JP2015200233A - 発電装置 - Google Patents

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滋 林田
Shigeru Hayashida
滋 林田
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Abstract

【課題】液体の流れによって発電する発電装置のタービンが破損する可能性を小さくする【解決手段】海中に浮遊する発電装置に、タービン40と発電機36とナセル20と水平翼60とを備える。ナセル20の内部には発電機36が収められる。発電機36は、潮流によるタービン40の回転によって発電する。ナセル20の外面には、係留索80を取り付ける係留索取付部70が設けられている。水平翼60は、潮流によって上向きの力を発生する。発電装置の重心は海中での浮力の作用線上に位置する。その作用線上に係留索取付部70および水平翼60が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、液体の流れによって発電する発電装置に関する。
潮流発電は、海水の流れが持つ運動エネルギーを電力に変換するものである。潮流発電装置としては、海底のアンカーに取り付けられた係留索によって係留されて、海中に浮遊しているものがある。この海中浮遊式の潮流発電装置は、潮流によってタービンを回し、その回転で発電機によって発電する。発電した電力は、係留索に沿って延びる送電ケーブルによって陸上まで送電される。
特開2013−217333号公報
海中に浮遊し係留索につながれた潮流発電装置は、潮流によってタービンが流れの向き力を受けると、その力と係留索からの潮流の流れの方向の力が釣り合うまで下流側に移動する。この際、係留索はほとんど伸びないことから、潮流発電装置は海底に近づいていくこととなる。潮流が過度に大きくなると、潮流発電装置は海底に近づき、タービンが海底に衝突し、破損するおそれがある。
そこで、本発明は、液体の流れによって発電する発電装置のタービンが破損する可能性を小さくすることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、液体中に浮遊する発電装置において、タービンと、前記タービンの回転によって発電する発電機と、前記発電機を収納し係留索を取り付ける係留索取付部が外面に設けられたナセルと、前記液体の流れによって上向きの力を発生する水平翼と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、液体の流れによって発電する発電装置のタービンが破損する可能性が小さくなる。
本発明に係る発電装置の一実施の形態の側面図である。 本発明に係る発電装置の一実施の形態の上面図である。 本発明に係る発電装置の一実施の形態の据え付けの手順を示す模式的側面図である。
本発明に係る発電装置の一実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれに限定されない。同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施の形態の発電装置の側面図である。図2は、本実施の形態の発電装置の上面図である。
本実施の形態の発電装置10は、ナセル20と、シャフト30と、タービン40と、を有している。ナセル20は、先端が半球状で、その後方が円筒状に形成されている。ナセル20の先端の半球状部分の内部には、第1の空気室21が形成されている。
ナセル20の円筒状部分は、太径部とその後方の細径部とに分けられる。ナセル20の円筒状部分の太径部分の内部には、機械室24が形成されている。ナセル20の円筒状部分の太径部と細径部の間には、径が徐々に小さくなるテーパー部が形成されている。このテーパー部の内部には、第2の空気室22が形成されている。
細径部の内部には、第3の空気室23が形成されている。第2の空気室22は、第3の空気室23の一部を囲むように設けられている。第3の空気室23は、内部に貫通部が形成されるように機械室24から延びている。
第1の空気室21および第2の空気室22には、気体導入口25が形成されている。第3の空気室23にも気体導入口が形成されていてもよい。
機械室24の内部には、発電機36が収められている。シャフト30は、第3の空気室23の内部の貫通部を通過するように延びている。シャフト30の一方の端部は、タービン40に接続されている。シャフト30のタービン40とは反対側の端部は、増速器32および回転伝達機34を介して発電機36に接続されている。増速器32および回転伝達機34は、機械室24に収められている。
ナセル20の下部には、係留索取付部70が設けられている。係留索取付部70には係留索80が取り付けられている。係留索80に並行して電線81が延びている。電線81の一方の端部は、接続箱38に接続されている。接続箱38は、発電機36と電力伝達部39で接続されている。
ナセル20の後方には、垂直尾翼50が設けられている。垂直尾翼50の長さは、タービン40の一枚の翼の長さよりも長い。つまり、タービン40の下端は、垂直尾翼25の下端よりも上方になる。
ナセル20の上面には水平翼60が設けられている。水平翼60は、流体中に配置されたときに上向きの力を発生する形状となっている。この発電装置10は、海中など流れのある液体中に配置され、タービン40の回転が発電機36に伝達されて発電する。
図3は、本実施の形態の発電装置の据え付けの手順を示す模式的側面図である。
まず、図3(a)に示すように、工場などにおいて、発電装置10を組み立てる。この際、タービン40および水平翼60をナセル20から取り外した状態としておいてもよい。
次に、図3(b)に示すように、トラック90などによって、発電装置10を据え付け場所の近傍まで輸送する。トラック90にはクレーンを備えたものを用いる。その後、図3(c)に示すように、トラック90のクレーンで発電装置10をトラック90から降ろす。トラック90から発電装置10を降ろしたところで、必要に応じて組み立てなどの作業を行う。
図3(d)に示すように、トラック90から降ろされた発電装置10は、海に降ろされる。この際、空気室21,22,23には、空気を入れた状態としておく。海に降ろされた発電装置10は、空気室21,22,23などの浮力によって、海面92に浮く。
