い。
第2の態様において、前記2値判定値のクロックランイン信号を抜き出すクロックランイン検出用ウィンドウを生成する第2のウィンドウ生成回路を有し、前記クロックランイン検出用ウィンドウは、システムクロック基準でカウントしたときのカウント値であることを特徴とする。
ここで前記第2のウィンドウ生成回路は、水平同期タイミングを、前記クロックランイン検出用ウィンドウをシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとする。
また前記第2のウィンドウ生成回路は、前記クロックランイン検出用ウィンドウに対してマージンを設定すると良い。
上記目的を達成するための本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記識別コードは、データ部であり、前記識別コード検出回路は、前記データ部を検出し、評価するデータ部エラー検出回路であり、前記2値判定値の立上り又は立下りを検出し、立上りパルス又は立下りパルスを出力する立上り(立下り)検出回路を有し、前記データ部エラー検出回路は、前記立上りパルス又は立下りパルスより前記データ部の立上り又は立下り間隔をシステムクロック基準でカウントする立上り(立下り)間隔検出カウンタを有するものである。
データ部の立上り又は立下り間隔に一定の規則があることが予め判っている多重化信号に対しては、その規則性を利用した判定基準を設けることが可能である。従って、データ部の間隔が一定範囲内になければエラー信号と判定するわけだが、本発明ではそのデータ部の間隔をシステムクロックを基準信号としてカウントしたときのカウント値で測定するようにしている。カウント値が一定範囲内になければエラー信号と判定する。
ここで前記立上り(立下り)間隔検出カウンタは、前記立上り(立下り)検出回路が出力する立上りパルス又は立下りパルスを、前記データ部の立上り又は立下り間隔をシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとする。
前記立上り(立下り)間隔検出カウンタは、前記データ部の立上り又は立下り間隔の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定すると良い。
第3の態様において、前記2値判定値のデータ部を抜き出すデータ部エラー検出用ウィンドウを生成する第3のウィンドウ生成回路を有し、前記データ部エラー検出用ウィンドウは、システムクロック基準でカウントしたときのカウント値であることを特徴とする。
ここで前記第3のウィンドウ生成回路は、水平同期タイミングを、前記データ部エラー検出用ウィンドウをシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとする。
また前記第3のウィンドウ生成回路は、前記データ部エラー検出用ウィンドウに対してマージンを設定すると良い。
上記目的を達成するための本発明の第4の態様は、多重化信号をスライスした2値判定値を入力し、前記2値判定値の識別コードを検出し、前記識別コードを評価する識別コード検出回路を有し、前記識別コードの評価に対するエラー判定を行い、前記信号に該当しない信号をエラー信号として出力する誤検出防止回路であって、前記識別コード検出回路が行う識別コードの評価は、前記識別コードに係る2値判定値のパルスが最初に変化する立上り(立下り)位置をフィールド毎に参照するものである。
前記立上り(立下り)位置をフィールド毎に参照する際には、特定のクロックを基準信号としたカウントが行われることにより、水平同期信号を基準として2値判定値のパルスが最初に変化する迄の期間を計測する。
前記特定のクロックは、システムクロックであると良い。
そして前記識別コードは、前記立上り(立下り)位置に係る2値判定値のパルスであり、前記識別コード検出回路は、各フィールドにおいて前記立上り(立下り)位置を検出し、システムクロック基準でカウントすることにより評価する立上り(立下り)位置検出回路であり、前記立上り(立下り)位置検出回路が行う前記立上り(立下り)位置の評価は、第1のフィールドにおけるカウント値と、前記第1のフィールドの1フィールド前である第2のフィールドのカウント値との差分をとるものである。
つまり、正常な多重化信号の立上り(立下り)位置は一定間隔で現れるということを前提とした判断基準を設けることが可能である。従って、立上り(立下り)位置が水平同期信号を検出してから一定期間内になければエラー信号と判定するわけだが、本発明ではその立上り(立下り)位置をシステムクロックを基準信号としてカウントしたときのカウント値で測定するようにしている。カウント値が一定範囲内になければエラー信号と判定する。
ここで前記立上り(立下り)位置検出回路は、水平同期タイミングを、各フィールドにおける該位置をシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとする。
また前記立上り(立下り)位置検出回路は、前記差分の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定すると良い。
第1から第4の態様において、前記多重化信号はVBID信号やクローズドキャプション信号に代表されるVBI信号であるとき、誤検出を防止して、多重放送における文字表示が乱れたり、文字化けしたりする不具合が解消される。
本発明では2値判定値のパルスの幅又は周期を参照することにより、VBI信号のような多重化信号自身に対して一定の判定基準を設定する。そしてその判定基準を満たさないものをエラー信号と判定することにより、誤検出防止の割合を高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、特にVBI中に存在するビデオ信号であるVBI信号の誤検出防止に関する説明を添付図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
まず、本発明の実施の形態1における誤検出防止回路の構成を図1に示す。実施の形態1の誤検出防止回路は、LPF1、比較器2、同期分離回路3、PLL4、スライスタイミング設定回路5、スライス回路6、ウィンドウ生成回路7、スタートコード検出回路10、エラー判定回路15により構成されている。
LPF1は、入力されるビデオ信号の高周波成分を除去することにより、ノイズを除去する機能を有する回路である。
比較器2は、LPF1によりノイズ除去されたビデオ信号と、外部より入力されるスライスレベルを入力し、それらを基にして2値判定値を出力する回路である。ビデオ信号のデータ領域に対するスライスレベルの設定において、データ領域のデータが小振幅であればスライスレベルの間隔を小さく設定し、大振幅であればその間隔を大きく設定することにより、少ない数のスライスレベルでも2値判定値の出力が有効なものとなり、スライスする範囲を広げることができる。
