JP2005247518A - 吊り上げ搬送装置 - Google Patents

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光行 正岡
Masami Kuroiwa
正美 黒岩
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Abstract

【課題】 把持できる箇所が限定されている長尺物であっても確実に把持して搬送できるようにする。
【解決手段】 長尺物10の一端側L1を把持する第1把持機構27と、長尺物10の重心G10を跨いだ他端側L2を把持する第2把持機構29と、第1把持機構27と接続されて第1の直線上を進退可能な第1電動ホイスト23と、第2把持機構29と接続されて第1の直線と平行な第2の直線上を進退可能な第2電動ホイスト24とをそなえ、第2電動ホイスト24が、第1電動ホイスト23上に配設されているように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、長尺物を吊り下げて搬送するのに用いて好適な、吊り上げ搬送装置に関するものである。
従来より、工場内で車両用のフレームなどの長尺物を移動するような場合には、把持装置によってフレームを把持し、クレーン装置によって吊り上げて移動する手法がとられる場合が一般的である。
この一般的な手法について図7を用いて説明すると、クレーン装置200は図7中紙面奥行方向に所定間隔毎に設けられた複数組の支柱201,201と、クレーンガータ202と、電動ホイスト203とから主に構成されている。
このうち、クレーンガータ202は、その両端が一対の支柱201,201の上端に設けられたレール204,204上に載置され、図7中、紙面奥行き方向に移動することができるようになっている。
また、電動ホイスト203は、クレーンガータ202の上に設けられ、クレーンガータ202の長手方向(即ち図7中、左右方向)に移動することができ、また、この電動ホイスト203から下方に伸びるワイヤ205を巻き取ったり送り出したりすることができるようになっている。また、ワイヤ205の先端には、長尺物102を把持するトング(把持装置)101が接続されている。
そして、この把持装置101を介して吊り上げられる長尺物102を把持するとともに吊り上げて、電動ホイスト203を移動させることにより、長尺物102をワイヤ205によって左右方向に搬送することができ、また、電動ホイスト203のワイヤを巻き取り/送り出しにより長尺物102を上下方向に移動させることができ、さらに、クレーンガータ202を奥行き方向に移動させることにより長尺物102を奥行方向に搬送することができるようになっている。
なお、この把持装置101に関する技術の一例としては、以下の特許文献1の技術が挙げられ、以下、この特許文献1による把持装置101を図8に示して簡単に説明する。
この把持装置101は、一対の把持アーム111,112と、吊上げバー113とから主に構成されており、このうち、一方の把持アーム111は連結バー111cにより所定幅にて連結されたアーム111aと111bから構成され、他方の把持アーム112は連結バー112cにより所定幅にて連結されたアーム112aと112bとから構成されている。
また、一方のアーム111a,111bの先端には爪部113a,113bが形成されるとともに、他方のアーム112a,112bの先端にも図示しない爪部が形成されている。
そして、これらの把持アーム111,112は枢支部115a,115bにおいて揺動可能に接続され、これにより、把持アーム111,112は枢支部115a,115bを中心に開閉自在の構成となっている。そして、長尺物102に対して把持アーム111,112を挟持させると、爪部113a,113bおよび図示しない爪部がそれぞれ長尺物102の下面に入り込み、長尺物102を把持することができるようになっている。
特開平9−52689号公報
しかしながら、長尺物は、図7や図8に示される長尺物102のように、重心近傍に何も障害物がなく把持アーム111,112が容易に把持できような物ばかりではない。例えば図9に示すように、把持アーム111,112が長尺物の重心近傍を把持できないような長尺物を把持して吊り上げるような場合もありえる。
この図9に示す長尺物121は、トラックやバスなどの大型車両のフレーム121であって、このフレーム121にはフロントサスペンション122とリアサスペンション123が既に取り付けられており、このうち、リアサスペンション123はフレーム121の重心G121に近接して設けられている。
