JP2005250533A - 携帯端末装置、サーバコンピュータ、最適経路決定方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像の転送、記憶に無駄を生じることなく、画像の印刷結果を迅速に入手できるようにする。
【解決手段】 レンズを介して取り込んだ画像を電気信号に変換する撮像部11と、その電気信号をデジタルデータに変換して記憶する画像データ記憶部12と、指定された画像データを取得する画像データ取得部13と、利用者による印刷装置および/または送信手段の組み合わせ(経路)の指定を受け付ける経路指定受付部14と、利用者により指定されなかった経路の部分を決定する経路決定部15と、経路の決定に必要な情報を記憶する情報記憶部16と、決定された印刷装置に対し画像データを送信する、各送信手段に対応した画像データ送信部17a、17b、17cとを備えた。
【選択図】 図2
【解決手段】 レンズを介して取り込んだ画像を電気信号に変換する撮像部11と、その電気信号をデジタルデータに変換して記憶する画像データ記憶部12と、指定された画像データを取得する画像データ取得部13と、利用者による印刷装置および/または送信手段の組み合わせ(経路)の指定を受け付ける経路指定受付部14と、利用者により指定されなかった経路の部分を決定する経路決定部15と、経路の決定に必要な情報を記憶する情報記憶部16と、決定された印刷装置に対し画像データを送信する、各送信手段に対応した画像データ送信部17a、17b、17cとを備えた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像データを無線送信手段により印刷装置に送信してその印刷を指示する携帯端末装置等に関し、印刷を指示する印刷装置および/または画像データを送信する際に用いる無線送信手段を決定する機能を備えた携帯端末装置等に関する。
近年、無線通信機能と撮像機能とを備えた携帯端末装置、例えば、カメラ付き携帯電話が市場に多く出回っている。このような携帯端末装置の登場により、人々は普段からカメラを持ち歩くようになり、旅行等の特別な行事以外においても、気軽に写真を撮るようになった。
また、かかる携帯端末装置は、写真等の画像をデジタルデータとして扱うため、撮影した画像をその場で確認でき、気に入らなければ削除できるという利点も持つ。従って、永久に保存するかどうか分からなくてもとりあえず撮影しておくという行動をとることとなり、撮影する画像の数が多くなってしまう一因にもなっている。
さらに、カメラ付き携帯電話等では、無線通信機能を用いることにより、簡単な操作で画像を送受信可能になっている。従って、外出先において他人から突然画像が送付されてくることもあり得る。
また、かかる携帯端末装置は、写真等の画像をデジタルデータとして扱うため、撮影した画像をその場で確認でき、気に入らなければ削除できるという利点も持つ。従って、永久に保存するかどうか分からなくてもとりあえず撮影しておくという行動をとることとなり、撮影する画像の数が多くなってしまう一因にもなっている。
さらに、カメラ付き携帯電話等では、無線通信機能を用いることにより、簡単な操作で画像を送受信可能になっている。従って、外出先において他人から突然画像が送付されてくることもあり得る。
このように、近年、外出先で画像を手にする機会が非常に多い。ところが、画像を携帯端末装置のディスプレイで閲覧しようとすると、ディスプレイのサイズの制約等から、その細部までを閲覧することは極めて困難である。
そこで、従来は、端末装置からインターネット情報受信端末にデータを送信し、その端末を操作することでデータの印刷等を行う方法(例えば、特許文献1参照。)や、端末装置からサーバコンピュータ(以下、「サーバ」という)に画像を送信しておき、コピー機側からIDを指定することで画像をサーバから読み出してプリントする方法(例えば、特許文献2参照。)により、外出先での画像の印刷を可能にしていた。
そこで、従来は、端末装置からインターネット情報受信端末にデータを送信し、その端末を操作することでデータの印刷等を行う方法(例えば、特許文献1参照。)や、端末装置からサーバコンピュータ(以下、「サーバ」という)に画像を送信しておき、コピー機側からIDを指定することで画像をサーバから読み出してプリントする方法(例えば、特許文献2参照。)により、外出先での画像の印刷を可能にしていた。
しかしながら、特許文献1の技術では、インターネット接続により全国のチェーン店舗内に設置されたインターネット情報受信端末にデータを送信することとなっている。つまり、利用者がどのインターネット情報受信端末でデータの印刷等を行うかにかかわらず、全てのインターネット情報受信端末にデータを送信していると考えられ、端末装置から各インターネット情報受信端末へのデータの無駄な転送や、各インターネット情報受信端末における記憶領域の無駄な使用が生じかねないという問題点があった。
また、特許文献2の技術では、端末装置からサーバに画像を送信するだけなので、転送の無駄や記憶領域の無駄は発生しないが、印刷する際にコピー機側から画像を読み出さなければならないので、画像の印刷結果を手にするまでに時間がかかってしまうという問題点があった。
さらに、これらの技術においては、端末装置に設けられた複数の送信手段の中から効率の良い送信手段を選んでデータを送信するようなことは行っていない。
また、特許文献2の技術では、端末装置からサーバに画像を送信するだけなので、転送の無駄や記憶領域の無駄は発生しないが、印刷する際にコピー機側から画像を読み出さなければならないので、画像の印刷結果を手にするまでに時間がかかってしまうという問題点があった。
さらに、これらの技術においては、端末装置に設けられた複数の送信手段の中から効率の良い送信手段を選んでデータを送信するようなことは行っていない。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、画像の転送、記憶に無駄を生じることなく、画像の印刷結果を迅速に入手できるようにすることにある。
また本発明の他の目的は、複数の送信手段の中から効率の良い送信手段を選んでデータを送信できるようにすることにある。
さらに本発明の他の目的は、画像の印刷を指示する印刷装置や画像を送信するのに用いる送信手段を、印刷結果を入力するのに必要な料金、印刷結果を入手するまでの早さ等を考慮して自動決定できるようにすることにある。
また本発明の他の目的は、複数の送信手段の中から効率の良い送信手段を選んでデータを送信できるようにすることにある。
さらに本発明の他の目的は、画像の印刷を指示する印刷装置や画像を送信するのに用いる送信手段を、印刷結果を入力するのに必要な料金、印刷結果を入手するまでの早さ等を考慮して自動決定できるようにすることにある。
かかる目的のもと、本発明では、画像データを送信して印刷を指示する印刷装置を携帯端末で指定できるようにした。即ち、本発明の第1の携帯端末装置は、画像データを取得する画像データ取得部と、複数の印刷装置の中から、画像データ取得部により取得された画像データに基づく印刷を実行させる印刷装置を決定する経路決定部と、この経路決定部により決定された印刷装置へ所定の無線送信手段を用いて画像データを送信する画像データ送信部とを備えている。
また、本発明では、画像データを印刷装置に送信する際に用いる送信手段を携帯端末で指定できるようにした。即ち、本発明の第2の携帯端末装置は、画像データを取得する画像データ取得部と、複数の無線送信手段の中から、画像データ取得部により取得された画像データを送信する際に用いる無線送信手段を決定する経路決定部と、この経路決定部により決定された無線送信手段を用いて所定の印刷装置へ画像データを送信してその印刷を指示する画像データ送信部とを備えている。
さらに、本発明は、携帯端末がいずれかの印刷装置に画像データを送信して印刷を指示する場合に、印刷を指示すべき印刷装置や画像データの送信に用いるべき送信手段を決定するサーバコンピュータとして捉えることもできる。その場合、本発明のサーバコンピュータは、端末装置が画像データを送信してその印刷を指示すべき印刷装置、および/または、端末装置が画像データを送信する際に用いるべき送信手段の決定要求を、その端末装置から受信する決定要求受信部と、この決定要求受信部による決定要求の受信に応じ、予め定義された情報に基づき、印刷を指示すべき印刷装置および/または用いるべき送信手段を決定する経路決定部と、この経路決定部により決定された印刷装置および/または送信手段の情報を端末装置に提供する経路情報提供部とを備えている。なお、印刷装置の決定には、印刷料金の情報、印刷結果を入手するまでの時間の情報、画質の情報を用いることができ、送信手段の決定には、通信料金の情報、送信指示までの時間の情報を用いることができる。
