JP2005250941A - 監視支援システム - Google Patents

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智 上野
Atsushi Morimoto
篤史 森本
Masataka Nakamura
雅隆 中村
Masato Ogata
正登 緒方
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Abstract

【課題】ドアの開閉を検知して報知する換気装置もしくは風量や圧力などを検知してその情報を出力する換気装置を複数台用いて、建物内での人の移動状態を把握し、異常を検知して報知することを目的とする。
【解決手段】1つ以上の換気手段1と集中監視装置2を備え、前記換気手段1は建物内の部屋の空気を換気する換気扇3と部屋の空気の換気を検知する風量センサ4と風量センサ4で検知した換気の変化量を演算する変化量演算手段5と前記変化量演算手段5で演算した変化量をあらかじめ設定しておいた設定値と比較して換気手段の設置されている部屋のドアが開閉したことを判断する開閉検知手段6と部屋のドア開閉情報を出力する情報出力手段を備え、集中監視装置2は情報入力手段と表示パネル9を備え、情報入力手段は部屋のドアの開閉情報を受信し表示パネル9は情報入力手段に出力されたドアの開閉情報を人に知らせる監視支援システムが得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、換気手段の運転時の情報を利用して、建物内のドアの開閉を検知し、人の移動状態を把握し連絡する監視支援システムに関する。
近年、単身で生活をする高齢者が増加している。また、核家族世帯が増加しているため、このような世帯では洗濯や炊事などの作業中に幼い子供の行動を把握することは難しい。このようなことから単身で生活する高齢者が離れて生活していても、元気で無事に生活しているかを把握する重要性が高まっており、非常時には何らかの方法で人に知らせることが強く望まれている。また、核家族世帯の場合、幼い子供から目を離して炊事や洗濯をしている間に、子供が部屋を出て怪我をする危険性も高くなってきている。そこで、住宅の各部屋に設置することが義務付けられている換気手段を利用して、単身で生活をする高齢者や幼い子供の移動を判断して人に知らせるシステムが簡単で低コストで供給されることが求められている。
しかしながら、人の動きを判断するためのセンサや画像装置など専用の機器を設置して人の動きを把握するシステムは世の中にあるが、もともと設置されている、または、必ず設置しなければならない身近な機器の機能を利用して、人の移動を把握するシステムは発明されていない(例えば、特許文献1参照)。
以下、その見守りシステムについて図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、計測センサ101とカメラ102と異常判定手段103を設置し、これらの計測器からの出力信号にもとづいて生活者104の異常を判定する異常判定手段103によって異常と判断された場合には、音声による確認後、自動通報手段105を通じて連絡先106に自動的に通報されるものである。
特開2002−175581号公報
このような従来のシステムでは、建物内での人の異常を判断して人に知らせるために、高価なセンサやカメラなど専用の機器を必要な場所すべてに設置しなければならず、専用機器の設置場所の問題や高額な費用の問題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の本来持っている役割である部屋の空気の換気を利用して人の移動を判断することにより、安価で簡便に人の異常を判断し人に知らせることができるシステムを提供することができる
本発明は上記目的を達成するために、1つ以上の換気手段と集中監視装置を備え、前記換気手段は部屋の空気を換気する換気実施手段と部屋の空気の換気を検知する換気検知手段と前記換気検知手段で検知した換気の変化量を演算する変化量演算手段と前記変化量演算手段で演算した変化量をあらかじめ設定しておいた設定値と比較して換気手段の設置されている部屋のドアが開閉したことを判断する開閉判断手段と前記開閉判断手段により判断された部屋のドア開閉情報を出力する情報出力手段を備え、前記集中監視装置は情報入力手段と連絡手段を備え、前記情報入力手段は前記情報出力手段から出力された部屋のドアの開閉情報を受信し前記連絡手段は前記情報入力手段に出力されたドアの開閉情報を人に知らせる構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報を管理することで人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、換気検知手段に風量センサを用いた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風量センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、換気検知手段に風速センサを用いた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風速センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、換気検知手段に圧力センサを用いた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風圧センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、連絡手段に音を発する機器を用いた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報から人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に音で知らせる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、連絡手段に文字や絵を表示する機器を用いた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報から人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に表示して知らせる監視支援システムが得られる。
