JP6442779B2 - Mri用ヘッドホンユニット - Google Patents
Mri用ヘッドホンユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6442779B2 JP6442779B2 JP2014187229A JP2014187229A JP6442779B2 JP 6442779 B2 JP6442779 B2 JP 6442779B2 JP 2014187229 A JP2014187229 A JP 2014187229A JP 2014187229 A JP2014187229 A JP 2014187229A JP 6442779 B2 JP6442779 B2 JP 6442779B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- mri
- sound
- soundproofing
- ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Description
更に第一の防音材3の背面には、可撓性を有する塩化ビニールなどの非磁性体によって構成され、第一の防音材よりも大きい面積を有する屈曲版4が一体に貼りつけられている。
また、屈曲版4の更に背面には防音効果を高めるための防音ウレタンなどによって構成された第二の防音材5が一体に貼りつけられている。
セラミック振動子1及び振動板2の周囲には、ドーナツ状に防音ウレタンなどの吸音材によって構成された第三の防音材6が設けられており、セラミック振動子1及び振動板2の周囲を覆うように構成されている。
また、聴取者の耳殻が第四の防音材7の中央の穴に挿入され聴取する状態では、耳殻及びその周辺が直接振動板1に接触することになり、振動板の振動は耳殻の接触している部分を通して、聴取者に直接伝わることになる。
図において、1は小型セラミック振動素子であり、その放音方向にセラミック振動子1の面積よりも大きな面積を有する振動板2が接着剤などで一体に張り付けられており、セラミック振動子1の背面には、防音ウレタンなどの音を吸収する特性を持ち且つ圧力を受けると変形する特性を有する吸音材によって成形された第一の防音材3が貼り着けられている。
更に第一の防音材3の背面には、可撓性を有する塩化ビニールなどの非磁性体によって構成され、第一の防音材よりも大きい面積を有する屈曲版4が一体に張り付けられていて、屈曲版4の更に背面には防音効果を高めるための防音ウレタンなどの素材によって構成された第二の防音材5が一体に張り付けられている。
セラミック振動子1と振動板2の周囲には、防音ウレタンなどの吸音材によって構成されたドーナツ状の第三の防音材6が設けられており、セラミック振動子1及び振動板2の周囲を覆うように構成されている。
また、MRIの騒音を効率良く吸収して防音効果を高めるために、第一から第四までの防音材それぞれかまたは一部を異なる防音特性を有する素材で構成することによって、より効果的に聴取者に対して防音する事も可能である。
振動板2の素材としては、紙やプラスチック、カーボンファイバーシートなどの通常スピーカーの振動板として用いられる素材で構成するなど、音質向上など所望の音響特性を得るために合う素材を選択することができるものである。
本発明のヘッドホンにおいては、ヘッドホンユニット全体が可撓性を有する吸音材と屈曲板4によって構成されていることによって、ガントリー9と被験者の頭部11とが形成する空間の形状にかかわらず全ての機種に対応することができるものである。
被験者15は、ガントリー内の頭部にヘッドホン17を装着し、被験者の音声を拾える位置に設けられたマイク16を装着して、交信できるようにしたもので、MRIが設置された磁気的にシールドされた部屋と、その部屋の外部から医師などの検査を行う人がマイク20で被験者15に指示を与え、被験者15からの応答はマイク16で拾ってスピーカー19から音声として出すように構成したものである。
この実施例における、第一の防音材3aから第四の防音材7aの構成及び屈曲板4aの構成は図1に示すものと同じ構成であるから、説明を省略するが、それぞれ6aは第三の防音材、5aは第二の防音材を示すものである。
図においてセラミック振動子1aは、放音側に接着剤などで一体に貼り付けた第一の振動板2aと、セラミック振動子1aの背面側に一体に貼り付けられた第二の振動板2bによって振動部分が構成されており、第一の振動板2aの面積よりも第二の振動板2bの方の面積が広くなるように構成されている。
更に、第一、第二の振動板の素材を変えたり、厚みを変えることによって再生音を最適なものにチューニングする事が出来るものである。
2:振動板
3:第一の防音材
4:屈曲版
5:第二の防音材
6:第三の防音材
7:第四の防音材
8:信号線
9:ガントリー
10:ヘッドレスト
11:被験者の頭部
12:被験者の耳朶
13:装着状態のヘッドホン
14:MRI装置
15:被験者
16:マイク
17:ヘッドホン
18:隔壁
19:スピーカー
20:マイク
21:アンプ
22:イコライザー
23a:音源
23b:音声装置
23c:検査者用マイク
2a:第一の振動板
2b:第二の振動板
Claims (11)
- セラミック振動素子と、セラミック振動素子よりも振動面積が大きい非磁性体からなる振動板と、振動板の背面に配置された第一の防音材と、更にその背面に設けられた可撓性を有する屈曲板と、前記セラミック振動素子と振動板全体を覆うように振動板の外周に設けられた第三の防音材と、前記振動板の放音方向に設けられた吸音材からなる中心に穴を有する第四の防音材と、前記屈曲板の背面に設けられ該屈曲板全体を覆う大きさの吸音材で構成された第二の防音材とから構成されることを特徴とするMRI用ヘッドホンユニット。
- セラミック振動子、振動板、屈曲板、第一の防音材、第二の防音材、第三の防音材の全てが非磁性体で構成されることを特徴とする請求項1記載のMRI用ヘッドホンユニット。
- 第二の防音材の外側から耳に対して振動板を押圧するようにすることを特徴とする請求項1記載のMRI用ヘッドホンユニット。
- 第一の防音材、第二の防音材、第四の防音材のうち少なくとも第一の防音材と第二の防音材がそれぞれ吸収する音声周波通帯域が異なる材質から構成されることを特徴とする請求項1に記載のMRI用ヘッドホンユニット。
- 第一の防音材、第二の防音材、第四の防音材は、ウレタンによって構成されることを特徴とする請求項1に記載のMRI用ヘッドホンユニット。
- MRIのガントリー内に装着され、被験者の耳とガントリー内壁との間で挟持され、被験者の耳に圧接されることを特徴とする請求項1に記載のMRI用ヘッドホンユニット。
- 電気信号を供給する非磁性体から成る信号線が接続されたセラミック振動素子と、セラミック振動素子よりも表面積が大きい非磁性体からなりセラミック振動素子と一体に接着された第一の振動板と、第一の振動板と共にセラミック振動素子を挟持するように配置され、セラミック振動子と一体に接着された第二の振動板と、第二の振動板の背面に配置された前記第一、第二の振動板の外周よりも大きい外周を有する第一の防音材と、該第一の防音材の背面に設けられた可撓性を有する非磁性体から成る屈曲板と、前記屈曲板のさらに背面に設けられ吸音材で構成された第二の防音材と、前記第一の防音材の放音側に設けられ前記第一の振動板、セラミック素子、第二の振動板を貼り合わせた振動板ユニットの厚みよりもわずかに厚く構成され中央に振動板ユニットを収納できる穴を有するドーナツ型の吸音材から成る第三の吸音材と、第三の吸音材の放音側に設けられ、前記第三の吸音材の内径よりも小さな内径を有する防音材から成る第四の防音材とから構成され第一の振動板を聴取者の耳に圧接することを特徴とする非磁性体から成るMRI用ヘッドホンユニット。