さらにまた、本発明は、料金の情報に基づき、印刷装置と送信手段の最適な組み合わせ(最適経路)を決定する方法として捉えることもできる。即ち、本発明の第1の最適経路決定方法は、各印刷装置での印刷に要する料金の情報を格納する印刷装置テーブルを記憶装置から読み出すステップと、各送信手段を用いたデータ送信に要する料金の情報を格納する送信手段テーブルを記憶装置から読み出すステップと、印刷装置テーブルおよび送信手段テーブルを参照することにより、印刷装置と送信手段の少なくとも1つの組み合わせについて、指定された画像データを送信して印刷するのに要する料金を算出するステップと、算出された料金の情報に基づき、印刷装置と送信手段の1の組み合わせを最適経路として決定するステップとを含んでいる。
また、本発明は、時間の情報に基づき、印刷装置と送信手段の最適な組み合わせ(最適経路)を決定する方法として捉えることもできる。即ち、本発明の第2の最適経路決定方法は、各印刷装置での印刷結果を入手するまでに必要な時間を求めるための情報を格納する印刷装置テーブルを記憶装置から読み出すステップと、各送信手段を用いたデータ送信を指示するまでに必要な時間を求めるための情報を格納する送信端末テーブルを記憶装置から読み出すステップと、印刷装置テーブルおよび送信端末テーブルを参照することにより、印刷装置と送信手段の少なくとも1つの組み合わせについて、指定された画像データに基づく印刷結果を入手するまでに必要な時間を算出するステップと、算出された時間の情報に基づき、印刷装置と送信手段の1の組み合わせを最適経路として決定するステップとを含んでいる。
一方、本発明は、所定の機能をコンピュータに実現させるプログラムとして捉えることもできる。即ち、本発明のプログラムは、コンピュータに、画像データを送信してその印刷を指示すべき印刷装置、および/または、画像データを送信する際に用いるべき送信手段の決定要求を受信する機能と、決定要求の受信に応じ、予め定義された情報に基づき、印刷を指示すべき印刷装置および/または用いるべき送信手段を決定する機能と、決定された印刷装置および/または送信手段の情報を提供する機能とを実現させるものである。なお、印刷装置の決定には、印刷料金の情報、印刷結果を入手するまでの時間の情報、画質の情報を用いることができ、送信手段の決定には、通信料金の情報、送信指示までの時間の情報を用いることができる。
本発明によれば、画像の転送、記憶に無駄を生じることなく、画像の印刷結果を迅速に入手することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるシステムの全体構成の一例を示したものである。このシステムは、携帯端末10と、メールサーバ20と、送信端末30b、30cと、ゲートウェイサーバ40a、40b、40cと、画像形成装置50a、50b、50cとを含む。ゲートウェイサーバ40a、40b、40cと、画像形成装置50a、50b、50cとは、インターネット等の通信ネットワーク60を介して互いに接続されている。
図1は、本発明の実施の形態におけるシステムの全体構成の一例を示したものである。このシステムは、携帯端末10と、メールサーバ20と、送信端末30b、30cと、ゲートウェイサーバ40a、40b、40cと、画像形成装置50a、50b、50cとを含む。ゲートウェイサーバ40a、40b、40cと、画像形成装置50a、50b、50cとは、インターネット等の通信ネットワーク60を介して互いに接続されている。
携帯端末10は、少なくとも無線通信機能と撮像機能とを備えた端末装置であり、例えば、カメラ付き携帯電話である。本実施の形態において、携帯端末10は、無線通信機能として、撮像機能により撮影した画像を送信する送信手段や、他の携帯端末10から画像を受信する受信手段を備えている。このような送信手段、受信手段には、まず、画像をメールとして送受信する手段(以下、「画像メール」という)がある。例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの「iショット」(登録商標)、ボーダフォン株式会社の「写メール」(登録商標)等である。また、昨今、携帯端末10には、赤外線通信機能、ブルートゥース機能を搭載したものもあり、送信手段、受信手段としては、こういったものも考えられる。
ここで、携帯端末10から画像形成装置50a、50b、50cのいずれかに対し送信手段を用いて画像データを送信する方法について説明しておく。
まず、画像メールを用いて画像データを送信したとすると、メールサーバ20が、その画像データを受け取ってゲートウェイサーバ40aに受け渡す。そして、ゲートウェイサーバ40aが、プロトコル変換を行い、通信ネットワーク60を介して送信先となる画像形成装置へ画像データを送信する。
まず、画像メールを用いて画像データを送信したとすると、メールサーバ20が、その画像データを受け取ってゲートウェイサーバ40aに受け渡す。そして、ゲートウェイサーバ40aが、プロトコル変換を行い、通信ネットワーク60を介して送信先となる画像形成装置へ画像データを送信する。
また、赤外線通信を用いて画像データを送信する場合は、送信先となる画像形成装置の赤外線受信部に携帯端末10を直接対向させることで画像を送信することが可能である。あるいは、送信端末30bの赤外線受信部に携帯端末10を対向させて画像を送信することもできる。この場合は、送信端末30bが、受信した画像データをゲートウェイサーバ40bに受け渡し、ゲートウェイサーバ40bが、プロトコル変換を行い、通信ネットワーク60を介して送信先となる画像形成装置へ画像データを送信する。
さらに、ブルートゥースを用いて画像データを送信する場合は、送信先となる画像形成装置のブルートゥースチップに携帯端末10を近づけることで画像を送信することが可能である。あるいは、送信端末30cのブルートゥースチップに携帯端末10を近づけて画像を送信することもできる。この場合は、送信端末30cが、受信した画像データをゲートウェイサーバ40cに受け渡し、ゲートウェイサーバ40cが、プロトコル変換を行い、通信ネットワーク60を介して送信先となる画像形成装置へ画像データを送信する。
さらに、ブルートゥースを用いて画像データを送信する場合は、送信先となる画像形成装置のブルートゥースチップに携帯端末10を近づけることで画像を送信することが可能である。あるいは、送信端末30cのブルートゥースチップに携帯端末10を近づけて画像を送信することもできる。この場合は、送信端末30cが、受信した画像データをゲートウェイサーバ40cに受け渡し、ゲートウェイサーバ40cが、プロトコル変換を行い、通信ネットワーク60を介して送信先となる画像形成装置へ画像データを送信する。
次に、図2を参照して、携帯端末10の機能構成について説明する。
携帯端末10は、撮像部11と、画像データ記憶部12と、画像データ取得部13と、経路指定受付部14と、経路決定部15と、情報記憶部16と、画像データ送信部17a、17b、17cとを備えている。
撮像部11は、レンズを介して取り込んだ画像をCCD(Charge Coupled Device)等を用いて電気信号に変換する部分であり、画像データ記憶部12は、その電気信号をデジタルデータに変換して記憶する部分である。また、画像データ取得部13は、指定された画像データを画像データ記憶部12から取得する部分である。
携帯端末10は、撮像部11と、画像データ記憶部12と、画像データ取得部13と、経路指定受付部14と、経路決定部15と、情報記憶部16と、画像データ送信部17a、17b、17cとを備えている。
撮像部11は、レンズを介して取り込んだ画像をCCD(Charge Coupled Device)等を用いて電気信号に変換する部分であり、画像データ記憶部12は、その電気信号をデジタルデータに変換して記憶する部分である。また、画像データ取得部13は、指定された画像データを画像データ記憶部12から取得する部分である。
経路指定受付部14は、利用者から経路指定の入力を受け付ける部分であり、経路決定部15は、複数の経路の中から1つの経路を決定する部分である。なお、本明細書では、「経路」という言葉を、携帯端末10から画像データを送信する際の送信先となる画像形成装置(「印刷装置」ともいう)と、画像データをその印刷装置へ送信する際に用いる無線送信手段との組み合わせを意味するものとして用いる。
また、情報記憶部16は、経路決定部15が1つの経路を決定するために参照する情報を記憶する部分である。
