JP2005250591A - 機器情報生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成する際の処理負荷を低減することができる機器情報生成装置を提供する。
【解決手段】 単体単位情報によって示される異常の診断結果の個数を示すマージ単位変数(SUM)を記憶し、前回生成された単体単位情報の診断結果と今回生成された単体単位情報の診断結果とが異なる(正常→異常エッジ、又は、異常→正常エッジが検出される)場合に、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果と異常の診断結果とが整合する/しないに応じて、マージ単位変数(SUM)に対して1加算/減算する。そして、この演算された異常の診断結果の個数から、1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、機器情報生成装置に関するものである。
従来、自動車等の車両に搭載される各種機器の故障状態を診断するとともに、その診断結果に基づいて各種機器を制御する制御装置がある。この制御装置は、主に、自動車ディーラー等において機器がどのように故障しているのかを把握するために用いられるダイアグデータ(以下、単体単位情報と呼ぶ)を生成する故障診断処理を実行するとともに、この単体単位情報に基づいて機器毎の状態(正常/異常等)を示すマージ単位情報を生成し、この生成したマージ単位情報に応じて機器を制御する制御処理を実行するものである。
上記故障診断処理は、所定の診断項目に従って機器の故障状態を診断するもので、機器の故障状態が容易に特定できるように、一つの機器の故障に対して複数の診断項目が用意されている。単体単位情報は、この診断項目毎の診断結果を示すものであるため、一つの機器に対して複数の単体単位情報が生成されることになる。
一方、制御処理は、機器毎に対応するマージ単位情報に基づいて制御モード(通常制御、フェールセーフ(F/S)制御等)を変更し、その制御モードに応じて機器を制御する。この制御モードの変更に用いられるマージ単位情報は、機器毎に一つ存在するものであるのに対し、単体単位情報は、一つの機器に対して複数存在するものであるため、単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成する際には、一つの機器に関連する全ての単体単位情報を確認する必要がある。
この全ての単体単位情報を確認する処理においては、予め用意される故障診断処理における診断項目と、その診断の対象となる機器との対応関係を示す変換テーブルを用い、故障診断処理において1つの単体単位情報が生成(更新)される度に、対応するマージ単位情報を検索する。
次に、例えば、変換テーブルの先頭の単体単位情報に対応するマージ単位情報を読み取り、この読み取ったマージ単体情報が検索したマージ単位情報である場合には、その単体単位情報に基づいてマージ単位情報を更新する。その後、全ての単体単位情報が対象となるように随時切り替え、上述した処理を繰り返し行う。これにより、単体単位情報の示す診断結果とその単体単位情報に対応するマージ単位情報の内容とが矛盾しないようにしている。
ここで、単体単位情報が生成(更新)される際にマージ単位情報を更新する処理について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。同図に示すように、先ず、S300において、1つの単体単位情報が生成(更新)されると、S310では、S300にて生成した単体単位情報に対応するマージ単位情報を変換テーブルから検索する。S320では、S310にて検索したマージ単位情報をクリアする。
S330では、変換テーブルの先頭の単体単位情報から、その単体単位情報に対応するマージ単位情報を読み取り、この読み取ったマージ単位情報がS310にて検索した今回更新するマージ単位情報と一致するか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS340へ処理を進め、否定判定される場合にはS350へ処理を移行する。
S340では、対象としている単体単位情報を用いてマージ単位情報を更新する。S350では、全ての単体単位情報を対象としたか否かを判定し、肯定判定される場合には本処理を終了し、否定判定される場合には、対象とすべき単体単位情報を切り替えた上でS330へ処理を移行し、上述した処理を繰り返す。なお、S340では、上述した処理を繰り返した時のMax値(正常と異常の場合には異常)を選択する。
従来の制御装置では、上述したように、1つの単体単位情報が生成(更新)される度に、その更新された単体単位情報に対応するマージ単位情報に関連する全ての単体単位情報を繰り返し確認するループ処理が必要となるため、例えば、故障診断の法規制の強化や車両の高性能化に伴って故障診断項目が増加する場合には、マージ単位情報を生成する処理の負荷が増加する問題が生じる。
