JP2002310054A - 潮流発電装置 - Google Patents
潮流発電装置Info
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- JP2002310054A JP2002310054A JP2001113423A JP2001113423A JP2002310054A JP 2002310054 A JP2002310054 A JP 2002310054A JP 2001113423 A JP2001113423 A JP 2001113423A JP 2001113423 A JP2001113423 A JP 2001113423A JP 2002310054 A JP2002310054 A JP 2002310054A
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- power generator
- rotating shaft
- barge
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水車の出力係数が高く、かつその支持構造が
シンプルであり、全体として装置を小型・軽量化でき、
土木工事なしに簡単に設置することができる潮流発電装
置を提供する。 【解決手段】 互いに間隔を隔てて連結されその間に水
路8を有する1対のバージ12と、バージに両端が支持
された水平な回転軸14aと回転軸から放射状に延びる
複数の羽根14bとを有する水車14と、回転軸に連結
されその回転速度を増速する増速機15と、増速された
回転軸に連結された発電機16とを備える。
シンプルであり、全体として装置を小型・軽量化でき、
土木工事なしに簡単に設置することができる潮流発電装
置を提供する。 【解決手段】 互いに間隔を隔てて連結されその間に水
路8を有する1対のバージ12と、バージに両端が支持
された水平な回転軸14aと回転軸から放射状に延びる
複数の羽根14bとを有する水車14と、回転軸に連結
されその回転速度を増速する増速機15と、増速された
回転軸に連結された発電機16とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潮汐流の流れによ
り電力を発生させる潮流発電装置に関する。
り電力を発生させる潮流発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】潮の干満の差(潮差)により生ずるエネ
ルギーを利用する発電装置としては、フランスのランス
発電所に代表されるダムを用いた発電設備が知られてい
る。また、潮汐現象による流れ(潮流)を利用する発電
装置(以下、潮流発電装置と呼ぶ)としては、図4,図
5に示すようなクロスフロー水車が知られている。クロ
スフロー水車1は、水車の回転軸が鉛直であり、水車全
体を横切る流れ2により水車を回転させるトルクが生じ
る。従って、流れ2の方向は自由であり、どの方向から
の流れによっても水車1に回転力が生じる。また、クロ
スフロー水車は、低回転・高トルク水車であり、自己起
動性に優れ、構造がシンプルである特徴を有する。従っ
て、図5に示すように、クロスフロー水車1を潮流2の
中に埋没させ、導水路3等により潮流2を導くことによ
り、安定した潮流発電装置を構成することができる。な
お、図5において、4は水面上に設けられた直交ギヤ、
5は増速機、6は発電機である。
ルギーを利用する発電装置としては、フランスのランス
発電所に代表されるダムを用いた発電設備が知られてい
る。また、潮汐現象による流れ(潮流)を利用する発電
装置(以下、潮流発電装置と呼ぶ)としては、図4,図
5に示すようなクロスフロー水車が知られている。クロ
スフロー水車1は、水車の回転軸が鉛直であり、水車全
体を横切る流れ2により水車を回転させるトルクが生じ
る。従って、流れ2の方向は自由であり、どの方向から
の流れによっても水車1に回転力が生じる。また、クロ
スフロー水車は、低回転・高トルク水車であり、自己起
動性に優れ、構造がシンプルである特徴を有する。従っ
て、図5に示すように、クロスフロー水車1を潮流2の
