JPH10115278A - バルブ形水車発電装置およびバルブ形水車発電装置用の支持装置 - Google Patents

バルブ形水車発電装置およびバルブ形水車発電装置用の支持装置

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JPH10115278A
JPH10115278A JP8268206A JP26820696A JPH10115278A JP H10115278 A JPH10115278 A JP H10115278A JP 8268206 A JP8268206 A JP 8268206A JP 26820696 A JP26820696 A JP 26820696A JP H10115278 A JPH10115278 A JP H10115278A
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JP
Japan
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valve
type
water turbine
turbine
generator
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JP8268206A
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English (en)
Inventor
Tetsuyuki Yoshikawa
哲之 吉川
Tadashi Tsukamoto
直史 塚本
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02E10/30Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient

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Abstract

(57)【要約】 【課題】潮流エネルギーの回収効率を向上したバルブ形
水車発電装置、およびバルブ形水車発電装置の据付け,
引上げの作業を容易化したバルブ形水車発電装置用の支
持装置を提供する。 【解決手段】バルブ形水車発電装置1は、プロペラ形の
可逆水車ランナである水車ランナ3,水車ランナ3で得
られた動力に従う電力を発生する発電機21などを収容
する水密容器4等でなる発電本体部2と、筒状をなして
発電本体部2を取り巻くようにして配置された外側ケー
シング本体部51、その両端部に装着されたベルマウス
形のインテーク部52,52、外側ケーシング本体部5
1の内面側の水車ランナ3と対向する部位に設置され
て,外側ケーシング本体部51の内径よりも小さい内径
を持つディスチャージリング53とでなる外側ケーシン
グ5と、発電本体部2を外側ケーシング5の内側に支持
する偏平な筒状断面を持つ4個の整流板6とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、潮流などを利用
して発電を行うバルブ形水車発電装置に係わり、潮流エ
ネルギーの回収効率の向上を図ったバルブ形水車発電装
置の構造、ならびに、バルブ形水車発電装置の水面下へ
の据え付け作業,および保守・点検等におけるバルブ形
水車発電装置の地上部への引き上げ作業の容易化を図っ
たバルブ形水車発電装置用の支持装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】小水力発電などと呼ばれて小河川の水流
を利用して発電を行おうとする試みが既に行われている
ことは、よく知られているところである。この小河川を
利用する水力発電用の発電装置としては、低落差の水流
のエネルギーを回収するのに適することで、プロペラ形
の水車ランナを採用した水車発電装置が多くの場合に用
いられている。この小河川用の水車発電装置の構造形式
としては、プロペラ形の水車ランナにより駆動される発
電機を水密容器内に収納して水車ランナと一体化した構
成を持つバルブ形水車発電装置が主として用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年になり、潮流によ
る水流を利用して発電を行おうとする検討が開始される
ようになってきている。ところで潮流は、巨視的に見た
場合には、よく知られているように、正方向および逆方
向の2方向の水流の方向を持つ一次元の流れであり、そ
の流速がほぼ正弦波状に変化している水流として捉える
ことができる。そうして、潮流による水流を子細に調べ
ると、その流れは極めて不安定であり、その向きは瞬時
にしかも頻繁に変化をしており、しかも、三次元的に変
化をしている。
【0004】一般にプロペラ形の水車ランナを持つ水車