本発明は、かかる問題を鑑みてなされたもので、単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成する際の処理負荷を低減することができる機器情報生成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の機器情報生成装置は、1つの機器の故障に対する複数の診断項目毎の診断結果を示す単体単位情報を生成する単体単位情報生成手段と、単体単位情報生成手段の生成する単体単位情報によって示される特定の診断結果の個数を記憶する記憶手段と、単体単位情報生成手段により、前回生成された単体単位情報の診断結果と今回生成された単体単位情報の診断結果とが異なる場合、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果と特定の診断結果との整合に応じて特定の診断結果の個数を加算、又は減算する演算手段と、記憶手段の記憶する特定の診断結果の個数に基づいて、1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成するマージ単位情報生成手段とを備えることを特徴とする。
このように、本発明の機器情報生成装置は、特定の診断結果の個数を記憶する記憶手段を備えており、前回生成された単体単位情報の診断結果と今回生成された単体単位情報の診断結果とが異なる場合に、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果と特定の診断結果との整合に応じて記憶手段の記憶する特定の診断結果の個数を加算/減算する。そして、この演算された特定の診断結果の個数から、1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成する。
これにより、1つの単体単位情報が生成(更新)される度に、その更新された単体単位情報に対応するマージ単位情報に関連する全ての単体単位情報を繰り返し確認するループ処理を実行する必要がなくなるため、単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成する際の処理負荷を低減することができる。
請求項2に記載の機器情報生成装置によれば、演算手段は、前回生成された単体単位情報の診断結果が特定の診断結果に該当しない、又は、今回生成された単体単位情報の診断結果が特定の診断結果に該当する場合、特定の診断結果の個数を1つ加算し、前回生成された単体単位情報の診断結果が特定の診断結果に該当する、又は、今回生成された単体単位情報の診断結果が特定の診断結果に該当しない場合、特定の診断結果の個数を1つ減算することを特徴とする。
例えば、診断結果が2種類の場合、前回、又は、今回生成された単体単位情報の診断結果と特定の診断結果との整合により特定の診断結果の個数の変化が把握できる。従って、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果と特定の診断結果とを比較した結果から、特定の診断結果の個数を加算/減算することができる。
請求項3に記載の機器情報生成装置によれば、単体単位情報生成手段は、診断結果を示す単体単位情報として、正常、及び異常の何れか一方の診断結果を示す単体単位情報を生成し、記憶手段は、正常、及び異常の何れか一方の診断結果の個数を記憶することを特徴とする。これにより、記憶手段の記憶する正常、及び異常の何れか一方の診断結果の個数に基づいて、1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成することができる。
請求項4に記載の機器情報生成装置によれば、記憶手段は、異常の診断結果の個数を記憶し、マージ単位情報生成手段は、マージ単位情報として、異常の診断結果の個数が0である場合、1つの機器が正常な状態であることを示すマージ単位情報を生成し、異常の診断結果の個数が0以外の場合、1つの機器が異常な状態であることを示すマージ単位情報を生成することを特徴とする。
これにより、記憶手段の記憶する異常の診断結果の個数からマージ単体情報を生成することができる。なお、記憶手段において正常の診断結果の個数を記憶する場合であっても、単体単位情報の総数と比較することでマージ単位情報を生成することができる。記憶手段の記憶する正常の診断結果の個数が単体単位情報の総数と一致する場合には、1つの機器が正常な状態であり、逆に、正常の診断結果の個数が単体単位情報の総数と一致しない場合には、1つの機器が異常な状態であることを把握することができる。
請求項5に記載の機器情報生成装置は、1つの機器の故障に対する複数の診断項目毎の診断結果を示す単体単位情報を生成する単体単位情報生成手段と、所定の診断結果を基準とし、その基準となる診断結果と異なる診断結果に対し、重み付けされた重み数を異なる診断結果に割り当てて記憶する重み数記憶手段と、重み数に関する演算により、その値が変化する変数を記憶する変数記憶手段と、単体単位情報生成手段により、前回生成された単体単位情報の診断結果と今回生成された単体単位情報の診断結果とが異なる場合、前回生成された単体単位情報の診断結果、又は/及び今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を変数記憶手段の記憶する変数に対して加算、又は/及び減算する演算手段と、変数記憶手段の記憶する変数に基づいて、1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成するマージ単位情報生成手段とを備えることを特徴とする。
例えば、図6に示すように、単体単位情報の示す診断結果として正常、診断中、異常の3つの診断結果がある場合、正常の診断結果を基準とし、診断中、及び異常の診断結果に対して、単体単位情報の総数(m)に基づく重み数(診断中:m+1、異常:m+2)を付与する。