中に埋没させ、導水路3等により潮流2を導くことによ
り、安定した潮流発電装置を構成することができる。な
お、図5において、4は水面上に設けられた直交ギヤ、
5は増速機、6は発電機である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したクロスフロー
水車1を用いた潮流発電装置では、クロスフロー水車の
出力係数が最大で約10%と低く、そのため装置が大型
となる問題点があった。また、水車の回転軸が鉛直であ
るため、回転軸の支持構造が複雑となり、その分、装置
が大型化し、図5のように固定して用いざるを得ず、土
木工事等の敷設に費用がかかりすぎる問題点があった。
水車1を用いた潮流発電装置では、クロスフロー水車の
出力係数が最大で約10%と低く、そのため装置が大型
となる問題点があった。また、水車の回転軸が鉛直であ
るため、回転軸の支持構造が複雑となり、その分、装置
が大型化し、図5のように固定して用いざるを得ず、土
木工事等の敷設に費用がかかりすぎる問題点があった。
【0004】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち本発明の目的は、水車
の出力係数が高く、かつその支持構造がシンプルであ
り、全体として装置を小型・軽量化でき、土木工事なし
に簡単に設置することができる潮流発電装置を提供する
ことにある。
創案されたものである。すなわち本発明の目的は、水車
の出力係数が高く、かつその支持構造がシンプルであ
り、全体として装置を小型・軽量化でき、土木工事なし
に簡単に設置することができる潮流発電装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、互いに
間隔を隔てて連結されその間に水路(8)を有する1対
のバージ(12)と、該バージに両端が支持された水平
な回転軸(14a)と回転軸から放射状に延びる複数の
羽根(14b)とを有する水車(14)と、該回転軸に
連結されその回転速度を増速する増速機(15)と、増
速された回転軸に連結された発電機(16)とを備え
た、ことを特徴とする潮流発電装置が提供される。
間隔を隔てて連結されその間に水路(8)を有する1対
のバージ(12)と、該バージに両端が支持された水平
な回転軸(14a)と回転軸から放射状に延びる複数の
羽根(14b)とを有する水車(14)と、該回転軸に
連結されその回転速度を増速する増速機(15)と、増
速された回転軸に連結された発電機(16)とを備え
た、ことを特徴とする潮流発電装置が提供される。
【0006】本発明の構成によれば、水車(14)が水
平な回転軸(14a)を有し、その両端が1対のバージ
(12)に支持されているので、水車を簡単な支持構造
(両端支持)で支持することができる。また、複数の羽
根(14b)が回転軸から放射状に延びているので、水
路(8)を流れる潮流を羽根に垂直に衝突させることが
でき、その動圧で水車を高い出力係数で回転駆動するこ
とができる。従って、全体として装置を小型・軽量化で
きる。更に、小型・軽量化した装置を、連結された1対
のバージ(12)上に設置するので、特別な土木工事な
しに、潮流のある海域又は河川に単に係留するだけで簡
単に設置することができる。
平な回転軸(14a)を有し、その両端が1対のバージ
(12)に支持されているので、水車を簡単な支持構造
(両端支持)で支持することができる。また、複数の羽
根(14b)が回転軸から放射状に延びているので、水
路(8)を流れる潮流を羽根に垂直に衝突させることが
でき、その動圧で水車を高い出力係数で回転駆動するこ
とができる。従って、全体として装置を小型・軽量化で
きる。更に、小型・軽量化した装置を、連結された1対
のバージ(12)上に設置するので、特別な土木工事な
しに、潮流のある海域又は河川に単に係留するだけで簡
単に設置することができる。
【0007】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
バージ(12)は、その間で構成される水路(8)が、
流入口及び流出口で最も広く、緩やかに狭くなり、水車
の位置で最も狭くなるように形成されている。この構成
