JP2005251522A - シールドケーブル及びその端末形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部導体の内側に耐熱性の被覆層を追加したり、外部導体を半田材により固定したりすることなく、外部導体を直接レーザで溶融切断しても電気的絶縁特性を維持できるシールドケーブルとその端末形成方法を提供する。
【解決手段】内部導体2の外周に内部絶縁体3、外部導体4、外被5を同軸状に順次形成したシールドケーブル1であって、内部絶縁体2はフッ素樹脂からなり、カーボンブラック0.025wt%〜0.14wt%を添加して着色されたものを用いる。フッ素樹脂には、四フッ化パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体を用いるのが好ましく、内部絶縁体3の被覆厚さを55μm以下とする。シールドケーブル1の端部分の外被5を所定長さ剥ぎ取って外部導体4を露出させ、外部導体4にYAGレーザで切り込みを入れて剥ぎ取って内部絶縁体3を露出させて接続端末を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部導体の外周に内部絶縁体、外部導体、外被を同軸状に順次形成したシールドケーブルとその端末形成方法に関する。
近年、ノートパソコン、携帯電話、小型ビデオカメラ等の普及で、これら情報通信機器の小型・軽量化の他に高速・高画質化が求められている。これに対応するために、内部導体の外周に内部絶縁体、外部導体、外被を同軸状に順次形成した極めて細い電線(ケーブルという場合もある)が使用されている。また、その他の制御機器、例えば、医療用超音波探触子等で不要なノイズが混入するのを防止するのに、同様な電線がシールド電線として使用されている。以下、上記の同軸状の電線を或いはシールド電線を含めて、シールドケーブルとする。
通常、シールドケーブルは複数本を束ねて使用され、その端部はフラット状にされて電気コネクタが接続される。電気コネクタとの接続に際しては、シールドケーブルに内部導体及び外部導体を電気接続するための端末形成が必要となる。しかし、ケーブル外径が1mm以下のような極細で、内部絶縁体の厚さが数十μm程度となると、ケーブルの配列ピッチ、電気的性能を損なうことなく接続端末を形成するのは容易ではない。
このため、この種のシールドケーブルの端末形成について、今までに種々の提案がされている。例えば、特許文献1には、レーザを用いて外部導体を切断するに際して、内部絶縁体に電気的導通が生じないようにするシールドケーブルが開示されている。図3は、この特許文献1で開示の構成の概略を示す図で、図中、1はシールドケーブル、2は内部導体、3は内部絶縁体、4は外部導体、5は外被、6は被覆層を示す。
このシールドケーブル1は、内部導体2の外周に同軸的に配された発泡フッ素樹脂から成る内部絶縁体3と外部導体4との間に、熱変形温度が発泡フッ素樹脂より高い材質の被覆層6を配して構成されている。なお、内部導体2は、外径0.03mmの錫メッキされた銅合金線を7本撚って形成され、内部絶縁体3は厚さが0.03mmの発泡フッ素樹脂テープを2層に巻きつけて形成され、被覆層6は発泡フッ素樹脂よりも耐熱性に優れた厚みが0.005mm程度の高分子フィルムを巻きつけて形成されている。また、外部導体4は外径0.03mmの銅線を多数本巻きつけて形成し、その外周の外被5を、ポリエステル樹脂フィルムを巻き付けるか又は成形機で形成している。
上記のように構成されたシールドケーブル1は、外被5を機械加工又はCOレーザを用いて切断し、外部導体4から剥がす。次に外部導体4の外周に外部導体を切断できるように調整されたCOレーザを照射して、外部導体4を溶融切断して取り除く。この後、露出した被覆層6及び内部絶縁体3を機械加工又はCOレーザを用いて切断し剥離し、内部導体2を露出させる。外部導体4をレーザで切断する場合、内側の被覆層6までレーザ光が達しないように照射時間等を制御するとともに、耐熱性に優れた被覆層6でレーザの熱エネルギーが内部絶縁体3に波及するのを抑制し、電気的短絡が生じるのを回避するとされている。
また、特許文献2には、複数本のシールドケーブルをフラット状に配列した多心ケーブルの外部導体を同時に除去する方法が開示されている。図4は、この特許文献2で開示の方法の概略を示す図で、図中、Wは多心ケーブル、7,7aは接着テープ、8は半田材、9は加工溝を示し、その他の符号は、図3で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。
