JP2005243574A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料電池システムの加湿器付近の構成を工夫することによって、特に加湿酸化剤ガスに含まれる水蒸気の結露によって生じたミストが燃料電池に供給されることを防止し、燃料電池システムの電圧および耐久性を維持・向上させる。
【解決手段】 水を含む容器および加熱手段を有する加湿器を具備する燃料電池システムにおいて、さらにミストが前記燃料電池に混入することを防止するミスト混入防止手段を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は燃料電池システムに関し、具体的には、加湿された酸化剤ガスが燃料電池に供給される際に水蒸気の結露により発生するミスト、さらにガス流の動圧によって発生する不純物を含むミストが、燃料電池に混入することを防止し得る燃料電池システムに関する。
高分子電解質型燃料電池は、水素などの燃料ガスと空気などの酸化剤ガスを、ガス拡散層を有する電極によって電気化学的に反応させ、電気と熱とを同時に発生させる。なお、燃料ガスと酸化剤ガスとを合わせて反応ガスともいう。
従来の一般的な高分子電解質型燃料電池の構造および動作について、図1および2を用いて説明する。図1は、燃料電池における単電池の構造を示す部分断面図である。図1に示すように、高分子電解質型燃料電池を構成する単電池においては、水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜1の両面に、白金系の金属触媒をカーボン粉末に担持させて得られる触媒体を主成分とする触媒層2aおよび2cが密着して配置されている。
触媒層2aおよび2cの外面には、ガス通気性と導電性を兼ね備えたガス拡散層3aおよび3cがそれぞれ配置される。このガス拡散層3aおよび3cと触媒層2aおよび2cとでそれぞれ電極4aおよび4cが構成される。燃料ガスの関与する電極4aをアノードといい、酸化剤ガスの関与する電極4cをカソードと呼ぶ。そして、高分子電解質膜1と一対の電極4aおよび4cとの接合体を、電解質膜電極接合体(MEA)5という。
そして、燃料電池を構成する際には、隣接するMEA5を機械的に固定するとともに互いに電気的に直列に接続し、また、電極に反応ガスを供給し、反応により発生したガスや余剰のガスを運び去るためのガス流路をMEA5に接する面に形成した導電性セパレータ7aおよび7cでMEA5を挟む。
基本的には、高分子電解質膜1と、一対の電極4aおよび4cと、一対の導電性セパレータ7aおよび7cとによって、基本の燃料電池単位(単電池)が構成される。導電性セパレータ7aおよび7cは、MEA5とは反対の面において、隣の単電池の導電性セパレータ7cおよび7aと接する。また、隣接する導電性セパレータ7aおよび7c間には冷却水通路8が設けられ、ここを冷却水が流れる。
MEA用のガスケット11はMEA5と導電性セパレータ7aおよび7cとの封止を行い、導電性セパレータ用のガスケット10は導電性セパレータ7aおよび7c間を封止する。
つぎに、単電池を積層してなるスタック(燃料電池)について図2を用いて説明する。図2は、単電池複数個を積層して得られるスタックの概略斜視図である。
単電池の電圧は低いため、単電池20を複数個を直列に積層してスタックを構成することが通常行われている。なお、図2においては、便宜上、4個の単電池を積層した様子を示している。そして、集電板21aおよび21c、ならびに絶縁板22aおよび22cを配し、端板23aおよび23cはスタックを締結して機械的に保持する。
上述のような燃料電池は燃料電池システムに用いられ、コージェネレーションシステムなどに応用される。
燃料電池システムは、主として原料ガスから水素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器、燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池、酸化剤ガスを加湿する加湿器を含む。燃料電池に用いられる高分子電解質膜は湿潤状態でその機能を発揮するため、酸化剤ガスは加湿して供給する必要がある。
そのため、加湿後の酸化剤ガスに含まれる水蒸気が結露してミストや水滴になったりしないように、通常は加湿器と燃料電池とを接続する配管は断熱・保温されている。
