JP2005245884A - 消火栓装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 消火栓弁のタイプや形状等によらず、消火栓弁に連動してオンするポンプ駆動スイッチを取り付けることのできる消火栓装置を提供すること。
【解決手段】 筐体内に、一端に消火ノズルの接続された消火ホースを収納すると共に消火栓弁を設置し、貯水槽から送水ポンプによって消火水の送られる配管に上記消火栓弁の1次側を接続すると共に、上記消火栓弁の2次側に上記消火ホースの他端を接続した消火栓装置において、上記消火栓弁の2次側に上記送水ポンプに電気的に接続されたポンプ駆動スイッチを設け、該駆動スイッチは上記消火栓弁の開成に基づいてオン状態となって上記送水ポンプを駆動し得るように構成する。
【選択図】 図8
【解決手段】 筐体内に、一端に消火ノズルの接続された消火ホースを収納すると共に消火栓弁を設置し、貯水槽から送水ポンプによって消火水の送られる配管に上記消火栓弁の1次側を接続すると共に、上記消火栓弁の2次側に上記消火ホースの他端を接続した消火栓装置において、上記消火栓弁の2次側に上記送水ポンプに電気的に接続されたポンプ駆動スイッチを設け、該駆動スイッチは上記消火栓弁の開成に基づいてオン状態となって上記送水ポンプを駆動し得るように構成する。
【選択図】 図8
Description
本発明は、例えば火災時1人操作の出来る易操作性1号消火栓等を用いた操作性の良い消火栓装置に関するものである。
従来の1号消火栓は図2(ロ)に示すように、火災発生時においては、1人が消火ノズル29を持って非保形型の消火ホース3’を引き伸ばしていき、他の1人が消火栓弁6のハンドル11を開方向に回転すると共にポンプの駆動スイッチ15’をオンすることにより、貯水槽近くのポンプが駆動され、該貯水槽からの消火水が開状態の上記消火栓弁6(1次側)を介して消火ホース3’に供給され、消火ノズル29から噴射されるものであった。従って、このような消火栓装置では訓練を受けた者が2人以上で操作しなければ、火災時に消火ホースを繰出しての消火作業を行うことができない。
そのため既存の上記消火栓装置の非保形型の消火ホース3’を断面が円形の保形ホース3(図2(イ))に取り替える指導が行われている。このような保形ホース3を使用すると、消火作業に先立って消火ホースを引き延ばす必要はないため、1人でハンドル11の開閉及び駆動スイッチ15’の押圧操作を行い、その後当該保形ホース3を解きながらその消火ノズル29を火災現場に持っていくことにより、1人で消火作業を行うことができる。尚、このような1人操作可能な消火栓は易操作性1号消火栓と呼ばれている。
現状では、例えば高層建築物等においては、上記1号消火栓或いは易操作性1号消火栓が用いられているが、何れの消火栓装置においても、消火作業時に消火栓弁6の開放操作と、ポンプの駆動スイッチ15’のオン操作の2つの操作が必要となる。
このため、より操作性を向上させるため、消火栓弁6の開放操作に連動してポンプの駆動スイッチがオンするように構成した消火栓装置が提案されている(特許文献1,2)。
例えば特許文献1、2に示されるものは、消火栓弁の本体のハンドル近傍のボス部位置にポンプ駆動用のマイクロスイッチ等を設け、ハンドルの弁開成方向への回転に伴って上記マイクロスイッチを機械的にオンする構成のものであり、これにより消火栓弁の開成動作を行うだけで、自動的にポンプを駆動(始動)して消火作業を行えるようにしたものである。
ところで、特許文献1,2に示すようなポンプ駆動スイッチは、通常、既存の1号消火栓から易操作性1号消火栓への改修作業時に、消火栓弁の上記ボス部に取り付けることにより行われている。
しかるに、上記消火栓弁及びそのハンドルの大きさや形状、或いはハンドルストローク等は、既設消火栓装置によって各種存在し一定していないため、上記改修作業に当たっては、対象となる消火栓弁に応じてその取付寸法形状等を個別に製造する必要がある。また、たとえ同一メーカの消火栓弁であっても、長年の間にモデルチェンジが行われ形状が変わっているため、単一種のポンプ駆動スイッチでは対応し得ない等の課題が存在する。