そして、単体単位情報生成手段によって前回生成された単体単位情報の示す診断結果と、単体単位情報生成手段によって今回生成された単体単位情報の示す診断結果とが異なる場合に、前回生成された単体単位情報の診断結果、又は/及び今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を変数記憶手段の記憶する変数(SUM)に対して加算、又は/及び減算する。この加算/減算においては、同図に示す変数(SUM)の算出方法に従って演算する。
この変数(SUM)の値から、以下の原理によって、1つの機器の状態(正常、診断中、異常)を示すマージ単位情報を生成することができる。すなわち、単体単位情報の総数(m)のうち、診断中が(x)個、異常が(y)個であったとする。このとき、変数(SUM)は、次式で示すことができる。
(数1)
SUM={(m+1)×x}+{(m+2)×y}={(m+1)×(x+y)}+y
また、単体単位情報の総数(m)の前提条件から次式に示す関係が成り立つ。
(数2)
0≦x≦m、0≦y≦m、0≦(x+y)≦m
ここで、異常(y)が1以上の値である場合、上記数式1、及び数式2により、変数(SUM)は、診断中に対応する重み数(m+1)で割り切れないことがわかる。つまり、単体単位情報のうち、1つでも異常である診断結果を示す場合、変数(SUM)は、重み数(m+1)で割り切れないため、1つの機器が異常な状態であることがわかる。
また、変数(SUM)が0である場合には、診断中、及び異常である診断結果が1つもないため、1つの機器が正常な状態であることがわかる。そして、変数(SUM)は、診断中に対応する重み数(m+1)で割り切れる場合には、1つの機器が診断中の状態であることがわかる。
これにより、1つの単体単位情報が生成(更新)される度に、その更新された単体単位情報に対応するマージ単位情報に関連する全ての単体単位情報を繰り返し確認するループ処理を実行する必要がなくなるため、単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成する際の処理負荷を低減することができる。
請求項6に記載の機器情報生成装置によれば、演算手段は、前回生成された単体単位情報の診断結果が所定の診断結果に該当する場合、今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を変数に加算し、今回生成された単体単位情報の診断結果が所定の診断結果に該当する場合、前回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を変数から減算し、前回生成された単体単位情報の診断結果、及び今回生成された単体単位情報の診断結果が共に所定の診断結果に該当しない場合、前回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を変数から減算し、その後、今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を変数に加算することを特徴とする。
例えば、基準の診断結果として正常を設定したとき、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果が正常の診断結果に該当する場合には、単に、重み数を変数に対して加算/減算し、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果が正常の診断結果に該当しない場合には、前回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を変数から減じたうえで、今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を加算する。これにより、3つの診断結果を示すことができるマージ単位情報を生成するための演算を行なうことができる。
請求項7に記載の機器情報生成装置によれば、単体単位情報生成手段は、診断結果の単体単位情報として、正常、診断中、及び異常の何れか一方の診断結果の単体単位情報を生成し、重み数記憶手段は、正常の診断結果を基準とし、診断中、及び異常の診断結果に対し、各々の重み付けが異なる単体単位情報の総数に基づく重み数を記憶することを特徴とする。これにより、各診断結果に応じて異なる重み付けを割り当てた重み数を記憶することができる。
請求項8に記載の機器情報生成装置によれば、マージ単位情報生成手段は、マージ単位情報として、変数の値が0である場合、1つの機器が正常な状態であることを示すマージ単位情報を生成し、変数の値が0以外で、かつ、変数の値を診断中の診断結果に対する重み数によって除算した場合の剰余が0である場合、1つの機器が診断中の状態であることを示すマージ単体情報を生成し、変数の値が0以外で、かつ、変数の値を診断中の診断結果に対する重み数によって除算した場合の剰余が0以外である場合、1つの機器が異常な状態であることを示すマージ単体情報を生成することを特徴とする。このように、変数の示す値に基づいて、1つの機器の状態を特定することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における機器情報生成装置に関して、図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、本発明の機器情報生成装置を制御装置の一機能として採用した場合の例について説明する。この制御装置は、主に、自動車ディーラー等において車両に搭載される各種機器がどのように故障しているのかを把握するために用いられるダイアグデータ(単体単位情報)を生成するとともに、この単体単位情報に基づいて各種機器毎の状態(正常/異常等)を示すマージ単位情報を生成し、この生成したマージ単位情報に応じて各種機器を制御するものである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の制御装置である制御ECU100とその周辺の構成を示す図である。同図に示すように、制御ECU100は、センサ群140、SW群150、通信ライン160、ハードウェア群170と接続されている。