により、流入口から流入した潮流の流速を、水車の位置
で増速して、水車の羽根に作用する水流の動圧を高め、
潮流発電装置の発電出力を高めることができる。
バージ(12)は、その間で構成される水路(8)が、
流入口及び流出口で最も広く、緩やかに狭くなり、水車
の位置で最も狭くなるように形成されている。この構成
により、流入口から流入した潮流の流速を、水車の位置
で増速して、水車の羽根に作用する水流の動圧を高め、
潮流発電装置の発電出力を高めることができる。
【0008】また、前記バージ(12)は、その間を連
結し、かつ前記水路(8)の底を形成する底導板(12
a)を有し、該底導板は、流入口及び流出口で最も広
く、緩やかに狭くなり、水車の位置で最も狭くなるよう
に形成されている。この構成によっても、流入口から流
入した潮流の流速を、水車の位置で増速して、水車の羽
根に作用する水流の動圧を高め、潮流発電装置の発電出
力を高めることができる。
結し、かつ前記水路(8)の底を形成する底導板(12
a)を有し、該底導板は、流入口及び流出口で最も広
く、緩やかに狭くなり、水車の位置で最も狭くなるよう
に形成されている。この構成によっても、流入口から流
入した潮流の流速を、水車の位置で増速して、水車の羽
根に作用する水流の動圧を高め、潮流発電装置の発電出
力を高めることができる。
【0009】前記水路に沿って潮流が流れるようにバー
ジを位置決めするように、前記バージ(12)に一端が
固定された係留ライン(17)と、該係留ラインの他端
を水域の底に固定するアンカー(18)とを備える。か
かる係留ライン(17)とアンカー(18)とを備える
ことにより、1対のバージ(12)の間の水路に沿って
潮流が流れるようにバージを位置決めし、潮流の流れを
スムースにバージの水路に導き、効率よく水車を回転駆
動して発電することができる。
ジを位置決めするように、前記バージ(12)に一端が
固定された係留ライン(17)と、該係留ラインの他端
を水域の底に固定するアンカー(18)とを備える。か
かる係留ライン(17)とアンカー(18)とを備える
ことにより、1対のバージ(12)の間の水路に沿って
潮流が流れるようにバージを位置決めし、潮流の流れを
スムースにバージの水路に導き、効率よく水車を回転駆
動して発電することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略す
る。
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略す
る。
【0011】図1は、本発明の潮流発電装置の全体斜視
図である。この図において、本発明の潮流発電装置10
は、1対のバージ12、水車14、増速機15及び発電
機16を備えている。
図である。この図において、本発明の潮流発電装置10
は、1対のバージ12、水車14、増速機15及び発電
機16を備えている。
【0012】1対のバージ12は、例えば双胴船、又は
双胴船型のポンツーンであり、互いに幅方向に間隔を隔
てて連結され、その間に水路8を有する。水車14は、
1対のバージ12に両端がそれぞれ支持された水平な回
転軸14aと回転軸14aから放射状に延びた複数の羽
根14bとを有する。増速機15は、水車14の 回転
軸14aに連結され、その回転速度を発電機に適した回
転速度まで増速する。発電機16は、増速機15の出力
軸(増速軸)に連結され、その回転力により電力を発電
する。なお、発電した電力はそのままバージ12上で浮
標灯等の電源として用いてもよく、或いは、図示しない
電力ケーブルを介して隣接する陸地に設置したバッテリ
ー等に充電してもよい。
双胴船型のポンツーンであり、互いに幅方向に間隔を隔
てて連結され、その間に水路8を有する。水車14は、
1対のバージ12に両端がそれぞれ支持された水平な回
転軸14aと回転軸14aから放射状に延びた複数の羽
根14bとを有する。増速機15は、水車14の 回転
軸14aに連結され、その回転速度を発電機に適した回
転速度まで増速する。発電機16は、増速機15の出力
軸(増速軸)に連結され、その回転力により電力を発電
する。なお、発電した電力はそのままバージ12上で浮