さらに、画像データ送信部17a〜17cは、画像データ取得部13が取得した画像データを送出する部分である。本実施の形態では、送信手段として、画像メールと、赤外線通信と、ブルートゥースとを想定しており、画像データ送信部17aが、画像メールにより画像データを送信する部分であり、画像データ送信部17bが、赤外線通信により画像データを送信する部分であり、画像データ送信部17cが、ブルートゥースにより画像データを送信する部分であるものとする。ただし、これら以外の送信手段が想定される場合は、その送信手段により画像データを送信する画像データ送信部を設けてもよい。
また、情報記憶部16は、経路決定部15が1つの経路を決定するために参照する情報を記憶する部分である。
さらに、画像データ送信部17a〜17cは、画像データ取得部13が取得した画像データを送出する部分である。本実施の形態では、送信手段として、画像メールと、赤外線通信と、ブルートゥースとを想定しており、画像データ送信部17aが、画像メールにより画像データを送信する部分であり、画像データ送信部17bが、赤外線通信により画像データを送信する部分であり、画像データ送信部17cが、ブルートゥースにより画像データを送信する部分であるものとする。ただし、これら以外の送信手段が想定される場合は、その送信手段により画像データを送信する画像データ送信部を設けてもよい。
なお、これらの構成のうち、画像データ取得部13、経路指定受付部14、経路決定部15の各機能は、ハードウェアのみによっても実現可能であるが、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによっても実現可能である。後者の場合は、携帯端末10の図示しないCPU(Central Processing Unit)が、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムをメインメモリに読み込んで実行することにより各機能が実現される。
また、このプログラムは、携帯端末10の出荷時に予め記憶装置にインストールされているものであってもよいし、携帯端末10の出荷後に有線または無線の通信手段を用いてダウンロードされインストールされたものであってもよい。
また、このプログラムは、携帯端末10の出荷時に予め記憶装置にインストールされているものであってもよいし、携帯端末10の出荷後に有線または無線の通信手段を用いてダウンロードされインストールされたものであってもよい。
ここで、情報記憶部16に記憶される情報について説明しておく。
経路決定部15は、画像データを送信して印刷装置で印刷するのにかかる料金、印刷結果を入手するまでの時間、印刷装置での印刷結果の画質を考慮して、経路を決定するものであるので、情報記憶部16には、このような経路の決定を行うのに必要な情報が格納されている。
図3は、各印刷装置についての情報を格納した印刷装置テーブルを示す。
図3に示すように、印刷装置テーブルは、印刷装置を一意に識別する装置IDと、印刷装置の設置場所(例えば、店舗名)と、印刷料金と、印刷速度と、設置場所の位置情報(緯度・経度)と、印刷装置での印刷結果の画質とを対応付けたものとなっている。
なお、印刷料金については、各印刷装置における課金方法に従って、指定された画像データに基づく印刷を行った場合の印刷料金を算出可能な何らかのルールが定義されていればよい。図3の例では、最も単純な例として、1枚当たりの印刷料金を定義しているが、印刷に用いる用紙のサイズに応じて印刷料金を異ならせてもよい。
また、画質については、「1」が最良質で、「2」が次に良質で、「3」がその次に良質という具合に、数値が小さいほど画質が良いことを示すものとする。ただし、これは、最終的に求められる最適経路指数が小さいほど最適経路であることを示すことにしているためであり、最終的に数値が小さいほど画質が良いことを示すように変換するのであれば、この印刷装置テーブルにおいては、いかなる数値、記号等により画質を表すようにしてもよい。
経路決定部15は、画像データを送信して印刷装置で印刷するのにかかる料金、印刷結果を入手するまでの時間、印刷装置での印刷結果の画質を考慮して、経路を決定するものであるので、情報記憶部16には、このような経路の決定を行うのに必要な情報が格納されている。
図3は、各印刷装置についての情報を格納した印刷装置テーブルを示す。
図3に示すように、印刷装置テーブルは、印刷装置を一意に識別する装置IDと、印刷装置の設置場所(例えば、店舗名)と、印刷料金と、印刷速度と、設置場所の位置情報(緯度・経度)と、印刷装置での印刷結果の画質とを対応付けたものとなっている。
なお、印刷料金については、各印刷装置における課金方法に従って、指定された画像データに基づく印刷を行った場合の印刷料金を算出可能な何らかのルールが定義されていればよい。図3の例では、最も単純な例として、1枚当たりの印刷料金を定義しているが、印刷に用いる用紙のサイズに応じて印刷料金を異ならせてもよい。
また、画質については、「1」が最良質で、「2」が次に良質で、「3」がその次に良質という具合に、数値が小さいほど画質が良いことを示すものとする。ただし、これは、最終的に求められる最適経路指数が小さいほど最適経路であることを示すことにしているためであり、最終的に数値が小さいほど画質が良いことを示すように変換するのであれば、この印刷装置テーブルにおいては、いかなる数値、記号等により画質を表すようにしてもよい。
図4は、各送信手段についての情報を格納した各種テーブルを示す。
図4(a)は、送信手段テーブルである。送信手段テーブルは、送信手段名と、その送信手段でデータを送信する際の通信料金と、その送信手段によりデータを送信する場合に受信部に対し近距離の位置に移動する必要があるかどうかを示す近距離フラグとを対応付けたものとなっている。具体的には、画像メールは、どこにいても通信可能なものであるので、近距離フラグは「不要」となっている。一方、赤外線通信、ブルートゥースは、それぞれ、赤外線受信部、ブルートゥースチップに対し近距離でなければ通信が行えないので、近距離フラグは「要」となっている。
なお、通信料金については、各送信手段における課金方法に従って、指定された画像データを送信した場合の通信料金を算出可能な何らかのルールが定義されていればよい。図4(a)の例では、画像データの送信に要した時間に応じて課金することとし、1秒当たりの通信料金を定義しているが、例えば、送信したデータ量に応じて課金する形態を採るのであれば、1バイト当たりの通信料金を定義するようにしてもよい。
図4(a)は、送信手段テーブルである。送信手段テーブルは、送信手段名と、その送信手段でデータを送信する際の通信料金と、その送信手段によりデータを送信する場合に受信部に対し近距離の位置に移動する必要があるかどうかを示す近距離フラグとを対応付けたものとなっている。具体的には、画像メールは、どこにいても通信可能なものであるので、近距離フラグは「不要」となっている。一方、赤外線通信、ブルートゥースは、それぞれ、赤外線受信部、ブルートゥースチップに対し近距離でなければ通信が行えないので、近距離フラグは「要」となっている。
なお、通信料金については、各送信手段における課金方法に従って、指定された画像データを送信した場合の通信料金を算出可能な何らかのルールが定義されていればよい。図4(a)の例では、画像データの送信に要した時間に応じて課金することとし、1秒当たりの通信料金を定義しているが、例えば、送信したデータ量に応じて課金する形態を採るのであれば、1バイト当たりの通信料金を定義するようにしてもよい。
また、図4(b)は、赤外線通信により送信された画像データの受信機能を有する送信端末30bを管理する送信端末テーブルである。この送信端末テーブルは、送信端末を一意に識別する端末IDと、送信端末の設置場所(例えば、店舗名)と、設置場所の位置情報(緯度・経度)とを対応付けたものとなっている。
さらに、図4(c)は、ブルートゥースにより送信された画像データの受信機能を有する送信端末30cを管理する送信端末テーブルである。この送信端末テーブルは、送信端末を一意に識別する端末IDと、送信端末の設置場所(例えば、店舗名)と、設置場所の位置情報(緯度・経度)とを対応付けたものとなっている。
なお、本実施の形態では、近距離フラグが「要」の送信手段として、赤外線通信とブルートゥースのみを想定しているので、送信端末テーブルは、これらに対するもののみを示したが、近距離フラグが「要」の送信手段がこれら以外にも想定される場合は、その送信手段に対する送信端末テーブルを設けることとしてもよい。また、送信端末が設置されておらず、必ず印刷装置に対し近距離の位置で通信を行わなければならない送信手段については、送信端末テーブルを設けないようにしてもよい。
