JP2005228528A - 燃料電池システム - Google Patents

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靖 菅原
Takayuki Urata
隆行 浦田
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孝裕 梅田
Kiichi Shibata
礎一 柴田
Junji Morita
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Abstract

【課題】 燃料電池システムを構成する部材や部品に用いられる材料を選定することによって、燃料電池システムの電圧および耐久性を維持・向上させる。
【解決手段】 燃料電池システムにおいて、少なくとも原料ガス配管、燃料ガス配管および酸化剤ガス配管に用いる遮断弁を通過した後のガスのTOCが500μg/m3以下とし、少なくとも燃料ガス配管と燃料生成器との間、燃料ガス配管と燃料電池との間、および酸化剤ガス配管と燃料電池との間に、フッ素系樹脂製ガスケットまたは金属製ガスケットを用いた接続部を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は燃料電池システムに関し、具体的には、構成部材からの不純物によって電圧や耐久性が低下することを抑制し得る燃料電池システムに関する。
高分子電解質型燃料電池は、水素などの燃料ガスと空気などの酸化剤ガスを、ガス拡散層を有する電極によって電気化学的に反応させ、電気と熱とを同時に発生させる。なお、燃料ガスと酸化剤ガスとを合わせて反応ガスともいう。
従来の一般的な高分子電解質型燃料電池の構成および動作について、図1および2を用いて説明する。図1は、燃料電池における単電池の構造を示す部分断面図である。図1に示すように、高分子電解質型燃料電池を構成する単電池においては、水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜1の両面に、白金系の金属触媒をカーボン粉末に担持させて得られる触媒体を主成分とする触媒層2aおよび2cが密着して配置されている。
触媒層2aおよび2cの外面には、ガス通気性と導電性を兼ね備えたガス拡散層3aおよび3cがそれぞれ配置される。このガス拡散層3aおよび3cと触媒層2aおよび2cとでそれぞれ電極4aおよび4cが構成される。燃料ガスの関与する電極4aをアノードといい、酸化剤ガスの関与する電極4cをカソードと呼ぶ。そして、高分子電解質膜1と一対の電極4aおよび4cとの接合体を、電解質膜電極接合体(MEA)5という。
そして、燃料電池を構成する際には、隣接するMEA5を機械的に固定するとともに互いに電気的に直列に接続し、また、電極に反応ガスを供給し、反応により発生したガスや余剰のガスを運び去るためのガス流路をMEA5に接する面に形成した導電性セパレータ7aおよび7cでMEA5を挟む。
基本的には、高分子電解質膜1と、一対の電極4aおよび4cと、一対の導電性セパレータ7aおよび7cとによって、基本の燃料電池単位(単電池)が構成される。導電性セパレータ7aおよび7cは、MEA5とは反対の面において、隣の単電池の導電性セパレータ7cおよび7aと接する。また、隣接する導電性セパレータ7aおよび7c間には冷却水通路8が設けられ、ここを冷却水が流れる。
MEA用のガスケット11はMEA5と導電性セパレータ7aおよび7cとの封止を行い、導電性セパレータ用のガスケット10は導電性セパレータ7aおよび7c間を封止する。
つぎに、単電池を積層してなるスタック(燃料電池)について図2を用いて説明する。図2は、単電池複数個を積層して得られるスタックの概略斜視図である。
単電池の電圧は低いため、単電池20を複数個を直列に積層してスタックを構成することが通常行われている。なお、図2においては、便宜上、4個の単電池を積層した様子を示している。そして、集電板21aおよび21c、ならびに絶縁板22aおよび22cを配し、端板23aおよび23cはスタックを締結して機械的に保持する。
