JP2005242634A - チェックアウトシステム - Google Patents

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JP2005242634A JP2004051206A JP2004051206A JP2005242634A JP 2005242634 A JP2005242634 A JP 2005242634A JP 2004051206 A JP2004051206 A JP 2004051206A JP 2004051206 A JP2004051206 A JP 2004051206A JP 2005242634 A JP2005242634 A JP 2005242634A
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Abstract

【課題】 スペースを有効利用しつつ適切な人員配置ができるチェックアウトシステムを提供する。
【解決手段】 コード読取装置4を第1のテーブル2上に備えるスキャン処理部1aと、このスキャン処理部1aに対して商品販売作業の流れに沿う下流側位置に配置されてコード読取装置4により読み取られた商品の決済を行なう会計装置12を第2のテーブル11上に備える会計処理部1bとをそれぞれ移動自在に備えるチェックアウトユニット1を、2つ組み合わせて構成し、第1の販売形態では、各チェックアウトユニット1はスキャン処理部1aの第1のテーブル2及び会計処理部1bの第2のテーブル11を商品販売作業の流れに沿って一列となるようなI字形に配列し、各チェックアウトユニット1の間隔は各チェックアウトユニット1を操作する操作者が背中合わせで立ち入り可能な程度である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スーパーマーケット等で使用されるチェックアウトシステムに関する。
スーパーマーケットにおいては、夕方などの繁忙時に、複数のレーンを開けるとともに2人制を採用してチェックアウト処理時間の短縮を図るようにしている。ところが、スキャン処理を受け持つオペレータと会計処理を受け持つオペレータの作業時間を比較すると、会計処理時間よりもスキャン処理時間のほうが長くなることが多い。そのため、会計処理を受け持つオペレータには待ち時間が発生することになり、オペレータを増員して2人制を採用することによる作業効率の向上も十分とはいえない。
一方、夜間などの来店客が少ない閑散時には、オペレータを極力少なくして(例えば、1人のオペレータ)運用している。しかしながら、1人のオペレータで運用している際に一時的に混雑するような場合であってもチェックアウト処理を複数のレーンで行うことはできないため、顧客を待たせることになり、サービスが低下してしまうという問題がある。
そこで、特許文献1においては、左右一対のスキャンレーンとこれらのスキャンレーンの間に配設された会計機とからなるチェックアウト装置が提案されている。この特許文献1のチェックアウト装置によれば、1人のオペレータが各スキャンレーンのスキャナを用いた顧客によるセルフスキャン操作状態を監視しつつ会計処理操作を実行可能な第1の位置と、2人のオペレータがそれぞれスキャンレーンのスキャナを用いたスキャン操作と会計処理操作との双方を実行可能な第2の位置と、2人のオペレータがそれぞれスキャンレーンのスキャナを用いたスキャン操作を実行可能で3人目のオペレータが会計処理操作を実行可能な第3の位置と、に会計機を選択的に移動可能に構成している。このように構成することにより、第1の位置では2レーンのセルフスキャン方式の販売形態、第2の位置では一般的な1人制の販売形態、第3の位置では2人制に対して1人のオペレータが2人の顧客についての会計処理を行ういわば1.5人制の販売形態を採ることができる。すなわち、第3の位置で1.5人制の販売形態を採った場合にはオペレータの精神的、肉体的負担を均等化できるので2人制以上に作業効率の向上を図ることが可能であり、第1の位置で2レーンのセルフスキャン方式の販売形態を採った場合には1レーンのセルフスキャン方式に比べて閑散時における一時的な混雑にも対応可能であることからサービスの低下を防止することが可能である。
特開平7−210756号公報
しかしながら、特許文献1のチェックアウト装置によれば、各スキャンレーンが、両スキャンレーン間に2人のオペレータが会計機の横幅方向に並んで立ち入り可能な間隔をもって配設されているため、設置面積が広くスペースの有効利用ができないという問題がある。また、1人制の販売形態を採った場合には、スキャンレーンと会計機とがほぼ90度となる角度関係で配設されており、オペレータの作業状況としても、スキャンレーンのスキャナに正対する姿勢と会計機に正対する姿勢とを繰返してスキャン処理操作や会計処理操作を行う度に90度向きを変えることとなるので動き量の大きいシステム構成となり、作業効率があまり良くない。また、決済作業時におけるオペレータの向きが顧客に対して正対する向きではないため、顧客とのコミュニケーションに欠けるという問題もある。
本発明は、スペースを有効利用しつつ適切な人員配置ができるチェックアウトシステムを提供することを目的とする。
本発明は、顧客とのコミュニケーションを十分に図ることができ、サービスの向上を図ることができるとともに、商品販売作業時におけるオペレータの負担を減らして作業性の向上を図ることができるチェックアウトシステムを提供することを目的とする。