図4に示す多心ケーブルWは、少なくともその端末部分が複数本のシールドケーブル1を所定のピッチで配列し、接着テープ7を用いて接着一体化して形成される。シールドケーブル1自体は、図3で示したのとほぼ同様な形状のもので、内部導体(図示されず)の外周に内部絶縁体3と外部導体4の層が同軸状に配され、その外側を外被5で覆って構成される。すなわち、図4では、図3における耐熱性の被覆層6を備えていない構成で示してある。
上記のように構成された多心ケーブルWは、図4(A)に示すように、その端部から所定の距離の位置にC0レーザでスリットを入れ、切断された接着テープ7aと外被5とを一括してa方向にずらして、外部導体4を露出させる。次いで、図4(B)に示すように露出した外部導体4の部分を、半田浴槽に浸漬させて、半田材8で一括するようにして覆う。次に、半田材8で一括された部分の中央部にYAGレーザで加工溝9を入れる。加工溝9は外部導体4が存在する部分では外部導体4が露出し、外部導体4がない心線間では貫通孔となる形状で形成される。
次いで、加工溝9を支点として、半田材8で一括した部分を上下方向に屈曲させて外部導体4を切断する。この後、図4(C)に示すように、半田付けされた外部導体4とずらされた状態にある接着テープ7aとを一括して引張って除去し、内部絶縁体3を露出させる。次いで、露出された内部絶縁体3を両面に絶縁フィルムを貼りつけて配列保持を維持させ、図4(A)と同様な方法で、C0レーザでスリットを入れて内部導体を露出させている。
特開平11−144533号公報 特開2000−245026号公報
特許文献1のように、内部絶縁体を耐熱性の被覆層で覆う構成は、絶縁体を多層構造とするためコスト高となる。また、耐熱性の被覆層として、四フッ化エチレン樹脂、エチレン・四フッ化エチレン共重合体樹脂、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂、パーフロロアルコキシ樹脂、ポリイミド樹脂が例示されている。しかし、これらの樹脂材料のみでは、レーザの熱エネルギーを抑え、電気絶縁特性を確保するには十分でなく、別途レーザ光の反射層を設けるなどの手段が必要である。
また、特許文献2のように、半田材による一括固定は、半田付けの作業が必要となりコスト高となり、また単心のシールドケーブルに対しては効率的でない。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、外部導体の内側に耐熱性の被覆層を追加したり、外部導体を半田材により固定したりすることなく、外部導体を直接レーザで溶融切断しても電気的絶縁特性を維持できるシールドケーブルとその端末形成方法の提供を課題とする。
本発明によるシールドケーブルは、内部導体の外周に内部絶縁体、外部導体、外被を同軸状に順次形成したシールドケーブルであって、内部絶縁体はフッ素樹脂からなり、カーボンブラック0.025wt%〜0.14wt%を添加して着色されたものを用いて構成する。フッ素樹脂には、四フッ化パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体を用いるのが好ましく、内部絶縁体の被覆厚さを55μm以下とする。また、本発明によるシールドケーブルの端末形成方法は、上記のシールドケーブルの端部分の外被を所定長さ剥ぎ取って外部導体を露出させ、外部導体にYAGレーザで切り込みを入れて剥ぎ取って内部絶縁体を露出させる。
本発明によれば、内部絶縁体の外周に追加の被覆層を設けたり、また、半田材を用いて外部導体を固定しなくても、加工レーザを用いて外部導体を切断し剥ぎ取ることができ、しかも、内部絶縁体の電気絶縁特性を低下させることなく安価に実施することができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明によるシールドケーブルの構造例を説明する図、図2は本発明の内部絶縁体についての検証結果を説明する図である。図中の符号は、図3で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。本発明によるシールドケーブルは、構造的には従来のものと同じで、内部導体2の外周に内部絶縁体3、外部導体4、外被5を同軸状に順次形成したものである。