制御ECU100は、マイクロコンピュータとしての構成を有するもので、いずれも図示しない周知のCPU、ROM、RAM、I/O等によって構成される。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従って所定の演算処理を実行する。
センサ群140は、例えば、図示しないエンジンの排気管内の酸素濃度を検出するO2センサ、エンジンの冷却水温を検出する水温センサ、スロットル開度を検出するスロットルセンサ等の各種センサによって構成されるものであり、各種センサからの信号が制御ECU100のセンサ信号処理部102へ送られる。
SW群150は、イグニションSW等の各種SWによって構成されるものであり、各種SWからの信号が制御ECU100のSW信号処理部104へ送られる。通信ライン160は、ドアECU等の他のECUとのデータの送受信を行なう通信ラインである。
ハードウェア群170は、何れも図示しない、エンジンの吸気管に取り付けられ、この吸気管に燃料を噴射するインジェクタ、このインジェクタに燃料を送るフューエルポンプ、過給機、前照灯、メータ内の警告ランプ、空調機のON/OFFを行なうリレー等によって構成される各種ハードウェアであり、制御ECU100からの指示信号に応じて動作する。
制御ECU100は、図1に示すように、センサ信号処理部102、SW信号処理部104、通信データ処理部106、ダイアグ・F/S制御部110、噴射パラメータ算出部114、インジェクタ制御部120、ポンプ制御部122、給排気制御部124、ランプ制御部126、リレー制御部128の各機能ブロックに分けられる。
センサ信号処理部102、SW信号処理部104、通信データ処理部106は、入力した信号やデータに所定の処理を施し、ダイアグ・F/S制御部110や噴射パラメータ算出部114へデータを送る。
ダイアグ・F/S制御部110は、センサ信号処理部102、SW信号処理部104、及び通信データ処理部106から送られる信号/データに基づいて、各種機器の故障診断を行なう。この故障診断では、機器の故障に対して複数の診断項目が予め用意され、この診断項目毎の診断結果を示すダイアグデータ(単体単位情報)を生成する。そして、図示しないダイアグコネクタに接続される専用のツールからの故障診断に関する出力要求に応じて、その要求に対応した内容の単体単位情報を出力する。
また、ダイアグ・F/S制御部110は、単体単位情報に基づいて各種機器毎の状態(正常/異常等)を示すマージ単位情報を生成し、この生成したマージ単位情報を噴射パラメータ算出部114、吸排気制御部124、ランプ制御部126、リレー制御部128へ送る。
噴射パラメータ算出部114は、センサ信号処理部102、SW信号処理部104、通信データ処理部106からのデータに基づいて、エンジンの発生すべき駆動トルクを算出し、この算出した駆動トルクに応じた燃料噴射に係わるパラメータを算出する。なお、ダイアグ・F/S制御部110からのインジェクタやフュールポンプに係わるマージ単位情報に応じて、実行すべき制御モード(通常制御、フェールセーフ(F/S)制御等)を判定し、その判定した制御モードに応じた燃料噴射にかかわるパラメータを算出する。
インジェクタ制御部120、フュールポンプ制御部122は、噴射パラメータ算出部114にて算出された燃料噴射パラメータに基づいて、インジェクタやフュールポンプを制御する。ランプ制御部126、リレー制御部128は、ダイアグ・F/S制御部110やクルーズ制御部112からの算出結果に基づいて、メータ内の警告ランプのON/OFFやリレーの制御を行なう。
ダイアグ・F/S制御部110は、上述したように、単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成するが、本実施形態の制御ECU100は、この単体単位情報からマージ単位情報を生成する際の処理の低減を図っている。
すなわち、診断項目は、機器の故障状態が容易に特定できるように、一つの機器の故障に対して複数の診断項目が用意されている。単体単位情報は、この診断項目毎の診断結果を示すものであるため、一つの機器に対して複数の単体単位情報が生成される。これに対し、マージ単位情報は、機器毎に一つ存在するものであるため、単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成する際には、一つの機器に関連する全ての単体単位情報を確認する必要がある。
そのため、従来の制御装置では、この全ての単体単位情報を確認する処理においては、予め用意される故障診断処理における診断項目と、その診断の対象となる機器との対応関係を示す変換テーブルを用い、故障診断処理において1つの単体単位情報が生成(更新)される度に、対応するマージ単位情報を検索する。