結露した水が存在すると、外部から混入した不純物や燃料電池システム内の不純物(例えば配管などを構成する材料に起因する金属片やクロロフルオロカーボンなどの有機物など)が、前記水とともに燃料電池に供給されたり、燃料電池への水蒸気の充分な供給が妨げられ、電池性能の低下を招いてしまうという問題があるからである。
しかし、上述のような従来の燃料電池システムにおいては、加湿された酸化剤ガスにおける結露防止効果が不充分であったり、また、供給される酸化剤ガスの動圧が存在することに起因し、水蒸気の結露により生じるミストやガス流の動圧によって発生した不純物を含むミストが燃料電池に混入する。そして、この混入を効果的に抑制することができず電池性能の低下を招いているのが実情である。
そこで、本発明は、酸化剤ガスなどの反応ガスが燃料電池に供給される際に、水蒸気が結露して生じるミストや、ガス流の動圧によって発生した不純物を含むミストが燃料電池に混入することを効果的に抑制し得る燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明は、原料ガス配管と;原料ガスから水素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器と;前記燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池と;前記燃料ガス生成器から前記燃料ガスを前記燃料電池に供給する燃料ガス配管と;前記燃料電池からのオフガスを前記燃料ガス生成器に供給するオフガス配管と;酸化剤ガス配管と;酸化剤ガスを加湿する加湿器と;加湿された前記酸化剤ガスを前記燃料電池に供給する加湿酸化剤ガス配管とを含む燃料電池システムに関し、ミストが前記燃料電池に混入することを防止するミスト混入防止手段を設けることを特徴とする。
前記加湿酸化剤ガス配管が、前記ミスト混入防止手段として、15〜100cmの高低差を有する部分を有するのが有効である。
この場合、前記加湿酸化剤ガス配管がサーペンタイン状であるのも有効であり、サーペンタイン状部分が重力方向において上下するように配置し、前記サーペンタイン状部分の下部に水抜き弁を設けるのが有効である。
また、前記ミスト混入防止手段として、ミストを物理的に捕捉するミスト捕捉容器を設けるのが有効であり、加えて、前記ミスト捕捉容器の下部に水抜き弁を設けるのが有効である。この際、ミスト捕捉容器にヒーターなどの加熱手段を設けるのも有効である。
さらに、本発明に係る燃料電池システムには、重力方向において前記燃料電池および前記加湿器の位置を調節する高さ設定手段を設けるのも有効であり、この際、前記燃料電池と前記加湿器との高低差を15〜100cmとするのが有効である。
上述のような構造を有する本発明に係る燃料電池システムにおいては、加湿器付近の構造を工夫することにより、酸化剤ガスなどの反応ガスが燃料電池に供給される際に水蒸気が結露して生じたミストや、ガス流の動圧によって発生した不純物を含むミストが燃料電池に混入することを効果的に抑制することができる。したがって、本発明に係る燃料電池システムは、ミストに起因する電池性能低下を起こしにくいという効果を奏する。
本発明に係る燃料電池システムを図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の一実施の形態に係る燃料電池システムの構造を示す図である。燃料電池システム30には、原料ガス配管31、原料ガスから水素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器32、燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池33、燃料ガス生成器32から燃料ガスを燃料電池33に供給する燃料ガス配管34、燃料電池33からのオフガスを燃料ガス生成器32に供給するオフガス配管35、酸化剤ガス配管36、酸化剤ガスを加湿する加湿器37、加湿された酸化剤ガスを燃料電池33に供給する加湿酸化剤ガス配管38とを含む。
そして、原料ガスから不純物を除去するためにガス清浄部39を設け、清浄化された原料ガスからは燃料ガス生成器32に供給される。流体制御弁40は原料ガスの流れを制御する。
ブロワー41は酸化剤ガスを酸化剤ガス配管36を経て燃料電池33に導く。排気管42は燃料電池33から排出された酸化剤ガスを燃料電池システム外に排出し、燃料電池33で利用されなかった燃料ガスは、オフガス配管35によって再び燃料ガス生成器32に流れ込む。
