JP3178800B2 - 消防ポンプの中継水受入装置 - Google Patents
消防ポンプの中継水受入装置Info
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Description
水受入装置に関する。
場との間の距離や高低差が大きい場合には、図8で示す
ように、ホースhを介し複数の消防ポンプpを直列的に
つないで、放水筒先aでの水圧や水量を確保するように
しているが、各消防ポンプpの性能の差や、各消防ポン
プp間の高低差やホースhの長さの違いによって、キャ
ビテーションを起こす恐れがあり、そのため、前段の消
防ポンプpが吐出する水をタンクtに受けて、同タンク
t中の水を次段の消防ポンプpに吸込ませるようにして
いる。
が欠乏すると、次の消防ポンプpがエアを吸込むなどの
不具合が発生するため、各消防ポンプpのオペレータb
の他にタンクt中の水量を監視して、前段の消防ポンプ
pのオペレータbに指示を与える監視人dを要すると共
に、前記タンクtの運搬等の作業に追われて、消火活動
に遅れを生ずるという問題がある。
tの監視人dが前段の消防ポンプpのオペレータbに指
示を与えるのに、トランシーバ等の通信器具を要すると
いう問題もある。
平6−98197号「消防自動車の中継水制御バルブ」
を消防ポンプpの吸水口とホースhとの間に介設して、
キャビテーションを防止することにより、図7で示すよ
うに、タンクtなしにホースhを介して複数の消防ポン
プpを直列的に接続できるようにして、タンクtと監視
人dとを要せず、これに起因する消火活動の遅れ等の不
具合を防止するようにした。
中、消防士が誤って放水筒先aを手放したりして、同放
水筒先aの拘束が解除された際に、放水の反作用で放水
筒先aが振れ回って危険であるため、放水を停止させる
必要があるが、最近の消防ポンプpの吐出口eには、操
作を容易にするためにボールバルブが用いられており、
同ボールバルブは極めて急速に閉弁できるため、タンク
tなしで複数の消防ポンプpを接続した状態では、最終
段の消防ポンプpの吐出口eを閉弁した際に、ウオータ
ハンマ現象による高水圧が発生して、中間の消防ポンプ
pやホースhが破損する恐れがある。
数の消防ポンプとホースとを直列的に接続して形成した
送水路の中途に弁座を介して連通したシリンダを設け
て、上記弁座を介し送水路を外部と連通させると共に、
上記シリンダ中に、上記弁座に対向する弁体を形成した
ピストンを摺動自在に挿入し、同ピストンを弁バネによ
り弁座方向に付勢して、消防ポンプの正常運転時には上
記弁体が弁座を閉塞し、ウオータハンマ発生時には送水
路中の水圧により弁体が弁座を開放すべく構成したウオ
ータハンマ防止部を具備することを特徴とする消防ポン
プの中継水受入装置を提供せんとするものである。
ある。
ルブと一体に構成し、同中継水制御バルブは、消防ポン
プの吸水口とホースとの間に着脱自在に装着したバルブ
シェルの下流側端部に中継水制御弁座を形成し、同バル
ブシェルの内部に弁支持体を設けて同弁支持体の下流側
面に吸水口と連通した弁室を形成し、同弁支持体に下流
方向に開口した中継水制御シリンダを形成し、同中継水
制御シリンダに中継水制御ピストンを摺動自在に挿入し
て、同ピストンの上下流側面をそれぞれ外気と弁室とに
臨ませ、同中継水制御ピストンを、弁支持体を摺動自在
に挿通した弁棒を介し、前記中継水制御弁座に対向した
中継水制御弁体に連動連結し、しかも、ウオータハンマ
防止部の弁座を中継水制御バルブの弁室に連通させたこ
と。
圧が予め設定した圧力よりも低下した際に作動するスイ
ッチと、同スイッチと電源とに接続した表示部とを具備
して、消防ポンプがキャビテーションを起こしやすい状
態にあることを報知するキャビテーション検知部を具備
すること。
バルブとを一体に構成し、キャビテーション検知部のス
イッチを、前記中継水制御バルブの中継水制御弁座の上
流側と連通させたこと。
ルブとキャビテーション検知部とを一体に構成したこ
と。
列的に接続して形成した送水路の中途、即ち、消防ポン
プの吸水口とホースとの間に中継水制御バルブを介設し
て、キャビテーションを防止する。
て連通したシリンダを設け、同シリンダにピストンを挿
入し、ピストンをバネで付勢してピストンに作用する圧
力と対抗させることにより、ピストンに予め設定した値
以上の圧力が作用すると弁座が開き、消防ポンプの吸水
側の圧力水を外部に流出させるようにして、該消防ポン
プよりも上流側に発生するウオータハンマを防止する。
水圧が設定値よりも低下した時に作動するスイッチを設
け、同スイッチを表示部と電源とに接続して、キャビテ