図2に描かれているデータ領域のデータに対し、(a)のように8段階にスライスするスライスレベルを等間隔に設定すると、データの振幅をすべてカバーすることができない。さらに大振幅の箇所に数本のスライスレベルを設定したり、小振幅の箇所にスライスレベルを設定することができなくなる。しかし、(b)のようにスライスレベルの間隔を変更することにより、*1の箇所ではデータが小振幅であるのでその範囲に設定するスライスレベルの数を増やし、間隔を小さくする。又、*2の箇所ではデータが大振幅であるのでその範囲に設定するスライスレベルの数を減らし、間隔を大きくする。結果として、*3のような大きな値を示す箇所に対してもスライスレベルを設定することが可能となり、少ない数のスライスレベルでも2値判定値の出力が有効になる。
同期分離回路3は、入力されるビデオ信号の水平同期信号又は垂直同期信号を基準として同期タイミングをとるための回路である。本実施形態では、同期分離回路3にて水平同期信号を基準とすることにより、水平同期信号を出力する。及びVBI信号を検出する期間であることを表す該当VBI信号検出期間パルスを出力する。又、クローズドキャプション信号のようなクロックランイン信号を含むVBI信号に対しては、前記クロックランイン信号に相当する期間を表すクロックランイン期間パルスを出力する。
PLL4は、入力するビデオ信号に対して周波数及び位相のズレのない出力信号を生成する回路であって、本実施形態ではVBI信号にクロックランイン信号が含まれている場合、クロックランイン期間パルスが入力されることによりクロックランイン信号と同期することで、周波数及び位相のズレのない信号を出力する。
スライスタイミング設定回路5は、同期分離回路3からの水平同期信号を基にしてサンプリングクロック用のスライスタイミングを設定する回路である。VBI信号にクロックランイン信号が含まれている場合、PLL4により周波数及び位相のズレのない出力信号も基にしてスライスタイミングを設定する。
スライス回路6は、比較器2より出力される2値判定値及びスライスタイミング設定回路5より設定されるスライスタイミングにより、スライスレベルに基づきスライスされたVBI信号であるスライスデータを出力する回路である。このスライスデータに対し、スライスタイミングによるサンプリングを行うことで、サンプリング位置におけるスライス値“1”、“0”を判定し、スライス判定結果が求められる。
ウィンドウ生成回路7は、同期分離回路3による水平同期信号及び該当VBI信号検出期間パルスが入力され、該当VBI信号のスタートコード部を抜き出すためのウィンドウを生成する回路である。つまりこのウィンドウはスタートコードが存在する期間を含むように設定され、水平同期信号を基準としてスタートコードを検出するために生成される。従って、このような処理を経てスタートコード検出用のウィンドウ内に存在するパルスは正常の状態ではスタートコードであり、他の信号(クロックランイン信号、データ領域)ではないという保証がなされる。
ウィンドウ生成回路7がスタートコード検出用のウィンドウを生成する動作について図3、4を用いて詳細に説明する。図3は、ウィンドウ生成回路の構成ブロック図であり、図4は、ウィンドウ出力におけるカウント値−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフである。ウィンドウ生成回路は、フリーランカウンタW1と比較器W2とから構成されており、水平同期信号及び該当VBI信号検出期間パルスを基にしてウィンドウ信号を出力する。出力するウィンドウ信号において、該当VBI信号検出期間のうち特定の期間に相当する箇所をH出力する。ウィンドウ生成回路7も同様の構成を有しており、出力するウィンドウ信号はスタートコード検出用のウィンドウになる。なお、ウィンドウ生成回路が出力するウィンドウ信号はスタートコード用に限らないが、詳細は後ほど説明する。
フリーランカウンタW1は、該当VBI信号検出期間パルスの入力に対し、その検出期間をシステムクロックを基準として図4のT1〜T4までカウントし、そのカウント値を出力する。このカウント値は、水平同期タイミングによりリセットされる(図4のT1、T4に相当)。従って、水平同期信号間のVBI信号の検出期間は、フリーランカウンタW1より出力されるカウント値で表されることになる。以上の動作手順を図5のフローチャートに示しておく。
比較器W2は、カウント値及びウィンドウ信号をH出力するための上限・下限値の入力に対し、ウィンドウ信号を出力する。つまり図4に示すようにカウント値に対しウィンドウ信号のH出力を行うための範囲を外部で指定することにより、その範囲内のカウント値に相当するVBI信号の検出期間をH出力とするウィンドウ信号を出力する。H出力の始端はT2、終端はT3である。なお、カウント値に応じたウィンドウ信号のH出力をウィンドウH出力と呼ぶことにする。ウィンドウ生成回路7においては、ウィンドウH出力の上限をスタートコードの終端側に設定し、下限をスタートコードの始端側に設定することによりスタートコードが存在する範囲にてウィンドウがH出力されることになり、スタートコード検出用ウィンドウが生成されることになる。
但し、出力するスタートコード検出用ウィンドウについては、スタートコードの範囲に加えてVBI信号のデータ周期の1/2程度のマージンを前後にとると良い。あまり厳格にウィンドウの幅を設定すると、本来VBI信号であるものに対してもエラー信号であると判定する可能性があるからである。そのようなマージンをとるためには、ウィンドウH出力の上限・下限値をスタートコードの範囲より広くなるように設定すればよい。
スタートコード検出回路10は、比較器2による2値判定値及びウィンドウ生成回路7によるスタートコード検出用ウィンドウが入力されることによりスタートコードの判定を行い、その判定結果を出力する回路である。この回路にてスタートコードの判定を行うにあたり、スタートコード検出用ウィンドウ内にある2値判定値“0/1”の評価、つまりスタートコードにおける“0/1”の評価が行われる。その評価方法としては2値判定値“0/1”の連続性をシステムクロック基準で評価していくものである。つまり、システムクロックを基準信号としたカウントを行い、2値判定値の“0”又は“1”が検出され続ける期間をカウント値として計測するというものである。その連続性が該当VBI信号のスタートコードパターンに一致した場合に該当VBI信号有りと判定する。
上述した連続性の評価を行う方法を図6〜8を用いて詳細に説明する。図6には、スタートコード検出回路10の構成ブロック図が示されており、図7には、スタートコード検出用ウィンドウ内のスタートコードのパルスが示されている。又、図8には、図6中のH(L)連続性検出k(Hk(Lk))の構成ブロック図が示されており、図9には、図8のH(L)連続性判定結果出力における立上り(立下り)間隔値−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフが示されている。
図6に示すようにスタートコード検出回路10は、n個のH連続性検出k(Hk)と、n個のL連続性検出k(Lk)(k=1、2、…n)と、AND回路から構成されている。各連続性検出の回路には比較器2による2値判定値及びウィンドウ生成回路7によるスタートコード検出用ウィンドウが入力される。
H連続性検出1(H1)は、図7のスタートコードが有するスタートコード期間のうちH連続性検出1範囲(T1〜T2)におけるパルスで“1”判定が続く期間を計測する回路である。“1”判定が続く期間が所定範囲内であればH連続性検出1範囲においては正常なスタートコードであると判定し、H連続性判定結果としてPASSを出力する。
