JP2005239109A - 車載カメラ固定機器 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、車内に撮影機を設置し撮影を行う際に必要となる、撮影機を車体に固定させる為の機器である。通常は、三脚などの撮影固定機を利用し車内に撮影機を固定しているが、車の振動やスペース的な問題から撮影機を自由な位置（ドライバーの目線の位置や車内中央部）に固定するのが困難であった。車内の形状や設置スペースなどの問題を考慮し、車内の中央部に撮影機を固定する機器を提供する。
【解決手段】収縮自由で固定のできる棒（図４）の両側に角度調整可能で固定ができる吸盤機（図２）を取り付け、後部座席両側のウインドウ（ガラス部）部に両側の吸盤部を吸引ポンプにより固定し、後部座席部に固定器（図１）を設置する。そしてその固定器（図１）上に撮影機を固定する。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

発明に関する技術分野

この発明は、一般車両内及び競技車両に撮影機を搭載する際に必要となる撮影機と車体を連結し、撮影機をドライバーの目線の高さ及び車内中央部に固定できる機器に関するものである。

従来、車内に撮影機を取り付ける際は、一般の撮影機固定機材（三脚など）を車内に持ち込み撮影を行っていた。競技車両においては、車内のロールバーなどに撮影機を直接固定して撮影をする事は知られている。

発明が解決しようとする課題

競技車両によるサーキット走行や一般車両での旅行において車内・外の様子を撮影する際、次のような問題があった。撮影機をドライバーの目線の高さ及び車内中央部に固定する専用の機材・方法がなく、三脚などが使用されていた。しかしそれらの機材は専用のものではないため、振動のある車内では撮影機が不安定な状態にあり、画像もブレてしまうことが多い。また車内のスペースの問題から機材も小型で軽量なものなど特殊な撮影機を必要とすることが多かった。尚且つそれらの特殊な撮影機を使用したとしても、車内の形状上の理由から撮影機の設置位置は限られたものとなっていた。本発明は、これらの問題点を解決し、両側に吸盤をつけた収縮自由な棒を後部座席両側のウィンドウ部に固定する事により、ドライバーの目線の高さ及び車内中央部に撮影機を固定し、ブレのない安定した映像の撮影を可能にするものである。

課題を解決する手段

収縮自由で固定のできる棒（図４）の両側に角度調整可能で固定ができる吸盤機（図２）を取り付け、後部座席両側のウインドウ（ガラス部）部に両側の吸盤部を吸引ポンプにより固定し、後部座席部に固定器（図１）を設置する。そしてその固定器（図１）上に撮影機を固定する。
本発明は、以上の構成よりなる競技車両及び一般車両内においてドライバーの目線の位置及び車内中央部に撮影機器を固定するため機器である。

以下、本発明の実施形態を説明する。
（イ） 収縮可能な棒（図４）の両端に吸盤機（図２）を取り付ける。
棒（図４）と吸盤機（図２）の間に角度を自由に調節する事ができるボール雲台（図３）を使用し、連結する。
（ロ） 棒（図４）の長さは自由に調節する事ができ、固定する事ができる。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する場合は、中央の棒（図４）の長さを調整し両側の吸盤機（図２）を後部座席両側のウィンドウ部（ガラス部）に吸引ポンプにより接着させる。その後、棒（図４）と吸盤機（図２）の連結部であるボール雲台（図３）により棒（図４）と吸盤機（図２）を固定し、棒（図４）の長さを調整し固定する。このようにして設置した固定器（図１）の上に撮影機器を装着し撮影を行う。

発明の効果

本発明を使用する事により、一般の車両内に素早く、手軽に、安全に、ドライバーの目線の高さ及び車内中央部に撮影機器を設置することができ、ブレのない安定した映像を撮影する事ができる。

車載カメラ固定機器の全体図 本発明の要部拡大の正面図 本発明の要部拡大の正面図 本発明の要部拡大の正面図

符号の説明

（１）吸盤、（２）吸引ポンプ、（３）ボール雲台、（４）雲台止めネジ、（５）収縮棒、（６）棒止めネジ

Claims (3)

1. 棒（図４）の両側が吸盤機（図２）になっており、ワンタッチで車内ガラス部に装着できる。
2. ボール雲台（図３）を使用し、棒（図４）と吸盤機（図２）の角度を自由な角度で固定することができる。
3. 棒（図４）の長さを調節する事ができ、固定する事ができる。

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