JP4839072B2 - カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラの改良に関し、より詳しくは撮影した地点が記録できる、いわゆるGPS機能とワイヤレス通信機能付カメラに関するものである。
近年、衛星を用いたグローバルポジショニングシステム(GPS)を使用した測位により、現在地点の位置情報を入手する位置検出手段を用いてカーナビゲーションシステムや携帯電話でのナビゲーションシステムが発達している。GPSは米国によって航空機、船舶等の航法支援用として開発されたもので、地球上空約2万kmを周回する6軌道30個のGPS衛星により発信された電波によって測位するシステムである。
このようなシステムを用いて、画像データに撮影位置を記録するカメラ等の検索技術が、例えば下記特許文献1及び2が等で開示されている。特許文献1に記載のものは、位置情報を送信して、撮影位置と画像と関連付けている。また、特許文献2に記載のものは、撮影場所を判定して場所別のフォルダに保存するものである。
特開平10−150265号公報 特開2003−298987号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び2に記載の技術では、何れも、このようなデータを如何に送信するかという最適化まで考慮されてはいないものであった。
したがって、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮影された時の位置情報以外にカメラの持ち運び時の位置情報検知結果を用いてより効率的な画像転送を行う技術により、写真データを失敗なく無理なく低コストで無線送信することのできるカメラを提供することである。
すなわち請求項1に記載の発明は、被写体の画像を得るための撮影手段と、上記得られた画像を画像データとして記録する画像データ記録手段と、上記画像データ記録手段に記録された画像データを無線通信によって外部に送信する通信手段と、当該カメラの所在位置に関するデータを受信して上記カメラの所在位置を検出する位置検出手段と、上記カメラの所在位置に対応した、上記通信手段でアクセス可能なアクセスポイントに関する位置データを記憶したアクセス位置記憶手段と、上記位置検出手段で検出した上記カメラの所在位置と上記アクセス位置記憶手段に記憶された位置データとから画像データを送信可能なアクセスポイントを判定する送信先判定手段と、上記送信先判定手段により画像データを送信可能なアクセスポイントがあると判定された場合に、上記画像データ記録手段に記録された画像データのうち、送信する画像データであって未送信の画像データの有無を判断する送信画像有無判断手段と、上記送信画像有無判断手段により、送信する画像データであって未送信の画像データが有ると判断された場合には、対象となる未送信の画像データを上記判定されたアクセスポイントを経由して送信先に送信するように上記通信手段を制御し、上記送信画像有無判断手段により、送信する画像データであって未送信の画像データが無いと判断された場合には、送信操作の有無に応じて送信する画像データを選択し、この選択された画像データを上記判定されたアクセスポイントを経由して送信先に送信するように上記通信手段を制御するか否かを判断する制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記送信先に画像データを送信開始する告知を行う表示部を更に有し、上記制御手段は、上記表示部の告知後に上記画像データを送信するように上記通信手段を制御し、上記画像データ記録手段は、上記送信された画像データに送信済みを示すデータを記録することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項に記載の発明に於いて、上記アクセス位置記憶手段に記憶されたアクセスポイントに関する位置データは、予め契約されているアクセスポイントを示す位置データからなることを特徴とする。
本発明によれば、撮影された時の位置情報以外にカメラの持ち運び時の位置情報検知結果を用いてより効率的な画像転送を行う技術により、写真データを失敗なく無理なく低コストで無線送信することのできるカメラを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るカメラの構成を示すブロック図である。
図1に於いて、このカメラ10は、マイクロコントローラ(CPU)11と、撮影部12と、画像メモリ13と、GPS部15と、検索部16と、メモリ17と、入力部18及び通信部20を有して構成されている。
