JP2005240786A - 潮流発電装置 - Google Patents

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信吉 谷垣
Hideo Fukuda
秀朗 福田
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Setsuo Noda
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Abstract

【課題】 本発明は、発電効率をより向上させた潮流発電装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる潮流発電装置1は、それぞれ端部に向かって拡大する第一拡大部9および第二拡大部13を有する筒状体3と、筒状体3の軸線方向中央部に設けられ、潮流によって回転する水車37と、水車37の回転によって発電する発電機39と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、潮流の運動エネルギーを利用して発電する潮流発電装置に関するものである。
潮流発電は、再生可能かつ無尽蔵なクリーンエネルギーとして注目を浴び、各地で開発が進行中であり、種々の提案がなされている。
潮流発電は、海峡部分等の潮流の流速が早いところが設置場所として好適であるが、このような場所は船等の航路と重なり、設置が困難である。
このため、このような場所以外で設置するために、発電効率のよい潮流発電装置が求められている。この試みとして例えば特許文献1に示すものがある。これは、プロペラ型の水車をケーシングで覆い、整流した潮流を水車へ流そうとするものである。
特開平10−115278号公報(段落[0009]〜[0016],及び図1)
しかしながら、上記特許文献1のものでは、整流にとどまっているので、潮流発電の効率を向上させるのに限界があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、発電効率をより向上させた潮流発電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる潮流発電装置は、それぞれ端部に向かって拡大する拡大部を有する筒状体と、該筒状体の軸線方向中央部に設けられ、潮流によって回転する水車と、該水車の回転によって発電する発電機と、を備えることを特徴とする。
このように、筒状体の軸線方向中央部に水車が設けられているので、筒状体を潮流に沿った方向に延在させると、筒状体の一端部側から内部空間に流入する潮流が他端部へ流れる際、水車を回転させて発電する。そして、筒状体には、端部に向かって拡大する拡大部が設けられているので、筒状体の外側を流れる潮流は他端部の拡大部に案内されて後端部において渦が発生する。この渦が、筒状体の内部空間を流れる潮流を引っ張るので、筒状体の他端部の圧力が低下する。これにより、筒状体を設けない場合に比べ水車下流側の圧力が低下するため、水車の上流側と下流側の圧力勾配が大きくなり、水車を通る潮流の流量が増加することとなる。したがって、水車の回転速度が増すこととなり、結果的に発電効率を向上させることができる。
なお、潮流は一日に4回規則的に流れる方向が切り替わるので、前記と反対方向(他端側から一端側)に流れるようになると、今度は一端側の拡大部が前記と同様の機能を果たすことになる。
また、本発明の潮流発電装置は、前記各拡大部の先端部に、外側へ向かって拡がる可動片を設けたことを特徴とする。

このように、各拡大部の先端部に、外側へ向かって拡がる可動片を設けているので、潮流が一端側から他端側へ流れている場合には、下流側である他端側の可動片のみ外側へ向かって拡げる。このようにすると、筒状体の外側を流れ、他端部の拡大部で加速された潮流は、可動片に衝突しさらに強い渦流となり、筒状体の内部空間を流れる潮流をより強力に外側へと引っ張り、可動片の無い場合に比べ、他端部における圧力を低下させる。これにより、水車下流側の圧力が低下するため、水車の上流側と下流側の圧力勾配が大きくなり、水車を通る流量が増加する。したがって、水車の回転速度が増すこととなり、結果的に発電効率を向上させることができる。
なお、潮流が、前記と反対方向(他端側から一端側)に流れるようになると、今度は一端側の可動片を外側に向けて拡げ、他端側の可動片を元に戻す。今度は一端側の可動片が前記と同様の機能を果たすことになる。
さらに、本発明の潮流発電装置は、前記筒状体の横断面形状が円であることを特徴とする。