本発明は、上記ポンプ駆動スイッチを消火栓弁の2次側に設ける構成とすることにより、上述のような改修作業にも問題なく対応できる、汎用性の高い消火栓装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、筐体内に、一端に消火ノズルの接続された消火ホースを収納すると共に消火栓弁を設置し、貯水槽から送水ポンプによって消火水の送られる配管に上記消火栓弁の1次側を接続すると共に、上記消火栓弁の2次側に上記消火ホースの他端を接続した消火栓装置において、上記消火栓弁の2次側に上記送水ポンプに電気的に接続されたポンプ駆動スイッチを設け、該駆動スイッチは上記消火栓弁の開成に基づいてオン状態となって上記送水ポンプを駆動するものであることを特徴とする消火栓装置により構成される。
第1に、筐体内に、一端に消火ノズルの接続された消火ホースを収納すると共に消火栓弁を設置し、貯水槽から送水ポンプによって消火水の送られる配管に上記消火栓弁の1次側を接続すると共に、上記消火栓弁の2次側に上記消火ホースの他端を接続した消火栓装置において、上記消火栓弁の2次側に上記送水ポンプに電気的に接続されたポンプ駆動スイッチを設け、該駆動スイッチは上記消火栓弁の開成に基づいてオン状態となって上記送水ポンプを駆動するものであることを特徴とする消火栓装置により構成される。
第2に、上記ポンプ駆動スイッチは、上記消火栓弁2次側の流水圧力を感知するダイヤフラムを有し、該ダイヤフラムの圧力感知に基づいて上記オン状態となるものであることを特徴とする上記第1記載の消火栓装置により構成される。
第3に、上記ポンプ駆動スイッチは、上記消火栓弁2次側の流水圧力によって摺動可能なピストンを有し、該ピストンの摺動に基づいて上記オン状態となるものであることを特徴とする上記第1記載の消火栓装置により構成される。
第4に、上記ポンプ駆動スイッチは、上記消火栓弁の2次側管路内に挿入されたパドルを有し、上記2次側管路内の水流又は空気流による上記パドルの回動に基づいて上記オン状態となるものであることを特徴とする上記第1記載の消火栓装置により構成される。
本発明によれば、ポンプ駆動スイッチを消火栓弁の2次側に設け、該スイッチを消火栓弁の開成に基づいてオン状態に設定し得る構成であるため、例えば消火栓装置の改修作業において、消火栓弁の形状等にかかわらずポンプ駆動スイッチを取り付けることができ、汎用性の高い消火栓装置を実現することができる。
図1に示すように、既設高層建築物21に設けられた従来形の2人操作用1号消火栓(図2(ロ))の配管システムは、配管1によって逆止弁22、送水ポンプ23を経て地下水槽24に接続され、配管1には各階を貫く垂直配管1’に各階毎の廊下等に通じる水平配管1”の基端部が螺合により接続され、かつ上記逆止弁22に通じる水平連杆1a等よりなる。
上記水平配管1”の先端には、図2、図3に示す既存の消火栓弁(主弁)6の横向(水平方向)圧力水常閉口2が螺合により接続され、該消火栓弁6には下向放水ノズル5が設けられ、該ノズル5の外周には凹段16,16’による環状溝17が形成され、該環状溝17内に摺動自在に短管18が嵌合され、該短管18の後端にはフランジ18’が設けられている。
このような既設の消火栓弁6をそのまま用い、放水ノズル5(内径40mm)に接続された既設の布製消火ホース3’の取付金具4’(内径40mm)(図2(ロ))を該ノズル5から取外す。
そして、上記放水ノズル5の外周には、図4に示す接続金具13の頭部13’を着脱自在に嵌合し、該頭部13’の内周に出没自在に設けた3個の係合金具19,19,19を一方の凹段16と上記短管18の先端との間の上記溝17内に進入嵌合させて該頭部13’を放水ノズル5の外周に係合させる。
上記係合金具19は図4に示すように、内面を傾斜面19’とし、外部を頭部13’の内周溝13”に摺動自在に嵌合し、発条25で押出支持して頭部13’の内周面13bから内側に出没自在に突出支持する。この傾斜面19’が上記ノズル5の外周によって押されて係合金具19,19,19は内周面13bに発条25に抗して没入し、上記溝17内に入って該金具19,19,19は発条25の力で該溝17内に進入し凹段16に引っ掛って係合する。
その後、フランジ18を把持して短管18を対向凹段16側に押圧摺動させると、短管18’の先端が上記傾斜面19’との相互作用により係合金具19,19,19を外側に押し開き該金具19,19,19とノズル5の外周との係合は解除され、頭部13’を該ノズル5から引抜いて分離することができる。
接続金具13は上記頭部13’と接続部13a(内径30mm)とよりなり、接続部13aには図2(イ)に示す易操作性専用消火用ホース(保形ホース)3の一端に設けた取付金具4(内径30mm)を螺合4”等により接続する(図4(イ)参照)。従って接続金具13を既設放水ノズル5(内径40mm)と内径の異なる上記取付金具4(内径30mm)との間に着脱自在に介在することができる。