L連続性検出1(L1)は、図7のスタートコードが有するスタートコード期間のうちL連続性検出1範囲(T3〜T4)におけるパルスで“0”判定が続く期間を計測する回路である。“0”判定が続く期間が所定範囲内であればL連続性検出1範囲においては正常なスタートコードであると判定し、H連続性判定結果としてPASSを出力する。
以下同様にH(L)連続性検出k(Hk(Lk))においても同様の処理が行われ、PASSを出力する。各H(L)連続性検出k(Hk(Lk))の回路よりPASS出力があってスタートコード判定が出力される。
H(L)連続性検出k(Hk(Lk))(k=1、2、…)がスタートコード検出用ウィンドウ及び2値判定値を用いてH(L)連続性の判定結果を出力する動作を図8、9を用いて詳細に説明する。図8は、H(L)連続性検出k(Hk(Lk))(k=1、2、…)の構成ブロック図であり、図9は、H(L)連続性判定結果出力における立上り(立下り)間隔値−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフである。H(L)連続性検出k(Hk(Lk))は立上り(立下り)検出回路Hk(1)(Lk(1))と、フリーランカウンタHk(2)(Lk(2))と、比較器Hk(3)(Lk(3))とから構成されている。
立上り(立下り)検出回路Hk(1)(Lk(1))は、2値判定値の入力に対し、“0”→“1”の変化点を検出し立上りパルスとして出力する役割及び“1”→“0”の変化点を検出し立下りパルスとして出力する役割を備えている。それらの役割を行う立上り(立下り)検出回路Hk(1)(Lk(1))の回路図を図10に示しておく。
フリーランカウンタHk(2)(Lk(2))は、スタートコード検出用ウィンドウ及び2値判定値の入力に対し、そのウィンドウ内のスタートコードのk番目のH(L)連続性をシステムクロックを基準としてカウントし、そのカウント値(間隔値)を出力する。このカウント値は、立上りパルスまたは立下りパルスによりリセットされる(図9のT1、T2、T3に相当)。従って、スタートコード検出用ウィンドウ内のスタートコードのk番目のH(L)連続性は、フリーランカウンタHk(2)(Lk(2))より出力されるカウント値で表されることになる。以上の動作手順は図5のフローチャートで示した手順により達成される。
比較器Hk(3)(Lk(3))は、カウント値(間隔値)及び各連続性検出kの範囲の上限・下限値の入力に対し、H(L)連続性判定結果を出力する。つまり図9に示すようにカウント値に対しk番目のH(L)連続性の範囲のPASS領域の上限・下限を外部で指定することにより、その範囲内のカウント値に相当する立上り(立下り)間隔値を基にH(L)連続性判定結果を出力する。カウント値(間隔値)が前記PASS領域内にあれば、H(L)連続性判定結果としてPASS出力を行う。
但し、k番目のH(L)連続性の判定において、各H(L)連続性検出kの範囲内の2値判定値に対してそのデータ周期の1/8程度のマージンを前後にとると良い。あまり厳格に範囲を設定すると、本来VBI信号であるものに対してもエラー信号であると判定する可能性があるからである。そのようなマージンをとるためには、各H(L)連続性kのPASS領域の上限・下限値を各H(L)連続性検出kの範囲より広くなるように設定すればよい。
図24に示すVBID信号を例に採ると、VBID信号のデータ周期をDとして、スタートコード検出用ウィンドウ内でH連続性検出1(H1)にて“1”判定の期間が7/8D〜9/8Dの範囲で連続する、つまりH連続性1のPASS領域内で立上り間隔値をカウントする。そして、その直後に、L連続性検出1(L1)にて“0”判定の期間が7/8D以上連続する、つまりL連続性1のPASS領域内で立下り間隔値をカウントする。そのような場合にスタートコード有りと判定し、スタートコード検出回路10にてPASS出力される。
エラー判定回路15は、スタートコード検出回路10にて出力されたスタートコード判定によりエラー判定を行う。スタートコード判定がPASSであれば、該当VBI信号有りと判定し、エラー信号を出力することはない。スタートコード判定がNGであれば、該当VBI信号無しと判定し、スタートコードのエラー検出であるエラー信号を出力する。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2における誤検出防止回路の構成を図11に示す。実施の形態2の誤検出防止回路は、LPF1、比較器2、同期分離回路3、PLL4、スライスタイミング設定回路5、スライス回路6、ウィンドウ生成回路7、ウィンドウ生成回路9、スタートコード検出回路10、立上り(立下り)検出回路11、クロックランイン検出回路13、エラー判定回路15により構成されている。実施の形態1に対してウィンドウ生成回路9、立上り(立下り)検出回路11、クロックランイン検出回路13が追加された構成となっている。そこで実施の形態1で採り上げられている構成ブロックに関しては同等の機能を有するため、その説明を省略する。
ウィンドウ生成回路9は、同期分離回路3による水平同期信号及び該当VBI信号検出期間パルスが入力され、該当VBI信号のクロックランイン部を抜き出すためのウィンドウを生成する回路である。つまりこのウィンドウはクロックランイン信号が存在する期間を含むように設定され、水平同期信号を基準としてクロックランイン信号を検出するために生成される。従って、このような処理を経てクロックランイン検出用のウィンドウ内に存在するパルスは正常の状態ではクロックランイン信号であり、他の信号(スタートコード、データ領域など)ではないという保証がなされる。
<実施の形態1>にて説明しているが、ウィンドウ生成回路9は、図3に示したウィンドウ生成回路と同様の構成を有しており、出力するウィンドウ信号はクロックランイン検出用のウィンドウになる。クロックランイン検出用のウィンドウ信号の生成に係る動作も図5に示したフローチャートと同様であるため、ウィンドウ生成回路9に関する説明を省略する。
立上り(立下り)検出回路11は、<実施の形態1>内の立上り(立下り)検出回路Hk(1)(Lk(1))と同様の構成である。従って、立上り(立下り)検出回路11の回路図は図10と同様になるので説明を省略する。
クロックランイン検出回路13は、立上り(立下り)検出回路11による立上り(立下り)パルス及びウィンドウ生成回路9によるクロックランイン検出用のウィンドウが入力されることによりクロックランイン信号の判定を行い、その判定結果を出力する回路である。この回路にてクロックランイン信号の判定を行うあたり、クロックランイン検出用ウィンドウ内にあるクロックランイン信号の回数及び周期を評価する。評価対象となるクロックランイン信号の回数及び周期が該当VBI信号のクロックランイン信号パターンに一致した場合に該当VBI信号有りと判定する。
上述したクロックランイン信号の回数及び周期の評価を行う方法を図12、13を用いて詳細に説明する。図12には、クロックランイン検出回路13の構成ブロック図が示されており、図13には、周期判定結果出力におけるカウント値(周期)−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフが示されている。