内部導体2は、例えば、外径約0.025mmの錫めっきされた銅合金線を7本撚って形成され、その外面をフッ素樹脂からなる絶縁材で厚さ0.04mm〜0.055mm程度に被覆して内部絶縁体3としている。内部絶縁体3の外周面に配する外部導体4は、例えば、外径約0.03mmの複数本の銅合金線を横巻で巻きつけて形成し、その外面に厚さ約0.004mm程度のポリエステルテープを2枚重ね巻きして互いに融着して外被5とし、外径が約0.3mm以下のシールドケーブル1が得られるように形成される。なお、外部導体4の外面に銅蒸着テープ(図示せず)を銅蒸着面を内側にして巻きつけてよく、また、外部導体4は、銅合金線の巻方向を反対にして2層に巻付けた構造であってもよく、この他、編組構造であってもよい。
本発明の発明者によって、外部導体4をレーザ照射で切断する際に、内部絶縁体3に着色顔料(青色又は紫色)或いはカーボンブラック(黒色)を添加して着色することで、内部絶縁体3の絶縁特性の劣化を抑制できることが明らかにされた。これは、内部絶縁体3が着色されることによって、レーザ光の透過率或いは吸収率が関係するものと考えられるが、着色濃度を変えたり、黒の着色にカーボンブラックを用いた時は、その挙動が異なることから十分な解明はできていない。
図2は、内部絶縁体3の厚さと着色材の種類を変えて、外部導体4をYAGレーザで切断した際の、内部絶縁体3の絶縁抵抗と切断部の外観を検証した結果を示す図である。内部絶縁体3の厚さを、試料1〜試料4は40μmとし、試料5〜10は50μmとし、試料11は60μmとした。試料1と5は、内部絶縁体が「薄青」となるような顔料を添加し、試料2と6は、内部絶縁体が「薄黒」となるようにカーボンブラックを添加し、試料3と7は、内部絶縁体が「薄紫」となるような顔料を添加したものである。試料8は、濃い「黒」となるように多い目のカーボンブラックを添加し、試料9と試料11には濃い「紫」となるような顔料を添加したものである。また、試料4と10は、内部絶縁体を従来の無着色の自然色としたものである。
また、試料1〜11の内部絶縁体3に用いるフッ素樹脂としては、電気的特性、耐熱性に優れた四フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(略称:PFA)を用いた。そして、外部導体4をYAGレーザで切断した後の内部絶縁体3の絶縁抵抗を測定し、その値が2000MΩ以上を合格品、未満を不良品とした。また、外部導体4の切断によって、内部導体が損傷を受けていたり、内部絶縁体3が溶融や損傷を受けている場合を外観不良とし、特にこれらに損傷が無い場合を外観良とした。
図2の検証結果から、内部絶縁体を無着色の自然色とした試料4と10は、それぞれ10サンプルを作製してテストしたが1つも絶縁抵抗2000MΩをクリアできず、内部導体にダメージが生じていた上に外観もよくなかった。これは、もともとYAGレーザが、内部導体である金属自体に吸収されやすい性質をもっているためと考えられる。これに対し、内部絶縁体が着色された他の試料では、レーザ加工の後の絶縁特性と外観が改善され、内部絶縁体を着色することが有効であることを示していた。
また、内部絶縁体の厚さを、40μm→50μm→60μmと厚くすることにより、絶縁抵抗の合格数が多くなっていることから、絶縁特性を向上させることが可能と考えられる。しかし、内部絶縁体の厚さを厚くすると、シールドケーブルの線径が太くなってしまう。したがって、絶縁厚さを増加させることによる絶縁抵抗の改善は好ましくなく、絶縁体厚さは55μm以下に抑えるのが望ましい。
また、内部絶縁体の着色が濃い方が、内部導体への影響が少ないことは確認できたが、試料7と9からの比較では絶縁抵抗が向上されておらず、必ずしも、着色が濃い方がよいとは言えない。これは、着色顔料に金属が含まれていることによるものと考えられ、絶縁厚さを制限すると不安定化が懸念される。一方、カーボンブラックを用いて着色した場合、他の着色顔料を用いた場合と比べて、その挙動が多少異なることが判明した。すなわち、試料2と6の内部絶縁体は「薄黒」で、試料8の内部絶縁体は濃い「黒」で形成されているが、「薄黒」の試料6は、絶縁抵抗、外観ともに良好である。また、試料2についても絶縁抵抗において多少不安定さはあるが、他の試料と比べて良くなっている。しかし、試料8の濃い「黒」とした場合は、絶縁抵抗、外観ともに不良となっている。