を効率よく運転するには、周知のごとく、プロペラ形の
水車ランナの回転面を水流に正対させなければならない
ものである。前述した小河川用のバルブ形水車発電装置
は、河川の上流から下流に向かう1方向の水流に対して
最適となる構造とされているので、この発電装置を前述
のような水流の性質を持つ潮流を利用する潮流発電用と
して使用することは好ましくないのである。
【0005】また、海水中で使用される装置類において
は、よく知られているように貝等の海洋生物が付着する
ことに対処する必要があるものである。バルブ形水車発
電装置を海水中で使用する場合には、海洋生物が付着す
ることで水車ランナに通流する水量が低減して発電量が
低減したり、バルブ形水車発電装置が鉄材製などである
場合には、海洋生物が付着すると鉄材などが腐食して最
悪の場合には発電装置が使用不能になるという事故を惹
起することが予想される。このために、バルブ形水車発
電装置は、水中から地上部に引き上げる作業と,水面下
への再据え付け作業が容易に行えるようにして設置され
る必要があることになる。
【0006】この発明は、前述の問題点に鑑みなされた
ものであり、その第一の目的は、潮流エネルギーの回収
効率の向上を図ったバルブ形水車発電装置を提供するこ
とにあり、その第二の目的は、バルブ形水車発電装置の
水面下への据え付け作業,および,保守・点検等におけ
るバルブ形水車発電装置の地上部への引き上げ作業の容
易化を図ったバルブ形水車発電装置用の支持装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では前述の第一
の目的は、 1)プロペラ形の可逆水車ランナにより駆動される発電
機を,水密容器内に収納して前記の水車ランナと一体化
してなる発電本体部と、筒状をなして発電本体部を取り
巻くようにして配置された外側ケーシングと、発電本体
部を外側ケーシングに対して支持すると共に,外側ケー
シング内の発電本体部の周囲を通流する水流を水車ラン
ナの回転中心軸にほぼ平行する方向の流れとなるように
整流する複数の整流板とを備え、潮流を利用する水力発
電に用いられる構成とすること、または、 2)前記1項に記載の手段において、外側ケーシング
は、水流のバルブ形水車発電装置に関する流出入部位で
あるその両端部のそれぞれに、水流の外側ケーシングの
内側への流入および内側から外部への流出を容易にする
ためのインテーク部を備える構成とすること、さらにま
たは、 3)前記1項または2項に記載の手段において、発電本
体部は、水車ランナの基部の外径寸法よりも大きな径寸
法の外形を持つ水密容器を持ち、外側ケーシングは、水
密容器を取り巻く部位が水車ランナを取り巻く部位より
も大きな内径寸法を持ち、外側ケーシング内の水流の流
速を,水車ランナの部位と水密容器の周囲の部位とでほ
ぼ同等としてなる構成とすること、により達成される。
【0008】この発明では前述の第二の目的は、 4)プロペラ形の水車ランナにより駆動される発電機を
水密容器内に収納して前記の水車ランナと一体化してな
る発電本体部と筒状をなして発電本体部を取り巻くよう
にして配置された外側ケーシングとを有して,潮流発電
用などの小容量の水力発電に用いられるバルブ形水車発
電装置を,地上部に保持するための装置であって、吊下
体に吊り下げられた状態のバルブ形水車発電装置を水面
よりも上の部位と水面下の部位との間で垂直方向に移動
させる際にバルブ形水車発電装置を案内すると共に,発
電運転を行うバルブ形水車発電装置を水面下の部位に保
持する垂直支持部と、バルブ形水車発電装置を垂直支持
部の上端部と地上部との間で水平方向に移動させる際
に,吊下体にバルブ形水車発電装置を吊り下げた状態と
した移動体を案内しつつ支持する水平支持部と、バルブ
形水車発電装置を垂直方向および水平方向に移動させる
ための機構であって,バルブ形水車発電装置を移動させ
る方向に沿って水平支持部を移動することが可能な移動
体と,移動体に取り付けられておりバルブ形水車発電装
置を垂直方向への移動が可能なように吊り下げるための
吊下体とを有する移動部とを備えた構成とすること、に
より達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、図1,図2を用いて、この
発明になるバルブ形水車発電装置を説明する。ここで、
図1は、この発明の実施の形態の一例によるバルブ形水
車発電装置を示す一部破断したその側面断面図であり、
図2は、図1におけるP矢視図である。図1,図2にお
いて、1は、発電本体部2と、外側ケーシング5と、4
個の整流板6とを備えたバルブ形水車発電装置であり、
後記する水車ランナ3の回転中心線X−Xがほぼ水平と
なるようにして、海水面下に設置されて運転される。発
電本体部2は、プロペラ形のブレード31を3枚持つ水
