JP2005246395A - アークスタッド溶接装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スタッドの圧接によってへこんだ母材部分が元の平面レベルに復帰してもスタッドを適正な所定高さに引上げる、アークスタッド溶接装置を提供する。
【解決手段】 スタッド5を保持する溶接ガン1と、スタッドを母材7へ当接させたり離したりするリニアモータ9と、スタッドと母材の相対位置を検出する位置センサ10と、電源11と、スタッドと母材との間にアーク放電を形成するコントローラとを包含し、コントローラは、リニアモータを作動させてパイロットアーク及びメインアークを発生させてスタッド先端及び母材の溶接部分を溶融し、リニアモータを逆転させてスタッドを母材の溶融部分に押圧して溶着させる。コントローラ3は、スタッド5が接触した母材7からリニアモータによって引上げられるとき、母材からスタッドが離れる際の位置センサ10からの信号を受けて離隔位置を検出し、離隔位置から更に所定の位置まで引上げるようにリニアモータを動作させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スタッド及び母材間に電力を与えてスタッドと母材との間に小電流のパイロットアークを発生させ、次に大電流のメインアークを発生させて、スタッドを母材に溶着させる、アーク放電を用いたアークスタッド溶接装置に関する。
スタッド及び母材間に電力を与えてスタッドと母材との間に小電流のパイロットアークを発生させ、次に大電流のメインアークを発生させて、スタッドを母材に溶着させるアーク放電式のスタッド溶接は、いわゆるドローンアーク式スタッド溶接としてよく知られている。特開平4−279280号公報(特許文献1:特許第2984392号)には、かかるアークスタッド溶接装置の1つが開示されている。この特許文献1の装置では、メインアークによって溶融したスタッド先端が溶融した母材部分へ圧接されるタイミング及び圧接力を、ばねを用いることなく得るように構成されている。
実開平5−49172号公報(特許文献2)には、供給する電力の電圧と電流を検出してパイロットアーク電流を制御して適正なパイロットアークを生成する、アークスタッド溶接装置が開示されている。更に、特表2002−514972号公報(特許文献3:国際公開WO96/11767号)には、溶接ガン先端のスタッド保持部を移動させる磁気コイル式リニアモータの質量を軽減させるアークスタッド溶接装置が開示されている。特許文献3には、スタッドの引上げの高さと時間を示すパターンが示されている。
特開平4−279280号公報 実開平5−49172号公報 特表2002−514972号公報
アークスタッド溶接においては、母材の溶接部分を圧接するように接触したスタッドと母材とに電源から電力が与えられ、スタッドを母材から引き上げるようにリニアモータを作動させて小電流のパイロットアークを発生させ、そのパイロットアークに続いて更に引上げて大電流のメインアークを発生させてスタッド先端及び母材の溶接部分を溶融し、十分に溶融したタイミングでリニアモータを作動させてスタッドを母材の溶融部分に押圧して、スタッドを母材の所定位置に溶着させる。アークスタッド溶接では、溶接作業の開始時にスタッドを母材に圧接するが、この圧接によって、剛性がそれ程高くない母材の場合には押圧された母材部分がへこむように撓められ、スタッドが他の母材面より沈み込むことがある。通常、アークの発生のための引上げは、スタッドが母材を圧接した位置から所定の高さ引上げることによって行われる。ところが、前記のように、スタッドの圧接で母材部分がへこんでしまうと、その母材部分は圧接力がなくなると、元の高さの面まで復帰するので、スタッドの引上げ高さが不足する。引上げ高さが不足すると、発生したアークの長さが不足して溶接不良となる虞れがある。更に、スタッドの圧接による沈み込みがスタッドの予定の引上げ高さより大きいと、スタッドを引上げても母材の復帰によってスタッドが母材から離れなくなり、アークを発生することができなくなる。
従って、本発明の目的は、スタッドの圧接によってへこんだ母材部分が元の平面レベルに復帰してもスタッドを適正な所定高さに引上げる、アークスタッド溶接装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明によれば、先端にスタッドを保持するための溶接ガンと、溶接ガン内に設けられ、保持したスタッドを母材へ当接させたり離したりするためのリニアモータと、溶接ガン内に設けられ、保持したスタッドと母材との相対位置を検出するための位置センサと、溶接ガンの先端に保持されたスタッドと母材とに電力を供給する電源と、スタッドを母材に溶接するため、スタッドと母材との間にアーク放電を形成するのを制御するコントローラとを包含し、コントローラは、母材と該母材に接触したスタッドとに電源から電力を与え、スタッドを母材から引き上げるようにリニアモータを作動させてパイロットアークを発生させた後、大電流のメインアークを発生させてスタッド先端及び母材の溶接部分を溶融し、リニアモータを作動させてスタッドを母材の溶融部分に押圧して溶着させるアークスタッド溶接装置が提供され、本発明においては、コントローラは、スタッドが接触した母材からリニアモータによって引上げられるとき、該母材からスタッドが離れる際の位置センサからの信号を受けて離隔位置を検出し、該離隔位置から更に所定の位置まで引上げるようにリニアモータを動作させる構成であることを特徴とする。