さらに、図4(c)は、ブルートゥースにより送信された画像データの受信機能を有する送信端末30cを管理する送信端末テーブルである。この送信端末テーブルは、送信端末を一意に識別する端末IDと、送信端末の設置場所(例えば、店舗名)と、設置場所の位置情報(緯度・経度)とを対応付けたものとなっている。
なお、本実施の形態では、近距離フラグが「要」の送信手段として、赤外線通信とブルートゥースのみを想定しているので、送信端末テーブルは、これらに対するもののみを示したが、近距離フラグが「要」の送信手段がこれら以外にも想定される場合は、その送信手段に対する送信端末テーブルを設けることとしてもよい。また、送信端末が設置されておらず、必ず印刷装置に対し近距離の位置で通信を行わなければならない送信手段については、送信端末テーブルを設けないようにしてもよい。
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
まず、携帯端末10では、撮像部11により撮影した画像を画像データ記憶部12に記憶しておく。あるいは、外部から受信した画像データを画像データ記憶部12に記憶しておく。そして、画像データ取得部13が、画像データ記憶部12に記憶された画像データを取得して携帯端末10の画面上に表示する。この状態で、利用者が画像データを印刷装置へ送信しその印刷を指示することで動作が開始する。なお、印刷の指示は、携帯端末10に設けられた印刷指示専用のボタンを用いて行ってもよいし、メニュー画面から印刷指示を選択することにより行ってもよい。
まず、携帯端末10では、撮像部11により撮影した画像を画像データ記憶部12に記憶しておく。あるいは、外部から受信した画像データを画像データ記憶部12に記憶しておく。そして、画像データ取得部13が、画像データ記憶部12に記憶された画像データを取得して携帯端末10の画面上に表示する。この状態で、利用者が画像データを印刷装置へ送信しその印刷を指示することで動作が開始する。なお、印刷の指示は、携帯端末10に設けられた印刷指示専用のボタンを用いて行ってもよいし、メニュー画面から印刷指示を選択することにより行ってもよい。
印刷の指示が行われると、経路指定受付部14は、デフォルトの経路情報を表示する。デフォルトの経路情報としては、携帯端末10の出荷時に予め登録されていたもの、ユーザが事前に設定したもの、前回の印刷指示において決定したもの、これまでの決定回数が最も多かったもの等、種々のものを表示することが可能である。
これに対し、利用者は、必要があれば経路の変更を行い、経路指定受付部14が、その変更の結果を受け付ける。
これに対し、利用者は、必要があれば経路の変更を行い、経路指定受付部14が、その変更の結果を受け付ける。
図5に、経路を変更する際の画面の一例を示す。
図5に示す画面例では、項番3で印刷装置を指定するようになっている。その際、選択肢として、「Aストア○○店」、「Bストア△△店」等の印刷装置の設置場所を示す情報が印刷装置テーブルから取得され表示される。また、最適な印刷装置の自動決定を指示する「最適経路」も選択肢として表示される。利用者は、これらの選択肢の中から所望のものを選択することになる。
また、本画面例では、項番4で送信手段を指定するようになっている。その際、選択肢として、「画像メール」、「赤外線」、「ブルートゥース」等の送信手段の種類を示す情報が送信手段テーブルから取得され表示される。また、最適な送信手段の自動決定を指示する「最適経路」も選択肢として表示される。利用者は、これらの選択肢の中から所望のものを選択することになる。
図5(a)は、印刷装置、送信手段ともに利用者が決定した場合の例であり、同図(b)は、印刷装置については利用者が指定し、送信手段については自動決定を指示した場合の例である。また、同図(c)は、印刷装置については自動決定を指示し、送信手段については利用者が指定した場合の例であり、同図(d)は、印刷装置、送信手段ともに自動決定を指示した場合の例である。
図5に示す画面例では、項番3で印刷装置を指定するようになっている。その際、選択肢として、「Aストア○○店」、「Bストア△△店」等の印刷装置の設置場所を示す情報が印刷装置テーブルから取得され表示される。また、最適な印刷装置の自動決定を指示する「最適経路」も選択肢として表示される。利用者は、これらの選択肢の中から所望のものを選択することになる。
また、本画面例では、項番4で送信手段を指定するようになっている。その際、選択肢として、「画像メール」、「赤外線」、「ブルートゥース」等の送信手段の種類を示す情報が送信手段テーブルから取得され表示される。また、最適な送信手段の自動決定を指示する「最適経路」も選択肢として表示される。利用者は、これらの選択肢の中から所望のものを選択することになる。
図5(a)は、印刷装置、送信手段ともに利用者が決定した場合の例であり、同図(b)は、印刷装置については利用者が指定し、送信手段については自動決定を指示した場合の例である。また、同図(c)は、印刷装置については自動決定を指示し、送信手段については利用者が指定した場合の例であり、同図(d)は、印刷装置、送信手段ともに自動決定を指示した場合の例である。
利用者からこのような経路の指定があると、図6に示すような動作が開始する。まず、経路決定部15は、利用者により印刷装置の指定があったかどうかを判定する(ステップ1001)。即ち、図5(a)、(b)のような指定がなされたか、それとも、図5(c)、(d)のような指定がなされたかを判定する。
この判定の結果、印刷装置の指定があったと判定された場合、即ち、図5(a)、(b)のような指定がなされたと判定された場合、次に、送信手段の指定があったかどうかを判定する(ステップ1002)。即ち、図5(a)のような指定がなされたか、それとも、図5(b)のような指定がなされたかを判定する。
ここで、送信手段の指定があったと判定された場合、即ち、図5(a)のような指定がなされたと判定された場合、経路決定部15の処理は終了する。
その後、画像データ送信部17a、17b、17cのうち、利用者が指定した送信手段に対応する画像データ送信部に制御が渡され、その画像データ送信部が、利用者が指定した印刷装置に対して画像データを送信する。
この判定の結果、印刷装置の指定があったと判定された場合、即ち、図5(a)、(b)のような指定がなされたと判定された場合、次に、送信手段の指定があったかどうかを判定する(ステップ1002)。即ち、図5(a)のような指定がなされたか、それとも、図5(b)のような指定がなされたかを判定する。
ここで、送信手段の指定があったと判定された場合、即ち、図5(a)のような指定がなされたと判定された場合、経路決定部15の処理は終了する。
その後、画像データ送信部17a、17b、17cのうち、利用者が指定した送信手段に対応する画像データ送信部に制御が渡され、その画像データ送信部が、利用者が指定した印刷装置に対して画像データを送信する。
一方、送信手段の指定がなかったと判定された場合、即ち、図5(b)のような指定がなされたと判定された場合、利用者が指定した印刷装置といずれかの送信手段に着目し(ステップ1003)、後述する最適経路指数算出処理を行う(ステップ1004)。そして、利用者が指定した印刷装置と別の送信手段の組み合わせで、まだ最適経路指数を算出していないものがあるかどうかを判定し(ステップ1005)、そのような組み合わせがあれば、ステップ1003へ戻る。一方、そのような組み合わせがなければ、全ての組み合わせについての最適経路指数を比較することにより、最適経路を決定して表示し(ステップ1013)、経路決定部15の処理は終了する。
その後、画像データ送信部17a、17b、17cのうち、自動決定された送信手段に対応する画像データ送信部に制御が渡され、その画像データ送信部が、利用者が指定した印刷装置に対して画像データを送信する。
その後、画像データ送信部17a、17b、17cのうち、自動決定された送信手段に対応する画像データ送信部に制御が渡され、その画像データ送信部が、利用者が指定した印刷装置に対して画像データを送信する。
また、ステップ1001で印刷装置の指定がなかったと判定された場合、即ち、図5(c)、(d)のような指定がなされたと判定された場合も、次に、送信手段の指定があったかどうかを判定する(ステップ1006)。即ち、図5(c)のような指定がなされたか、それとも、図5(d)のような指定がなされたかを判定する。
ここで、送信手段の指定があったと判定された場合、即ち、図5(c)のような指定がなされたと判定された場合、いずれかの印刷装置と利用者が指定した送信手段に着目し(ステップ1007)、後述する最適経路指数算出処理を行う(ステップ1008)。そして、別の印刷装置と利用者が指定した送信手段の組み合わせで、まだ最適経路指数を算出していないものがあるかどうかを判定し(ステップ1009)、そのような組み合わせがあれば、ステップ1007へ戻る。一方、そのような組み合わせがなければ、全ての組み合わせについての最適経路指数を比較することにより、最適経路を決定して表示し(ステップ1013)、経路決定部15の処理は終了する。