本発明のチェックアウトシステムは、商品に付されたコードシンボルを読み取るコード読取装置を第1のテーブル上に備えるスキャン処理部と、このスキャン処理部に対して商品販売作業の流れに沿う下流側位置に配置されて前記コード読取装置により読み取られた商品の決済を行なう会計装置を第2のテーブル上に備える会計処理部とをそれぞれ移動自在に備えるチェックアウトユニットを、2つ組み合わせて構成し、前記各チェックアウトユニットは前記スキャン処理部の前記第1のテーブル及び前記会計処理部の前記第2のテーブルを商品販売作業の流れに沿って一列となるようなI字形に配列される第1の販売形態と、一方の前記チェックアウトユニットは前記スキャン処理部の前記第1のテーブル及び前記会計処理部の前記第2のテーブルを商品販売作業の流れに沿って一列となるようなI字形に配列されていて、他方の前記チェックアウトユニットは前記会計処理部を一方の前記チェックアウトユニット側に移動させて構成される第2の販売形態と、一方の前記チェックアウトユニットを構成する前記会計処理部を移動するとともに、他方の前記チェックアウトユニットを構成する前記会計処理部を一方の前記チェックアウトユニット側に移動させるとともに前記各チェックアウトユニットの前記スキャン処理部から人が通り抜けられるだけの間隔を空けて対向する前記チェックアウトユニット間の略中央付近に配置される第3の販売形態と、の何れかに選択的に構成可能である。
したがって、スキャン処理部及び会計処理部をそれぞれ移動自在に備えるチェックアウトユニットの配置を変化させることにより、チェックアウトシステムのレイアウトを来店客数に応じて変形させることが可能になる。例えば、通常時は第1の販売形態である1人制が採用され、繁忙時には第1の販売形態である2人制または第2の販売形態である1.5人制が採用され、閑散時には第3の販売形態である0.5人制が採用される。また、オペレータは、カゴ内の商品に関する読取作業(販売登録作業)時にはコード読取装置に正対してその作業を行ない、読取作業(販売登録作業)後の決済作業時には会計装置に正対してその作業を行なうことになるので、販売登録作業時及び決済作業時におけるオペレータの向きを顧客に対して正対する向きにすることが可能になる。さらに、一対のチェックアウトユニットの間隔は各チェックアウトユニットを操作するオペレータ又は顧客が背中合わせで立ち入り可能な程度であれば足りることから、従来のチェックアウトシステムのように2人のオペレータが会計機の横幅方向に並んで立ち入り可能な間隔をもって配設されている場合に比べて設置面積が狭くなるので、スペースを有効利用することが可能になる。
本発明によれば、スペースを有効利用しつつ適切な人員配置ができる。また、顧客とのコミュニケーションを十分に図ることができ、サービスの向上を図ることができるとともに、商品販売作業時におけるオペレータの負担を減らして作業性の向上を図ることができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態のチェックアウトシステムは、スーパーマーケット等で使用されるチェックアウトシステムに適用されている。
[1. チェックアウトユニット1の説明]
ここで、図1は本実施の形態のチェックアウトシステムを構成するチェックアウトユニット1を概略的に示す外観斜視図、図2はチェックアウトユニット1を構成するスキャン処理部1aを概略的に示す外観斜視図、図3はチェックアウトユニット1を構成する会計処理部1bを概略的に示す外観斜視図である。図1ないし図3に示すように、このチェックアウトシステムを構成するチェックアウトユニット1は、スキャン処理を受け持つスキャン処理部1aと会計処理を受け持つ会計処理部1bとにより構成されている。
[1−1. スキャン処理部1aの説明]
まず、スキャン処理を受け持つスキャン処理部1aについて説明する。スキャン処理部1aは、第1のテーブルである長方形状のテーブル2と、このテーブル2の略縁部に立設された商品情報読取装置3とで構成されている。
商品情報読取装置3は、いわゆる縦型スキャナ4をベースに構成されている。この縦型スキャナ4は商品に付された商品データとしてのバーコード(コードシンボル)の情報を読み取るコード読取装置であって、テーブル2の荷受面2aに対して買物カゴ(図示せず)より高い位置に設定されてオペレータに対面する前面(立設面)に読取窓5を有し、この読取窓5から出射されたレーザ光等がバーコード上で反射し、その反射光を再び読取窓5から入射させて受光部(図示せず)で受光するものである。読取窓5の上部には、操作部6を有している。この操作部6は、テンキー、小計キー、締めキー等の各種のキーが集合するキーボード7と、薄型のLCD(Liquid Crystal Display)及びタッチパネルで構成されるタッチパネル付き表示装置8とを有している。このような操作部6は、垂直方向にチルト可能になっている。操作部6は、例えば、重量物やバーコードラベルの貼れない商品等のように読取窓5を通しての入力に適さない場合の入力操作を補助するためのPLU(Price Look Up)キーボードとして機能するものである。
テーブル2の長手方向両端部には、補助天板9が折り畳み・引き出し自在に設けられている。図1に示す態様においては、会計処理部1b側の補助天板9は折り畳まれている。また、テーブル2の下部には車輪10が設けられており、スキャン処理部1aは移動自在である。