このように、筒状体の横断面形状が円であるので、同じ容積であれば筒状体内側の表面積は最小となる。このように表面積が小さいと、筒状体内を流れる潮流に及ぼす摩擦抵抗が最も小さくなるので、流速の低下が最も少ない。したがって、最も発電効率が高くできる。
また、本発明の潮流発電装置は、前記筒状体の横断面形状が四角形であることを特徴とする。
このように、筒状体の横断面形状が四角形であるので、ほとんどの部分が基本的な形状である四角形で構成される。したがって、加工が容易で安価に製造できる。
また、本発明の潮流発電装置は、前記拡大部の傾斜角度が、5°〜12.5°であることを特徴とする。
拡大部の傾斜角度が5°未満であれば、拡大部に沿って流れる外側流の速度増加が不十分である。また、拡大部の傾斜角度が12.5°を越えると、拡大部の内部空間を流れる潮流が、筒状体の内面からはく離して、エネルギー損失が増えるため,発電効率が低下する。
拡大部の傾斜角は、より好ましくは7.5°〜10°とされる。
なお、ここで「拡大部の傾斜角度」とは、例えば、筒状体の外形状が四角柱とされた場合、一辺を構成する面の拡がりを表しており、対向する面の拡がりを意味するのではない。すなわち、全拡がりの半分(片側の面の広がり)を指している。
また、本発明の潮流発電装置は、前記筒状体は、海底に設置されていることを特徴とする。
このように、筒状体は、海底に設置されているので、下面側の構成部材を省略することもできる。
また、筒状体を海底に載置するだけで、設置が略完了するので、設置作業が容易である。これらにより、製造を安価にできる。
さらに、船等が航行するのを制限することがない。
また、本発明の潮流発電装置は、前記筒状体は、浮体の下部に取り付けられていることを特徴とする。
このように、筒状体は、浮体の下部に取り付けられているので、最も流速の早い表面近傍の潮流を活用できる。したがって、発電効率を向上できる。
また、浮体の下面側構成部材または筒状体の上面側部材を省略することもできるので安価に製造できる。
さらに、浮体を係留すれば設置作業がほぼ完了するので、現地での工事が低減でき、他の場所への移動も容易にできる。
また、本発明の潮流発電装置は、前記拡大部は、軸線方向中央側端部が外側に移動可能に構成されてなることを特徴とする。
このように、拡大部は、その壁部の軸線方向中央側端部が外側に移動可能に構成されているので、潮流が一端側から他端側へ流れている場合には、上流側である一端側の拡大部における中央側端部を外側へ向かって移動させる。本来増速効果は後側の拡大部によるものであり,前方の拡大部は逆方向の流れに対応するもので,前方にある場合は抵抗体でしかない。そのため,傾斜角度が緩和され一端側の拡大部に流入した潮流が拡大部から受ける抵抗が少なくなるし、中央側端部が移動した隙間からの流入もあるので、さらに流入量が増加して、潮流速度が増加する。したがって、発電効率を向上できる。
なお、潮流が、前記と反対方向(他端側から一端側)に流れるようになると、今度は一端側(上流側)の拡大部における中央部側端部を外側に向けて移動し、他端側の拡大部を元に戻す。

さらに、本発明の潮流発電装置は、前記水車として、プロペラ型を採用したことを特徴とする。
このように、水車として発電効率のよいプロペラ型を採用したので、潮流発電装置の発電効率を向上できる。
本発明によれば、端部に向かって拡大する拡大部が設けられている筒状体の軸線方向中央部に設けられた水車に流入する潮流の流速を増加させることができるので、水車の回転速度が増すこととなり、発電効率を向上させることができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態にかかる潮流発電装置1には、筒状体3と、発電設備5と、浮体7とが設けられている。
筒状体3には、第一拡大部9と、中央部11と、第二拡大部13とが設けられている。筒状体3は、パイプによる骨組15に耐蝕鋼板17を取り付けて形成されている。なお、骨組に取り付けられる板材は、耐蝕鋼に限定されるものではなく、剛性を有し,環境へ与える影響が小さいものであればなんでもよい。また、内外の圧力差が少ない部分、例えば両端部分では、耐蝕鋼17に替えて、例えば高分子ポリエチレンやアラミド繊維等の樹脂で形成された膜を採用してもよい。
第一拡大部9と第二拡大部13とは、截頭四角錐形状をしており、それぞれその頂部が四角柱形状をした中央部11の端に連接されている。
筒状体3の内側には、両端が開口した内部空間18が形成されている。
なお、筒状体3の全長は例えば50m、中央部11の高さは例えば6mである。第一拡大部9と第二拡大部13との各面の傾斜角θは7.5°となっている。
