JP2005238904A - 作業車両における車外監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 作業車両に装着した作業機の作業状態等を車内においてモニタ表示する、車外監視システムを安価に提供できるようにする。また、モニタにおける動画像の機体進行方向と異なる表示に伴う、違和感を無くした表示ができるようにする。
【解決手段】 機体(1) にデジタルカメラ(11)で構成する撮像装置(C) と、画像処理装置(D) と、モニタ(10)を設置すると共に、デジタルカメラ(11)と画像処理装置(D) とをUSB接続して、デジタルカメラ(11)で撮像した動画像を画像処理装置(D) を介してモニタ(10)に表示する。また、デジタルカメラ(11)で撮像した画像データを、画像処理装置(D) にて左右反転処理、又は回転処理して、モニタ(10)に表示させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 機体(1) にデジタルカメラ(11)で構成する撮像装置(C) と、画像処理装置(D) と、モニタ(10)を設置すると共に、デジタルカメラ(11)と画像処理装置(D) とをUSB接続して、デジタルカメラ(11)で撮像した動画像を画像処理装置(D) を介してモニタ(10)に表示する。また、デジタルカメラ(11)で撮像した画像データを、画像処理装置(D) にて左右反転処理、又は回転処理して、モニタ(10)に表示させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、トラクタ、田植機、コンバイン、その他の作業車両における車外監視システムに関する。
従来、作業車両における車外監視システムとしては、機体にテレビカメラとモニター用テレビを設置し、テレビカメラで撮影した動画像をモニター用テレビジョン装置に表示して作業を行うものが知られている(特許文献1参照。)。また、トラクタを遠隔操作して作業を行うにあたって、ビデオカメラ(CCDカメラ)で撮像した動画像をモニタで見ながら作業を行うことが知られている(特許文献2参照。)。
さらに、自動車の後部座席監視システムとして、デジタルカメラ付携帯電話を車内に設置して、撮影した映像データをモニタに近距離無線送信し、運転者が後部座席の様子を振り向くことなくモニタによって知ることができるようにしたものが知られている(特許文献3参照。)。
実開昭61−203853号公報(第2図、第3図)。
特開平9−252609号公報(第1図)。
特開2003−237466号公報(第5図)。
さらに、自動車の後部座席監視システムとして、デジタルカメラ付携帯電話を車内に設置して、撮影した映像データをモニタに近距離無線送信し、運転者が後部座席の様子を振り向くことなくモニタによって知ることができるようにしたものが知られている(特許文献3参照。)。
前述した従来の車外監視システムの場合には、専用のテレビカメラやビデオカメラを用いて動画像を得ているので、撮像装置が比較的高価なものとなり、また、後部座席監視システムである後者の場合にも、デジタルカメラ付携帯電話に未だ一般的に普及していない近距離無線通信部を備えなければならないため、何れにしても監視システムを廉価に提供するまでに至っていない。
また、トラクタ等の農業用機械を例にとると、トラクタでは機体の後部にロータリ耕耘装置等の作業機を連結して作業を行う。そして、この場合に作業機の作業状況を座席に居ながらにして監視するためには、作業機が機体の比較的下方に位置していることから、例えば、キャビン内に設置したルームミラーを用いて監視することが難しく、勢いオペレータは後方を振り向いて直接、作業機を見ることとなり、その間、トラクタの運転が疎かになるという問題がある。
さらに、トラクタで耕耘作業を能率的に行うためには、ステアリングハンドルを操作しながら、前回耕耘した既耕地に沿って機体を走行させる必要があるが、機体から後方に向けて設けたカメラの画像を見ながら機体の操向操作を行う場合は、トラクタの前進する方向とカメラの撮像方向が異なる結果、モニタで見た画像は機体の進行方向と左右反対となり、結果としてオペレータに違和感を与えて、モニタを見ながらの操向操作を困難にするという問題がある。
そこで、本発明は、これらの問題に鑑みて、作業車両における車外監視システムを廉価に提供できるようにすること、そして、特に機体後部の監視システムを提供するにあたっては、オペレータが違和感を生じることのない監視システムを提供できるようにすることを目的とする。