上記のように、スタッドが母材から離れる離隔位置を確実に検出してから、所定高さ位置までスタッドが引上げられるので、スタッドの圧接によってへこんだ母材部分が元の平面レベルに復帰しても、その復帰後の母材面から、スタッドが適正に引上げられる。従って、パイロットアークの発生及びその後のメインアークは適正に形成され、スタッドの引上げ不足による溶接不良を生じることがなくなる。
上記アークスタッド溶接装置において、コントローラには、電源からスタッド及び母材へ通して流れる電流を検出する検出器が設けられるのが好ましく、コントローラは、スタッドが母材から離れたことによって変化する電流を検出器から得ることによって離隔位置を検出できる。また、位置センサは、スタッドが溶接ガン先端に対して移動する長さを示す位置信号を出力するものである場合、コントローラは、離隔位置の検出のとき位置センサからの位置信号をスタッド及び母材間距離が0である基準位置として認識し、コントローラは、リニアモータに、基準位置から所定の引上げ長さに相当する位置信号を位置センサから受けるまで、スタッド引上げ動作を行わせるものであるのが好ましい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1において、本発明に係るアークスタッド溶接装置1は、スタッド溶接ガン2と、スタッド溶接ガン2とは別のハウジングに収容されたコントローラ3とから構成される。なお、コントローラ3は、スタッド溶接ガン2と同じハウジングに収容されて、アークスタッド溶接装置1が1つのユニットとして形成されていてもよい。
スタッド溶接ガン2には、先端にスタッド5を保持するスタッド保持部6と、スタッド保持部6に保持されたスタッド5を母材7に対して接触させたり、離したりするように軸方向に移動させるリニアモータ9が設けられている。更に、スタッド溶接ガン2には、保持したスタッド5と母材7との間の長さすなわち母材に対するスタッド5の相対位置を検出するための位置センサ10が設けられている。位置センサ10は、母材7に対するスタッド5の位置を検出して、その位置信号を出力するものであれば、任意のものでよい。例えば、位置センサ10は、リニアモータ9で移動させられるスタッド5のスタッド保持部6に固定され、且つ移動方向である軸方向に延び一定の間隔で目盛り穴が形成されたスケールと、母材7に対して不動に固定できるスタッド溶接ガン2のハウジングに固定された発光素子(LED)及び受光素子の対とを包含し、発光素子と受光素子の間を前記のスケールが移動することで、受光素子がスケールの目盛り穴の検出に応じてパルス信号を出力する構成で形成することができる。また、スケールへの穴を高さに応じて形状の異なるパターンに形成することによって、光学位置エンコーダとすることもできる。その場合には、位置センサからの出力は、位置に応じたコード信号を出力できる。光学位置センサを用いると、溶接電流に伴うノイズ等の悪影響を減少できる利点がある。
コントローラ3には、スタッド溶接ガン2のスタッド保持部6に保持されたスタッド5と母材7とのアーク放電を生じさせるための電力を供給する溶接電源部11が設けられている。コントローラ3には、また、シーケンス制御部13が設けられている。このシーケンス制御部13は、スタッド5を母材7に溶接するため、スタッド5を母材に押圧して接触させ、母材とスタッドとに溶接電源部11から電力を与え、スタッドを母材から引き上げるようにリニアモータ9を作動させてパイロットアークを発生させ、更に引上げた後、大電流のメインアークを発生させてスタッド先端及び母材の溶接部分を溶融し、溶融後リニアモータを作動させてスタッドを母材の溶融部分に押圧して溶着させるという、一連の溶接作業を制御する。この制御のため、シーケンス制御部13は、マイクロプロセッサ等の演算処理装置、プログラムやデータを記憶するRAM及びROM、ハードディスク等の記憶装置、キーボードやモニタディスプレイ等のユーザインタフェース、その他の装置を包含し、所定のプログラムによって上記の動作を行う。コントローラ3には、シーケンス制御部13からの制御信号をスタッド溶融ガン2のリニアモータ9に駆動信号として供給するガン制御部14が設けられる。コントローラ3には、また、位置センサ10からの位置信号が入力されてシーケンス制御部13に送られている。
