JP2005247565A - 紙送り機構およびこれを用いたプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、圧接ローラに付着したゴミを除去して高品質な画像印刷が可能な紙送り機構およびこれを用いたプリンタを提供すること。
【解決手段】 本発明の紙送り機構1は、紙送りローラ2と、この紙送りローラ2に圧接可能な圧接ローラ4と、この圧接ローラ4と紙送りローラ2との間に圧接狭持されて紙送りローラ2の回転で搬送可能な記録用紙6とを備え、圧接ローラ4の外周面に弾性付勢するクリーニング部材7を配設し、回転する圧接ローラ4にクリーニング部材7を弾接して、圧接ローラ4に付着したゴミを除去するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の紙送り機構1は、紙送りローラ2と、この紙送りローラ2に圧接可能な圧接ローラ4と、この圧接ローラ4と紙送りローラ2との間に圧接狭持されて紙送りローラ2の回転で搬送可能な記録用紙6とを備え、圧接ローラ4の外周面に弾性付勢するクリーニング部材7を配設し、回転する圧接ローラ4にクリーニング部材7を弾接して、圧接ローラ4に付着したゴミを除去するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は紙送り機構に係わり、特にプリンタに使用されて、記録用紙を好適に搬送可能な紙送り機構およびこれを用いたプリンタに関する。
従来の紙送り機構21は、図4に示すように、円柱状に形成された紙送りローラ2が配設され、この紙送りローラ2のローラ部2aの長手方向の左右両端部から回転軸2b、2bが突出形成されている。
また、ローラ部2aの外周面には、所定の高さ寸法で複数の突起を突出させた突起形成部3が2箇所に形成されている。
そして、紙送りローラ2は、左右の回転軸2b、2bが、プリンタ(図示せず)の筐体側に支持されて回転駆動可能になっている。
また、ローラ部2aの外周面には、所定の高さ寸法で複数の突起を突出させた突起形成部3が2箇所に形成されている。
そして、紙送りローラ2は、左右の回転軸2b、2bが、プリンタ(図示せず)の筐体側に支持されて回転駆動可能になっている。
また、紙送りローラ2のローラ部2aの外周面と対向する上方には、長さ寸法が紙送りローラ2と略同等に形成された圧接ローラ4が配設されている。
前記圧接ローラ4は、円柱状のローラ部4aを有し、このローラ部4aの左右両端部から回転軸4b、4bが突出形成されて、プリンタの筐体側に回転自在に支持されている。
また、圧接ローラ4は、回転軸4b、4bがコイルバネ5で弾性付勢されて、紙送りローラ2の突起形成部3の外周面に所定の圧接圧で圧接されている。
前記圧接ローラ4は、円柱状のローラ部4aを有し、このローラ部4aの左右両端部から回転軸4b、4bが突出形成されて、プリンタの筐体側に回転自在に支持されている。
また、圧接ローラ4は、回転軸4b、4bがコイルバネ5で弾性付勢されて、紙送りローラ2の突起形成部3の外周面に所定の圧接圧で圧接されている。
前記紙送りローラ2と圧接ローラ4との間には、所定の厚さの2点鎖線で示す記録用紙6が搬送されて圧接狭持されるようになっている。
そして、紙送りローラ2を回転させることにより、突起形成部3に形成した複数の突起が記録用紙6の下面に突き刺さって、記録用紙6を往復搬送可能になっている。このような従来の紙送り機構21を用いたプリンタ(図示せず)は、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に記録用紙6を圧接狭持した状態で、記録用紙6の頭出しを行う。その後、紙送りローラ2を回転駆動させて記録用紙6を印字ヘッドに搬送すると共に、印字ヘッドを駆動させることにより、記録用紙6に所望の画像を印刷することができる。
特開平11−79461号公報
そして、紙送りローラ2を回転させることにより、突起形成部3に形成した複数の突起が記録用紙6の下面に突き刺さって、記録用紙6を往復搬送可能になっている。このような従来の紙送り機構21を用いたプリンタ(図示せず)は、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に記録用紙6を圧接狭持した状態で、記録用紙6の頭出しを行う。その後、紙送りローラ2を回転駆動させて記録用紙6を印字ヘッドに搬送すると共に、印字ヘッドを駆動させることにより、記録用紙6に所望の画像を印刷することができる。
しかし、従来の紙送り機構21は、圧接ローラ4の外周面に記録用紙6の紙粉等のゴミが付着すると、圧接ローラ4の外周面が部分的に凸となり、紙送りローラ2と圧接ローラ4との回転で搬送中の記録用紙6の表面が、前記部分的に凸となったゴミに押圧される。