つぎに、燃料電池を用いた燃料電池システムについて説明する。図3は、従来の燃料電池システムの構成を示す図である。図3に示す燃料電池システム30には、原料ガス配管31、原料ガスから水素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器32、燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池33、燃料ガス生成器32から燃料ガスを燃料電池33に供給する燃料ガス配管34、燃料電池33からのオフガスを燃料ガス生成器32に供給するオフガス配管35、酸化剤ガス配管36、酸化剤ガスを加湿する加湿器37、加湿された酸化剤ガスを燃料電池33に供給する加湿酸化剤ガス配管38とを含む。
そして、原料ガスから不純物を除去するためにガス清浄部39を設け、清浄化された原料ガスからは燃料ガス生成器32に供給される。流体制御弁40は原料ガスの流れを制御する。
ブロワー41は酸化剤ガスを酸化剤ガス配管36を経て燃料電池33に導く。排気管42は燃料電池33から排出された酸化剤ガスを燃料電池システム外に排出し、燃料電池33で利用されなかった燃料ガスは、オフガス配管35によって再び燃料ガス生成器32に流れ込む。オフガス配管35からのオフガスは燃料ガス生成器32の燃焼などに用いられ、原料ガスから燃料ガスを生成するための吸熱反応等に利用される。また、余分なオフガスは排気管35’から外部に排出される。
電力回路部43は燃料電池33から電力を取り出し、制御部44は流体制御弁40および電力回路部43などを制御する。ポンプ45は、冷却水入口配管46から燃料電池33の冷却水流路に水を流す。
燃料電池33を流れた水は冷却水出口配管47から外部に水が運ばれる。燃料電池33から水が流れることにより、発熱した燃料電池33の温度を一定に保ちながら、発生した熱を燃料電池システム外部で利用することができる。
燃料電池システムは、特に家庭において使用される場合、性能低下が少なく、性能を長期間維持できることが必要である。このような課題を解決すべく、例えば、起動時にシステムの外部負荷接続を開始するまで別途システム内に電力消費する手段を接続し、開回路電位になるのを防ぐ方法(特許文献1)、システム内に開回路電圧の抑制のための放電手段を設置する方法(特許文献2)、保管時にもイオン交換膜を保水状態に保つために加湿された不活性ガスを封入する方法(特許文献3)、および酸化剤極の酸化または不純物付着を防止すべく、酸化剤ガスの供給を停止した状態で発電し、酸素消費操作を行い耐久性の向上を図る方法(特許文献4)などがある。
特開平5−251101号公報 特開平8−222258号公報 特開平6−251788号公報 特開2002−93448号公報
しかし、実際には、原料ガス、燃料ガスおよび酸化剤ガスなどに不可避的に含まれる不純物や、燃料電池システムを構成する部材や部品から溶出する不純物などの影響によって、電圧および耐久性が低下する傾向にある。
本発明者らの検討によれば、例えば、配管を構成する材料、配管を接続する部分などから流出するクロロフルオロカーボンなどの有機カーボンといった不純物が大きく影響することを見出した。
上記特許文献1〜4記載の技術によっては、かかる問題を部分的に解消することもできるが、特に燃料電池システムを構成する部材や部品に用いられる材料を選定することによって、燃料電池システムの電圧および耐久性を維持・向上させようとする試みはなされていなかった。
そこで、本発明は、燃料電池システムを構成する特定の部材や部品に用いられる材料を適宜選定することによって、その電圧および耐久性の維持・向上を図ることを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は、原料ガス配管と;原料ガスから水素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器と;前記燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池と;前記燃料ガス生成器から前記燃料ガスを前記前記燃料電池に供給する燃料ガス配管と;前記燃料電池からのオフガスを前記燃料ガス生成器に供給するオフガス配管と;前記燃料ガス配管と前記オフガス配管とを接続する追加配管と;酸化剤ガス配管と;酸化剤ガスを加湿する加湿器と;加湿された前記酸化剤ガスを前記燃料電池に供給する加湿酸化剤ガス配管とを含む燃料電池システムにおいて改良を加えた。
