JP2005245580A - Mri装置における音声通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 MRI装置作動時の大騒音環境下にあっても、操作者から被検者に送られる音声を明確に聞き取ることができる、MRI装置における音声通信装置を提供する。
【解決手段】 検査室1に設置されたガントリ2内の被検者5と操作室3内の操作者6との間で音声の一方向又は双方向通信を行うMRI装置における音声通信装置において、被検者5側に備えられる送話用及び/又は受話用の音響トランスデューサを、骨伝導形のマイクロホン、スピーカ7により構成する。骨伝導形のマイクロホン、スピーカ7は、空気を伝達媒体とせず、それ自身を被検者5に接触させることによって音声を被検者5に伝達し、又は被検者5から伝達される。大騒音環境下にあっても騒音の影響を受けずに音声の伝達が行われる。耳栓、遮音用イヤーマフとの併用を可能に構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 検査室1に設置されたガントリ2内の被検者5と操作室3内の操作者6との間で音声の一方向又は双方向通信を行うMRI装置における音声通信装置において、被検者5側に備えられる送話用及び/又は受話用の音響トランスデューサを、骨伝導形のマイクロホン、スピーカ7により構成する。骨伝導形のマイクロホン、スピーカ7は、空気を伝達媒体とせず、それ自身を被検者5に接触させることによって音声を被検者5に伝達し、又は被検者5から伝達される。大騒音環境下にあっても騒音の影響を受けずに音声の伝達が行われる。耳栓、遮音用イヤーマフとの併用を可能に構成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、病院、その他の医療用診療施設等に設置されるMRI装置において、その検査室に設置されたガントリ(撮像系)内の被検者側と操作室に設置された操作卓側との間で音声の一方向又は双方向通信を行う音声通信装置に関するものである。
核磁気共鳴(NMR)現象を用いて医療における診断及び治療用画像を得るMRI装置は、人体内部の臓器や組織についてコントラストの高い画像が得られることから、癌や腫瘍、疾病の診断に威力を発揮している。また、人体に対して非浸襲でX線CT装置のように放射線被爆がない等の特長を有するため、近年、その需要が更に高まってきている。
このようにMRI装置は医用画像診断装置として極めて有効であるが、被検者にとっては以下のような問題があった。
このようにMRI装置は医用画像診断装置として極めて有効であるが、被検者にとっては以下のような問題があった。
MRI装置が被検者を収めるために有する検査空間としてのMRIガントリ空間は、極めて狭い検査空間領域で設計配置され、そのガントリが作動中(検査中)は100dB以上にも達するという極めて大きな騒音を発し、検査時間も数10分から長いときには1時間以上までも必要とするのが実情である。
すなわち被検者は、検査中、閉じられた狭い検査空間(検査室)において、なおかつ外部との通信連絡手段が非常に貧弱な状態に置かれながら、極めて大きな騒音に長時間さらされることになり、被検者の精神的及び肉体的な負担は大きく、孤独感と多大な不快感を与える。のみならず、一時的に難聴を来たすおそれもあり、騒音対策は極めて重要となる。
すなわち被検者は、検査中、閉じられた狭い検査空間(検査室)において、なおかつ外部との通信連絡手段が非常に貧弱な状態に置かれながら、極めて大きな騒音に長時間さらされることになり、被検者の精神的及び肉体的な負担は大きく、孤独感と多大な不快感を与える。のみならず、一時的に難聴を来たすおそれもあり、騒音対策は極めて重要となる。
この種の騒音対策としては、MRI装置自体を静音化する方法があるが、この方法は極めて大掛かりで解決困難な点も多いことから、将来的な解決方法として期待されるにとどまる。騒音対策として最も身近で簡単な方法としては、耳栓や遮音用イヤーマフを用いて耳を塞ぐという方法がある。