上記マイクロコントローラ11は、制御手段としてこのカメラ10全体のシーケンス制御を行うためのもので、該マイクロコントローラに接続されたスイッチ11aのユーザによる操作に応じて行われる。上記撮影部12は撮影手段であり、スイッチ11aの操作に従って、図示されない撮像素子等によって被写体を撮像して電気信号に変換するものである。ここで電気信号に変換された撮影画像信号は、記憶手段である画像メモリ13に記録される。
検出手段であるGPS部15は、ユーザがスイッチ11aを操作したタイミングで、衛星からの電波を受信して位置情報を電気信号としてマイクロコントローラ11に出力する。マイクロコントローラ11では、撮影した位置情報を撮影した画像と関連付けて画像メモリ13に記録する。
メモリ17には、データベースとして位置情報が記録されている。GPS部15から所定のGPS情報が出力された時に、それに相当する送信先の位置情報がメモリ17から読み出される。検索手段である検索部16は、この送信先の位置情報をメモリ17から検索するものである。入力部18は、こうした送信先を指定するための決定手段である。更に、表示部19は、撮像された被写体像を表示すると共に、後述するように警告表示を行うために設けられている。また、通信部20は、画像を送信するための通信手段であり、所定の条件を満たした時に画像データをカメラ10の外部に送信する。
このような構成に於いて、マイクロコントローラ11では、ユーザが所定の場所に行くと、GPS部15からの信号に基いてその位置を判定して通信部20を経て通信が自動でなされるようにしたり、どのアクセスポイントを選択するか等の決定が可能となる。
上記通信部20から送信された画像データは、無線LANのホットスポットと称される場所等でアクセスポイント23(図1ではアクセスポイント1(AP1)23a)にて受信される。そして、上記画像データは、複数のアクセスポイント(例えば、アクセスポイント(AP2)23b)からの信号を集めて整理するハブ24や、整理された信号をネットワークに接続するためのルータ25を介して、プロバイダ(1)26aに接続される。プロバイダ(1)26aは、インターネット27と接続するために、種々の通信サービスを提供すると共に、コンピュータによって信号の加工や整理、保存等の付加サービス、課金システム等を制御している。また、インターネット27には、他のプロバイダ(この場合プロバイダ(2)26b)も接続されているので、例えば、そこにデータを転送し、他のプロバイダ(2)26bが有するサービスを期待しても良い。
上述したように、送信された画像データはインターネット27上で転送が可能である。したがって、プロバイダ(1)26aがプロバイダ(2)26bと予め契約を結んでおくと、例えば、プロバイダ(2)26bが図示されない携帯電話器と通信可能なサービスを行っている場合等、以下のようなサービスが可能となる。すなわち、図2(a)に示されるように、アクセスポイント23が設けられているホットスポットの喫茶店にて、カメラ10から画像信号がプロバイダ(1)26aを介して、プロバイダ(2)26b経由で、図2(b)に示されるような携帯電話器30に送信されるようなサービスが可能となる。これによって、ユーザは、操作機能の豊富な携帯電話器を用いて、撮影画像を、迅速に遠く離れた友人や知人に送信することができる。これによって簡単な画像をシェアすることが可能となる。
また、プロバイダ(1)26aが詳細なデータベースを有する場合、ここでGPS情報より、地名検索や地図添付のサービスができるようにしても良い。更に、用紙に印刷して送るようなサービスメニューを採用しても良い。但し、このようなサービスは、ユーザ側が不要とする場合もあるので、受けたいサービスの選択をする場合は、図2(b)に示されるように、携帯電話器から選択が可能なようにしておけば良い。
携帯電話器は、電話番号を入力するために多種多様な操作釦を内蔵しているので、この機能を有効利用する。カメラに数多くのスイッチを併設させると機器が大型化したり、撮影機能が犠牲になったりする虞れがある。携帯電話器業界は、こうした種々のコンテンツサービスの拡充の方向にあり、カメラ側から画像情報が入力されると、そのビジネスの自由度が増加するというメリットがある。
次に、図3のフローチャートを参照して、本発明の第1の実施形態に於けるカメラの動作について説明する。
本フローチャートに於いて、ステップS1〜S11はカメラ撮影時の処理動作であり、ステップS12〜S25は撮影状態でない場合の処理動作である。
カメラ10の図示されない電源スイッチがオンされると本ルーチンが開始され、先ずステップS1に於いて、撮影が行われるか否かが判定される。ここで撮影が行われる場合はステップS2へ、そうでない場合は後述するステップS12へ、それぞれ移行する。
上記ステップS1にて、ユーザによりスイッチ11aに含まれるレリーズスイッチに対応したレリーズ釦ボタンが押されると、撮影が行われるものとして、ステップS2にて撮影部12により画像の取り込みが行われる。次いで、ステップS3及びS4にて、上記ステップS2で取り込まれた画像データの圧縮や画像メモリ13への記録が行われる。