具体的には、本発明に係る燃料電池システムは、少なくとも前記原料ガス配管、燃料ガス配管および酸化剤ガス配管に、それぞれ第1の遮断弁、第2の遮断弁および第3の遮断弁を配置し、前記第1の遮断弁を通過した後の原料ガス、前記第2の遮断弁を通過した後の燃料ガスおよび前記第3の遮断弁を通過した後の酸化剤ガスのTOC(total organic carbon;全有機カーボン量)が500μg/m3以下であり、少なくとも前記燃料ガス配管と燃料生成器との間、前記燃料ガス配管と燃料電池との間、および前記酸化剤ガス配管と燃料電池との間に、それぞれフッ素系樹脂製ガスケットもしくは金属製ガスケットを介する接続部を配置することを特徴とする。
上述のような構成を有する本発明に係る燃料電池システムは、原料ガス、燃料ガスおよび酸化剤ガスなどに溶出、存在する不純物を極力少なくすることができ、これによって燃料電池システムの電圧低下および耐久性低下を抑制することができる。
本発明に係る燃料電池システムを、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明に係る燃料電池システムの構成を示す図である。本発明に係る燃料電池システムは、原料ガス配管101、原料ガスから水素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器102、燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池103、燃料ガス生成器102から燃料ガスを燃料電池103に供給する燃料ガス配管104、燃料電池103からのオフガスを燃料ガス生成器102に供給するオフガス配管105、酸化剤ガス配管106、酸化剤ガスを加湿する加湿器107、加湿された酸化剤ガスを燃料電池103に供給する加湿酸化剤ガス配管108とを含む。
ここで、本発明に係る燃料電池システムの最大の特徴は、少なくとも原料ガス配管101、燃料ガス配管104および酸化剤ガス配管106に、流体制御弁として、それぞれ第1の遮断弁110、第2の遮断弁118および第3の遮断弁119を有することにある。
そして、第1の遮断弁110を通過した後の原料ガス、第2の遮断弁118を通過した後の燃料ガスおよび第3の遮断弁119を通過した後の酸化剤ガスのTOCが500μg/m3以下であることが必要である。
通常の流体制御弁にはグリースが用いられているが、本発明者らはこのグリースが燃料電池システム内への不純物となって悪影響を及ぼすことをつきとめた。そこで、本発明に係る燃料電池システムの第1の遮断弁110、第2の遮断弁118および第3の遮断弁119においては、グリースを用いないか、または、遮断弁通過後のガスのTOCが500μg/m3以下であることを満たすような組成、量、種類のグリースを用いる。例えば、半導体製造装置に用いられるグリースレス遮断弁などを用いることができる。前記TOCは100μg/m3以下であるのが好ましい。
これによって、グリースに起因する燃料電池システムへの不純物の混入を防止することができ、燃料電池システムの電圧低下および耐久性低下を抑制することができる。
なお、TOCの測定は、所定のガスをTenax GC または Tenax TA を用いて捕集したサンプルを、無極性キャピラリーカラムを用いたGC-MS で行った。検出された物質は、可能な限り固定・定量し、同定できない物質はトルエン換算値とした。
さらに、本発明者らは、燃料電池システムにおける各構成部材の接続部に用いられるシール材が、種類によっては不純物として悪影響を及ぼすことをつきとめた。そこで、本発明に係る燃料電池システムにおいては、少なくとも燃料ガス配管101と燃料生成器102との間(例えば接続部101a)、燃料ガス配管104と燃料電池103との間(例えば接続部104a)、および酸化剤ガス配管106と燃料電池103との間(例えば接続部106a)に、それぞれフッ素系樹脂製ガスケットまたは金属製ガスケットを介する接続部を構成する。
これによって、通常用いられているガスケットから原料ガス、燃料ガスおよび酸化剤ガスなどに溶出して、燃料電池システムの性能に悪影響を及ぼす不純物を排除することができ、よって燃料電池システムの電圧低下および耐久性低下を抑制することができる。もちろん、その他の構成部材を接続する部分においても、すべてフッ素系樹脂製ガスケットまたは金属製ガスケットを用いるのが好ましい。