オフガス配管35からのオフガスは燃料ガス生成器32の燃焼などに用いられ、原料ガスから燃料ガスを生成するための吸熱反応などに利用される。また、余分なオフガスは排気管35’から外部に排出される。
電力回路部43は燃料電池33から電力を取り出し、制御部44は流体制御弁40および電力回路部43などを制御する。ポンプ45は、冷却水入口配管46から燃料電池33の冷却水流路に水を流す。
燃料電池33を流れた水は冷却水出口配管47から外部に水が運ばれる。燃料電池33から水が流れることにより、発熱した燃料電池33の温度を一定に保ちながら、発生した熱を燃料電池システム外部で利用することができる。
ここで、本発明に係る燃料電池システムは、加湿器〜燃料電池の間における構造に最大の特徴を有するが、加湿器のタイプとしては種々のものを採用することができる。
例えば、バブラーを用いるバブラー型加湿器、全熱交換型加湿器および温水交換型加湿器などが挙げられる。
全熱交換型加湿器は、ガスを隔離し水分を透過する透湿膜として燃料電池に用いられる高分子電解質膜と同じ膜を用い、この透湿膜の一方 の側に低温低加湿の供給ガスを流し、他方の側に燃料電池からの高温高加湿の排出ガスを流し、熱および水分を交換して加湿する。また 市販されている複数の透湿微細配管より構成される除湿器も同様に微細配管の内外にそれぞれ供給ガス、排出ガスを流すことにより全熱交換型加湿器として利用可能である。
また、温水交換型加湿器は、排出ガスに代えて温水を流す他は上記全熱交換型加湿器と同じメカニズムを有する。さらにこれらの異なるタイプの加湿器を組み合わせて使用することも可能であり、実システムにおいては全熱交換型+温水交換型を組み合わせて使用するのがエネルギー効率を高めるために好適である。
以下においては、バブラー型加湿器を用いる場合に代表させて、本発明に係る燃料電池システムを図面を参照しながら説明する。
第1の実施の形態
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池システムにおける加湿器37付近の構造を説明するための図である。図4に示すように、加湿器37は水を含む容器37aおよびヒーターなどの加熱手段(図示せず)を具備する。
この加湿器はバブラーと呼ばれ、酸化剤ガス配管36から供給された酸化剤ガスを、加熱手段によって容器37a内で適温に加熱された水(温水)に通し、水蒸気を含む加湿後酸化剤ガスを加湿酸化剤ガス配管38から燃料電池33に供給する。
酸化剤ガスを水に通すため、酸化剤ガス配管の出口側端部36aは、容器37a内の水面以下に配置させる。また、水蒸気を含む加湿後酸化剤ガスを燃料電池33に供給するため、加湿酸化剤ガス配管の入口側端部38aを容器37a内の水面より上に配置させる。
そして、加湿酸化剤ガス中の水蒸気が結露してミスト(水滴や不純物も含み得る)が燃料電池に供給されてしまわないように、ミスト混入防止手段として、加湿酸化剤ガスが重力方向において上に向かって流れるように、加湿酸化剤ガス配管38に高低差Hを有する部分(上り勾配部分)38bを設ける。
この高低差Hを有する部分38bにおいては加湿酸化剤ガスが重力方向上向きに流れ、当該加湿酸化剤ガスに含まれるミストや不純物を含むミストは、重力によってその場に止まったり下方に落ちたりし、燃料電池33に混入することはない。
ここで、高低差Hを有する部分38bは重力方向に対して平行であっても、また、ある程度の角度を有していてもよく、ミストなどが重力によってその場に止まったり下方に落ちたりして燃料電池33に混入することはない範囲で適宜設計変更することが可能である。
例えば、図5に示すように、加湿酸化剤ガス配管38をサーペンタイン状にし、サーペンタイン状部分38cに高低差Hを設けてもよい。ただし、この場合は、重力方向において配管が上下するように加湿酸化剤ガス配管38を設置する。図5においては、ターン数(折れ曲がり部分)を1つとしたが、複数あってもよい。
また、このようなサーペンタイン状部分38cを設ける場合は、ミストなどをサーペンタイン状部分38cの下部に溜めることができ、燃料電池33に混入することを防止することができる。そして、水抜き弁38dを設け、溜まった水(ドレン水)をここから排出すればよい。
ここで、加湿酸化剤ガス配管38における高低差Hは15〜100cmであるのが有効である。15cm未満の場合は、ミストがガス流の動圧により重力に逆らい、燃料電池に混入され得るため、電圧低下を招く傾向にある。15cm以上であると、ミストが重力に負けて燃料電池33に混入せず、電圧低下を招きにくい。また、高低差Hが大きいほどミスト混入防止の効果は高いが、燃料電池システムの大きさの制約から、上限は100cm程度であるのが好ましい。