そして、突起形成部3に圧接される部分の記録用紙6は、その他の部分より圧接圧が大きいので、突起形成部3と対向する部分の圧接ローラ4にゴミが付着すると、搬送される記録用紙6の表面である印刷面には、圧接ローラ4が1回転する毎に、周期的に凹状の打痕傷が複数発生する。
そして、突起形成部3に圧接される部分の記録用紙6は、その他の部分より圧接圧が大きいので、突起形成部3と対向する部分の圧接ローラ4にゴミが付着すると、搬送される記録用紙6の表面である印刷面には、圧接ローラ4が1回転する毎に、周期的に凹状の打痕傷が複数発生する。
このような打痕傷が周期的に複数発生した記録用紙6に、プリンタ側の印字ヘッドで印刷した画像は、品質が悪くなって印刷不良になるおそれがあった。
本発明は前述したような課題を解決して、圧接ローラに付着したゴミを確実に除去して高品質な画像印刷が可能な紙送り機構およびこれを用いたプリンタを提供することを目的とする。
本発明は前述したような課題を解決して、圧接ローラに付着したゴミを確実に除去して高品質な画像印刷が可能な紙送り機構およびこれを用いたプリンタを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための第1の手段として本発明の紙送り機構は、紙送りローラと、この紙送りローラに圧接可能な圧接ローラと、この圧接ローラと前記紙送りローラとの間に圧接狭持されて前記紙送りローラの回転で搬送可能な記録用紙とを備え、前記圧接ローラの外周面に弾性付勢するクリーニング部材を配設し、回転する前記圧接ローラに前記クリーニング部材を弾接して、前記圧接ローラに付着したゴミを除去するようにしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記紙送りローラの外周面には、所定の高さ寸法とピッチ寸法で形成した複数の突起を有する突起形成部が所定の幅寸法の範囲に形成され、前記クリーニング部材は、前記突起形成部と対向する位置の前記圧接ローラの外周面に配設されると共に、前記圧接ローラの軸方向と平行方向の幅寸法が前記突起形成部の前記幅寸法と同じに形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第3の手段として、前記クリーニング部材は、前記圧接ローラの直径方向の中心線を跨いで互いに対向する一対の付勢部を有し、この付勢部は、前記圧接ローラの外周面に弾接する部分が、前記圧接ローラの円弧状の外周面と同じ円弧状に形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の手段として本発明の紙送り機構を用いたプリンタは、請求項1〜3のいずれかに記載の紙送り機構を備え、前記クリーニング部材で前記圧接ローラに付着したゴミを除去した状態の前記紙送り機構で、記録用紙を印刷手段に搬送して画像印刷することを特徴とする。
本発明の紙送り機構は、圧接ローラの外周面に弾性付勢するクリーニング部材を配設し、回転する前記圧接ローラに前記クリーニング部材を弾接して、圧接ローラに付着したゴミを除去するようにしたので、記録用紙に発生する周期的な打痕傷を防止でき、高品質の画像を記録用に印刷することができる。
また、クリーニング部材は、突起形成部と対向する位置の圧接ローラの外周面に配設されると共に、圧接ローラの軸方向と平行方向の幅寸法が突起形成部の幅寸法と同じに形成されているので、突起形成部と対向する位置の圧接ローラに付着するゴミを確実に除去でき、記録用紙に発生する周期的な打痕傷を防止できる。
また、クリーニング部材は、圧接ローラの直径方向の中心線を跨いで互いに対向する一対の付勢部を有し、この付勢部は、圧接ローラの外周面に弾接する部分が、圧接ローラの円弧状の外周面と同じ円弧状に形成されているので、更に確実に圧接ローラに付着したゴミを除去できる。
また、本発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の紙送り機構を備え、クリーニング部材で圧接ローラに付着したゴミを除去した状態の紙送り機構で、記録用紙を印刷手段に搬送して画像印刷するようにしたので、記録用紙に周期的な複数の痕傷がなく、高品質な画像印刷を行うことが可能な本発明の紙送り機構を用いたプリンタを提供できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1は本発明の紙送り機構の斜視図であり、図2は図1の紙送り機構の側面図であり、図3は図1の正面図である。
本発明の実施の形態の紙送り機構において、従来例で説明したものと同じ構成の部材については、同じ番号を付与して説明する。
まず、本発明の実施の形態の紙送り機構1は、図1に示すように、金属からなる紙送りローラ2が配設されており、この紙送りローラ2は、所定の直径寸法からなる円柱状のローラ部2aが、後述する記録用紙6の幅寸法より若干長く形成されて配設されている。