したがって、特許文献1の把持装置101を用いてこのフレーム121を搬送しようとしたとしても、従来の把持装置101の把持アーム111,112ではフレーム重心G121を跨いだ両側でフレーム121を把持することはできない。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、把持できる箇所が限定されている長尺物であっても確実に把持して搬送することができる、吊り上げ搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の吊り上げ搬送装置(請求項1)は、長尺物を吊り上げて搬送する、吊り上げ搬送装置であって、該長尺物の一端側を把持する第1把持機構と、該長尺物の重心を跨いだ他端側を把持する第2把持機構と、該第1把持機構と接続され、第1の直線上を進退可能な第1ホイストと、該第2把持機構と接続され、該第1の直線と平行な第2の直線上を進退可能な第2ホイストとをそなえ、該第2ホイストが、該第1ホイスト上に配設されていることを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明の吊り上げ搬送装置は、請求項1記載の内容において、該第1ホイストが、該第1ホイストの移動方向と直交する方向に移動可能なクレーンガータ上に設けられていることを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明の吊り上げ搬送装置は、請求項1または2記載の内容において、該長尺物は、車両用フレームであることを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の吊り上げ搬送装置は、請求項3記載の内容において、該車両用フレームの重心近傍には、サスペンション機構がそなえられていることを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明の吊り上げ搬送装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の内容において、該第1把持機構および該第2把持機構が、それぞれ、該長尺物の両側を2点で支持することを特徴としている。
本発明の吊り上げ搬送装置によれば、第1把持機構と第2把持機構とがそれぞれが独立して移動できるので、把持できる箇所が限定されている長尺物であっても確実に把持して搬送することができる。
また、第1駆動部のレール部材の上に第2駆動部が設けられているので、第1駆動部を移動させることによって第2駆動部も同時に移動させることができ、さらに、第2駆動部はレール部材の上で移動できるので、第1駆動部と第2駆動部との間の距離を自由に調整することができる。(請求項1)
また、第1ホイストの移動方向(即ち、第2ホイストの移動方向)と直交する方向にも長尺物を搬送することができる。(請求項2)
また、長尺物が車両用フレームである場合であっても、第1把持機構および第2把持機構によってこの車両用フレームを確実に把持することが可能であり(請求項3)、車両用フレームの重心近傍にサスペンション機構がそなえられた場合であっても、第1把持機構および第2把持機構がそれぞれ適切な位置で車両用フレームを把持することができる。(請求項4)
また、第1把持機構および第2把持機構が、それぞれ、長尺物の両側を2点で支持するように構成されているので第1把持機構または第2把持機構が把持するために必要なスペース(把持可能箇所)さえ長尺物に確保できれば、この長尺物を確実に把持することができ、さらに、これらの把持可能箇所が離れている場合であっても、確実にこの長尺物を把持して吊り上げることができる。(請求項5)
本発明の吊り上げ搬送装置の実施形態について説明すると、図1〜図6はその一実施形態を示すものであって、図1はその構成を示す模式図、図2はその把持機構の模式的な正面図であり、図3〜図6はそれぞれその作用を説明する模式図である。
図1に示すように、クレーン装置20は、図1中紙面奥行方向に所定間隔毎に設けられた複数組の支柱21,21と、クレーンガータ22と、第1電動ホイスト(第1ホイスト)23と、第2電動ホイスト(第2ホイスト)24とから主に構成されている。
このうち、クレーンガータ22は、その両端が一対の支柱21,21の上端に設けられたレール25,25上に載置され、図1中紙面奥行き方向〔即ち、第1電動ホイスト23および第2電動ホイストの移動方向(詳しくは後述する)と直交する方向〕に移動することができるようになっている。