- 第一の振動板と第二の振動板はそれぞれ面積が異なっており共振周波数が異なることを特徴とする請求項7記載のMRI用ヘッドホンユニット。
- 第一の振動板と第二の振動板はその厚みが異なっており共振周波数が異なることを特徴とする請求項7記載のMRI用ヘッドホンユニット。
- 第一と第二の振動板はその素材を異なっており共振周波数が異なることを特徴とする請求項7記載のMRI用ヘッドホンユニット。
- セラミック振動子と該セラミック振動子と一体に設けられた振動板から成る発音体を有するヘッドホンユニットにおいて、前記発音体を囲繞し且つ装着状態において耳殻が挿入される空間を放音側に有する吸音材から成る防音体と、防音体の背面に設けられた可撓性材料から成る屈曲板と屈曲板の更に背面に設けられた防音材から構成されることを特徴とするMRI用ヘッドホンユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014187229A JP6442779B2 (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | Mri用ヘッドホンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014187229A JP6442779B2 (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | Mri用ヘッドホンユニット |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016059435A JP2016059435A (ja) | 2016-04-25 |
JP2016059435A5 JP2016059435A5 (ja) | 2017-08-31 |
JP6442779B2 true JP6442779B2 (ja) | 2018-12-26 |
Family
ID=55796359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014187229A Active JP6442779B2 (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | Mri用ヘッドホンユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6442779B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110603814B (zh) * | 2016-11-28 | 2021-11-02 | 因诺维尔医疗公司 | 在磁共振成像期间使用的声通信设备 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8363861B2 (en) * | 2009-03-20 | 2013-01-29 | Brian Hughes | Entertainment system for use during the operation of a magnetic resonance imaging device |
JP2010227500A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | National Institute Of Information & Communication Technology | ノイズキャンセルシステム、ノイズキャンセル方法、及びプログラム |
JP5897340B2 (ja) * | 2012-01-25 | 2016-03-30 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | モニタ装置および磁気共鳴装置 |
US9264793B2 (en) * | 2012-05-18 | 2016-02-16 | Neocoil, Llc | MRI compatible headset |
-
2014
- 2014-09-16 JP JP2014187229A patent/JP6442779B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016059435A (ja) | 2016-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050197565A1 (en) | Audio communication apparatus for MRI apparatus | |
KR20200083446A (ko) | 신체의 청진 | |
US20190104353A1 (en) | Headphone | |
US9967643B2 (en) | Earphone | |
JP6114963B2 (ja) | Mri音声通話装置 | |
JP2007307124A (ja) | Mri装置における音声通信装置 | |
JP2014200609A5 (ja) | ||
JP2003032768A (ja) | ヘッドホン | |
JPWO2018216121A1 (ja) | イヤパッド及びこれを用いたイヤホン | |
EP3477962A1 (en) | Bone conduction speaker unit | |
KR101308417B1 (ko) | 전자청진기 | |
US20040064028A1 (en) | Head-fixing device for an imaging medical examination device, and examination device using same | |
EA002963B1 (ru) | Датчик звукоснимателя | |
JP6442779B2 (ja) | Mri用ヘッドホンユニット | |
KR100807787B1 (ko) | 진동 스피커가 구비된 산모용 복대 | |
JP6421360B2 (ja) | インナーイヤホン | |
JP2006174432A (ja) | 骨伝導スピーカ及びこれを用いたヘッドフォン、ヘッドレスト、枕 | |
Dirks et al. | Speech audiometry: earphone and sound field | |
JP6471391B2 (ja) | Mri用通話装置 | |
JPS59209000A (ja) | 聴音器 | |
JPWO2008004273A1 (ja) | 振動伝達装置、音声伝達装置及び振動パッド | |
WO2014061646A1 (ja) | イヤホン | |
JP6493492B1 (ja) | Mri音声通話装置における防音構造 | |
JP6516572B2 (ja) | ダイナミックヘッドホン | |
Shahid et al. | Towards Enabling DPOAE Estimation on Single-Speaker Earbuds |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170626 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181016 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6442779 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |