JP2007288260A - Vbiデータスライス回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】CVBS信号のCRIの波形が乱れた場合であっても、スライスレベルを適切に設定して、VBIデータを正常に抜き取る。
【解決手段】抜き取り周期検出部110において、CVBS信号のCRIの振幅に基づいてVBIデータの抜き取り周期を検出し、ペデスタルレベル検出部900において、CVBS信号のペデスタルレベル値を検出する。また、MAX検出部200において、CRIの振幅の最大値を検出する。前記CRIの振幅の最大値及び前記ペデスタルレベル値を演算部300に供給して、それらの平均値を演算し、その平均値をスライスレベルとしてデータスライス部400に入力する。前記データスライス部400では、前記スライスレベルと、前記抜き取り周期検出部110からの抜き取り周期とに基づいて、VBIデータを抜き取る。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータを抜き取るVBIデータスライス回路に関するものである。
従来からのテレビ受信システムは、例えば、図13に示すような回路によって構成されている。
図13は、従来からのテレビ受信システムの全体構成の回路図を示している。
同図において、従来からのテレビ受信システムでは、画面チューナー16においてアンテナからの映像/音声信号を受信して、画面音声信号処理部18において音声信号を処理し、VBI信号データ抜き取り部19において映像信号からVBIデータを抜き取る。その後、画面字幕制御部15において前記VBI信号データ抜き取り部19で抜き取ったVBIデータから字幕データを作成し、その字幕データをオンスクリーン表示処理部20においてオンスクリーン信号に変換する。
前記画面チューナー16からの映像信号及び、前記オンスクリーン表示処理部20からのオンスクリーン信号は、画面映像信号処理部17において処理され、前記画面映像信号処理部17からの映像信号及び、前記オンスクリーン表示処理部20からのオンスクリーン信号は映像合成処理部21において合成される。前記映像合成処理部21において合成された合成信号がテレビ等の表示装置に入力されて、字幕データが合成された合成映像が表示される。
上記従来からのテレビ受信システムは、テレビ制御部13において制御されており、前記画面チューナー16、前記画面映像信号処理部17、及び映像合成処理部21に制御信号が供給される。
また、前記従来からのテレビ受信システムは、利用者にリモコンによって操作され、前記リモコンからの送信コードを解読するリモコンコード解読部11と、前記リモコンコード解読部11から入力されたイベントを判断して前記テレビ制御部13に指示を出すイベント管理部12と、現在の状態モードを記憶する記憶部14とをさらに備えている。
従来、VBI信号データ抜き取り部19として、特許文献1に記載された技術がある。
図14は、前記特許文献1に記載されたVBIデータスライス回路19の全体構成のブロック図である。同図において、映像信号であるCVBS(Composite Video Burst Signal)信号がVBIデータスライス回路19に供給されると、前記CVBS信号は抜き取り周期検出部110及びMIN検出部100に入力される。前記抜き取り周期検出部110では、CVBS信号のCRI(Clock Run In)の振幅に基づいてVBIデータの抜き取り周期を検出し、その抜き取り周期をデータスライス部400に入力する。また、前記MIN検出部100では、CRIの振幅の最小値を検出して、その最小値をMIN値として演算部300に供給する。前記MIN検出部100に供給されたCVBS信号は、前記MIN検出部100の後段に位置するMAX検出部200に入力され、前記MAX検出部200では、CRIの振幅の最大値を検出して、その最大値をMAX値として前記演算部300に供給する。前記演算部300では、前記MIN検出部100からのMIN値と、前記MAX検出部200からのMAX値との平均値を演算し、その平均値を前記データスライス部400に入力する。前記データスライス部400では、前記演算部300から入力された平均値をスライスレベルに設定して、前記抜き取り周期検出部110から入力された抜き取り周期によって、CVBS信号のCRI後に重畳されているVBIデータを「0」及び「1」で二値化して抜き取る。
図15に、従来のVBIデータスライス回路19におけるVBIデータの抜き取り方法の模式図を示す。
図14のMIN検出部100において、CVBS信号のCRIのMIN値500を検出し、MAX検出部200において、前記CRIのMAX値600を検出する。演算部300では、前記MIN値500と前記MAX値600との平均値を演算して、その結果をデータスライス部400に入力する。前記データスライス部400では、前記演算部300で演算した平均値をスライスレベル700に設定して、抜き取り周期検出部110で検出した抜き取り周期に基づいて、CVBS信号からFC(フレーミングコード)及びDATA(データ)から成るVBIデータ800を抜き取る。図15に示すように、VBIデータ800はスライスレベル700を閾値として、「0」及び「1」の二値で表現される。
特開昭62−84687号公報
しかしながら、前記特許文献1記載の技術では、CRIの振幅の最小値及び最大値を検出して、それらの平均値をスライスレベルに設定してVBIデータを抜き取るので、ゴーストやノイズ等の影響によってCRIの波形が乱れると、最小値や最大値を正しく検出できなくなり、スライスレベルを適切に設定できず、正常にVBIデータを抜き取ることが困難であるという問題があった。また、CRIの振幅に基づいてVBIデータの抜き取り周期を検出するので、CRIの波形が乱れることによって抜き取り周期を適切に設定できないため、正常にVBIデータを抜き取ることが困難であった。
例えば、図16(a)に示すように、ゴーストの発生箇所で最小値を検出すると、正常よりも高い位置を最小値と判断してスライスレベルを設定することにより、正常なスライスレベルよりも高いレベルにスライスレベルを設定する可能性がある。また、同図(b)に示すように、ノイズの発生箇所で最大値を検出すると、正常よりも高い位置を最大値と判断することにより、正常なスライスレベルよりも高いレベルにスライスレベルを設定する可能性がある。
本発明は、前記の課題に着目してなされたものであり、CVBS信号のCRIの波形が乱れた場合であっても、スライスレベルや抜き取り周期を適切に設定して、VBIデータを正常に抜き取ることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明では、スライスレベルを閾値に設定してCVBS信号からVBIデータを抜き出すVBIデータスライス回路において、ゴーストやノイズの影響を受けにくい情報を用いたスライスレベルの設定や、抽出した情報や設定したスライスレベルの補正を行うことが可能な回路構成を採用する。
具体的に、請求項1記載の発明のVBIデータスライス回路は、CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、前記CVBS信号のペデスタルレベル値を検出するペデスタルレベル検出部と、前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、前記ペデスタルレベル検出部において検出したペデスタルレベル値と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明のVBIデータスライス回路は、CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、前記CVBS信号のペデスタルレベル値を検出するペデスタルレベル検出部と、前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値の検出周期からVBIデータの抜き取り周期を検出するMAX周期検出部と、前記ペデスタルレベル検出部において検出したペデスタルレベル値と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、前記MAX周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明のVBIデータスライス回路は、CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、前記CVBS信号の振幅の最小値を検出するMIN検出部と、前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、前記MIN検出部において検出した振幅の最小値及び、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値を前記スライスレベルの演算に用いるか否かを判定する振幅判定部と、前記振幅判定部においてスライスレベルの演算に用いると判定された振幅の最小値と振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明のVBIデータスライス回路は、CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、前記CVBS信号の振幅の最小値を検出するMIN検出部と、前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、前記MIN検出部において検出した振幅の最小値及び、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値が、正常な範囲内の値であるか否かを判定する上限判定部と、前記上限判定部において正常な範囲内の値であると判定した前記振幅の最小値と前記振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明のVBIデータスライス回路は、CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、前記CVBS信号の振幅の最小値を検出するMIN検出部と、前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、前記MIN検出部において検出した振幅の最小値と