また、他の手段は、連絡手段に無線を用いた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報から人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを離れたところにいる人に知らせる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、換気手段によりドアの開閉があったと判断されてから次にドアの開閉があったと判断されるまでの時間を計測する滞在時間計測手段と前記滞在時間計測手段による計測結果とあらかじめ設定してある設定時間とを比較して人に異常があったかどうかを判断する異常判断手段を備えた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段を利用して、一定時間の間に人の移動が無いことを判断して人に異常があったことを知らせる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、換気手段を識別する識別手段を備えた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して、人の移動があった部屋を識別して人に知らせる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、集中監視装置に1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報を時間軸で記憶する記憶手段と前記記憶手段に記憶した情報を呼び出す呼出手段を備えた構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して、人が移動した部屋の順序を記憶し、その記憶した情報を時間軸で呼び出して移動した経路を確認することができる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、換気手段の情報出力手段と集中監視装置の情報入力手段に無線を用いる構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して人に異常があったことを知らせる集中監視装置を持ち運びすることができる監視支援システムが得られる。
さらに、他の手段は、集中監視装置が複数である構成としたものである。
この手段により、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して人に異常があった情報を複数の人で共有することができる監視支援システムが得られる。
本発明によれば、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報を管理することで人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風量センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風速センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風圧センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風圧センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報から人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に表示して知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報から人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを離れたところにいる人に知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段を利用して、一定時間の間に人の移動が無いことを判断して人に異常があったことを知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して、人の移動があった部屋を識別して人に知らせる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して、人が移動した部屋の順序を記憶し、その記憶した情報を時間軸で呼び出して移動した経路を確認することができる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して人に異常があったことを知らせる集中監視装置を持ち運びすることができる監視支援システムを提供できる。
また、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して人に異常があった情報を複数の人で共有することができる監視支援システムを提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、1つ以上の換気手段と集中監視装置を備え、前記換気手段は部屋の空気を換気する換気実施手段と部屋の空気の換気を検知する換気検知手段と前記換気検知手段で検知した換気の変化量を演算する変化量演算手段と前記変化量演算手段で演算した変化量をあらかじめ設定しておいた設定値と比較して換気手段の設置されている部屋のドアが開閉したことを判断する開閉判断手段と前記開閉判断手段により判断された部屋のドア開閉情報を出力する情報出力手段を備え、前記集中監視装置は情報入力手段と連絡手段を備え、前記情報入力手段は前記情報出力手段から出力された部屋のドアの開閉情報を受信し前記連絡手段は前記情報入力手段に出力されたドアの開閉情報を人に知らせる構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報を管理することで人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせるという作用を有する。