また、トラクタ等の農業用機械を例にとると、トラクタでは機体の後部にロータリ耕耘装置等の作業機を連結して作業を行う。そして、この場合に作業機の作業状況を座席に居ながらにして監視するためには、作業機が機体の比較的下方に位置していることから、例えば、キャビン内に設置したルームミラーを用いて監視することが難しく、勢いオペレータは後方を振り向いて直接、作業機を見ることとなり、その間、トラクタの運転が疎かになるという問題がある。
さらに、トラクタで耕耘作業を能率的に行うためには、ステアリングハンドルを操作しながら、前回耕耘した既耕地に沿って機体を走行させる必要があるが、機体から後方に向けて設けたカメラの画像を見ながら機体の操向操作を行う場合は、トラクタの前進する方向とカメラの撮像方向が異なる結果、モニタで見た画像は機体の進行方向と左右反対となり、結果としてオペレータに違和感を与えて、モニタを見ながらの操向操作を困難にするという問題がある。
そこで、本発明は、これらの問題に鑑みて、作業車両における車外監視システムを廉価に提供できるようにすること、そして、特に機体後部の監視システムを提供するにあたっては、オペレータが違和感を生じることのない監視システムを提供できるようにすることを目的とする。
本発明の作業車両における車外監視システムは、機体にデジタルカメラで構成する撮像装置と、画像処理装置と、モニタを設置すると共に、デジタルカメラと画像処理装置とをUSB接続して、デジタルカメラで撮像した動画像を画像処理装置を介してモニタに表示することを特徴とする。
また、デジタルカメラで撮像した画像データを、画像処理装置にて左右反転処理してモニタに表示させることを特徴とする。
また、デジタルカメラで撮像した画像データを、画像処理装置にて左右反転処理してモニタに表示させることを特徴とする。
請求項1の発明では、機体にデジタルカメラと、画像処理装置と、モニタを設置すると共に、デジタルカメラと画像処理装置とをUSB接続して、デジタルカメラで撮像した動画像を画像処理装置を介してモニタに表示するものであるから、近年、市販されて安価に提供されているPC(パソコン)カメラ機能を搭載したデジタルカメラを撮像装置として用いることができ、作業車両の車外監視システムを安価に提供することができる。
また、デジタルカメラで撮像した画像データを、画像処理装置にて左右反転処理、又は回転処理して、モニタに表示させるものであるから、機体の後方、或いは側方に向けてカメラを設置した場合でも、モニタに表示される画像は、機体の前進方向と一致させることができ、表示画像の違和感を解消することができる。
また、デジタルカメラで撮像した画像データを、画像処理装置にて左右反転処理、又は回転処理して、モニタに表示させるものであるから、機体の後方、或いは側方に向けてカメラを設置した場合でも、モニタに表示される画像は、機体の前進方向と一致させることができ、表示画像の違和感を解消することができる。
本発明に係る作業車両における車外監視システムの実施の形態を、以下図面に基づいて説明する。
図1、及び図2は農業用トラクタの側面、及び背面を示し、トラクタ1は、ボンネット2によって覆った図示しないエンジンと、機体の下部に設けたクラッチハウジングと、後部ミッションケースとを相互に連結したモノコックタイプの車体3に構成している。
また、車体3の前部には、後述するステアリングハンドルによって操舵される左右の前輪4が、そして、車体3の後部には左右の後輪5が設けられており、車体3の中央部に設けた操縦部Aはキャビン6で覆っている。
さらに、トラクタ1の後部には、図示しないロータリ耕耘装置等の作業機を装着するための三点リンク装置Bが装備されており、作業機は係る三点リンク装置Bのトップリンクとロワーリンクの先端に連結され、図示しないリフトシリンダの作動に伴って、作業機は三点リンク装置Bを介して上下昇降自在に構成されている。
図1、及び図2は農業用トラクタの側面、及び背面を示し、トラクタ1は、ボンネット2によって覆った図示しないエンジンと、機体の下部に設けたクラッチハウジングと、後部ミッションケースとを相互に連結したモノコックタイプの車体3に構成している。
また、車体3の前部には、後述するステアリングハンドルによって操舵される左右の前輪4が、そして、車体3の後部には左右の後輪5が設けられており、車体3の中央部に設けた操縦部Aはキャビン6で覆っている。
さらに、トラクタ1の後部には、図示しないロータリ耕耘装置等の作業機を装着するための三点リンク装置Bが装備されており、作業機は係る三点リンク装置Bのトップリンクとロワーリンクの先端に連結され、図示しないリフトシリンダの作動に伴って、作業機は三点リンク装置Bを介して上下昇降自在に構成されている。