次に、例えば、変換テーブルの先頭の単体単位情報に対応するマージ単位情報を読み取り、この読み取ったマージ単体情報が検索したマージ単位情報である場合には、その単体単位情報に基づいてマージ単位情報を更新する。その後、全ての単体単位情報が対象となるように随時切り替え、上述した処理を繰り返し行う。これにより、単体単位情報の示す診断結果とその単体単位情報に対応するマージ単位情報の内容とが矛盾しないようにしている。
このように、従来の制御装置では、1つの単体単位情報が生成(更新)される度に、その更新された単体単位情報に対応するマージ単位情報に関連する全ての単体単位情報を繰り返し確認するループ処理が必要となるため、例えば、故障診断の法規制の強化や車両の高性能化に伴って故障診断項目が増加する場合には、マージ単位情報を生成する処理の負荷が増加する問題が生じる。
そこで、本実施形態の制御ECU100は、単体単位情報によって示される異常の診断結果の個数を記憶し、前回生成された単体単位情報の診断結果と今回生成された単体単位情報の診断結果とが異なる(正常→異常エッジ、又は、異常→正常エッジが検出される)場合に、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果と異常の診断結果とが整合する/しないに応じて、異常の診断結果の個数を加算/減算する。そして、この演算された異常の診断結果の個数から、1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成する。
例えば、図2に示すように、一つの機器の故障に対して複数の診断項目A〜Cが存在する場合を想定すると、診断項目Aの診断結果が正常から異常に遷移した場合(正常→異常エッジ)に、マージ単位変数(SUM)に対して1を加算する。その後、診断項目Bの診断結果が正常から異常に遷移した場合に、マージ単位変数(SUM)に対して更に1を加算する。その後、診断項目Cの診断結果が正常から異常に遷移した場合にも、マージ単位変数(SUM)に対して1を加算する。
また、診断項目Bが異常から正常に遷移した場合(異常→正常エッジ)には、マージ単位変数(SUM)から1を減算し、その後、診断項目Aが異常から正常に遷移した場合には、マージ単位変数(SUM)から1を更に減算し、診断項目Cが異常から正常に遷移した場合には、マージ単位変数(SUM)から1を更に減算する。
このように、マージ単位変数(SUM)は、一つの機器に関連する診断項目において異常と診断された診断項目の個数を示している。従って、マージ単位変数(SUM)が0である場合には、一つの機器が正常な状態であり、マージ単位変数(SUM)が0以外である場合には、一つの機器が異常な状態であることがわかる。
なお、診断項目は、百数十項目からなる複数の機器に対する診断項目が用意されるため、例えば、図3に示すように、診断項目毎にどの機器のマージ単位情報に属するかを示す情報(マージ属性情報)のテーブルを用意し、単体単位情報が生成(更新)された場合には、その診断結果(正常:0、異常:1)を書き換える。
また、図4に示すように、図3の各マージ属性情報に対応するマージ単位変数(SUM)を用意し、単体単位情報が生成(更新)された場合には、その生成(更新)された単体単位情報のマージ属性情報を参照し、対応するマージ単位変数(SUM)を加算/減算する。そして、このマージ単位変数(SUM)の値に応じてマージ単位情報を生成する。
以下、本実施形態の制御ECU100における単体単位情報からマージ単位情報を生成する際の処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。先ず、図3に示した何れかの診断項目の診断が行なわれると、ステップ(以下、Sと記す)10では、その診断結果が異常であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS20へ処理を進め、否定判定される場合にはS50へ処理を進める。
S20では、S10にて診断された診断項目に対応する単体単位情報を生成(更新)する。すなわち、単体単位情報として異常「1」を記憶する。S30では、S20にて生成(更新)した単体単位情報の前回の診断結果が正常「0」であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS40へ処理を進め、否定判定される場合にはS80へ処理を移行する。S40では、S20にて生成(更新)した単体単位情報のマージ属性情報を参照し、この参照したマージ属性情報に対応するマージ単位変数(SUM)に1を加える。
S50では、S10にて診断された診断項目に対応する単体単位情報を生成(更新)する。すなわち、単体単位情報として正常「0」を記憶する。S60では、S50にて生成(更新)した単体単位情報の前回の診断結果が異常「1」であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS70へ処理を進め、否定判定される場合にはS80へ処理を移行する。S70では、S50にて生成(更新)した単体単位情報のマージ属性情報を参照し、この参照したマージ属性情報に対応するマージ単位変数(SUM)から1を減じる。
S80では、マージ単位変数(SUM)の示す値が「0」であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS90へ処理を進め、否定判定される場合にはS100へ処理を進める。S90では、変更されたマージ単位変数(SUM)に対応するマージ単位情報として、正常「0」であるマージ単位情報を生成し、S100では、変更されたマージ単位変数(SUM)に対応するマージ単位情報として、異常「1」であるマージ単位情報を生成する。