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、前記演算部において演算したスライスレベルが、スライスレベルとして使用できる範囲内のレベルであるか否かを判定し、使用できないと判定した場合には予め設定した基準値をVBIデータのスライスレベルとして設定するスライス判定部と、前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記スライス判定部において設定したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明のVBIデータスライス回路は、CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、前記CVBS信号から前記CVBS信号の奇数フィールド又は偶数フィールドのどちらのフィールドであるかを検出するフィールド検出部と、前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、前記CVBS信号の振幅の最小値を検出するMIN検出部と、前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、前記MIN検出部において検出した振幅の最小値と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、前記フィールド検出部において検出したフィールド情報と、前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えたことを特徴とする。
以上により、請求項1記載の発明では、MIN検出部の代替としてペデスタルレベル検出部を備え、前記ペデスタルレベル検出部において、CRIの振幅の最小値よりもゴーストやノイズの影響を受けにくいペデスタルレベル値を検出してスライスレベルを設定するので、CRIの振幅の最小値がゴースト等の影響によって正常でない場合であってもスライスレベルの設定には影響を与えない。
請求項2記載の発明では、抜き取り周期検出部の代替としてMAX周期検出部を備え、前記MAX周期検出部において、CRIの振幅の最大値からVBIデータのスライス周期を設定するので、CRIの振幅の周期がゴースト等の影響によって正常でない場合であっても抜き取り周期の設定には影響を与えない。
請求項3記載の発明では、振幅判定部を新たに備え、CRIの振幅の最小値と最大値との変位差によって、MIN検出部で検出した最小値やMAX検出部で検出した最大値をスライスレベルの設定に用いるか否かを判定するので、ゴースト等の影響でCRIの振幅が正常でない場合であっても正常な最小値や最大値によってスライスレベルが設定される。
請求項4記載の発明では、上限判定部を新たに備え、CRIの振幅の最小値や最大値の上限値を設定するので、ゴースト等の影響でCRIの振幅が正常でない場合であっても正常な最小値や最大値によってスライスレベルが設定される。
請求項5記載の発明では、スライス判定部を新たに備え、CRIの振幅の最小値及び最大値を用いて演算したスライスレベルの上限値を設定するので、ゴースト等の影響でCRIの振幅が正常でない場合であってもスライスレベルの設定に影響を与えない。
請求項6記載の発明では、フィールド検出部を新たに備え、CVBS信号の奇数フィールドや偶数フィールドを検出して、奇数/偶数フィールドごとにスライスレベルを設定するので、奇数/偶数フィールドごとにCRIの有無が異なる場合であっても、フィールドごとにスライスレベルが設定される。
以上説明したように、請求項1〜5記載の発明のVBIデータスライス回路によれば、ゴーストやノイズが発生した場合であっても、スライスレベルや抜き取り周期が適切に設定されるので、CVBS信号からVBIデータを正常に抜き取ることが可能となる。
また、請求項6記載のVBIデータスライス回路によれば、奇数/偶数フィールドごとにスライスレベルの設定を行うので、奇数/偶数フィールドごとにCRIの有無が異なる場合であっても、CVBS信号からVBIデータを正常に抜き取ることが可能となる。
以下、本発明の実施形態のVBIデータスライス回路を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示したブロック図である。
同図において、VBIデータスライス回路150の内部には、抜き取り周期検出部110、MAX検出部200、演算部300、データスライス部400、ペデスタルレベル検出部900が備えられる。前記ペデスタルレベル検出部900以外の構成は、図14に示した従来技術と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
VBIデータスライス回路150にCVBS信号が供給されると、前記CVBS信号は抜き取り周期検出部110及びペデスタルレベル検出部900に入力される。前記抜き取り周期検出部110では、CVBS信号のCRIの振幅に基づいて、VBIデータの抜き取り周期を検出し、その抜き取り周期をデータスライス部400に入力する。