しかし耳栓やイヤーマフによって遮音する方法では、外部からの必要な音声、例えばMRI装置の操作者からの音声までをも遮断してしまうという難点があった。
しかし耳栓やイヤーマフによって遮音する方法では、外部からの必要な音声、例えばMRI装置の操作者からの音声までをも遮断してしまうという難点があった。
そこで従来、MRI装置において、騒音対策が施された被検者及び操作者間の通信装置が提案されている。これは、耳収容部で耳を塞ぎながら音声伝達管で音声を直接被検者の耳孔に送る通信装置である(特許文献1参照)。
しかしながら上記従来装置では、音声の伝達は空気を媒体として行うものであり、被検者の耳孔部分において騒音が混入することも少なくない。したがって、100dB以上にも達する大騒音環境下において有効な音声伝達方法とはいえず、結局は、人間の聴覚がもつ高度な騒音排除能力(騒音の中から必要な音声を聞き分ける能力)に頼っているというのが実情であった。
特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、上記のような実情に鑑みなされたもので、MRI装置作動時の大騒音環境下にあっても、操作卓側から被検者側に送られる音声を、人間の聴覚がもつ高度な騒音排除能力に頼ることなく明確に聞き取ることができ、また被検者側から操作卓側に音声を送る場合にも操作卓側においてその音声を常に明確に聞き取ることができる、MRI装置における音声通信装置を提供することを目的とする。
同請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、音声直接伝達形音響トランスデューサが鉄等の磁性体で構成されることに起因するMRI画像中のノイズと画像の欠落、あるいは画像の歪みの発生を防止できる、MRI装置における声通信装置を提供することを目的とする。
同請求項3に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、音声直接伝達形音響トランスデューサを具体的に実現したMRI装置における音声通信装置を提供することを目的とする。
同請求項4に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明において、被検者にとって使いやすく、また、耳栓や遮音用イヤーマフを別途用意することなく、操作卓側からの音声をより鮮明に聞き取ることができる、MRI装置における音声通信装置を提供することを目的とする。
同請求項5に記載の発明は、MRI装置作動時の大騒音環境下にあっても、操作卓側から被検者側に送られる音声を、人間の聴覚がもつ高度な騒音排除能力に頼ることなく明確に聞き取ることができ、かつ、MRI検査の前後に亘って被検者の精神的な負担を緩和できる、MRI装置における音声通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、検査室に設置されたガントリ内の被検者側と前記検査室外に設置された操作卓側との間で音声の一方向又は双方向通信を行うMRI装置における音声通信装置において、前記被検者側に備えられる送話用及び/又は受話用の音響トランスデューサが、空気を伝達媒体とせず、該音響トランスデューサ自体を被検者に直接又は保護部材を介して接触させることによって音声を該被検者に伝達する、又は該被検者から伝達される音声直接伝達形音響トランスデューサにより構成されることを特徴とする。
同請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、音声直接伝達形音響トランスデューサが非磁性体で構成されることを特徴とする。
同請求項3に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、送話用の音
声直接伝達形音響トランスデューサが圧電型骨伝導マイクロホンにより構成され、受話用の音声直接伝達形音響トランスデューサが圧電型骨伝導スピーカにより構成されることを特徴とする。