ーションを起こしやすい程度に水圧が低下した際に表示
部を作動させる。
する。
示しており、同中継水受入装置Aは、消防ポンプPの吸
水口1とホース6との間に介在して、キャビテーション
を防止する中継水制御バルブVと、複数の消防ポンプP
とホース6とを直列的に接続して形成した送水路の中途
に連通して、ウオータハンマによる各部の損傷を防止す
るウオータハンマ防止部Wと、上記送水路の中途に連通
して、キャビテーションを起こしやすい状態になったこ
とを報知するキャビテーション検知部Cとが一体に構成
されており、可搬式の消防ポンプPの吸水口1とホース
6との間に着脱自在に装着されている。図中、Eはエン
ジン部、P1はポンプ部、2は吐出口、3は吐出圧計、4
は吸水圧計、5はボールバルブ型の吐出弁である。
すように、消防ポンプPの吸水口1に着脱自在に上流側
端部を装着したバルブシェル10の外側端を略円錐形状に
縮径して中継水制御弁座11を形成すると共に、同バルブ
シェル10の内部に後方向に開口した中継水制御シリンダ
12を形成した弁支持体13を設けて、同弁支持体13と吸水
口1との間に弁室14を形成し、弁支持体13を摺動自在に
挿通した弁棒15の外側端に略円錐形状の中継水制御弁体
16を固着し、弁棒15の内側端に前記中継水制御シリンダ
12に摺動自在に挿入した中継水制御ピストン17を固着し
て、同中継水制御ピストン17の内側面を弁室14に臨ま
せ、同中継水制御ピストン17の内側面を連通孔18を介し
て外気に連通させている。
は、中継水制御弁座11から内側方向に流入する水の動圧
によって内側方向の力が作用し、中継水制御ピストン17
には、弁室14の静圧による外側方向の力が作用してお
り、消防ポンプPが通常の作動状態にあるときは、中継
水制御弁体16に作用する力と中継水制御ピストン17に作
用する力とが釣り合って、中継水制御弁座11から中継水
制御弁体16が離隔した位置で安定しているが、消防ポン
プPにキャビテーションが発生する程度に弁室14の静圧
が低下すると、中継水制御弁体16が上記安定位置から内
側方向に移動して、中継水制御弁体16と中継水制御弁座
11との間隔が大きくなり、吸水量が増加するので、複数
の消防ポンプPとホース6とを直列的に接続しても、キ
ャビテーションを防止することができる。
テーション検知部Cとを示しており、ウオータハンマ防
止部Wは、上記中継水制御バルブVの上方に内外側取付
脚部19,20 を介して横長略筒状の筒状体21を取付け、同
筒状体21の内側部にウオータハンマ防止部Wを設け、外
側部にキャビテーション検知部Cを設けている。
側部に内側方向に開口したシリンダ30を形成し、同シリ
ンダ30の底面に略円錐形状の弁座31を形成し、同弁座31
を内側取付脚部19に形成した内側連通路32を介し、送水
路の中途としての前記弁室14に連通させると共に、同シ
リンダ30の内部に下流側端部に略円錐形状の弁体33を形
成したピストン34を摺動自在に挿入し、同ピストン34と
シリンダ30の内側端に螺着したキャップ35との間に弁バ
ネ36を挿入し、同弁バネ36によりピストン34を外側方向
に付勢して、ピストン34先端の中継水制御弁体16を上記
弁座31に圧着させている。
弁体33との当接位置の内側からシリンダ30の内側部にか
けて軸方向に複数の連通溝37を形成すると共に、前記キ
ャップ35に外部と連通した排水管38の基端部を挿通させ
て、弁座31と弁体33とが離隔した際に、前記弁室14を、
弁座31、連通溝37及び排水管38を介して外部に連通させ
るようにしている。
より弁室14の内部が異常に高圧になると、同圧力によっ
てピストン34が内側方向に移動して弁座31が開き、弁室
14の圧力を排水管38を介して外部に逃がすことができ
る。更に、弁バネ36の収縮量が上記弁室14内部の圧力に
略比例するので、同圧力が高くなるに従って次第に弁座
31が大きく開くことになり、ウオータハンマによる急激
な圧力上昇に素早く対応することができる。
を直列的に接続して送水路を形成した場合に、急速に最
終段の消防ポンプPの吐出弁5を急速に閉弁しても、ウ
オータハンマによる消防ポンプPやホース6の破損を防
止することができる。
外側部に外側方向に開口した検知シリンダ40を形成し
て、同検知シリンダ40の底部を外側取付脚部20中に形成
した外側連通路41を介し、送水路の中途としての前記中
継水制御弁座11の上流側に連通させると共に、同検知シ
リンダ40の内部に、周面に陥入溝42を周設した検知ピス
トン43を摺動自在に挿入し、同検知シリンダ40の開口部
に螺着したソケット44と検知ピストン43との間にスプリ
ング45を介装して、検知ピストン43を内側方向に付勢し
ている。