その後、画像データ送信部17a、17b、17cのうち、利用者が指定した送信手段に対応する画像データ送信部に制御が渡され、その画像データ送信部が、自動決定された印刷装置に対して画像データを送信する。
ここで、送信手段の指定があったと判定された場合、即ち、図5(c)のような指定がなされたと判定された場合、いずれかの印刷装置と利用者が指定した送信手段に着目し(ステップ1007)、後述する最適経路指数算出処理を行う(ステップ1008)。そして、別の印刷装置と利用者が指定した送信手段の組み合わせで、まだ最適経路指数を算出していないものがあるかどうかを判定し(ステップ1009)、そのような組み合わせがあれば、ステップ1007へ戻る。一方、そのような組み合わせがなければ、全ての組み合わせについての最適経路指数を比較することにより、最適経路を決定して表示し(ステップ1013)、経路決定部15の処理は終了する。
その後、画像データ送信部17a、17b、17cのうち、利用者が指定した送信手段に対応する画像データ送信部に制御が渡され、その画像データ送信部が、自動決定された印刷装置に対して画像データを送信する。
一方、送信手段の指定がなかったと判定された場合、即ち、図5(d)のような指定がなされたと判定された場合、いずれかの印刷装置といずれかの送信手段に着目し(ステップ1010)、後述する最適経路指数算出処理を行う(ステップ1011)。そして、まだ最適経路指数を算出していない印刷装置と送信手段の組み合わせがあるかどうかを判定し(ステップ1012)、そのような組み合わせがあれば、ステップ1010へ戻る。一方、そのような組み合わせがなければ、全ての組み合わせについての最適経路指数を比較することにより、最適経路を決定して表示し(ステップ1013)、経路決定部15の処理は終了する。
その後、画像データ送信部17a、17b、17cのうち、自動決定された送信手段に対応する画像データ送信部に制御が渡され、その画像データ送信部が、自動決定された印刷装置に対して画像データを送信する。
その後、画像データ送信部17a、17b、17cのうち、自動決定された送信手段に対応する画像データ送信部に制御が渡され、その画像データ送信部が、自動決定された印刷装置に対して画像データを送信する。
ここで、図6のステップ1004、1008、1011における最適経路指数算出処理について、図7を参照して詳細に説明する。図7は、ある印刷装置とある送信手段に着目する場合に、その印刷装置と送信手段の組み合わせについての最適経路指数を算出する際の動作を示したフローチャートである。
まず、経路決定部15は、着目する送信手段が、近距離通信を行う必要があるものであるかどうかを判定する(ステップ1101)。
まず、経路決定部15は、着目する送信手段が、近距離通信を行う必要があるものであるかどうかを判定する(ステップ1101)。
この結果、近距離通信を行う必要がないもの、例えば、画像メールのような送信手段であると判定された場合は、まず、通信料金と印刷料金の和を料金パラメータに設定する(ステップ1102)。
ここで、通信料金は、図4(a)の送信手段テーブルにおいて、画像メールに対応付けられた1秒当たりの通信料金を用いて求めることができる。具体的には、少量のデータを送信してみてその時点での通信速度(バイト/秒)を決定し、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を通信速度(バイト/秒)で割って画像データを送信するのに何秒かかるかを求める。そして、その秒数に1秒当たりの料金を掛けて通信料金を求める。
一方、印刷料金は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた1枚当たりの料金を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データから印刷する枚数が分かるので、その枚数に1枚当たりの料金を掛けて印刷料金を求める。
ここで、通信料金は、図4(a)の送信手段テーブルにおいて、画像メールに対応付けられた1秒当たりの通信料金を用いて求めることができる。具体的には、少量のデータを送信してみてその時点での通信速度(バイト/秒)を決定し、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を通信速度(バイト/秒)で割って画像データを送信するのに何秒かかるかを求める。そして、その秒数に1秒当たりの料金を掛けて通信料金を求める。
一方、印刷料金は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた1枚当たりの料金を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データから印刷する枚数が分かるので、その枚数に1枚当たりの料金を掛けて印刷料金を求める。
次に、印刷装置への移動時間と印刷時間のうちの大きい方を時間パラメータに設定する(ステップ1103)。
ここで、印刷装置への移動時間は、図3の印刷装置テーブルから、着目する印刷装置の経度・緯度を読み出し、これと携帯端末10の現在位置とから印刷装置までの距離を算出し、その距離を人間の平均的な歩行速度で割ることにより求めることができる。なお、携帯端末10の現在位置の特定には、GPS(Global Positioning System)機能を活用することができる。
一方、印刷時間は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた印刷速度を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を印刷速度(バイト/秒)で割って印刷時間を求める。
ここで、印刷装置への移動時間は、図3の印刷装置テーブルから、着目する印刷装置の経度・緯度を読み出し、これと携帯端末10の現在位置とから印刷装置までの距離を算出し、その距離を人間の平均的な歩行速度で割ることにより求めることができる。なお、携帯端末10の現在位置の特定には、GPS(Global Positioning System)機能を活用することができる。
一方、印刷時間は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた印刷速度を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を印刷速度(バイト/秒)で割って印刷時間を求める。
さらに、経路決定部15は、着目する印刷装置の画質を画質パラメータに設定する(ステップ1104)。具体的には、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた画質を画質パラメータに設定する。
そして、最後に、経路決定部15は、料金パラメータ、時間パラメータ、画質パラメータとから最適経路指数を算出する(ステップ1105)。
なお、最適経路指数は、料金パラメータと時間パラメータと画質パラメータとに重み付けを行った上で算出される数値である。本実施の形態では、その算出方法を特に限定しないが、例えば、次の式で求めることができる。ここで、p,q,rは、料金、時間、画質のどのパラメータを重視するかにより決められる値であり、図示しない記憶装置に利用者が設定するようにしてもよい。
そして、最後に、経路決定部15は、料金パラメータ、時間パラメータ、画質パラメータとから最適経路指数を算出する(ステップ1105)。
なお、最適経路指数は、料金パラメータと時間パラメータと画質パラメータとに重み付けを行った上で算出される数値である。本実施の形態では、その算出方法を特に限定しないが、例えば、次の式で求めることができる。ここで、p,q,rは、料金、時間、画質のどのパラメータを重視するかにより決められる値であり、図示しない記憶装置に利用者が設定するようにしてもよい。
ただし、p+q+r=1であり、Cは料金パラメータを、CMAXは料金パラメータの最大値を、Tは時間パラメータを、TMAXは時間パラメータの最大値を、Qは画質パラメータを、QMAXは画質パラメータの最大値を表すものとする。
一方、ステップ1101で近距離通信を行う必要があるもの、例えば、赤外線通信、ブルートゥースであると判定された場合は、印刷装置の設置場所まで行って印刷を指示する方法と、送信端末の設置場所まで行って印刷を指示する方法がある。ここでは、前者を第1の方法、後者を第2の方法と呼ぶことにし、第1の方法による計算の過程で登場する情報と、第2の方法による計算の過程で登場する情報とを区別する必要がある場合は、前者に「第1の」を付し、後者に「第2の」を付する(例えば、第1の料金パラメータ、第2の時間パラメータ、第1の最適経路指数等)。