前記ペデスタルレベル検出部900では、CVBS信号のペデスタルレベル値(映像信号の黒レベルの値)を検出して、そのペデスタルレベル値を演算部300に供給する。前記ペデスタルレベル検出部900に供給されたCVBS信号は、後段に位置するMAX検出部200に入力され、前記MAX検出部200では、CRIの振幅の最大値を検出して、その最大値をMAX値として前記演算部300に供給する。
前記演算部300では、前記ペデスタルレベル検出部900からのペデスタルレベル値と、前記MAX検出部200からのMAX値との平均値を演算し、その平均値をスライスレベルとして前記データスライス部400に入力する。前記データスライス部400では、前記演算部300から入力されたスライスレベルと、前記抜き取り周期検出部110から入力された抜き取り周期とに基づいて、CVBS信号のCRI後に重畳されているVBIデータを「0」及び「1」で二値化して抜き取る。
図2に、本発明の第1の実施形態のVBIデータスライス回路150におけるVBIデータの抜き取り方法の模式図を示す。
図1のペデスタルレベル検出部900において、CVBS信号のペデスタルレベル値910を検出し、MAX検出部200において、前記CVBS信号のCRIのMAX値600を検出する。演算部300では、前記ペデスタルレベル値910と前記MAX値600との平均値を演算して、その値をスライスレベル710としてデータスライス部400に入力する。前記データスライス部400では、前記演算部300で演算したスライスレベル710と、抜き取り周期検出部110で検出した抜き取り周期とに基づいて、CVBS信号からVBIデータ810を抜き取る。図2に示すように、従来のVBIデータスライス回路(図14)を用いた場合には、MIN値500とMAX値600との平均値をスライスレベル700に設定してVBIデータ800を抜き取るので、正常にデータの抜き取りが行えていない。
弱電界対策のためにVBIデータスライス回路の前段にローパスフィルタを配置した場合に、映像信号であるCVBS信号の振幅が小さくなり、前記CVBS信号のCRIが鈍ることで振幅が高いレベルで維持されて、MIN値500がペデスタルレベル値910と同レベルまで落ちない問題が発生する。そのため、従来のVBIデータスライス回路を用いた際にはスライスレベル700が高く設定されて、誤ったVBIデータ800を抜き取ってしまう。本実施形態のVBIデータスライス回路150ではMIN値500を用いずに、CRIのMAX値600とペデスタルレベル値910との平均値によってスライスレベル710を設定するので、この問題を回避して、正常なVBIデータ810を抜き取ることが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態のVBIデータスライス回路では、VBIデータスライス回路の前段にローパスフィルタ等配置することによって、CRIの振幅の最小値が正常でない場合であっても、スライスレベルを適切に設定して、VBIデータを正常に抜き取ることが可能である。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示したブロック図である。
同図において、VBIデータスライス回路350の内部には、MAX検出部200、演算部300、データスライス部400、ペデスタルレベル検出部900、MAX周期検出部1100が備えられる。前記MAX周期検出部1100以外の構成は、図14の従来技術及び図1の第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
MAX周期検出部1100では、MAX検出部200において検出したCRIの振幅の最大値の検出周期に基づいてVBIデータの抜き取り周期を検出し、その抜き取り周期をデータスライス部400に入力する。
図4(a)に、従来のVBIデータスライス回路19における抜き取り周期の検出方法の模式図を示し、同図(b)に、本発明の第2の実施形態のVBIデータスライス回路350における抜き取り周期の検出方法の模式図を示す。
図3のMAX周期検出部1100では、MAX検出部200において検出したCVBS信号のCRIの最大値の検出周期に基づいて、図4(b)の抜き取り周期Tinvを検出する。同図(a)に示すように、図14に示した従来のVBIデータスライス回路においてCVBS信号のCRIの最大値及び最小値に基づいて抜き取り周期Tconを検出したとき、弱電界対策のためにVBIデータスライス回路の前段にフィルターを配置した場合に、映像信号であるCVBS信号のCRIの立ち下がりが急になって、CRIの周期が正常に検出できない問題が発生する。そのため、従来のVBIデータスライス回路において抜き取り周期Tconを検出すると、VBIデータの抜き取り周期が乱れることにより、FCやDATAの周期とのずれが生じて、正常にVBIデータを抜き取ることができない。
本実施形態のVBIデータスライス回路350では、CRI全体の周期の位相は合わせずに、MAX検出部200において検出したMAX値の周期に基づいてVBIデータの抜き取りを行うので、この問題を回避して正常にVBIデータを抜き取ることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のVBIデータスライス回路では、ゴースト等の影響によって、CRIの周期が正常でない場合であっても、抜き取り周期を適切に設定して、VBIデータを正常に抜き出すことが可能となる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示したブロック図である。