本発明の実施の形態の紙送り機構において、従来例で説明したものと同じ構成の部材については、同じ番号を付与して説明する。
まず、本発明の実施の形態の紙送り機構1は、図1に示すように、金属からなる紙送りローラ2が配設されており、この紙送りローラ2は、所定の直径寸法からなる円柱状のローラ部2aが、後述する記録用紙6の幅寸法より若干長く形成されて配設されている。
また、紙送りローラ2は、ローラ部2aの長手方向の左右両端部から回転軸2b、2bが突出形成されている。
そして、紙送りローラ2は、回転軸2b、2bがプリンタ(図示せず)側の筐体に形成した軸受けに支持されて、モータ等の駆動源によって左右両方向に回転駆動可能になっている。
また、ローラ部2aには、外周面の円周方向と軸方向とに、所定の高さ寸法とピッチ寸法で突出形成した複数の突起を有する突起形成部3が、図示左右の回転軸2b、2b寄りの2箇所に、幅寸法Aでそれぞれ形成されている。
そして、紙送りローラ2は、回転軸2b、2bがプリンタ(図示せず)側の筐体に形成した軸受けに支持されて、モータ等の駆動源によって左右両方向に回転駆動可能になっている。
また、ローラ部2aには、外周面の円周方向と軸方向とに、所定の高さ寸法とピッチ寸法で突出形成した複数の突起を有する突起形成部3が、図示左右の回転軸2b、2b寄りの2箇所に、幅寸法Aでそれぞれ形成されている。
前記紙送りローラ2のローラ部2aと対向する図示上方側には、ローラ部2aと略同じ直径寸法の円柱状のローラ部4aを有する金属等からなる圧接ローラ4が配設されている。前記圧接ローラ4は、長さが紙送りローラ2と略同じに形成されて、紙送りローラ2の長手方向と平行方向に配設されている。
また、圧接ローラ4の長手方向の両端部からは、回転軸4b、4bがそれぞれ形成され、この回転軸4b、4bがプリンタ側の筐体に支持されて回転自在になっている。前記圧接ローラ4は、ローラ部4aの外周面が、後述するクリーニング部材7との摺動を容易にするために、例えば鏡面状に仕上げされている。
また、圧接ローラ4の長手方向の両端部からは、回転軸4b、4bがそれぞれ形成され、この回転軸4b、4bがプリンタ側の筐体に支持されて回転自在になっている。前記圧接ローラ4は、ローラ部4aの外周面が、後述するクリーニング部材7との摺動を容易にするために、例えば鏡面状に仕上げされている。
また、圧接ローラ4は、両端部の回転軸4b、4bが、コイルバネ5、5で弾性付勢されて、ローラ部4aが紙送りローラ2の複数の突起が形成された突起形成部3の外周部に圧接可能になっている。
また、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間には、例えば印画紙等の厚紙からなる2点差線で示すような記録用紙6が圧接狭持可能になっている。
前記紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に圧接狭持された記録用紙6は、図示上面側が印刷面6aとなって、この印刷面6aに後述するプリンタ(図示せず)側の印刷手段によって所望の画像を印刷可能になっている。
また、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間には、例えば印画紙等の厚紙からなる2点差線で示すような記録用紙6が圧接狭持可能になっている。
前記紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に圧接狭持された記録用紙6は、図示上面側が印刷面6aとなって、この印刷面6aに後述するプリンタ(図示せず)側の印刷手段によって所望の画像を印刷可能になっている。
また、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に記録用紙6を圧接狭持すると、紙送りローラ2の突起形成部3に形成した複数の突起が記録用紙6の下面に喰い込んで記録用紙6をグリップするようになっている。
このような突起形成部3でグリップした記録用紙6は、紙送りローラ2を左右両方向に回転駆動させることにより、紙送りローラ2に対してスリップすることなく確実に往復搬送できるようになっている。
このような突起形成部3でグリップした記録用紙6は、紙送りローラ2を左右両方向に回転駆動させることにより、紙送りローラ2に対してスリップすることなく確実に往復搬送できるようになっている。
また、圧接ローラ4のローラ部4aの外周面には、紙送りローラ2の突起形成部3と対向する位置に、クリーニング部材7が弾性付勢され配設されている。
前記クリーニング部材7は、圧接ローラ4より低硬度の金属あるいは樹脂等の材料からなり、圧接ローラ4のローラ部4aの外周面に傷が付かないようになっている。
また、クリーニング部材7は、図2に示すように、図示垂直方向で圧接ローラ4の直径方向の中心線Cを跨いで互いに対向する一対の付勢部7a、7aを有し、この付勢部7a、7aは、圧接ローラ4の外周面に弾接する部分が、圧接ローラ4の円弧状の外周面と同じ形状の円弧状に形成されている。