[1−2. 会計処理部1bの説明]
次に、会計処理を受け持つ会計処理部1bについて説明する。会計処理部1bは、第2のテーブルである長方形状のテーブル11と、このテーブル11の略縁部に立設されて商品情報読取装置3に対してデータ接続(例えば、無線接続)する会計装置であるPOS端末12とで構成されている。POS端末12は、テーブル11の略縁部に立設された支柱13により支持されている。この支柱13は、POS端末12をテーブル11の荷受面11aに対して買物カゴの高さより高い位置に設定する。これにより、POS端末12は、オペレータ側にオーバーハングし、POS端末12の下部に買物カゴが通過できるカゴ通過空間が形成される。
POS端末12は、上面にオペレータの操作を受け付ける領域を備え、その操作領域にはオペレータ用の表示部14や、テンキー、小計キー、締めキー等の各種のキーが集合するキーボード15を備えている。また、オペレータ用の表示部14の背面には、顧客用の表示部16も備えている。さらに、本実施の形態のPOS端末12においては、円形の釣銭皿17とレシートを発行するためのレシートプリンタ18とが設けられている。オペレータ用の表示部14及びキーボード15は商品販売作業の流れに沿う方向であるチェックアウト方向Xの上流側、釣銭皿17及びレシートプリンタ18はチェックアウト方向Xの下流側にそれぞれ配置されている。
加えて、POS端末12には、キーボード15及び釣銭皿17の下方でテーブル11の荷受面11aの上方に位置させて、紙幣及び硬貨を収納するドロワ21が略水平状態で設けられている。このドロワ21には、マネーケース22がテーブル11の荷受面11aに対して略平行面内で前後方向に引出・収納自在に設けられている。図1及び図3はマネーケース22が引き出されている状態を示す。なお、マネーケース22が引き出される際には、この引出動作に連動して上蓋23が回動してマネーケース22を開放し、マネーケース22が収納される際には、この収納動作に連動して上蓋23が回動してマネーケース22を閉塞する。このマネーケース22には、紙幣を収納するための紙幣収納部22aとコインを収納するためのコイン収納部22bとが仕切られた状態で一列に並んだ状態で形成されている。このように紙幣収納部22aとコイン収納部22bとを一列に並んだ状態で形成することで、ドロワ21の奥行き、ひいてはPOS端末12の奥行きを短くすることができる。すなわち、本実施の形態のPOS端末12においては、ドロワ21の底面及びレシートプリンタ18の底面と、テーブル11の荷受面11aとの間隔が、買物カゴの高さ寸法よりも大きい寸法となるように支柱13の寸法が設定される。
テーブル11の長手方向両端部には、補助天板24が折り畳み・引き出し自在に設けられている。図1に示す態様においては、スキャン処理部1a側の補助天板24は折り畳まれている。また、テーブル11の下部には車輪25が設けられており、会計処理部1bは移動自在である。
[2.チェックアウトシステムの態様について]
本実施の形態のチェックアウトシステムは、チェックアウトユニット1のレイアウト、言い換えればスキャン処理部1a及び会計処理部1bの配置を、来店客数に応じた販売形態に合わせて変形させることができる。なお、本実施の形態においては、2つのチェックアウトユニット1により1つのチェックアウトシステムが形成されるものとする。以下において、販売形態に合わせた各種の態様について説明する。なお、1つのチェックアウトシステムを形成する2つのチェックアウトユニット1は、全く同一ではなく、スキャン処理部1a及び会計処理部1bの各部の関係がそれぞれ線対称の関係になっているものである。
[2−1. 1人制の販売形態を採る場合]
まず、1人制の販売形態(第1の販売形態)を採る場合について説明する。1人制の販売形態は、2人のオペレータが各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aにおけるスキャン操作と会計処理部1bにおける会計処理操作との双方を実行するものである。
図4に示すように、1人制の販売形態を採る場合、チェックアウトユニット1を構成するスキャン処理部1a及び会計処理部1bは、チェックアウト方向Xに対して一列となるようなI字形(図1参照)に配設される。ただし、1人制の販売形態を採る場合、図1に示したように、スキャン処理部1aのテーブル2の会計処理部1b側の補助天板9及び会計処理部1bのテーブル11のスキャン処理部1a側の補助天板24は、折り畳まれている。そして、このように配設されたチェックアウトユニット1は、スキャン処理部1aの読取窓5や会計処理部1bのオペレータ用の表示部14がそれぞれ対向する形でそれぞれ配置される。また、一対のチェックアウトユニット1の間隔は、スキャン処理部1a及び会計処理部1bを操作する操作者である2人のオペレータOが背中合わせで立ち入り可能な程度である。したがって、従来のチェックアウトシステムのように2人のオペレータが会計機の横幅方向に並んで立ち入り可能な間隔をもって配設されている場合に比べて設置面積が狭くなるので、スペースを有効利用することができる。
1人制の販売形態においては、オペレータOは、POS端末12の近傍に空の買物カゴ(図示せず)を置いた状態で、商品情報読取装置3の読取窓5に正対する位置で販売業務に待機することになる。そして、このような状態で顧客Cは買物カゴ(図示せず)をテーブル2の荷受面2a上に載置する。