消火栓弁6の上記圧力水常閉口2の弁座(図示せず)は常時は弁体によって閉塞され、該弁体に接続されたスピンドル9’端部に正逆回動用ハンドル11が設けられている。そして、該ハンドル11を逆回動させると、上記弁座から弁体が後退し、上記常閉口2を開口することができる。尚、その後は、上記非保形ホース3’は既設消火栓箱(筐体)70から取り出し、保形ホース3をその収納ケース28共々上記消火栓箱70内に固定設置することで、易操作性1号消火栓への変更作業を行うことができる。
以上のような作業により、既設の1号消火栓から保形ホースを使用した易操作性1号消火栓への取替えを行うことができる。
ところで、このような取り替え作業を行っても、未だポンプ23の起動スイッチ15’(図2(ロ))は既存のままであり、消火時においては、依然として上記ハンドル11の回転操作と上記スイッチ15’の押圧操作が必要である。
そこで、次に、ハンドル11の開成操作に連動してオンする本発明に係るポンプ駆動スイッチの構成について以下説明する。
(1)第1の実施形態
(1)第1の実施形態
図5に第1の実施形態としてダイヤフラム型のポンプ駆動装置30を示す。この駆動装置30は、上記接続金具13の頭部13’と同一構造を有し、上記消火栓弁6の放水ノズル5に着脱自在の頭部13’と、該頭部13’に螺合接続され、上記放水ノズル5に連続する2次側流水経路を形成する接続管部13aと、該接続管部13aの端部に形成された保形ホース用取付金具4の接続部4”と、上記接続管部13aの管壁に設けられたポンプ駆動スイッチ31により構成されている。
上記ポンプ起動スイッチ31は、貫通孔32を有し、上記接続管部13aの内壁を構成する基部33と、該基部33にビスPで固定され、内部にピストン27’を摺動自在に収納するシリンダー27と、上記ビスPで上記シリンダー27に固定され、上記接続管部13aと上記シリンダー27内とを隔絶するダイヤフラムDと、シリンダー先端部内壁と上記ピストン内壁間に設けられ上記ピストン27’を上記ダイヤフラムDを介して上記基部33に圧接する発条27aと、上記シリンダー外部に位置し上記ピストン先端部に接続された平板部28とから構成されている。さらに、上記シリンダー27には、スイッチケース35がビスP止めされ、該ケース35内にリミットスイッチ15が固定収容され、該リミットスイッチ15のスイッチSWが上記平板部28の移動経路上に位置するように設置されている。上記リミットスイッチ15は上記ポンプ23に電気的に接続される(図8参照)。
尚、上記消火栓弁6の常閉口2の弁開口による圧力水の送水は、開口の瞬間(ポンプ23の駆動(始動)に至るまで)は、建物21(図1参照)の屋上に配置された水槽24’内の水圧が常時常閉口2の弁にかけられているから、常閉口2の開口と同時に(ポンプの始動を待つまでもなく)圧力水は消火栓弁6の2次側の放水ノズル5から放出される。このような構成は後述の第2、第3の実施形態においても同様である。
このように構成されたポンプ駆動装置30は、その頭部13’を既設の消火栓弁6の上記放水ノズル5に接続し、上記接続部4”に保形ホース3の取付金具4を接続すれば良い。火災発生時において、操作者が上記消火栓弁6のハンドル11を開成方向に回転させると、上記常閉口2の弁が開き、1次側の水平配管1”内の消火水が消火栓弁6内に流入し、上記放水ノズル5から2次側の接続管部13aに流入し、さらに保形ホース3内に流入する。すると、上記接続管部13aの貫通孔32からダイヤフラムDに水圧が作用し、該水圧によりピストン27’が発条27aの付勢力に抗して図5中右方に摺動し、ピストン27’先端の平板部28がスイッチSWに当接して該スイッチSWを押圧することにより、リミットスイッチ15がオン状態となる。これにより送水ポンプ23が駆動され、貯水槽24から所定圧力で配管1に消火水が送水され、これにより上記保形ホース3の先端の放水ノズル29から継続的に放水を行うことができる。
このように、第1の実施形態によれば、消火作業時に消火栓弁6のハンドル11の開成操作を行うだけで、ポンプ23を駆動することができると共に、ポンプ駆動スイッチ31を消火栓弁6の二次側に設けているため、消火栓弁の形状等によらず、全ての消火栓弁に対応して取り付けることができる。
図5(ハ)に示すものは、同図(イ)の他の実施形態であり、上記ポンプ起動装置30の基部33に、中央部に貫通孔32の穿設された雄螺子部33’を形成すると共に、上記接続管部13aの管壁に雌螺子部13a’を設け、上記基部33の雄螺子部33’を上記雌螺子部13a’に螺子込み固定できるようにしたものである。このように構成しても、上記図5(イ)の場合と同一の効果を得ることができる。