声直接伝達形音響トランスデューサが圧電型骨伝導マイクロホンにより構成され、受話用の音声直接伝達形音響トランスデューサが圧電型骨伝導スピーカにより構成されることを特徴とする。
同請求項4に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明において、被検者に装着可能な遮音用イヤーマフを備え、圧電型骨伝導マイクロホン及び/又は圧電型骨伝導スピーカが、その作動面が前記遮音用イヤーマフの前記被検者への装着時に、該被検者に直接又は保護部材を介して接触するように前記遮音用イヤーマフに組み込まれることを特徴とする。
同請求項5に記載の発明は、検査室に設置されたガントリ内の被検者側と前記検査室外に設置された操作卓側との間で音声の一方向又は双方向通信を行うMRI装置における音声通信装置において、前記被検者側に備えられる受話用の音響トランスデューサが骨伝導スピーカにより構成され、かつ、前記操作卓側から音楽信号を送出し、該音楽信号を、前記骨伝導スピーカに与えて再生し、音楽を出力させる音楽送信手段を具備することを特徴とする。
特許請求の範囲の請求項1に記載の発明では、被検者側に備えられる送話用及び/又は受話用の音響トランスデューサを音声直接伝達形音響トランスデューサで構成した。これによれば、MRI装置作動時の大騒音環境下にあっても、操作卓側から被検者側に送られる音声を、人間の聴覚がもつ高度な騒音排除能力に頼ることなく明確に聞き取ることができ、また被検者側から操作卓側に音声を送る場合にも操作卓側においてその音声を常に明確に聞き取ることができる。
また、聴覚関連器官を失った被検者、あるいは失ったに等しい程、聴覚機能が著しく低下した被検者に対しては、請求項1に記載の発明は補聴器としても機能することになり、その実用的価値は大である。
また、聴覚関連器官を失った被検者、あるいは失ったに等しい程、聴覚機能が著しく低下した被検者に対しては、請求項1に記載の発明は補聴器としても機能することになり、その実用的価値は大である。
同請求項2に記載の発明によれば、上記請求項1に記載の発明において、音声直接伝達形音響トランスデューサを非磁性体で構成したので、同音響トランスデューサが鉄等の磁性体で構成されることに起因するMRI画像中のノイズと画像の欠落、あるいは画像の歪みの発生を防止できる。
同請求項3に記載の発明によれば、上記請求項2に記載の発明において、音声直接伝達形音響トランスデューサを具体的に実現できる。
同請求項4に記載の発明によれば、上記請求項3に記載の発明において、遮音用イヤーマフを備え、圧電型骨伝導マイクロホン及び/又は圧電型骨伝導スピーカを、その作動面が遮音用イヤーマフを被検者に装着した時に、その被検者に接触するように遮音用イヤーマフに組み込んだので、被検者にとって使いやすく、また、耳栓や遮音用イヤーマフを別途用意することなく、操作卓側からの音声をより鮮明に聞き取ることができる。
同請求項5に記載の発明では、被検者側に備えられる受話用の音響トランスデューサを骨伝導スピーカで構成した。また、操作卓側から音楽信号を送出し、その音楽信号を、上記骨伝導スピーカに与えて再生し、音楽を出力させる音楽送信手段を備えた。これによれば、MRI装置作動時の大騒音環境下にあっても、操作卓側から被検者側に送られる音声を、人間の聴覚がもつ高度な騒音排除能力に頼ることなく明確に聞き取ることができ、かつ、MRI検査の前後に亘って被検者の精神的な負担を緩和できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1は、本発明によるMRI装置における音声通信装置の一実施形態の概略を示すブロック図である。
この図において、1はMRI装置の検査室であって、MRI装置本体をなすガントリ(撮像系)2が設置されている。ガントリ2内には、後述被検者の搬送、保持用の寝台2aが付帯設置されている。また、3は同装置運転用の操作室であって、後述被検者の目的とする臓器や部位若しくは患部についての位置決定や必要とするMRIの画像を撮像するためのMRI装置運転用の操作卓4が設置されている。