第一拡大部9の側面19,19は、それぞれ外端部に設けられた軸21,21に回動可能に支持されている。側面19,19の中央側端部Aには、棒23が取り付けられている。棒23は、図示しない油圧シリンダにより外側に移動されて、軸21を中心にして側面19を揺動するように回動可能に構成されている。
また、軸21には側面19の延長部を形成する第一可動片25が、回動可能に支持され、図示しない駆動源により軸21を中心に揺動されるように構成されている。
第二拡大部13の側面27,27は、それぞれ外端部に設けられた軸29,29に回動可能に支持されている。側面27,27の中央側端部Bには、棒31が取り付けられている。棒31は、図示しない油圧シリンダにより外側に移動されて、軸29を中心にして側面27を揺動するように回動可能に構成されている。
また、軸29には側面27の延長部を形成する第二可動片33が、回動可能に支持され、図示しない駆動源により軸29を中心に揺動されるように構成されている。
浮体7は、筒状体3の上部に取り付けられた略直方体形状をした箱体であり、その下面構成部材は、筒状体3の上面構成部材が兼用している。浮体7は、その浮力で潮流発電装置1を海面近傍に維持する機能を果たすとともに発電設備用や作業員用設備等のスペースを提供するものである。浮体7の上面には、通行用のハッチ35が設けられている。
発電設備5には、水車37と、発電機39とが設けられている。
水車37は、筒状体3の上面を貫通して設けられた水密管41により支持されている。水車37は、内部空間18に配置され、複数(たとえば3枚)の羽根43を備えたプロペラ型であり、羽根43が中央部11部分の軸線方向中央に位置するように取り付けられている。
羽根43は、断面が点対称形状(たとえば楕円形)をした固定ピッチの翼であり、水車37の回転方向が潮流の流れ方向により変更される。そのため、発電機39へ回転力を伝える経路に図示しない逆転機を備えている。
本実施形態では、羽根43として固定ピッチの点対称翼を採用したが、可変ピッチとしてもよい。可変ピッチの場合には、潮流の流れ方向の変換時に羽根43のピッチを変更する機構を付加する必要がある。
可変ピッチの羽根43として、断面が飛行機の翼形状をした非対称翼を採用すると、効率は上がるが、ピッチ変更時に180°の回転を要するし、発電機39へ回転力を伝える経路に逆転機が必要である。一方、断面が線対称形状(例えば円弧を直線で切り取った形状)をした翼を採用すると、ピッチ変更時の回転量も多くなく、かつ水車37の回転方向が変わらないので、逆転機を省略できる。
発電機39は、浮体7の内部に設置されており、回転軸に取り付けられたかさ歯車47が、水密管41内を通る水車37からの回転軸に取り付けられたかさ歯車45とかみ合うことにより、羽根43の回転力が伝達される。
筒状体3の上面には、多数のボラード49が設けられている。海底55に設置されたアンカー51に取り付けられた係留ワイヤ53が、ボラード49に係止されることで、潮流発電装置1は、所定位置に係留される。
以上説明した本実施形態にかかる潮流発電装置1は次のように動作する。
潮流は1日に4回流れの進行方向が逆転するが、流れる経路は一定である。潮流発電装置1は、筒状体3の軸線方向が潮流の流れる経路に沿うように設置されている。
潮流発電装置1の設置は、設置場所の海底にアンカー51を数箇所設置する。ついで、潮流発電装置1を設置場所にえい航してくる。アンカー51に係留ワイヤ53を取り付けて、その先端部分をボラード49に巻きつけ固定して設置が完了する。
したがって、ボラード49から係留ワイヤ53を外すだけで、潮流発電装置1は他の場所に設置するためにえい航可能となる。
潮流が矢印61で示す方向、すなわち一端側(第一拡大部9側)から他端側(第二拡大部13側)に流れている場合について、図2により説明する。
図2において、潮流の流れ方向(矢印61)の上流側に位置する第一拡大部9の側面19,19は、棒23が移動されて潮流の流れ方向と平行な状態とされている。そして、潮流の流れ方向で下流側に位置する第二拡大部13の第二可動片33は、軸29を中心に揺動されて外方へ突起した状態とされている。
この状態で、潮流が矢印61の方向に流れると、第一拡大部9の部分では抵抗をほとんど受けることなく流れる。
そして、中央部11の入口部59で、内部空間18に流入するものと、筒状体3の外側を流れるものとに分離される。
このように、第一拡大部9における側面19の、中央側端部Aは外側へ向かって移動させられているので、傾斜角度が緩和され一端側の拡大部に流入した潮流が拡大部から受ける抵抗が少なくなるし、中央側端部が移動した隙間からの流入もある。このため、さらに流入量が増加して、潮流速度が増加する。したがって、発電効率を向上できる。