なお、図5においては加湿酸化剤ガス配管38のサーペンタイン状部分38cを加湿器37内に設けたが、本発明に係る燃料電池システムにおいて、加湿酸化剤ガス配管38またはサーペンタイン状部分38cは加湿器37の外側に位置してもよい。
第2の実施の形態
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池システムにおける加湿器37付近の構造を説明するための図である。図6に示すように、加湿器37は水を含む容器37aおよびヒーターなどの加熱手段(図示せず)を具備する。
この加湿器はバブラーと呼ばれ、酸化剤ガス配管36から供給された酸化剤ガスを、加熱手段によって容器37a内で適温に加熱された水(温水)に通し、水蒸気を含む加湿後酸化剤ガスを加湿酸化剤ガス配管38から燃料電池33に供給する。
酸化剤ガスを水に通すため、酸化剤ガス配管の出口側端部36aは、容器37a内の水面以下に配置させる。また、水蒸気を含む加湿後酸化剤ガスを燃料電池33に供給するため、加湿酸化剤ガス配管の入口側端部38aを容器37a内の水面より上に配置させる。
そして、ミスト混入防止手段として、さらにミストを物理的に捕捉するミスト捕捉容器37bを加湿器37に設ける。このミスト捕捉容器37bは、加湿酸化剤ガスが当該容器を通過する際、加湿酸化剤ガス中の水蒸気が結露してミストが生成されると、このミストを容器の底に物理的に捕捉し、燃料電池33に供給されるのを防ぐ。
また、この容器には、図示しないがヒーターなどの加熱手段を具備させるのが有効である。加熱手段によって前記容器の温度を加湿酸化剤ガスの露点と同等の温度に加熱しておけば、ミスト捕捉容器37bを通過する加湿酸化剤ガスに含まれる水蒸気が結露することを効果的に防止することができるからである。
なお、図6においてはミスト捕捉容器37bを加湿器37内に設けたが、本発明に係る燃料電池システムにおいては、加湿器37の外側に別個の部材としてミスト捕捉容器を設けてもよい。また、容器37aとミスト捕捉容器37bとの間、およびミスト捕捉容器37bと燃料電池33との間は、それぞれ加湿酸化剤ガス配管38および38’で接続すればよい。
第3の実施の形態
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池システムにおける加湿器37付近の構造を説明するための図である。図7に示すように、加湿器37は水を含む容器37aおよびヒーターなどの加熱手段(図示せず)を具備する。
この加湿器はバブラーと呼ばれ、酸化剤ガス配管36から供給された酸化剤ガスを、加熱手段によって容器37a内で適温に加熱された水(温水)に通し、水蒸気を含む加湿後酸化剤ガスを加湿酸化剤ガス配管38から燃料電池33に供給する。
酸化剤ガスを水に通すため、酸化剤ガス配管の出口側端部36aは、容器37a内の水面以下に配置させる。また、水蒸気を含む加湿後酸化剤ガスを燃料電池33に供給するため、加湿酸化剤ガス配管の入口側端部38aを容器37a内の水面より上に配置させる。
そして、本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池システムにおいては、燃料電池33を加湿器37よりも重力方向において高い位置に設けるのが好ましい。これは、加湿器37からミストなどが燃料電池33に混入するのを防止するためである。
ここで、重力方向において燃料電池33および加湿器37(特に容器37a)の位置を調節する高さ設定手段50を設けてもよい。この高さ設定手段50としては例えばジャッキ、昇降機またはリフトなどを用い、重力方向において容器37aに対する燃料電池33の高さを自由に設定することができる。もちろんコンピュータなどで制御してもよい。
また、燃料電池33の高さを固定したい場合には、例えばボルトとナットなどを用いて所定の位置に燃料電池33を固定すればよい。この場合、ボルトおよびナットも前記高さ設定手段を構成する。
図7においては、上記実施の形態1と同様に、加湿酸化剤ガス配管38にミスト混入防止手段として高低差Hを有する部分を設ける場合を示したが、上記実施の形態2と同様にサーペンタイン状部分38cを設けても構わない。
上述の第1の実施の形態〜第3の実施の形態に示すような本発明に係る燃料電池システムにおいては、加湿後の酸化剤ガスに含まれる水蒸気が結露することによって生じたミスト(水滴を含む)や、ガス流の動圧により発生した不純物を含むミストが燃料電池の混入することを効果的に防止することができ、燃料電池システムの電圧低下および耐久性低下を抑制することができる。