ガントリ2内の寝台2aには被検者5が寝載されており、操作卓4の前には操作者6が着席している。ガントリ2内の被検者5側、具体的には患者等の被検者5と、操作卓4側、具体的には医師や診療放射線技師、臨床検査技師等の操作者6との間は、一方向又は双方向の音声通信が可能である。図示例では、双方向の音声通信、つまり被検者5と操作者6との間で送受話が可能である。
図1は、本発明によるMRI装置における音声通信装置の一実施形態の概略を示すブロック図である。
この図において、1はMRI装置の検査室であって、MRI装置本体をなすガントリ(撮像系)2が設置されている。ガントリ2内には、後述被検者の搬送、保持用の寝台2aが付帯設置されている。また、3は同装置運転用の操作室であって、後述被検者の目的とする臓器や部位若しくは患部についての位置決定や必要とするMRIの画像を撮像するためのMRI装置運転用の操作卓4が設置されている。
ガントリ2内の寝台2aには被検者5が寝載されており、操作卓4の前には操作者6が着席している。ガントリ2内の被検者5側、具体的には患者等の被検者5と、操作卓4側、具体的には医師や診療放射線技師、臨床検査技師等の操作者6との間は、一方向又は双方向の音声通信が可能である。図示例では、双方向の音声通信、つまり被検者5と操作者6との間で送受話が可能である。
この送受話は、音声(振動)を電気信号に、あるいは電気信号を音声(振動)に変換する送話用、受話用の音響トランスデューサを用いて行われるが、本実施形態では、被検者5側に備えられる送話用、受話用の音響トランスデューサとして、各々音声直接伝達形音響トランスデューサが用いられている。
この音声直接伝達形音響トランスデューサは、空気を伝達媒体とせず、音響トランスデューサ自体を被検者5の身体の一部に、通常頭部5a(顔面や耳部分を含む。以下同じ。)に、直接又は保護部材を介して接触させることにより音声を被検者5に伝達する、あるいは被検者5から伝達される音響トランスデューサである。
このような音声直接伝達形音響トランスデューサとしては、例えば、送話用に骨伝導マイクロホンや咽喉マイクロホンが、受話用に骨伝導スピーカが使用される。
この音声直接伝達形音響トランスデューサは、空気を伝達媒体とせず、音響トランスデューサ自体を被検者5の身体の一部に、通常頭部5a(顔面や耳部分を含む。以下同じ。)に、直接又は保護部材を介して接触させることにより音声を被検者5に伝達する、あるいは被検者5から伝達される音響トランスデューサである。
このような音声直接伝達形音響トランスデューサとしては、例えば、送話用に骨伝導マイクロホンや咽喉マイクロホンが、受話用に骨伝導スピーカが使用される。
図示例においては、送話用に骨伝導マイクロホンが、受話用に骨伝導スピーカが使用されたヘッドホン形の送受話器が、被検者側送受話器7として被検者5の頭部5aに装着されている。
操作者6の頭部5aに装着された操作者側送受話器8は、空気を伝達媒体として音声を操作者に伝達する、あるいは操作者から伝達される通常の音響トランスデューサを用いた、ヘッドホン形の受話器8aに送話器(マイクロホン)8bが連結された送受話器である。
操作者6の頭部5aに装着された操作者側送受話器8は、空気を伝達媒体として音声を操作者に伝達する、あるいは操作者から伝達される通常の音響トランスデューサを用いた、ヘッドホン形の受話器8aに送話器(マイクロホン)8bが連結された送受話器である。
両送受話器7,8は、双方向の音声通信制御装置9を介して接続されており、相互間で送受話可能である。音声通信制御装置9は、ここでは操作者6側の操作によって送受話が切替可能で、送受話器7,8の各々においてハウリングが生じないように構成されている。