前記クリーニング部材7は、圧接ローラ4より低硬度の金属あるいは樹脂等の材料からなり、圧接ローラ4のローラ部4aの外周面に傷が付かないようになっている。
また、クリーニング部材7は、図2に示すように、図示垂直方向で圧接ローラ4の直径方向の中心線Cを跨いで互いに対向する一対の付勢部7a、7aを有し、この付勢部7a、7aは、圧接ローラ4の外周面に弾接する部分が、圧接ローラ4の円弧状の外周面と同じ形状の円弧状に形成されている。
前記クリーニング部材7は、図3に示すように、圧接ローラ4の軸方向と平行方向の幅寸法Bが突起形成部3の幅寸法Aと略同じに形成されている。
また、クリーニング部材7は、コイルバネ5の付勢力より小さな付勢力のコイルバネ等からなる弾性部材8に付勢されて、圧接ローラ4の外周面に弾接している。
そして、圧接ローラ4が回転すると、クリーニング部材7は、付勢部7aがローラ部4aの外周面を摺動するようになっている。
また、クリーニング部材7は、コイルバネ5の付勢力より小さな付勢力のコイルバネ等からなる弾性部材8に付勢されて、圧接ローラ4の外周面に弾接している。
そして、圧接ローラ4が回転すると、クリーニング部材7は、付勢部7aがローラ部4aの外周面を摺動するようになっている。
このような構成の本発明の紙送り機構1は、突起形成部3と対向する位置の圧接ローラ4の外周面に、従来の課題で説明したような記録用紙6の紙粉等のゴミが付着したとしても、このゴミをクリーニング部材7の付勢部7aで除去することができる。
そのために、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に圧接狭持して搬送する記録用紙6の印刷面に従来の課題で説明したような、印刷面6aに周期的に発生する複数の打痕傷を防止できる。
そのために、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に圧接狭持して搬送する記録用紙6の印刷面に従来の課題で説明したような、印刷面6aに周期的に発生する複数の打痕傷を防止できる。
また、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に圧接狭持した記録用紙6は、突起形成部3に形成した複数の突起によって、図3に示すように、紙送りローラ2の外周面から若干浮いた状態になっている。
そのために、クリーニング部材7が配設されてない部分の圧接ローラ4にゴミが付着して、このゴミによって記録用紙6が下方に押されたとしても、記録用紙6は下方の隙間部分に押し下げられて、印刷面6aに打痕傷が発生ないようになっている。
このような理由から、クリーニング部材7は、突起形成部3と対向する位置に配設するだけで、印刷中の記録用紙6の印刷面6aに、圧接ローラ4に付着したゴミによる周期的な打痕傷の発生を防止できる。
そのために、クリーニング部材7が配設されてない部分の圧接ローラ4にゴミが付着して、このゴミによって記録用紙6が下方に押されたとしても、記録用紙6は下方の隙間部分に押し下げられて、印刷面6aに打痕傷が発生ないようになっている。
このような理由から、クリーニング部材7は、突起形成部3と対向する位置に配設するだけで、印刷中の記録用紙6の印刷面6aに、圧接ローラ4に付着したゴミによる周期的な打痕傷の発生を防止できる。
前述したような本発明の紙送り機構1を用いたプリンタ(図示せず)は、紙送りローラ2の回転軸2bを筐体(図示せず)側の軸受けに支持して、駆動源であるモータ等により紙送りローラ2が回転駆動可能になっている。
また、圧接ローラ4は、コイルバネ5に弾性付勢された状態の回転軸4bが、筐体側の軸受け支持されて、送られてくる記録用紙6の厚さが異なっても、適正な圧接圧で紙送りローラ2に圧接可能になっている。
また、本発明の紙送り機構1を用いたプリンタには、印字ヘッドからなる印刷手段(図示せず)が配設され、この印刷手段で、紙送りローラ2と圧接ローラ4と搬送されてくる記録用6に所望の画像を印刷するようになっている。
また、圧接ローラ4は、コイルバネ5に弾性付勢された状態の回転軸4bが、筐体側の軸受け支持されて、送られてくる記録用紙6の厚さが異なっても、適正な圧接圧で紙送りローラ2に圧接可能になっている。
また、本発明の紙送り機構1を用いたプリンタには、印字ヘッドからなる印刷手段(図示せず)が配設され、この印刷手段で、紙送りローラ2と圧接ローラ4と搬送されてくる記録用6に所望の画像を印刷するようになっている。
このようなプリンタの印刷動作は、まず、紙送りローラ2と圧接ローラ4との間に記録用紙6を圧接狭持した状態で、モータ等で紙送りローラ2を回転駆動させて記録用紙6を印刷手段まで搬送する。