そして、ステップS5にて、本発明の特徴たるGPS情報が利用されて、GPS部15によってこの時取り込まれたGPSの信号が、撮影画像に関連付けて画像メモリ13に記録される。尚、画像を転送する時には画像のサイズが重要であり、大きなサイズであれば転送するのに時間も費用もかかる。したがって、ステップS6にて、当該画像のサイズの大きさがわかるように記録される。
次に、ステップS7に於いて、画像メモリ13に記録された画像について送信を希望するか否かが判定される。これは、送信を敢えて希望する画像の場合、送信用画像を更に小さなサイズにしておいた方が良く、上述したように、携帯電話器で手軽に取扱える画像サイズに対応させた方が多くの用途で利用することができるからである。その際、画質よりも取扱いの容易さを重視するので、送信を希望する場合はステップS8以降の処理動作が行われる。一方、送信を希望しない場合は、本シーケンスが終了する。
上記ステップS7にて送信を希望する場合は、ステップS8に移行して更に圧縮率を上げて別の画像データが作成される。次いで、ステップS9にてその画像データが記録され、更にステップS10及びS11にて、GPS情報や画像サイズ情報についても記録される。その後、本シーケンスが終了する。
これに対し、撮影状態でない場合には、上述したように、ステップS1からステップS12に移行する。ここでは、カメラ10は、常時、現在の位置をモニタしている。すなわち、ステップS12にて、GPS部15によってGPS情報が入手されて画像メモリ13に記録される。次いで、ステップS13では、GPSデータより近くにアクセスポイントがあるか否かが判定される。そして、上記ステップS13にてアクセスポイントがあると判定された場合は、続いてステップS14に於いて、上記ステップS7と同様に、ユーザが送信希望する画像データの有無が判定される。
ここで、送信希望の画像データが存在する場合は、ステップS15に移行して、ユーザに送信開始を伝える旨の警告が表示部19に表示される。次いで、ステップS16にて、上述したアクセスポイントに対してデータ送信が行われる。また、何度も同じデータを送信すると通信時間や費用が無駄になるので、続くステップS17にて、1度送信した画像データにその旨を示すデータが追記される。その後、上記ステップS1に移行する。
また、上記ステップS13にて送信先のデータがない場合、及びステップS14にて未送信データがない場合は、ステップS18に移行する。そして、このステップS18に於いて、ユーザの送信操作を行うか否かが判定される。ステップS18にてユーザの送信操作がなされない場合は上記ステップS1へ移行し、なされた場合にはステップS19へ移行する。
ステップS19では、送信先がGPS情報とカメラ10内のメモリ17の有する情報から検出されて設定される。次いで、ステップS20では、その送信場所に適切であるか否かが判定される。ここで、ユーザやカメラメーカが契約しているプロバイダの関係するアクセスポイントがある場合には、ステップS21に移行して、送信したいデータが選択される。そして、続くステップS22にて、送信操作の有無が判定される。
その結果、送信操作がなされた場合は、ステップS23に移行して、送信先にデータが送信される。この送信操作は、画像サイズデータを見ながら、ユーザが判断できるようにする。また、上記ステップS22にて送信操作がなされない場合は、ステップS24に移行して、ユーザによる操作の中断の有無が判定される。ここで、ユーザによる操作が中断されない場合は、上記ステップS21へ移行して以降の処理が繰り返される。一方、上記ステップS24にてユーザにより操作が中断された場合は、本誌家が終了する。
また、上記ステップS20に於いて、GPS情報により送信に適切でない場所であると判定された場合には、ステップS25に移行して、表示部19によりユーザにその旨が警告される。
このように、GPS情報により送信に適切な場所であるか否かは、メモリ17内のデータベースを検索部16で検索することによって行われる。したがって、データベースはカメラの出荷時にカメラメーカが内容を書き込んでおくか、或いはユーザが自分が契約しているプロバイダから入手して書き込んでおくようにする。これは、アクセスが可能なアクセスポイントのGPS情報に対応するデータを記録したもので、その土地毎に、メモリカードを専用に用意しても良い。或いは、プロバイダが自社のアクセスポイントを記録したメモリカードを、その土地毎に販売するようにしても良い。こうして、ユーザは、これらのメモリカードから、GPS情報に対応するデータが得られるようにする。
このように、第1の実施形態によれば、ユーザはアクセスポイントに来た時に、いちいちアクセスポイントであることを意識しないで、GPSがその旨を検出して画像を適切に送信することができる。