同図において、VBIデータスライス回路550の内部には、MIN検出部100、抜き取り周期検出部110、MAX検出部200、演算部300、データスライス部400、振幅判定部1200が備えられる。前記振幅判定部1200以外の構成は、図14の従来技術と同様であるので、その説明は省略する。
振幅判定部1200では、MIN検出部100において検出したMIN値とMAX検出部200において検出したMAX値との変位差が所定の変位差以上でない場合には、そのMIN値及びMAX値を演算部300に入力しないように動作する。前記の振幅判定部1200において所定の変位差以上となったMIN値及びMAX値が前記演算部300に入力され、それらの平均値を演算してスライスレベルが設定される。
図6に、本発明の第3の実施形態のVBIデータスライス回路550におけるVBIデータの抜き取り方法の模式図を示す。
例えば、図5のMIN検出部100においてMIN値VMINを検出し、MAX検出部200においてMAX値VMAXを検出した場合に、振幅判定部1200において、前記MIN値VMINと前記MAX値VMAXとは変位差(VMAX−VMIN)が小さいので、それらの値を誤検出したと判断して、演算部300には入力しない。
ゴーストの影響によってCRIの振幅のMIN値とMAX値との変位差(VMAX−VMIN)が所定の変位差以上でない場合には、そのMIN値とMAX値とを誤検出と判断して、スライスレベル710の演算には用いない。図14に示した従来のVBIデータスライス回路では、本実施形態で誤検出と見なしたMIN値VMIN及びMAX値VMAXについてもスライスレベル700の演算に用いるので、従来のVBIデータスライス回路でのスライスレベル700では、スライスレベルが高くなり過ぎてしまうので正常ではないVBIデータ800を抜き取る。これに対して、本実施形態のVBIデータスライス回路550では、上記のように、振幅判定部1200によって、スライスレベル710の演算に用いるMIN値及びMAX値を判定するので、正常なVBIデータ810を抜き取ることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のVBIデータスライス回路では、振幅判定部1200において、スライスレベルの設定に用いられるMIN値とMAX値との変位差が所定の変位差以上でない場合には、そのMIN値及びMAX値を誤検出したと判断してスライスレベルの演算には用いずに、正常時のMIN値とMAX値との平均値をスライスレベルに設定するので、ゴースト等によってCRIの振幅が正常でない場合であっても、スライスレベルを適切に設定してVBIデータを正常に抜き取ることが可能である。
尚、本実施形態では、MIN検出部100において検出したMIN値と、MAX検出部200において検出したMAX値との変位差に基づいて、前記MIN値及び前記MAX値をスライスレベル710の演算に用いるか否かを判定したが、任意の判定基準を用いても良いのは勿論である。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示したブロック図である。
同図において、VBIデータスライス回路750の内部には、MIN検出部100、抜き取り周期検出部110、MAX検出部200、演算部300、データスライス部400、上限判定部1300が備えられる。前記上限判定部1300以外の構成は、図14の従来技術と同様であるので、その説明は省略する。
上限判定部1300では、MIN検出部100において検出したMIN値や、MAX検出部200において検出したMAX値が所定の範囲外の値である場合には、そのMIN値若しくはMAX値、及びそれに対応したMAX値若しくはMIN値を演算部300に入力しないように動作する。前記上限判定部1300において、所定の範囲内であると判断されたMIN値及びMAX値が前記演算部300に入力されて、それらの平均値が演算される。
図8に、本発明の第4の実施形態のVBIデータスライス回路750におけるVBIデータの抜き取り方法の模式図を示す。
図7のMIN検出部100においてCRIの振幅のMIN値を検出し、MAX検出部200においてCRIの振幅のMAX値を検出する。上限判定部1300では、前記MIN値やMAX値が所定の範囲内の値であるか否かを判断する。ノイズ等の影響によって、前記所定の範囲外の値を検出した場合には、そのMIN値若しくはMAX値、及びそれに対応したMAX値若しくはMIN値を誤検出したと判断して演算部300に入力しないように動作し、前記演算部300では、所定の範囲内の値のMIN値及びMAX値の平均値によってスライスレベル710が演算される。図14に示した従来のVBIデータスライス回路では、本実施形態において誤検出と見なしたMIN値及びMAX値についてもスライスレベルの演算に用いるので、従来のVBIデータスライス回路でのスライスレベル700では、スライスレベルが高くなりすぎてしまうので正常ではないVBIデータ800を抜き取る。これに対して、本実施形態のVBIデータスライス回路750では、スライスレベル710を設定するので、正常なVBIデータ810を抜き取ることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のVBIデータスライス回路750では、上限判定部1300において、検出したMIN値やMAX値が所定の範囲内の値でない場合に、そのMIN値及びMAX値を誤検出と判断してスライスレベルの設定には用いずに、所定の範囲内の値のMIN値とMAX値との平均値をスライスレベルに設定するので、ノイズ等によって、CRIの振幅が正常でない場合であっても、スライスレベルを適切に設定して、VBIデータを正常に抜き取ることが可能である。