そして、記録用紙6の先端部を光センサ(図示せず)等で検出して頭出し後に、紙送りローラ2と圧接ローラ4とによって記録用紙6を搬送すると共に、印刷手段を駆動させることにより、記録用紙6に所望の画像が印刷される。
そして、記録用紙6の先端部を光センサ(図示せず)等で検出して頭出し後に、紙送りローラ2と圧接ローラ4とによって記録用紙6を搬送すると共に、印刷手段を駆動させることにより、記録用紙6に所望の画像が印刷される。
このような、本発明の紙送り機構1を用いたプリンタで記録用紙6に印刷した画像は、クリーニング部材7によって圧接ローラ4に付着したゴミが除去されているので、周期的な打痕傷のない高品質の画像を得ることができる。
また、クリーニング部材7で除去したゴミが、記録用紙6の印刷面6a上に落ちたとしても、ゴミが落ちた1箇所だけに凹みが発生するが、圧接ローラ4にはゴミが付着してないので、従来の課題で説明したような、周期的で複数発生する打痕傷を無くすることができ、従来よりも高品質の画像を印刷することができる。
また、クリーニング部材7で除去したゴミが、記録用紙6の印刷面6a上に落ちたとしても、ゴミが落ちた1箇所だけに凹みが発生するが、圧接ローラ4にはゴミが付着してないので、従来の課題で説明したような、周期的で複数発生する打痕傷を無くすることができ、従来よりも高品質の画像を印刷することができる。
尚、本発明の実施の形態では、紙送りローラ2の突起形成部3を2箇所に形成して、クリーニング部材7を2個配設したもので説明したが、突起形成部3が1箇所で、クリーニング部材7を突起形成部3と対向する位置に1個配設したものでも良い。
また、クリーニング剤7は、付勢部7a、7aを一対形成したもので説明したが、1個の付勢部7aだけでも良い。
また、クリーニング剤7は、付勢部7a、7aを一対形成したもので説明したが、1個の付勢部7aだけでも良い。
1 本発明の紙送り機構
2 紙送りローラ
2a ローラ部
2b 突起部
2c 回転軸
3 突起形成部
4 圧接ローラ
4a ローラ部
4b 回転軸
5 コイルバネ
6 記録用紙
6a 印刷面
7 クリーニング部材
7a 付勢部
8 弾性部材
2 紙送りローラ
2a ローラ部
2b 突起部
2c 回転軸
3 突起形成部
4 圧接ローラ
4a ローラ部
4b 回転軸
5 コイルバネ
6 記録用紙
6a 印刷面
7 クリーニング部材
7a 付勢部
8 弾性部材
Claims (4)
- 紙送りローラと、この紙送りローラに圧接可能な圧接ローラと、この圧接ローラと前記紙送りローラとの間に圧接狭持されて前記紙送りローラの回転で搬送可能な記録用紙とを備え、前記圧接ローラの外周面に弾性付勢するクリーニング部材を配設し、回転する前記圧接ローラに前記クリーニング部材を弾接して、前記圧接ローラに付着したゴミを除去するようにしたことを特徴とする紙送り機構。
- 前記紙送りローラの外周面には、所定の高さ寸法とピッチ寸法で形成した複数の突起を有する突起形成部が所定の幅寸法の範囲に形成され、前記クリーニング部材は、前記突起形成部と対向する位置の前記圧接ローラの外周面に配設されると共に、前記圧接ローラの軸方向と平行方向の幅寸法が前記突起形成部の前記幅寸法と同じに形成されていることを特徴とする請求項1記載の紙送りローラ。
- 前記クリーニング部材は、前記圧接ローラの直径方向の中心線を跨いで互いに対向する一対の付勢部を有し、この付勢部は、前記圧接ローラの外周面に弾接する部分が、前記圧接ローラの円弧状の外周面と同じ円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の紙送り機構。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の紙送り機構を備え、前記クリーニング部材で前記圧接ローラに付着したゴミを除去した状態の前記紙送り機構で、記録用紙を印刷手段に搬送して画像印刷することを特徴とするプリンタ。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008120482A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 搬送装置及び画像形成装置 |
WO2013122094A1 (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | 日産自動車株式会社 | 電池押圧装置および電池押圧方法 |
CN107840165A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-03-27 | 姚忠 | 用于打印机链式纸的平整装置 |
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2004
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