そして、前述の操縦部Aを覆うキャビン6について説明すると、キャビン6は無枠透明のガラスから構成する左右のドア6aと、枠組される支柱7に嵌め込まれるフロントガラス6b、リヤガラス6c、リヤサイドガラス6dと、天井部分を覆うルーフ6eから構成しており、キャビン6の内部には図示しない座席の他に、図3に示すように座席前方にステアリングコラム8を設け、このコラム8上にステアリングハンドル9を座席側に向かうように設置している。
また、フロントガラス6bを嵌め込む右側の前部支柱7には、液晶表示パネルからなる車外監視用のモニタ10をブラケットを介して取り付けている。そして、この場合、オペレータは座席に座って進行方向である前方を見ながら、ステアリングハンドル9を適宜操作して機体の操縦を行うことになるが、多少視線を右側に移すとモニタ10の画面を視野に入れることができ、トラクタの運転が疎かになることはない。
なお、このモニタ10の設置位置としては、前述の例に止まらず例えばフロントガラス6bの上部であっても良いし、ステアリングコラム8の上部に設置される計器パネルの一部として設けてもかまわないものである。
また、フロントガラス6bを嵌め込む右側の前部支柱7には、液晶表示パネルからなる車外監視用のモニタ10をブラケットを介して取り付けている。そして、この場合、オペレータは座席に座って進行方向である前方を見ながら、ステアリングハンドル9を適宜操作して機体の操縦を行うことになるが、多少視線を右側に移すとモニタ10の画面を視野に入れることができ、トラクタの運転が疎かになることはない。
なお、このモニタ10の設置位置としては、前述の例に止まらず例えばフロントガラス6bの上部であっても良いし、ステアリングコラム8の上部に設置される計器パネルの一部として設けてもかまわないものである。
次に、図4及び図5に基づいて、本発明の車外監視システムの撮像装置Cについて説明すると、符号11は、PC(パーソナルコンピュータ)カメラ機能を搭載するデジタルカメラ(例えば、ミノルタ株式会社、DIMAGE Xt)であって、デジタルカメラ11はレンズ11aとフラッシュ部11bを備え、チャージスタンド12上に載置される。
チャージスタンド12は、デジタルカメラ11が置かれるとデジタルカメラ11の作動に必要な電力を供給する。また、チャージスタンド12は、デジタルカメラ11と共にホルダ13に適宜固定される。そして、ホルダ13は吸盤14・・を備えたブラケット15にノブボルト16を介して角度調節可能に取り付けられる。
また、17はUSB接続コードであって、デジタルカメラ11本体のUSB接続ポートに一端を接続している。さらに、18は電源コードであって、電源コード18はチャージスタンド12に接続している。
チャージスタンド12は、デジタルカメラ11が置かれるとデジタルカメラ11の作動に必要な電力を供給する。また、チャージスタンド12は、デジタルカメラ11と共にホルダ13に適宜固定される。そして、ホルダ13は吸盤14・・を備えたブラケット15にノブボルト16を介して角度調節可能に取り付けられる。
また、17はUSB接続コードであって、デジタルカメラ11本体のUSB接続ポートに一端を接続している。さらに、18は電源コードであって、電源コード18はチャージスタンド12に接続している。
そして、係る撮像装置Cを用いて車外の景色(作業状態)を撮像する場合には、例えば図1、及び図2に破線で示すようにキャビン6のリヤガラス6c内面(室内側)の適所(高位置)に吸盤14・・を用いてブラケット15を固定し、また、ノブボルト16を用いてホルダ13を角度調節してデジタルカメラ11の撮像方向・範囲aを作業機に向かうように設定する。
なお、前述の撮像装置Cを用いた車外の監視は、機体後部の作業機部分の撮像のみならず、機体をバックさせる場合のさらに遠方を撮像する後方監視に設定することも可能であり、或いは、機体側方の既耕地と未耕地の境界線部分を撮像するためには、リヤサイドガラス6d、或いはドア6aの内面に撮像装置Cを取り付けて、それぞれの撮像範囲bを設定する、更には農道等の狭い道を走行する場合には、これを路肩を監視する方向にも適宜設定することができる。
なお、前述の撮像装置Cを用いた車外の監視は、機体後部の作業機部分の撮像のみならず、機体をバックさせる場合のさらに遠方を撮像する後方監視に設定することも可能であり、或いは、機体側方の既耕地と未耕地の境界線部分を撮像するためには、リヤサイドガラス6d、或いはドア6aの内面に撮像装置Cを取り付けて、それぞれの撮像範囲bを設定する、更には農道等の狭い道を走行する場合には、これを路肩を監視する方向にも適宜設定することができる。