(第5の実施形態)
図9は、本発明の第5の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示したブロック図である。
同図において、VBIデータスライス回路950の内部には、MIN検出部100、抜き取り周期検出部110、MAX検出部200、演算部300、データスライス部400、スライス判定部1400が備えられている。前記スライス判定部1400以外の構成は、図14に示した従来技術と同様であるので、その説明は省略する。
前記スライス判定部1400では、前記演算部300において演算した前記MIN検出部100からのMIN値と前記MAX検出部200からのMAX値との平均値が、スライスレベルとして使用できるか否かを判断し、使用できないと判断した場合には予め設定した基準値を前記データスライス部400に入力して、その基準値をスライスレベルとして用いる。前記データスライス部400では、前記基準値によって設定したスライスレベルに基づいて、CVBS信号からVBIデータの抜き取りを行う。
図10に、本発明の第5の実施形態のVBIデータスライス回路950におけるVBIデータの抜き取り方法の模式図を示す。
例えば、MIN値500及びMAX値600を検出した場合、図14に示した従来のVBIデータスライス回路では、前記MIN値500と前記MAX値600との平均値をスライスレベル700として用いてVBIデータ800を抜き取る。本実施形態のVBIデータスライス回路950では、スライス判定部1400において、前記MIN値500と前記MAX値600との平均値がスライスレベルに使用できるレベルか否かを判断し、使用できないと判断した場合には、予め設定した基準値をスライスレベル710に設定してVBIデータ810の抜き取りを行う。
ゴーストの影響によってCRIの振幅のMIN値やMAX値が乱れた場合には、従来のスライスレベル700は正常では有り得ないレベルであるので、適切にVBIデータを抜き取ることが不可能である。しかしながら、本発明では、MIN値とMAX値とを用いて演算した平均値がスライスレベルに使用できるか否かを判断し、使用できないと判断した場合には、演算部300で演算した平均値をスライスレベルとして用いずに、予め設定した基準値をスライスレベル710としてVBIデータを抜き取ることにより、正常なVBIデータ810を抜き出すことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のVBIデータスライス回路950では、ノイズ等の影響によって、CRIの振幅が正常でない場合であっても、スライスレベルを適切に設定して、VBIデータを正常に抜き出すこと可能となる。
(第6の実施形態)
図11は、本発明の第6の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示したブロック図である。
同図において、VBIデータスライス回路1150の内部には、MIN検出部100、抜き取り周期検出部110、MAX検出部200、演算部300、データスライス部400、フィールド検出部1500が備えられる。前記フィールド検出部1500以外の構成は、図14の従来技術と同様であるので、その説明は省略する。
フィールド検出部1500では、CVBS信号の奇数フィールド及び偶数フィールドを判定し、その判定結果をデータスライス部400に入力する。前記データスライス部400では、その判定結果に基づいて、CVBS信号からフィールド毎にVBIデータを抜き取る。
図12に、本発明の第6の実施形態のVBIデータスライス回路1150におけるVBIデータの抜き取り方法の模式図を示す。同図(a)は、CVBS信号の奇数フィールドを示し、同図(b)はCVBS信号の偶数フィールドを示す。
同図(a)に示すように、CVBS信号の奇数フィールドにはCRI等のデータが重畳されていないので、スライスレベル720はペデスタルレベルと同レベルに設定される。
同図(b)に示すように、本発明では図11のフィールド検出部1500において、CVBS信号の奇数フィールド及び偶数フィールドを検出し、奇数フィールドのVBIデータの抜き取りには奇数フィールドのデータに基づいて演算したスライスレベル720を使用し、偶数フィールドのVBIデータの抜き取りには偶数フィールドのデータに基づいて演算したスライスレベル710を使用するので、正常なVBIデータ810を抜き取ることが可能となる。