このようなMRI装置における音声通信装置によれば、被検者側送受話器7として骨伝導マイクロホン及び骨伝導スピーカを用いた。したがって、MRI装置作動時の大騒音環境下にあっても、操作卓4(操作者6)側から被検者5側に送られる音声を、人間の聴覚がもつ高度な騒音排除能力に頼ることなく明確に聞き取ることができる。この効果は、被検者5の耳孔から騒音が入っても発揮できるが、本実施形態では、耳栓や遮音用イヤーマフの併用も可能であり、これらを併用すれば操作者6側からの音声をより鮮明に聞き取りできる。遮音用イヤーマフの併用は、被検者側送受話器7の骨伝導マイクロホン及び骨伝導スピーカを遮音用イヤーマフに組み込むだけで容易に実現できる。
また、上述した音声通信装置は、聴覚関連器官を失った被検者、あるいは失ったに等しい程、聴覚機能が著しく低下した被検者に対しては、補聴器としても機能することになり、その実用的価値は大である。
また、上述した音声通信装置は、聴覚関連器官を失った被検者、あるいは失ったに等しい程、聴覚機能が著しく低下した被検者に対しては、補聴器としても機能することになり、その実用的価値は大である。
なお、被検者側送受話器7を構成する各部、すなわち骨伝導マイクロホン、骨伝導スピーカ及びこれらをヘッドホン形の送受話器として連結する部材等を非磁性体によって構成すれば、磁気的影響(ノイズ及び画像の欠落、歪み)の少ないMRI画像が得られる。音声通信制御装置9から被検者側送受話器7に至る通信線10のうち、MRI画像に磁気的影響を及ぼす範囲、例えば検査室1内、特にガントリ2内に位置する通信線部分10aについて、非磁性体からなる電線、例えば銅製の電線を用いれば、これによっても磁気的影響(ノイズ及び画像の欠落、歪み)の少ないMRI画像が得られる。
図1に示すMRI装置における音声通信装置において、操作卓4側から、所望時に所望の音楽信号を送出し、被検者側送受話器7の音声直接伝達形音響トランスデューサ、例えば骨伝導スピーカに与えてその音楽信号を再生し、音楽を出力させる音楽送信手段11を設けてもよい。
これによれば、操作卓4側から被検者5側に送られる音声を明確に聞き取ることができるという上述効果に加えて、所望時、特にMRI検査中に、被検者5に音楽を聴かせ、被検者5の精神的な負担を緩和できる(不快感や不安、特に孤独感が和らげられる)という効果も得られる。また、被検者6の健康状態の急変や被検者6からの緊急の合図にも臨機応変に対応できる。
これによれば、操作卓4側から被検者5側に送られる音声を明確に聞き取ることができるという上述効果に加えて、所望時、特にMRI検査中に、被検者5に音楽を聴かせ、被検者5の精神的な負担を緩和できる(不快感や不安、特に孤独感が和らげられる)という効果も得られる。また、被検者6の健康状態の急変や被検者6からの緊急の合図にも臨機応変に対応できる。
次に、上記被検者側送受話器7の具体的な実施例について、図2〜図6を参照して説明する。
図2及び図3は、各々図1中の被検者側送受話器7の第1実施例を示す図である。図4は同じく被検者側送受話器7の第2実施例を示す図、図5は同第3実施例を示す図、図6は同第4実施例を示す図である。
図3〜図5の各図において、(a)は被検者側送受話器7を被検者に装着した状態を被検者正面側から一部切断して示す図、(b)は(a)図の左側面(被検者の右側面)における要部を取り出して示す図である。図6において、(a)は被検者側送受話器7を被検者に装着した状態を被検者正面側から示す図、(b)は(a)図の左側面(被検者の右側面)図である。
図2及び図3は、各々図1中の被検者側送受話器7の第1実施例を示す図である。図4は同じく被検者側送受話器7の第2実施例を示す図、図5は同第3実施例を示す図、図6は同第4実施例を示す図である。
図3〜図5の各図において、(a)は被検者側送受話器7を被検者に装着した状態を被検者正面側から一部切断して示す図、(b)は(a)図の左側面(被検者の右側面)における要部を取り出して示す図である。図6において、(a)は被検者側送受話器7を被検者に装着した状態を被検者正面側から示す図、(b)は(a)図の左側面(被検者の右側面)図である。
図2、図3(第1実施例)及び図4(第2実施例)は、送話用に非磁性の圧電素子からなる骨伝導マイクロホン(以下、圧電型骨伝導マイクロホンという。)21が、受話用に同じく非磁性の圧電素子からなる骨伝導スピーカ(以下、圧電型骨伝導スピーカという。)22が使用された被検者側送受話器7を例示する。