さらに、図6は、本発明の車外監視システムのブロック図を示すものであって、前述の撮像装置Cとしてのデジタルカメラ11は、公知のレンズユニット20を介して取り込んだ像をCCD等の撮像素子21によって撮像信号に変換し、また、A/D変換器22でデジタル信号に変換した後、カメラ・ビデオプロセス回路23を介して画像信号を生成し、そして、生成された画像信号をUSBデバイスコントローラ24に送るものである。
一方、本発明の車外監視システムは、撮像装置Cから送られたきた画像信号を取り込む画像処理装置Dを備え、撮像装置Cと画像処理装置Dは前述のUSBコード17を介して接続される。
そして、画像処理装置Dは、パーソナルコンピュータ、又はマイクロコンピュータから構成され、USBホストコントローラ25によって撮像装置Cから送られてくる画像信号を受け取る。また、画像信号は一旦、CPU26を介してメモリ27に書き込まれると共に、書き込まれた画像データは、例えば作業機の監視のためにデジタルカメラ11を機体の後方に向けて設置している場合には、アプリケーションプログラムのソフト処理によって画像の左右反転処理が行われ、次に、左右反転処理された画像データは、D/A変換処理された後、ドライバ回路28を介して液晶モニタ10に向けて出力される。
一方、本発明の車外監視システムは、撮像装置Cから送られたきた画像信号を取り込む画像処理装置Dを備え、撮像装置Cと画像処理装置Dは前述のUSBコード17を介して接続される。
そして、画像処理装置Dは、パーソナルコンピュータ、又はマイクロコンピュータから構成され、USBホストコントローラ25によって撮像装置Cから送られてくる画像信号を受け取る。また、画像信号は一旦、CPU26を介してメモリ27に書き込まれると共に、書き込まれた画像データは、例えば作業機の監視のためにデジタルカメラ11を機体の後方に向けて設置している場合には、アプリケーションプログラムのソフト処理によって画像の左右反転処理が行われ、次に、左右反転処理された画像データは、D/A変換処理された後、ドライバ回路28を介して液晶モニタ10に向けて出力される。
なお、前述の画像の左右反転処理は、画像の左右中心に対して画像データを各座標に基づき左右対象に入れ替えることによって処理される。また、デジタルカメラ11を機体の前方、又は側方に向けている場合には、この画像の左右反転処理は不要となる。
但し、デジタルカメラ11を機体の側方に向けている場合には、機体の進行方向に対して90度倒立した画像が得られ、これを機体の進行方向に合致するようにモニタ10に表示する方が違和感がない場合には、同じくソフト処理によって90度回転、或いは270度回転を行うことができる。
そして、この場合にも各画像データの座標値を入れ替えることによって処理することができ、さらに場合によっては、画像データを上下回転させる180度回転、或いはそれ以外の任意の角度の回転処理も行わせることができる。
また、この際の画像の左右反転処理、或いは回転処理の指示は、画像処理装置Dに備えた操作入力部29の切り換えによって選択され、オペレータはデジタルカメラ11から得られた画像に基づいて操作入力部29を切り換えて、違和感の無いモニタ表示に切り換えることができる。
但し、デジタルカメラ11を機体の側方に向けている場合には、機体の進行方向に対して90度倒立した画像が得られ、これを機体の進行方向に合致するようにモニタ10に表示する方が違和感がない場合には、同じくソフト処理によって90度回転、或いは270度回転を行うことができる。
そして、この場合にも各画像データの座標値を入れ替えることによって処理することができ、さらに場合によっては、画像データを上下回転させる180度回転、或いはそれ以外の任意の角度の回転処理も行わせることができる。
また、この際の画像の左右反転処理、或いは回転処理の指示は、画像処理装置Dに備えた操作入力部29の切り換えによって選択され、オペレータはデジタルカメラ11から得られた画像に基づいて操作入力部29を切り換えて、違和感の無いモニタ表示に切り換えることができる。
また、車外監視システムの撮像装置C、画像処理装置D、そして、液晶モニタ10に対する電源としては、車載バッテリ30を用いており、バッテリ30から電源パワーユニット31を介して画像処理装置Dのパワー回路32に電源が供給され、さらに、パワー回路32を経由して撮像装置Cのチャージスタンド12と液晶モニタ10のパワー回路33に所要の電圧に変換された電源が供給される。