配管を構成する材料としては、SUS316Lなどの耐腐食性に優れるステンレス鋼を用いるのが好ましい。
フレキシブル配管を用いる場合は、PTFE、PFA、ETFEもしくはFEPなどのフッ素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンもしくはそれらの共重合体樹脂等のオレフィン系樹脂、デュポン社製のバイトンに代表されるフッ素ゴム等で構成された配管を用いればよい。また、これらの材料で内面をコーティングした配管を用いてもよい。
電力回路部113は燃料電池103から電力を取り出し、制御部114は第1の遮断弁110および電力回路部113などを制御する。ポンプ115は、冷却水入口配管116から燃料電池103の冷却水流路に水を流す。
燃料電池103を流れた水は冷却水出口配管117から外部に水が運ばれる。燃料電池103から水が流れることにより、発熱した燃料電池103の温度を一定に保ちながら、発生した熱を燃料電池システム外部で利用することができる。
図4に示す本発明に係る燃料電池システムをさらに詳しく説明する。燃料電池システム100において、外部から原料ガス配管101を経て取り入れられた原料ガスは、燃料電池103に悪影響を与える物質を除去するガス清浄部109で清浄化された後、清浄化原料ガス配管101’を経て燃料ガス生成器102に導かれる。原料ガス配管101には第1の遮断弁110が設けられており、原料ガスの流れを制御する。
燃料ガス生成器102は、原料ガスから少なくとも水素を含む燃料ガスを生成する。燃料ガス生成器102から燃料電池103には、燃料ガス配管104を介して燃料ガスが導かれる。
酸化剤ガスとしての空気はブロワー111により、外部から酸化剤ガス配管103を経て燃料電池103に導かれる。燃料電池103で使用されなかった酸化剤ガスは排気管112から燃料電池システムの外に排出される。
また、燃料電池には水分が必要であるため、燃料電池103に流れ込む酸化剤ガスは、加湿器107で加湿される。燃料電池103で使用されなかった燃料ガスは、オフガス配管105によって再び燃料ガス生成器102に流れ込む。オフガス配管105からのオフガスは燃料ガス生成器102の燃焼などに用いられ、原料ガスから燃料ガスを生成するための吸熱反応等に利用される。また、余分なオフガスは排気管105’から外部に排出される。
清浄化原料ガス配管101’には分配弁120を設けてもよく、酸化剤ガス配管106には本発明の必須構成要素である第3の遮断弁119として分配弁を設ける。すなわち、第3の遮断弁119は、燃料電池103に流入する酸化剤ガスの量を制御するとともに、酸化剤ガス配管106と原料ガス配管101とを接続することもできる。分配弁120と第3の遮断弁119はバイパス配管121によってつながっている。
分配弁120は、ガス清浄部109で浄化された後の清浄化原料ガスを燃料ガス生成器102に流すガス量と、バイパス配管121に流すガス量とを調節し、第3の遮断弁119はブロワー111から送り込まれた酸化剤ガスと、バイパス配管121から送られてきた清浄化原料ガスを任意の比率で混合し、燃料電池103に送ることができる。
燃料ガス配管104には、本発明の必須構成要件である第2の遮断弁118が設けられており、燃料電池103への燃料ガスの流量を制御する。また、オフガス配管105にも遮断弁122を設けてもよく、この場合、燃料電池103の燃料ガスの排出経路であるオフガス配管105におけるオフガスの流れを制御することができる。
ここで、第2の遮断弁118と遮断弁122との間に追加配管123を設けるのが有効である。燃料ガス生成器102において原料ガスがしっかりと改質されれば、そのまま生成された燃料ガスを燃料電池103に供給すればよい。しかし、例えば燃料電池システムの起動時などにおいては、燃料ガス生成器102における改質反応が完全には行われず、生成された燃料ガスに一酸化炭素が比較的多く含まれる。この場合、追加配管123を経て起動時の燃料ガスを燃料ガス生成器102に供給し、その燃焼などに用いるのが好ましい。