また、赤外線通信を用いる場合と、ブルートゥースを用いる場合とでは、処理内容は同様であるので、以下では、赤外線通信を用いる場合を例にとって説明する。
一方、ステップ1101で近距離通信を行う必要があるもの、例えば、赤外線通信、ブルートゥースであると判定された場合は、印刷装置の設置場所まで行って印刷を指示する方法と、送信端末の設置場所まで行って印刷を指示する方法がある。ここでは、前者を第1の方法、後者を第2の方法と呼ぶことにし、第1の方法による計算の過程で登場する情報と、第2の方法による計算の過程で登場する情報とを区別する必要がある場合は、前者に「第1の」を付し、後者に「第2の」を付する(例えば、第1の料金パラメータ、第2の時間パラメータ、第1の最適経路指数等)。
また、赤外線通信を用いる場合と、ブルートゥースを用いる場合とでは、処理内容は同様であるので、以下では、赤外線通信を用いる場合を例にとって説明する。
この場合、まず、経路決定部15は、印刷料金を第1の料金パラメータに設定する(ステップ1106)。即ち、印刷装置の設置場所まで行って印刷を指示する場合、通信料金は発生しないので、第1の料金パラメータに通信料金は含めない。
ここで、印刷料金は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた1枚当たりの料金を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データから印刷する枚数が分かるので、その枚数に1枚当たりの料金を掛けて印刷料金を求める。
ここで、印刷料金は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた1枚当たりの料金を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データから印刷する枚数が分かるので、その枚数に1枚当たりの料金を掛けて印刷料金を求める。
次に、経路決定部15は、通信料金と印刷料金との和を第2の料金パラメータに設定する(ステップ1107)。
ここで、通信料金は、図4(a)の送信手段テーブルにおいて、赤外線通信に対応付けられた1秒当たりの通信料金を用いて求めることができる。具体的には、少量のデータを送信してみてその時点での通信速度(バイト/秒)を決定し、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を通信速度(バイト/秒)で割って画像データを送信するのに何秒かかるかを求める。そして、その秒数に1秒当たりの料金を掛けて通信料金を求める。
一方、印刷料金は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた1枚当たりの料金を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データから印刷する枚数が分かるので、その枚数に1枚当たりの料金を掛けて印刷料金を求める。
ここで、通信料金は、図4(a)の送信手段テーブルにおいて、赤外線通信に対応付けられた1秒当たりの通信料金を用いて求めることができる。具体的には、少量のデータを送信してみてその時点での通信速度(バイト/秒)を決定し、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を通信速度(バイト/秒)で割って画像データを送信するのに何秒かかるかを求める。そして、その秒数に1秒当たりの料金を掛けて通信料金を求める。
一方、印刷料金は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた1枚当たりの料金を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データから印刷する枚数が分かるので、その枚数に1枚当たりの料金を掛けて印刷料金を求める。
次に、経路決定部15は、印刷装置への移動時間と印刷時間との和を第1の時間パラメータに設定する(ステップ1108)。
ここで、印刷装置への移動時間は、図3の印刷装置テーブルから、着目する印刷装置の経度・緯度を読み出し、これと携帯端末10の現在位置とから印刷装置までの距離を算出し、その距離を人間の平均的な歩行速度で割ることにより求めることができる。なお、携帯端末10の現在位置の特定には、GPS機能を活用することができる。
一方、印刷時間は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた印刷速度を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を印刷速度(バイト/秒)で割って印刷時間を求める。
ここで、印刷装置への移動時間は、図3の印刷装置テーブルから、着目する印刷装置の経度・緯度を読み出し、これと携帯端末10の現在位置とから印刷装置までの距離を算出し、その距離を人間の平均的な歩行速度で割ることにより求めることができる。なお、携帯端末10の現在位置の特定には、GPS機能を活用することができる。
一方、印刷時間は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた印刷速度を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を印刷速度(バイト/秒)で割って印刷時間を求める。
また、経路決定部15は、送信端末への移動時間と、印刷装置への移動時間と印刷時間のうちの大きい方との和を第2の時間パラメータに設定する(ステップ1109)。
ここで、送信端末への移動時間は、図4(b)の送信端末テーブル(赤外線通信)から、携帯端末10の現在位置に最も近い場所にある送信端末の経度・緯度を読み出し、これと携帯端末10の現在位置とから送信端末までの距離を算出し、その距離を人間の平均的な歩行速度で割ることにより求めることができる。なお、携帯端末10の現在位置の特定には、GPS機能を活用することができる。
一方、印刷装置への移動時間は、図3の印刷装置テーブルから、着目する印刷装置の経度・緯度を読み出し、これと上記の送信端末の経度・緯度とから印刷装置までの距離を算出し、その距離を人間の平均的な歩行速度で割ることにより求めることができる。
また、印刷時間は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた印刷速度を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を印刷速度(バイト/秒)で割って印刷時間を求める。
ここで、送信端末への移動時間は、図4(b)の送信端末テーブル(赤外線通信)から、携帯端末10の現在位置に最も近い場所にある送信端末の経度・緯度を読み出し、これと携帯端末10の現在位置とから送信端末までの距離を算出し、その距離を人間の平均的な歩行速度で割ることにより求めることができる。なお、携帯端末10の現在位置の特定には、GPS機能を活用することができる。
一方、印刷装置への移動時間は、図3の印刷装置テーブルから、着目する印刷装置の経度・緯度を読み出し、これと上記の送信端末の経度・緯度とから印刷装置までの距離を算出し、その距離を人間の平均的な歩行速度で割ることにより求めることができる。
また、印刷時間は、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた印刷速度を用いて求めることができる。具体的には、画像データ取得部13が取得した画像データの容量(バイト)を印刷速度(バイト/秒)で割って印刷時間を求める。
さらに、経路決定部15は、着目する印刷装置の画質を画質パラメータに設定する(ステップ1110)。具体的には、図3の印刷装置テーブルにおいて、着目する印刷装置に対応付けられた画質を画質パラメータに設定する。
その後、経路決定部15は、第1の料金パラメータ、第1の時間パラメータ、画質パラメータとから第1の最適経路指数を算出する(ステップ1111)と共に、第2の料金パラメータ、第2の時間パラメータ、画質パラメータとから第2の最適経路指数を算出する(ステップ1112)。なお、ここでの第1の最適経路指数および第2の最適経路指数の算出方法は、ステップ1105における最適経路指数の算出方法と同様である。
そして、最後に、経路決定部15は、第1の最適経路指数と第2の最適経路指数のうちの小さいほうを最終的な最適経路指数と決定する(ステップ1113)。