図12に示すようにクロックランイン検出回路13は、立上り(立下り)回数カウンタ131と、周期検出カウンタ132と、比較器133、134により構成されている。立上り(立下り)回数カウンタ131および周期検出カウンタ132にはウィンドウ生成回路9によるクロックランイン検出用のウィンドウ及び立上り(立下り)検出回路11による立上り(立下り)パルスが入力される。また、立上り(立下り)パルスは比較タイミング用として比較器134に入力される。
立上り(立下り)回数カウンタ131は、クロックランイン検出用ウィンドウ内にあるクロックランイン信号の立上り(立下り)パルスの数を計測する回路である。クロックランイン検出用ウィンドウと立上り(立下り)パルスがAND回路に入力され、enable信号が出力される。立上り(立下り)回数カウンタ131がそのような計測を行うときは、enable信号に基づきカウント値(回数)を出力する。このカウント値が立上り(立下り)パルスの数に相当する。
周期検出カウンタ132は、クロックランイン検出用ウィンドウ及び立上り(立下り)パルスの入力に対し、そのウィンドウ内のクロックランイン信号の周期をシステムクロックを基準としてカウントし、そのカウント値(周期)を出力する。このカウント値は、立上りパルスまたは立下りパルスによりリセットされる。従って、クロックランイン信号の周期は、周期検出カウンタ132より出力されるカウント値で表されることになる。以上の動作手順は図5のフローチャートで示した手順により達成される。
比較器133は、カウント値(回数)及びクロックランイン信号の回数判定用の上限・下限値が入力され、立上り(立下り)回数判定結果を出力する。つまりカウント値(回数)が外部より入力した上限・下限値の範囲内にあるかどうかを計測する。カウント値(回数)がその上限・下限値の範囲内にあれば、判定OKとした立上り(立下り)回数判定結果を出力する。
比較器134は、カウント値(周期)及びクロックランイン信号の周期判定用の上限・下限値及び比較タイミング用として立上り(立下り)パルスが入力され、カウント値(周期)をリセットすることにより周期判定結果を出力する。つまり図13に示すように立上り(立下り)のタイミング(T1、T2、T3に相当)に由来するカウント値(周期)が外部より入力した上限・下限値の範囲内にあるかどうかを計測する。カウント値(周期)がその上限・下限値の範囲内にあれば、判定OKとした周期判定結果を出力する。
図25のクローズドキャプション信号のように、クロックランイン信号があるVBI信号に対しては実施の形態1よりも実施の形態2の構成を用いた方が効果的である。つまりスタートコードの検出だけでなくクロックランイン信号の周期・回数の判定結果を加える方が効果的である。クロックランイン信号の周期・回数の判定には2値判定値の変化点(“0”→“1”又は“1”→“0”)を求め、この変化点の周期及び回数を測定する。
エラー判定回路15は、スタートコード検出回路10にて出力されたスタートコード判定及びクロックランイン検出回路13にて出力された立上り(立下り)回数判定結果、周期判定結果によりエラー判定を行う。スタートコード判定がPASSであり、立上り(立下り)回数判定結果、周期判定結果の判定がOKであれば、該当VBI信号有りと判定し、エラー信号を出力することはない。スタートコード判定、立上り(立下り)回数判定結果、周期判定結果の判定の何れかがNGであれば、該当VBI信号無しと判定し、エラー信号を出力する。
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3における誤検出防止回路の構成を図14に示す。実施の形態3の誤検出防止回路は、LPF1、比較器2、同期分離回路3、PLL4、スライスタイミング設定回路5、スライス回路6、ウィンドウ生成回路7、ウィンドウ生成回路8、スタートコード検出回路10、立上り(立下り)検出回路11、データ部エラー検出回路12、エラー判定回路15により構成されている。実施の形態1に対してウィンドウ生成回路8、立上り(立下り)検出回路11、データ部エラー検出回路12が追加された構成となっている。そこで実施の形態1で採り上げられている構成ブロックに関しては同等の機能を有するため、その説明を省略する。
ウィンドウ生成回路8は、同期分離回路3による水平同期信号及び該当VBI信号検出期間パルスが入力され、該当VBI信号のデータ部を抜き出すためのウィンドウを生成する回路である。つまりこのウィンドウはデータ部が存在する期間を含むように設定され、水平同期信号を基準としてデータ部のエラーを検出するために生成される。従って、このような処理を経てデータ検出用のウィンドウ内に存在するパルスは正常の状態ではデータ領域であり、他の信号(クロックランイン信号など)ではないという保証がなされる。
<実施の形態1>にて説明しているが、ウィンドウ生成回路8は、図3に示したウィンドウ生成回路と同様の構成を有しており、出力するウィンドウ信号はデータ部のエラー検出用のウィンドウになる。データ部エラー検出用のウィンドウ信号の生成に係る動作も図5に示したフローチャートと同様であるため、ウィンドウ生成回路8に関する説明を省略する。
なお、検出対象となるVBI信号であり、スタートコード(フレーミングコード)のデータ変化点の周期がデータ部の変化点の周期と一致する場合には、ウィンドウ生成回路8がスタートコードの領域をデータ部に加えた領域に対してエラー検出用のウィンドウを生成しても良い。
又、出力するエラー検出用のウィンドウには、データ領域の範囲に加えてVBI信号のデータ周期Dの1/2程度のマージンαを前後にとると良い。このような処理は、実施の形態1におけるスタートコード検出用ウィンドウのマージン設定と同様である。
立上り(立下り)検出回路11は、<実施の形態1>内の立上り(立下り)検出回路Hk(1)(Lk(1))と同様の構成である。従って、立上り(立下り)検出回路11の回路図は図6と同様になるので説明を省略する。
データ部エラー検出回路12は、立上り(立下り)検出回路11による立上り(立下り)パルス及びウィンドウ生成回路8によるデータ部エラー検出用ウィンドウが入力されることによるデータ部のエラー判定を行い、データ部エラー検出判定結果を出力する回路である。この回路にてデータ部のエラー検出を行うにあたり、データ部エラー検出用ウィンドウ内にある2値判定値“0/1”の評価、つまりデータ部における“0/1”の評価が行われる。その評価方法としては2値判定値の立上り(立下り)が存在する間隔をシステムクロック基準で評価していくものである。つまり、2値判定値の立上り(“0”→“1”)の変化点又は立下り(“1”→“0”)の変化点をシステムクロックを基準信号としてカウントし、立上り(立下り)が存在する間隔をカウント値として計測するというものである。その間隔値が該当VBI信号のデータ部における所定の条件を満たせば該当VBI信号有りと判定する。
上記間隔値の評価を行う方法を図15〜17を用いて詳細に説明する。図15には、データ部エラー検出回路12の構成ブロック図が示されており、図16には、データ部エラー検出判定結果出力における立上り(立下り)間隔値−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフが示されている。又、図17にはVBI信号のデータ周期によるVBI信号の判定に関するものを示しており、特にVBID信号における判定に関するものを図示したものである。