このように、本実施形態の制御ECU100は、単体単位情報によって示される異常の診断結果の個数を示すマージ単位変数(SUM)を記憶し、前回生成された単体単位情報の診断結果と今回生成された単体単位情報の診断結果とが異なる(正常→異常エッジ、又は、異常→正常エッジが検出される)場合に、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果と異常の診断結果とが整合する/しないに応じて、マージ単位変数(SUM)を加算/減算する。そして、この演算された異常の診断結果の個数から、1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成する。
これにより、マージ単位変数(SUM)が0を示す場合には、1つの機器が正常な状態であるマージ単体情報を生成することが可能となり、マージ単位変数(SUM)が0以外である場合には、1つの機器が異常な状態であるマージ単体情報を生成することができる。
その結果、従来のように、1つの単体単位情報が生成(更新)される度に、その更新された単体単位情報に対応するマージ単位情報に関連する全ての単体単位情報を繰り返し確認するループ処理を実行する必要がなくなるため、単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成する際の処理負荷を低減することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態の制御ECU100は、第1の実施形態における制御ECU100と共通している部分が多いため、以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態では、単体単位情報の示す診断結果が2つの状態(正常、異常)である場合について、単体単位情報からマージ単位情報を生成する処理を説明した。これに対し、本実施形態では、単体単位情報の示す診断結果が3つの状態(正常、診断中、異常)である場合について、単体単位情報からマージ単位情報を生成する処理を説明する。
図6に示すように、単体単位情報の示す診断結果として正常、診断中、異常の3つの診断結果がある場合、第1の実施形態のように、マージ単位変数(SUM)を単に加算/減算するだけでは、マージ単位変数(SUM)から3つの状態に応じたマージ単位情報を生成することができない。
そこで、本実施形態では、同図に示すように、例えば、正常の診断結果を基準とし、診断中、及び異常の診断結果に対して、単体単位情報の総数(m)に基づく重み数(診断中:m+1、異常:m+2)を付与する。そして、前回生成された単体単位情報の示す診断結果と今回生成された単体単位情報の示す診断結果とが異なる場合に、前回生成された単体単位情報の診断結果、又は/及び今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数をマージ単位変数(SUM)に対して加算、又は/及び減算し、この演算したマージ単位変数(SUM)からマージ単位情報を生成する。
このマージ単位変数(SUM)の演算は、図6に示すマージ単位変数(SUM)の算出方法に従って行なう。そして、このマージ単位変数(SUM)の値から、以下の原理によって、1つの機器の状態(正常、診断中、異常)を示すマージ単位情報を生成することができる。すなわち、単体単位情報の総数(m)のうち、診断中が(x)個、異常が(y)個であったとする。このとき、マージ単位変数(SUM)は、次式で示すことができる。
(数3)
SUM={(m+1)×x}+{(m+2)×y}={(m+1)×(x+y)}+y
また、単体単位情報の総数(m)の前提条件から次式に示す関係が成り立つ。
(数4)
0≦x≦m、0≦y≦m、0≦(x+y)≦m
ここで、異常(y)が1以上の値である場合、上記数式3、及び数式4により、マージ単位変数(SUM)は、診断中に対応する重み数(m+1)で割り切れないことがわかる。つまり、単体単位情報のうち、1つでも異常である診断結果を示す場合、マージ単位変数(SUM)は、重み数(m+1)で割り切れないため、1つの機器が異常な状態であることがわかる。
また、マージ単位変数(SUM)が0である場合には、診断中、及び異常である診断結果が1つもないため、1つの機器が正常な状態であることがわかる。そして、マージ単位変数(SUM)は、診断中に対応する重み数(m+1)で割り切れる場合には、1つの機器が診断中の状態であることがわかる。
なお、本実施形態においても、診断項目は、百数十項目からなる複数の機器に対する診断項目が用意されるため、例えば、図7に示すように、診断項目毎にどの機器のマージ単位情報に属するかを示す情報(マージ属性情報)のテーブルを用意し、単体単位情報が生成(更新)された場合には、その診断結果(正常:0、診断中:1、異常:2)を書き換える。
また、図8に示すように、図7の各マージ属性情報に対応するマージ単位変数(SUM)を用意し、単体単位情報が生成(更新)された場合には、その生成(更新)された単体単位情報のマージ属性情報を参照し、対応するマージ単位変数(SUM)を図6に示した算出方法に従って演算する。そして、このマージ単位変数(SUM)の値に応じてマージ単位情報を生成する。