いずれの例も、圧電型骨伝導マイクロホン21及び圧電型骨伝導スピーカ22がヘッドホン形の遮音用イヤーマフ(遮音用耳当て)23と一体に構成されている。このうち圧電型骨伝導マイクロホン21は、遮音用イヤーマフ23のイヤーパッド24内方のほぼ中央部分(一般的な被検者5の耳孔25対応箇所)に位置され、被検者5が遮音用イヤーマフ23を装着したときにその先端部が被検者5の耳孔25内に挿入され得るように構成されている。
圧電型骨伝導スピーカ22は、図2、図3に示す実施例では上記イヤーパッド24の内部(一般的な被検者5の耳介26周囲部分の対応箇所)に収められている。イヤーパッド24内部であればいずれの箇所でもよいが、図2、図3に示す実施例では、イヤーパッド24上部側の前後方向中央よりもやや前方の位置に収められている。
図4に示す実施例では、圧電型骨伝導スピーカ22はイヤーパッド24内方の中央部分(一般的な被検者5の耳孔25対応箇所)よりもやや前方、又はやや前方斜め上に位置されている。
いずれの例も、圧電型骨伝導マイクロホン21及び圧電型骨伝導スピーカ22がヘッドホン形の遮音用イヤーマフ(遮音用耳当て)23と一体に構成されている。このうち圧電型骨伝導マイクロホン21は、遮音用イヤーマフ23のイヤーパッド24内方のほぼ中央部分(一般的な被検者5の耳孔25対応箇所)に位置され、被検者5が遮音用イヤーマフ23を装着したときにその先端部が被検者5の耳孔25内に挿入され得るように構成されている。
圧電型骨伝導スピーカ22は、図2、図3に示す実施例では上記イヤーパッド24の内部(一般的な被検者5の耳介26周囲部分の対応箇所)に収められている。イヤーパッド24内部であればいずれの箇所でもよいが、図2、図3に示す実施例では、イヤーパッド24上部側の前後方向中央よりもやや前方の位置に収められている。
図4に示す実施例では、圧電型骨伝導スピーカ22はイヤーパッド24内方の中央部分(一般的な被検者5の耳孔25対応箇所)よりもやや前方、又はやや前方斜め上に位置されている。
これら図2、図3及び図4において、圧電型骨伝導マイクロホン21及び圧電型骨伝導スピーカ22は、その各作動面が、遮音用イヤーマフ23の被検者5への装着時に、その被検者5〔頭部5a(耳孔25部分を含む。)〕に直接、又は保護カバーやクッション材等からなる保護部材(図示せず)を介して接触するように組み込まれている。この接触の圧力は、遮音用イヤーマフ23の左右のハウジング27を連結するヘッドバンド28の材質等により設定可能であり、また同ヘッドバンド28の左右方向〔図3(a)、図4(a)中、左右方向〕の長さ調整によって調節可能である。
上記イヤーパッド24は、左右各ハウジング27の内側面に同形状(寸法)、同材質で設けられているが、圧電型骨伝導マイクロホン21及び圧電型骨伝導スピーカ22は左右のハウジング27、イヤーパッド24の一方側、図示例では右側に設けられている。上記各マイクロホン21及びスピーカ22は、ハウジング27に連結、保持されている。
一般的な遮音用イヤーマフ23には、ヘッドバンド28に係る上記構成以外にも、被検者頭部5aに対する着脱が容易になり、また、装着時に被検者頭部5aに適度な装着感が与えられるような機能、構造が施されているが、本実施例における遮音用イヤーマフ23についても、図示しないが同様の機能、構造が施されている。
なお、図2、図3及び図4に示す実施例において、圧電型骨伝導マイクロホン21を、遮音用イヤーマフ23のイヤーパッド24内方の下方部分(一般的な被検者5の耳孔25対応箇所の真下辺り)に位置するように構成してもよい。また、同圧電型骨伝導マイクロホン21を遮音用イヤーマフ23のイヤーパッド24内部(図3に示す実施例に適用する場合には、図3中の圧電型骨伝導スピーカ22とは反対側の位置)に収めてもよい。
図5及び図6は、送話用の音声直接伝達形音響トランスデューサとして、非磁性の圧電素子からなる咽喉マイクロホン(以下、圧電型咽喉マイクロホンという。)29が使用された被検者側送受話器7を例示する。このように、圧電型骨伝導マイクロホンに代えて圧電型咽喉マイクロホン29を用いてもよい。
