JP3160105U - 浮体水車発電機 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2は、水車が水位に応じて浮き上がり稼働できる小型水力発電用の浮き水車型発電装置を開示する。しかし、その図面を見る限りでは、水位変動に対し伝動手段たるチェンが弛む虞がある。また、浮き子6を取付けて水車本体が水に浮かぶようにするもので、特許文献1と同様、装置が大掛かりになっていた。さらに、河川が増水したときの避難対策は、労力をかけて装置全体を陸揚げするしかない構成で、大きな負担になっている。
水面(90)に前記浮体水車(2)が浮いて水の流れで回転し、且つ上下変動する水面(90)に対し、前記アーム(3)が回動して該浮体水車(2)が水面(90)に浮く状態を保ち、前記伝動手段(5)を介して、流水(9)から浮体水車(2)が得た機械的エネルギを前記発電機(4)で電力にすることを特徴とする浮体水車発電機にある。
請求項2の考案たる浮体水車発電機は、請求項1で、蓄電池(60)をさらに具備し、前記発電機(4)の電力を充電できるようにしたことを特徴とする。
請求項3の考案たる浮体水車発電機は、請求項1又は2で、架台(1)に巻揚げ機(65)がさらに設けられ、該巻揚げ機(65)の胴に巻いたロープ(66)の先端(66a)を前記アーム(3)に引っ掛けて、該アーム(3)を引き揚げることができるようにしたことを特徴とする。
本実施形態の架台1は金属製で、図1のごとく一対の支柱11が水路8の両側壁82近くの地表GLに立設し、両支柱11の上部を梁15が連結して正面視冂形フレームを形成する。梁15が地表GLから高い所定位置に設けられる。冂形フレームは水路8の水流方向(図2の白抜き矢印方向)に一定間隔をおいて複数設置され、さらに、各冂形フレームの上部両角部を補強部材14が連結して、頑強な立体的架台1とする。各梁15の下縁側には一対の突片16が固着され、両突片16にそれぞれアーム3を吊設する支軸75が固着される。
尚、図2〜図4は図面を簡略化して、棒状の椀状部材からなるアーム3とする。さらに基端部31をフック状体にして、該フック状体を支軸75に引っ掛けてアーム3を支軸75に回動自在に支持させる。このような構成でも勿論よいが、実際のアーム3は図5のような長尺の帯板状体で、基端部31に通孔32を設け、支軸75を該通孔32に通して、アーム3が支軸75に回動自在に支持される。符号73aは軸受を示す。
アーム3の主部30には貫通孔30aが設けられる。該アーム3に固着された発電機4の電動軸42を挿通させるためである。そして、アーム3の先端部35で浮体水車2のドラム軸25を軸支して該浮体水車2を保持する。
ドラム軸25は中空ドラム20の軸心を通って、その両端面22から外方へそれぞれ突出する心棒である。既述のごとく、ドラム軸25をアーム先端部35で軸支して前記浮体水車2を保持する。具体的には、軸受73bを介して、一対のアーム3の先端部35に設けた各透孔36に両ドラム軸25をそれぞれ挿通して、浮体水車2がアーム3に回動自在に取付けられる。そして、この浮体水車2が、中空部20aを有する筒形密封ドラムの構造から、浮力で水面90に浮かぶようになっている。尚、本実施形態はドラム軸25が中空ドラム20の中空部20aを貫通するが、円筒部21の両端面22からドラム軸25を外方へ突出させてもよい。
本実施形態は、各冂形フレームの各梁15に図2,図3のごとく、浮体水車2とアーム3と発電機4と伝動手段5を備えて、浮体水車2から発電機4で電力をつくることのできる浮体水車発電機のユニットを形成している。ここでは、3ユニットの浮体水車発電機を設ける。
蓄電池60は公知機器で、発電機4が得た電気的エネルギを化学的エネルギの形に変化させて蓄えることのできる機器である。蓄電池60はその蓄えた化学的エネルギを必要に応じて、再び起電力として取り出すことができる。発電機4が得た電気エネルギは配線61を通じて蓄電池60へ送られ、該蓄電池60で化学的エネルギに変換して保存される。水の流れによって得られる電力は、自然に左右されるため、電力供給が安定しない。そこで、水流から得た電気的エネルギを、さらに蓄電池60で化学的エネルギに変換させて蓄えることで、電力を安定供給できるようにする。
本実施形態は、浮体水車発電機の各ユニットに蓄電池60をそれぞれセットする。
しかも、浮体水車発電機は、自然界の川の流れの運動エネルギを電力に変えて有効活用を図るので、環境に優しい装置になっている。
さらに、蓄電池60が設けられると、電力を安定供給できるようになる。大規模な電力設備を要せず、手軽に電気を利用できる。送電線等で電気が届かない地域などでも、河川の流れがあるところでさえ在れば、電気の安定供給が可能になるので、非常に便利且つ有益な装置となる。
加えて、巻揚げ機65が設置され、該巻揚げ機65の胴に巻いたロープ66の先端66aを前記アーム3に引っ掛けて、該アーム3を引き揚げることができると、暴風雨等で、浮体水車発電機が陸揚げを余儀なくされる場合に、いとも簡単に水面90から持ち上げて避難させることができる。
かくのごとく、本浮体水車発電機は、浮体水車2,アーム3,発電機4,伝動手段5,蓄電池60,巻揚げ機65等の各構成要素が、有機的に結合して、上述した種々の優れた効果を発揮し多大な効を奏する。
2 浮体水車
20 中空ドラム
21a 外周筒面
22 端面
24 羽根
25 ドラム軸
3 アーム
35 先端部
4 発電機
42 電動軸
5 伝動手段
60 蓄電池
65 巻揚げ機
66 ロープ
66a 先端
9 流水
90 水面
Claims (3)
- 中空筒状ドラム(20)のドラム両端面(22)からドラム軸(25)をそれぞれ突出し且つ該ドラム(20)の外周筒面(21a)に複数の羽根(24)を固着して、浮力で水面に浮くことのできる浮体水車(2)と、
前記ドラム軸(25)を先端部(35)で軸支して前記浮体水車(2)を保持する一方、架台(1)に回動自在に支持されて、該架台(1)に吊設される一対のアーム(3)と、
該アーム(3)に固着される発電機(4)と、
前記浮体水車(2)のドラム軸(25)の回動を発電機(4)の電動軸(42)に伝達する伝動手段(5)と、を具備して、
水面(90)に前記浮体水車(2)が浮いて水の流れで回転し、且つ上下変動する水面(90)に対し、前記アーム(3)が回動して該浮体水車(2)が水面(90)に浮く状態を保ち、前記伝動手段(5)を介して、流水(9)から浮体水車(2)が得た機械的エネルギを前記発電機(4)で電力にすることを特徴とする浮体水車発電機。 - 蓄電池(60)をさらに具備し、前記発電機(4)の電力を充電できるようにした請求項1記載の浮体水車発電機。
- 前記架台(1)に巻揚げ機(65)がさらに設けられ、該巻揚げ機(65)の胴に巻いたロープ(66)の先端(66a)を前記アーム(3)に引っ掛けて、該アーム(3)を引き揚げることができるようにした請求項1又は2に記載の浮体水車発電機。
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