スイッチ46を設けて、同検知スイッチ46の作動子47を前
記陥入溝42に陥入させており、中継水制御弁座11上流側
の水圧が高いときには、スプリング45が圧縮されて検知
ピストン43が外側方向に移動し、検知スイッチ46の作動
子47が検知ピストン43の側壁に乗り上げてOFF状態を
保持し、上記水圧がキャビテーションが発生する程度に
低下すると、検知スイッチ46の作動子47が陥入溝42に陥
入してON状態になるようにしている。
とにそれぞれ透明窓48を設けたランプハウス49を設け、
同ランプハウス49中に前記検知スイッチ46と接続した表
示部50としての電球を収納すると共に、同ランプハウス
49の下側面に検知スイッチ46と接続したジャック51を設
け、同ジャック51と消防ポンプPに付設したバッテリ52
とをコード53と介して接続している。図中、54はOリン
グ、55はヒューズ、56は中継ターミナルである。
側の水圧が高いときには、検知スイッチ46がOFF状態
を保持するが、上記水圧がキャビテーションが発生する
程度に低下すると、検知スイッチ46がON状態になり表
示部50の電球が点灯してキャビテーションが起こり易く
なったことを報知する。
隔し、かつ、両方の軸線が平行しているので、中継水受
入装置Aの着脱に際して、把手として利用することがで
きる。
例を示しており、このキャビテーション検知部C1は筒状
体21の外側上方に圧力計60を設けて、同圧力計60を前記
外側取付脚部20中の外側連通路41を介して前記中継水制
御弁座11の上流側に連通させ、同圧力計60の指針により
オペレータに指示を与えて、キャビテーションを防止す
るようにしている。図中61は保護枠体である。
おり、この中継水受入装置A1は、前記と略同一構成の中
継水制御バルブVの上方にキャビテーション検知部C2を
配置し、中継水制御バルブVの下方に前記と同一構成の
ウオータハンマ防止部Wを配置している。
制御弁座11の上流側に連通した2個の圧力スイッチ70,7
1 を設け、一方の圧力スイッチ70を約10Kgf/cm2 以上で
OFFするように設定して緑色発光ダイオード72に接続
し、他方の圧力スイッチ71を約1Kgf/cm2 以下でONす
るように設定して赤色発光ダイオード73に接続し、上記
各圧力スイッチ70,71 をコネクタ74とコード53とを介し
て電源に接続し、上記各発光ダイオード72,73 を透明な
保護カバー75で被包して表示部50としている。従って、
緑色発光ダイオード72だけが点灯しているときは消防ポ
ンプPが正常に運転しており、赤色発光ダイオード73が
点灯しているときはキャビテーションを起こしやすい状
態であることを表示することができる。
ポンプP2に本発明の中継水受入装置Aを装着した実施例
を示しており、上記車載ポンプP2の吸水側に二又状に分
岐した吸水管80の基端を連通連設し、上記吸水管80の分
岐管の先端にそれぞれボールバルブ型の吸水弁81を連通
連設しており、キャビテーションやウオータハンマの防
止機能を有していないものである。図中、82は吐水管、
一点鎖線83は消防自動車の外壁を示す。
本発明の中継水受入装置Aを取付けて、キャビテーショ
ンとウオータハンマ現象とを防止するようにしている。
81の内側に具備した消防自動車の車載ポンプP2に、本発
明のウオータハンマ防止部Wを装着した実施例を示して
おり、中継水制御バルブVの弁室14を排水管38を介して
ウオータハンマ防止部Wに連通連結して、ウオータハン
マ現象を防止するようにしている。
とができる。
プとホースとを直列的に接続して形成した送水路の中途
に弁座を介して連通したシリンダを設けて、上記弁座を
介し送水路を外部と連通させると共に、上記シリンダ中
に、上記弁座に対向する弁体を形成したピストンを摺動
自在に挿入し、同ピストンを弁バネにより弁座方向に付
勢して、消防ポンプの正常運転時には上記弁体が弁座を
閉塞し、ウオータハンマ発生時には送水路中の水圧によ
り弁体が弁座を開放すべく構成したウオータハンマ防止
部を具備しているので、ウオータハンマが発生しても、
上記弁座から高圧水が外部に放出されて、送水路中の圧
力上昇を抑制するので、最終段の消防ポンプの吐出口を
急速に閉鎖しても、途中の消防ポンプやホースに異常な
高圧が作用するのが防止され、ウオータハンマによる消
防ポンプやホースの破損を防止することができる。
バルブと一体に構成し、同中継水制御バルブは、消防ポ
ンプの吸水口とホースとの間に着脱自在に装着したバル
ブシェルの下流側端部に中継水制御弁座を形成し、同バ
ルブシェルの内部に弁支持体を設けて同弁支持体の下流
側面に吸水口と連通した弁室を形成し、同弁支持体に下
