JP2005247352A - 把手付きプラスチックボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】 把手取付用凹部を形成したボトル本体上部の強度を向上させるとともに、減圧時におけるボトル全体の変形も抑えることができる把手付きプラスチックボトルを提供する。
【解決手段】 ブロー成形した円筒状のボトル本体11の上部側面に把手取付用凹部13を形成し、該凹部内に把手12を取り付けた把手付きプラスチックボトルにおいて、前記把手取付用凹部13の両側部分に位置するボトル本体の上部側面にボトル軸線方向の縦リブ21をそれぞれ形成する。さらに、前記ボトル本体の上部側面における把手取付用凹部の対向位置にボトル軸線方向の補助縦リブを形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、把手付きプラスチックボトルに関し、詳しくは、ブロー成形ボトルのボトル本体上部側面に形成した把手取付用凹部に別に形成した把手を取り付けた把手付きプラスチックボトルに関する。
プラスチックボトルは大型化すると、取り扱いが不便になるので、本体の一部を把手状に成形したボトルが醤油、味醂等の調味料用容器等として使用されている。ところが、ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル樹脂製ボトル等においては、把手をボトル本体と一体成形するのが困難なため、ブロー成形したボトル本体の上方に凹部を形成し、この凹部に別体の把手を嵌着したボトルが使用されている。さらに、ボトルの強度を向上させるため、ボトル各部に補強用のリブや凹凸を設けることが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−113243号公報
上述のような把手付きプラスチックボトルは、ボトル本体の上部に把手を設け、ボトル本体下部の円筒状部分に商品名等のラベルを巻くようにしている。したがって、減圧時にボトル本体下部が扁平状に変形すると、ラベルが歪んだり、外れてしまうことがある。
このため、把手を設けたボトル本体上部にフラット部を形成し、減圧時にフラット部が先に変形することにより、ボトル本体下部の変形を防止するようにしている。減圧時におけるフラット部の変形量を大きくするためには、必然的にフラット部を拡大する必要があるが、フラット部を大きくすると、ボトルに上方からの荷重が加わったときに、大きなフラット部が有るために座屈変形し易くなるという問題が発生する。
そこで本発明は、フラット部を拡大しなくても、減圧時におけるフラット部の変形量を大きくすることができ、円筒状をなすボトル本体の下部が減圧時に扁平状に変形するのを抑えることができる把手付きプラスチックボトルを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の把手付きプラスチックボトルは、円筒状をなすブロー成形ボトルのボトル本体上部側面に把手取付用凹部を形成し、該凹部内に把手を取り付けた把手付きプラスチックボトルにおいて、前記把手取付用凹部の両側部分に位置するボトル本体上部側面にボトル軸線方向の縦リブをそれぞれ形成したことを特徴とし、さらに、前記ボトル本体上部側面における前記把手取付用凹部の対向位置にボトル軸線方向の補助縦リブを形成したことを特徴としている。
本発明の把手付きプラスチックボトルによれば、縦リブによって把手取付用凹部近傍の強度を向上できるとともに、減圧時には、この縦リブが折り目となってボトル本体上部の減圧変形を助長し、これによって円筒状をなすボトル下半部が扁平状に醜く変形するのを抑えることができ、耐減圧強度を向上させることができる。
図1乃至図3は、本発明の把手付きプラスチックボトルの第1形態例を示すもので、図1は正面図、図2は反把手側から見た側面図、図3は図2のIII−III断面図である。
この把手付きプラスチックボトルは、ポリエステル樹脂、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂からなるパリソンをブロー成形して得られた円筒状のボトル本体11と、該ボトル本体11とは別体に成形された把手12とで形成されている。ボトル本体11の上部側面には、把手12を取り付けるための把手取付用凹部13が形成されている。この把手取付用凹部13の深さは、ボトル本体上部の直径の1/4〜1/3が好ましい。
把手12は、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート等の樹脂を射出成形したものであって、上下両端部にそれぞれ設けられた係合部14が、ボトル本体11の樹脂に包み込まれるようにして取り付けられ、ボトル本体11と一体化した状態になっている。なお、把手12の取り付けは、機械的嵌合や接着等の適宜な手段を採用することができる。