圧電型骨伝導スピーカ22は、図5に示す実施例では図4に示す実施例と同様にヘッドホン形の遮音用イヤーマフ23のイヤーパッド24の内部に収められている。また図5に示す実施例では、圧電型咽喉マイクロホン29は、上記遮音用イヤーマフ23の左右のハウジング27の一方側、図示例では右側から咽喉部分に延出するアーム30を介して連結、保持されている。
図6に示す実施例では、圧電型骨伝導スピーカ22は一般的な被検者5の耳介26のやや下方部分に接触するように設けられている。この圧電型骨伝導スピーカ22及び上記圧電型咽喉マイクロホン29は一方の耳から咽喉部分を通って他方の耳に至るほぼU字状のアーム31に各々連結、保持されている。このアーム31は、左右各端に弧状の耳かけ32が形成されており、被検者5の両耳に掛けることが可能である。環状のバンド33は、アーム31、ひいては上記圧電型骨伝導スピーカ22及び圧電型咽喉マイクロホン29が図示位置からずれ移動し、あるいは落下しないように保持する保持具であり、ゴム等の伸縮自在の帯状体で作製されている。
これら図5及び図6において、圧電型咽喉マイクロホン29及び圧電型骨伝導スピーカ22は、遮音用イヤーマフ23あるいは耳かけ32・バンド33を被検者5に装着した時に、その各作動面が、被検者5(咽喉部分、頭部)に直接、又は保護カバーやクッション材等からなる保護部材(図示せず)を介して接触するように、上記遮音用イヤーマフ23、アーム30又はアーム31に組み込まれている。
図7は、図2〜図6中の圧電型骨伝導スピーカ22及び図2〜図4中の圧電型骨伝導マイクロホンの構成を概略的に示す断面図である。
図示するように、圧電型骨伝導スピーカ22及び圧電型骨伝導マイクロホン21は、圧電バイモルフ(セラミック)71をエラストマ材72で保持して音声信号により振動体73を振動(音声を出力)させ、あるいは音声(振動)により振動体73が振動して音声信号(電気信号)が出力されるように構成されている。エラストマ材72は、ケース74の内面に固着された支持部材75に支持され、圧電バイモルフ71はケース74内に収められ、振動体73は少なくともその表面(作動面)76がケース74外に位置するように構成されている。
なお、圧電型骨伝導スピーカ22及び圧電型骨伝導マイクロホン21の構成は、この図7に例示するものに限定されることはない。
図示するように、圧電型骨伝導スピーカ22及び圧電型骨伝導マイクロホン21は、圧電バイモルフ(セラミック)71をエラストマ材72で保持して音声信号により振動体73を振動(音声を出力)させ、あるいは音声(振動)により振動体73が振動して音声信号(電気信号)が出力されるように構成されている。エラストマ材72は、ケース74の内面に固着された支持部材75に支持され、圧電バイモルフ71はケース74内に収められ、振動体73は少なくともその表面(作動面)76がケース74外に位置するように構成されている。
なお、圧電型骨伝導スピーカ22及び圧電型骨伝導マイクロホン21の構成は、この図7に例示するものに限定されることはない。
図2〜図5に示す各実施例によれば、遮音用イヤーマフ23を備えて構成されているので被検者5にとって使いやすく、また、耳栓や遮音用イヤーマフを別途用意することなく、操作卓側からの音声をより鮮明に聞き取ることができる。
また図2〜図6に示す実施例によれば、音声直接伝達形音響トランスデューサが鉄等の磁性体で構成されることに起因するMRI画像中のノイズ発生及び画像の欠落、歪み防止できる。遮音用イヤーマフ23、環状のバンド33、アーム30,31等、被検者側送受話器7を構成する全ての部材を非磁性体で構成すれば、上記MRI画像中のノイズ発生及び画像の欠落、歪みの防止効果はより高いものとなる。
図6に示す実施例では、遮音用イヤーマフを備えていないので、必要に応じて耳栓34を併用してもよく、これによれば、操作卓側からの音声をより鮮明に聞き取ることができる。