標灯等の電源として用いてもよく、或いは、図示しない
電力ケーブルを介して隣接する陸地に設置したバッテリ
ー等に充電してもよい。
【0013】図1において、本発明の潮流発電装置10
は、更に、バージ12に一端が固定された係留ライン1
7と、係留ライン17の他端を水域(潮流9のある海域
又は河川)の底に固定するアンカー18とを備える。こ
の係留ライン17とアンカー18は、図2に示すよう
に、例えば1点係留により、潮流9の流れによりアンカ
ー18の下流側にバージ12が移動し、その間の水路8
に沿って潮流9が常に流れるようにバージを位置決めす
るのが好ましい。なお、図1において、13は風よけカ
バー、図2において、17aはブイ、19は浮標灯であ
る。
は、更に、バージ12に一端が固定された係留ライン1
7と、係留ライン17の他端を水域(潮流9のある海域
又は河川)の底に固定するアンカー18とを備える。こ
の係留ライン17とアンカー18は、図2に示すよう
に、例えば1点係留により、潮流9の流れによりアンカ
ー18の下流側にバージ12が移動し、その間の水路8
に沿って潮流9が常に流れるようにバージを位置決めす
るのが好ましい。なお、図1において、13は風よけカ
バー、図2において、17aはブイ、19は浮標灯であ
る。
【0014】なお、本発明は、この係留手段に限定され
ず、2点係留又はその他の係留により、水路8に沿って
潮流9が常に流れるように、バージ12を定位置に係留
してもよい。この場合、潮流9の向きは、周期的に逆転
するので、潮流9の流れが反転した場合でも、発電が継
続できるように、発電機及びその充電ラインを制御する
のがよい。
ず、2点係留又はその他の係留により、水路8に沿って
潮流9が常に流れるように、バージ12を定位置に係留
してもよい。この場合、潮流9の向きは、周期的に逆転
するので、潮流9の流れが反転した場合でも、発電が継
続できるように、発電機及びその充電ラインを制御する
のがよい。
【0015】図3は、図1の潮流発電装置の側面図であ
る。この図に示すように、バージ12は、その間を連結
し、かつ水路8の底を形成する底導板12aを有する。
この底導板12aは、水路8の流入口及び流出口で最も
広く、緩やかに狭くなり、水車14の位置で最も狭くな
るように形成されている。また、同様に、図1に示すよ
うに、1対のバージ12の間で構成される水路8も、流
入口及び流出口で最も広く、緩やかに狭くなり、水車の
位置で最も狭くなるように形成されている。この構成に
より、流入口から流入した潮流9の流速を、水車14の
位置で増速して、水車の羽根14bに作用する水流の動
圧を高め、潮流発電装置の発電出力を高めるようになっ
ている。
る。この図に示すように、バージ12は、その間を連結
し、かつ水路8の底を形成する底導板12aを有する。
この底導板12aは、水路8の流入口及び流出口で最も
広く、緩やかに狭くなり、水車14の位置で最も狭くな
るように形成されている。また、同様に、図1に示すよ
うに、1対のバージ12の間で構成される水路8も、流
入口及び流出口で最も広く、緩やかに狭くなり、水車の
位置で最も狭くなるように形成されている。この構成に
より、流入口から流入した潮流9の流速を、水車14の
位置で増速して、水車の羽根14bに作用する水流の動
圧を高め、潮流発電装置の発電出力を高めるようになっ
ている。
【0016】
【実施例】図3において、羽根14bの枚数は8枚であ
る。この水車の直径を3m,幅を1mとした場合に、羽
根に作用する流速が5kt/9ktの場合、水車に作用
する回転トルクは約318kg・m/1032kg・m
であり、水車の出力係数を0.5とすると、発電出力は
約3.9kW/22.8kWとなる。従って、潮流が5
〜9ktの水域において、単一の水車を用いて、約3.
9〜22.8kWの発電を安定して行うことができるこ
とがわかる。
る。この水車の直径を3m,幅を1mとした場合に、羽
根に作用する流速が5kt/9ktの場合、水車に作用
する回転トルクは約318kg・m/1032kg・m
であり、水車の出力係数を0.5とすると、発電出力は
約3.9kW/22.8kWとなる。従って、潮流が5
〜9ktの水域において、単一の水車を用いて、約3.