ボトル本体11の底部近傍と中間部とには、周方向の凹凸からなる補強リブ15がそれぞれ設けられており、両補強リブ15間には、細溝からなる凹リブ16が周方向に複数箇所設けられている。これらの補強リブ15と凹リブ16とにより、円筒状をなすボトル本体11の下半部が扁平状に変形しないように形成されている。また、ボトル本体11の上部には、把手取付用凹部13が設けられない部分に2面のフラット部17が対称形状で設けられている。さらに、ボトル本体11の上部は、円錐状の縮径部18となっており、その上端に口部19が設けられている。
そして、ボトル本体11の上部で前記把手取付用凹部13の両側部分、すなわち、把手取付用凹部13とフラット部17との間には、ボトル壁面を外側に略半円形状に突出させたボトル軸線方向の縦リブ21がそれぞれ形成されている。この縦リブ21の上下方向の長さは、中間部の補強リブ15とボトル上端の縮径部18との間に収まる長さであって、突出量はボトル本体下部の凹リブ16の溝深さよりも大きく設定されている。
このような縦リブ21を把手取付用凹部13の両側部分にそれぞれ形成することにより、ブロー成形時における溶融樹脂の流れをコントロールして把手取付用凹部13周辺の肉厚をバランスよくできるとともに、把手12を持ってボトルを持ち上げた際の強度を向上させることができる。
さらに、前記縦リブ21によって把手取付用凹部13とフラット部17との間の稜線部分が部分的に陥没変形することを防止でき、減圧時には、この縦リブ21が折り目となってボトル本体上部の把手取付用凹部13とフラット部17とが接近する方向に弾性変形するので、円筒状をなすボトル本体11の下半部が扁平状に醜く変形するのを抑えることができる。例えば、図4は、前記縦リブ21の有無による耐減圧強度を比較した図であって、破線は縦リブ21を設けていない従来のボトルを、実線は縦リブ21を設けた本発明を適用したボトルをそれぞれ示している。
この結果から、従来のボトルは、ボトル本体11内を吸引して減圧度が−114mmHg(約−15.2kPa)となった時点でボトル本体の上部及び下半部が共に大きく変形したのに対し、本発明を適用したボトルは、減圧度が−121mmHg(約−16.1kPa)になったときにボトル本体11の上部が僅かに変形し始め、減圧度が−152mmHg(約−20.3kPa)になった時点で円筒状のボトル本体下半部が大きく変形した。したがって、把手付きプラスチックボトルの耐減圧強度は、前述のような縦リブ21を設けることにより、−114mmHg(約−15.2kPa)から−152mmHg(約−20.3kPa)に向上していることがわかる。
図5及び図6は、本発明の把手付きプラスチックボトルの第2形態例を示すもので、図5は反把手側から見た要部側面図、図6は断面平面図である。本形態例に示す把手付きプラスチックボトルは、第1形態例における把手取付用凹部13の両側部分の縦リブ21に加えて、把手取付用凹部13に対向するボトル本体上部位置に、ボトル軸線方向の補助縦リブ22を追加した形状を有している。
この補助縦リブ22は、基本的に前記縦リブ21と同形状に形成することができる。このような補助縦リブ22を設けることにより、前記縦リブ21の作用効果をより向上させることができる。特に、補助縦リブ22の両側にフラット部17が設けられているときには、補助縦リブ22が両フラット部17を接近する方向に変形させる折り目として作用するので、減圧時には、ボトル本体上部を効果的に弾性変形させることができ、耐減圧強度を更に高めることができる。
なお、縦リブ21及び補助縦リブ22の寸法は、ボトル本体11の大きさ(容量)や形状に応じて適当に設定することが可能である。また、補強リブ15や凹リブ16、フラット部17も、ボトル本体11の大きさ等に応じて任意に形成することができる。
本発明の把手付きプラスチックボトルの第1形態例を示す正面図である。 同じく反把手側から見た側面図である。 図2のIII−III断面図である。 縦リブの有無による耐減圧強度を比較した図である。 本発明の把手付きプラスチックボトルの第2形態例を示す反把手側から見た要部側面図である。 同じく断面平面図である。
符号の説明
11…ボトル本体、12…把手、13…把手取付用凹部、14…係合部、15…補強リブ、16…凹リブ、17…フラット部、18…縮径部、19…口部、21…縦リブ、22…補助縦リブ

Claims (2)

  1. 円筒状をなすブロー成形ボトルのボトル本体上部側面に把手取付用凹部を形成し、該凹部内に把手を取り付けた把手付きプラスチックボトルにおいて、前記把手取付用凹部の両側部分に位置するボトル本体上部側面にボトル軸線方向の縦リブをそれぞれ形成したことを特徴とする把手付きプラスチックボトル。
  2. 前記ボトル本体上部側面における前記把手取付用凹部の対向位置にボトル軸線方向の補助縦リブを形成したことを特徴とする請求項1記載の把手付きプラスチックボトル。
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