なお、潮流が、前記と反対方向(他端側から一端側)に流れるようになると、今度は一端側(上流側)の拡大部における中央部側端部を外側に向けて移動し、他端側の拡大部を元に戻す。
内部空間18に流入した潮流は、水車37の羽根43に作用して回転させ、その回転力は発電機39に伝達され電気に変換される。
一方、筒状体3の外側を流れる潮流は、中央部11の外側を通過し、第二拡大部13の側面27に沿って流れる。第二拡大部13の側面27は外側に張り出すように傾斜しており、潮流は側面27の傾斜に案内されて、第二可動片33に衝突する。第二可動片33に衝突すると、渦が生じて渦流となる。第二可動片33が外方へ突起しているので、渦流は斜め外方へ向けて流れる。この斜め外方へ流れる渦流が第二拡大部13の出口部57付近の流れを引き付けるので、出口部57付近における圧力は低下し、上流側から潮流を引き付けるようになる。
このように、出口部57付近における圧力低下により、水車37の上流と下流との間で大きな圧力勾配が形成されることになる。この大きな圧力勾配により、入口部59の周囲から潮流を引き寄せ、筒状体3の内部空間18内を通過する潮流の流速を増加させることになる。したがって、通過する潮流の流速が増加すると、水車37の回転速度が増加するので、結果的に発電効率を向上させることができる。
潮流の流れる方向が逆方向になった場合には、図3に示すような状態とする。すなわち、潮流の流れ方向(矢印63)の上流側に位置する第二拡大部13の側面27,27は、棒31が移動されて潮流の流れ方向と平行な状態とする。そして、潮流の流れ方向で下流側に位置する第一拡大部9の第一可動片25は、軸21を中心に揺動されて外方へ突起した状態とする。
この変更は、潮流の流れ方向を検知する検知手段を設置しておいて、その検知した信号により切り替えてもよい。あるいは、潮流の流れ方向の変化は、予め切替時刻がわかっているのでタイマーにより行うようにしてもよい。
なお、上記は、筒状体3の側面での状態を説明したが、筒状部3の上面および下面でもこれと同じ状態である。
また、潮流発電装置1は浮体7の下部に取り付けられているので、筒状体3は海面付近に位置することとなる。したがって、筒状体3は、海底に比べて速い流速となる海面付近の潮流を利用することになるので、発電効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、発電効率の高いプロペラ型の水車37を採用しているので、一層発電効率を向上させることができる。
以下、本実施形態にかかる潮流発電装置1の作用・効果について説明する。
本実施形態によれば、第一拡大部9および第二拡大部13の先端部に、外側へ向かって拡がる第一可動片25および第二可動片33を設けているので、潮流が一端側から他端側(矢印61の方向)へ流れている場合には、下流側である第二可動片33のみ外側へ向かって拡げる。このようにすると、筒状体3の外側を流れ、第二拡大部13の側面27に沿って加速された潮流は、第二可動片33に衝突し渦流となり、筒状体3の内部空間18を流れる潮流をより強力に外側へと引っ張り、出口端57における圧力を低下させる。この圧力の低下により、入口部59側との間で大きな圧力勾配を形成することになる。この大きな圧力勾配により、筒状体3の内部空間18を流れる潮流の流速が増加する。したがって、水車37の回転速度が増すこととなり、結果的に発電効率を向上させることができる。
なお、潮流が、前記と反対方向に流れるようになると、今度は第一拡大部9の第一可動片25を外側に向けて拡げ、第二拡大部13の第二可動片33を元に戻す。今度は第一可動片25が前記と同様の機能を果たすことになる。
本実施形態によれば、第一拡大部9の側面19および第二拡大部13の側面27は、それぞれ軸21および軸29を中心として揺動可能に構成されているので、拡大部は、潮流の流れ方向と一致するように移動できる。潮流が一端側から他端側へ流れている場合には、上流側である第一拡大部9の側面19を外側へ向かって揺動させ、潮流の流れ方向と一致させる。このようにすると、潮流が拡大部から受ける抵抗が少なくなるので、さらに潮流速度が増加する。したがって、発電効率を向上できる。
本実施形態によれば、筒状体3は、浮体7の下部に取り付けられているので、最も流速の早い表面近傍の潮流を活用できる。したがって、発電効率を向上できる。
また、浮体3の下面側構成部材を省略しているので安価に製造できる。
さらに、浮体3を係留すれば設置作業がほぼ完了するので、現地での工事が低減でき、他の場所への移動も容易にできる。
