JP2005247263A - 車両用フード保持構造 - Google Patents

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JP2005247263A JP2004064274A JP2004064274A JP2005247263A JP 2005247263 A JP2005247263 A JP 2005247263A JP 2004064274 A JP2004064274 A JP 2004064274A JP 2004064274 A JP2004064274 A JP 2004064274A JP 2005247263 A JP2005247263 A JP 2005247263A
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Toshiaki Hosoya
俊明 細谷
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Abstract

【課題】 衝突体に発生する荷重を低減する。
【解決手段】 フード保持装置18は側面視円弧状の回転バー20とガイド22とを有しており、ガイド22の閉断面部46に車体前方側から回転バー20の後部20Bが挿入されている。また、回転バー20と閉断面部46の後端部46Aとの間には、スプリング48が挿入されており、スプリング48は、回転バー20をガイド22に沿って上方へ付勢している。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両用フード保持構造に関し、特に、自動車等の車両に適用される車両用フード保持構造に関する。
従来から、自動車等の車両に適用される車両用フード保持構造においては、衝突体に発生する荷重を低減するために、フードにおけるフードヒンジの前部と対向する部位に衝突体が当接して、フードヒンジに作用するフードからの荷重が所定値以上になった場合に、フードとともにフードヒンジのフードヒンジアームの前部が下方へストロークすると、ベースプレートにおける縦壁部が屈曲点を起点にして車幅内側方向へ変形する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、フードヒンジに作用するフードからの荷重が所定値以上になった時に、ワイヤを介してフード側アームを下方へ移動する構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。また、フードに衝突体が当接して、第1リンクが下方へストロークした場合には、第3リンクに形成した切り起こし部と第2リンクに形成したビード部とが当接し変形する構成が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特許2002−120762号公報 特許2002−2545号公報 特許2002−2544号公報
しかしながら、特許文献1〜3のような車両用フード保持構造では、フード側に取付けたヒンジアームとボデー側に取付けたベースプレートとによりヒンジセンタを形成しており、このヒンジセンタの剛性が高いと共に、車体側面視におけるヒンジセンタの位置がフード裏面に近い。この結果、衝突体がフードの後部に当接した際に、フードの後部が下方へ移動するには、ヒンジセンタを車体下方側へ変形させる必要がある。このため、衝突体に発生する荷重が増加する。
本発明は上記事実を考慮し、衝突体に発生する荷重を低減できる車両用フード保持構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両用フード保持構造は、一方の端部がフードの下面側に固定され、前記端部から車体下側後方へ向かって車体側面視で円弧状に延設された回転バーと、
ボデー側に固定され前記回転バーを前記円弧状に沿って下方へ案内する案内手段と、
前記回転バーを前記円弧状に沿って上方へ付勢する付勢手段と、
を有することを特徴とする。
従って、フードの後部に衝突体が当接し、フードから回転バーに作用する荷重が所定値以上の時は、一方の端部がフードの下面側に固定され、端部から車体下側後方へ向かって車体側面視で円弧状に延設された回転バーが、回転バーを上方へ付勢する付勢手段の付勢力に抗して、ボデー側に固定された案内手段に沿って下方へ案内され、フードの後部が下方へ移動する。この結果、衝突体がフードの後部に当接し、フードの後部が下方へ移動する際に、フード側に取付けたヒンジアームとボデー側に取付けたベースプレートとで構成されるヒンジ構造の場合のようにヒンジセンタを車体下方側へ変形させる必要がない。このため、衝突体に発生する荷重を低減できる。一方、フードから回転バーに作用する荷重が所定値未満の時は、回転バーを案内手段に沿って上方へ付勢する付勢手段により、フードは所定の保持位置に保持される。
請求項1記載の本発明の車両用フード保持構造は、一方の端部がフードの下面側に固定され、端部から車体下側後方へ向かって車体側面視で円弧状に延設された回転バーと、ボデー側に固定され回転バーを円弧状に沿って下方へ案内する案内手段と、回転バーを円弧状に沿って上方へ付勢する付勢手段と、を有するため、衝突体に発生する荷重を低減できるという優れた効果を有する。
本発明における車両用フード保持構造の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、図中矢印FRは車体前方方向を示し、図中矢印INは車幅内側方向を示している。
図4に示される如く、自動車車体10の前部に形成されたエンジンルーム12を覆うフード14は、その後端部における車幅方向両端部近傍14Aが、それぞれボデー前部の骨格部材である左右のエプロンアッパメンバ16にフード保持装置18を介して取り付けられている。