オペレータOは、顧客Cが載置した買物カゴから商品(図示せず)を順次取り出し、縦型スキャナ4によるバーコード情報の読み取りや操作部6からの入力作業による買物カゴ内の商品の販売登録処理を行なう。ここで、マネーケース22の紙幣収納部22aとコイン収納部22bとを一列に並んだ状態で形成することで、POS端末12の奥行きを短くしていることから、縦型スキャナ4によるバーコード情報の読み取り時に商品がPOS端末12のドロワ21にぶつかることを防止することができるので、読み取り作業をスムーズに行なうことができる。
このようにして販売登録処理が終了した商品は、オペレータOによって、POS端末12の近傍の空の買物カゴに投入される。以上の処理は、顧客Cが載置した買物カゴから商品がなくなるまで繰り返される。
この時、上述のようにして販売登録処理されたデータは、POS端末12に順次伝送されて処理されているので、顧客Cが載置した買物カゴの全ての商品の販売登録処理と買物カゴ間の移送とを完了したオペレータOは、次に、POS端末12に正対する位置に移動して決済処理を実行する。
POS端末12における決済処理においては、オペレータOがキーボード15の小計キーを押すことにより、登録内容を集計した合計金額が顧客用の表示部16に表示されるので、オペレータOは、顧客Cがこの合計金額に応じた支払金額の金銭を釣銭皿17上に載置するまで待機する。釣銭皿17上に支払いがされると、オペレータOがその支払金額をキーボード15のテンキー及び締めキーを押して入力することで、全ての取引が印字されたレシートがレシートプリンタ18より発行され、マネーケース22が開放される。ここで、マネーケース22の紙幣収納部22aとコイン収納部22bとを一列に並んだ状態で形成することで、POS端末12の奥行きを短くしていることから、マネーケース22の開放時においては、マネーケース22がオペレータOの体に当たることがない。さらに、開放時におけるマネーケース22の位置はテーブル11の荷受面11a上の買物カゴの上端部より上であるため、開放したマネーケース22が買物カゴにぶつかるという不都合も発生しない。
最後に、オペレータOは、マネーケース22に対する金銭の収納及び釣り銭の取り出しを行い、レシートと買上げ商品が入った買物カゴとを釣り銭とともに顧客に引き渡し、取引を終了する。
このように買上げ商品が入った買物カゴを顧客に引き渡すときには、POS端末12の下部に買物カゴが通過できるカゴ通過空間が形成されていることから、オペレータOは、買上げ商品が入った買物カゴをテーブル11の荷受面11a上を滑らせながら移動させるだけで良い。
すなわち、オペレータOは、買上げ商品が入った買物カゴを持ち上げることなく、単にテーブル2の荷受面2a及びテーブル11の荷受面11a上をスムーズに滑らせて移動させることができるので、商品販売作業時におけるオペレータの負担が減って作業性が向上する。
そして、一人の顧客Cとの取引が終了した場合には、前の顧客Cが載置した空の買物カゴをPOS端末12の近傍に移すとともに、次の顧客Cを受け付けるために商品情報読取装置3の読取窓5に正対する位置で販売業務に待機することになる。
すなわち、1人制の販売形態においては、オペレータOは、買物カゴ内の商品に関する販売登録作業時には商品情報読取装置3の読取窓5に正対してその作業を行ない、販売登録作業後の決済作業時には会計装置であるPOS端末12に正対してその作業を行なうことになるので、販売登録作業時及び決済作業時におけるオペレータOの向きを顧客Cに対して正対する向きにすることができるので、顧客Cとのコミュニケーションを十分に図ることができ、サービスの向上を図ることができる。
[2−2. 2人制の販売形態を採る場合]
次に、2人制の販売形態(第1の販売形態)を採る場合について説明する。2人制の販売形態は、2人のオペレータが各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aにおけるスキャン操作と会計処理部1bにおける会計処理操作とを分担して実行するものである。
図5に示すように、2人制の販売形態を採る場合、チェックアウトユニット1を構成するスキャン処理部1a及び会計処理部1bは、チェックアウト方向Xに対して一列となるようなI字形に配設される。ただし、図5に示すように、2人制の販売形態を採る場合、前述した1人制の販売形態の状態から各会計処理部1bをチェックアウト方向Xに移動させ、スキャン処理部1aのテーブル2の会計処理部1b側の補助天板9又は会計処理部1bのテーブル11のスキャン処理部1a側の補助天板24の少なくとも一方が、引き出されている。このようにスキャン処理部1aのテーブル2の会計処理部1b側の補助天板9又は会計処理部1bのテーブル11のスキャン処理部1a側の補助天板24の少なくとも一方を引き出すことにより、商品情報読取装置3とPOS端末12との間隔を広げることができるので、スキャン処理部1aを操作するオペレータO1と会計処理部1bを操作するオペレータO2とがぶつかることはない。そして、このように配設されたチェックアウトユニット1は、スキャン処理部1aの読取窓5や会計処理部1bのオペレータ用の表示部14がそれぞれ対向する形でそれぞれ配置される。また、一対のチェックアウトユニット1の間隔は、スキャン処理部1aを操作する操作者であるオペレータO1同士、及び会計処理部1bを操作する操作者であるオペレータO2同士が背中合わせで立ち入り可能な程度である。したがって、従来のチェックアウトシステムのように2人のオペレータが会計機の横幅方向に並んで立ち入り可能な間隔をもって配設されている場合に比べて設置面積が狭くなるので、スペースを有効利用することができる。