企業内LANのようにアクセスポイントを有するエリアは無数にあるが、そうしたポイントに来る毎に無線機能を働かせてアクセスを試みているとカメラを作動させる電池の持つエネルギーが低下してすぐに撮影不可能となってしまう。これに対し、第1の実施形態によれば、カメラメーカやユーザが特別に契約したプロバイダのアクセスポイントでのみGPSデータで検出して送信を試みるので、エネルギーの無駄やコストの無駄のないワイヤレス通信が可能となる。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、ワイヤレスで画像送信するカメラに於いて最も適切な場所でのみ画像送信を促がすので、適切な条件でのみ、ワイヤレス通信を行って時間やコストやエネルギーの無駄のない送信をすることができ、インターネット上を送信可能となったデータは、携帯電話器等で自由に配布したりすることができる。
また、上述した説明に於いては、ホットスポット等でデータ送信する例のみをとり上げたが、これに限られるものではなく、例えば、図2(c)に示されるように、自宅にて、カメラ10から自分のパーソナルコンピュータ31に画像を送信する場合等は、ワイヤレスLANの送信機能でなく、ワイヤレスUSB(登録商標)の送信機能を作動させて、より効率的な送信を選択するようにしても良い。
このような考え方でカメラの置かれた状況によって送信の方法を最適化することも、本発明の概念に含まれている。
ここで、このようなカメラの通信手段による通信用のシーケンスについて、図4のフローチャートを参照して、以下に説明する。
つまり、GPS情報によって適切なアクセスポイントがあると判定された場合には、カメラのマイクロコントローラ11は、検索部15を用いてこれを判定し、ステップS31にて通信部20を作動させる。これによって、カメラ10側からリクエスト信号が、例えば、図2(a)に示されるアクセスポイント23に対し送出される。これに反応して、アクセスポイントは通信を確立するためのIPアドレスを送信するので、カメラ10側では、ステップS32に於いて、これを受信したか否かが判定される。ここで、IPアドレスガ受信されない場合は、上記ステップS31及びS32が繰り返される。
上記ステップS32にて、上記IPアドレスが受信されたならば、ステップS33に移行して、当該IPアドレスがこの場所でアクセスするべきアクセスポイントに対応しているか、GPS情報が参照される。そして、ステップS34に於いて、上記ステップS33にて参照した結果、その場所でアクセスすべき対象であるか否かが判定される。ここで、アクセスすべき対象でないと判定された場合は、ステップS35に移行して未登録である警告が行われる。その後、上記ステップS31に移行する。一方、アクセスすべき対象であると判定された場合は、ステップS36に移行する。
ステップS36では、そのIPアドレスが送信される。次いで、ステップS37にて、セキュリティ信号の通信が行われて安全を確保する所定の手続きが行われる。そして、ステップS38では、上記セキュリティ信号の送信が終了したか否かが判定される。その結果、送信が終了していない場合は、ステップS39に移行してセキュリティの手続きが所定時間内に成立したか否かが判定される。ここで、まだ所定時間が経過していない場合は上記ステップS37に移行して以降の処理動作が繰り返される。一方、所定時間が経過している場合は、ステップS40に移行して警告が行われる。その後、本ルーチンを抜ける。
上記ステップS38にて上記セキュリティ信号の送信が終了した場合は、ステップS41に移行して画像データが送信される。次いで、ステップS42に於いて、画像データの送信が終了したか否かが判定される。ここで、終了している場合は本ルーチンを抜ける。しかしながら、終了していない場合は、ステップS43に移行して、所定時間が経過したか否かが判定される。その結果、所定時間が経過していなければ、上記ステップS41に移行して以降の処理動作が繰り返される。一方、所定時間が経過している場合は、ステップS44に移行して警告が行われた後、本ルーチンを抜ける。
このように、アクセスポイントから送られて来た画像信号に対して、プロバイダ側は、図5に示されるようなフローチャートに従って画像信号を扱う。
図5は、図4のフローチャートに従ってアクセスポイントから送られて来た画像信号に対するプロバイダ側の動作を説明するフローチャートである。
本ルーチンに入って、先ずステップS51にて画像が受信されたならば、続くステップS52にて受信画像に添付されているGPS情報が参照されてデータベースが検索される。ここで、データベースはプロバイダ自身が有していても良いし、インターネット27経由で他のプロバイダの有するデータベースや検索機能を利用しても良い。次いで、ステップS53では、上記ステップS52で検索された地名情報が地名に変換されて、画像に添付される。そして、ステップS54では、撮影場所の地図も検索されて添付される。