以下、本実施形態の制御ECU100における単体単位情報からマージ単位情報を生成する際の処理について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。先ず、図9に示した何れかの診断項目の診断が行なわれるとS110では、その診断結果が正常であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS130へ処理を進め、否定判定される場合にはS120へ処理を進める。S120では、その診断結果が異常であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS140へ処理を進め、否定判定される場合にはS150へ処理を進める。
S130では、S110にて診断された診断項目に対応する単体単位情報を生成(更新)する。すなわち、単体単位情報として正常「0」を記憶する。S140では、単体単位情報として異常「2」を記憶し、S150では、単体単位情報として診断中「1」を記憶する。
S160では、S130〜S150の何れかにて生成(更新)した単体単位情報の前回の診断結果と今回の診断結果とが異なる場合、図6に示した算出方法によるマージ単位変数(SUM)の演算を行なう。
この図6に示す算出方法は、例えば、基準の診断結果として正常を設定したとき、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果が正常の診断結果に該当する場合には、単に、重み数をマージ単位変数(SUM)に対して加算/減算し、前回、又は今回生成された単体単位情報の診断結果が正常の診断結果に該当しない場合には、前回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数をマージ単位変数(SUM)から減じたうえで、今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数をマージ単位変数(SUM)に加算するものである。これにより、3つの診断結果を示すことができるマージ単位情報を生成するための演算を行なうことができる。
S170では、マージ単位変数(SUM)の示す値が「0」であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS190へ処理を進め、否定判定される場合にはS180へ処理を進める。S180では、マージ単位変数(SUM)を(m+1)で除算した場合の剰余(mod)が「0」であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS200へ処理を進め、否定判定される場合にはS210へ処理を進める。
S190では、変更されたマージ単位変数(SUM)に対応するマージ単位情報として、正常「0」であるマージ単位情報を生成し、S200では、変更されたマージ単位変数(SUM)に対応するマージ単位情報として、診断中「1」であるマージ単位情報を生成し、S210では、変更されたマージ単位変数(SUM)に対応するマージ単位情報として、異常「2」であるマージ単位情報を生成する。
このように、実施形態の制御ECU100は、診断結果が3つの状態(正常、診断中、異常)を示す単体単位情報からマージ単位情報を生成する際、正常の診断結果を基準とし、診断中、及び異常の診断結果に対して単体単位情報の総数(m)に基づく重み数を付与し、前回生成された単体単位情報の示す診断結果と今回生成された単体単位情報の示す診断結果とが異なる場合、図6に示した算出方法に従ってマージ単位変数(SUM)を算出し、このマージ単位変数(SUM)の値に基づいて、1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成する。
これにより、1つの単体単位情報が生成(更新)される度に、その更新された単体単位情報に対応するマージ単位情報に関連する全ての単体単位情報を繰り返し確認するループ処理を実行する必要がなくなるため、単体単位情報に基づいてマージ単位情報を生成する際の処理負荷を低減することができる。
本発明の実施形態に係わる、制御ECU100とその周辺の構成を示す図である。 第1の実施形態に係わる、各診断項目の診断結果とマージ単位情報との関連を示した図である。 第1の実施形態に係わる、診断項目毎の単体単位情報とマージ属性情報のテーブルを示した図である。 第1の実施形態に係わる、マージ属性情報毎のマージ単位変数(SUM)とマージ単位情報のテーブルを示した図である。 第1の実施形態に係わる、単体単位情報からマージ単位情報を生成する際の処理の流れを示すフローチャートを示した図である。 第2の実施形態に係わる、単体単位情報の示す診断結果として正常、診断中、異常の3つの診断結果がある場合のマージ単位変数(SUM)の算出方法を示した図である。 第2の実施形態に係わる、診断項目毎の単体単位情報とマージ属性情報のテーブルを示した図である。 第2の実施形態に係わる、マージ属性情報毎のマージ単位変数(SUM)とマージ単位情報のテーブルを示した図である。 第2の実施形態に係わる、単体単位情報からマージ単位情報を生成する際の処理の流れを示すフローチャートを示した図である。 従来技術に係わる、単体単位情報の生成(更新)時にマージ単位情報を更新する際の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 制御ECU
110 ダイアグ・F/S制御部

Claims (8)

  1. 1つの機器の故障に対する複数の診断項目毎の診断結果を示す単体単位情報を生成する単体単位情報生成手段と、