また、上記では、酸化剤ガスを加湿するための加湿器について説明したが、必要に応じて、燃料ガスを加湿するための加湿器を設けることもあり、この場合には、燃料ガス用の加湿器付近にも上記のような構造を採用することが好ましい。
加えて、燃料電池システムにおける各構成部材の接続部に用いられるシール材が、種類によっては不純物としてミストに混入して燃料電池に悪影響を及ぼし得る。
そのため、例えば酸化剤ガス配管36と燃料電池33との間、燃料ガス配管34と燃料生成器32との間、および燃料ガス配管34と燃料電池33との間に、それぞれフッ素系樹脂製ガスケットまたは金属製ガスケットを介した接続部を設けるのが有効である。
これによって、通常用いられているガスケットから酸化剤ガス、水蒸気、原料ガスおよび燃料ガスなどに溶出して、燃料電池システムの性能に悪影響を及ぼす不純物を、システム外に排除することができる。
もちろん、その他の構成部材を接続する部分においても、すべてフッ素系樹脂製ガスケットまたは金属製ガスケットを用いるのが好ましい。
また、配管を構成する材料としては、SUS316Lなどの耐腐食性に優れるステンレス鋼を用いるのが好ましいが、PTFE、PFA、ETFEもしくはFEPなどのフッ素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンもしくはそれらの共重合体樹脂などのオレフィン系樹脂、デュポン社製のバイトンに代表されるフッ素ゴムなどで構成された配管を用いることも可能である。また、これらの材料で内面をコーティングした配管を用いてもよい。
特に、フレキシブル配管は、上記フッ素樹脂、オレフィン系樹脂、フッ素ゴムなどで構成するのが好ましい。
ここで、本発明において用いることのできる高分子電解質型燃料電池(図2)、およびこれを構成する単電池(図1)について説明する。
本発明で用い得る高分子電解質型燃料電池においては、水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜1の両面に、白金系の金属触媒をカーボン粉末に担持させて得られる触媒体を主成分とする触媒層2aおよび2cが密着して配置されている。この触媒層においては、式(1):H2→2H++2e-の反応と、式(2):1/2O2+2H++2e-→H2Oの反応が行われ、全体としては式(3):H2+1/2O2→H2Oで示される反応が行われる。
一方の触媒層2aにおいて、燃料ガスから上記式(1)に示す反応によって水素イオンが生成され、この水素イオンは高分子電解質膜1を介して他方の触媒層2cに移動する。当該他方の触媒層2cにおいて、水素イオンが酸化剤ガスと式(2)に示す反応をし、水を生成するとともに電気と熱を生ずる。燃料電池全体としては、式(3)に示すように水素と酸素が反応して水が発生する際に、電気と熱を利用できる。
触媒層2aおよび2cの外面には、ガス通気性と導電性を兼ね備えたガス拡散層3aおよび3cがそれぞれ配置される。このガス拡散層3aおよび3cと触媒層2aおよび2cとでそれぞれ電極4aおよび4cが構成される。燃料ガスの関与する電極4aをアノードといい、酸化剤ガスの関与する電極4cをカソードと呼ぶ。そして、高分子電解質膜1と一対の電極4aおよび4cとの接合体を、電解質膜電極接合体(MEA)5という。
そして、燃料電池を構成する際には、隣接するMEA5を機械的に固定するとともに互いに電気的に直列に接続し、また、電極に反応ガスを供給し、反応により発生したガスや余剰のガスを運び去るためのガス流路をMEA5に接する面に形成した導電性セパレータ7aおよび7cでMEA5を挟む。
基本的には、高分子電解質膜1と、一対の電極4aおよび4cと、一対の導電性セパレータ7aおよび7cとによって、基本の燃料電池単位(単電池)が構成される。導電性セパレータ7aおよび7cは、MEA5とは反対の面において、隣の単電池の導電性セパレータ7cおよび7aと接する。また、隣接する導電性セパレータ7aおよび7c間には冷却水通路8が設けられ、ここを冷却水が流れる。冷却水はMEA5の温度を調整するように熱を移動させる。
MEA用のガスケット11はMEA5と導電性セパレータ7aおよび7cとの封止を行い、導電性セパレータ用のガスケット10は導電性セパレータ7aおよび7c間を封止する。