流方向に開口した中継水制御シリンダを形成し、同中継
水制御シリンダに中継水制御ピストンを摺動自在に挿入
して、同ピストンの上下流側面をそれぞれ外気と弁室と
に臨ませ、同中継水制御ピストンを、弁支持体を摺動自
在に挿通した弁棒を介し、前記中継水制御弁座に対向し
た中継水制御弁体に連動連結し、しかも、ウオータハン
マ防止部の弁座を中継水制御バルブの弁室に連通させた
ことによって、複数の消防ポンプとホースとを直列的に
接続して形成した送水路において、一個の装置で上述し
たウオータハンマ防止機能とキャビテーション防止機能
との両方の機能を実現することができ、しかも、同装置
が消防ポンプの吸水口とホースとの間に着脱自在として
いるので、既存の消防ポンプに容易に装着可能であり、
また、消防ポンプの格納や運搬時にも便利である。
途と連通して同送水路の水圧が予め設定した圧力よりも
低下した際に作動するスイッチと、同スイッチと電源と
に接続した表示部とを具備して、消防ポンプがキャビテ
ーションを起こしやすい状態にあることを報知するキャ
ビテーション検知部を具備しているので、消防ポンプが
キャビテーションを起こす前に、オペレータが消防ポン
プのスロットル等を操作して、消防ポンプを効率良く運
転することができる。
ション検知部と中継水制御バルブとを一体に構成し、キ
ャビテーション検知部のスイッチを、前記中継水制御バ
ルブの中継水制御弁座の上流側と連通させたことによっ
て、複数の消防ポンプとホースとを直列的に接続して形
成した送水路において、一個の装置で上述したキャビテ
ーション防止機能とキャビテーション予知機能との両方
の機能を実現することができ、しかも、同装置が消防ポ
ンプの吸水口とホースとの間に着脱自在としているの
で、既存の消防ポンプに容易に装着可能であり、また、
消防ポンプの格納や運搬時にも便利である。
ンマ防止部と中継水制御バルブとキャビテーション検知
部とを一体に構成したことによって、一個の装置で上述
したキャビテーション防止機能と、ウオータハンマ防止
機能と、キャビテーション予知機能との三つの機能を実
現することができ、しかも、同装置が消防ポンプの吸水
口とホースとの間に着脱自在としているので、既存の消
防ポンプに容易に装着可能であり、また、消防ポンプの
格納や運搬時にも便利である。
面図。
部との断面側面図。
図。
装置の断面説明図。
ンマ防止部の断面説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の消防ポンプ(P)とホース(6)とを直
列的に接続して形成した送水路の中途に弁座(31)を介し
て連通したシリンダ(30)を設けて、上記弁座(31)を介し
送水路を外部と連通させると共に、上記シリンダ(30)中
に、上記弁座(31)に対向する弁体(33)を形成したピスト
ン(34)を摺動自在に挿入し、同ピストン(34)を弁バネ(3
6)により弁座(31)方向に付勢して、消防ポンプ(P)の正
常運転時には上記弁体(33)が弁座(31)を閉塞し、ウオー
タハンマ発生時には送水路中の水圧により弁体(33)が弁
座(31)を開放すべく構成したウオータハンマ防止部(W)
を具備する消防ポンプの中継水受入装置において、 ウオータハンマ防止部(W)を中継水制御バルブ(V)と一体
に構成し、同中継水制御バルブ(V)は、消防ポンプ(P)の
吸水口(1)とホース(6)との間に着脱自在に装着したバル
ブシェル(10)の下流側端部に中継水制御弁座(11)を形成
し、同バルブシェル(10)の内部に弁支持体(13)を設けて
同弁支持体(13)の下流側面に吸水口(1)と連通した弁室
(14)を形成し、同弁支持体(13)に下流方向に開口した中
継水制御シリンダ(12)を形成し、同中継水制御シリンダ
(12)に中継水制御ピストン(17)を摺動自在に挿入して、
同ピストン(17)の上下流側面をそれぞれ外気と弁室(14)
とに臨ませ、同中継水制御ピストン(17)を、弁支持体(1
3)を摺動自在に挿通した弁棒(15)を介し、前記中継水制
御弁座(11)に対向した中継水制御弁体(16)に連動連結
し、しかも、ウオータハンマ防止部(W)の弁座(31)を中
継水制御バルブ(V)の弁室(14)に連通させたこと を特徴
とする消防ポンプの中継水受入装置。 - 【請求項2】 前記送水路の中途と連通して同送水路の
水圧が予め設定した圧力よりも低下した際に作動するス
イッチと、同スイッチと電源とに接続した表示部(50)と
を具備して、消防ポンプ(P)がキャビテーションを起こ
しやすい状態にあることを報知するキャビテーション検
知部(C)を具備することを特徴とする請求項1記載の消
防ポンプの中継水受入装置。 - 【請求項3】 上記キャビテーション検知部(C)と中継