車ランナ3と、水車ランナ3で得られた動力を伝達する
水車軸39と、増速装置38を介して水車軸39に接続
され,前記の動力の値に従う値の電力を発生する発電機
21と、水密容器4とを備えている。
【0010】バルブ形水車発電装置1では、水車ランナ
3には、前述の潮流による水流10が持つ性質に対応さ
せて可逆水車ランナが採用されている。水車ランナ3の
基部であるランナボス32は、鉄材を用いて作製されて
おり、ブレード31を支持し、ブレード31と共に回転
するものであり、その外面は水車ランナ3の部位におけ
る水流10の内部側の流路を形成している。ランナボス
32は、バルブ形水車発電装置1の水車ランナ3側の端
部からの水流10の流入に対応し、この部位から流入す
る水流10の流れ抵抗が低減されるように配慮されてい
る。すなわち、この端部の形状は球形状であり、徐々に
円錐状に広がってブレード31の付近で円形状となり、
以降は水密容器4の端部に連なっている。
【0011】水密容器4は、鉄製の板材を用いて作製さ
れており、発電本体部2が持つ前記した内蔵物群を水密
に収納する容器であり、ランナボス32と共同して、水
流10のための内側の流路を形成する役目も担ってい
る。図示は省略したが、水密容器4の水車ランナ3側の
端部と,ランナボス32との間には、水密用の回転シー
ル体が備えられている。増速装置38は、低落差の水流
で駆動されるために水車ランナ3の回転数が低速である
ので、これを発電機21の規定の回転数にまで増速する
ために設置されている。発電機21は、バルブ形水車発
電装置1の場合には、発電機21と商用電力網との連系
運転の容易性や,それ自身の保守の容易性などから、誘
導発電機を選択することが有利である。
【0012】外側ケーシング5は、外側ケーシング本体
部51と、インテーク部52,52と、ディスチャージ
リング53とを備え(これ等はいずれも鉄製の板材を用
いて作製されている)ており、水流10のための外側の
流路を形成する役目を主として果している。外側ケーシ
ング本体部51は、円筒状をなして発電本体部2の外側
を取り巻いて配置されており、水流10に関しては、潮
流による水流を極力一次元的な流れとしてバルブ形水車
発電装置1の水流10の流路内に通流させるようにする
役目を果している。
【0013】インテーク部52,52は、いわゆるベル
マウス形に形成されており、前述した潮流による水流が
持つ性質から、水流10が正方向および逆方向の2方向
の水流の方向を持つ一次元の流れにならざるを得ないの
で、外側ケーシング本体部51の両端部のそれぞれに装
着されている。そうして、水流10の流入側に位置され
るインテーク部52は、潮流による水流を極力多量にバ
ルブ形水車発電装置1に取り入れるようにして、水流1
0の流量を増大させる働きを行っている。また、水流1
0の流出側に位置されるインテーク部52は、周知のデ
ィフューザ効果を果たす働きを行っている。
【0014】ディスチャージリング53は、外側ケーシ
ング本体部51の内径よりも小さい内径を持っており、
図1中に示したA−A部とB−B部における水流10の
流路の断面積をほぼ同等にするために設置されたもので
ある。A−A部における水流10の流路の断面積は、外
側ケーシング本体部51の内側の断面積と対比すると水
密容器4の存在のために減少するので、ディスチャージ
リング53を、水車ランナ3が配置されている付近の外
側ケーシング本体部51の内面側に設置しているのであ
る。これにより、バルブ形水車発電装置1の外側ケーシ
ング本体部51の内側部における,水流10の流れに沿
う方向の流速の分布はほぼ一様になる。この部位の水流
10の流速が一様ではないとすると、周知のように、水
流10が持つエネルギーの一部が失われることになる
が、ディスチャージリング53を持つバルブ形水車発電
装置1では、このエネルギー損失を低減することがてき
ているのである。
【0015】各整流板6は、発電本体部2を外側ケーシ
ング5の内側に支持すると共に、外側ケーシング5と協
同することで、水流10が回転中心線X−Xにほぼ平行
する方向の流れとなるように整流する役目を担ってい
る。整流板6は、鉄製の板材を用いて偏平な筒状に形成
されており、図2中に示すように、幅の狭い側面を水流
10に対向させて設置されている。また、整流板6のこ
の幅の狭い側面の水流10に関する端部は、この部位か
ら流入する水流10の流れ抵抗が低減されるようにする
ために、例えば、円弧状とされている。
【0016】ところで、外側ケーシング5が設置されて
いても、前述した潮流による水流が持つ三次元的な流れ
の性質は、バルブ形水車発電装置1の外部の水流よりも
その度合は軽減されているとは言えまだ残存をしてい
る。整流板6を設置することにより、水流10の三次元
的な流れが十分に規制されるので、水流10は、正方向