図15に示すようにデータ部エラー検出回路12は、立上り(立下り)間隔検出カウンタ121と、比較器122から構成されている。立上り(立下り)間隔検出カウンタ121にはウィンドウ生成回路8によるデータ部エラー検出用ウィンドウ及び(立下り)検出回路11による立上り(立下り)パルスが入力される。また、立上り(立下り)パルスは比較タイミング用として比較器122に入力される。
立上り(立下り)間隔検出カウンタ121は、データ部エラー検出用ウィンドウ及び立上り(立下り)パルスの入力に対し、そのウィンドウ内の立上り(立下り)が存在する間隔をシステムクロックを基準としてカウントし、そのカウント値として立上り(立下り)間隔値を出力する。このカウント値は、立上りパルスまたは立下りパルスによりリセットされる。従って、立上り(立下り)が存在する間隔は、立上り(立下り)間隔検出カウンタ121より出力されるカウント値で表されることになる。以上の動作手順は図5のフローチャートで示した手順により達成される。
比較器122は、立上り(立下り)間隔値及びデータ部のエラー検出用の上限・下限値及び比較タイミング用として立上り(立下り)パルスが入力され、立上り(立下り)間隔値をリセットすることによりデータ部エラー検出判定結果を出力する。つまり図16に示すように立上り(立下り)のタイミング(T1、T2、T3、T4に相当)に由来する立上り(立下り)間隔値が外部より入力した上限・下限値の範囲内にあるかどうかを計測する。立上り(立下り)間隔値がその上限・下限値の範囲内(Pass領域)にあれば、判定OKとしたデータ部エラー検出判定結果を出力する。
図16において、データ周期D毎にマージンαを立上り(立下り)間隔値の前後に加えた範囲をPass領域とし、それ以外の領域をFail領域としている。つまり、下限の設定を2D−α、3D−α、…とし、上限の設定を2D+α、3D+α、…としている。立上り(立下り)タイミングがあってからの次のタイミングがあるまでにカウントした間隔値がPass領域にあれば、該当VBI信号のデータであるとしてPASS出力をし、Fail領域にあれば該当VBI信号外のデータであるとしてFAIL出力する。
データ部エラー検出用ウィンドウ内の2値判定値に対し立上り(立下り)タイミングを捉えPASS出力又はFAIL出力することでデータ部エラー検出判定結果が出力される。
このような判定が行えるのは、図17に示したVBID信号を代表とするNRZ形式の信号においては、そのデータ部における立上り又は立下りのリセットタイミングが理論的にデータ周期Dの2倍、3倍、…以外の位置にくることはあり得ないためである。つまり立上り(立下り)間隔検出カウンタ121がカウントするカウント値は2D、3D、…になるべきである。
従って、マージンαを適当に設定してデータ周期Dの2倍±α、3倍±α、…以外の位置にリセットタイミングがあった場合、該当VBI信号無しとしてFAIL出力する。図17の下図においてエラー信号に対し、α=1/2Dとすると、間隔値が1.5D以下の間隔でリセットタイミングがきた場合にはFAIL出力する。
エラー判定回路15は、スタートコード検出回路10にて出力されたスタートコード判定及びデータ部エラー検出回路12にて出力されたデータ部エラー検出判定結果によりエラー判定を行う。スタートコード判定がPASSであり、データ部エラー検出判定結果の判定がOKであれば、該当VBI信号有りと判定し、エラー信号を出力することはない。スタートコード判定、データ部エラー検出判定結果の判定の何れかがNGであれば、該当VBI信号無しと判定し、エラー信号を出力する。
<実施の形態3>におけるデータ部のエラー検出の方法はVBID信号のようなスタートコード(フレーミングコード)が単純なもの(“1”、“0”)について効果的である。
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4における誤検出防止回路の構成を図18に示す。実施の形態4の誤検出防止回路は、LPF1、比較器2、同期分離回路3、PLL4、スライスタイミング設定回路5、スライス回路6、ウィンドウ生成回路7、ウィンドウ生成回路8、ウィンドウ生成回路9、スタートコード検出回路10、立上り(立下り)検出回路11、データ部エラー検出回路12、クロックランイン検出回路13、エラー判定回路15により構成されている。つまり構成としては実施の形態2及び実施の形態3を足し合わせたものになっており、動作処理としても両者を足し合わせたものになっているため詳細な説明は省略する。従って、実施の形態4では入力されたビデオ信号のスタートコード、データ部、クロックランイン信号に対してウィンドウを設定していき、そのウィンドウ内でそれぞれの2値判定値を評価することになる。
エラー判定回路15は、スタートコード検出回路10にて出力されたスタートコード判定、データ部エラー検出回路12にて出力されたデータ部エラー検出判定結果、及びクロックランイン検出回路13にて出力された立上り(立下り)回数判定結果、周期判定結果によりエラー判定を行う。スタートコード判定がPASSであり、立上り(立下り)回数判定結果、周期判定結果の判定、データ部エラー検出判定結果の判定がそれぞれOKであれば、該当VBI信号有りと判定し、エラー信号を出力することはない。そうでなければ、該当VBI信号無しと判定し、エラー信号を出力する。
<実施の形態5>
次に、本発明の実施の形態5における誤検出防止回路の構成を図19に示す。実施の形態5の誤検出防止回路は、LPF1、比較器2、同期分離回路3、PLL4、スライスタイミング設定回路5、スライス回路6、ウィンドウ生成回路7、ウィンドウ生成回路8、ウィンドウ生成回路9、スタートコード検出回路10、立上り(立下り)検出回路11、データ部エラー検出回路12、クロックランイン検出回路13、第1立ち上がり位置検出回路14、エラー判定回路15により構成されている。実施の形態4に対して第1立ち上がり位置検出回路14が追加された構成となっている。そこで実施の形態1で採り上げられている構成ブロックに関しては同等の機能を有するため、その説明を省略する。
第1立上り位置検出回路14は、同期分離回路3による水平同期信号、該当VBI信号検出期間パルス及び比較器2による2値判定値が入力され、各フィールドにおける最初の立上り位置を検出し、エラー判定に係る判定結果を出力する回路である。この回路にて、フィールド内の水平同期信号を基準として最初に2値判定値が“0”→“1”に変化する位置が検出され、対象とするフィールドとその前のフィールドにおける該位置のズレが評価される。この第1立上り位置をシステムクロック基準で評価する。つまり、水平同期信号が検出されてから第1立上り位置を検出するまでの期間をシステムクロックを基準としたカウント値として計測する。両フィールドにおける各々のカウント値に大きな差があるときは該当VBI信号無しと判定する。
上述した第1立上り位置のずれを評価する方法を図20、21を用いて詳細に説明する。図20には、第1立上り位置検出回路14の構成ブロック図が示されており、図21には、開始位置判定結果出力における第1立ち上がり差分値−フィールド(時間)のグラフが示されている。