2人制の販売形態においては、オペレータO1は、POS端末12の近傍に空の買物カゴ(図示せず)を置いた状態で、商品情報読取装置3の読取窓5に正対する位置で販売業務に待機し、オペレータO2は、POS端末12に正対する位置で決済業務に待機することになる。そして、このような状態で顧客Cは買物カゴ(図示せず)をテーブル2の荷受面2a上に載置する。
オペレータO1は、顧客Cが載置した買物カゴから商品(図示せず)を順次取り出し、縦型スキャナ4によるバーコード情報の読み取りや操作部6からの入力作業による買物カゴ内の商品の販売登録処理を行なう。
このようにして販売登録処理が終了した商品は、オペレータO1によって、POS端末12の近傍の空の買物カゴ(図示せず)に投入される。以上の処理は、顧客Cが載置した買物カゴから商品がなくなるまで繰り返される。
この時、上述のようにして販売登録処理されたデータは、POS端末12に順次伝送されて処理されているので、顧客Cが載置した買物カゴの全ての商品の販売登録処理と買物カゴ間の移送とを完了したオペレータO1は、キーボード7の小計キーを押した後、買上げ商品が入った買物カゴをオペレータO2に引き渡すとともに、次の顧客Cを受け付けるために前の顧客Cが載置した空の買物カゴをPOS端末12の近傍に移し、引き続き商品情報読取装置3の読取窓5に正対した状態で販売業務に待機することになる。
一方、オペレータO2は、引き渡された買上げ商品が入った買物カゴをPOS端末12の下方へと移動させる。この場合、POS端末12の下部に買物カゴが通過できるカゴ通過空間が形成されていることから、オペレータO2は、買上げ商品が入った買物カゴをテーブル2の荷受面2a及びテーブル11の荷受面11a上を滑らせながら移動させるだけで良い。
すなわち、オペレータO2は、買上げ商品が入った買物カゴを持ち上げることなく、単にテーブル2の荷受面2a及びテーブル11の荷受面11a上をスムーズに滑らせて移動させることができるので、商品販売作業時におけるオペレータの負担が減って作業性が向上する。
そして、買上げ商品が入った買物カゴをPOS端末12の下方へと移動させたオペレータO2は、決済処理を実行する。
POS端末12における決済処理においては、既にオペレータO1が、キーボード7の小計キーを押していることにより、登録内容を集計した合計金額が顧客用の表示部16に表示されているので、オペレータO2は、顧客Cがこの合計金額に応じた支払金額の金銭を釣銭皿17上に載置するまで待機する。釣銭皿17上に支払いがされると、オペレータO2がその支払金額をキーボード15のテンキー及び締めキーを押して入力することで、全ての取引が印字されたレシートがレシートプリンタ18より発行され、マネーケース22が開放される。ここで、マネーケース22の紙幣収納部22aとコイン収納部22bとを一列に並んだ状態で形成することで、POS端末12の奥行きを短くしていることから、マネーケース22の開放時においては、マネーケース22がオペレータO2の体に当たることがない。さらに、開放時におけるマネーケース22の位置はテーブル11の荷受面11a上の買物カゴの上端部より上であるため、開放したマネーケース22が買物カゴにぶつかるという不都合も発生しない。
最後に、オペレータO2は、マネーケース22に対する金銭の収納及び釣り銭の取り出しを行ない、レシートと買上げ商品が入った買物カゴとを釣り銭とともに顧客Cに渡し、取引を終了する。
このように買上げ商品が入った買物カゴを顧客Cに引き渡すときには、POS端末12の下部に買物カゴが通過できるカゴ通過空間が形成されていることから、オペレータO2は、買上げ商品が入った買物カゴをテーブル11の荷受面11a上を滑らせながら移動させるだけで良い。
すなわち、オペレータO2は、買上げ商品が入った買物カゴを持ち上げることなく、単にテーブル11の荷受面11a上をスムーズに滑らせて移動させることができるので、商品販売作業時におけるオペレータの負担が減って作業性が向上する。
そして、一人の顧客Cとの取引が終了した場合には、オペレータO1から次の買上げ商品が入った買物カゴが引き渡されるまで、オペレータO2は、会計装置であるPOS端末12に正対する位置で決済業務に待機することになる。
すなわち、本実施の形態のチェックアウトシステムによれば、このような取引においては、オペレータO1は、商品情報読取装置3の読取窓5に正対して販売登録作業を行ない、オペレータO2は、POS端末12に正対して販売登録作業後の決済作業を行なうことになるので、販売登録作業時及び決済作業時におけるオペレータO1及びオペレータO2の向きを顧客Cに対して正対する向きにすることができるので、顧客Cとのコミュニケーションを十分に図ることができ、サービスの向上を図ることができる。
[2−3. 1.5人制の販売形態を採る場合]
次に、1.5人制の販売形態(第2の販売形態)を採る場合について説明する。1.5人制の販売形態は、2人のオペレータが各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aにおけるスキャン操作を実行し、3人目のオペレータが会計処理部1bにおける会計処理操作を実行するものである。