および逆方向の2方向の流れの方向を持つ一次元の流れ
にされる。これにより、潮流による水流10は、水車ラ
ンナ3の回転面Y−Yに正対されることになる。
【0017】図1,図2に示すこの発明の実施の形態の
一例によるバルブ形水車発電装置1では前述の構成とし
たので、発電本体部2を取り巻いて、外側ケーシング5
と4個の整流板6とが配置されていることになる。これ
等によって、潮流による本来の水流が三次元的な流れで
あり、その流れの向きが瞬時に変化する流れであったと
しても、水車ランナ3に通流する水流10は一次元の流
れに規制される。この結果、水流10は水車ランナ3の
回転面Y−Yに正対されて通流することになり、水車ラ
ンナ3は、水流10が持つエネルギーを高い効率で回収
することができることになる。
【0018】また、潮流エネルギーを利用する上から
は、水流10が正方向および逆方向の2方向の水流の方
向を持つ一次元の流れにならざるを得ないのであるが、
バルブ形水車発電装置1では、水車ランナ3が可逆水車
ランナであることで、正逆両方向の水流10のそれぞれ
から高効率でエネルギー回収を行うことができているの
である。さらに、外側ケーシング5がその両端部のそれ
ぞれにインテーク部52,52を装着していることは、
正逆両方向共に水流10の流量が増大されることであ
り、バルブ形水車発電装置1の出力を増大させる上で極
めて有効である。
【0019】ところで、プロペラ形の水車と水密容器内
に収納された発電機とを一体化してなる発電機部(例え
ば、発電本体部2のことである)に円筒状をした外側ケ
ーシング(例えば、外側ケーシング5のことである)を
装着することは、前記の作用・効果を得られるのではあ
るが、他面、水密容器(例えば、水密容器4のことであ
る)が存在している部位では水流10が通流する面積が
他の部位よりも減少するので、水流10の流路の全体に
ついて見た場合には水流10の流速が不同になり、よく
知られた水流の持つ性質から、水流10が持つエネルギ
ーの一部が失われることになる。しかし、バルブ形水車
発電装置1では、前記のように外側ケーシング5にディ
スチャージリング53を備えるようにしていることで、
このエネルギー損失を低減することがてきているのであ
る。
【0020】発明の実施の形態の項における今までの説
明では、バルブ形水車発電装置(例えば、バルブ形水車
発電装置1である)は、外側ケーシング(例えば、外側
ケーシング5である)の両端部のそれぞれにインテーク
部(例えば、インテーク部52,52である)を装着
し、外側ケーシングの内面側の水車(例えば、水車ラン
ナ3である)が配置されている付近にディスチャージリ
ング(例えば、ディスチャージリング53である)を設
置するとしてきたが、バルブ形水車発電装置が設置され
る場所における潮流による水流が持つ性質や,バルブ形
水車発電装置の仕様などによっては、インテーク部およ
び/またはディスチャージリングを設置することを、必
ずしも必要とはしない場合もあり得るものである。
【0021】発明の実施の形態の項における今までの説
明では、外側ケーシングが備えるインテーク部はベルマ
ウス形に形成されるとしてきたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、後記するバルブ形水車発電装置用
の支持装置にバルブ形水車発電装置が保持される際の相
互間の寸法関係などによっては、図3,図4に示した形
状を持つインテーク部が好ましい場合もある。
【0022】ここで図3は、この発明によるバルブ形水
車発電装置が備える外側ケーシングが持つ異なる例のイ
ンテーク部を示す図面で、(a)はその前記の図2の場
合と同方向から見た図であり、(b)は図3(a)の側
面図である。また、図4は、この発明によるバルブ形水
車発電装置が備える外側ケーシングが持つさらに異なる
例のインテーク部を示す図面で、(a)はその前記の図
2の場合と同方向から見た図であり、(b)は図4
(a)の側面図である。
【0023】図3において、インテーク部52Aは、バ
ルブ形水車発電装置1が備える外側ケーシング5に装着
されているインテーク部52と対比すると、その水流1
0の流出入側の端部である端部52bの形状のみが異な
っている。すなわち、インテーク部52では、外側ケー
シング本体部51側の端部である端部52aの形状が円
形であり、端部52bの形状も、端部52aの円と同心
円の円形である。これに対して、インテーク部52Aで
は、端部52bの形状は、端部52aの円の中心と合致
した中心を持つ正方形とされている。インテーク部52
Aでは、端部52bをこのような形状とすることによっ
て、水流10に関する流出入部の面積をインテーク部5
2の場合と同等に維持しながらも、外側ケーシングの縦
横の幅方向寸法を低減するようにしているのである。
