JP2005240782A - 着火時期変更時のレーザ焦点調整装置を備えたレーザ着火式エンジン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ピストン表面にターゲット部材を設けて該ターゲット部材にレーザ光を照射して発生するプラズマにより燃焼室内の混合気を着火させるレーザ着火方式エンジンにおいて、レーザ発射装置から導かれたレーザ光を燃焼室に投射するレーザ光ガイドが1個の集光レンズ或は2個の集光レンズを組合せた集光レンズ系と集光されたレーザ光を透過する気密石英ガラスを有し、該レーザ光の光路に沿って前記集光レンズ或は集光レンズ系のうちの1個の集光レンズの位置が変更可能に構成する。
【選択図】 図1
Description
前記レンズ保持部材の回転は、該レンズ保持部材の前記レンズ保持部材収納体からの突出部にレバーを取り付けて該レバーにより回転させてもよいし、或はレンズ保持部材の突出部に歯車を設けるとともに、該歯車に噛合ってこれを回転駆動する駆動装置を設けて該駆動装置により回転させてもよい。
図1は本発明の第1実施例のレーザ光ガイドがシリンダヘッドに装着された状態の要部断面図を示し、図2は本発明の第2実施例のレーザ光ガイドがシリンダヘッドに装着された状態の要部断面図を示し、図3は本発明の第3実施例のレーザ光ガイドがシリンダヘッドに装着された状態の要部断面図を示す。図4は本発明のレーザ光ガイドが装着されたレーザ着火式エンジンの全体構成図を示し、図5は本発明の第2実施例の組合せレンズの場合のレンズ間隔と焦点距離との関係を示すグラフである。
そして、前記レンズ保持部材収納体11はその先端部外周の雄ネジ11bが前記シリンダヘッド1のレーザ光ガイド取付け穴の雌ネジ1aに螺合されてパッキン11cを介してシリンダヘッド1に固定されている。前記集光レンズ保持部材13は集光レンズ12を埋め込んだように描かれているが、実際には該保持部材は2分割して前記集光レンズ12を挟んで固定するように構成される。21はレーザ光を導いて来る光ファイバーでその先端が前記集光レンズ12に対面するように前記レンズ保持部材収納体11図示しないブラケットにより保持される。
該第2の集光レンズ14は集光レンズ保持部材収納体11の先端部に固定された気密石英ガラス17の上側に中心に穴を有するレンズ受け部材15と中心に穴を有するレンズ固定部材16に挟まれて該固定部材によりレンズ保持部材収納体11にネジ締めにより固定されている。該レンズ保持部材収納体11の上部の雌ネジには調整レバー部材20が固定された第1集光レンズ保持部材13が螺合され、該第1集光レンズ保持部材13は前記調整レバー部材20を手動で回転することにより上下に移動できる。これにより前記第2集光レンズ14と第1第2集光レンズ12との間隔を変えて組合せレンズの焦点距離を変えることができる。
f=f1×f2/(f1+f2−d)
である。図5に、f1=f2=100mmとした場合のfをレンズ間距離dに対して描いてある。組合せレンズの場合レンズ間距離の変化に対する焦点距離の変化が緩やかである。組合せレンズの場合はレンズ1個の場合比べてレーザ光ガイドの構造が複雑になりコストアップとなるが、焦点距離調整の精度を上げることができ、微小調節の際には有利である。
2 ピストン
3 燃焼室
4 ターゲット部材
10 レーザ光ガイド
11 レンズ保持部材収納体
12 集光レンズ或は第1の集光レンズ
13 集光レンズ保持部材或は第1集光レンズ保持部材
14 第2集光レンズ
15 集光レンズ受け部材
16 固定部材
17 気密石英ガラス
18 気密石英ガラス固定部材
19 パッキン
20 調整レバー部材
21 光ファイバー
22 ウォームホイール
23 光ファイバー固定ブラケット
24 固定ネジ
31 気密石英ガラス保持部材
32 気密石英ガラス固定部材
41 ウォーム
42 モータ
Claims (8)
- ピストン表面にターゲット部材を設けて該ターゲット部材にレーザ光を照射して発生するプラズマにより燃焼室内の混合気を着火させるレーザ着火方式エンジンにおいて、レーザ発射装置から導かれたレーザ光を燃焼室に投射するレーザ光ガイドが1個の集光レンズと該集光レンズで集光されたレーザ光を透過する気密石英ガラスを有し、該レーザ光の光路に沿って前記集光レンズの位置が変更可能に構成されたことを特徴とするレーザ着火式エンジン。
- ピストン表面にターゲット部材を設けて該ターゲット部材にレーザ光を照射して発生するプラズマにより燃焼室内の混合気を着火させるレーザ着火方式エンジンにおいて、レーザ発射装置から導かれたレーザ光を燃焼室に投射するレーザ光ガイドが燃焼室から遠い側の第1の集光レンズと燃焼室に近い側の第2の集光レンズからなる組合せレンズと、該組合せレンズで集光されたレーザ光を透過する石英ガラスを有し、該レーザ光の光路に沿って前記第1の集光レンズの位置が変更可能に構成されたことを特徴とするレーザ着火式エンジン。
- 前記レーザ光ガイドは、前記集光レンズが外周にネジ部を有するレンズ保持部材に固定され、該レンズ保持部材が内周にネジ部を有するとともに燃焼室に対面する端部に気密石英ガラスが固定されたレンズ保持部材収納体に螺合され、前記レンズ保持部材には前記レンズ保持部材収納体の他端を越えて延長する調整部材が固定されて、該調整部材を回転することにより前記集光レンズを前記レーザ光の光路に沿って移動できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のレーザ着火式エンジン。
- 前記レーザ光ガイドは、前記組合せレンズの第2の集光レンズが燃焼室に対面する端部に気密石英ガラスが固定されたレンズ保持部材収納体の前記気密石英ガラスの背後側に固定され、第1の集光レンズは外周にネジ部を有する第1集光レンズ保持部材に固定され、該第1集光レンズ保持部材は前記レンズ保持部材収納体に固定された前記第2の集光レンズの背後側に螺合され、前記第1集光レンズ保持部材には前記レンズ保持部材収納体の他端を越えて延長する調整部材が固定され、該調整部材を回転することにより前記第1集光レンズを前記レーザ光の光路に沿って移動できるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のレーザ着火式エンジン。
- 前記調整部材の前記レンズ保持部材収納体を越えて延長した端部に歯車が設けられるとともに、該歯車に噛合ってこれを回転駆動する駆動装置が設けられていることを特徴とする請求項3或は4の何れかの項に記載のレーザ着火式エンジン。
- レーザ着火式エンジンにおいて、エンジン回転数や負荷に応じて前記駆動装置を介して前記集光レンズ或は第1集光レンズの移動を制御するコントローラを備えたことを特徴とする請求項5記載のレーザ着火式エンジン。
- レーザ着火式エンジンにおいて、燃焼室に対面する気密石英ガラスの背後側に前記ターゲット部材表面における輝度を検知できるように輝度センサを設けるとともに、レーザ照射時の輝度センサの出力を分析して予め入力されたデータと照合比較しその判定結果の信号を前記駆動装置に送って前記集光レンズ或は第1集光レンズの移動を制御するコントローラを備えたことを特徴とする請求項5記載のレーザ着火式エンジン。
- レーザ着火式エンジンにおいて、前記コントローラが前記判定結果に応じて前記集光レンズ或は第1集光レンズの移動を制御するとともにレーザ発射装置の発射レーザエネルギの強弱をも制御することを特徴とする請求項7記載のレーザ着火式エンジン。
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