図14に示した従来のVBIデータスライス回路では、奇数フィールドのデータに基づいて設定したスライスレベル720を、偶数フィールドのVBIデータの抜き取りにも使用するので、誤ったVBIデータ800を抜き取ってしまう。
以上説明したように、本実施形態のVBIデータスライス回路1150では、フィールド判定部1500において、CVBS信号の奇数フィールド及び偶数フィールドを検出し、フィールドごとにスライスレベルを設定するので、奇数フィールド及び偶数フィールドで重畳されたデータの振幅等が異なる場合であっても、スライスレベルを適切に設定してVBIデータを正常に抜き取ることが可能となる。
以上説明したように、本発明は、CVBS信号のCRIの波形等が乱れた場合であっても、スライスレベルや抜き取り周期を適切に設定してVBIデータを正常に抜き取ることが可能であるので、特に、VBIデータスライス回路を有するテレビ受信システム等として有用である。
本発明の第1の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示すブロック図である。 同VBIデータスライス回路におけるVBIデータの抜き取り方法を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示すブロック図である。 同図(a)は、従来のVBIデータスライス回路におけるVBIデータの抜き取り方法を示す模式図であり、同図(b)は、本発明の第2の実施形態のVBIデータスライス回路におけるVBIデータの抜き取り方法を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示すブロック図である。 同VBIデータスライス回路におけるVBIデータの抜き取り方法を示す模式図である。 本発明の第4の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示すブロック図である。 同VBIデータスライス回路におけるVBIデータの抜き取り方法を示す模式図である。 本発明の第5の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示すブロック図である。 同VBIデータスライス回路におけるVBIデータの抜き取り方法を示す模式図である。 本発明の第6の実施形態のVBIデータスライス回路の全体構成を示すブロック図である。 同図(a)は、同VBIデータスライス回路におけるCVBS信号の奇数フィールドでのスライスレベルの設定を示す図であり、同図(b)は、同VBIデータスライス回路におけるCVBS信号の偶数フィールドでのスライスレベルの設定及び、VBIデータの抜き取り方法を示す図である。 従来からのテレビ受信システムの全体構成を示す回路図である。 従来のVBIデータスライス回路の全体構成を示すブロック図である。 同VBIデータスライス回路におけるVBIデータの抜き取り方法を示す模式図である。 (a)は、ゴーストの影響によって乱れたCVBS信号内のCRIを示す図であり、(b)は、ノイズの影響によって乱れたCRIを示す図である。
符号の説明
100 MIN検出部
110 抜き取り周期検出部
150、350、550
750、950、1150 VBIデータスライス回路
200 MAX検出部
300 演算部
400 データスライス部
500 MIN値
600 MAX値
700 従来技術でのスライスレベル
710 本発明でのスライスレベル
800 従来技術によって抜き取ったVBIデータ
810 本発明によって抜き取ったVBIデータ
900 ペデスタルレベル検出部
910 ペデスタルレベル値
1100 MAX周期検出部
1200 振幅判定部
1300 上限判定部
1400 スライス判定部
1500 フィールド検出部

Claims (6)

  1. CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、
    前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、
    前記CVBS信号のペデスタルレベル値を検出するペデスタルレベル検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、
    前記ペデスタルレベル検出部において検出したペデスタルレベル値と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、
    前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えた
    ことを特徴とするVBIデータスライス回路。
  2. CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、
    前記CVBS信号のペデスタルレベル値を検出するペデスタルレベル検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、
    前記MAX検出部において検出した振幅の最大値の検出周期からVBIデータの抜き取り周期を検出するMAX周期検出部と、