次に、ステップS55にて電子メールが作成され、続くステップS56にて、上記ステップS51で送られて来た画像が上記ステップS55で作成された電子メールに添付される。そして、ステップS57にて、作成された電子メールが所定の対象に送信される。
この送信の対象はカメラのユーザ自身で良いが、自動的に知人に送るように設定できるようにしても良い。カメラユーザ自身のメールアドレスに送信された場合は、カメラ内の画像データとは異なり、地名や地図が添付されている他、携帯電話器でインターネット上を転送できるようになっている。したがって、例えば、図2(b)に示されるように、撮影後、移動中駅のホーム等でその画像やコメントを友人や知人に携帯電話器の操作によって送って画像をシェアすることができる。
通常、カメラにこうしたメール作成やアドレス設定機能を持たせると、非常に煩雑な手続きを必要としたり、多くのスイッチを必要としたりして機器の携帯性が損なわれてしまう。したがって、このような方法によってカメラの携帯性を高めつつ、携帯電話システムを有効利用して、多くの人との画像シェアや地名、地図を用いて、より情報量の多いコミュニケーションをとることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
この第2の実施形態は、アクセスポイント毎にそれに適切なデータ量に圧縮して画像を送信するものとなっている。したがって、そのアクセスポイントやプロバイダ毎に持つ制限や決まり事を考慮して、送信が行えるようにしている。また、第2の実施形態では、上述した第1の実施形態とは異なり、地名の検索をインターネットやプロバイダの技術を利用せず、カメラ内で行うようにしている。
尚、以下に述べる第2の実施形態に於いて、カメラの基本的な構成については、上述した第1の実施形態と同じであるので、説明の重複を避けるため、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に於けるカメラの動作について説明するフローチャートである。
ステップS61〜S65では、上述した第1の実施形態に於ける図3のフローチャートのステップS1〜S5と同様に、撮影やGPS情報付加、画像サイズ記録等が行われる。そして、ステップS66にて、上記ステップS65にて得られたGPS情報が使用できるか否かが判定される。ここで、例えば、建物の中や地下等、撮影時にGPSデータが得られない場合は、ステップS67に移行して、後述するステップS71で取得される直近のデータが利用されて撮影時のデータとされる。このステップS67の後、及び上記ステップS66にてGPSデータが使用できる場合は、ステップS68へ移行する。
ステップS68では、上記ステップS64で記録された画像のサイズが記録される。次いで、ステップS69に於いて、GPS情報が所定位置にヒットしているか否かが判定される。ここで、上記GPS情報が所定位置にヒットしている場合のみ、ステップS70に移行して検索された地名が記録される。
これによって、大部分の写真データには地名情報は付加されないが、少ないデータベースによって有名ポイントであれば地名が付加できるようになる。例えば、大規模な遊園地や神社仏閣等は、比較的広いエリアで、且つまとまったポイントとして判定可能である。これに対して、各地の結婚式場名まですべてをカバーすることは困難であるので、この場合は、地名付加は行われないようにしている。
上記ステップS61にて非撮影状態であると判定された場合は、ステップS71以降の画像送信のための通信が行われる。
すなわち、ステップS71でGPS部15によってGPS情報が入手されると、続くステップS72にて、得られたGPS情報が利用されてその場所に適切なアクセスポイントがカメラ10内のデータベース(メモリ17)から呼び出される。そして、ステップS73に於いて、アクセスポイントの有無が判定される。ここで、アクセスポイントが無い場合は、ステップS74に移行して警告がなされた後、上記ステップS61へ移行する。一方、上記ステップS73にてアクセスポイントが有る場合は、続くステップS75に於いて、送信する画像のサイズが判定される。
このステップS75では、判定された画像のサイズが、そのアクセスポイントの通信環境に依存したワイヤレス送信に適切なサイズか否かが判定される。その結果、適切なサイズであればステップS76をスキップするが、不適切な大きさである場合はステップS76に移行して、そのアクセスポイントの情報に従って、圧縮された後のデータサイズが決められて再圧縮された後、ステップS77に移行する。