また、換気検知手段に風量センサを用いた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風量センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせるという作用を有する。
また、換気検知手段に風速センサを用いた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風速センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせるという作用を有する。
また、換気検知手段に圧力センサを用いた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風圧センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせるいう作用を有する。
また、連絡手段に音を発する機器を用いた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段の風圧センサを利用して建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に知らせるという作用を有する。
また、連絡手段に文字や絵を表示する機器を用いた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報から人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを人に表示して知らせるという作用を有する。
また、連絡手段に無線を用いた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報から人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったかどうかを離れたところにいる人に知らせるという作用を有する。
また、換気手段によりドアの開閉があったと判断されてから次にドアの開閉があったと判断されるまでの時間を計測する滞在時間計測手段と前記滞在時間計測手段による計測結果とあらかじめ設定してある設定時間とを比較して人に異常があったかどうかを判断する異常判断手段を備えた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている換気手段を利用して、一定時間の間に人の移動が無いことを判断して人に異常があったことを知らせるという作用を有する。
また、換気手段を識別する識別手段を備えた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して、人の移動があった部屋を識別して人に知らせるという作用を有する。
また、集中監視装置に1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報を時間軸で記憶する記憶手段と前記記憶手段に記憶した情報を呼び出す呼出手段を備えた構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して、人が移動した部屋の順序を記憶し、その記憶した情報を時間軸で呼び出して移動した経路を確認することができるという作用を有する。
また、換気手段の情報出力手段と集中監視装置の情報入力手段に無線を用いる構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して人に異常があったことを知らせる集中監視装置を持ち運びすることができるという作用を有する。
また、集中監視装置が複数である構成とし、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段を利用して人に異常があった情報を複数の人で共有することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本発明の監視支援システムは、1つ以上の換気手段1と集中監視装置2を備え、前記換気手段1は建物内の部屋の空気を換気する換気実施手段の換気扇3と部屋の空気の換気を検知する換気検知手段の風量センサ4と前記風量センサで検知した風量の変化量を演算する変化量演算手段5と前記変化量演算手段5で演算した変化量をあらかじめ設定しておいた設定値と比較して換気手段1の設置されている部屋のドアが開閉したことを判断する開閉検知手段6と前記開閉検知手段6により判断された部屋のドア開閉情報を出力する情報出力手段のRS232C通信ポート7を備え、前記集中監視装置2は情報入力手段のRS232C通信ポート8と連絡手段の表示パネル9を備え、前記RS232C通信ポート8は前記RS232C通信ポート7から出力された部屋のドアの開閉情報を受信し前記表示パネル9は前記RS232C通信ポート8に出力されたドアの開閉情報を表示して人に知らせる構成とする。
上記のように構成した監視支援システムの動作について、図1と図2を参照しながら説明する。集中監視装置2を起動してから、マイコンにより以下の処理を行なう。変化量演算手段5において、ステップ21で待機時間「T1」経過後、つまり風量が一定になった後、ステップ22で風量センサ4から得た風量「Q1」を記憶する。その後、ステップ23で所定時間「T2」経過後、ステップ24で風量センサ4から得た風量「Q2」を記憶する。そして、ステップ25で風量「Q2」と「Q1」との差「Q2−Q1」を演算する。開閉検知手段6において、ステップ26で変化量演算手段5の演算結果「Q2−Q1」を設定値Aと比較して演算結果「Q2−Q1」が設定値Aより小さければ、ステップ27で演算結果「Q2−Q1」と設定値Bを比較する。その演算結果「Q2−Q1」が設定値Bより大きければ、所定量以上の風量変化がないためドアの開閉がなかったと判断し、ステップ28において風量「Q1」を「Q2」として更新し現時点での風量とする。その後ステップ23に戻り、ステップ26にて風量変化量「Q2−Q1」が設定値Aより大きくなるか、もしくはステップ27にて風量変化量「Q2−Q1」が設定値Bより小さくなるまで同じ動作を繰り返す。一方、演算結果「Q2−Q1」が設定値Aより大きければ、ステップ29でドアが開いたことを検知する。一方、演算結果「Q2−Q1」が設定値Bより小さければ、ステップ2Aでドアが閉じたことを検知する。図1に示したように、このドアの開閉検知情報をRS232C通信ポート7からRS232C通信ポート8へ出力し、RS232C通信ポート8で受信した情報を表示パネル9により表示して人に異常が無いことを知らせる。ただし、ステップ26とステップ27の順番が入れ替わっても同様の効果を発揮する。