図3(e)に示すように、海面92に運ばれた発電装置10は、ボート91などによって海面92に浮かんだ状態で、据え付け場所まで曳航される。発電装置10を据え付け場所まで運んだら、気体導入口25を開き、また、図示しない気体排出口を開き、海水が空気室21,22に注入される。その結果、図3(f)に示すように、据え付け場所まで運ばれた発電装置10は、海中に沈降していく。発電装置10を海中に沈降させる際には、ダイバー95が付き添う。
図3(g)に示すように、発電装置10が所定の深さまで沈降したら、ダイバー95は、海底93に固定されたアンカー94から延びる係留索80の一方の端部を発電装置10の係留索取付部70に取り付ける。また、ダイバー95は、気体導入口25を開いて、空気ボンベから空気室21,22に空気を導入する。これにより、発電装置10に働く重力および浮力と係留索80から引っ張られる力とが釣り合い、流れがない場合、発電装置10は、海底93から係留索80の長さ分だけ上方に浮いた位置で静止する。
したがって、空気室21,22に空気を導入した際の浮力を考慮した発電装置10の重心は、係留索取付部70の上方に位置するようにしておく。機械室24には発電機36などの重量物を収めているため、空気室21,22は少なくとも機械室24の前後に設ける必要がある。空気室21,22への空気の導入量、すなわち、空気室21,22内の海水の残存量によって、浮力を考慮した発電装置10の重心位置を調整してもよい。
潮流がある場合、タービン40は、流れの方向に力を受ける。その結果、図3(h)に示すように、発電装置10は、係留索80が斜めになるような位置で静止する。この際、発電装置10に働く重力および浮力、水平翼60に働く上向きの力、タービン40に働く水平方向の力、ならびに、係留索80から与えられる流れの反対側の下方に向かう力が釣り合うこととなる。水平翼60に働く上向きの力によって、発電装置10に係留索取付部70を中心としたモーメントが働かないように、水平翼60は実質的に係留索取付部70の上方に設けておく。
潮流がない状態で発電装置10に働く重力および浮力の合力を係留索80による引張力で釣り合うようにしていた場合、水平翼60がないと、潮流によってタービン40に働く抵抗力によって発電装置10はアンカー94を中心にして回動し、潮流が大きければ海底93に衝突する。しかし、本実施の形態の発電装置10は、水平翼60を有しているため、潮流が発生すると、タービン40に流れの方向の力が働くとともに、上向きの力が生じる。さらに、潮流が大きくなり、タービン40が受ける力が大きくなると、それに伴って、水平翼60によって生じる上向きの力も大きくなる。その結果、発電装置10が海底93に近づいて衝突するおそれは小さくなる。
また、本実施の形態の発電装置10は、空気室21,22に空気を入れた状態では水面に浮き、空気室21,22に海水を入れた状態では海水中に沈むようになっている。このため、工場で製造して海岸に移動させた後据え付け位置まで輸送する際には、海面92に浮かせた状態で曳航できる。このため、運搬が容易である。
据え付け位置に移動させた後には、空気室21,22に周囲の海水を流し込むだけで、発電装置10を沈降させることができる。所定の深さまで沈降した後に、ダイバー95が潜水のために必要で携行しているボンベから空気を空気室21,22に流し込むことにより、発電装置10は所定の浮力を簡単に得ることができる。このように本実施の形態の発電装置10は、組み立てや据え付けが容易である。
本実施の形態では、発電装置10にタービン40よりも長い垂直尾翼50を設けている。このため、潮流が大きくタービン40が受ける力が大きくなって、発電装置10が海底93に近づいても、タービン40が直接海底93に衝突して破損するおそれは小さくなる。
係留索取付部70は、ナセル20の軸に対して垂直な軸に対して回転可能に設けられている。このため、潮流の向きが変化した場合であっても、係留索80のねじれが蓄積する可能性は小さい。また、係留索80に並行する電線81は、接続箱38とスリップリングなどで接続することにより、ナセル20の回転によってねじれが蓄積しないようにしておくとよい。電線81によって取り出された電力は、海底ケーブル(図示せず)によって陸上の受電施設に送られる。また、ここでは、1台の発電装置10を据え付けることとしているが、複数の発電装置10を所定の間隔を挟んで配置し、送電のための海底ケーブルを共有してもよい。
10…発電装置、20…ナセル、21…空気室、22…空気室、23…空気室、24…機械室、25…気体導入口、30…シャフト、32…増速器、34…回転伝達機、36…発電機、38…接続箱、39…電力伝達部、40…タービン、50…垂直尾翼、60…水平翼、70…係留索取付部、80…係留索、81…電線、90…トラック、91…ボート、92…海面、93…海底、94…アンカー、95…ダイバー

Claims (4)

  1. 液体中に浮遊する発電装置において、
    タービンと、
    前記タービンの回転によって発電する発電機と、
    前記発電機を収納し係留索を取り付ける係留索取付部が外面に設けられたナセルと、
    前記液体の流れによって上向きの力を発生する水平翼と、
    を有することを特徴とする発電装置。
  2. 前記発電装置の重心は前記液体中での浮力の作用線上に位置し、その作用線上に前記係留索取付部および前記水平翼が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記ナセルの内部には、前記液体を導入可能な空気室が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記空気室は複数であって、それぞれ独立して前記液体を導入可能に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の発電装置。
JP2014079797A 2014-04-09 2014-04-09 発電装置 Pending JP2015200233A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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