なお、本実施形態では、水車37としてプロペラ型を用いているが、本発明は水車の形式を限定するものではない。
例えば、多翼型であってもよいし、ジャイロミル型、クロスフロー型、ダリウス型およびサポニウス型等の垂直軸型であってもよい。また、これ以外の水車であってもよい。
垂直軸型の水車とすれば、発電機39との連結構造が簡素化できるし、流れの方向を考慮する必要がない等の効果がある。
クロスフロー型や多翼型等の抗力型の水車は、発生するトルクが大きいので、流速の遅い潮流を利用する時等に用いれば効果がある。したがって、水車3は、用途、目的に応じて適当な型を選択すればよい。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態にかかる潮流発電装置1には、筒状体71と、発電設備73と、支持部75とが設けられている。
筒状体71には、第一拡大部77と、中央部79と、第二拡大部81とが設けられている。
第一拡大部77と第二拡大部81とは、截頭円錐形状をしており、それぞれその頂部が円筒形状をした中央部11の端に連接されている。
筒状体71の内側には、内部空間83が形成されており、内部空間83の両端には第一第一開口85と第二第二開口87とが設けられ、潮流の通路を形成するように構成されている。
なお、筒状体71は耐蝕鋼で形成されている。また、第一拡大部77および第二拡大部81の傾斜角θは7.5°とされている。
発電設備73には、水車89と、発電機等を収納したケーシング91とケーシング91を支持する支柱93とが設けられている。
水車89は、内部空間83に配置され、複数枚(例えば3枚)の羽根95を備えたプロペラ型であり、羽根95が中央部79部分の軸線方向中央に位置するように取り付けられている。
羽根95は、断面が楕円形状をした固定ピッチの楕円翼であり、水車89の回転方向が潮流の流れ方向により変更されるため、逆転機が必要である。
水車89を支持するケーシング91の内部には、逆転機、減速機、発電機等が収納されている。ケーシング91は、筒状体71に取り付けられた支柱93により支持されている。支柱93の内部には送電線が設けられており図示しない海底ケーブルを経由して送電されるように構成されている。
支持部75には、土台95と、支柱97とが設けられている。土台95はコンクリート製のブロックであり、海底に埋められて強固に固定されている。支柱97は、耐蝕鋼製の棒であり、一端部が土台95に固定され、他端部が筒状体71に固定されている。
以上説明した本実施形態にかかる潮流発電装置1は次のように動作する。
潮流が矢印99の方向に流れると、第一拡大部9の部分で、第一開口85を通って内部空間83に流入するものと、筒状体3の外側を流れるものとに分離される。
内部空間83に流入した潮流は、水車89の羽根95に作用して羽根95を回転させ、その回転力は発電機に伝達され電気に変換される。
一方、筒状体3の外側を流れる潮流は、第一拡大部77および中央部79の外側を通過し、第二拡大部81の外面に沿って流れる。第二拡大部13の側面27は外側に張り出すように傾斜しており、潮流は側面27の傾斜に案内されて後端部にて渦が発生する。この渦が第二拡大部81の出口部である第二開口87付近の流れを引き付けるので、第二開口87付近における潮流の密度が小さくなる。このように、密度が低下すると、第二開口87付近における圧力は低下するので、さらに上流側から潮流を引き付けるようになる。
このように、第二開口87付近における圧力低下は、順次上流側に伝播していくので、第二開口87部分と第一開口85部分との間で大きな圧力勾配が形成されることになる。この大きな圧力勾配により、第一開口85部分の周囲から潮流を引き寄せ、筒状体3の内部空間83内を通る潮流の流速を増加させることになる。したがって、通過する潮流の流速が増加すると、水車89の回転速度が増加するので、結果的に発電効率を向上させることができる。
潮流の流れる方向が逆方向になった場合には、第一拡大部77が同様な機能を果たして筒状体3の内部空間83内を通る潮流の流速を増加させることになるので、発電効率を向上させることができる。
また、筒状体71の断面形状が円形であるので、同じ容積であれば筒状体71内側の表面積は最小となる。このように表面積が小さいと、筒状体71内を流れる潮流に及ぼす摩擦抵抗が最も小さくなるので、流速の低下が最も少ない。したがって、最も発電効率を高くできる。
なお、本実施形態では、水車89としてプロペラ型を用いているが、本発明は水車の形式を限定するものではない。上述したような各種水車を目的に応じて使用することができる。
以下、本実施形態にかかる潮流発電装置1の作用・効果について説明する。