加湿器107から燃料電池103へ加湿した酸化剤ガスを供給する加湿後酸化剤ガス配管108にも、遮断弁124を設けるのが好ましい。また、燃料電池103から酸化剤ガスが排出される排気管112にも、遮断弁125を設けるのが好ましい。
燃料ガス配管104においては、第2の遮断弁118の下流側に圧力計126を設けるのが有効である。これにより燃料ガス配管104内の圧力を計測することができ、燃料電池103に供給される燃料ガスの状態を知ることができる。また、加湿後酸化剤ガス配管108においても、遮断弁124の下流側に圧力計127を設けるのが好ましい。これにより、加湿後酸化剤ガス配管108内の圧力を計測することができ、燃料電池103に供給される酸化剤ガスの状態を知ることができる。
燃料電池スタック103の電圧は電圧測定部128で計測することができ、電力は電力回路部113により取り出され、反応ガスの流量や電力回路部113などは制御部114で制御される。
ポンプ115より、冷却水入口配管116から燃料電池103内の冷却水流路に水が流され、燃料電池103を流れた水は冷却水出口配管117から外部に運ばれる。燃料電池103を水が流れることにより、発熱した燃料電池103の温度を一定に保ちながら、発生した熱を燃料電池システム外で利用することができる。
ここで、本発明において用いることのできる高分子電解質型燃料電池(図2)、およびこれを構成する単電池(図1)についてもう少し詳しく説明する。
本発明で用い得る高分子電解質型燃料電池においては、水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜1の両面に、白金系の金属触媒をカーボン粉末に担持させて得られる触媒体を主成分とする触媒層2aおよび2cが密着して配置されている。この触媒層においては、式(1):H2→2H++2e-の反応と、式(2):1/2O2+2H++2e-→H2Oの反応が行われ、全体としては式(3):H2+1/2O2→H2Oで示される反応が行われる。
一方の触媒層2aにおいて、燃料ガスから上記式(1)に示す反応によって水素イオンが生成され、この水素イオンは高分子電解質膜1を介して他方の触媒層2cに移動する。当該他方の触媒層2cにおいて、水素イオンが酸化剤ガスと式(2)に示す反応をし、水を生成するとともに電気と熱を生ずる。燃料電池全体としては、式(3)に示すように水素と酸素が反応して水が発生する際に、電気と熱を利用できる。
触媒層2aおよび2cの外面には、ガス通気性と導電性を兼ね備えたガス拡散層3aおよび3cがそれぞれ配置される。このガス拡散層3aおよび3cと触媒層2aおよび2cとでそれぞれ電極4aおよび4cが構成される。燃料ガスの関与する電極4aをアノードといい、酸化剤ガスの関与する電極4cをカソードと呼ぶ。そして、高分子電解質膜1と一対の電極4aおよび4cとの接合体を、電解質膜電極接合体(MEA)5という。
そして、燃料電池を構成する際には、隣接するMEA5を機械的に固定するとともに互いに電気的に直列に接続し、また、電極に反応ガスを供給し、反応により発生したガスや余剰のガスを運び去るためのガス流路をMEA5に接する面に形成した導電性セパレータ7aおよび7cでMEA5を挟む。
基本的には、高分子電解質膜1と、一対の電極4aおよび4cと、一対の導電性セパレータ7aおよび7cとによって、基本の燃料電池単位(単電池)が構成される。導電性セパレータ7aおよび7cは、MEA5とは反対の面において、隣の単電池の導電性セパレータ7cおよび7aと接する。また、隣接する導電性セパレータ7aおよび7c間には冷却水通路8が設けられ、ここを冷却水が流れる。冷却水はMEA5の温度を調整するように熱を移動させる。
MEA用のガスケット11はMEA5と導電性セパレータ7aおよび7cとの封止を行い、導電性セパレータ用のガスケット10は導電性セパレータ7aおよび7c間を封止する。
また、高分子電解質1は固定電荷を有しており、固定電荷の対イオンとして水素イオンが存在している。高分子電解質1には水素イオンを選択的に透過させる機能が求められるが、そのためには高分子電解質1が水分を保持していることが必要である。水分を含むことにより、固定されている固定電荷が電離し、固定電荷の対イオンである水素がイオン化して移動できるからである。
つぎに、単電池を積層してなる高分子電解質型燃料電池(スタック)について図2を用いて説明する。図2は、単電池複数個を積層して得られるスタックの概略斜視図である。