また、第1電動ホイスト23は、クレーンガータ22の上に設けられ、クレーンガータ22の長手方向(即ち、図1中左右方向;矢印A参照)に移動することができるようになっているとともに、この第1電動ホイスト23から下方に伸びるワイヤ26を巻き取ったり送り出したりすることができるようになっている。
そして、このワイヤ26の下端には長尺物(ここでは車両用フレーム10;後述する)の一部を把持する第1把持機構27が吊り下げられており、第1電動ホイスト23が図中矢印Aで示す横方向に移動することによって第1把持機構が移動し、また、第1電動ホイスト23が図中矢印Bで示すようにワイヤ26を巻き取ったり送り出したりすることによって第1把持機構27が上下動するようになっている。
また、この第1電動ホイスト23には、第1電動ホイスト23の移動方向に沿って延在するレール部材30が設けられており、このレール部材30には、第2電動ホイスト24が横方向(図1中矢印C参照)に移動できるように設けられている。
この第2電動ホイスト24は、第1電動ホイスト23と同様の機能をそなえており、レール部材30上を移動することができるとともに、この第2電動ホイスト24から下方に伸びるワイヤ28を巻き取ったり送り出したりすることができるようになっている。
そして、第2電動ホイスト24から伸びるワイヤ28の下端には第2把持機構29が吊り下げられており、第2電動ホイスト24が図中矢印Cで示すように移動することによって第2把持機構29を移動させるとともに、第2電動ホイスト24が図中矢印Dで示すようにワイヤ28を巻き取ったり送り出したりすることによって車両用フレーム10の一部を把持する第2把持機構29を上下動させることができるようになっている。
換言すれば、第1電動ホイスト23はクレーンガータ22上で、クレーンガータ22の長手方向にそって伸びる仮想的な直線(第1直線;図示略)に沿って進退し、第2電動ホイスト24は、第1電動ホイスト23のレール部材30上で、上記の第1直線と平行な仮想的な直線(第2直線;図示略)に沿って進退するようになっている。なお、上記の第1直線および第2直線は本実施形態においては一致しており、同一の直線である。
本実施形態における車両用フレーム10は、その一端側(図中左端側であって、車両用フレームの先端から重心G10の間;符号L1参照)にフロントサスペンション機構11が取り付けられ、重心G10を跨いだ他端側(図中右端側であって、車両用フレームの後端から重心G10の間;符号L2参照)にリアサスペンション機構(サスペンション機構)12が取り付けられている。そして、このリアサスペンション機構12は、重心G10に近接した位置に設けられている。
したがって、第2把持機構29が車両用フレーム10を他端側L2で把持できるスペース(把持可能箇所)は、車両用フレーム10の後端近傍(図1中符号E参照)しか残されていない。
このように、車両用フレーム10の一端側L1における把持可能箇所と、他端側L2における把持可能箇所とが離れているような場合であっても、本実施形態における第1把持機構27と第2把持機構29とはそれぞれ独立して同一方向に移動することができるようになっているため、第1把持機構27は一端側L1における把持可能箇所を確実に把持することができるとともに、第2把持機構29は他端側L2における把持可能箇所を確実に把持することができる。
そして、第1把持機構27および第2把持機構29によって車両用フレーム10が把持された後、第1電動ホイスト23および第2電動ホイスト24によってワイヤ26,28が巻き取られることで車両用フレーム10を上方へ吊り上げることができ、その後、第1電動ホイスト23を移動させれば吊り上げた車両用フレーム10を水平方向(クレーンガータ22の長手方向)に搬送することができ、さらに、クレーンガータ22を奥行き方向に移動させることにより吊り上げた車両用フレーム10を奥行水平方向(図1中紙面奥行方向)に搬送することができるようになっている。
ここで、第1把持機構27および第2把持機構29について詳しく説明する。なお、これらの第1把持機構27と第2把持機構29とは同様の機構であるので、ここでは第1把持機構27のみを例にとって説明する。
図2に示すように、この第1把持機構27は、第1アーム31、第2アーム32、ロッド部材33,34、中間部材35から主に構成されている。
このうち、第1アーム31および第2アーム32は、ともにかぎ形の部材であって、左右対称に配設され、枢軸37によって回動可能に連結されている。