【0024】また、図4において、インテーク部52B
は、前記のインテーク部52Aと対比すると、その水流
10の流出入側の端部である端部52bの形状のみが異
なっている。すなわち、インテーク部52Bでは、端部
52bの形状は、横側の幅方向が端部52aの円形の外
形と同一であり、端部52aの円形の中心より下側とな
る縦方向の幅方向が端部52aの円形の同一部位の外形
と同一である。インテーク部52Bでは、端部52bを
このような形状とすることによって、水流10に関する
流出入部の面積をインテーク部52の場合よりも狭くし
ている。インテーク部52Bは、このことによって、外
側ケーシングの横側の幅方向寸法と,縦方向の下面側の
幅方向寸法とをインテーク部52Aの場合よりもさらに
低減するようにし、バルブ形水車発電装置の,バルブ形
水車発電装置用の支持装置への保持をさらに容易にした
ものである。
【0025】次に、図5,図6を用いて、この発明にな
るバルブ形水車発電装置用の支持装置を説明する。ここ
で、図5は、この発明の実施の形態の一例によるバルブ
形水車発電装置用の支持装置をバルブ形水車発電装置お
よび周辺装置と共に示すその斜視図であり、図6は、図
5におけるQ部の一部破断した上面図である。図5,図
6において、9は、フレーム構造体8と、移動部である
クレーン装置7とを備えたバルブ形水車発電装置用の支
持装置である。フレーム構造体8は、共に型鋼などを用
いて図5中に示すように互いに組み合わされて組み立て
られた,水平支持部81と垂直支持部82とで構成され
ており、バルブ形水車発電装置の自重や潮流による荷重
等に十分に耐える機械的強度を有している。また、クレ
ーン装置7は、移動体であるビーム状体71と、ビーム
状体71の下側に取り付けられた吊下体である2台の電
動ウインチ72とで構成されている。
【0026】なお、図5において、91は、橋梁主塔な
どの海洋構造物であり、1Aは、前述のバルブ形水車発
電装置1の両側面のそれぞれに、ローラー支持体11,
11を取り付けるようにしたバルブ形水車発電装置であ
る。それぞれのローラー支持体11は、図6中に示すよ
うに、それぞれローラー軸14を装着する2個所の装着
部131を互いに間隔を隔てて有する支持板13と,ロ
ーラー軸14,14とでなる支持体本体部12と、各ロ
ーラー軸14に装着された案内用ローラー15,15と
で構成されている。
【0027】フレーム構造体8の水平支持部81は、海
洋構造物91の地上部である上面部91aに一方の端部
が保持され、他方の端部は海面上に突き出されるように
して配置されている。また、垂直支持部82は、その上
端部で水平支持部81の他方の端部に結合され、その下
端部は海面下である海水中に位置している。水平支持部
81は、バルブ形水車発電装置1Aをその内側を通過さ
せることができる寸法を持つ,矩形状の垂直方向空間を
有しており、図5中に示すように型鋼などの部材を用い
て、骨組み状にかつ横方向に長い直方体状に組み上げら
れている。水平支持部81の上部の相対する2辺をなす
部材811の上面部81a,81aは、ビーム状体71
を支持するための支持面としても用いられる。また、水
平支持部81の他方の端部の一部を構成している図5中
における4本の部材は、垂直支持部82を構成する部材
(後記する部材821である)を兼ねている。
【0028】垂直支持部82は、水平支持部81と同様
に、バルブ形水車発電装置1Aをその内側を通過させる
ことができる寸法を持つ,矩形状の水平方向空間を有し
ており、図5中に示すように型鋼などの部材を用いて、
骨組み状にかつ縦方向に長い直方体状に組み上げられて
いる。垂直支持部82の垂直方向に互いに平行して,直
方体における4つの稜を形成する4本の部材821は、
水平支持部81の一部を構成する部材を兼ねており、そ
の上端部は部材811に結合されている。そうして、こ
の4本の部材821の下端部を連結して、垂直支持部8
2の底面部を形成する4本の部材822が矩形状をなし
て結合されている。
【0029】また、相対する2本の部材822の間を連
結して、バルブ形水車発電装置1Aをその上面部で下側
から保持する部材823が、図5中に示すように結合さ
れている。さらに、部材823が結合されている部材8
22のそれぞれには、案内用レール824,824の下
端部が結合されている。この案内用レール824,82
4は、部材821と平行させて配置されており、その上
端部は、水平支持部81の下部を形成する部材に結合さ
れている。これ等の案内用レール824は、図6中に示
したように、C字状の断面形状を持っている。
【0030】クレーン装置7が持つそれぞれの電動ウイ
ンチ72は、周知の構造と機能とを有する電動ウインチ
であり、一般の電動ウインチと同様に周知のチェイン,