また、高分子電解質1は固定電荷を有しており、固定電荷の対イオンとして水素イオンが存在している。高分子電解質1には水素イオンを選択的に透過させる機能が求められるが、そのためには高分子電解質1が水分を保持していることが必要である。水分を含むことにより、固定されている固定電荷が電離し、固定電荷の対イオンである水素がイオン化して移動できるからである。
つぎに、単電池を積層してなる高分子電解質型燃料電池(スタック)について図2を用いて説明する。図2は、単電池複数個を積層して得られるスタックの概略斜視図である。
単電池の電圧は通常0.75V程度と低いため、単電池20を複数個を直列に積層し、高電圧が得られるスタックを構成することが通常行われている。なお、図2においては、便宜上、4個の単電池を積層した様子を示している。集電板21aおよび21cはスタックから外部に電流を取り出すために設置され、絶縁板22aおよび22cは単電池と外部を電気的に絶縁する。端板23aおよび23cはスタックを締結して機械的に保持する。
本発明に係る燃料電池システムの基本動作を説明する。図3において、第1の遮断弁40が開となり、原料ガス配管31から原料ガスがガス清浄部39に流れ込む。
原料ガスとしては天然ガス、プロパンガスなど炭化水素系のガスを使用することができる。以下の実施例においては、メタン、エタン、プロパンおよびブタンガスの混合ガスであって主成分をメタンとする都市ガスの13Aを用いた。
ここで、燃料電池システムに用いられる各種ガスに含まれうる硫黄化合物は、微量ではあるが、触媒に吸着して触媒毒となって電池反応を阻害したりする。
そこで、ガス清浄部39として、特にターシャリブチルメルカプタン(TBM)、ジメチルサルファイド(DMS)、テトラヒドロチオフィン(THT)等の、ガス付臭剤の不純物の除去に用いられる材料を用いるのが有効である。ガス付臭剤は通常不純物として硫黄化合物を含んでいる。
燃料ガス生成器32では、式(4):CH4+2H2O→4H2+CO2(−203.0KJ/mol)に示す反応などにより、燃料ガスの主成分である水素が生成される。
同時に発生する一酸化炭素は、式(5):CO+H2O→CO2+H2に示されるようなシフト反応と、式(6):CO+1/2O2→CO2で示されるるような一酸化炭素選択酸化反応により、10ppm以下にまで低減される。
ここで、反応に必要な最低限度以上の量の水を入れると、水素と水分を含む燃料ガスが生成し、これが燃料ガス配管34を介して燃料電池33に流れ込む。酸化剤ガスはブロワー41により加湿器37を通った後、燃料電池33に流れ込み、酸化剤ガスの排ガスは排気管42により外部に排出される。
冷却水は、ポンプ45によって冷却水入口配管46から燃料電池33の冷却水流路に流された後、冷却水出口配管47から外部に運ばれる。図3には図示していないが、冷却水入口配管46や冷却水出口配管47には、通常給湯器などの熱を溜めるまたは利用する機器などを接続してもよい。これにより燃料電池33で発生する熱を取りだし、給湯などに利用できる。
発電する燃料電池33の電圧を測定し、十分発電が行われていると制御部44が判断すると、電力回路部43により電力が取り出される。電力回路部43では燃料電池33から取り出した直流の電力を、交流へと変換し、家庭などで利用されている電力線にいわゆる系統連携で接続される。
電力回路部43は、燃料電池33が発電を開始した後、燃料電池33から直流の電力を引き出す役割をする。制御部44には、燃料電池システムの他の部分の制御を最適に保つよう制御させるのが有効である。
以下において、実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
本実施例においては、図1に示す構造を有する単電池、図2に示す構造を有する燃料電池、図3に示す燃料電池システムを作製した。また、加湿器37付近の構造としては、図4〜6のいずれかに示す構造を採用した。
まず、炭素粉末であるアセチレンブラック(電気化学工業(株)製のデンカブラック、粒径35nm)を、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の水性ディスパージョン(ダイキン工業(株)製のD1)と混合し、乾燥重量としてPTFEを20重量%含む撥水インクを調製した。このインクを、ガス拡散層の基材となるカーボンペーパー(東レ(株)製のTGPH060H)の上に塗布して含浸させ、熱風乾燥機を用いて300℃で熱処理し、ガス拡散層(約200μm)を形成した。