また図2〜図6に示す実施例によれば、音声直接伝達形音響トランスデューサが鉄等の磁性体で構成されることに起因するMRI画像中のノイズ発生及び画像の欠落、歪み防止できる。遮音用イヤーマフ23、環状のバンド33、アーム30,31等、被検者側送受話器7を構成する全ての部材を非磁性体で構成すれば、上記MRI画像中のノイズ発生及び画像の欠落、歪みの防止効果はより高いものとなる。
図6に示す実施例では、遮音用イヤーマフを備えていないので、必要に応じて耳栓34を併用してもよく、これによれば、操作卓側からの音声をより鮮明に聞き取ることができる。
なお、図2〜図4中の圧電型骨伝導マイクロホン21及び圧電型骨伝導スピーカ22、及び図5、図6中の圧電型骨伝導スピーカ22を、被検者5の頭部5aの左右両側に各々1個又は複数個、位置するように構成してもよい。図2〜図6中の圧電型骨伝導スピーカ22を各々被検者5の頭部5aの左右両側に各々配置させれば、例えば図1中の音楽送信手段11からステレオ音楽信号を受けてステレオ再生可能となり、被検者5はステレオ音楽を聴くことができ、被検者5の不快感や不安、特に孤独感をより和らげることが可能となる。
また、特に図3及び図4に示す実施例のように、マイクロホン21及びスピーカ22が接近して配置される場合には、操作者側との双方向通信においてハウリングが生じないように、マイクロホン21及びスピーカ22を切替作動可能に構成することが望ましい。
また、特に図3及び図4に示す実施例のように、マイクロホン21及びスピーカ22が接近して配置される場合には、操作者側との双方向通信においてハウリングが生じないように、マイクロホン21及びスピーカ22を切替作動可能に構成することが望ましい。
1:検査室、2:ガントリ、3:操作室、4:操作卓、5:被検者、6:操作者、7:骨伝導マイクロホン・骨伝導スピーカが使用された被検者側送受話器9:音声通信制御装置、11:音楽送信手段。
Claims (5)
- 検査室に設置されたガントリ内の被検者側と前記検査室外に設置された操作卓側との間で音声の一方向又は双方向通信を行うMRI装置における音声通信装置において、
前記被検者側に備えられる送話用及び/又は受話用の音響トランスデューサが、空気を伝達媒体とせず、該音響トランスデューサ自体を被検者に直接又は保護部材を介して接触させることによって音声を該被検者に伝達する、又は該被検者から伝達される音声直接伝達形音響トランスデューサにより構成されることを特徴とするMRI装置における音声通信装置。 - 請求項1に記載のMRI装置における音声通信装置において、
音声直接伝達形音響トランスデューサが非磁性体で構成されることを特徴とするMRI装置における音声通信装置。 - 請求項2に記載のMRI装置における音声通信装置において、送話用の音声直接伝達形音響トランスデューサが圧電型骨伝導マイクロホンにより構成され、受話用の音声直接伝達形音響トランスデューサが圧電型骨伝導スピーカにより構成されることを特徴とするMRI装置における音声通信装置。
- 請求項3に記載のMRI装置における音声通信装置において、
被検者に装着可能な遮音用イヤーマフを備え、圧電型骨伝導マイクロホン及び/又は圧電型骨伝導スピーカが、その作動面が前記遮音用イヤーマフの前記被検者への装着時に、該被検者に直接又は保護部材を介して接触するように前記遮音用イヤーマフに組み込まれることを特徴とするMRI装置における音声通信装置。 - 検査室に設置されたガントリ内の被検者側と前記検査室外に設置された操作卓側との間で音声の一方向又は双方向通信を行うMRI装置における音声通信装置において、
前記被検者側に備えられる受話用の音響トランスデューサが骨伝導スピーカにより構成され、かつ、
前記操作卓側から音楽信号を送出し、該音楽信号を、前記音声直接伝達形音響トランスデューサに与えて再生し、音楽を出力させる音楽送信手段を具備することを特徴とするMRI装置における音声通信装置。
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