単電池の電圧は通常0.75V程度と低いため、単電池20を複数個を直列に積層し、高電圧が得られるスタックを構成することが通常行われている。なお、図2においては、便宜上、4個の単電池を積層した様子を示している。集電板21aおよび21cはスタックから外部に電流を取り出すために設置され、絶縁板22aおよび22cは単電池と外部を電気的に絶縁する。端板23aおよび23cはスタックを締結して機械的に保持する。
本発明に係る燃料電池システムの基本動作を説明する。図4において、第1の遮断弁110が開となり、原料ガス配管101から原料ガスがガス清浄部109に流れ込む。原料ガスとしては天然ガス、プロパンガスなど炭化水素系のガスを使用することができる。以下の実施例においては、メタン、エタン、プロパンおよびブタンガスの混合ガスであって主成分をメタンとする都市ガスの13Aを用いた。
ここで、燃料電池システムに用いられる各種ガスに含まれうる硫黄化合物は、微量ではあるが、触媒に吸着して触媒毒となって電池反応を阻害したりする。そこで、ガス清浄部109として、特にターシャリブチルメルカプタン(TBM)、ジメチルサルファイド(DMS)、テトラヒドロチオフィン(THT)等の、ガス付臭剤の不純物の除去に用いられる材料を用いるのが有効である。ガス付臭剤は通常不純物として硫黄化合物を含んでいる。
燃料ガス生成器102では、式(4):CH4+2H2O→4H2+CO2(−203.0KJ/mol)に示す反応などにより、燃料ガスの主成分である水素が生成される。同時に発生する一酸化炭素は、式(5):CO+H2O→CO2+H2に示されるようなシフト反応と、式(6):CO+1/2O2→CO2で示されるるような一酸化炭素選択酸化反応により、10ppm以下にまで低減される。
ここで、反応に必要な最低限度以上の量の水を入れると、水素と水分を含む燃料ガスが生成し、これが燃料ガス配管104を介して燃料電池103に流れ込む。酸化剤ガスはブロワー111により加湿器107を通った後、燃料電池103に流れ込み、酸化剤ガスの排ガスは排気管112により外部に排出される。
加湿器107としては、温水に酸化剤ガスを流すものや、酸化剤ガス中に水を吹き込むもの等が使用できるが、以下の実施例では全熱交換型加湿器を使用した。これは、酸化剤ガスの排ガスが加湿器107を通過して排気管112を経て放出される際に、当該排ガス中の水と熱を、酸化剤ガス配管106から運ばれる酸化剤ガス中に移動させるものである。
冷却水は、ポンプ115によって冷却水入口配管116から燃料電池103の冷却水流路に流された後、冷却水出口配管117から外部に運ばれる。図4には図示していないが、冷却水入口配管116や冷却水出口配管117には、通常給湯器などの熱を溜めるまたは利用する機器などを接続してもよい。これにより燃料電池103で発生する熱を取りだし、給湯等に利用できる。
発電する燃料電池103の電圧は電圧測定部128で測定され、十分発電が行われていると制御部114が判断すると、電力回路部113により電力が取り出される。電力回路部113では燃料電池103から取り出した直流の電力を、交流へと変換し、家庭等で利用されている電力線にいわゆる系統連携で接続される。
電力回路部113は、燃料電池103が発電を開始した後、燃料電池103から直流の電力を引き出す役割をする。制御部114には、燃料電池システムの他の部分の制御を最適に保つよう制御させるのが有効である。
燃料電池103の運転を停止したい場合は、第3の遮断弁119である分配弁と、分配弁120を動作させ、ガス清浄部109で清浄化した後の清浄化原料ガスを燃料電池103へ流し込むのが有効である。
以下において、実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
《実施例》
本実施例においては、図1に示す構造を有する単電池、図2に示す構造を有する燃料電池、図4に示す燃料電池システムを作製した。
炭素粉末であるアセチレンブラック(電気化学工業(株)製のデンカブラック、粒径35nm)を、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の水性ディスパージョン(ダイキン工業(株)製のD1)と混合し、乾燥重量としてPTFEを20重量%含む撥水インクを調製した。このインクを、ガス拡散層の基材となるカーボンペーパー(東レ(株)製のTGPH060H)の上に塗布して含浸させ、熱風乾燥機を用いて300℃で熱処理し、ガス拡散層(約200μm)を形成した。