    前記単体単位情報生成手段の生成する単体単位情報によって示される特定の診断結果の個数を記憶する記憶手段と、
    前記単体単位情報生成手段により、前回生成された単体単位情報の診断結果と今回生成された単体単位情報の診断結果とが異なる場合、前記前回、又は前記今回生成された単体単位情報の診断結果と前記特定の診断結果との整合に応じて前記特定の診断結果の個数を加算、又は減算する演算手段と、
    前記記憶手段の記憶する前記特定の診断結果の個数に基づいて、前記1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成するマージ単位情報生成手段とを備えることを特徴とする機器情報生成装置。
  2. 前記演算手段は、
    前記前回生成された単体単位情報の診断結果が前記特定の診断結果に該当しない、又は、前記今回生成された単体単位情報の診断結果が前記特定の診断結果に該当する場合、前記特定の診断結果の個数を1つ加算し、
    前記前回生成された単体単位情報の診断結果が前記特定の診断結果に該当する、又は、前記今回生成された単体単位情報の診断結果が前記特定の診断結果に該当しない場合、前記特定の診断結果の個数を1つ減算することを特徴とする請求項1記載の機器情報生成装置。
  3. 前記単体単位情報生成手段は、前記診断結果を示す単体単位情報として、正常、及び異常の何れか一方の診断結果を示す単体単位情報を生成し、
    前記記憶手段は、前記正常、及び前記異常の何れか一方の診断結果の個数を記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の機器情報生成装置。
  4. 前記記憶手段は、前記異常の診断結果の個数を記憶し、
    前記マージ単位情報生成手段は、前記マージ単位情報として、
    前記異常の診断結果の個数が0である場合、前記1つの機器が正常な状態であることを示すマージ単位情報を生成し、
    前記異常の診断結果の個数が0以外の場合、前記1つの機器が異常な状態であることを示すマージ単位情報を生成することを特徴とする請求項3記載の機器情報生成装置。
  5. 1つの機器の故障に対する複数の診断項目毎の診断結果を示す単体単位情報を生成する単体単位情報生成手段と、
    所定の診断結果を基準とし、その基準となる診断結果と異なる診断結果に対し、重み付けされた重み数を前記異なる診断結果に割り当てて記憶する重み数記憶手段と、
    前記重み数に関する演算により、その値が変化する変数を記憶する変数記憶手段と、
    前記単体単位情報生成手段により、前回生成された単体単位情報の診断結果と今回生成された単体単位情報の診断結果とが異なる場合、前記前回生成された単体単位情報の診断結果、又は/及び前記今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を前記変数記憶手段の記憶する変数に対して加算、又は/及び減算する演算手段と、
    前記変数記憶手段の記憶する変数に基づいて、前記1つの機器の状態を示すマージ単位情報を生成するマージ単位情報生成手段とを備えることを特徴とする機器情報生成装置。
  6. 前記演算手段は、
    前記前回生成された単体単位情報の診断結果が前記所定の診断結果に該当する場合、前記今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を前記変数に加算し、
    前記今回生成された単体単位情報の診断結果が前記所定の診断結果に該当する場合、前記前回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を前記変数から減算し、
    前記前回生成された単体単位情報の診断結果、及び前記今回生成された単体単位情報の診断結果が共に前記所定の診断結果に該当しない場合、前記前回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を前記変数から減算し、その後、前記今回生成された単体単位情報の診断結果に対する重み数を前記変数に加算することを特徴とする請求項5記載の機器情報生成装置。
  7. 前記単体単位情報生成手段は、前記診断結果の単体単位情報として、正常、診断中、及び異常の何れか一方の診断結果の単体単位情報を生成し、
    前記重み数記憶手段は、前記正常の診断結果を基準とし、前記診断中、及び前記異常の診断結果に対し、各々の重み付けが異なる前記単体単位情報の総数に基づく重み数を記憶することを特徴とする請求項5又は6記載の機器情報生成装置。
  8. 前記マージ単位情報生成手段は、前記マージ単位情報として、
    前記変数の値が0である場合、前記1つの機器が正常な状態であることを示すマージ単位情報を生成し、
    前記変数の値が0以外で、かつ、前記変数の値を前記診断中の診断結果に対する重み数によって除算した場合の剰余が0である場合、前記1つの機器が診断中の状態であることを示すマージ単体情報を生成し、
    前記変数の値が0以外で、かつ、前記変数の値を前記診断中の診断結果に対する重み数によって除算した場合の剰余が0以外である場合、前記1つの機器が異常な状態であることを示すマージ単体情報を生成することを特徴とする請求項7記載の機器情報生成装置。
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