JP2005239276A - 薄型表示装置の梱包構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型画面の薄型表示装置の梱包を輸送中の振動、衝撃に耐えられるようにする。
【解決手段】 液晶テレビ15の上部16に、上部16に対応した凹部を下面に形成した上枠11を嵌め込み、上枠11の上および周囲に箱を被せた液晶テレビの梱包構造において、前記上枠11の凹部内側であって前記上部16の前面中央部の位置に、発泡緩衝材からなる挿入片17を下方から圧入する。ここで、挿入片17内側面を、上部16と表示パネル18の段差に対応した形状にすることが好ましい。なお、上枠11は、段ボール板をコ字形に折曲して形成した脇部品12,13を上部長手方向両端に平行に配置し、脇部品12,13の間に段ボール板の両側をロ字形に折曲して下面に凹部を形成した中部品14を接続して構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薄型表示装置の梱包構造に関し、詳しくは画面サイズが大型である液晶テレビ等の薄型表示装置をその表示パネル部分が損傷されることなく輸送できる梱包構造に関する。
従来、液晶テレビを工場からユーザまで輸送するには、図4および図5のような梱包をしていた。すなわち、上から被せる構造をした段ボール箱の底ケース1に、前後左右から段ボール部材を突出させておいて、そこへスチレンペーパー等の袋2を被せた液晶テレビ3のスタンド部4を載置するとともに、液晶テレビ3の本体5の下端を挿入する。この構造により、スタンド部4は底面から支持されるとともに、本体5の下端が前後左右の4方向から支持される。次に、段ボールを断面コ字形に折曲したものを開口部を下にしてエ字形に組み合わせて構成された上枠6の中央部分の凹部を、液晶テレビ3の上部7に被せる。次に、上枠6の上から段ボールの上箱8を被せ、上箱8の下端部と底ケース1とを4個のジョイント9により固定する。この状態で、液晶テレビは工場から販売店を介してユーザのところまで輸送される。なお、薄型表示装置の部品を梱包する方法として、特許文献1に記載の「表示パネルの梱包方法」が知られている。
特開昭2000−85847号公報
ところで、近年、液晶テレビの大型化が進み、表示パネルの横幅がワイドになると、上述した段ボールの構造では、振動試験の結果、表示パネルの上端中央部が振動に弱いということが判明してきた。これは、図6に模式的に示したが、液晶テレビ3の上部7は、段ボール製の上枠6に囲まれているため、段ボール箱の上箱8に加えられた振動や衝撃は、上部7の厚さと長さの比があまりない従来の形状、すなわち図(a)に示されるずんぐり形状をした小型サイズの液晶テレビ3では、上部7自体にも振動に耐えられる充分な剛性を有し、上枠6の長手方向の前後部6A,6Bにもそれなりの剛性があるため、上部7に前後方向の振動が加えられても耐えることが可能であった。
しかしながら、液晶テレビ3の大型化、ワイド化が進み、図(b)に示されるように上部7の厚さと長さの比が大きい形状の液晶テレビ3では、上部7自体が細長くなり剛性が低下して、前後方向に振動が加えられると上部7自体が前後方向に撓みやすくなる。同時に、上枠6の長手方向の前後部6A,6Bも長くなると剛性が低下して撓みやすくなり、液晶テレビ3の上部7に前後方向の振動が加えられると、上部7と同様に中央部が撓んで、上部7を支えることができなくなってきた。実際の試験では、37V型の液晶テレビに、従来構造の段ボールで梱包して、前後方向に1Gの振動を加えると、その振動が増幅されて上部7の前面中央部分で7G以上の振動値が測定されるとともに、液晶パネルの縦の駆動ラインが欠損し画素欠陥が生ずる等の障害が発生した。
この測定された7Gの振動では、液晶パネルが破損されるため、従来の梱包のままでは、液晶テレビを安全に輸送することを保証できない事態となった。そこでこの問題の対策として、上枠6を木製や樹脂成形品等の剛性の大きい材料を使うことも検討されたが、重量やコストが増大するため、従来の段ボールを用いた構造で、振動に耐えられることが求められている。そこで、本発明は、画面が大型化された液晶テレビ等の薄型表示装置の梱包構造を、その輸送中にも振動や衝撃に耐えられるようにすることを目的とした。
上記課題を解決するために、本発明は、薄型表示装置の上部を狭持する上枠を被せて箱内に支持する薄型表示装置の梱包構造において、前記薄型表示装置の上部の前面側中央部と前記上枠との間で発泡緩衝材からなる挿入片を挟圧したことを特徴とする。
詳しくは、薄型表示装置の上部に、該上部に対応した凹部を下面に形成した上枠を嵌め込み、前記上枠の上および周囲に箱を被せた薄型表示装置の梱包構造において、前記上枠の凹部内側であって前記上部の前面中央部の位置に、発泡緩衝材からなる挿入片を下方から圧入したことを特徴とする。
なお、前記挿入片の内側面を、前記上部の薄型表示装置外枠面と表示パネルの該外枠面近傍との段差に対応した形状にし、前記挿入片の内側面を前記外枠面と前記表示パネル面とに当接させることが好ましい。
また、前記上枠は、段ボール板をコ字形に折曲して形成した脇部品を上部長手方向両端に平行に配置し、前記脇部品の間に段ボール板の両側をロ字形に折曲して下面に凹部を形成した中部品を接続して構成することも可能である。
また、前記挿入片を上枠に貼着しておくことも可能である。
さらには、前記薄型表示装置はスチレンペーパー等の袋で覆い、ゴミ付着や梱包部材との当接による傷発生を防止している。