また、ステップ22とステップ24の記憶する風量の値とステップ26の設定値Aとステップ27の設定値Bは、所定時間「T2」よりも短い周期で入力される風量の平均値または移動平均値または積分値であっても同様の効果を発揮する。
また、窓を開閉した場合も同様の方法で風量変化を検知して人が活動していること、すなわち、異常がないことを確認することができる。
また、ここでは換気検知手段に風量センサ4を利用した場合を説明したが、これが風速センサや圧力センサの値を利用したとしても同様の効果を発揮する。
上記構成において、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段1からのドアの開閉情報を管理することで、建物内で人の移動があったかどうか、すなわち、異常があったことを表示して人に知らせることとなる。
また、上記構成において、連絡手段に音を発生するスピーカーなどを利用して、人の聴覚に対して報知しても同様の効果を発揮する。
また、上記構成において、連絡手段に文字や絵を表意する表示パネル9を使用したが、液晶パネルや液晶ディスプレイなどを利用して、人の視覚に対して報知しても同様の効果を発揮する。
また、上記構成において、連絡手段に音を発生するスピーカーなどと文字や絵を表意する表示パネルや液晶パネルや液晶ディスプレイなどを同時に利用して、人の聴覚と視覚に対して同時に報知しても同様の効果を発揮する。
また、上記構成において、情報出力手段と情報入力手段にRS232C通信ポートを使用したが、シリアル通信ポートなど他の通信機器を用いても通信方法などには限定されず、その作用効果に差異は生じない。
また、上記構成において、情報出力手段と情報入力手段に無線を使用すれば、換気手段1と集中監視装置2の間に通信線を必要としないため、換気手段1と集中監視装置2の間の配線工数を省略し施工時の負担を軽減することとなり、さらに、建物内の各部屋に設置が義務付けられている1つ以上の換気手段1を利用して人の移動を知らせる集中監視装置2を、人が持ち運びできるようになる。なお、情報出力手段と情報入力手段の無線には電波や赤外線など電線を使用しないものとし、通信方法などには限定されず、その作用効果に差異は生じない。
(実施の形態2)
図3に示すように、本発明の監視支援システムは、換気手段1によりドアの開閉があったと判断されてから次にドアの開閉があったと判断されるまでの時間を計測する滞在時間計測手段10と前記滞在時間計測手段10による計測結果とあらかじめ設定してある設定時間とを比較して人に異常があったかどうかを判断する異常判断手段11を備えた構成とする。
上記のように構成した監視支援システムの動作について図3と図4を参照しながら説明する。図4に示す処理はマイコンで行なう。滞在時間計測手段10は、ステップ41でサイクル時間「T3」経過するとステップ42で図3に示すようにRS232C通信ポート8で受信した情報の中にドアが開閉した情報があるかを確認する。ステップ42でドアの開閉した情報を確認するとステップ43でカウンタ「C1」をクリアしてステップ41に戻る。また、ステップ42でドアの開閉した情報が確認できなければ、ステップ44でカウンタ「C1」をカウントアップする。そして、異常判断手段11のステップ45において設定値Cとカウンタ「C1」の値を比較する。カウンタ「C1」の値が設定値Cより小さければ人に異常がないと判断してステップ41に戻る。また、カウンタ「C1」の値が設定値C以上であれば、人に異常があったと判断して表示パネル9により表示して人に知らせることとなる。
また、上記構成において、連絡手段に音を発生するスピーカーなどを利用して、人の聴覚に対して報知しても同様の効果を発揮する。
また、上記構成において、連絡手段に文字や絵を表意する表示パネル9を使用したが、液晶パネルや液晶ディスプレイなどを利用して、人の視覚に対して報知しても同様の効果を発揮する。
また、上記構成において、連絡手段に音を発生するスピーカーなどと文字や絵を表意する表示パネルや液晶パネルや液晶ディスプレイなどを同時に利用して、人の聴覚と視覚に対して同時に報知しても同様の効果を発揮する。
(実施の形態3)
図5に示すように、本発明の監視支援システムは、換気手段1を識別する識別手段のディップスイッチ12を備えた構成とする。また、ディップスイッチ12は換気手段1を識別する信号を作り出すスイッチ12A、スイッチ12B、スイッチ12C、スイッチ12Dとを備えた構成とする。
上記のように構成した監視支援システムの動作について、図5を参照しながら説明する。ディップスイッチ12のスイッチ12A、スイッチ12B、スイッチ12C、スイッチ12DのONとOFFを複数の換気手段1において同じ組み合わせが起きないように設定して複数の換気手段1を識別する。この識別情報とドアの開閉情報を併せてRS232C通信ポート7からRS232C通信ポート8へ送信し、表示パネル9により識別情報とドアの開閉情報を併せて表示して人に知らせることで換気手段1の設置された部屋を識別することが可能となる。
なお、識別手段のディップスイッチ12に4つのスイッチを用いたが、この数に限定されず、また、通信を用いた場合、通信仕様に関わらず送信するデータに換気手段1を識別する信号もしくは情報を併せて送る場合でも、その作用効果に差異は生じない。
(実施の形態4)
図6に示すように、本発明の監視支援システムは、集中監視装置2に1つ以上の換気手段1からのドアの開閉情報を時間軸で記憶する記憶手段13と前記記憶手段13に記憶した情報を呼び出す呼出手段14を備えた構成とする。