図6に示すように、1.5人制の販売形態を採る場合、一方のチェックアウトユニット1を構成するスキャン処理部1a及び会計処理部1bは、前述した1人制の販売形態の状態と同様に、I字形(図1参照)に配設される。ただし、この場合、図1に示したように、スキャン処理部1aのテーブル2の会計処理部1b側の補助天板9及び会計処理部1bのテーブル11のスキャン処理部1a側の補助天板24は、折り畳まれている。また、他方のチェックアウトユニット1は、前述した1人制の販売形態の状態から会計処理部1bを一方のチェックアウトユニット1側に移動させてテーブル11のスキャン処理部1a側の補助天板24のチェックアウト方向Yの上流側のみを引き出すとともに、スキャン処理部1aのテーブル2の会計処理部1b側の補助天板9も引き出す。これにより、本実施の形態のチェックアウトシステムは、2つのチェックアウトユニット1により略コの字型に構成されることになる。なお、スキャン処理部1a及び会計処理部1bがI字形に配設されるチェックアウトユニット1においては、会計処理部1bは使用されない。また、各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aの間隔は各スキャン処理部1aを操作する操作者であるオペレータO1が背中合わせで立ち入り可能な程度である。したがって、従来のチェックアウトシステムのように2人のオペレータが会計機の横幅方向に並んで立ち入り可能な間隔をもって配設されている場合に比べて設置面積が狭くなるので、スペースを有効利用することができる。
1.5人制の販売形態においては、オペレータO1は、POS端末12の近傍に空の買物カゴ(図示せず)を置いた状態で、商品情報読取装置3の読取窓5に正対する位置で販売業務に待機し、オペレータO2は、POS端末12に正対する位置で決済業務に待機することになる。そして、このような状態で顧客Cは買物カゴ(図示せず)をテーブル2の荷受面2a上に載置する。
オペレータO1は、顧客Cが載置した買物カゴから商品(図示せず)を順次取り出し、縦型スキャナ4によるバーコード情報の読み取りや操作部6からの入力作業による買物カゴ内の商品の販売登録処理を行なう。
このようにして販売登録処理が終了した商品は、オペレータO1によってCが載置した買物カゴから商品がなくなるまで繰り返される。
この時、上述のようにして販売登録処理されたデータは、POS端末12に順次伝送されて処理されているので、顧客Cが載置した買物カゴの全ての商品の販売登録処理と買物カゴ間の移送とを完了したオペレータO1は、キーボード7の小計キーを押した後、買上げ商品が入った買物カゴをオペレータO2に引き渡すとともに、次の顧客Cを受け付けるために前の顧客Cが載置した空の買物カゴをPOS端末12の近傍に移し、引き続き商品情報読取装置3の読取窓5に正対した状態で販売業務に待機することになる。
一方、オペレータO2は、引き渡された買上げ商品が入った買物カゴをPOS端末12の下方へと移動させる。この場合、I字形に配設されるチェックアウトユニット1側のPOS端末12の下部に買物カゴが通過できるカゴ通過空間が形成されていることから、オペレータO2は、I字形に配設されるチェックアウトユニット1側の買上げ商品が入った買物カゴをテーブル11の荷受面11a上を滑らせながら移動させるだけで良い。一方、会計処理部1bを移動させたチェックアウトユニット1側の買上げ商品が入った買物カゴについては、オペレータO2は、テーブル2の荷受面2a及びテーブル11の荷受面11a上を滑らせながら移動させるだけで良い。
すなわち、オペレータO2は、買上げ商品が入った買物カゴを持ち上げることなく、単にテーブル2の荷受面2a及びテーブル11の荷受面11a上をスムーズに滑らせて移動させることができるので、商品販売作業時におけるオペレータの負担が減って作業性が向上する。
そして、買上げ商品が入った買物カゴをPOS端末12の下方へと移動させたオペレータO2は、決済処理を実行する。ここで、決済処理は、オペレータO1がキーボード7の小計キーを押した順に実行される。
POS端末12における決済処理においては、既に各オペレータO1が、キーボード7の小計キーを押していることにより、登録内容を集計した合計金額が顧客用の表示部16に表示されているので、オペレータO2は、顧客Cがこの合計金額に応じた支払金額の金銭を釣銭皿17上に載置するまで待機する。釣銭皿17上に支払いがされると、オペレータO2がその支払金額をキーボード15のテンキー及び締めキーを押して入力することで、全ての取引が印字されたレシートがレシートプリンタ18より発行され、マネーケース22が開放される。ここで、マネーケース22の紙幣収納部22aとコイン収納部22bとを一列に並んだ状態で形成することで、POS端末12の奥行きを短くしていることから、マネーケース22の開放時においては、マネーケース22がオペレータO2の体に当たることがない。さらに、開放時におけるマネーケース22の位置はテーブル11の荷受面11a上の買物カゴの上端部より上であるため、開放したマネーケース22が買物カゴにぶつかるという不都合も発生しない。
最後に、オペレータO2は、マネーケース22に対する金銭の収納及び釣り銭の取り出しを行ない、レシートと買上げ商品が入った買物カゴとを釣り銭とともに顧客Cに渡し、取引を終了する。
このように買上げ商品が入った買物カゴを顧客Cに引き渡すときには、POS端末12の下部に買物カゴが通過できるカゴ通過空間が形成されていることから、オペレータO2は、買上げ商品が入った買物カゴをテーブル11の荷受面11a上を滑らせながら移動させるだけで良い。