尚、図5(ロ)に示すように、スイッチSWを2個並設したのは、何れか一方のスイッチSWのオンにより上記ポンプ23を駆動するように構成し、動作の確実性を高めるものである。
(2)第2の実施形態
図6に、第2の実施形態として、シリンダーピストン型のポンプ駆動装置を示す。この駆動装置40は、上記接続金具13の頭部13’と同一構造を有し、上記消火栓弁6の放水ノズル5に着脱自在の頭部13’と、該頭部13’に螺合等により接続され、上記放水ノズル5に連続する2次側流水経路を形成する接続管部13aと、該接続管部13aの端部に形成された保形ホース用取付金具4の接続部4”と、上記接続管部13aの管壁に設けられたポンプ駆動スイッチ41により構成されている。
上記ポンプ起動スイッチ41は、上記接続管部13aの管壁に穿設された接続孔13a’にねじ込まれたシリンダー27と、該シリンダー27内を摺動可能なピストン27’と、ピストン27’に接続され、その先端部が上記シリンダー27先端から外部に突出しているスピンドル27”と、上記シリンダー27内壁と上記ピストン27’との間に設けられ、上記ピストン27’を常時接続管部13a方向に付勢する発条27aと、上記シリンダー27或いは上記接続管部13aに固定されたリミットスイッチ15とから構成されている。そして、上記リミットスイッチ15のスイッチSWは上記スピンドル27”の移動経路上に位置するように設置されており、常時は上記スピンドル27”の先端凹部内に係合している(図6(ロ)参照)。上記リミットスイッチ本体15は上記ポンプ23に電気的に接続される(図8参照)。
このように構成されたポンプ駆動装置40は、その頭部13’を既設の消火栓弁6の上記放水ノズル5に接続し、上記接続部4”に保形ホース3の取付金具4を接続すれば良い。
火災発生時においては、操作者が上記消火栓弁6のハンドル11を開成方向に回転させると、上記常閉口2の弁が開き、1次側の水平配管1”内の消火水が消火栓弁6内に流入し、上記放水ノズル5から2次側の接続管部13aに流入し、さらに保形ホース3内に流入する。すると、上記シリンダー27の貫通孔27bからピストン27’に水圧が作用し、該水圧によりスピンドル27”が発条27aの付勢力に抗して図6(ロ)中右方に摺動し、スイッチSWがスピンドル27”により下方に押圧されることにより、リミットスイッチ15がオン状態となる(図6(イ))。これにより送水ポンプ23が駆動され、消火水が貯水槽24から所定圧力で配管1に送水され、これにより上記保形ホース3の先端の放水ノズル29から継続的に放水を行うことができる。
このように、第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、消火作業時に消火栓弁6のハンドル11の開成操作を行うだけで、ポンプ23を起動することができると共に、ポンプ駆動スイッチ41を消火栓弁6の二次側に設けているため、消火栓弁6の形状等によらず、全ての消火栓弁に対応して取り付けることができる。
(3)第3の実施形態
図7に、第3の実施形態として、パドル型フロースイッチを使用したポンプ駆動装置50を示す。この駆動装置50は、上記接続金具13の頭部13’と同一構造を有し、上記消火栓弁6の放水ノズル5に着脱自在の頭部13’と、該頭部13’に螺合等により接続され、上記放水ノズル5に連続する2次側流水経路を形成する接続管部13aと、該接続管部13aの端部に形成された保形ホース用取付金具4の接続部4”と、上記接続管部13aの管壁に設けられたポンプ駆動スイッチ部51により構成されている。
図7に、第3の実施形態として、パドル型フロースイッチを使用したポンプ駆動装置50を示す。この駆動装置50は、上記接続金具13の頭部13’と同一構造を有し、上記消火栓弁6の放水ノズル5に着脱自在の頭部13’と、該頭部13’に螺合等により接続され、上記放水ノズル5に連続する2次側流水経路を形成する接続管部13aと、該接続管部13aの端部に形成された保形ホース用取付金具4の接続部4”と、上記接続管部13aの管壁に設けられたポンプ駆動スイッチ部51により構成されている。
上記ポンプ起動スイッチ部51は、上記接続管部13aの管壁に穿設された横孔13a’に螺合接続された接続部52と、該接続部52に固定されたスイッチ筐体53とから構成されており、上記接続部52内には流水(矢印A方向)により矢印B方向に回動可能なパドル52aが支軸Qを支点として軸支されている。