上記のように構成した監視支援システムの動作について、図6を参照しながら説明する。記憶手段13と呼出手段14はマイコンを利用して行なう。記憶手段13は、一定時間毎にRS232C通信ポート8に入力されるドアの開閉情報をディップスイッチ12の情報と併せて時間軸で記憶する。そして呼出手段14により、時間軸でドアの開閉情報とディップスイッチ12の情報を併せて呼び出し、表示パネル9により確認することで人の移動順序を確認する。例えば、ドアの開閉情報と換気手段1の識別情報を古い順から確認することでも良い。また、新しい順に確認しても同様の効果を発揮する。
また、連絡手段に表示機器を使用したり、音を発する機器を使用しても良い。表示方法については、建物の部屋の構成に合わせた見取り図の形態で表示したり、数値や文字の羅列による表示、または、グラフでの表示、さらに、アニメーションによる表示など使用者に情報を伝える方法であれば、同様の効果を発揮する。
(実施の形態5)
図7に示すように、本発明の監視支援システムは、換気手段1の情報出力手段と集中監視装置2の情報入力手段に無線を用いる構成とする。
上記のように構成した監視支援システムの動作について図7を参照しながら説明する。図7に示すように換気手段1と集中監視装置2の間に無線を使用することにより、換気手段1と集中監視装置2が物理的に分離することとなり、集中監視装置2を持ち運んだり、任意の場所に移動させることができる。また、配線接続に電線を使用しないため、設置工事が簡略することもできる。
(実施の形態6)
図8に示すように、本発明の監視支援システムは、1つ以上の換気手段1と複数の集中監視装置2により監視支援システムを組む構成とする。
上記のように構成した監視支援システムの動作について図8を参照しながら説明する。この監視支援システムは、図8に示すように、1つ以上の換気手段1からの情報を複数の集中監視装置で受信できるようにしたものである。これにより、複数の人により同じ情報を共有することとなる。
本発明の集中監視装置は、風速や風圧などを検知もしくは測定して出力できる換気扇等の換気手段を複数台まとめて監視することでドアの開閉を検知し、人に異常があったことを知らせるシステム等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の監視支援システムの構成図 本発明の実施の形態1のドア開閉検知を示すフローチャート 本発明の実施の形態2の監視支援システムの構成図 本発明の実施の形態2の異常判断を示すフローチャート 本発明の実施の形態3の監視支援システムの構成図 本発明の実施の形態4の監視支援システムの構成図 本発明の実施の形態5の監視支援システムの構成図 本発明の実施の形態6の監視支援システムの構成図 従来例の実施の形態の構成図
符号の説明
1 換気手段
2 集中監視装置
3 換気扇
4 風量センサ
5 変化量演算手段
6 開閉検知手段
7 RS232C通信ポート
8 RS232C通信ポート
9 表示パネル
10 滞在時間計測手段
11 異常判断手段
12 ディップスイッチ
13 記憶手段
14 呼出手段

Claims (12)

  1. 1つ以上の換気手段と集中監視装置を備え、前記換気手段は部屋の空気を換気する換気実施手段と部屋の空気の換気を検知する換気検知手段と前記換気検知手段で検知した換気の変化量を演算する変化量演算手段と前記変化量演算手段で演算した変化量をあらかじめ設定しておいた設定値と比較して、換気手段の設置されている部屋のドアが開閉したことを判断する開閉判断手段と前記開閉判断手段により判断された部屋のドア開閉情報を出力する情報出力手段を備え、前記集中監視装置は情報入力手段と連絡手段を備え、前記情報入力手段は前記情報出力手段から出力された部屋のドアの開閉情報を受信し前記連絡手段は前記情報入力手段に出力されたドアの開閉情報を人に知らせることを特徴とした監視支援システム。
  2. 換気検知手段に風量センサを用いたことを特徴とする請求項1記載の監視支援システム。
  3. 換気検知手段に風速センサを用いたことを特徴とする請求項1記載の監視支援システム。
  4. 換気検知手段に圧力センサを用いたことを特徴とする請求項1記載の監視支援システム。
  5. 連絡手段に音を発する機器を用いたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の監視支援システム。
  6. 連絡手段に文字や絵を表示する機器を用いたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の監視支援システム。
  7. 連絡手段に無線を用いたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の監視支援システム。
  8. 換気手段によりドアの開閉があったと判断されてから次にドアの開閉があったと判断されるまでの時間を計測する滞在時間計測手段と前記滞在時間計測手段による計測結果とあらかじめ設定してある設定時間とを比較して人に異常があったかどうかを判断する異常判断手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載の監視支援システム。
  9. 換気手段を識別する識別手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の監視支援システム。
  10. 集中監視装置に1つ以上の換気手段からのドアの開閉情報を時間軸で記憶する記憶手段と前記記憶手段に記憶した情報を呼び出す呼出手段を備えたことを特徴とする請求項9記載の監視支援システム。
  11. 換気手段の情報出力手段と集中監視装置の情報入力手段に無線を用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の監視支援システム。
  12. 集中監視装置が複数であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11記載の監視支援システム。
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