すなわち、オペレータO2は、買上げ商品が入った買物カゴを持ち上げることなく、単にテーブル11の荷受面11a上をスムーズに滑らせて移動させることができるので、商品販売作業時におけるオペレータの負担が減って作業性が向上する。
そして、一人の顧客Cとの取引が終了した場合には、オペレータO1から次の買上げ商品が入った買物カゴが引き渡されるまで、オペレータO2は、POS端末12に正対する位置で決済業務に待機することになる。
すなわち、本実施の形態のチェックアウトシステムによれば、このような取引においては、各オペレータO1は、商品情報読取装置3の読取窓5に正対して販売登録作業を行ない、オペレータO2は、POS端末12に正対して販売登録作業後の決済作業を行なうことになるので、販売登録作業時及び決済作業時におけるオペレータO1及びオペレータO2の向きを顧客Cに対して正対する向きにすることができるので、顧客Cとのコミュニケーションを十分に図ることができ、サービスの向上を図ることができる。
また、オペレータO2は、2人のオペレータO1によるスキャン処理部1aにおけるスキャン操作に基づく会計処理部1bにおける会計処理操作を実行することにより、会計処理を受け持つオペレータO2の作業時間が増加し、会計処理時間とスキャン処理時間とのバランスがとれるようになるので、2人制を採用する場合に比べて作業効率の向上を図ることが可能になる。
[2−4. 0.5人制の販売形態を採る場合]
次に、0.5人制の販売形態(第3の販売形態)を採る場合について説明する。0.5人制の販売形態は、1人のオペレータが各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aを用いた顧客によるセルフスキャン操作状態を監視しつつ会計処理部1bにおける会計処理操作を実行するものである。
図7に示すように、0.5人制の販売形態を採る場合、一方のチェックアウトユニット1を構成する会計処理部1bを移動するとともに、他方のチェックアウトユニット1においては、前述した1人制の販売形態の状態から会計処理部1bを一方のチェックアウトユニット1側に移動させる。また、移動した会計処理部1bは、両方のチェックアウトユニット1のスキャン処理部1aから人が通り抜けられるだけの間隔を空けて対向するチェックアウトユニット1間の略中央付近に配置されている。なお、会計処理部1bにおいては、テーブル11の補助天板24が両方とも引き出されている。また、各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aにおいては、テーブル2の補助天板9が両方とも引き出されている。したがって、0.5人制の販売形態においては、1人制等の販売形態のようにチェックアウトシステムの外側がチェックアウト経路となるのではなく、チェックアウトシステムの内側がチェックアウト経路となる。また、各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aの間隔は各スキャン処理部1aを操作する操作者である顧客Cが背中合わせで立ち入り可能な程度である。したがって、従来のチェックアウトシステムのように2人のオペレータが会計機の横幅方向に並んで立ち入り可能な間隔をもって配設されている場合に比べて設置面積が狭くなるので、スペースを有効利用することができる。
0.5人制の販売形態においては、オペレータOは、各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aを用いた顧客Cによるセルフスキャン操作状態を監視しつつPOS端末12に正対する位置で決済業務に待機することになる。
このような状態で顧客Cは買物カゴ(図示せず)をテーブル2の荷受面2a上に載置する。そして、顧客Cは、自らが載置した買物カゴから商品(図示せず)を順次取り出し、縦型スキャナ4によるバーコード情報の読み取りや操作部6からの入力作業による買物カゴ内の商品の販売登録処理を行なう。
このようにして販売登録処理が終了した商品は、顧客Cによって、POS端末12の近傍の空の買物カゴ(図示せず)に投入される。以上の処理は、顧客Cが載置した買物カゴから商品がなくなるまで繰り返される。
この時、上述のようにして販売登録処理されたデータは、POS端末12に順次伝送されて処理されているので、載置した買物カゴの全ての商品の販売登録処理と買物カゴ間の移送とを完了した顧客Cは、キーボード7の小計キーを押した後、買上げ商品が入った買物カゴをスキャン処理部1aのオペレータOに引き渡す。
一方、オペレータOは、顧客Cから引き渡された買上げ商品が入った買物カゴをテーブル11の荷受面11a又は補助天板24上に載置し、オペレータOは、決済処理を実行する。ここで、決済処理は、顧客Cがキーボード7の小計キーを押した順に実行される。
POS端末12における決済処理においては、既に顧客Cが、キーボード7の小計キーを押していることにより、登録内容を集計した合計金額が顧客用の表示部16に表示されているので、オペレータOは、顧客Cがこの合計金額に応じた支払金額の金銭を釣銭皿17上に載置するまで待機する。釣銭皿17上に支払いがされると、オペレータOがその支払金額をキーボード15のテンキー及び締めキーを押して入力することで、全ての取引が印字されたレシートがレシートプリンタ18より発行され、マネーケース22が開放される。ここで、マネーケース22の紙幣収納部22aとコイン収納部22bとを一列に並んだ状態で形成することで、POS端末12の奥行きを短くしていることから、マネーケース22の開放時においては、マネーケース22がオペレータOの体に当たることがない。