9〜22.8kWの発電を安定して行うことができるこ
とがわかる。
【0017】上述したように、本発明の構成によれば、
水車14が水平な回転軸14aを有し、その両端が1対
のバージ12に支持されているので、水車を簡単な支持
構造(両端支持)で支持することができる。また、複数
の羽根14bが回転軸から放射状に延びているので、水
路8を流れる潮流を羽根に垂直に衝突させることがで
き、その動圧で水車を高い出力係数で回転駆動すること
ができる。従って、全体として装置を小型・軽量化でき
る。更に、小型・軽量化した装置を、連結された1対の
バージ12上に設置するので、特別な土木工事なしに、
潮流のある海域又は河川に単に係留するだけで簡単に設
置することができる。
水車14が水平な回転軸14aを有し、その両端が1対
のバージ12に支持されているので、水車を簡単な支持
構造(両端支持)で支持することができる。また、複数
の羽根14bが回転軸から放射状に延びているので、水
路8を流れる潮流を羽根に垂直に衝突させることがで
き、その動圧で水車を高い出力係数で回転駆動すること
ができる。従って、全体として装置を小型・軽量化でき
る。更に、小型・軽量化した装置を、連結された1対の
バージ12上に設置するので、特別な土木工事なしに、
潮流のある海域又は河川に単に係留するだけで簡単に設
置することができる。
【0018】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。例えば、複数の水車を連結して、同
一の発電機を駆動し、その発電出力を高めるようにして
もよい。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。例えば、複数の水車を連結して、同
一の発電機を駆動し、その発電出力を高めるようにして
もよい。
【0019】
【発明の効果】上述したように、本発明の潮流発電装置
は、水平回転軸14aと放射状に延びた複数の羽根14
bを有するので、水車の出力係数が高く、かつその支持
構造がシンプルであり、全体として装置を小型・軽量化
できる。また、これをバージ12上に設置するので、土
木工事なしに簡単に設置することができる、等の優れた
効果を有する。
は、水平回転軸14aと放射状に延びた複数の羽根14
bを有するので、水車の出力係数が高く、かつその支持
構造がシンプルであり、全体として装置を小型・軽量化
できる。また、これをバージ12上に設置するので、土
木工事なしに簡単に設置することができる、等の優れた
効果を有する。
【図1】本発明の潮流発電装置の全体斜視図である。
【図2】図1の潮流発電装置の係留状態を示す図であ
る。
る。
【図3】図1の潮流発電装置の側面図である。
【図4】クロスフロー水車の模式図である。
【図5】クロスフロー水車を用いた従来の潮流発電装置
の模式図である。
の模式図である。
1 クロスフロー水車、2 流れ(潮流)、3 導水
路、4 直交ギヤ、5 増速機、6 発電機、8 水
路、10 潮流発電装置、12 バージ、12a 底導
板、13 風よけカバー、14a 水平回転軸、14b
羽根、14 水車、15 増速機、16 発電機、1
7 係留ライン、17a ブイ、18 アンカー、19
浮標灯
路、4 直交ギヤ、5 増速機、6 発電機、8 水
路、10 潮流発電装置、12 バージ、12a 底導
板、13 風よけカバー、14a 水平回転軸、14b
羽根、14 水車、15 増速機、16 発電機、1
7 係留ライン、17a ブイ、18 アンカー、19
浮標灯
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに間隔を隔てて連結されその間に水
路(8)を有する1対のバージ(12)と、該バージに
両端が支持された水平な回転軸(14a)と回転軸から
放射状に延びる複数の羽根(14b)とを有する水車
(14)と、該回転軸に連結されその回転速度を増速す
る増速機(15)と、増速された回転軸に連結された発
電機(16)とを備えた、ことを特徴とする潮流発電装
置。 - 【請求項2】 前記バージ(12)は、その間で構成さ
れる水路(8)が、流入口及び流出口で最も広く、緩や
かに狭くなり、水車の位置で最も狭くなるように形成さ
れている、ことを特徴とする請求項1に記載の潮流発電
装置。 - 【請求項3】 前記バージ(12)は、その間を連結
し、かつ前記水路(8)の底を形成する底導板(12
a)を有し、該底導板は、流入口及び流出口で最も広
く、緩やかに狭くなり、水車の位置で最も狭くなるよう
に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の
潮流発電装置。 - 【請求項4】 前記水路に沿って潮流が流れるようにバ
ージを位置決めするように、前記バージ(12)に一端
が固定された係留ライン(17)と、該係留ラインの他
端を水域の底に固定するアンカー(18)とを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の潮流発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113423A JP2002310054A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 潮流発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113423A JP2002310054A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 潮流発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002310054A true JP2002310054A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18964645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001113423A Pending JP2002310054A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 潮流発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002310054A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011027025A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Chu Hayashi | 流水加速型発電装置 |
JP2012522163A (ja) * | 2009-03-27 | 2012-09-20 | モファット,ブライアン,リー | ベンチュリピンホイールおよび海錨波エネルギー変換システム |
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JP2015031168A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | 潮力発電装置 |
KR101548523B1 (ko) * | 2014-12-12 | 2015-09-01 | 허성진 | 부유식 조류발전장치 |
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