その後、経路決定部15は、第1の料金パラメータ、第1の時間パラメータ、画質パラメータとから第1の最適経路指数を算出する(ステップ1111)と共に、第2の料金パラメータ、第2の時間パラメータ、画質パラメータとから第2の最適経路指数を算出する(ステップ1112)。なお、ここでの第1の最適経路指数および第2の最適経路指数の算出方法は、ステップ1105における最適経路指数の算出方法と同様である。
そして、最後に、経路決定部15は、第1の最適経路指数と第2の最適経路指数のうちの小さいほうを最終的な最適経路指数と決定する(ステップ1113)。
以上のようにして、料金、時間、画質を考慮して最適と思われる経路で画像データに基づく印刷が指示されることになる。
なお、図7の最適経路指数算出処理における料金、時間の算出方法はあくまで一例であり、これ以外のいかなる方法を用いることとしてもよい。
また、図7の最適経路指数算出処理では、料金、時間、画質をパラメータとしたが、これら全てを必ずパラメータとしなければならないわけではない。例えば、料金と時間のみをパラメータとしてもよいし、料金のみ、時間のみ、画質のみをパラメータとするものであってもよい。このような変形例は、図7において、考慮しないパラメータの設定を行うステップを実行しないようにすることにより実現できる。
なお、図7の最適経路指数算出処理における料金、時間の算出方法はあくまで一例であり、これ以外のいかなる方法を用いることとしてもよい。
また、図7の最適経路指数算出処理では、料金、時間、画質をパラメータとしたが、これら全てを必ずパラメータとしなければならないわけではない。例えば、料金と時間のみをパラメータとしてもよいし、料金のみ、時間のみ、画質のみをパラメータとするものであってもよい。このような変形例は、図7において、考慮しないパラメータの設定を行うステップを実行しないようにすることにより実現できる。
次に、図8を参照して、印刷指示を受けた印刷装置の動作について説明する。
まず、印刷装置は、受信した画像データが画像メールによるものかどうかを判定する(ステップ1201)。ここで、画像メールによるものではないと判定された場合、即ち、赤外線、ブルートゥースによるものであると判定された場合は、受信した画像データを印刷装置の図示しない記憶装置に記憶する(ステップ1202)。
一方、画像メールであると判定された場合は、画像メールに画像の添付があるかどうかを判定する(ステップ1203)。ここで、例えば、「iショット」(登録商標)のように、画像を添付せずにメールを送信し、メールでは画像の保存アドレスのみを通知するような種類の画像メールであると判定された場合、印刷装置は、サーバから画像データを取得して図示しない記憶装置に記憶する(ステップ1204)。また、例えば、「写メール」(登録商標)のように、画像を添付してメールを送信するような種類の画像メールであると判定された場合、添付された画像データを図示しない記憶装置に記憶する(ステップ1205)。
まず、印刷装置は、受信した画像データが画像メールによるものかどうかを判定する(ステップ1201)。ここで、画像メールによるものではないと判定された場合、即ち、赤外線、ブルートゥースによるものであると判定された場合は、受信した画像データを印刷装置の図示しない記憶装置に記憶する(ステップ1202)。
一方、画像メールであると判定された場合は、画像メールに画像の添付があるかどうかを判定する(ステップ1203)。ここで、例えば、「iショット」(登録商標)のように、画像を添付せずにメールを送信し、メールでは画像の保存アドレスのみを通知するような種類の画像メールであると判定された場合、印刷装置は、サーバから画像データを取得して図示しない記憶装置に記憶する(ステップ1204)。また、例えば、「写メール」(登録商標)のように、画像を添付してメールを送信するような種類の画像メールであると判定された場合、添付された画像データを図示しない記憶装置に記憶する(ステップ1205)。
その後、印刷装置は、携帯端末10に対し、印刷の受注を通知し(ステップ1206)、その結果として、「OK」を受信したかどうかを判定する(ステップ1207)
ここで、「OK」を受信したと判定された場合は、受信した画像データに基づき印刷を行い(ステップ1208)、携帯端末10に対し、印刷の完了を通知する(ステップ1209)。
一方、「OK」を受信していないと判定された場合、即ち、利用者が印刷をキャンセルした場合は、画像データを削除し(ステップ1210)、携帯端末10に対し、画像データの削除の完了を通知する(ステップ1211)。
ここで、「OK」を受信したと判定された場合は、受信した画像データに基づき印刷を行い(ステップ1208)、携帯端末10に対し、印刷の完了を通知する(ステップ1209)。
一方、「OK」を受信していないと判定された場合、即ち、利用者が印刷をキャンセルした場合は、画像データを削除し(ステップ1210)、携帯端末10に対し、画像データの削除の完了を通知する(ステップ1211)。
次に、以上述べた実施の形態の変形例として、最適経路の決定機能をサーバコンピュータ70で実現する例について説明する。即ち、サーバコンピュータ70は、携帯端末10がいずれかの送信手段を用いていずれかの印刷装置に画像の印刷を指示する場合に、いかなる送信手段を用いていかなる印刷装置に対し指示すればよいかの問合せ先としてのコンピュータである。
まず、図9を参照して、サーバコンピュータ70の機能構成について説明する。
サーバコンピュータ70は、画像データ受信部71と、画像データ記憶部72と、画像データ取得部73と、決定要求受信部74と、経路決定部75と、情報記憶部76と、経路情報提供部77とを備えている。
画像データ受信部71は、携帯端末10から画像データを受信する部分であり、画像データ記憶部72は、その画像データを記憶する部分である。また、画像データ取得部73は、指定された画像データを画像データ記憶部72から取得する部分である。
まず、図9を参照して、サーバコンピュータ70の機能構成について説明する。
サーバコンピュータ70は、画像データ受信部71と、画像データ記憶部72と、画像データ取得部73と、決定要求受信部74と、経路決定部75と、情報記憶部76と、経路情報提供部77とを備えている。
画像データ受信部71は、携帯端末10から画像データを受信する部分であり、画像データ記憶部72は、その画像データを記憶する部分である。また、画像データ取得部73は、指定された画像データを画像データ記憶部72から取得する部分である。
決定要求受信部74は、利用者から最適経路の決定要求を受け付ける部分であり、経路決定部75は、複数の経路の中から1つの経路を決定する部分である。なお、経路決定部75の詳細な処理は、図6、7に示したものと同様である。
また、情報記憶部76は、経路決定部75が1つの経路を決定するために参照する情報を記憶する部分であり、経路情報提供部77は、経路決定部75により決定された経路の情報を携帯端末10に提供する部分である。
また、情報記憶部76は、経路決定部75が1つの経路を決定するために参照する情報を記憶する部分であり、経路情報提供部77は、経路決定部75により決定された経路の情報を携帯端末10に提供する部分である。
なお、これらの構成のうち、画像データ受信部71、画像データ取得部73、決定要求受信部74、経路決定部75、経路情報提供部77の各機能は、ハードウェアのみによっても実現可能であるが、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによっても実現可能である。後者の場合は、サーバコンピュータ70の図示しないCPU(Central Processing Unit)が、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムをメインメモリに読み込んで実行することにより各機能が実現される。
以上説明したように、本実施の形態では、画像データを送信して印刷を指示する印刷装置を携帯端末10で指定できるようにした。これにより、全ての印刷装置に画像データを送信するような無駄を生じることなく、所望の印刷装置で印刷結果を迅速に入手することが可能となる。
また、本実施の形態では、画像データを送信する際に用いる送信手段を携帯端末10で指定できるようにした。これにより、印刷装置で印刷する画像データの送信を効率よく行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態では、印刷を指示する印刷装置および/または画像データを送信する際に用いる送信手段を料金、時間、画質の情報に基づく自動決定するようにした。これにより、利用者が画像データを送信して印刷するための最適な経路を簡単に把握し、その経路での印刷を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、画像データを送信する際に用いる送信手段を携帯端末10で指定できるようにした。これにより、印刷装置で印刷する画像データの送信を効率よく行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態では、印刷を指示する印刷装置および/または画像データを送信する際に用いる送信手段を料金、時間、画質の情報に基づく自動決定するようにした。これにより、利用者が画像データを送信して印刷するための最適な経路を簡単に把握し、その経路での印刷を行うことが可能となる。