また、これらの第1アーム31および第2アーム32の上端31a,32aはそれぞれロッド部材33,34の一端33a,34aに接続され、さらに、このロッド部材33,34の他端33b,34bは中間部材35に接続されている。
また、中間部材35にはピン38が突設され、このピン38には第1電動ホイスト23から伸びるワイヤ26の下端に設けられたフック39が係合するようになっている。
また、第1アーム31の上端31a側の先端31cには、ロック部材36が枢着されており、このロック部材36のハンドル36aが作業者によって操作されることによって、ロック部材36の爪部36bが第2アーム32に突設されたピン32cに係合されるようになっている。なお、ロック部材36が第2アーム32のピン32cに係合している場合には第1アーム31と第2アーム32との下方先端31b,32bが開放された状態で固定されるようになっている。
また、この第2アーム32には操作グリップ40が固着されており、作業者がこの操作グリップ40を把持することで車両用フレーム10に対する第1把持機構27の位置を容易に微調整できるようになっている。
本実施形態に係る吊り上げ搬送装置は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図3に示すように、フロントサスペンション機構11とリアサスペンション機構12とが組み付けられた車両用フレーム10が地上で支持台41,41に載置され、この車両用フレーム10を搬送する場合、作業者は、クレーンガータ22の左端で待機している第1電動ホイスト23および第2電動ホイスト24を、図4に示すように、第1把持機構27が一端側L1において車両用フレーム10を把持できる位置となるように第1電動ホイスト23を右方向へ移動させる。このとき、第2電動ホイスト24は、第1電動ホイスト23のレール部材30の上に設けられているので第1電動ホイスト23の移動に伴って移動する。このため、作業者は第2電動ホイスト24を特に操作する必要はない。
次に、作業者は、図5に示すように、第2把持機構29が他端側L2において車両用フレーム10を把持できる位置となるまで第2電動ホイスト24のみを移動させる。
その後、図6に示すように、第1電動ホイスト23および第2電動ホイスト24からワイヤ26,28を送り出して第1把持機構27および第2把持機構29を下方へ移動させ、これらの第1把持機構27および第2把持機構29に車両用フレーム10を把持させる。そして、再び第1電動ホイスト23および第2電動ホイスト24によりワイヤ26,28を同時に巻き上げることによって車両用フレーム10を吊り上げる(図1参照)。
その後、吊り上げた車両用フレーム10を図1中紙面奥行方向へ搬送する場合にはクレーン装置を操作してクレーンガータ22を奥行方向へ移動させればよく、また、吊り上げた車両用フレーム10を図1中左方へ搬送したい場合には、第1電動ホイスト23のみを左方へ移動させればよい。このとき、第2電動ホイスト24は第1電動ホイスト23のレール部材30の上で停止しているので、第1電動ホイスト23のみを移動させれば、第2電動ホイスト24も第1電動ホイスト23の移動に伴って移動させることができ、第1電動ホイスト23および第2電動ホイスト24の移動量を合致させるべく同期制御を行なう必要もない。
このように、本実施形態によれば、第1把持機構27と第2把持機構29とがそれぞれが独立して上下方向および水平方向に移動できるので、把持できる箇所が限定されている車両用フレーム10であっても確実に把持して搬送することができる。特に、第1把持機構27によって把持できる箇所と、第2把持機構29によって把持できる箇所とが離れているような車両用フレーム10を吊り上げて搬送する場合であっても、第1把持機構27および第2把持機構29とがそれぞれ確実に車両用フレーム10を把持し、吊り上げ、搬送することができる。
また、第1電動ホイスト23のレール部材30の上に第2電動ホイスト24が設けられているので、第1電動ホイスト23を移動させれば第2電動ホイスト24も同時に移動させることができ、さらに、第2電動ホイスト24はレール部材30の上で第1電動ホイスト23とは別個に移動できるので、第1電動ホイスト23と第2電動ホイスト24との間の距離を適宜調整することができる。