    前記ペデスタルレベル検出部において検出したペデスタルレベル値と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、
    前記MAX周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えた
    ことを特徴とするVBIデータスライス回路。
  3. CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、
    前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最小値を検出するMIN検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、
    前記MIN検出部において検出した振幅の最小値及び、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値を前記スライスレベルの演算に用いるか否かを判定する振幅判定部と、
    前記振幅判定部においてスライスレベルの演算に用いると判定された振幅の最小値と振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、
    前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えた
    ことを特徴とするVBIデータスライス回路。
  4. CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、
    前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最小値を検出するMIN検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、
    前記MIN検出部において検出した振幅の最小値及び、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値が、正常な範囲内の値であるか否かを判定する上限判定部と、
    前記上限判定部において正常な範囲内の値であると判定した前記振幅の最小値と前記振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、
    前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えた
    ことを特徴とするVBIデータスライス回路。
  5. CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、
    前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最小値を検出するMIN検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、
    前記MIN検出部において検出した振幅の最小値と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、
    前記演算部において演算したスライスレベルが、スライスレベルとして使用できる範囲内のレベルであるか否かを判定し、使用できないと判定した場合には予め設定した基準値をVBIデータのスライスレベルとして設定するスライス判定部と、
    前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記スライス判定部において設定したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えた
    ことを特徴とするVBIデータスライス回路。
  6. CVBS(Composite Video Burst Signal)信号のVBI(Vertical Blanking Interval)期間に重畳されたVBIデータをスライスレベルに基づいて抜き取るVBIデータスライス回路であって、
    前記CVBS信号から前記CVBS信号の奇数フィールド又は偶数フィールドのどちらのフィールドであるかを検出するフィールド検出部と、
    前記CVBS信号からVBIデータの抜き取り周期を検出する抜き取り周期検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最小値を検出するMIN検出部と、
    前記CVBS信号の振幅の最大値を検出するMAX検出部と、
    前記MIN検出部において検出した振幅の最小値と、前記MAX検出部において検出した振幅の最大値とに基づいて、VBIデータのスライスレベルを演算する演算部と、
    前記フィールド検出部において検出したフィールド情報と、前記抜き取り周期検出部において検出した抜き取り周期と、前記演算部において演算したスライスレベルとに基づいて、前記CVBS信号からVBIデータを抜き取るデータスライス部とを備えた
    ことを特徴とするVBIデータスライス回路。
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