さらに、デジタルカメラ11には、MPU34、メモリ35、及びその他の素子が内蔵されており、本発明の撮像装置Cからデジタルカメラ11を取り外した状態では、シャッターを押して撮影した画像をメモリ35に保存する、通常のカメラとしての使用が可能である。また、36は液晶モニタ10の画像入力回路である。
さらに、デジタルカメラ11には、MPU34、メモリ35、及びその他の素子が内蔵されており、本発明の撮像装置Cからデジタルカメラ11を取り外した状態では、シャッターを押して撮影した画像をメモリ35に保存する、通常のカメラとしての使用が可能である。また、36は液晶モニタ10の画像入力回路である。
以上のように本発明の車外監視システムは構成されており、例えば、トラクタ1の後部にロータリ耕耘装置を取り付けて耕耘作業を行う場合には、デジタルカメラ11をチャージスタンド12と共にホルダ13に取り付け、また、ホルダ13をキャビン6のリヤガラス6cの上部に吸盤14・・を介して取り付ける。そして、係る撮像装置Cにて撮像する方向を、例えば、ロータリ耕耘装置の一部と既耕地の境界線とが共に撮像可能な向きaに調節して作業を開始する。
そして、その場合、オペレータは、座席前方に設けたモニタ10に映し出される動画像を見ることによって、作業機の作業状態を後方を振り向くことなく監視することができ、例えば、機体の走行方向が左側又は右側にずれてロータリ耕耘装置が既耕地と未耕地の境界から離れた場合、或いは逆に既耕地に入り込んでしまい、再度、既耕地を重複して耕耘するような場合には、ステアリングハンドル9を操作して、ロータリ耕耘装置が境界線に沿って作業を行うようにトラクタ1の操舵を行う。
そして、その場合、オペレータは、座席前方に設けたモニタ10に映し出される動画像を見ることによって、作業機の作業状態を後方を振り向くことなく監視することができ、例えば、機体の走行方向が左側又は右側にずれてロータリ耕耘装置が既耕地と未耕地の境界から離れた場合、或いは逆に既耕地に入り込んでしまい、再度、既耕地を重複して耕耘するような場合には、ステアリングハンドル9を操作して、ロータリ耕耘装置が境界線に沿って作業を行うようにトラクタ1の操舵を行う。
なお、この際、モニタ10に映し出される動画像は、撮像装置Cが機体の後方側に向けられているので、動画像が機体の前進方向と一致するようにオペレータは、予め操作入力部29を左右反転処理モードに切り換えておくものであり、これによりオペレータは違和感なく、モニタ10に映し出される動画像を見ながらトラクタ1の進行方向を修正することができる。
また、本発明の撮像装置Cは、キャビン6の室内に設置して、キャビン6の透明ガラス越しに撮像するものであるから、精密な光学電子機器であるデジタルカメラ11を車外に設置するもののように、雨水、泥水、塵埃等の影響を受けることがなく、従って、格別防水タイプのカメラを用いたり、塵埃対策を別途必要としないから、市販のデジタルカメラをそのまま用いて、それにより撮像装置Cを安価に提供することができる。
また、本発明の撮像装置Cは、キャビン6の室内に設置して、キャビン6の透明ガラス越しに撮像するものであるから、精密な光学電子機器であるデジタルカメラ11を車外に設置するもののように、雨水、泥水、塵埃等の影響を受けることがなく、従って、格別防水タイプのカメラを用いたり、塵埃対策を別途必要としないから、市販のデジタルカメラをそのまま用いて、それにより撮像装置Cを安価に提供することができる。
1 トラクタ
6 キャビン
10 モニタ
11 デジタルカメラ
A 操縦部
B 三点リンク装置
C 撮像装置
D 画像処理装置
6 キャビン
10 モニタ
11 デジタルカメラ
A 操縦部
B 三点リンク装置
C 撮像装置
D 画像処理装置
Claims (2)
- 機体(1) にデジタルカメラ(11)で構成する撮像装置(C) と、画像処理装置(D) と、モニタ(10)を設置すると共に、デジタルカメラ(11)と画像処理装置(D) とをUSB接続して、デジタルカメラ(11)で撮像した動画像を画像処理装置(D) を介してモニタ(10)に表示することを特徴とする作業車両における車外監視システム。
- デジタルカメラ(11)で撮像した画像データを、画像処理装置(D) にて左右反転処理、又は回転処理して、モニタ(10)に表示させることを特徴とする作業車両における車外監視システム。
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