本実施形態によれば、筒状体71の軸線方向中央部に水車89が設けられているので、筒状体71を潮流に沿った方向に延在させると、潮流が筒状体71の内部空間83を流れる際、水車89を回転させて発電する。そして、筒状体71には、端部に向かって拡大する第一拡大部77および第二拡大部81が設けられているので、筒状体71の外側を矢印99の方向に流れる潮流は第二拡大部81の拡大部に案内されて後端部で渦が発生する。この渦が、筒状体71の第二開口87部分で、筒状体71の内部空間83を流れる潮流を引っ張るので、圧力が低下する。この圧力の低下により、第一開口85側との間で大きな圧力勾配を形成することになる。この大きな圧力勾配により、筒状体71の内部空間83を流れる潮流の流速が増加する。したがって、水車89の回転速度が増すこととなり、結果的に発電効率を向上させることができる。
なお、潮流は一日に4回規則的に流れる方向が切り替わるので、前記と反対方向(矢印99の矢示方向と逆方向)に流れるようになると、今度は第一拡大部77が前記と同様の機能を果たすことになる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態にかかる潮流発電装置1には、筒状体101と、発電設備103とが設けられている。潮流発電装置1は、海底131に載置されている。
筒状体101には、第一拡大部105と、中央部107と、第二拡大部109とが設けられている。
第一拡大部105と第二拡大部109とは、截頭四角錐形状の一面がない形状をしており、それぞれその頂部が直方体の一面がない形状をした中央部107の端に連接されている。したがって、筒状体101の断面はコ字形状を90度左側に回転した形状をしており、開放面が海底131に面して配置されている。
第一拡大部105には、第一側面117,117と、第一上面119とが設けられている。第二拡大部109には、第二側面121,121と、第二上面123とが設けられている。これらの各面の傾斜角θは10°とされている。
筒状体101の内側には、内部空間111が形成されており、内部空間111の両端には第一第一開口113と第二第二開口115とが設けられ、潮流の通路を形成するように構成されている。
なお、筒状体71は耐蝕鋼で形成されている。
発電設備103には、水車125と、発電機等を収納したケーシング127とケーシング127を支持する支柱129とが設けられている。
水車125は、内部空間111に配置され、複数枚(例えば3枚)の羽根135を備えたプロペラ型であり、羽根135が中央部107部分の軸線方向中央に位置するように取り付けられている。
羽根135は、断面が楕円形状をした固定ピッチの点対称翼(例えば楕円翼)であり、水車125の回転方向が潮流の流れ方向により変更されるため、逆転機が必要である。
水車125を支持するケーシング127の内部には、逆転機、減速機、発電機等が収納されている。ケーシング127は、筒状体101に取り付けられた支柱129により支持されている。支柱129の内部には送電線が設けられており図示しない海底ケーブルを経由して送電されるように構成されている。
以上説明した本実施形態にかかる潮流発電装置1は次のように動作する。
潮流が矢印135の方向に流れると、第一拡大部105の部分で、第一開口113を通って内部空間111に流入するものと、筒状体101の外側を流れるものとに分離される。
内部空間111に流入した潮流は、水車125の羽根133に作用して羽根133を回転させ、その回転力は発電機に伝達され電気に変換される。
一方、筒状体3の外側を流れる潮流は、第一拡大部105および中央部107の外側を通過し、第二拡大部109の外面に沿って流れる。第二拡大部109の第二側面121,121および第二上面123は外側に張り出すように傾斜しており、潮流は第二側面121,121および第二上面123の傾斜に案内されて後端部で渦が発生する。この斜め外方へ流れる潮流が第二拡大部109の出口部である第二開口115付近の流れを引き付けるので、第二開口115付近における圧力が低下し、さらに上流側から潮流を引き付けるようになる。(水なので、密度は変化しない。)
このように、第二開口115付近における圧力低下により水車125の上流と下流との間で大きな圧力勾配が形成されることになる。この大きな圧力勾配により、第一開口113部分の周囲から潮流を引き寄せ、筒状体101の内部空間111内を通る潮流の流速を増加させることになる。したがって、通過する潮流の流速が増加すると、水車125の回転速度が増加するので、結果的に発電効率を向上させることができる。