ロープなどの索状体721を備えている。バルブ形水車
発電装置1Aは、この索状体721によって電動ウイン
チ72に吊り下げられている。この両電動ウインチ72
は、1つの指令によって同時に索状体721の巻き上
げ,巻き下ろしが可能であるように構成されており、こ
れによって、バルブ形水車発電装置1Aの垂直方向の上
下移動を行うことができる。
【0031】バルブ形水車発電装置1Aが持つ案内用ロ
ーラー15,15は、図6中に示したように、C字状の
断面形状を持つ案内用レール824と、適度の隙間を有
して嵌め合わされるように設定されている。この案内用
レール824は、案内用ローラー15,15を介して上
下移動を行うバルブ形水車発電装置1Aを案内すると共
に、海水中に位置しているバルブ形水車発電装置1Aに
潮流による荷重が加わった際に、バルブ形水車発電装置
1Aを所定の位置に保持する役目も務めている。なお、
案内用レール824の案内用ローラー15,15を前記
のように案内する案内面は、案内用レール824の内側
の全側面である。
【0032】バルブ形水車発電装置1Aの海水面下へ据
え付け作業を行う場合には、索状体721を巻き下ろす
ことで、バルブ形水車発電装置1Aを案内用レール82
4に沿って降下させる。索状体721が最大に巻き下ろ
された場合に、バルブ形水車発電装置1Aは、案内用ロ
ーラー15,15が案内用レール824に嵌め合わされ
たままの状態で、部材823の上面部に保持されること
になり、運転状態にされることになる。
【0033】他方、クレーン装置7が持つビーム状体7
1は、両部材811に跨がって配置され、その両端部を
両部材811の上面部81a,81aに水平移動自在に
支持されている。ビーム状体71は、電動機で駆動され
る図示しない周知のピニオンを備えており、このピニオ
ンは、部材811の上面部81aに部材811の長さ方
向に沿って固着された図示しない周知のラックと噛み合
わされている。このような構成を持つことにより、前記
の電動機でピニオンを駆動することで、ビーム状体71
を,したがって,電動ウインチ72を介してバルブ形水
車発電装置1Aを、部材811の長さ方向に沿って図5
中に矢印で示した方向に移動することができる。すなわ
ち、クレーン装置7は、天井クレーンに類似した構成・
機能を備えていることになる。
【0034】保守・点検等を実施するためにバルブ形水
車発電装置1Aの引き上げ作業を行う場合には、まず、
電動ウインチ72を動作させて索状体721を巻き上げ
ることで、バルブ形水車発電装置1Aを水平支持部81
の部材811の直下の部位まで引き上げる。その途中
で、案内用ローラー15,15は、案内用レール824
との嵌め合い状態を解かれる。この状態では、バルブ形
水車発電装置1Aは、水平支持部81の内側の空間を水
平方向に移動することが可能となる。
【0035】そこで、ピニオンを駆動させて、バルブ形
水車発電装置1Aを矢印方向に,水平支持部81の一方
の端部まで移動させる。その際,バルブ形水車発電装置
1Aは2個の電動ウインチ72によって吊り下げられて
いるので、横方向の回転振動をほとんど起こさずに、安
定な姿勢で移動される。これにより、バルブ形水車発電
装置1Aを海洋構造物91の上面部91aに移動できた
ことになる。以降、海洋構造物91の上面部91aなど
で、バルブ形水車発電装置1Aに対する保守・点検等を
実施できることになる。
【0036】保守・点検等の実施を完了したり,新規に
据え付けられたりするバルブ形水車発電装置1Aは、前
記の引き上げ作業時の逆の手順によって据え付け作業が
実施される。その際、水平支持部81の他方の端部にま
で水平移動されたバルブ形水車発電装置1Aは、以降、
電動ウインチ72によって垂直方向に降下されることに
なるが、その途中で、案内用ローラー15,15を案内
用レール824に嵌め合わせることが必要となる。この
嵌め合わせは、案内用ローラー15,15と案内用レー
ル824との間には、前記したように適度の隙間が形成
されるように設定されていることで、容易に行うことが
できるのである。
【0037】図5,図6に示すこの発明の実施の形態の
一例によるバルブ形水車発電装置用の支持装置9では前
述の構成としたので、海水中で使用されるバルブ形水車
発電装置1Aに対する、付着した海洋生物の除去を含む
その保守・点検等の実施に際しての、バルブ形水車発電
装置1Aを海中から地上部に引き上げる作業、および、
バルブ形水車発電装置1Aを海中に再び据え付ける作業
を、極めて容易に行うことができるのである。
【0038】発明の実施の形態の項における今までの説
明では、フレーム構造体(例えば、フレーム構造体8で
ある)が備える案内用レール(例えば、案内用レール8
24である)はC字状の断面形状を持つとしてきたが、
これに限定されるものではなく、例えば、コ字状やI字