図20に示すように第1立上り位置検出回路14は、フリーランカウンタ141と、立上り(立下り)検出回路142、レジスタ143、144、比較器145を有している。同期分離回路3による水平同期信号、該当VBI信号検出期間パルス及び比較器2による2値判定値の入力が行われる。
フリーランカウンタ141は、実施の形態1におけるフリーランカウンタW1と同様の構成を有し、であり、図5のフローチャートに示す動作処理を行い、水平同期信号間のVBI信号の検出期間をカウント値で表す。
立上り(立下り)検出回路142は、実施の形態1における立上り(立下り)検出回路Hk(1)(Lk(1))と同様の構成を有し、2値判定値の立上り(立下り)をパルスを出力する。
その後、該当VBI信号検出期間パルス及び立上り(立下り)をパルスがAND回路に入力され、該検出期間内の立上り(立下り)をパルスを出力する。
レジスタ143は、フリーランカウンタ141が出力したカウント値と、AND回路より出力された該当VBI信号検出期間内の立上り(立下り)をパルスの入力があって、該当VBI信号検出期間中、k番目のフィールド内の第1立上り検出時のカウント値Ckを保持する回路である。
レジスタ144は、レジスタ143が保持するカウント値よりも1フィールド前のカウント値Ck-1を保持する回路である。カウント値Ck及びCk-1は差分回路に入力され、両フィールド間のカウント値の差として、第1立上り差分値Dk(=Ck−Ck-1)が出力される。
比較器145は、第1立上り差分値Dk及び差分上限・下限の入力に対し、開始位置判定結果を出力する。第1立上り差分値Dkが外部で指定した差分上限・下限の範囲内にあれば、判定OKとしてPASS出力する。範囲外であればFAIL出力する。図21のグラフにおいては、n番目のフィールドn(Tn〜Tn+1に相当)に対する第1立上り差分値Dn、n+1番目のフィールドn+1(Tn+1〜Tn+2に相当)に対する第1立上り差分値Dn+1が差分上限・下限の範囲内にありPASS出力されている。一方、n+2番目のフィールドn+2(Tn+2〜Tn+3に相当)に対する第1立上り差分値Dn+2が差分上限・下限の範囲外にありFAIL出力されている。
エラー判定回路15は、スタートコード検出回路10にて出力されたスタートコード判定、データ部エラー検出回路12にて出力されたデータ部エラー検出判定結果、及びクロックランイン検出回路13にて出力された立上り(立下り)回数判定結果、周期判定結果、第1立上り位置検出回路にて出力された開始位置判定結果によりエラー判定を行う。スタートコード判定がPASSであり、立上り(立下り)回数判定結果、周期判定結果の判定、データ部エラー検出判定結果、開始位置判定結果の判定がそれぞれOKであれば、該当VBI信号有りと判定し、エラー信号を出力することはない。そうでなければ、該当VBI信号無しと判定し、エラー信号を出力する。
図22にて、ビデオ信号としてクローズドキャプション信号が入力されて、実施の形態1から5における処理が実施された際のタイミングチャートを示す。図3のウィンドウ生成回路は、システムクロック(図示せず)を基準としてどの箇所にどのくらいの期間ウィンドウのH出力を行っているのかを確認することができる。ウィンドウ生成回路9より出力されるクロックランイン信号検出用ウィンドウは、クローズドキャプション信号のクロックランイン信号がある期間(T1〜T2)に対し、適当なマージンを設けた期間分H出力されている。またウィンドウ生成回路7より出力されるスタートコード検出用ウィンドウは、クローズドキャプション信号のスタートコードがある期間(T2〜T3)に対し、適当なマージンを設けた期間分H出力されている。同様にウィンドウ生成回路8より出力されるデータ領域検出用ウィンドウは、クローズドキャプション信号のデータ領域がある期間(T3〜T4)に対し、適当なマージンを設けた期間分H出力されている。
2値判定値は、比較器2に外部より入力したスライスレベルに基づくものであり、2値判定値に対する立上り検出結果は上記各ウィンドウ内において検出されたスライス値の変化点(“0”→“1”)においてH出力されている。
図23に本実施形態の誤検出防止回路における誤検出防止の実施結果を示す。そのうち(a)はVBID信号を入力したものであり、(b)はエラーと判定された信号を入力したものである。
図23の(a)は図27の(a)と同様に、スライスデータにおけるスライス判定結果はVBI信号のスライス値を表した良好なものとなっている。立上り判定結果においてもスタートコード検出用ウィンドウ、データ領域検出用ウィンドウ内で“0”→“1”に相当する2値判定値の変化点を検出した良好なものになっている。
図23の(b)は図27の(b)と同様に、スライス判定結果のよる判定のみでは、あるサンプリング位置と、そのとなりのサンプリング位置との間に2値判定値の変化点を検知できず、(a)と同一の判定結果になってしまいエラー信号が出力されない。しかし、立上り判定結果において、(a)のときと比較してスタートコード検出用ウィンドウ、データ領域検出用ウィンドウ内では、サンプリング位置同士の間に存在する“0”→“1”に相当する2値判定値の変化点を検出したものになっている。その結果、スタートコード検出回路10はスタートコード判定においてそのエラー検出としてH出力をしており、データ部エラー検出回路12は(b)にだけ存在する変化点をデータ領域エラー検出としてH出力している。エラー判定回路15はそのH出力を基にエラー信号を出力し、誤検出を防ぐことができる。
なお、上述した形態は本発明を実施するための一例であり、これに限定するものではない。従って、本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形することが可能である。
例えば、スタートコード、クロックランイン信号に係る2値判定値のパルスの幅又は周期等を参照する際にシステムクロックを基準信号としたカウントを行うものであったが、幅又は周期等をカウントするための専用のクロックを設けても良い。
又本実施形態においてマージンは、ウィンドウ生成回路により生成されたウィンドウ、スタートコード検出回路10におけるH(L)連続性の判定等に対して設定されたものであるが、これらに限定するものではない。マージンの設定自体は、比較器W2、比較器Hk(3)(Lk(3))(k=1、2、…)等に入力される上限値を大きくしたり、下限値を小さくすれば良い。従ってそのような上限・下限値の変更を各比較器に対して施せる値に対して、マージンを設定することができる。
又<実施の形態5>において最初に2値判定値が“0”→“1”に変化する第1立上り位置を検出する構成をとったが、逆に最初に2値判定値が“1”→“0”に変化する第1立下り位置を検出する構成を採っても良い。又、第1立上り位置もしくは第1立下り位置を検出するだけでなく、何番目の立上り位置もしくは立下り位置でも検出可能とするような構成を採っても良い。