以上述べたように本発明によれば、薄型表示装置の上部の前面側の中央部と薄型表示装置の上部を支持する上枠の間に発泡緩衝材からなる挿入片を挟圧して中央部分を新たに支持したことで、薄型表示装置の画面が大きくなっても、輸送中の振動や衝撃に耐えられることが可能となった。またこのように、1個の発泡緩衝材からなる挿入片を用いただけで、上枠の前面中央部分を新たに支持する構造に改造できるため、コストもわずかな増加ですむ。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1はワイド画面の液晶テレビを梱包する場合に上部を支持する上枠の一例を示す斜視図であり、図2は液晶テレビの上部と上枠が嵌合された状態を模式的に示した平面図であり、図3は図2のA−A線断面図である。これらの図に示されるように、上枠11は、段ボール板をコ字形に折曲して形成した脇部品12,13を上部長手方向両端に平行に配置し、脇部品12,13の間に段ボール板の両側をロ字形に折曲して下面に凹部を形成した中部品14を接続して構成されている。脇部品12,13の上面に形成された凹部には、取り扱い説明書や添付部品等が収納される。中部品14の前部分14fと後部分14bとの間に形成された凹部に、液晶テレビ15の上部16が挿入される。
中部品14の凹部に上部16が挿入された状態で、上部16と前部分14fまたは後部分14bとの間には、ほとんど隙間のない状態であるが、ここでさらに、上部16と前部分14fとの間に、スポンジ等の発泡緩衝材からなる挿入片17を圧入する。圧入する位置は、前部分14fの中央すなわち上部16の中央位置とする。また、挿入片17の形状は、上部16の断面形状に合わせて、上部を薄くし下部を厚くした2段厚みの形状とし、液晶パネル18の上端に挿入片17の下部の肉厚部が当接するようにしている。挿入片17はその厚み方向に圧縮されて挿入されるため、その復元力により、上部16と前部分14fとをそれぞれ押圧して支持され、下方へ落下することはない。また、挿入片17の厚みは、圧縮された状態で上部16を押圧する復元力が最適な値となるように、中部品14の前部分14fの剛性に応じて調節する。
挿入片17をこのように上部16と前部分14fとの間に圧入したことで、上部16の中央部分が確実に中部品14の前部分14fに支持されることになる。この状態で、液晶テレビ15を、図4および図5の従来例と同様に段ボール箱に収納して、振動試験を試みたところ、前後方向に1Gの振動を加えると、上部16の前面中央部分で3Gの振動値が測定され、従来の測定値の半分以下の値に減少したことが確認できた。また、その結果、液晶パネル18も欠損されることなく正常な表示がなされたことが確認できた。なお、図3では、液晶テレビ15を覆う袋の表示を省略してあり、挿入片17は図示していない袋を介して、上部16を押圧し、袋を介して液晶パネル18の上端に挿入片17の下部の肉厚部が当接することになる。また、挿入片17は、前もって、前部分14fの内面に貼着しておいて、上部16を挿入しながら挿入片17を圧縮するようにすることも可能である。
本発明は、液晶テレビの梱包に利用できる以外に、PDPテレビ等の他の薄型表示装置の大画面のものを梱包する場合に利用可能である。
液晶テレビを梱包する場合に上部を支持する上枠の一例を示す斜視図である。 液晶テレビの上部と上枠が嵌合された状態を模式的に示した平面図である。 図2のA−A線断面図である。 従来の液晶テレビの梱包構造を示す分解斜視図である。 従来の液晶テレビの梱包構造を示す分解斜視図である。 従来の液晶テレビの梱包構造を示す平面図である。
符号の説明
11 上枠
12,13 脇部品
14 中部品
14f 前部分
14b 後部分
15 液晶テレビ
16 上部
17 挿入片
18 液晶パネル

Claims (6)

  1. 薄型表示装置の上部を狭持する上枠を被せて箱内に支持する薄型表示装置の梱包構造において、
    前記薄型表示装置の上部の前面側中央部と前記上枠との間で発泡緩衝材からなる挿入片を挟圧したことを特徴とする薄型表示装置の梱包構造。
  2. 薄型表示装置の上部に、該上部に対応した凹部を下面に形成した上枠を嵌め込み、前記上枠の上および周囲に箱を被せた薄型表示装置の梱包構造において、
    前記上枠の凹部内側であって前記上部の前面中央部の位置に、発泡緩衝材からなる挿入片を下方から圧入したことを特徴とする薄型表示装置の梱包構造。
  3. 請求項1または2に記載の薄型表示装置の梱包構造において、
    前記挿入片の内側面を、前記上部の薄型表示装置外枠面と表示パネルの該外枠面近傍との段差に対応した形状にし、前記挿入片の内側面を前記外枠面と前記表示パネル面とに当接させたことを特徴とする薄型表示装置の梱包構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の薄型表示装置の梱包構造において、
    前記上枠は、段ボール板をコ字形に折曲して形成した脇部品を上部長手方向両端に平行に配置し、前記脇部品の間に段ボール板の両側をロ字形に折曲して下面に凹部を形成した中部品を接続して構成したことを特徴とする薄型表示装置の梱包構造。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の薄型表示装置の梱包構造において、
    前記挿入片を上枠に貼着しておくことを特徴とする薄型表示装置の梱包構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の薄型表示装置の梱包構造において、
    前記薄型表示装置はスチレンペーパー等の袋で覆われていることを特徴とする薄型表示装置の梱包構造。
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