一方、炭素粉末であるケッチェンブラック(ケッチェンブラックインターナショナル(株)製のKetjen Black EC、粒径30nm)上にPt触媒を担持させて得られた触媒体(50重量%がPt)66重量部を、水素イオン伝導材かつ結着剤であるパーフルオロカーボンスルホン酸アイオノマー(米国Aldrich社製の5重量%Nafion分散液)33重量部(高分子乾燥重量)と混合し、得られた混合物を成形して触媒層(10〜20μm)を形成した。
上述のようにして得たガス拡散層と触媒層とを、高分子電解質膜(米国DuPont社のNafion112膜)の両面に接合し、MEA5を作製した。
つぎに、以上のように作製したMEA5の高分子電解質膜1の外周部にゴム製のガスケット板を接合し、冷却水、燃料ガスおよび酸化剤ガス流通用のマニホールド穴を形成した。一方、20cm×32cm×1.3mmの外寸を有し、かつ深さ0.5mmのガス流路および冷却水流路を有する、フェノール樹脂を含浸させた黒鉛板からなる導電性セパレータ板7を用いた。
また、第1の遮断弁110、分配弁120、第2の遮断弁118、第3の遮断弁119および遮断弁124にはグリースを用いなかった。さらに、原料ガス配管101と第1の遮断弁110、ガス清浄部109、分配弁120、清浄化原料ガス配管101’および燃料ガス生成器102との各接続部、燃料ガス配管104と燃料ガス生成器102、遮断弁118および燃料電池103との各接続部、ならびに、酸化剤ガス配管106と、ブロワー111、分配管119、加湿器107および遮断弁124との各接続部において、従来の液状シール材を用いず、フッ素系樹脂製ガスケットまたは金属製ガスケットを用いた。このようにして本発明に係る燃料電池システムAを作製した(実施例)。
これに対する比較をするため、第1の遮断弁110、分配弁120、第2の遮断弁118、第3の遮断弁119および遮断弁124に、ダイキン工業(株)製のダイフロイルを用いた以外は、上記実施例と同様にして、比較用の燃料電池システムBを作製した(比較例1)。
さらに、第1の遮断弁110、分配弁120、第2の遮断弁118、第3の遮断弁119および遮断弁124に、ダイキン工業(株)製のダイフロングリースを用い、さらに原料ガス配管101と第1の遮断弁110、ガス清浄部109、分配弁120、清浄化原料ガス配管101’および燃料ガス生成器102との各接続部、燃料ガス配管104と燃料ガス生成器102、遮断弁118および燃料電池103との各接続部、ならびに、酸化剤ガス配管106と、ブロワー111、分配管119、加湿器107および遮断弁124との各接続部において、液状シール剤であるSwagelok社製のSWAKを用いた以外は、上記実施例と同様にして比較用の燃料電池システムCを作製した(比較例2)。
[評価]
上述のようにして作製した燃料電池システムA〜Cを用いて、以下の条件で運転試験をした。
まず、燃料電池を起動させて燃料電池システムで発電と発熱を行った(運転工程)。この運転工程において、原料ガスとしては都市ガスの13Aガスを用い、酸化剤ガスとしては空気を用いた。燃料電池103の温度を70℃、燃料ガス利用率(Uf)を70%、酸化剤ガス利用率(Uo)を40%に設定した。また、燃料ガスおよび空気は、それぞれ65℃および70℃の露点を有するように加湿し、電力回路部113から電力としてある電圧の電流を取り出した。電流は電極の見かけ面積に対して、0.2A/cm2の電流密度となるように調整した。
さらに、冷却水入口配管116および冷却水出口配管117には、図示していないが、貯湯タンクを取り付け、冷却水入口配管116中の水の温度が70℃となり冷却水出口配管117中の水の温度が75℃となるようにポンプ115を調節した。
ついで、経時的に電圧変化の測定を行い、電圧低下率を評価した。結果を図5および表1に示す。
Figure 2005228528