実施の形態1における誤検出防止回路の構成ブロック図である。 データ領域のデータに対し、スライスレベル間隔の設定に関する図である。 ウィンドウ生成回路の構成ブロック図である。 ウィンドウ出力におけるカウント値−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフである。 フリーランカウンタの動作処理を表すフローチャートである。 スタートコード検出回路10の構成ブロック図である。 スタートコード検出用ウィンドウ内のスタートコードのパルスを図示したものである。 H(L)連続性検出k(Hk(Lk))の構成ブロック図である。 H(L)連続性判定結果出力における立上り(立下り)間隔値−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフである。 立上り(立下り)検出回路の回路図である。 実施の形態2における誤検出防止回路の構成ブロック図である。 クロックランイン検出回路13の構成ブロック図である。 周期判定結果出力におけるカウント値(周期)−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフである。 実施の形態3における誤検出防止回路の構成ブロック図である。 データ部エラー検出回路12の構成ブロック図である。 データ部エラー検出判定結果出力における立上り(立下り)間隔値−クロック数(又はクロックカウント値)のグラフである。 VBI信号のデータ周期によるVBI信号の判定に関する図である。 実施の形態4における誤検出防止回路の構成ブロック図である。 実施の形態5における誤検出防止回路の構成ブロックである。 第1立上り位置検出回路14の構成ブロック図である。 開始位置判定結果出力における第1立ち上がり差分値−フィールド(時間)のグラフである。 クローズドキャプション信号入力におけるタイミングチャートである。 本実施形態の誤検出防止回路における誤検出防止の実施結果であり、VBID信号を入力したもの(a)と、エラーと判定された信号を入力したもの(b)である。 VBI信号の一例としてVBID信号の波形を図示したものである。 クロックランイン信号を含んだVBI信号の一例としてクローズドキャプション信号の波形を図示したものである。 従来の誤検出防止回路の構成ブロック図である。 従来の誤検出防止回路における誤検出防止の実施結果であり、VBID信号を入力したもの(a)と、エラーと判定されない信号を入力したもの(b)である。
符号の説明
1 LPF
2 比較器
3 同期分離回路
4 PLL
5 スライスタイミング設定回路
6 スライス回路
7 ウィンドウ生成回路(スタートコード)
8 ウィンドウ生成回路(データ部)
9 ウィンドウ生成回路(クロックランイン部)
10 スタートコード検出回路
11 立上り(立下り)検出回路
12 データ部エラー検出回路
13 クロックランイン検出回路
14 第1立上り位置検出回路
15 エラー判定回路
W1 フリーランカウンタ
W2 比較器
Hk H連続性検出k(k=1、2、…)
Lk L連続性検出k(k=1、2、…)
Hk(1)(Lk(1))(k=1、2、…) 立上り(立下り)検出回路
Hk(2)(Lk(2))(k=1、2、…) フリーランカウンタ
Hk(3)(Lk(3))(k=1、2、…) 比較器
121 立上り(立下り)間隔検出カウンタ
122 比較器
131 立上り(立下り)回数カウンタ
132 周期検出カウンタ
133 比較器
134 比較器
141 フリーランカウンタ
142 立上り(立下り)検出回路
143 レジスタ
144 レジスタ(1フィールド前の値)
145 比較器

Claims (34)

  1. 多重化信号をスライスした2値判定値を入力し、
    前記2値判定値の識別コードを検出し、前記識別コードを評価する識別コード検出回路を有し、
    前記識別コードの評価に対するエラー判定を行い、前記信号に該当しない信号をエラー信号として出力する誤検出防止回路であって、
    前記識別コード検出回路が行う識別コードの評価は、前記識別コードに係る2値判定値のパルスの幅を参照するものであることを特徴とする誤検出防止回路。
  2. 前記2値判定値のパルスの幅を参照する際には、特定のクロックを基準信号としたカウントが行われることにより、前記2値判定値のパルスの幅を計測することを特徴とする請求項1に記載の誤検出防止回路。
  3. 前記特定のクロックは、システムクロックであることを特徴とする請求項2に記載の誤検出防止回路。
  4. 前記識別コードは、スタートコードであり、
    前記識別コード検出回路は、前記スタートコードを検出し、評価するスタートコード検出回路であり、
    前記2値判定値のパルスの幅は、前記スタートコードに係る2値判定値の連続性であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の誤検出防止回路。
  5. 前記スタートコード検出回路は、
    前記スタートコードに対して1又は2以上の連続性の検出範囲を設定し、各検出範囲に対応する2値判定値の連続性をシステムクロック基準でカウントする連続性検出回路を有することを特徴とする請求項4に記載の誤検出防止回路。
  6. 前記連続性検出回路は、
    2値判定値の立上り又は立下りを検出し、立上りパルス又は立下りパルスを出力する立上り(立下り)検出回路を有し、
    前記立上り(立下り)検出回路が出力する立上りパルス又は立下りパルスは、2値判定値の連続性をシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとすることを特徴とする請求項5に記載の誤検出防止回路。
  7. 前記連続性検出回路は、
    前記連続性の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定することを特徴とする請求項5に記載の誤検出防止回路。
  8. 前記2値判定値のスタートコードを抜き出すスタートコード検出用ウィンドウを生成する第1のウィンドウ生成回路を有し、
    前記スタートコード検出用ウィンドウは、システムクロック基準でカウントしたときのカウント値であることを特徴とする請求項4に記載の誤検出防止回路。
  9. 前記第1のウィンドウ生成回路は、
    水平同期タイミングを、前記スタートコード検出用ウィンドウをシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとすることを特徴とする請求項8に記載の誤検出防止回路。
  10. 前記第1のウィンドウ生成回路は、
    前記スタートコード検出用ウィンドウに対してマージンを設定することを特徴とする請求項8に記載の誤検出防止回路。
  11. 多重化信号をスライスした2値判定値を入力し、
    前記2値判定値の識別コードを検出し、前記識別コードを評価する識別コード検出回路を有し、
    前記識別コードの評価に対するエラー判定を行い、前記信号に該当しない信号をエラー信号として出力する誤検出防止回路であって、
    前記識別コード検出回路が行う識別コードの評価は、前記識別コードに係る2値判定値のパルスの周期を参照するものであることを特徴とする誤検出防止回路。
  12. 前記2値判定値のパルスの周期を参照する際には、特定のクロックを基準信号としたカウントが行われることにより、前記2値判定値のパルスの周期を計測することを特徴とする請求項11に記載の誤検出防止回路。