潮流の流れる方向が逆方向になった場合には、第一拡大部105の第一側面117,117および第一上面119が同様な機能を果たして筒状体101の内部空間111内を通る潮流の流速を増加させることになるので、発電効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、水車89としてプロペラ型を用いているが、本発明は水車の形式を限定するものではない。上述したような各種水車を目的に応じて使用することができる。
以下、本実施形態にかかる潮流発電装置1の作用・効果について説明する。
本実施形態によれば、筒状体101の軸線方向中央部に水車125が設けられているので、筒状体101を潮流に沿った方向に延在させると、潮流が筒状体101の内部空間111を流れる際、水車125を回転させて発電する。そして、筒状体101には、端部に向かって拡大する第一拡大部105および第二拡大部109が設けられているので、筒状体101の外側を矢印135の方向に流れる潮流は第二拡大部109の第二側面121,121および第二上面123に案内されて後端部で渦が発生する。この渦が、筒状体101の第二開口115部分で、筒状体101の内部空間111を流れる潮流を引っ張るので、筒状体101の第二開口115部分における圧力が低下する。この圧力の低下により水車125の上流と下流との間で大きな圧力勾配を形成することになる。この大きな圧力勾配により、筒状体101の内部空間111を流れる潮流の流速が増加する。したがって、水車125の回転速度が増すこととなり、結果的に発電効率を向上させることができる。
なお、潮流は一日に4回規則的に流れる方向が切り替わるので、前記と反対方向(矢印135の矢示方向と逆方向)に流れるようになると、今度は第一拡大部105の第一側面117,117および第一上面119が前記と同様の機能を果たすことになる。
本実施形態によれば、筒状体101は、海底131に設置されているので、下面側の構成部材を省略することもできる。
また、筒状体101を海底131に載置するだけで、設置が略完了するので、設置作業が容易である。これらにより、製造を安価にできる。
さらに、船等が航行するのを制限することがない。
本発明の第一実施形態にかかる潮流発電装置の斜視図である。 本発明の第一実施形態の機能を説明する筒状体の縦断面図である。 本発明の第一実施形態の機能を説明する筒状体の縦断面図である。 本発明の第二実施形態にかかる潮流発電装置の斜視図である。 本発明の第三実施形態にかかる潮流発電装置の斜視図である。
符号の説明
1 潮流発電装置
3 筒状体
7 浮体
9 第一拡大部
13 第二拡大部
25 第一可動片
33 第二可動片
37 水車
39 発電機
71 筒状体
77 第一拡大部
81 第二拡大部
89 水車
101 筒状体
105 第一拡大部
109 第二拡大部
125 水車
131 海底
A 中央側端部
B 中央側端部

Claims (9)

  1. それぞれ端部に向かって拡大する拡大部を有する筒状体と、
    該筒状体の軸線方向中央部に設けられ、潮流によって回転する水車と、
    該水車の回転によって発電する発電機と、
    を備えることを特徴とする潮流発電装置。
  2. 前記各拡大部の先端部に、外側へ向かって拡がる可動片を設けたことを特徴とする請求項1に記載の潮流発電装置。
  3. 前記筒状体の横断面形状が円であることを特徴とする請求項1または2に記載の潮流発電装置。
  4. 前記筒状体の横断面形状が四角形であることを特徴とする請求項1または2に記載の潮流発電装置。
  5. 前記拡大部の傾斜角度が、5°〜12.5°であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の潮流発電装置。
  6. 前記筒状体は、海底に設置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の潮流発電装置。
  7. 前記筒状体は、浮体の下部に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の潮流発電装置。
  8. 前記拡大部は、その壁部の軸線方向中央側端部が外側に移動可能に構成されてなることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の潮流発電装置。
  9. 前記水車として、プロペラ型を採用したことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の潮流発電装置。

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