一方、炭素粉末であるケッチェンブラック(ケッチェンブラックインターナショナル(株)製のKetjen Black EC、粒径30nm)上にPt触媒を担持させて得られた触媒体(50重量%がPt)66重量部を、水素イオン伝導材かつ結着剤であるパーフルオロカーボンスルホン酸アイオノマー(米国Aldrich社製の5重量%Nafion分散液)33重量部(高分子乾燥重量)と混合し、得られた混合物を成形して触媒層(10〜20μm)を形成した。
上述のようにして得たガス拡散層と触媒層とを、高分子電解質膜(米国DuPont社のNafion112膜)の両面に接合し、MEA5を作製した。
つぎに、以上のように作製したMEA5の高分子電解質膜1の外周部にゴム製のガスケット板を接合し、冷却水、燃料ガスおよび酸化剤ガス流通用のマニホールド穴を形成した。一方、20cm×32cm×1.3mmの外寸を有し、かつ深さ0.5mmのガス流路および冷却水流路を有する、フェノール樹脂を含浸させた黒鉛板からなる導電性セパレータ板7を用いた。
このようにして作製した図1に示す構造を有する単電池を60個積層し、図2に示す構造を有する燃料電池33を得た。そして、図3に示す構造を有する燃料電池システムを作製した。各構成部材や配管の接続部分には、フッ素系樹脂製ガスケットまたは金属製ガスケットを用いた。
実施例1〜3として、加湿器37付近の構造として図4に示す構造を採用し、ミスト混入防止手段としての加湿酸化剤ガス配管38に高低差Hを有する部分を設け、その高低差Hを15cm、50cmまたは100cmに設定した。このようにして本発明に係る燃料電池システムA〜Cを作製した。
また、比較例1および2として、高低差Hを5cmまたは10cmと設定した他は、実施例1と同様にして比較用の燃料電池システムDおよびEを作製した。
実施例4としては、加湿器37付近の構造として図5に示す構造を採用し、ミスト混入防止手段として加湿酸化剤ガス配管38にサーペンタイン状部分38cを設け、このサーペンタイン状部分38cにおける高低差Hを15cmに設定した。その他は実施例1と同様にして、本発明に係る燃料電池システムFを作製した。
さらに、実施例5として、加湿器37付近の構造に図7に示す構造を採用して燃料電池33を加湿器37よりも高い位置に設け、高低差Hを15cmに設定した他は、実施例1と同様にして本発明に係る燃料電池システムGを作製した。
加えて、実施例6として、加湿器37付近の構造に図6に示す構造を採用してミスト捕捉容器37bおよび水抜き弁37cを設けた他は、実施例1と同様にして本発明に係る燃料電池システムHを作製した。
[評価]
上述のようにして作製した燃料電池システムA〜Dを用いて、以下の条件で運転試験をした。
まず、燃料電池を起動させて燃料電池システムで発電と発熱を行った(運転工程)。この運転工程において、原料ガスとしては都市ガスの13Aガスを用い、酸化剤ガスとしては空気を用いた。燃料電池33の温度を70℃、燃料ガス利用率(Uf)を70%、酸化剤ガス利用率(Uo)を40%に設定した。また、過ヒーターによって容器37aを加熱し、空気が70℃の露点を有するように加湿した。電力回路部43から電力としてある電圧の電流を取り出した。電流は電極の見かけ面積に対して、0.2A/cm2の電流密度となるように調整した。なお、実施例2において、ミスト捕捉手段を構成する容器37bの温度は70℃に設定した。
さらに、冷却水入口配管46および冷却水出口配管47には、図示していないが、貯湯タンクを取り付け、冷却水入口配管46中の水の温度が70℃となり冷却水出口配管47中の水の温度が75℃となるようにポンプ45を調節した。
ついで、経時的に電圧変化の測定を行い、電圧低下率を評価する耐久試験を行った。結果を図8に示す。図8からわかるように、燃料電池システムB、CおよびHの電圧低下が最も小さく、つぎに燃料電池システムA、FおよびGの電圧低下が小さかった。それに対して燃料電池システムEおよびDの電圧低下は非常に大きかった。
表1および図9に、加湿酸化剤ガス配管38における高低差H(cm)と10000時間後の平均単電池低下電圧ΔV(mV)との関係を示した。
高低差Hが15〜100cmの燃料電池システムの電圧低下は、製品の耐久目標レベルの20mV以内であった。それに対して、高低差Hが5cmおよび10cmの燃料電池システムDおよびEは、電圧低下が非常に大きく、製品目標レベルに到達していなかった。