上記スイッチ筐体53内部には図7(ハ)に示すグラススイッチ54が内臓されており、上記パドル52aの上記支軸Qより後ろ側の端部にはマグネット55(図7(ハ))が固定されている。そして、上記パドル52aの矢印B方向の回動により、上記後端のマグネット55が上記グラススイッチ54に接近し、これにより上記スイッチ54の接点Sを接触させてオン状態に設定し得るように構成されている。上記グラススイッチ54はその出力端子盤54’を介して上記ポンプ23に電気的に接続される(図8参照)。
このように構成されたポンプ駆動装置50は、その頭部13’を既設の消火栓弁6の上記放水ノズル5に接続し、上記接続部4”に保形ホースの取付金具4を接続すれば良い。
火災発生時においては、操作者が上記消火栓弁6のハンドル11を開成方向に回転させると、上記常閉口2の弁が開き、1次側の水平配管1”内の消火水が消火栓弁6内に流入し、上記放水ノズル5から2次側の接続管部13aに流入し、さらに保形ホース3内に流入する。このとき、上記消火水の矢印A方向の流れにより、或いは流水による管内空気の矢印A方向の流れにより、上記パドル52aが矢印B方向に回動し、これによりグラススイッチ54をオンして上記ポンプ23が駆動される。これにより貯水槽24から所定圧力で配管1に消火水が送られ、上記保形ホース3の先端の放水ノズル29から継続的に放水を行うことができる。
このように、第3の実施形態によれば、第1、第2の実施形態と同様に、消火作業時に消火栓弁6のハンドル11の開成操作を行うだけで、ポンプ23を駆動することができると共に、ポンプ駆動スイッチ51を消火栓弁6の二次側に設けているため、消火栓弁6の形状等によらず、全ての消火栓弁に対応して取り付けることができる。
また、上記第1及び第2の実施形態では、圧力感知式であるため、ポンプ駆動スイッチ31又は41をオンするためには、消火栓弁6を開いてホース3内が所定圧力に達することが必要であるから、送水ポンプ23がオンするまで若干の時間を要するが、上記第3の実施形態であれば、流水又は空気の流れをパドル52aで感知するものであるから、消火栓弁6を開くと、略同時に、或いはその後極めて短時間でポンプ23を駆動することができ、迅速に消火作業を開始できるという効果を有する。
尚、図1中22’はポンプ23による圧力水阻止用逆止弁、24”はポンプ23への迎え水水槽である。
1 配管
3 消火ホース
6 消火栓弁
23 送水ポンプ
24 貯水槽
27’ ピストン
29 消火ノズル
31,41,51 ポンプ駆動スイッチ
52a パドル
70 消火栓箱(筐体)
D ダイヤフラム
3 消火ホース
6 消火栓弁
23 送水ポンプ
24 貯水槽
27’ ピストン
29 消火ノズル
31,41,51 ポンプ駆動スイッチ
52a パドル
70 消火栓箱(筐体)
D ダイヤフラム
Claims (4)
- 筐体内に、一端に消火ノズルの接続された消火ホースを収納すると共に消火栓弁を設置し、貯水槽から送水ポンプによって消火水の送られる配管に上記消火栓弁の1次側を接続すると共に、上記消火栓弁の2次側に上記消火ホースの他端を接続した消火栓装置において、
上記消火栓弁の2次側に上記送水ポンプに電気的に接続されたポンプ駆動スイッチを設け、
該駆動スイッチは上記消火栓弁の開成に基づいてオン状態となって上記送水ポンプを駆動するものであることを特徴とする消火栓装置。 - 上記ポンプ駆動スイッチは、上記消火栓弁2次側の流水圧力を感知するダイヤフラムを有し、該ダイヤフラムの圧力感知に基づいて上記オン状態となるものであることを特徴とする請求項1記載の消火栓装置。
- 上記ポンプ駆動スイッチは、上記消火栓弁2次側の流水圧力によって摺動可能なピストンを有し、該ピストンの摺動に基づいて上記オン状態となるものであることを特徴とする請求項1記載の消火栓装置。
- 上記ポンプ駆動スイッチは、上記消火栓弁の2次側管路内に挿入されたパドルを有し、上記2次側管路内の水流又は空気流による上記パドルの回動に基づいて上記オン状態となるものであることを特徴とする請求項1記載の消火栓装置。
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JP2018029875A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 株式会社立売堀製作所 | 消火栓弁 |
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2004
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