ステップS77ではデータの送信が行われる。そして、ステップS78に於いて、送信が完了したか否かが判定される。ここで、送信が完了したならば本シーケンスが終了するが、送信が完了しない場合には、ステップS79に移行して再送信が行われる。そして、ステップS80にて、所定時間が経過したか否かが判定され、経過していなければ上記ステップS77に移行して以降の処理動作が繰り返される。しかしながら、上記ステップS80にて所定時間が経過したならば、ステップS81に移行して警告が行われた後、通信が終了する。
以上説明したように第2の実施形態によれば、各々のアクセスポイントに適切な状態に画像を処理して送信するので、プリントアウトサービスのプロバイダには圧縮率の低いデータを送信し、携帯電話器サービスのプロバイダには高い圧縮率のデータを送信する等の工夫ができ、その状況に応じた時間やコストでの通信が可能となる。
また、無数に存在する観光地の全てには対応できずとも、或いは複雑な形状の地域名は正確に検索できなくとも、例えば、図7に示されるように、都道府県を大きなブロックで判定し、その中央部なら、ある程度の地名確定が可能であるという考え方を用いても良い。但し、ブロック近接エリア(近接部)では地名確定が困難であるので、この場合は、例えば、「東京」ではなく、より大きな単位である「関東地方」を地名とすれば地名が確定されるという考え方とする。
図8は、こうした地名検索の処理動作を説明するフローチャートである。
以下、図8のフローチャートを参照して、地名検索の処理動作について説明する。
始めに、ステップS91に於いて、その地名が代表的な観光地であるか否かが判定される。ここで、代表的な観光地であるならば、ステップS97に移行してその地名が画像に記録される。また、上記ステップS91にて代表的な観光地ではないと判定されたならば、次にステップS92に於いて、市の単位での地名確定が試みられる。ここで、地名が確定すれば、ステップS98に移行して当該する市名が画像に記録される。一方、上記ステップS92にて市単位での地名が確定できなければステップS93に移行する。
このステップS93では、県の単位での地名確定が試みられる。ここで、地名が確定すれば、ステップS99に移行して当該する県名が画像に記録される。一方、上記ステップS93にて県単位での地名が確定できなければステップS94に移行する。そして、ステップS94では、県よりも広い地方単位での地名確定が試みられる。ここで、地名が確定すれば、ステップS100に移行して当該する地方名が画像に記録される。一方、上記ステップS94にて地方単位での地名が確定できなければステップS95に移行する。
ステップS95では、国名の単位での地名確定が試みられる。ここで、国名が確定すれば、ステップS101に移行して当該する国名が画像に記録される。一方、上記ステップS95にて国単位での地名が確定できなければ、ステップS96に移行して警告がなされる。
こうして、何れかの地名が確定された後、或いは警告がなされた後、本ルーチンが終了する。
尚、図8のフローチャートに於いては、町村の単位ではデータが多くなりすぎるので、カバーしないものとしている。
これによって、極力、画像データに地名データが付加されるので、ユーザは、特にパーソナルコンピュータやインターネットの接続を行わずして、その写真を何処で撮影したか確認することができ、地名と共に写真を鑑賞することができる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、カメラ内の限られた、スペースの少ないメモリを利用して地名付加ができるカメラを提供することができる。
また、本第2の実施形態を利用すると、図9(a)に示されるように、カメラ10の表示部19上に、ホットスポットに向う地図を表示するような応用が可能となる。
以下、図10のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態によるカメラの撮影時以外の動作について説明する。
すなわち、ステップS111に於いて撮影時以外にGPSが起動されると、続くステップS112に於いて、ホットスポットが近くにあるか否かが判定される。これは、例えば、ホットスポットの位置情報と現在の位置情報を比較して、その差が500m以内か否かで判定するようにする。その結果、ホットスポットが近くである場合は、ステップS113に移行して警告表示がなされる。つまり、図9(b)に示されるように、カメラ10の表示部19に地図が表示されて、ユーザが画像送信するに適切なポイントにナビゲートする機能が付加されるようにしている。
このように、常時GPSを作動させれば、全てのGPSデータに地図を添付せず、代表的な地域でのみ地名添付表記する等の応用も可能である。例えば、撮影地点のデータが無くとも、代表的なポイントを通った時に判定検索を行い、その地名を画像につける等の応用も可能となる。