これは、「薄黒」及び「黒」への着色には、顔料とは異なるカーボンブラックが用いられていることによるものと思われる。すなわち、試料6の「薄黒」が良い結果を示したのは、適度のカーボンブラックの添加でレーザ光が吸収されて内部導体を損傷するには至らず、絶縁抵抗も所定値以上を維持することができたものと思われる。そして、試料8のように濃い「黒」とするために電気的には良導体であるカーボンブラックの添加量が増えるため、逆にレーザ照射で絶縁性が劣化するものと思われる。
そこで、カーボンブラックの添加量がどの程度が適正かについて検証した。内部絶縁体のベース樹脂(PFA)に対して、カーボンブラック0.025wt%、0.06wt%、0.14wt%、0.33wt%を添加した試料を作製し、外部導体をYAGレーザで切断した。この後、内部絶縁体の絶縁抵抗とその切断部の外観を検証したところ、カーボンブラックが0.33wt%添加したものは不良であったが、その他の試料は良の結果が得られた。すなわち、カーボンブラックの添加量がほぼ0.025wt%〜0.14wt%の範囲では、外部導体をYAGレーザにより切断加工しても、内部導体に対して損傷を与えず、電気的絶縁抵抗を所定値以上に保つことができるとともに、切断部の外観を良好に維持することができることが明らかとなった。
なお、試料11も絶縁抵抗、外観ともに良の結果を示しているが、絶縁厚さを60μm以上とする必要があり、シールドケーブルが太径となってしまう。また、フッ素樹脂には試料で用いたPFAの他に、四フッ化エチレン(略称:PTFE)や四フッ化エチレン六フッ化プロピレン共重合体(略称:FEP)を用いることができる。しかし、耐熱温度が高く、特に高周波特性に優れ、被覆成形性がよいPFAが最も適している。さらに、外被及び内部絶縁体の切り込み形成には、COレーザを用いるが、外部導体の切断には、微小エリアへの集光性がよく、高い出力を安定して得ることができるYAGレーザを用いるのが最も適している。
本発明によるシールドケーブルは、上述したように内部絶縁体のベース樹脂のフッ素樹脂に、カーボンブラック0.025wt%〜0.14wt%を添加して「薄黒」に着色することで、内部導体に損傷を与えず、内部絶縁体の絶縁特性を劣化させることなく外部導体をレーザ加工で直接切断することができる。このため、図3のように内部絶縁体と外部導体との間に耐熱層を配したり、図4のように半田材を付与する工程を用いたりする必要がない。なお、以上の説明では、単心のシールドケーブルの端末形成の例で説明したが、複数本のシールドケーブルをフラット状に配列した多心ケーブルにおいても同様な方法で端末形成を実施することができる。
本発明によるシールドケーブルの構造例を説明する図である。 本発明の内部絶縁体についての検証結果を説明するための図である。 従来のシールドケーブルの一例を説明する図である。 従来のシールドケーブルの他の例を説明する図である。
符号の説明
1…シールドケーブル、2…内部導体、3…内部絶縁体、4…外部導体、5…外被、6…被覆層、7,7a…接着テープ、8…半田材、9…加工溝。

Claims (5)

  1. 内部導体の外周に内部絶縁体、外部導体、外被を同軸状に順次形成したシールドケーブルであって、前記内部絶縁体はフッ素樹脂からなり、カーボンブラック0.025wt%〜0.14wt%を添加して着色されていることを特徴するシールドケーブル。
  2. 前記フッ素樹脂は、四フッ化パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体であることを特徴とする請求項1に記載のシールドケーブル。
  3. 前記内部絶縁体の被覆厚さが55μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールドケーブル。
  4. 前記請求1〜3に記載のシールドケーブルの端部分の外被を所定長さ剥ぎ取って外部導体を露出させ、前記外部導体にYAGレーザで切り込みを入れて剥ぎ取り、内部絶縁体を露出させることを特徴とするシールドケーブルの端末形成方法。
  5. 前記シールドケーブルが複数本所定ピッチでフラット状に配列されていることを特徴とする請求項4に記載のシールドケーブルの端末形成方法。
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