コントローラ3には、シーケンス制御部13に、溶接電源部11からスタッド5及び母材7へ通して流れる電流を検出する検出器(図示せず)が設けられる。図示の例では、溶接電源部11のスタッド5へ接続される端子14と母材7へ接続される端子15の2つの端子からシーケンス制御部13へ電圧信号が入力されている。スタッド5が母材7に接触しているときスタッド5と母材7とには電流が流れて電圧が殆ど0Vであるが、パイロットアークの発生のためにスタッド5が引上げられると、スタッド5が母材7から離れてスタッド5から流れる電流が殆ど無くなり、スタッド5と母材7の間に溶接電源部11からの供給電圧が現れる。シーケンス制御部13の検出器は、その電流変化による電圧変化を検出して、シーケンス制御部13は、スタッド5が母材7から離れる離隔位置を知ることができる。図示の例とは別に、例えば、溶接電源部11の端子14とスタッド5の間又は端子15と母材7の間に直列になるように電流を検出する検出器をコントローラ3(シーケンス制御部13の中でもよい)に設け、溶接電源部11からスタッド5及び母材7を流れる電流を検出して、前記のスタッド接触時とスタッド離隔時の電流変化によってスタッドの離隔位置を知る構成とすることもできる。なお、コントローラ3の入力端子17にはシーケンス制御部13へ溶接起動信号が送られるようになっている。
上記構成のアークスタッド溶接装置1を用いて、スタッド5を母材7の所定位置に溶接する操作について、図2(a)〜(g)を参照して説明する。図2(a)において、スタッド溶接ガン2のスタッド保持部6にスタッド5は保持されて、母材7の所定の位置に位置決めされる。位置決め後、図2(b)に図示のように、スタッド溶接ガン2のリニアモータが作動させられて、スタッド保持部6が下動してスタッド5を母材7に接触させられる。更に、図2(c)に図示のように、スタッド5は母材7に向けて押圧されて母材7への接触が確実にされる。スタッド5の押圧によって、母材7の剛性が高くない場合には、図2(c)に図示のように、溶接部分が深さ18をもって沈み込み、母材7が撓むことがある。なお、この沈み込みは母材7を塑性変形させるほど大きなものではないが、アークの発生には影響を及ぼす深さであることが多い。
スタッド5を母材7へ圧接してスタッド5が母材7へ電気的に確実に接触した後、溶接起動信号がコントローラ3の入力端子17に送られる。溶接起動信号を受けたシーケンス制御部13からガン制御部14にスタッド引上げ信号が送られ、リニアモータ9にガン制御部14からスタッドを引上げる駆動信号が送られる。リニアモータ9はスタッド保持部6を引上げるので、スタッド5が母材7から引上げられるとともに、位置センサ10からは位置信号がコントローラ3のシーケンス制御部13に送られる。スタッド5の引上げによって母材7への押圧力が解除され、図2(d)に図示のように、母材7は元の平坦な姿勢に復帰する。母材7が元の姿勢に戻るまでの間は、スタッド5は母材7に接触した状態にあるのでスタッド5と母材7とは電気的に接触した状態にある。他方、溶接起動信号を受けたシーケンス制御部13からは溶接電源部11に低い電力をスタッド5及び母材7に供給し始めるが、スタッド5と母材7とが電気的に接触している図2(d)の状態では、スタッド5から母材7へは電流が流れるので端子14及び端子15の間はほぼ0ボルトである。引上げが進んで、スタッド5が母材7から離れると、スタッド5から母材7への電流が減少するように大きく変化し、端子14及び端子15の間の電圧が大きくなる。シーケンス制御部13は、そこに設けられた検出器によって、スタッド5及び母材7を流れる電流の変化(に伴う電圧の変化)を検出して、スタッド5が母材7から離れる瞬間を検出する。他方、シーケンス制御部13にはスタッド溶接ガン2の位置センサ10から位置信号が送られており、スタッド5が母材7から離れる瞬間の位置すなわち離隔位置を検出することができる。
離隔位置を検出すると、シーケンス制御部13は、スタッド5及び母材7へパイロットアークを生成することができるように、溶接電源部11からスタッド5及び母材7へやや大きな電力を供給する。また、シーケンス制御部13は、離隔位置を検出すると、そのときの位置センサ10からの位置信号をスタッド及び母材間距離が0である基準位置として認識する。そして、シーケンス制御部13は、ガン制御部14を通して、リニアモータ9に、その基準位置から所定の引上げ長さに相当する位置信号を位置センサ10から受けるまで、スタッド引上げ動作を行わせる。スタッド5の引上げの途中からパイロットアークが生成され始める。その後、シーケンス制御部13は、溶接電源部11からの電力を増大してスタッド5と母材7の間にメインアークを生成させる。