上述したように、第1及び第2の実施形態によれば、近年、発達著しいインターネット回線に写真画像を効率よく無線LAN等を利用して送信し、プロバイダにて、その画像の保存や加工、情報付加等が可能となる。したがって、ユーザは撮影のみに専念して、画像鑑賞時には適切に保存され見やすく加工された画像を適宜検索して楽しむことが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
本発明の第1の実施形態に係るカメラの構成を示すブロック図である。 (a)はアクセスポイントが設けられているホットスポットにてカメラから画像信号を送信する例を示した図、(b)は携帯電話機の使用例を示した図、(c)はユーザの自宅でカメラから自分のパーソナルコンピュータに画像を送信する場合の例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に於けるカメラの動作について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に於けるカメラの通信手段による通信用の動作について説明するフローチャートである。 図4のフローチャートに従ってアクセスポイントから送られて来た画像信号に対するプロバイダ側の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に於けるカメラの動作について説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に於ける地名検索について説明する図である。 第2の実施形態に於いて地名検索の処理動作を説明するフローチャートである。 (a)は第2の実施形態に於いてカメラの表示部上に地図を表示した例を示した図、(b)は(a)の表示部に表示された地図の例を示した図である。 本発明の第2の実施形態によるカメラの撮影時以外の動作について説明するフローチャートである。
符号の説明
10…カメラ、11…マイクロコントローラ(CPU)、12…撮影部、13…画像メモリ、15…GPS部、16…検索部、17…メモリ、18…入力部、20…通信部、23…アクセスポイント、23a…アクセスポイント1(AP1)、23b…アクセスポイント2(AP2)、24…ハブ、25…ルータ、26a…プロバイダ(1)、26b…プロバイダ(2)、27…インターネット、30…携帯電話器。

Claims (3)

  1. 被写体の画像を得るための撮影手段と
    上記得られた画像を画像データとして記録する画像データ記録手段と、
    上記画像データ記録手段に記録された画像データを無線通信によって外部に送信する通信手段と、
    当該カメラの所在位置に関するデータを受信して上記カメラの所在位置を検出する位置検出手段と、
    上記カメラの所在位置に対応した、上記通信手段でアクセス可能なアクセスポイントに関する位置データを記憶したアクセス位置記憶手段と、
    上記位置検出手段で検出した上記カメラの所在位置と上記アクセス位置記憶手段に記憶された位置データとから画像データを送信可能なアクセスポイントを判定する送信先判定手段と、
    上記送信先判定手段により画像データを送信可能なアクセスポイントがあると判定された場合に、上記画像データ記録手段に記録された画像データのうち、送信する画像データであって未送信の画像データの有無を判断する送信画像有無判断手段と、
    上記送信画像有無判断手段により、送信する画像データであって未送信の画像データが有ると判断された場合には、対象となる未送信の画像データを上記判定されたアクセスポイントを経由して送信先に送信するように上記通信手段を制御し、上記送信画像有無判断手段により、送信する画像データであって未送信の画像データが無いと判断された場合には、送信操作の有無に応じて送信する画像データを選択し、この選択された画像データを上記判定されたアクセスポイントを経由して送信先に送信するように上記通信手段を制御するか否かを判断する制御手段と、
    具備することを特徴とするカメラ。
  2. 上記送信先に画像データを送信開始する告知を行う表示部を更に有し、
    上記制御手段は、上記表示部の告知後に上記画像データを送信するように上記通信手段を制御し、
    上記画像データ記録手段は、上記送信された画像データに送信済みを示すデータを記録することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記アクセス位置記憶手段に記憶されたアクセスポイントに関する位置データは、予め契約されているアクセスポイントを示す位置データからなることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
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