  13. 前記特定のクロックは、システムクロックであることを特徴とする請求項12に記載の誤検出防止回路。
  14. 前記識別コードは、クロックランイン信号であり、
    前記識別コード検出回路は、前記クロックランイン信号を検出し、評価するクロックランイン検出回路であり、
    前記2値判定値のパルスの周期は、前記クロックランイン信号に係る2値判定値の周期であることを特徴とする請求項11から13の何れか1項に記載の誤検出防止回路。
  15. 前記2値判定値の立上り又は立下りを検出し、立上りパルス又は立下りパルスを出力する立上り(立下り)検出回路を有し、
    前記クロックランイン検出回路は、
    前記立上りパルス又は立下りパルスより前記クロックランイン信号の立上り又は立下り回数をカウントする立上り(立下り)回数カウンタと、前記クロックランイン信号の周期をシステムクロック基準でカウントする周期検出カウンタを有することを特徴とする請求項14に記載の誤検出防止回路。
  16. 前記周期検出カウンタは、
    前記立上り(立下り)検出回路が出力する立上りパルス又は立下りパルスを、前記クロックランイン信号の周期をシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとすることを特徴とする請求項15に記載の誤検出防止回路。
  17. 前記立上り(立下り)回数カウンタは、
    前記クロックランイン信号の立上り又は立下り回数の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定することを特徴とする請求項15に記載の誤検出防止回路。
  18. 前記周期検出カウンタは、
    前記クロックランイン信号の周期の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定することを特徴とする請求項15に記載の誤検出防止回路。
  19. 前記2値判定値のクロックランイン信号を抜き出すクロックランイン検出用ウィンドウを生成する第2のウィンドウ生成回路を有し、
    前記クロックランイン検出用ウィンドウは、システムクロック基準でカウントしたときのカウント値であることを特徴とする請求項15に記載の誤検出防止回路。
  20. 前記第2のウィンドウ生成回路は、
    水平同期タイミングを、前記クロックランイン検出用ウィンドウをシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとすることを特徴とする請求項19に記載の誤検出防止回路。
  21. 前記第2のウィンドウ生成回路は、
    前記クロックランイン検出用ウィンドウに対してマージンを設定することを特徴とする請求項19に記載の誤検出防止回路。
  22. 前記識別コードは、データ部であり、
    前記識別コード検出回路は、前記データ部を検出し、評価するデータ部エラー検出回路であり、
    前記2値判定値の立上り又は立下りを検出し、立上りパルス又は立下りパルスを出力する立上り(立下り)検出回路を有し、
    前記データ部エラー検出回路は、
    前記立上りパルス又は立下りパルスより前記データ部の立上り又は立下り間隔をシステムクロック基準でカウントする立上り(立下り)間隔検出カウンタを有することを特徴とする請求項1から3、11から13の何れか1項に記載の誤検出防止回路。
  23. 前記立上り(立下り)間隔検出カウンタは、
    前記立上り(立下り)検出回路が出力する立上りパルス又は立下りパルスを、前記データ部の立上り又は立下り間隔をシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとすることを特徴とする請求項22に記載の誤検出防止回路。
  24. 前記立上り(立下り)間隔検出カウンタは、
    前記データ部の立上り又は立下り間隔の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定することを特徴とする請求項22に記載の誤検出防止回路。
  25. 前記2値判定値のデータ部を抜き出すデータ部エラー検出用ウィンドウを生成する第3のウィンドウ生成回路を有し、
    前記データ部エラー検出用ウィンドウは、システムクロック基準でカウントしたときのカウント値であることを特徴とする請求項22に記載の誤検出防止回路。
  26. 前記第3のウィンドウ生成回路は、
    水平同期タイミングを、前記データ部エラー検出用ウィンドウをシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとすることを特徴とする請求項25に記載の誤検出防止回路。
  27. 前記第3のウィンドウ生成回路は、
    前記データ部エラー検出用ウィンドウに対してマージンを設定することを特徴とする請求項25に記載の誤検出防止回路。
  28. 多重化信号をスライスした2値判定値を入力し、
    前記2値判定値の識別コードを検出し、前記識別コードを評価する識別コード検出回路を有し、
    前記識別コードの評価に対するエラー判定を行い、前記信号に該当しない信号をエラー信号として出力する誤検出防止回路であって、
    前記識別コード検出回路が行う識別コードの評価は、前記識別コードに係る2値判定値のパルスが最初に変化する立上り(立下り)位置をフィールド毎に参照するものであることを特徴とする誤検出防止回路。
  29. 前記立上り(立下り)位置をフィールド毎に参照する際には、特定のクロックを基準信号としたカウントが行われることにより、水平同期信号を基準として2値判定値のパルスが最初に変化する迄の期間を計測することを特徴とする請求項28に記載の誤検出防止回路。
  30. 前記特定のクロックは、システムクロックであることを特徴とする請求項29に記載の誤検出防止回路。
  31. 前記識別コードは、前記立上り(立下り)位置に係る2値判定値のパルスであり、
    前記識別コード検出回路は、各フィールドにおいて前記立上り(立下り)位置を検出し、システムクロック基準でカウントすることにより評価する立上り(立下り)位置検出回路であり、
    前記立上り(立下り)位置検出回路が行う前記立上り(立下り)位置の評価は、第1のフィールドにおけるカウント値と、前記第1のフィールドの1フィールド前である第2のフィールドのカウント値との差分をとるものであることを特徴とする請求項28から30の何れか1項に記載の誤検出防止回路。
  32. 前記立上り(立下り)位置検出回路は、
    水平同期タイミングを、各フィールドにおける該位置をシステムクロック基準でカウントするときのリセットタイミングとすることを特徴とする請求項31に記載の誤検出防止回路。
  33. 前記立上り(立下り)位置検出回路は、
    前記差分の判定結果をOKとするカウント値の範囲に対してマージンを設定することを特徴とする請求項31に記載の誤検出防止回路。
  34. 前記多重化信号はVBI信号であることを特徴とする請求項1から33の何れか1項に記載の誤検出防止回路。
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