水制御バルブ(V)とを一体に構成し、キャビテーション
検知部(C)のスイッチを、前記中継水制御バルブ(V)の中
継水制御弁座(11)の上流側と連通させたことを特徴とす
る請求項2記載の消防ポンプの中継水受入装置。 - 【請求項4】 前記ウオータハンマ防止部(W)と中継水
制御バルブ(V)とキャビテーション検知部(C)とを一体に
構成し、ウオータハンマ防止部(W)の弁座(31)を中継水
制御バルブ(V)の弁室(14)に連通させ、中継水制御バル
ブ(V)のスイッチを、前記中継水制御バルブ(V)の中継水
制御弁座(11)の上流側と連通させたことを特徴とする請
求項2又は請求項3記載の消防ポンプの中継水受入装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10949697A JP3178800B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 消防ポンプの中継水受入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10949697A JP3178800B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 消防ポンプの中継水受入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10295843A JPH10295843A (ja) | 1998-11-10 |
JP3178800B2 true JP3178800B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=14511739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10949697A Expired - Lifetime JP3178800B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 消防ポンプの中継水受入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3178800B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101247919B (zh) * | 2005-08-25 | 2011-04-13 | 涩谷工业株式会社 | 激光复合加工装置 |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
FR2817760B1 (fr) | 2000-08-12 | 2003-03-28 | St Mihiel S A | Lance a incendie comportant un dispositif de securite pour l'empecher de se deplacer sous l'action de l'eau assurant son alimentation |
JP2003093536A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Tohatsu Corp | 消防ポンプ用媒介金具 |
JP6188128B2 (ja) * | 2013-03-18 | 2017-08-30 | 株式会社Subaru | 流体移送システム |
CN117386631B (zh) * | 2023-11-22 | 2024-03-08 | 济南宏林天怡实业有限公司 | 一种具有智能化自动检测功能的消防泵 |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP10949697A patent/JP3178800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101247919B (zh) * | 2005-08-25 | 2011-04-13 | 涩谷工业株式会社 | 激光复合加工装置 |
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Publication number | Publication date |
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JPH10295843A (ja) | 1998-11-10 |
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