図5および表1に示す結果からわかるように、燃料電池システムを構成する部材や部品に用いられる材料を選定すること、特に遮断弁においてグリースを用いず、また、接続部で液状シール剤を用いないことによって、燃料電池システムの電圧および耐久性を維持・向上させることができた。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、燃料電池システムを構成する部材や部品に用いられる材料を選定することによって、燃料電池システムの電圧および耐久性を維持・向上させることができ、特に家庭用のコージェネレーションシステムに好適に用いることができる。
本発明の従来例および実施例における高分子電解質型燃料電池の単電池の構造を示す図である。 本発明の従来例および実施例における高分子電解質型燃料電池(スタック)の構造を示す図である。 従来の燃料電池システムの構成を示す図である。 本発明に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 実施例および比較例における単電池の電圧の時間経過を示す図である。
符号の説明
1 高分子電解質膜
2a 触媒層
2c 触媒層
3a ガス拡散層
3c ガス拡散層
4a 電極
4c 電極
7a 導電性セパレータ
7c 導電性セパレータ
102 燃料ガス生成器
107 加湿器
109 ガス清浄部
113 電力回路部
114 制御部
128 電圧測定部

Claims (6)

  1. 原料ガス配管と;原料ガスから水素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器と;前記燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池と;前記燃料ガス生成器から前記燃料ガスを前記前記燃料電池に供給する燃料ガス配管と;前記燃料電池からのオフガスを前記燃料ガス生成器に供給するオフガス配管と;前記燃料ガス配管と前記オフガス配管とを接続する追加配管と;酸化剤ガス配管と;酸化剤ガスを加湿する加湿器と;加湿された前記酸化剤ガスを前記燃料電池に供給する加湿酸化剤ガス配管とを含む燃料電池システムであって、
    少なくとも前記原料ガス配管、燃料ガス配管および酸化剤ガス配管に、それぞれ第1の遮断弁、第2の遮断弁および第3の遮断弁を配置し、
    前記第1の遮断弁を通過した後の原料ガス、前記第2の遮断弁を通過した後の燃料ガスおよび前記第3の遮断弁を通過した後の酸化剤ガスのTOCが500μg/m3以下であり、
    少なくとも前記燃料ガス配管と燃料生成器との間、前記燃料ガス配管と燃料電池との間、および前記酸化剤ガス配管と燃料電池との間に、それぞれフッ素系樹脂製ガスケットもしくは金属製ガスケットを介する接続部を配置することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記TOCが100μg/m3以下である請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池が、高分子電解質膜と、前記高分子電解質膜を挟む一対の電極と、前記電極の一方に燃料ガスを供給・排出するガス流路を有するセパレータと、前記電極の他方に酸化剤ガスを供給・排出するガス流路を有するセパレータとを具備する単電池で構成される請求項1記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料ガス配管において、前記第1の遮断弁の下流側に原料ガス清浄部を具備する請求項1記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池から電力を取り出す電力回路部を具備する請求項1記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料電池の電圧を測定する電圧測定部を具備する請求項1記載の燃料電池システム。
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US8227133B2 (en) 2007-04-12 2012-07-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system

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