10…携帯端末、11…撮像部、12,72…画像データ記憶部、13,73…画像データ取得部、14…経路指定受付部、15,75…経路決定部、16,76…情報記憶部、17a,17b,17c…画像データ送信部、20…メールサーバ、30b,30c…送信端末、40a,40b,40c…ゲートウェイサーバ、50a,50b,50c…画像形成装置、70…サーバコンピュータ、71…画像データ受信部、74…決定要求受信部、77…経路情報提供部
Claims (18)
- 画像データを取得する画像データ取得部と、
複数の印刷装置の中から、前記画像データ取得部により取得された前記画像データに基づく印刷を実行させる印刷装置を決定する経路決定部と、
前記経路決定部により決定された前記印刷装置へ所定の無線送信手段を用いて前記画像データを送信する画像データ送信部と
を備えたことを特徴とする携帯端末装置。 - 画像データを取得する画像データ取得部と、
複数の無線送信手段の中から、前記画像データ取得部により取得された前記画像データを送信する際に用いる無線送信手段を決定する経路決定部と、
前記経路決定部により決定された前記無線送信手段を用いて所定の印刷装置へ前記画像データを送信してその印刷を指示する画像データ送信部と
を備えたことを特徴とする携帯端末装置。 - 端末装置が画像データを送信してその印刷を指示すべき印刷装置、および/または、当該端末装置が当該画像データを送信する際に用いるべき送信手段の決定要求を、当該端末装置から受信する決定要求受信部と、
前記決定要求受信部による前記決定要求の受信に応じ、予め定義された情報に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置および/または前記用いるべき送信手段を決定する経路決定部と、
前記経路決定部により決定された前記印刷装置および/または送信手段の情報を前記端末装置に提供する経路情報提供部と
を備えたことを特徴とするサーバコンピュータ。 - 前記経路決定部は、各印刷装置で前記画像データを印刷するのに要する料金の情報に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置を決定することを特徴とする請求項3記載のサーバコンピュータ。
- 前記経路決定部は、各印刷装置で前記画像データを印刷した結果を入手するまでに必要な時間の情報に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置を決定することを特徴とする請求項3記載のサーバコンピュータ。
- 前記経路決定部は、各印刷装置における印刷結果の画質に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置を決定することを特徴とする請求項3記載のサーバコンピュータ。
- 前記経路決定部は、各送信手段を用いて前記画像データを送信するのに要する料金の情報に基づき、前記用いるべき送信手段を決定することを特徴とする請求項3記載のサーバコンピュータ。
- 前記経路決定部は、各送信手段を用いて前記画像データを送信する指示を行うまでに必要な時間の情報に基づき、前記用いるべき送信手段を決定することを特徴とする請求項3記載のサーバコンピュータ。
- 前記経路決定部は、送信手段と印刷装置の組み合わせのそれぞれについて、その組み合わせを選択した場合に必要となる料金を示す値と、その組み合わせを選択した場合に印刷結果を入手するまでに必要な時間を示す値とから、各値に重みを付けて算出された最適経路指数に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置および前記用いるべき送信手段を決定することを特徴とする請求項3記載のサーバコンピュータ。
- 各印刷装置での印刷に要する料金の情報を格納する印刷装置テーブルを記憶装置から読み出すステップと、
各送信手段を用いたデータ送信に要する料金の情報を格納する送信手段テーブルを前記記憶装置から読み出すステップと、
前記印刷装置テーブルおよび前記送信手段テーブルを参照することにより、印刷装置と送信手段の少なくとも1つの組み合わせについて、指定された画像データを送信して印刷するのに要する料金を算出するステップと、
算出された前記料金の情報に基づき、印刷装置と送信手段の1の組み合わせを最適経路として決定するステップと
を含むことを特徴とする最適経路決定方法。 - 各印刷装置での印刷結果を入手するまでに必要な時間を求めるための情報を格納する印刷装置テーブルを記憶装置から読み出すステップと、
各送信手段を用いたデータ送信を指示するまでに必要な時間を求めるための情報を格納する送信端末テーブルを前記記憶装置から読み出すステップと、
前記印刷装置テーブルおよび前記送信端末テーブルを参照することにより、印刷装置と送信手段の少なくとも1つの組み合わせについて、指定された画像データに基づく印刷結果を入手するまでに必要な時間を算出するステップと、
算出された前記時間の情報に基づき、印刷装置と送信手段の1の組み合わせを最適経路として決定するステップと
を含むことを特徴とする最適経路決定方法。 - コンピュータに、
画像データを送信してその印刷を指示すべき印刷装置、および/または、当該画像データを送信する際に用いるべき送信手段の決定要求を受信する機能と、
前記決定要求の受信に応じ、予め定義された情報に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置および/または前記用いるべき送信手段を決定する機能と、
決定された前記印刷装置および/または送信手段の情報を提供する機能と
を実現させるためのプログラム。 - 前記決定する機能は、各印刷装置で前記画像データを印刷するのに要する料金の情報に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置を決定する機能であることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
- 前記決定する機能は、各印刷装置で前記画像データを印刷した結果を入手するまでに必要な時間の情報に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置を決定する機能であることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
- 前記決定する機能は、各印刷装置における印刷結果の画質に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置を決定する機能であることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
- 前記決定する機能は、各送信手段を用いて前記画像データを送信するのに要する料金の情報に基づき、前記用いるべき送信手段を決定する機能であることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
- 前記決定する機能は、各送信手段を用いて前記画像データを送信する指示を行うまでに必要な時間の情報に基づき、前記用いるべき送信手段を決定する機能であることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
- 前記決定する機能は、送信手段と印刷装置の組み合わせのそれぞれについて、その組み合わせを選択した場合に必要となる料金を示す値と、その組み合わせを選択した場合に印刷結果を入手するまでに必要な時間を示す値とから、各値に重みを付けて算出された最適経路指数に基づき、前記印刷を指示すべき印刷装置および前記用いるべき送信手段を決定する機能であることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-03-01 JP JP2004055829A patent/JP2005250533A/ja active Pending
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