これらの結果からわかるように、燃料電池システムA〜CおよびF〜Hは、加湿器付近の構成を工夫することにより、従来の構成を有する燃料電池システムDおよびEに比して、酸化剤ガスなどの反応ガスが燃料電池に供給される際に水蒸気が結露して生じるミスト(水滴を含む)や、ガス流の動圧によって発生した不純物を含むミストが、燃料電池に混入されることを効果的に抑制することができ、ミストに起因する電池性能低下を起こしにくかった。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、加湿器付近の構成を工夫することにより、酸化剤ガスなどの反応ガスが燃料電池に供給される際に水蒸気が結露して生じるミスト(水滴を含む)や、ガス流の動圧によって発生した不純物を含むミストが、燃料電池に混入することを効果的に抑制することができる。したがって、本発明に係る燃料電池システムは、結露により生じるミスト(水滴を含む)や、ガス流の動圧によって発生した不純物を含むミストの燃料電池への混入に起因する電池性能低下を起こしにくく、特に家庭用のコージェネレーションシステムに好適に用いることができる。
本発明の従来例および実施例における高分子電解質型燃料電池の単電池の構造を示す図である。 本発明の従来例および実施例における高分子電解質型燃料電池(スタック)の構造を示す図である。 本発明の従来例および実施例における燃料電池システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池システムの加湿器付近の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池システムの加湿器付近の構成を示す別の図である。 本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池システムの加湿器付近の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池システムの加湿器付近の構成を示す図である。 本発明の実施例および比較例において行った耐久試験の結果を示すグラフである。 本発明の実施例および比較例における高低差H(cm)と平均単電池低下電圧ΔV(mV)との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 高分子電解質膜
2a 触媒層
2c 触媒層
3a ガス拡散層
3c ガス拡散層
4a 電極
4c 電極
7a 導電性セパレータ
7c 導電性セパレータ
32 燃料ガス生成器
33 燃料電池
37 加湿器
39 ガス清浄部
43 電力回路部
44 制御部

Claims (8)

  1. 原料ガス配管と;原料ガスから水素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器と;前記燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池と;前記燃料ガス生成器から前記燃料ガスを前記燃料電池に供給する燃料ガス配管と;前記燃料電池からのオフガスを前記燃料ガス生成器に供給するオフガス配管と;酸化剤ガス配管と;酸化剤ガスを加湿する加湿器と;加湿された前記酸化剤ガスを前記燃料電池に供給する加湿酸化剤ガス配管とを含む燃料電池システムであって、
    ミストが前記燃料電池に混入することを防止するミスト混入防止手段を具備することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記ミスト混入防止手段が、前記加湿酸化剤ガス配管における15〜100cmの高低差を有する部分である請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記加湿酸化剤ガス配管が重力方向において上下するサーペンタイン状部分を有する請求項2記載の燃料電池システム。
  4. 前記サーペンタイン状部分の下部に水抜き弁を有する請求項3記載の燃料電池システム。
  5. 前記ミスト混入防止手段が、ミストを捕捉するミスト捕捉容器である請求項1記載の燃料電池システム。
  6. 前記ミスト捕捉容器の下部に水抜き弁を有する請求項5記載の燃料電池システム。
  7. 重力方向において前記燃料電池および前記加湿器の位置を調節する高さ設定手段を具備する請求項1記載の燃料電池システム。
  8. 前記燃料電池と前記加湿器との高低差が15〜100cmである請求項7記載の燃料電池システム。
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