図3に示される如く、フード保持装置18は、矩形断面形状の回転バー20と、案内手段としてのガイド22とを有している。また、回転バー20の一方の端部には、車体前後方向に沿ってフード取付部20Aが形成されており、このフード取付部20Aには前後一対の取付孔24、26が形成されている。
図1に示される如く、回転バー20におけるフード取付部20Aの取付孔24、26には、ボルト28がそれぞれ車体下方側から挿入されており、フード14のインナパネル30の上面30Aにはリインフォースメント32が車体前後方向に沿って溶接されている。また、リインフォースメント32に固定されたナット34とボルト28とによって、フード14が回転バー20のフード取付部20Aに取り付けられている。
回転バー20の車体側面視形状は、図1の点Pを中心とする円弧状となっており、フード14が閉じた状態(図1の状態)で、フード14の後部における車幅方向両端部近傍14Aの下面14Bから車体下側後方(図1の矢印A方向)へ向って、約1/4円周分延設されている。また、ガイド22の車体側面視形状は、回転バー20と同じく図1の点Pを中心とする円弧状となっている。
図3に示される如く、ガイド22の長手方向から見た形状は、車幅方向外側部に上フランジ22Aと下フランジ22Bとが形成された断面矩形の筒状となっており、上フランジ22Aと下フランジ22Bとがエプロンアッパメンバ16の車幅方向内壁部16Aにボルト42によって取付けられている。また、ガイド22の閉断面部46には車体前方側から回転バー20の後部20Bが挿入されている。
図1に示される如く、ガイド22の閉断面部46の車体側面視形状も、図1の点Pを中心とする円弧状となっており、閉断面部46の後端部46Aは閉塞されている。回転バー20の後端部20Cと閉断面部46の後端部46Aとの間には、回転バー20をガイド22に沿って上方(図1の矢印B方向)へ付勢する付勢手段としてのスプリング48が挿入されており、スプリング48は、回転バー20をガイド22に沿って上方(図1の矢印B方向)へ所定の力で付勢し、フード14を図1に示す閉じ位置に保持している。
次に本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、図2に示される如く、フード14の後部に衝突体Kが当接し、フードから回転バー20に作用する荷重が所定値以上の時は、車体側面視で円弧状の回転バー20が、回転バー20をガイド22に沿って上方(図2の矢印B方向)へ付勢するスプリング48の付勢力に抗して、エプロンアッパメンバ16に固定されたガイド22によって、ガイド22に沿って車体下側後方(図2の矢印A方向)へ向って案内されるため、フード14の後部が下方(図2の矢印C方向)へ移動する。
この結果、本実施形態では、衝突体Kがフード14の後部に当接し、フード14の後部が下方へ移動する際に、図2に二点鎖線で示すようなフード側に取付けたヒンジアーム60とボデー側に取付けたベースプレート62とで構成されるヒンジ構造64の場合のようにヒンジセンタ64Aを車体下方側へ変形させる必要がない。また、衝突体Kがヒンジセンタ64Aに当接することもない。このため、本実施形態では、衝突体Kに発生する荷重を低減できる。
一方、衝突体Kが当接しない時等、フード14からの荷重が所定値未満の時は、回転バー20をガイド22に沿って上方(図2の矢印B方向)へ付勢するスプリング48により、フード14は図2に実線で示される閉じ位置に保持される。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、回転バー20と、ガイド22の閉断面部46との断面形状をそれぞれ矩形としたが、回転バー20と、ガイド22の閉断面部46との断面形状は矩形に限定されず、円形等の他の断面形状としても良い。
また、上記実施形態では、付勢手段としてスプリング48を使用したが、付勢手段はスプリング48に限定されず、他の付勢手段を使用しても良い。
本発明の一実施形態に係る車両用フード保持構造を示すフードを断面とした側面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用フード保持構造を示す図1に対応した作用説明図である。 本発明の一実施形態に係る車両用フード保持構造を示す車体斜め前方内側から見た一部を断面とした斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用フード保持構造が適用された車体を示す車体斜め前方から見た斜視図である。
符号の説明
10 自動車車体
14 フード
16 エプロンアッパメンバ
18 フード保持装置
20 回転バー
22 ガイド(案内手段)
46 ガイドの閉断面部
48 スプリング(付勢手段)

Claims (1)

  1. 一方の端部がフードの下面側に固定され、前記端部から車体下側後方へ向かって車体側面視で円弧状に延設された回転バーと、
    ボデー側に固定され前記回転バーを前記円弧状に沿って下方へ案内する案内手段と、
    前記回転バーを前記円弧状に沿って上方へ付勢する付勢手段と、
    を有することを特徴とする車両用フード保持構造。
JP2004064274A 2004-03-08 2004-03-08 車両用フード保持構造 Pending JP2005247263A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010120598A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Kanto Auto Works Ltd ヒンジ構造
JP2011046475A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Canon Inc 画像形成装置

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