本実施形態おいては、第1電動ホイスト23のレール部材30の上に第2電動ホイスト24が設けられているので、第1電動ホイスト23を移動させれば、当然に第2電動ホイスト24も第1電動ホイスト23の移動とともに移動させることができる。したがって、作業者は第2電動ホイスト24の移動量に留意する必要がなくなり、これにより、作業者の労力負担が軽減され、作業性を大幅に向上させることができる。
また、第1把持機構27および第2把持機構29によって把持される車両用フレーム10の重心G10近傍にサスペンション機構12がそなえられた場合であっても、第1把持機構27および第2把持機構29がそれぞれ適切な位置で、即ち、サスペンション機構12の位置を避けて、車両用フレーム10を把持することができる。したがって、把持・吊り上げ作業によってサスペンション機構12にダメージを与えるような事態を避けることができる。
また、第1把持機構27および第2把持機構29が、それぞれ、車両用フレーム10の両側を2点で支持するように構成されているので、車両用フレーム10にまとまったスペースを確保できない場合であっても、第1把持機構27または第2把持機構29が車両用フレーム10把持するために必要なスペースさえ確保できれば、車両用フレーム10を確実に把持することができる。
つまり、車両用フレーム10に第1把持機構27および第2把持機構29がそれぞれ接触するだけのスペースが確保できれば、たとえ、これらのスペースが離れている場合であっても、第1把持機構27および第2把持機構29によって確実に車両用フレーム10を把持して搬送することが可能である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態においては、長尺物が車両用フレーム10である場合を例にとって説明したが、車両用フレーム10に限らず、どの様な長尺物であってもよい。
また、車両用フレーム10の重心G10近傍にサスペンション機構12がそなえられている場合を例にとって説明したが、例えば、駆動系機器、燃料系機器、制動系機器など、どのような機器であってもよい。
本発明の一実施形態に係る吊り上げ搬送装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る吊り上げ搬送装置の把持機構を示す模式的な正面図である。 本発明の一実施形態に係る吊り上げ搬送装置の作用を説明するための模式図であって、待機状態を示す。 本発明の一実施形態に係る吊り上げ搬送装置の作用を説明するための模式図であって、吊り上げ準備状態を示す。 本発明の一実施形態に係る吊り上げ搬送装置の作用を説明するための模式図であって、吊り上げ準備状態を示す。 本発明の一実施形態に係る吊り上げ搬送装置の作用を説明するための模式図であって、吊り上げ準備状態を示す。 従来の吊り上げ搬送装置を示す模式的な側面図である。 従来の吊り上げ搬送装置の一例を示す模式的な斜視図である。 従来の吊り上げ搬送装置を示す模式的な側面図である。
符号の説明
10 車両用フレーム(長尺物)
12 リアサスペンション機構(サスペンション機構)
23 第1電動ホイスト(第1ホイスト)
24 第2電動ホイスト(第2ホイスト)
27 第1把持機構
29 第2把持機構
30 レール部材
1 一端側
2 他端側
10 長尺物の重心

Claims (5)

  1. 長尺物を吊り上げて搬送する、吊り上げ搬送装置であって、
    該長尺物の一端側を把持する第1把持機構と、
    該長尺物の重心を跨いだ他端側を把持する第2把持機構と、
    該第1把持機構と接続され、第1の直線上を進退可能な第1ホイストと、
    該第2把持機構と接続され、該第1の直線と平行な第2の直線上を進退可能な第2ホイストとをそなえ、
    該第2ホイストが、該第1ホイスト上に配設されている
    ことを特徴とする、吊り上げ搬送装置。
  2. 該第1ホイストが、
    該第1ホイストの移動方向と直交する方向に移動可能なクレーンガータ上に設けられている
    ことを特徴とする、請求項1記載の吊り上げ搬送装置。
  3. 該長尺物は、車両用フレームである
    ことを特徴とする、請求項1または2記載の吊り上げ搬送装置。
  4. 該車両用フレームの重心近傍には、サスペンション機構がそなえられている
    ことを特徴とする、請求項3記載の吊り上げ搬送装置。
  5. 該第1把持機構および該第2把持機構が、それぞれ、該長尺物の両側を2点で支持する
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吊り上げ搬送装置。



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