状,あるいはT字状の断面形状としてもよいものであ
る。ただし、I字状やT字状の断面形状を持つ案内用レ
ールを用いる場合には、1本の案内用レールに嵌め合わ
される2個の案内用ローラー(例えば、案内用ローラー
15である)は、別個の装着部(例えば、装着部131
ごときものである)毎に装着された別個のローラー軸に
装着されることが好ましいものである。
【0039】また、発明の実施の形態の項における今ま
での説明では、フレーム構造体が備える案内用レールの
本数は、バルブ形水車発電装置の側面毎に2本であると
してきたが、これに限定されるものではなく、例えば、
1本,あるいは3本以上であってもよいものである。ま
た、発明の実施の形態の項における今までの説明では、
フレーム構造体が備える案内用レールに嵌め合わされる
案内用ローラーの個数は2個であるとしてきたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、1個であってもよ
いものである。ただしこの場合には、複数備えられた案
内用レールと,これ等の案内用レールに嵌め合わされる
案内用ローラーとの間の嵌め合わされ方を、互いに隣接
する案内用レールにおいては、その案内面〔ただし、バ
ルブ形水車発電装置(例えば、バルブ形水車発電装置1
Aである)に水流が流出入する方向に対して直交する面
に対して,ほぼ平行している案内面である〕の互いに異
なる面で案内用ローラーを案内することが好ましいもの
である。そうして、この場合には、案内用レールの断面
形状は、L字状の断面形状としてもよいものである。こ
のL字状の断面形状を持つ案内用レールは、いわゆるア
ングル材を用いて作製できることになる。
【0040】また、発明の実施の形態の項における今ま
での説明では、フレーム構造体が備える案内用レール
は、バルブ形水車発電装置の両側面のそれぞれに対向し
て配置されるとしてきたが、これに限定されるものでは
なく、例えば、C字状やI字状の断面形状を持つ案内用
レールの場合には、バルブ形水車発電装置の一方の側面
のみに対向させて配置されてもよいものである。
【0041】また、発明の実施の形態の項における今ま
での説明では、移動部であるクレーン装置(例えば、ク
レーン装置7である)は天井クレーンに類似した構成を
備えるとしてきたが、これに限定されるものではなく、
例えば、移動部は、周知のケーブルクレーン等の他の形
式のクレーンに類似した構成を備えるものであってもよ
いものである。
【0042】また、発明の実施の形態の項における今ま
での説明では、移動部が備える吊下体は電動ウインチで
あるとしてきたが、これに限定されるものではなく、例
えば、吊下体は周知のチェーンブロックであってもよい
ものである。さらにまた、発明の実施の形態の項におけ
る今までの説明では、バルブ形水車発電装置用の支持装
置(例えば、支持装置9である)は潮流を利用するバル
ブ形水車発電装置に対して適用されるとしてきたが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、小河川の水流を
利用するバルブ形水車発電装置に対して適用しても有効
なものである。
【0043】
【発明の効果】この発明になるバルブ形水車発電装置に
おいては、前記の課題を解決するための手段の項で述べ
た構成とすることにより、次記する効果を奏する。 前記の課題を解決するための手段の項の第(1)項に
よる構成とすることにより、流れの方向が三次元的に変
化し,しかも正逆両方向に流れる潮流による水流を利用
して発電を行う場合に際し、三次元的な水流は,外側ケ
ーシングと複数の整流板とによって一次元の水流とされ
て水車ランナに通流されることとなり、この水車ランナ
が正逆両方向の水流に適合した可逆水車ランナであるこ
とで、潮流エネルギを高い効率で回収することが可能と
なる。また、 前記の課題を解決するための手段の項の第(2)項に
よる構成とすることにより、外側ケーシングの潮流によ
る水流が流出入するその両端部に備えられたインテーク
部の働きにより、潮流による水流の流れの向きにかかわ
らず,バルブ形水車発電装置が備える水車ランナに通流
される水流の流量を増大することができるので、前記の
項の場合よりも潮流エネルギの回収効率を一層高める
ことが可能となる。また、 前記の課題を解決するための手段の項の第(3)項に
よる構成とすることにより、バルブ形水車発電装置にお
ける、発電本体部の周囲部を通流する水流の流速と、水
車ランナ部を通流する水流の流速とをほぼ同一にするこ
とができることになる。これにより、各部の流速が不同
であることによるエネルギー損失が発生しないので、前
記の項または項の場合よりも、潮流エネルギの回収
効率をさらに高めることが可能となる。
【0044】さらに、この発明になるバルブ形水車発電