図2(e)は、スタッド5と母材7の間にメインアーク19が生成されている様子を示している。スタッド5と母材7の間の長さ21は、メインアークのアーク長さを示している。このアーク長さ21は、スタッド5が母材7から離れる離隔位置を確実に検出してから、所定高さ位置(すなわち適正なアーク長さ21に相当する位置)までスタッド5が母材7から引上げられるので、スタッド5の圧接によって凹むように撓んだ母材部分が元の平面レベルに復帰しても、その復帰後の母材の平面レベルからスタッド5が適正に所定高さ(適正なアーク長さ21)引上げられるのを保証する。従って、パイロットアークの発生及びその後のメインアークは適正に形成され、スタッドの引上げ不足による溶接不良を生じることがなくなる。
メインアークを一定時間生成し続けることによって、スタッド5のフランジ形状の溶接部及び母材7の所定位置の部分が十分に溶融されると、シーケンス制御部13から、ガン制御部14を介してリニアモータ9にスタッド5を下降させる信号が出されて、スタッド5の溶接部が母材7の溶融部分に押圧される。この押圧状態が、図2(f)に示されている。スタッド5の先端が母材7の溶融部分に押圧されると、スタッド5が母材7に溶着されてそこに固着される。シーケンス制御部13は、スタッド保持部6にスタッド5の保持を解除する信号を送って、スタッド溶接ガン2の全体を矢印22のように引上げると、スタッド5は母材7に固着された状態で残っている。これによって、スタッドの溶接が完了する。
本発明の1実施形態に係るアークスタッド溶接装置のブロック図である。 (a)〜(g)は、アークスタッド溶接装置の溶接動作を示す図であり、(a)はスタッド溶接ガンにスタッドを保持した状態を示す図、(b)はスタッドを母材に接触させた状態を示す図、(c)はスタッドを母材に圧接させた状態を示す図、(d)は圧接したスタッドを母材から引上げて母材から離れようとする状態を示す図、(e)はスタッドと母材の間にメインアークが生成されている状態を示す図、(f)は溶融した母材部分にスタッドを圧接した状態を示す図、(g)は母材に溶着したスタッドをスタッド溶接ガンから離した状態を示す図である。
符号の説明
1 アークスタッド溶接装置
2 スタッド溶接ガン
3 コントローラ
5 スタッド
6 スタッド保持部
7 母材
9 リニアモータ
10 位置センサ
11 溶接電源部
13 シーケンス制御部
14 ガン制御部
15、16 溶接電源部の端子
17 シーケンス制御部の入力端子
18 沈み込み深さ
19 メインアーク
21 アーク長さ

Claims (3)

  1. 先端にスタッドを保持するための溶接ガンと、前記溶接ガン内に設けられ、保持したスタッドを母材へ当接させたり離したりするリニアモータと、前記溶接ガン内に設けられ、保持したスタッドと母材との相対位置を検出するための位置センサと、前記溶接ガンの先端に保持されたスタッドと母材とに電力を供給するための電源と、スタッドを母材に溶接するため、スタッドと母材との間にアーク放電を形成するのを制御するコントローラとを包含し、該コントローラは、母材と該母材に接触したスタッドとに前記電源から電力を与え、前記スタッドを母材から引き上げるように前記リニアモータを作動させてパイロットアークを発生させた後、大電流のメインアークを発生させてスタッド先端及び母材の溶接部分を溶融し、前記リニアモータを作動させてスタッドを母材の溶融部分に押圧して溶着させるアークスタッド溶接装置において、
    前記コントローラは、前記スタッドが接触した母材から前記リニアモータによって引上げられるとき、該母材からスタッドが離れる際の離隔位置を検出し、前記位置センサからの信号を受けて該離隔位置から更に所定の位置まで引上げるように前記リニアモータを動作させる構成であることを特徴とするアークスタッド溶接装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記コントローラには、前記電源からスタッド及び母材へ通して流れる電流を検出する検出器が設けられ、前記コントローラは、スタッドが母材から離れたことによって変化する前記電流を前記検出器から得ることによって前記離隔位置を検出することを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、前記位置センサは、スタッドが溶接ガン先端に対して移動する長さを示す位置信号を出力しており、前記コントローラは、前記離隔位置の検出のとき前記位置センサからの位置信号をスタッド及び母材間距離が0である基準位置として認識し、該コントローラは、前記リニアモータに、前記基準位置から前記所定の引上げ長さに相当する位置信号を前記位置センサから受けるまで、スタッド引上げ動作を行わせることを特徴とする装置。
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