最後に、オペレータOは、マネーケース22に対する金銭の収納及び釣り銭の取り出しを行ない、レシートと買上げ商品が入った買物カゴとを釣り銭とともに顧客Cに渡し、取引を終了する。
そして、一人の顧客Cとの取引が終了した場合には、別の顧客Cから次の買上げ商品が入った買物カゴが引き渡されるまで、オペレータOは、POS端末12に正対する位置で決済業務に待機することになる。
すなわち、本実施の形態のチェックアウトシステムによれば、このような取引においては、オペレータOは、POS端末12に正対して販売登録作業後の決済作業を行なうことになるので、決済作業時におけるオペレータOの向きを顧客Cに対して正対する向きにすることができるので、顧客Cとのコミュニケーションを十分に図ることができ、サービスの向上を図ることができる。
また、オペレータOは、各チェックアウトユニット1のスキャン処理部1aを用いた顧客Cによるセルフスキャン操作状態を監視しつつ会計処理部1bにおける会計処理操作を実行することにより、一時的に混雑するような場合であっても顧客Cによるセルフスキャン処理を複数箇所で行うことができ、1箇所でセルフスキャン処理を行う場合に比べて顧客Cの待ち時間が格段に短縮されるので、サービスの向上を図ることが可能になる。
このように本実施の形態によれば、スキャン処理部1a及び会計処理部1bをそれぞれ移動自在に備えるチェックアウトユニット1の配置を変化させることにより、チェックアウトシステムのレイアウトを来店客数に応じて変形させることが可能になる。例えば、通常時は第1の販売形態である1人制が採用され、繁忙時には第1の販売形態である2人制または第2の販売形態である1.5人制が採用され、閑散時には第3の販売形態である0.5人制が採用される。また、オペレータは、カゴ内の商品に関する読取作業(販売登録作業)時にはコード読取装置である縦型スキャナ4に正対してその作業を行ない、読取作業(販売登録作業)後の決済作業時には会計装置であるPOS端末12に正対してその作業を行なうことになるので、販売登録作業時及び決済作業時におけるオペレータの向きを顧客に対して正対する向きにすることが可能になる。さらに、一対のチェックアウトユニット1の間隔は各チェックアウトユニット1を操作するオペレータ又は顧客が背中合わせで立ち入り可能な程度であれば足りることから、従来のチェックアウトシステムのように2人のオペレータが会計機の横幅方向に並んで立ち入り可能な間隔をもって配設されている場合に比べて設置面積が狭くなるので、スペースを有効利用することが可能になる。
したがって、本実施の形態のチェックアウトシステムによれば、スペースを有効利用しつつ適切な人員配置ができる。また、顧客とのコミュニケーションを十分に図ることができ、サービスの向上を図ることができるとともに、商品販売作業時におけるオペレータの負担を減らして作業性の向上を図ることができる。
本発明の実施の一形態のチェックアウトシステムを構成するチェックアウトユニットを概略的に示す外観斜視図である。 チェックアウトユニットを構成するスキャン処理部を概略的に示す外観斜視図である。 チェックアウトユニットを構成する会計処理部を概略的に示す外観斜視図である。 1人制の販売形態のチェックアウトシステムを示す平面図である。 2人制の販売形態のチェックアウトシステムを示す平面図である。 1.5人制の販売形態のチェックアウトシステムを示す平面図である。 0.5人制の販売形態のチェックアウトシステムを示す平面図である。
符号の説明
1…チェックアウトユニット、1a…スキャン処理部、1b…会計処理部、2…第1のテーブル、4…コード読取装置、11…第2のテーブル、12…会計装置

Claims (1)

  1. 商品に付されたコードシンボルを読み取るコード読取装置を第1のテーブル上に備えるスキャン処理部と、このスキャン処理部に対して商品販売作業の流れに沿う下流側位置に配置されて前記コード読取装置により読み取られた商品の決済を行なう会計装置を第2のテーブル上に備える会計処理部とをそれぞれ移動自在に備えるチェックアウトユニットを、2つ組み合わせて構成し、
    前記各チェックアウトユニットは前記スキャン処理部の前記第1のテーブル及び前記会計処理部の前記第2のテーブルを商品販売作業の流れに沿って一列となるようなI字形に配列される第1の販売形態と、
    一方の前記チェックアウトユニットは前記スキャン処理部の前記第1のテーブル及び前記会計処理部の前記第2のテーブルを商品販売作業の流れに沿って一列となるようなI字形に配列されていて、他方の前記チェックアウトユニットは前記会計処理部を一方の前記チェックアウトユニット側に移動させて構成される第2の販売形態と、
    一方の前記チェックアウトユニットを構成する前記会計処理部を移動するとともに、他方の前記チェックアウトユニットを構成する前記会計処理部を一方の前記チェックアウトユニット側に移動させるとともに前記各チェックアウトユニットの前記スキャン処理部から人が通り抜けられるだけの間隔を空けて対向する前記チェックアウトユニット間の略中央付近に配置される第3の販売形態と、
    の何れかに選択的に構成可能である、
    ことを特徴とするチェックアウトシステム。
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