装置用の支持装置においては、前記の課題を解決するた
めの手段の項で述べた構成とすることにより、次記する
効果を奏する。 前記の課題を解決するための手段の項の第(4)項に
よる構成とすることにより、バルブ形水車発電装置を水
中から地上部に引き上げる作業、および、バルブ形水車
発電装置を水中に再び据え付ける作業を、極めて容易に
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例によるバルブ形水
車発電装置を示す一部破断したその側面断面図
【図2】図1におけるP矢視図
【図3】この発明によるバルブ形水車発電装置が備える
外側ケーシングが持つ異なる例のインテーク部を示す図
面で、(a)はその前記の図2の場合と同方向から見た
図、(b)は図3(a)の側面図
【図4】この発明によるバルブ形水車発電装置が備える
外側ケーシングが持つさらに異なる例のインテーク部を
示す図面で、(a)はその前記の図2の場合と同方向か
ら見た図、(b)は図4(a)の側面図
【図5】この発明の実施の形態の一例によるバルブ形水
車発電装置用の支持装置をバルブ形水車発電装置および
周辺装置と共に示すその斜視図
【図6】図5におけるQ部の一部破断した上面図
【符号の説明】 1 バルブ形水車発電装置 2 発電本体部 21 発電機 3 水車ランナ 4 水密容器 5 外側ケーシング 51 外側ケーシング本体部 52 インテーク部 53 ディスチャージリング 6 整流板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロペラ形の可逆水車ランナにより駆動さ
    れる発電機を,水密容器内に収納して前記の水車ランナ
    と一体化してなる発電本体部と、筒状をなして発電本体
    部を取り巻くようにして配置された外側ケーシングと、
    発電本体部を外側ケーシングに対して支持すると共に,
    外側ケーシング内の発電本体部の周囲を通流する水流を
    水車ランナの回転中心軸にほぼ平行する方向の流れとな
    るように整流する複数の整流板とを備え、潮流を利用す
    る水力発電に用いられることを特徴とするバルブ形水車
    発電装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のバルブ形水車発電装置に
    おいて、 外側ケーシングは、水流のバルブ形水車発電装置に関す
    る流出入部位であるその両端部のそれぞれに、水流の外
    側ケーシングの内側への流入および内側から外部への流
    出を容易にするためのインテーク部を備えることを特徴
    とするバルブ形水車発電装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のバルブ形水車発
    電装置において、 発電本体部は、水車ランナの基部の外径寸法よりも大き
    な径寸法の外形を持つ水密容器を持ち、外側ケーシング
    は、水密容器を取り巻く部位が水車ランナを取り巻く部
    位よりも大きな内径寸法を持ち、外側ケーシング内の水
    流の流速を,水車ランナの部位と水密容器の周囲の部位
    とでほぼ同等としてなることを特徴とするバルブ形水車
    発電装置。
  4. 【請求項4】プロペラ形の水車ランナにより駆動される
    発電機を水密容器内に収納して前記の水車ランナと一体
    化してなる発電本体部と筒状をなして発電本体部を取り
    巻くようにして配置された外側ケーシングとを有して,
    潮流発電用などの小容量の水力発電に用いられるバルブ
    形水車発電装置を,地上部に保持するための装置であっ
    て、 吊下体に吊り下げられた状態のバルブ形水車発電装置を
    水面よりも上の部位と水面下の部位との間で垂直方向に
    移動させる際にバルブ形水車発電装置を案内すると共
    に,発電運転を行うバルブ形水車発電装置を水面下の部
    位に保持する垂直支持部と、バルブ形水車発電装置を垂
    直支持部の上端部と地上部との間で水平方向に移動させ
    る際に,吊下体にバルブ形水車発電装置を吊り下げた状
    態とした移動体を案内しつつ支持する水平支持部と、バ
    ルブ形水車発電装置を垂直方向および水平方向に移動さ
    せるための機構であって,バルブ形水車発電装置を移動
    させる方向に沿って水平支持部を移動することが可能な
    移動体と,移動体に取り付けられておりバルブ形水車発
    電装置を垂直方向への移動が可能なように吊り下げるた
    めの吊下体とを有する移動部と、を備えたことを特徴と
    するバルブ形水車発電装置用の支持装置。
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